JPH08163459A - 音声ミュート回路 - Google Patents
音声ミュート回路Info
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- JPH08163459A JPH08163459A JP6302059A JP30205994A JPH08163459A JP H08163459 A JPH08163459 A JP H08163459A JP 6302059 A JP6302059 A JP 6302059A JP 30205994 A JP30205994 A JP 30205994A JP H08163459 A JPH08163459 A JP H08163459A
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- JP
- Japan
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- audio
- signal
- audio signal
- muting
- television broadcast
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、テレビジョン方式が切り替えられ
た場合に、破綻された音声信号が発生されないようにミ
ューティング処理を施すことができる音声ミュート回路
を提供することを目的としている。 【構成】標準テレビジョン放送から音声信号を再生して
出力するとともに、該音声信号の有無を判別し無状態の
とき出力される音声信号にミューティング処理を施す第
1の音声制御手段と、高品位テレビジョン放送から音声
信号を再生して出力するとともに、該音声信号の有無を
判別し無状態のとき出力される音声信号にミューティン
グ処理を施す第2の音声制御手段とを備えた音声ミュー
ト回路において、高品位テレビジョン放送から再生され
た音声信号にミューティング処理を施すタイミングを、
標準テレビジョン放送から再生された音声信号の有無の
判別結果に基づいて決定するようにしている。
た場合に、破綻された音声信号が発生されないようにミ
ューティング処理を施すことができる音声ミュート回路
を提供することを目的としている。 【構成】標準テレビジョン放送から音声信号を再生して
出力するとともに、該音声信号の有無を判別し無状態の
とき出力される音声信号にミューティング処理を施す第
1の音声制御手段と、高品位テレビジョン放送から音声
信号を再生して出力するとともに、該音声信号の有無を
判別し無状態のとき出力される音声信号にミューティン
グ処理を施す第2の音声制御手段とを備えた音声ミュー
ト回路において、高品位テレビジョン放送から再生され
た音声信号にミューティング処理を施すタイミングを、
標準テレビジョン放送から再生された音声信号の有無の
判別結果に基づいて決定するようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、標準方式によるテレ
ビジョン放送と、例えばMUSE(multiplesub-Nyquis
t sampling encoding)方式等によるHDTV(high de
finition television)放送とを選択的に受信する受信
システムに係り、特にそのテレビジョン方式が切り替え
られたときに破綻した音声信号に、ミューティングを施
すための音声ミュート回路の改良に関する。
ビジョン放送と、例えばMUSE(multiplesub-Nyquis
t sampling encoding)方式等によるHDTV(high de
finition television)放送とを選択的に受信する受信
システムに係り、特にそのテレビジョン方式が切り替え
られたときに破綻した音声信号に、ミューティングを施
すための音声ミュート回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、衛星を利用したテレビジ
ョン放送システムにあっては、同一チャンネルにおい
て、NTSC(national television system committe
e)方式による標準テレビジョン放送と、例えばMUS
E方式等によるHDTV放送とを、選択的に切り替えて
放送することが行なわれている。そして、このようなテ
レビジョン放送を受信する受信システムでは、NTSC
方式のテレビジョン信号から音声信号を再生するNTS
C音声処理回路と、MUSE方式のテレビジョン信号か
ら音声信号を再生するMUSE音声処理回路とを備えて
いる。
ョン放送システムにあっては、同一チャンネルにおい
て、NTSC(national television system committe
e)方式による標準テレビジョン放送と、例えばMUS
E方式等によるHDTV放送とを、選択的に切り替えて
放送することが行なわれている。そして、このようなテ
レビジョン放送を受信する受信システムでは、NTSC
方式のテレビジョン信号から音声信号を再生するNTS
C音声処理回路と、MUSE方式のテレビジョン信号か
ら音声信号を再生するMUSE音声処理回路とを備えて
いる。
【0003】ここで、NTSC音声処理回路は、受信さ
れたテレビジョン信号中にNTSC方式の音声信号があ
るか否かを判別し、あると判断した場合にその音声信号
を再生処理し、ないと判断した場合に自らの出力にミュ
ーティング処理を施すように動作する。また、MUSE
音声処理回路は、受信されたテレビジョン信号中にMU
SE方式の音声信号があるか否かを判別し、あると判断
した場合にその音声信号を再生処理し、ないと判断した
場合に自らの出力にミューティング処理を施すように動
作する。
れたテレビジョン信号中にNTSC方式の音声信号があ
るか否かを判別し、あると判断した場合にその音声信号
を再生処理し、ないと判断した場合に自らの出力にミュ
ーティング処理を施すように動作する。また、MUSE
音声処理回路は、受信されたテレビジョン信号中にMU
SE方式の音声信号があるか否かを判別し、あると判断
した場合にその音声信号を再生処理し、ないと判断した
場合に自らの出力にミューティング処理を施すように動
作する。
【0004】この場合、NTSC方式における音声信号
は、QPSK(quadrature phase shift keying )の副
搬送波伝送であるため、音声同期信号の有無を検出する
ことにより、即座にその有無を判別することができる。
これに対し、MUSE方式における音声信号は、MUS
E方式で伝送される映像信号に時分割多重されて伝送さ
れるものであるから、その有無を判別するのには、映像
信号からの時間軸伸張処理を行なうための時間が必要と
なり、NTSC方式における音声信号の有無の判別より
も時間がかかることになる。
は、QPSK(quadrature phase shift keying )の副
搬送波伝送であるため、音声同期信号の有無を検出する
ことにより、即座にその有無を判別することができる。
これに対し、MUSE方式における音声信号は、MUS
E方式で伝送される映像信号に時分割多重されて伝送さ
れるものであるから、その有無を判別するのには、映像
信号からの時間軸伸張処理を行なうための時間が必要と
なり、NTSC方式における音声信号の有無の判別より
も時間がかかることになる。
【0005】このため、テレビジョン方式がNTSC方
式からMUSE方式に切り替えられた場合には、NTS
C音声処理回路が音声信号のなくなったことを即座に判
断して、自らの出力にミューティング処理を施すため、
NTSC音声処理回路から不要な音声信号が発生される
ことを防止することができる。ところが、テレビジョン
方式がMUSE方式からNTSC方式に切り替えられた
場合には、MUSE音声処理回路が音声信号のなくなっ
たことを判断して自らの出力にミューティング処理を施
すまでに時間を要するので、その時間内にMUSE音声
処理回路から破綻した音声信号が発生されるという問題
が生じている。
式からMUSE方式に切り替えられた場合には、NTS
C音声処理回路が音声信号のなくなったことを即座に判
断して、自らの出力にミューティング処理を施すため、
NTSC音声処理回路から不要な音声信号が発生される
ことを防止することができる。ところが、テレビジョン
方式がMUSE方式からNTSC方式に切り替えられた
場合には、MUSE音声処理回路が音声信号のなくなっ
たことを判断して自らの出力にミューティング処理を施
すまでに時間を要するので、その時間内にMUSE音声
処理回路から破綻した音声信号が発生されるという問題
が生じている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、標準テ
レビジョン放送とHDTV放送とを選択的に受信する従
来の受信システムでは、テレビジョン方式が切り替えら
れた場合に、破綻された音声信号が発生されてしまうと
いう問題を有している。
レビジョン放送とHDTV放送とを選択的に受信する従
来の受信システムでは、テレビジョン方式が切り替えら
れた場合に、破綻された音声信号が発生されてしまうと
いう問題を有している。
【0007】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、テレビジョン方式が切り替えられた場合
に、破綻された音声信号が発生されないようにミューテ
ィング処理を施すことができる極めて良好な音声ミュー
ト回路を提供することを目的とする。
されたもので、テレビジョン方式が切り替えられた場合
に、破綻された音声信号が発生されないようにミューテ
ィング処理を施すことができる極めて良好な音声ミュー
ト回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る音声ミュ
ート回路は、標準テレビジョン放送と高品位テレビジョ
ン放送とが、同一チャンネル上で選択的に切り替えて放
送されるテレビジョン放送を受信する受信システムに設
けられるもので、標準テレビジョン放送から音声信号を
再生して出力するとともに、該音声信号の有無を判別し
無状態のとき出力される音声信号にミューティング処理
を施す第1の音声制御手段と、高品位テレビジョン放送
から音声信号を再生して出力するとともに、該音声信号
の有無を判別し無状態のとき出力される音声信号にミュ
ーティング処理を施す第2の音声制御手段とを備えたも
のを対象としている。
ート回路は、標準テレビジョン放送と高品位テレビジョ
ン放送とが、同一チャンネル上で選択的に切り替えて放
送されるテレビジョン放送を受信する受信システムに設
けられるもので、標準テレビジョン放送から音声信号を
再生して出力するとともに、該音声信号の有無を判別し
無状態のとき出力される音声信号にミューティング処理
を施す第1の音声制御手段と、高品位テレビジョン放送
から音声信号を再生して出力するとともに、該音声信号
の有無を判別し無状態のとき出力される音声信号にミュ
ーティング処理を施す第2の音声制御手段とを備えたも
のを対象としている。
【0009】そして、第2の音声制御手段により高品位
テレビジョン放送から再生された音声信号にミューティ
ング処理を施すタイミングを、第1の音声制御手段から
得られる標準テレビジョン放送から再生された音声信号
の有無の判別結果に基づいて決定するように構成したも
のである。
テレビジョン放送から再生された音声信号にミューティ
ング処理を施すタイミングを、第1の音声制御手段から
得られる標準テレビジョン放送から再生された音声信号
の有無の判別結果に基づいて決定するように構成したも
のである。
【0010】
【作用】上記のような構成によれば、第2の音声制御手
段により高品位テレビジョン放送から再生された音声信
号にミューティング処理を施すタイミングを、第1の音
声制御手段から得られる標準テレビジョン放送から再生
された音声信号の有無の判別結果に基づいて決定するよ
うにしたので、テレビジョン方式が切り替えられた場合
に、破綻された音声信号が発生されないようにミューテ
ィング処理を施すことができるようになる。
段により高品位テレビジョン放送から再生された音声信
号にミューティング処理を施すタイミングを、第1の音
声制御手段から得られる標準テレビジョン放送から再生
された音声信号の有無の判別結果に基づいて決定するよ
うにしたので、テレビジョン方式が切り替えられた場合
に、破綻された音声信号が発生されないようにミューテ
ィング処理を施すことができるようになる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1において、入力端子11に
は、衛星テレビジョン放送によるNTSC方式及びMU
SE方式のテレビジョン信号が選択的に供給されてい
る。この入力端子11にNTSC方式のテレビジョン信
号が供給された場合、このテレビジョン信号は、NTS
C映像処理回路12に供給されることにより映像信号に
再生処理されて、出力端子13から取り出される。
照して詳細に説明する。図1において、入力端子11に
は、衛星テレビジョン放送によるNTSC方式及びMU
SE方式のテレビジョン信号が選択的に供給されてい
る。この入力端子11にNTSC方式のテレビジョン信
号が供給された場合、このテレビジョン信号は、NTS
C映像処理回路12に供給されることにより映像信号に
再生処理されて、出力端子13から取り出される。
【0012】また、このNTSC方式のテレビジョン信
号は、QPSK復調処理回路14及びNTSC音声処理
回路15に順次供給されることにより、音声信号に再生
処理される。この音声信号は、NTSC音声ミュート回
路16を介して出力端子17から取り出される。この場
合、NTSC音声処理回路15は、QPSK復調処理回
路14の出力信号から音声同期信号の有無を検出するこ
とにより、NTSC方式における音声信号が得られなく
なったと判断したとき、ミューティング信号M1をNT
SC音声ミュート回路16に出力する。
号は、QPSK復調処理回路14及びNTSC音声処理
回路15に順次供給されることにより、音声信号に再生
処理される。この音声信号は、NTSC音声ミュート回
路16を介して出力端子17から取り出される。この場
合、NTSC音声処理回路15は、QPSK復調処理回
路14の出力信号から音声同期信号の有無を検出するこ
とにより、NTSC方式における音声信号が得られなく
なったと判断したとき、ミューティング信号M1をNT
SC音声ミュート回路16に出力する。
【0013】このNTSC音声ミュート回路16は、ミ
ューティング信号M1が供給されている期間、その出力
にミューティング処理を施している。このため、入力端
子11にNTSC方式のテレビジョン信号が供給されて
いれば、NTSC音声処理回路15からミューティング
信号M1が発生されないので、NTSC音声ミュート回
路16はミューティング処理を実行せず、NTSC音声
処理回路15から出力された音声信号が、そのまま出力
端子17から取り出されるようになる。
ューティング信号M1が供給されている期間、その出力
にミューティング処理を施している。このため、入力端
子11にNTSC方式のテレビジョン信号が供給されて
いれば、NTSC音声処理回路15からミューティング
信号M1が発生されないので、NTSC音声ミュート回
路16はミューティング処理を実行せず、NTSC音声
処理回路15から出力された音声信号が、そのまま出力
端子17から取り出されるようになる。
【0014】一方、上記入力端子11にMUSE方式の
テレビジョン信号が供給された場合、このテレビジョン
信号は、MUSE映像処理回路18に供給されることに
より映像信号に再生処理されて、出力端子19から取り
出される。また、このMUSE映像処理回路18の出力
は、MUSE音声処理回路20に供給されることにより
音声信号に再生処理される。この音声信号は、MUSE
音声ミュート回路21を介して出力端子22から取り出
される。
テレビジョン信号が供給された場合、このテレビジョン
信号は、MUSE映像処理回路18に供給されることに
より映像信号に再生処理されて、出力端子19から取り
出される。また、このMUSE映像処理回路18の出力
は、MUSE音声処理回路20に供給されることにより
音声信号に再生処理される。この音声信号は、MUSE
音声ミュート回路21を介して出力端子22から取り出
される。
【0015】この場合、MUSE音声処理回路20は、
MUSE方式における音声信号が得られなくなったと判
断したとき、ミューティング信号M2を出力する。そし
て、上記NTSC音声処理回路15から出力されたミュ
ーティング信号M1をノット回路23で反転した信号
と、MUSE音声処理回路20から出力されたミューテ
ィング信号M2とは、アンド回路24で論理和演算され
ることによりミューティング信号M3となってMUSE
音声ミュート回路21に供給される。このMUSE音声
ミュート回路21は、ミューティング信号M3が供給さ
れている期間、その出力にミューティング処理を施して
いる。
MUSE方式における音声信号が得られなくなったと判
断したとき、ミューティング信号M2を出力する。そし
て、上記NTSC音声処理回路15から出力されたミュ
ーティング信号M1をノット回路23で反転した信号
と、MUSE音声処理回路20から出力されたミューテ
ィング信号M2とは、アンド回路24で論理和演算され
ることによりミューティング信号M3となってMUSE
音声ミュート回路21に供給される。このMUSE音声
ミュート回路21は、ミューティング信号M3が供給さ
れている期間、その出力にミューティング処理を施して
いる。
【0016】上記のような構成において、図2を参照し
てその動作を説明する。なお、図2(a)〜(h)は、
それぞれ図1に示す(a)〜(h)点の信号を示してい
る。すなわち、入力端子11に、図2(a)に示すよう
に、時刻T1でNTSC方式からMUSE方式に切り替
わり、時刻T2でMUSE方式からNTSC方式に切り
替わるテレビジョン信号が供給されたとする。すると、
QPSK復調処理回路14からは、図2(b)に示すよ
うに、テレビジョン方式の切り替え時刻T1,T2に略
同期して極性の切り替わる出力信号が発生される。
てその動作を説明する。なお、図2(a)〜(h)は、
それぞれ図1に示す(a)〜(h)点の信号を示してい
る。すなわち、入力端子11に、図2(a)に示すよう
に、時刻T1でNTSC方式からMUSE方式に切り替
わり、時刻T2でMUSE方式からNTSC方式に切り
替わるテレビジョン信号が供給されたとする。すると、
QPSK復調処理回路14からは、図2(b)に示すよ
うに、テレビジョン方式の切り替え時刻T1,T2に略
同期して極性の切り替わる出力信号が発生される。
【0017】このため、NTSC音声処理回路15から
は、図2(c)に示すように、QPSK復調処理回路1
4の出力信号に対して、若干の遅れをもって極性の切り
替わるミューティング信号M1が出力される。この場
合、NTSC音声ミュート回路16は、ミューティング
信号M1がH(ハイ)レベルのときミューティング処理
を実行せず、ミューティング信号M1がL(ロー)レベ
ルのときミューティング処理を実行する。
は、図2(c)に示すように、QPSK復調処理回路1
4の出力信号に対して、若干の遅れをもって極性の切り
替わるミューティング信号M1が出力される。この場
合、NTSC音声ミュート回路16は、ミューティング
信号M1がH(ハイ)レベルのときミューティング処理
を実行せず、ミューティング信号M1がL(ロー)レベ
ルのときミューティング処理を実行する。
【0018】すると、NTSC音声処理回路15から出
力される音声信号には、NTSC音声ミュート回路16
により、ミューティング信号M1のLレベル期間、つま
り図2(d)に太線で示す期間にミューティング処理が
施されることになる。すなわち、NTSC音声処理回路
15から出力される音声信号は、テレビジョン方式がN
TSC方式からMUSE方式に切り替えられた時刻T1
に略同期してミューティング処理が施され、テレビジョ
ン方式がMUSE方式からNTSC方式に切り替えられ
た時刻T2に略同期してミューティング処理が解除され
る。このため、テレビジョン方式の切り替え時に、出力
端子17から破綻された音声信号が発生されることを防
止することができる。
力される音声信号には、NTSC音声ミュート回路16
により、ミューティング信号M1のLレベル期間、つま
り図2(d)に太線で示す期間にミューティング処理が
施されることになる。すなわち、NTSC音声処理回路
15から出力される音声信号は、テレビジョン方式がN
TSC方式からMUSE方式に切り替えられた時刻T1
に略同期してミューティング処理が施され、テレビジョ
ン方式がMUSE方式からNTSC方式に切り替えられ
た時刻T2に略同期してミューティング処理が解除され
る。このため、テレビジョン方式の切り替え時に、出力
端子17から破綻された音声信号が発生されることを防
止することができる。
【0019】一方、MUSE音声処理回路20は、テレ
ビジョン方式が切り替えられてから音声信号の有無を判
別するまでに時間がかかるので、このMUSE音声処理
回路20からは、図2(e)に示すように、テレビジョ
ン方式の切り替え時刻T1,T2からかなり遅れてミュ
ーティング信号M2が出力される。また、このMUSE
音声処理回路20からは、図2(f)に示すように、ミ
ューティング信号M2と同じタイミングで音声信号が出
力される。
ビジョン方式が切り替えられてから音声信号の有無を判
別するまでに時間がかかるので、このMUSE音声処理
回路20からは、図2(e)に示すように、テレビジョ
ン方式の切り替え時刻T1,T2からかなり遅れてミュ
ーティング信号M2が出力される。また、このMUSE
音声処理回路20からは、図2(f)に示すように、ミ
ューティング信号M2と同じタイミングで音声信号が出
力される。
【0020】このため、従来のように、ミューティング
信号M2によってMUSE音声ミュート回路21を直接
制御すると、MUSE音声処理回路20から出力される
音声信号は、図2(f)に太線で示す期間にミューティ
ング処理が施されることになる。すなわち、MUSE音
声処理回路20から出力される音声信号は、テレビジョ
ン方式がMUSE方式からNTSC方式に切り替えられ
た時刻T2からミューティング処理が施されるまでの、
図2(f)に斜線で示す期間に破綻が生じることにな
る。
信号M2によってMUSE音声ミュート回路21を直接
制御すると、MUSE音声処理回路20から出力される
音声信号は、図2(f)に太線で示す期間にミューティ
ング処理が施されることになる。すなわち、MUSE音
声処理回路20から出力される音声信号は、テレビジョ
ン方式がMUSE方式からNTSC方式に切り替えられ
た時刻T2からミューティング処理が施されるまでの、
図2(f)に斜線で示す期間に破綻が生じることにな
る。
【0021】そこで、この実施例では、ミューティング
信号M1をノット回路23で反転した信号と、ミューテ
ィング信号M2とをアンド回路24に供給することによ
り、図2(g)に示すようなミューティング信号M3を
生成し、このミューティング信号M3によってMUSE
音声ミュート回路21を制御している。このミューティ
ング信号M3は、テレビジョン方式がMUSE方式から
NTSC方式に切り替えられた時刻T2に略同期してL
レベルからHレベルに反転するミューティング信号M1
に同期して、HレベルからLレベルに反転しMUSE音
声ミュート回路21にミューティング処理を行なわせ
る。
信号M1をノット回路23で反転した信号と、ミューテ
ィング信号M2とをアンド回路24に供給することによ
り、図2(g)に示すようなミューティング信号M3を
生成し、このミューティング信号M3によってMUSE
音声ミュート回路21を制御している。このミューティ
ング信号M3は、テレビジョン方式がMUSE方式から
NTSC方式に切り替えられた時刻T2に略同期してL
レベルからHレベルに反転するミューティング信号M1
に同期して、HレベルからLレベルに反転しMUSE音
声ミュート回路21にミューティング処理を行なわせ
る。
【0022】このため、MUSE音声処理回路20から
出力される音声信号には、MUSE音声ミュート回路2
1により、ミューティング信号M3のLレベル期間、つ
まり図2(h)に太線で示す期間にミューティング処理
が施されることになる。すなわち、MUSE音声処理回
路20から出力される音声信号は、テレビジョン方式が
MUSE方式からNTSC方式に切り替えられた時刻T
2に略同期してミューティング処理が施されるので、破
綻が生じることを防止することができる。
出力される音声信号には、MUSE音声ミュート回路2
1により、ミューティング信号M3のLレベル期間、つ
まり図2(h)に太線で示す期間にミューティング処理
が施されることになる。すなわち、MUSE音声処理回
路20から出力される音声信号は、テレビジョン方式が
MUSE方式からNTSC方式に切り替えられた時刻T
2に略同期してミューティング処理が施されるので、破
綻が生じることを防止することができる。
【0023】したがって、上記実施例のような構成によ
れば、テレビジョン方式がMUSE方式からNTSC方
式に切り替えられたとき、音声信号の有無を迅速に判別
することができるNTSC音声処理回路15から出力さ
れるミューティング信号M1の極性反転を利用して、M
USE音声ミュート回路21に供給するミューティング
信号M3を生成し、MUSE音声処理回路20から出力
される音声信号にミューティング処理を施すようにした
ので、出力端子22から破綻された音声信号が発生され
ることを防止することができる。なお、この発明は上記
実施例に限定されるものではなく、この外その要旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
れば、テレビジョン方式がMUSE方式からNTSC方
式に切り替えられたとき、音声信号の有無を迅速に判別
することができるNTSC音声処理回路15から出力さ
れるミューティング信号M1の極性反転を利用して、M
USE音声ミュート回路21に供給するミューティング
信号M3を生成し、MUSE音声処理回路20から出力
される音声信号にミューティング処理を施すようにした
ので、出力端子22から破綻された音声信号が発生され
ることを防止することができる。なお、この発明は上記
実施例に限定されるものではなく、この外その要旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
テレビジョン方式が切り替えられた場合に、破綻された
音声信号が発生されないようにミューティング処理を施
すことができる極めて良好な音声ミュート回路を提供す
ることができる。
テレビジョン方式が切り替えられた場合に、破綻された
音声信号が発生されないようにミューティング処理を施
すことができる極めて良好な音声ミュート回路を提供す
ることができる。
【図1】この発明に係る音声ミュート回路の一実施例を
示すブロック構成図。
示すブロック構成図。
【図2】同実施例の動作を説明するために示すタイミン
グ図。
グ図。
11…入力端子、12…NTSC映像処理回路、13…
出力端子、14…QPSK復調処理回路、15…NTS
C音声処理回路、16…NTSC音声ミュート回路、1
7…出力端子、18…MUSE映像処理回路、19…出
力端子、20…MUSE音声処理回路、21…MUSE
音声ミュート回路、22…出力端子、23…ノット回
路、24…アンド回路。
出力端子、14…QPSK復調処理回路、15…NTS
C音声処理回路、16…NTSC音声ミュート回路、1
7…出力端子、18…MUSE映像処理回路、19…出
力端子、20…MUSE音声処理回路、21…MUSE
音声ミュート回路、22…出力端子、23…ノット回
路、24…アンド回路。
Claims (2)
- 【請求項1】 標準テレビジョン放送と高品位テレビジ
ョン放送とが、同一チャンネル上で選択的に切り替えて
放送されるテレビジョン放送を受信する受信システムに
設けられるもので、前記標準テレビジョン放送から音声
信号を再生して出力するとともに、該音声信号の有無を
判別し無状態のとき出力される音声信号にミューティン
グ処理を施す第1の音声制御手段と、前記高品位テレビ
ジョン放送から音声信号を再生して出力するとともに、
該音声信号の有無を判別し無状態のとき出力される音声
信号にミューティング処理を施す第2の音声制御手段と
を備えた音声ミュート回路において、前記第2の音声制
御手段により前記高品位テレビジョン放送から再生され
た音声信号にミューティング処理を施すタイミングを、
前記第1の音声制御手段から得られる前記標準テレビジ
ョン放送から再生された音声信号の有無の判別結果に基
づいて決定するように構成してなることを特徴とする音
声ミュート回路。 - 【請求項2】 前記標準テレビジョン放送は、NTSC
方式によるテレビジョン放送であり、前記高品位テレビ
ジョン放送は、MUSE方式によるテレビジョン放送で
あることを特徴とする請求項1記載の音声ミュート回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6302059A JPH08163459A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 音声ミュート回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6302059A JPH08163459A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 音声ミュート回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08163459A true JPH08163459A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17904426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6302059A Pending JPH08163459A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 音声ミュート回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08163459A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115604405A (zh) * | 2021-06-28 | 2023-01-13 | 苏州佳世达光电有限公司(Cn) | 电子装置 |
-
1994
- 1994-12-06 JP JP6302059A patent/JPH08163459A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115604405A (zh) * | 2021-06-28 | 2023-01-13 | 苏州佳世达光电有限公司(Cn) | 电子装置 |
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