JPH03175788A - Ｍｕｓｅ方式テレビジョン信号処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ＮＴＳＣテレビジョン等の他の方式のテレビ
ジョン信号との切換装置を含むことのできるＭＵＳＥ方
式テレビジョン信号処理装置に関するものである。

従来の技術 近年、ＭＵＳＥ方式テレビジョン信号の処理装置が将来
のハイビジョン放送の実用化に向けて開発されている。

以下図面を参照しながら、将来のＭＵＳＥ信号処理装置
の一例について説明する。

第３図は、将来のＭＵＳＥ方式テレビジョン信号処理装
置におけるＭＵＳＥデコーダーのブロック図、第４図は
映像同期検出部４より出力制御信号１４を出力すること
具備したＭＵＳＥ方式テレビジョン信号処理装置におけ
るＭＵＳＥデコーダーのブロック図、第５図は同様の構
成にもとづ＜ＮＴＳＣ／ＭＵＳＥ両出力用テレビジョン
受像機におけるＭＵＳＥ方式テレビジョン信号処理装置
のブロック図を示す。

第３図において、８はＭＵＳＥデコーダーである。４は
映像同期検出部で、入力されたＭＵＳＥ方式テレビジョ
ン信号９より水平同期信号（以下、ＨＤ）および、フレ
ーム同期信号（以下、ＦＰ）を検出する。ＭＵＳＥ方式
テレビジョン信号の映像信号部分は、映像信号処理部５
にてデイエンファシス、逆ｒ補正、動き処理２色処理、
逆マトリックス、γ補正等の各処理を行なった後、Ｄ／
Ａ変換され、ＭＵＳＥ映像信号出力１３として出力され
る。一方、音声信号部分は、ＨＤ、ＦＰのタイミングよ
り映像信号より分離され、音声信号処理Ａ部１に入力し
、入力ゲイン切換、３値／２値変換２時間伸長、フレー
ム間デインターリーブ等の処理を行なった後、音声同期
検出部３に入力される。ここでは、音声の同期信号の他
、モード選択等の各種制御信号を検出する。さらに２は
音声信号処理Ｂ部であり、音声同期信号のタイミングに
よりビットデインターリーブ、ワードデインターリーブ
とそれに伴う誤り訂正や補間を行ない、さらにＤＰＣＭ
復号を行なって、デジタルフォーマット後デジタル出力
、または、Ｄ／Ａ変換変換子アナログ出力る。

第４図は上記構成に加えて、映像同期検出部４より、出
力制御信号１４を出力し、これにより非同期状態の映像
出力を出力させないように構成したものである。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の様な構成では、音声信号の同期検出
が映像信号の同期検出より後に行なわれるために、同期
のとれた映像信号が出力されてから音声信号の同期がと
れるまでの期間に、不自然な無音期間が生じるという問
題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、音声信号と映像信号を同期
のとれた状態で、同時に出力することのできるＭＵＳＥ
方式テレビジョン信号処理装置を提供することを目的と
するものである。

課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明のＭＵＳＥ方式テ
レビジョン信号処理装置は、映像信号と音声信号の出力
を制御する出力制御信号を、音声同期検出部より出力す
るようにしたことを特徴とするものである。

作用 本発明は、上記した構成によって、音声信号の同期がと
れた時初めて映像信号と音声信号の出力を開始するので
、従来のような出力開始時における無音期間をなくする
ことができ、出力開始の瞬間から同期の合った映像信号
と音声信号を出力させることができることとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例のＭＵＳＥ方式テレビジョン信
号処理装置について、図面を参照しながら説明する。第
１図は本発明の第１の実施例におけるＭＵＳＥ方式テレ
ビシコン信号処理装置のＭＵＳＥデコーダ一部のブロッ
ク図を示すものである。

第１図において、８はＭＵＳＥデコーダであり、ＭＵＳ
Ｅ方式テレビジョン信号９を入力とし、音声信号出力１
２および映像信号出力１３を出力する。４は映像同期検
出部、５は映像信号処理部、１は音声信号処理Ａ部、３
は音声同期検出部、２は音声信号処理Ｂ部である。音声
同期検出部より音声および映像の出力制御信号がそれぞ
れ音声信号処理部および映像信号処理部の最終出力段へ
入力する。

以上の様に構成された信号処理装置について、以下第１
図を用いてその動作を説明する。入力されたＭＵＳＥ方
式テレビジョン信号は同期検出部４で映像信号の同期信
号が検出されて映像の同期がとられ、次いで音声信号処
理Ａ部１を経て音声同期検出部で音声信号の同期信号が
検出されて音声の同期がとられる。したがって、音声の
同期がとられるのは映像の同期よりも必ず後になる。

出力制御信号は電源投入時の音声同期検出部の末同期状
態を示すＵＮＬＯＣＫ信号で出力を遮断し、音声の同期
状態が完了したことを示すＬＯＣＫ信号で出力開始する
ように設定する。これにより音声の同期がとられた時、
はじめて出力開始されることになる。従って出力開始時
には映像も音声も同期のとれた状態で出力される。

以下、本発明の第２の実施例について図面を参照しなが
ら説明する。第２図は本発明の第２の実施例を示すＮＴ
ＳＣ信号との切換装置を有するＭＵＳＥ方式テレビジョ
ン信号処理装置のブロック図である。第２図において、
１ｏはＮＴＳＣ音声信号、１１はＮＴＳＣ映像信号で、
６は音声出力切換装置、７は映像出力切換装置、１５は
最終的な音声信号出力、１６は最終的な映像信号出力で
ある。

第１の実施例と同様に、音声同期検出部３より出力制御
信号１４を出力し、これにより音声出方切換６と映像出
力切換７を制御する。最終的な音声信号出力１５および
映像信号出方１６は、従って、この出力制御信号１４に
よってＮＴＳＣ方式とＭＵＳＥ方式との間で切換えられ
る。

このようにすれば、第１の実施例と同様の動作により、
ＮＴＳＣ方式からＭＵＳＥ方式へ受信信号を切換える時
、ＭＵＳＥ信号の出力開始時には映像も音声も同期の合
った状態で出力される。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、ＭＵＳＥ方式テレビジ
ョン信号処理装置において、音声同期検出回路より出力
制御信号を出力し、これにより映像信号および音声信号
の出力を制御する回路を設けたことにより、ＭＵＳＥ方
式テレビジョン信号の復調出力開始時にはともに同期の
合った状態で映像信号および音声信号を出力することが
でき

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例におけるＭＵＳＥ方式テ
レビジョン信号処理装置のデコーダ一部のブロック図、
第２図は本発明の第２の実施例における、ＮＴＳＣ信号
との切換装置を有するＭＵＳＥ方式テレビジョン信号処
理装置のブロック図、第３図は従来例のＭＵＳＥ方式テ
レビジョン信号処理装置のデユーダ一部のブロック図、
第４図、第５図は映像同期信号処理部より出力制御信号
を出力する手段を加えた従来例のＭＵＳＥ方式テレビジ
ョン信号処理装置のデコーダ一部のブロック図およびＮ
ＴＳＣ信号との切換装置を有する信号出力装置のブロッ
ク図である。 １・・・・・・音声信号処理Ａ部、２・・・・・・音声
信号処理Ｂ部、３・・・・・・音声同期検出部、４・・
・・・・同期検出部、５・・・・・・映像信号処理部、
６・・・・・・音声出力切換装置、７・・・・・・映像
出力切換装置、８・・・・・・ＭＵＳＥデコーダー、９
・・・・・・ＭＵＳＥ信号、１０・・・・・・ＮＴＳＣ
音声信号、１１・・・・・・ＮＴＳＣ映像信号、１２・
・・・・・音声信号出力、１３・・・・・・映像信号出
力、１４・・・・・・出力制御信号、１５・・・・・・
音声出力、１６・・・・・・映像出力、１７・・・・・
・ＨＤ、ＦＰ倍信号１８・・・・・・音声同期信号。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）ＭＵＳＥ方式テレビジョン信号を処理して映像同
   期信号を検出する映像同期検出部と、その映像信号を処
   理する映像信号処理部と、その音声信号を処理する音声
   信号処理部と、音声信号処理用の同期信号を検出する音
   声同期検出部とを備え、受信処理した映像信号と音声信
   号を出力するか否かを制御する出力制御信号を前記音声
   同期検出部における前記音声信号処理用の同期信号の検
   出の有無に応じて出力するようにしたことを特徴とする
   ＭＵＳＥ方式テレビジョン信号処理装置。
2. （２）出力制御信号により音声信号および映像信号の最
   終出力段の動作を制御するようにしたことを特徴とする
   請求項１記載のＭＵＳＥ方式テレビジョン信号処理装置
   。
3. （３）出力制御信号によりさらにＮＴＳＣ方式テレビジ
   ョン信号等の他のテレビジョン信号との切換装置部の動
   作を制御するようにしたことを特徴とする請求項１記載
   のＭＵＳＥ方式テレビジョン信号処理装置。