JP2828713B2 - Muse信号の音声ミュート回路 - Google Patents

Muse信号の音声ミュート回路

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JP2828713B2
JP2828713B2 JP2007711A JP771190A JP2828713B2 JP 2828713 B2 JP2828713 B2 JP 2828713B2 JP 2007711 A JP2007711 A JP 2007711A JP 771190 A JP771190 A JP 771190A JP 2828713 B2 JP2828713 B2 JP 2828713B2
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陽介 水谷
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、ハイビジョン放送信号(MUSE信号)の音声
ミュート技術に関する。又、ミュート技術でも、フレー
ム同期の有無によるミュート、技術の改良に関する。
(ロ) 従来の技術 衛星11チャンネル(NHK衛星第2テレビ)で放送され
ているハイビジョン放送は、MUSE信号を放送している。
このMUSE信号は、ハイビジョン信号をMUSE方式により
帯域圧縮した信号である。
ハイビジョン信号をTCI多重サンプル方式を用いて帯
域圧縮し、且つその垂直帰線期間に音声データを多重し
て成る上記MUSE方式については 衛星を使うハイビジョン放送の伝送方式MUSE 日経エレクトロニクス1987.11.2 No.433 MUSE方式の開発 NHK技研月報 第39巻第2号 昭62(P18〜P53) などに詳しく紹介されている。
第3図に周知のMUSEデコーダ(9)の概要を示す。
(10)はアナログのMUSE信号入力端子である。(12)
は抵抗とコンデンサより成る入力回路である。(14)は
クランプ回路である。(16)はA/D変換回路である。
(18)はMUSEデコード回路であり、MUSE信号の映像部
分をベースバンドのハイビジョン信号に復調する。(2
0)はハイビジョンモニターである。
(22)(24)は音声処理用ICである。(26)はミュー
ト用スイッチである。(28)はアンプである。(30)は
スピーカである。
MUSE信号の映像部分は、MUSEデコード回路(18)によ
り復調されて、ハイビジョンモニター(20)に高品位映
像が映出される。
一方MUSE信号中の垂直帰線期間に多重されている音声
データは第1音声処理IC(22)に於て、周波数変換、時
間軸伸張、音声フレームでのディンタリーブ処理が施さ
れる。この第1音声処理IC(22)の出力信号は1.35Mb/s
シリアルの音声データビットストリームとなる。次に第
2音声処理IC(24)でフレーム同期検出、制御信号検
出、ビットディンターリーブ、BCH誤り訂正、ワードデ
ィンターリーブ、DPCMデコードの処理、D/A変換処理が
施されて音声信号となる。この第2音声処理IC(24)出
力の音声信号は、スイッチ(26)を通して、アンプ(2
8)に印加され、スピーカ(30)を駆動する。
ここで例えばMUSEデコーダの信号ソースとしてビデオ
ディスク(以下VD)VTR、BSチューナが用いられている
とする。すると、MUSE信号が中断した場合(VDのアドレ
スサーチ動作を行なう場合、VTRの早送り、巻戻しを行
なう場合、BSチューナで選局を行なう場合)に、当然MU
SE信号中の音声データも消滅、もしくは乱れておりこの
ままでは乱れた音声データも復調した結果である乱れた
ノイズ音が出力されてしまう。
従来では、第2音声処理IC(24)で行なわれているフ
レーム同期検出回路に於いて、フレーム同期検出が行な
えない時(フレーム同期のはずれ状態)に、ミュート信
号(M)を出力して、スイッチ(26)を切換えて固定レ
ベルとして、ミュートを行なう。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかし、第2音声処理IC(24)のフレーム同期検出回
路(以下、フレーム同期はずれ検出回路と称す)は、通
常同期保護機能を備えているので、フレーム同期信号が
1回〜数回欠落しても、すぐには非同期状態では判定し
ない。
伸張され第2音声処理IC(24)に入力される音声の1
フレームが1mS(1m秒)で構成されている事を考える
と、数mS〜数10mSの間は乱れた音声が出力されてしま
う。
ここでフレーム同期検出回路に於て極端に同期保護期
間長を短くすると、S/N低下時、エラー発生頻度の高い
時に必要以上にミューティングが行なわれてしまい実用
的でない。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、MUSE信号入力端子(10)と、MUSE信号入力
端子からのMUSE信号をデジタルデータに変換するA/D変
換回路(16)と、このA/D変換回路(16)からの信号を
デジタル音声データのビットストリームに変換する音声
データ変換回路(22)と、このデジタル音声データを復
調してアナログ音声信号を出力する音声復調回路(24)
と、この音声復調回路(24)の出力をミュートするミュ
ート回路(26)とを備えるMUSE信号の音声ミュート回路
に於いて、前記音声データ変換回路(22)からのビット
ストリームを監視することで前記デジタル音声データの
フレーム同期はずれを検出しミュート信号(M1)を出力
するフレーム同期はずれ検出回路(34)と、前記音声デ
ータ変換回路(22)と前記音声復調回路(24)との間に
配され、前記フレーム同期はずれ検出回路のミュート信
号(M1)の出力遅れ時間の間、前記デジタル音声データ
の前記音声復調回路(24)に対する入力を遅延せしめる
遅延回路(32)とを備え、前記検出回路(34)からのミ
ュート信号により、前記ミュート回路(26)を作動させ
ることを特徴とする。
また、本発明は、色信号が時間軸圧縮され輝度信号と
TI(Time Compressed Integration)エンコードされ、
且つ多重サンプル方式により帯域圧縮されたハイビジョ
ン映像信号及び、その垂直帰線期間に多重化された音声
データから成るMUSE信号を復調するMUSEデコーダ(9)
のMUSE信号の音声ミュート回路に於いて、上記垂直帰線
期間の音声データを伸張し且つフレーム間のデインター
リーブ処理を施してデジタル音声データのビットストリ
ームを生成する音声データ生成回路と、このデジタル音
声データを復調してアナログ音声信号を出力する音声復
調回路(24)と、前記音声復調回路(24)のアナログ音
声信号出力をミュートするミュート回路(26)と、前記
音声データ生成回路からのビットストリームを監視する
ことで前記デジタル音声データのフレーム同期はずれを
検出しミュート信号(M1)を出力するフレーム同期はず
れ検出回路(34)と、前記音声復調回路に対する前記デ
ジタル音声データの入力を少なくとも前記フレーム同期
はずれ検出回路(34)のミュート信号(M1)の出力遅れ
時間の間だけ時間的に遅らせる遅延回路(32)とを備
え、前記検出回路(34)からのミュート信号により、前
記ミュート回路(26)を作動させることを特徴とする。
(ホ) 作用 本発明に依れば、音声のフレーム同期の欠落をフレー
ム同期はずれ検出回路(34)が検出するまでの期間分、
音声を遅延回路(32)で遅延せしめて乱れたノイズ音が
出力することを防ぐ。
(ヘ) 実施例 第1図に本発明の一実施例を示す。第1図に於いて、
第3図と同一部分には同一符号を付す。(32)は遅延回
路である。(34)は第2音声処理IC(24)内のフレーム
同期はずれ検出回路とは別に設けられたフレーム同期は
ずれ検出回路である。
このフレーム同期はずれ検出回路(34)は、第2音声
処理IC中のフレーム同期はずれ検出回路と同様であり、
音声データ中のフレーム同期信号の検出を行なう事で、
フレーム同期状態又はフレーム同期はずれ状態を検出す
る。
上記の第1音声処理IC(22)では、MUSE信号中の垂直
帰線期間に時分割多重されている音声データを周波数変
換、時間軸伸張、フレーム間デインターリーブ処理を行
なう。これにより、音声データのビットストリーム(1.
35Mb/s)を出力する。
この音声データは、フレーム同期はずれ検出回路(3
4)に入力される。MUSE信号中継時、このフレーム同期
はずれ検出回路(34)は、同期保護のため、数mS遅れ
て、フレーム同期はずれ状態を検出してミュート信号
(M1)を出力する。
そして、この遅れを補償するべく、遅延回路(32)で
音声ビットストリームのデータを数mS遅延させる。
フレーム同期はずれ検出回路(34)からミュート信号
(M1)により、スイッチ(26)を切換えて、アンプ(2
8)への入力を固定として、音声ミュートを行う。
この様にMUSE信号が中断し、この中断をフレーム同期
はずれ検出回路(34)が検出するまでの所要時間の間、
音声データも遅延回路(32)で同様に遅延する事で乱れ
た音声を出力するのを防いでいる。
尚、遅延回路(32)の遅延時間は、フレーム同期外れ
検出のための所要時間と略同じにしなくてはならない
が、あまり長くすると映像との違和感が生ずるので、こ
の時は映像信号も遅延すれば良い。しかし、映像データ
は情報量が多く、メモリの容量を多く必要とするため、
映像データの遅延することは、得策ではない。
(ト) 発明の効果 請求項1に記載の発明に依れば、検出回路(34)によ
るフレーム同期外れの検出遅れ時間の間、遅延回路(3
2)により、音声復調回路(24)に対するデジタル音声
データの入力を遅延せしめる構成としたので、ミュート
回路(26)が作動されるよりも前に、ミュート回路に対
しアナログ音声信号が入力されることはなく、もって、
MUSE信号中断時に音声出力が消滅した場合にも、ミュー
ト回路(26)によって、ノイズの出力を確実に遮断でき
る。
ここで、音声データの時間的な遅延は、音声復調回路
(24)に入力される前のデジタルデータに対して行う構
成としているが、これは、かかる構成の方が、音声復調
回路(24)から出力された後のアナログ信号を遅延させ
るよりも、はるかに処理が容易となり、また遅延回路の
構成や制御も簡単となるからである。例えば、デジタル
音声データのビットストリームを、フレーム同期外れ検
出時間だけ遅延させるよう、ビットストリームのタイミ
ング制御を行うことで、音声データの時間的な遅延を達
成できる。
請求項2に記載の発明によれば、遅延回路(32)によ
り、音声復調回路(24)に対するデジタル音声データの
入力を遅延せしめる構成としたので、検出回路(34)に
よるフレーム同期外れの検出遅れ時間に起因してミュー
ト遅れが起こっても、同様にミュート回路(24)に対す
るアナログ音声信号の到達が少なくともミュート遅れ時
間以上に遅延され、もって、MUSE信号中断により音声出
力が消滅した場合に、ミュート回路(26)によるノイズ
の出力を、より確実に、遮断できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図である。第2図は従
来例を示す図である。 (34)……同期はずれ検出回路 (32)……遅延回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】MUSE信号入力端子(10)と、 MUSE信号入力端子からのMUSE信号をデジタルデータに変
    換するA/D変換回路(16)と、 このA/D変換回路(16)からの信号をデジタル音声デー
    タのビットストリームに変換する音声データ変換回路
    (22)と、 このデジタル音声データを復調してアナログ音声信号を
    出力する音声復調回路(24)と、 この音声復調回路(24)の出力をミュートするミュート
    回路(26)とを備えるMUSE信号の音声ミュート回路に於
    いて、 前記音声データ変換回路(22)からのビットストリーム
    を監視することで前記デジタル音声データのフレーム同
    期はずれを検出しミュート信号(M1)を出力するフレー
    ム同期はずれ検出回路(34)と、 前記音声データ変換回路(22)と前記音声復調回路(2
    4)との間に配され、前記フレーム同期はずれ検出回路
    のミュート信号(M1)の出力遅れ時間の間、前記デジタ
    ル音声データの前記音声復調回路(24)に対する入力を
    遅延せしめる遅延回路(32)とを備え、 前記検出回路(34)からのミュート信号により、前記ミ
    ュート回路(26)を作動させることを特徴とするMUSE信
    号の音声ミュート回路。
  2. 【請求項2】色信号が時間軸圧縮され輝度信号とTI(Ti
    me Compressed Integration)エンコードされ、且つ多
    重サンプル方式により帯域圧縮されたハイジョン映像信
    号及び、その垂直帰線期間に多重化された音声データか
    ら成るMUSE信号を復調するMUSEデコーダ(9)のMUSE信
    号の音声ミュート回路に於いて、 上記垂直帰線期間の音声データを伸張し且つフレーム間
    のデインターリーブ処理を施してデジタル音声データの
    ビットストリームを生成する音声データ生成回路と、 このデジタル音声データを復調してアナログ音声信号を
    出力する音声復調回路(24)と、 前記音声復調回路(24)のアナログ音声信号出力をミュ
    ートするミュート回路(26)と、 前記音声データ生成回路からのビットストリームを監視
    することで前記デジタル音声データのフレーム同期はず
    れを検出しミュート信号(M1)を出力するフレーム同期
    はずれ検出回路(34)と、 前記音声復調回路に対する前記デジタル音声データの入
    力を少なくとも前記フレーム同期はずれ検出回路(34)
    のミュート信号(M1)の出力遅れ時間の間だけ時間的に
    遅らせる遅延回路(32)とを備え、 前記検出回路(34)からのミュート信号により、前記ミ
    ュート回路(26)を作動させることを特徴とするMUSE信
    号の音声ミュート回路。
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