JPH08331552A - Bsチューナの音声信号処理装置 - Google Patents

Bsチューナの音声信号処理装置

Info

Publication number
JPH08331552A
JPH08331552A JP13302195A JP13302195A JPH08331552A JP H08331552 A JPH08331552 A JP H08331552A JP 13302195 A JP13302195 A JP 13302195A JP 13302195 A JP13302195 A JP 13302195A JP H08331552 A JPH08331552 A JP H08331552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit
signal
replacement
range
audio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP13302195A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Yanagisawa
徹也 柳澤
Yoshihiro Matsushita
吉宏 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc, Nippon Hoso Kyokai NHK, Japan Broadcasting Corp filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP13302195A priority Critical patent/JPH08331552A/ja
Publication of JPH08331552A publication Critical patent/JPH08331552A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Noise Elimination (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 同期信号及びレンジビットの付け替え中に、
衛星放送電波に含まれる同期信号の本来の位置が変化し
ても、正しい位置に同期信号及びレンジデータを付け替
えて、音声を確実に出力する。 【構成】 電波状態が悪くなってビット付け替えが指示
されると、付け替え部71′はレンジビットを内部的に
発生した所定のレンジデータで付け替えると共に、同期
信号ビットを内部的に発生した同期信号で付け替える。
かかるビット付け替え中に、音声抑圧ビットが”1”に
なると、制御部71eは付け替え停止を指示する。これ
により、付け替え部71´はレンジビット及び同期信号
の付け替えを停止する。しかる後、ビットストリームよ
り正しく同期信号が検出された場合には、例えば、連続
して所定回数以上同期信号が検出された場合には、制御
部は付け替えを指示して同期信号及びレンジビットの付
け替えを再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はBSチューナの音声信号
処理装置に係わり、特に衛星放送電波の受信状態が悪く
なっても、同期信号ビット及びレンジビットの付け替え
操作により雑音を低減でき、しかも、該付け替え中に放
送電波に含まれる同期信号の本来の位置が変更されても
音声を出力できるBSチューナの音声信号処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】衛星放送において、送信局は、フレーム
毎に同期信号、制御符号、レンジデータ及びデータ圧縮
されたMチャンネル、Nサンプリング分の音声データ
(後述するようにM=4,N=32又はM=2,N=4
8)を含む音声信号を作成し、該音声信号で5.727272MH
zの副搬送波をDPSK変調(Differential Phase Shift Key
ing:差動位相変調)し、該DPSK変調信号を4.5MHzの映像
信号に多重し、多重信号により14GHzの主搬送波をFM変
調して放送衛星に向けて送信する。放送衛星は送信局か
らの電波を周波数変換した後、増幅して再び地上に向け
て放射する。衛星放送受信機は放送衛星より送られてく
る放送電波を受信し、FM検波後映像信号と音声信号に分
離し、しかる後、所定の処理を施して映像信号及び音声
信号を映像装置及びオーディオ装置に出力する。
【0003】図4は音声信号のフレーム構成図である。
1フレームは2048ビットで構成され、1秒間に1000回
(フレーム周波数は1KHzで、周期は1ms)送信されるよう
になっている。フレーム構成のうち、最初の16ビットの
符号は、フレームの先頭を示すと共に、受信側でビット
クロックの再生を容易にするための同期信号であり、「0
001001101011110」のビットパターンを有している。フレ
ーム同期信号の次の16ビットの符号は制御符号であり、
図5に示すようにA,Bモードの区別を示すビット
(モードビット)、テレビ音声と独立音声の区別やス
テレオとモノラルの区別を示すビット、モード切替時
や番組送出局切替時等に発生する不要雑音の抑圧中を示
すビット(音声抑圧ビット)等がある。
【0004】Aモードは1チャンネル分のアナログ音声
信号を標本化周波数32KHzで14ビットデータに量子化
し、しかる後、10ビットデータに準瞬時圧縮し(後述す
る)、4チャンネル分を1フレームで伝送するものであ
り、伝送速度は 32KHz×10(ビット)×4(チャンネル)=1280Kb/s である。1フレームは1msであるから、Aモードでは1
フレームに1チャンネル当り32個の量子化データ(PC
M音声データ)が含まれている。Bモードは1チャンネ
ル分のアナログ音声信号を標本化周波数48KHzで16ビッ
トデータに量子化し、2チャンネル分を1フレームで伝
送するものである。伝送速度は 48KHz×16(ビット)×2(チャンネル)=1536Kb/s で、1フレームに1チャンネル当り48個の量子化データ
(PCM音声データ)が含まれている。音声データの他
に独立データや誤り訂正などの符号も伝送するため、こ
れら符号を含めた符号伝送速度はA,Bモード共に2048
Kb/sである。図6はA,Bモードにおける音声符号化方
式の諸元説明図表である。
【0005】図4に戻って、制御符号の次の32ビット
(Aモード)、16ビット(Bモード)はレンジビットで
あり、図7に示すように、各チャンネルにそれぞれ8ビ
ットづつ割り当てられている。8ビットのうち、最初の
3ビットはレンジ番号に対応するレンジビットで、次の
4ビットは伝送中に生じたレンジビットの誤りを訂正す
るためのビットで、残りの1ビットは空きである。
【0006】前述のように、Aモードは、14ビットで量
子化し、10ビットに準瞬時の圧縮を行って伝送する。こ
の準瞬時圧縮法は、図8(A)に示すように、14ビット
の音声信号レベルがレンジ0〜レンジ4のいずれのレン
ジに存在するか判断し、図8(B)に示すように、(1)
該レンジと、(2) 14ビット音声データのうちレンジに応
じた適宜の9ビット(レンジ0では第5〜第13ビット、レ
ンジ1では第4ビット〜第12ビット、以下同様) (3) 1ビ
ットの符号で表現して、14ビットデータを10ビットデー
タに圧縮する方法である。すなわち、1チャンネル毎に
音声信号の最大レベルを検出し、該最大レベルがレンジ
0〜レンジ4のいずれのレンジに存在するか判断し、存
在するレンジを3ビットで表現すると共に、該チャンネ
ルの音声信号レベルを10ビットで表現する。尚、Bモー
ドでは音声は2チャンネルであるため、レンジビットは
Aモードの半分の16ビットとなり、Aモードの3、4チ
ャンネルに相当するレンジビットの部分は独立データと
して使用される。
【0007】レンジビット以降には、Aモードでは4チ
ャンネル分の音声データが、1チャンネルにつき32サン
プリング分配置され、ついで、独立データ、誤り訂正符
号が配置されて1フレームが構成される。また、Bモー
ドの場合には、2チャンネル分の音声データが、1チャ
ンネルにつき48サンプリング分配置され、ついで、独立
データ、誤り訂正符号が配置されて1フレームが構成さ
れる。フレームの最後の7×32ビットの誤り訂正符号
は、誤り訂正効果が高くかつ受信回路が簡単なBCH(6
3,56)符号が採用されている。この符号はビット長63の
うち56ビットが情報で、残りの7ビットが誤り訂正に用
いられ、56ビットのうち伝送路等で生じた1ビットの誤
りを訂正でき、2ビットの誤りを検出できるようになっ
ている。
【0008】以上のフレームを構成している符号(2048
ビット)は、送信されるときは32ビットを単位として並
べ替えて送信する(インターリーブ)。図9は並び替え
の規則を示すインターリーブマトリクスであり、上段は
Aモードの場合、下段はBモードの場合であり、32×64
(=2048)のます目で構成されている。1フレーム2048ビッ
トの各データは横方向に順にメモリに書き込まれ、水平
方向64ビットで1サブフレームを構成し、全体で32サブ
フレームを有し、縦方向(矢印方向)に順にメモリから
読み出して送信する。サブフレームは1個の同期信号ビ
ットあるいは制御符号ビット、1個のレンジビット、そ
れぞれ10個の4チャンネル分の音声データ、15個の
独立データ、7個の誤り訂正符号で構成されている。同
期信号ビットあるいは制御符号ビットを除く56ビットの
情報データに対して7ビットのBCH(63,56)符号が付加
され、これら56ビットの情報データの誤りを訂正できる
ようになっているが、同期信号、制御符号の誤りは訂正
することはできない。インターリーブを行う理由は、符
号が伝送途中で連続して欠落したり、誤ったりしたとき
でも、受信側で元の順序に並び替えたときにその誤りが
分散し、誤り訂正(補間)が容易になるからである。
【0009】ビットインターリーブにより送出される符
号は、その信号内容によっては0または1が連続する場
合がある。かかる場合でも受信側でビットクロックの再
生を容易にするために0または1が不規則に現われるよ
うに擬似ランダム信号を付加する(スクランブル処
理)。尚、受信側では送信側と同じ擬似ランダム信号を
用いてデスクランブルし、復元できるようになってい
る。しかる後、スクランブルされたデジタル信号で5.72
7272MHzの副搬送波をDPSK変調し、該DPSK変調信号を4.5
MHzの映像信号に多重し、多重信号より14GHzの主搬送波
をFM変調して放送衛星に向けて送信する。
【0010】図10は送信側の構成図である。1は標本
化回路であり、Aモードの場合には4チャンネル分のア
ナログ音声信号を、Bモードの場合には2チャンネルの
アナログ音声信号を量子化するもの、2は準瞬時圧縮法
により音声データを圧縮する符号化回路、3は各チャン
ネルの音声データを多重化して図4に示すフレームを構
成して出力する多重化回路、4はビットインターリーブ
処理を行うインターリーブ回路、5は擬似ランダム信号
を用いてスクランブル処理を行うスクランブル回路、6
はスクランブルされたデジタル信号で5.727272MHzの副
搬送波をDPSK変調する4相DPSK回路であり、デジタ
ル信号を2ビットづつの組に分け、(0,0),(1,0),(1,1),
(0,1)に00,900,1800,−900を対応させて副
搬送波の位相を変化させるものである。7はDPSK変調信
号を4.5MHzの映像信号に多重する合成部、8は多重信号
より14GHzの主搬送波をFM変調するFM変調部である。
【0011】図11は衛星放送受信装置の構成図であ
り、車載用の場合である。11はBSアンテナ、12は
BSアンテナで捕らえた12GHz帯の衛星放送信号を1GHz
帯のBS-IF信号に変換して(第1周波数変換)、しかる
後、BSチューナが必要とする信号レベルまで増幅する
BSコンバータ、13はBSコンバータ出力信号より映
像信号、音声信号を抽出して所定の映像処理、音声処理
を行って出力すると共に、BSアンテナの向きを制御す
るBSチューナ、15はテレビジョン等の映像装置、1
6はオーディオ回路、17はスピーカ、18はBSアン
テナの向きを変えるためのモータ、例えばステッピング
モータである。
【0012】BSチューナ13において、13aは選局
により定まる局部発振信号とBS-IF信号とを混合して第
2の中間周波信号に変換する周波数変換部(第2周波数
変換部)、13bは中間周波信号を増幅する中間周波増
幅部、13cはFM検波すると共に4.5MHzローパスフィ
ルタにより映像信号を分離し、かつ、5.73MHzバンドパ
スフィルタにより音声信号を分離する映像・音声分離
部、13dは映像信号に所定の処理を施して映像信号を
出力する映像信号処理部、13eは音声信号に所定の処
理を施して音声信号を出力する音声信号処理部、13f
はCN比(Carrier to Noise比)を検出するCN比検出
部である。CN比は搬送信号とそれに含まれる雑音信号
の大きさの比であり、電波状態を示す。13gはアンテ
ナ制御部であり、BSアンテナ11を放送衛星方向に向
くように制御するものであり、13g-1はマイコン、13g-2
は車両の進行方向を検出するジャイロ、13g-3はモータ
制御部である。CN比がスレッショールドレベル以下に
なると、マイコン13g-1はBSアンテナ11を回転して
最もCN比が大きくなる方向にBSアンテナを向ける。
また、マイコン13g-1は車両が進行方向を変化すると、
進行方向の変化をジャイロ13g-2より得、該変化方向と
逆方向にBSアンテナ11を回転してアンテナを衛星方
向に向けるように制御する。
【0013】図12は音声信号処理部13eの構成図で
あり、21は音声PCM副搬送波を抽出する5.73MHzの
バンドパスフィルタ、22は音声PCM副搬送波を位相
検波してデータ列であるビットストリーム信号を復調す
るQPSK復調部であり、入力された変調信号を、該変調信
号に位相同期した2つの直交搬送波で位相検波し、位相
検波して得られた信号をデータストローブ回路でデジタ
ルに変換し、更に差動復号回路で元の信号に戻すように
動作する。23はPCM復調部、24はデジタルフィル
タ、25はデジタル音声信号をアナログに変換するDA
コンバータである。PCM復調部23はQPSK復調部22
からのデータストリーム信号を受けて、送信側と逆にデ
スクランブル、デインターリーブ、誤り訂正、データ伸
長などの処理を行うもので、デスクランブル回路23
a、デインターリーブ回路23b、誤り検出訂正回路2
3c、圧伸復号部23d、レンジビット抽出誤り訂正回
路23e、同期信号検出保護回路23f、制御符号検出
回路23g、音声信号を分離する信号分離回路23h、
音声データに2ビット以上のエラーが検出された場合に
は該音声データを用いず前後の音声データで補間して出
力する誤り補正回路23iを有している。
【0014】同期信号検出保護回路23fは同期信号を
検出すると共に、同期信号が検出できない場合にはそれ
までに正しく検出されていた同期信号の検出タイミング
を用いて同期保護するものである。信号処理の基準はフ
レーム先頭を示す同期信号であり、フレーム毎に送出さ
れている。このフレーム同期信号が正しく検出できない
と、全ての動作が正確に行えなくなる。そこで、雑音等
により正しく検出できない場合は、正しく検出された同
期信号を用いて同期信号を発生して同期信号の未検出、
同期はずれによる誤動作を防止する。制御符号検出回路
23gは16ビットの制御符号を検出するものである。
制御符号はフレーム毎に送出されて来るから、制御符号
検出回路23gはn(例えば36)フレームの制御符号
を用いて多数決判定して制御符号を特定して誤りに対し
て保護している。例えば、36個のフレームのうちAモ
ードが19回以上検出された場合はモードAと判定す
る。かかる制御符号により、モードや送出中の音声の状
態、スクランブルの有無などを検出し、音声モード表
示、映像、音声ミュートに用いる。また、A/Bモード
信号をDAコンバータ25に入力してモードに応じた標
本化周波数に同期したDA変換処理を実行させる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】BSチューナでは、電
波が弱くなった場合、バリバリという音声ノイズが発生
する。このノイズは主にレンジビットの誤りや同期信号
の外れによって生じる。このため、以下の制御が提案さ
れている。すなわち、電波が弱くなってCN比が劣化
したときにレンジを3または4(音声レベルが低いレン
ジ)になるようにレンジビットを付け替えると共に、
CN比が良いときに同期信号の位置を記憶しておき、C
N比が劣化したときに正しい同期信号パターンで同期信
号ビットを付け替える。そして、CN比が更に悪化す
ると音声ミュートをかけ、CN比が向上すると音声ミ
ュートを解除し、更に電波状態が良くなってCN比が
良好になるとレンジビット及び同期信号ビットの付け替
えを停止するようにしている。この方法によれば、CN
比が劣化しても不快な音声ノイズを低減することができ
る。尚、CN比が劣化すると符号の誤り検出回数が増加
するから、誤り検出回数に基づいて付け替え開始、音声
ミュート開始、音声ミュートの解除、付け替え停止制御
を行うようにしている。
【0016】ところで、同期信号ビット及びレンジビッ
トの付け替え中に、衛星放送電波に含まれる同期信号の
本来の位置が変化する場合がある。例えば、Aモードか
らBモードへ、あるいはその逆にモードが変化した時、
あるいは、中継局が変化した時(ニュース番組等におい
て中継局を順次切り替えながら各地のニュースを放送す
る場合)、衛星放送電波に含まれる同期信号の本来の位
置が変化する。このように、衛星放送電波に含まれる同
期信号の本来の位置が変化すると、変化前の同期信号位
置を基準にして同期信号ビットやレンジビットの付け替
えをしても意味が無く(正しい位置に付け代えることが
できなくなり)、制御符号が正しく判断できないばかり
か、音声再生が不能になってしまう。
【0017】以上から本発明の目的は、同期信号ビット
及びレンジビットの付け替え中に、衛星放送電波に含ま
れる同期信号の本来の位置が変化しても、正しい位置に
同期信号及びレンジデータを付け替えることができ、音
声を確実に出力できるようにしたBSチューナの音声信
号処理装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、エラー検出訂正処理により検出されたエラー検出
回数に基づいて電波状態が悪化したことを判断する電波
状態監視部と、ビットストリームよりフレーム同期信号
を検出する同期検出部と、フレーム同期信号を内部的に
発生するフレーム同期信号発生部と、所定のレンジデー
タを内部的に発生するレンジデータ発生部と、前記ビッ
トストリーム中の同期信号ビットの付け替えタイミング
及びレンジビットの付け替えタイミングを発生する付け
替えタイミング発生部と、付け替えが指示された時、ビ
ットストリーム中のレンジビットを前記レンジデータ発
生部から出力されるレンジデータでレンジビット付け替
えタイミングにおいて付け替えると共に、ビットストリ
ーム中の同期信号ビットを前記同期信号発生部から出力
される同期信号で同期信号付け替えタイミングにおいて
付け替える同期信号及びレンジビット付け替え部と、制
御符号に含まれる音声抑圧ビットの”1”,”0”に基
づいて音声抑圧中であるかを否かを検出する音声抑圧中
検出部と、電波状態が悪くなったとき、同期信号ビット
及びレンジビットの付け替えを指示すると共に、該同期
信号ビット及びレンジビットの付け替えを行っている状
態において、音声抑圧中が検出された時、付け替えを停
止すると共に、ビットストリームより正しく同期信号が
検出された時、同期信号ビット及びレンジビットの付け
替えを再開する制御部を備えたBSチューナの音声信号
処理装置により達成される。
【0019】
【作用】電波状態が悪くなって制御部より付け替えが指
示されると、レンジビット付け替え部は内部的に発生し
た所定のレンジデータでレンジビットを付け替えると共
に、同期信号付け替え部は内部的に発生した同期信号で
同期信号ビットを付け替える。かかる同期信号ビット及
びレンジビットの付け替えを行っている状態において、
音声抑圧中検出部により音声抑圧中が検出された時、制
御部はビット付け替え停止を指示する。これにより、レ
ンジビット付け替え部及び同期信号付け替え部はレンジ
ビット及び同期信号ビットの付け替えを停止する。しか
る後、ビットストリームより正しく同期信号が検出され
た場合には、例えば、連続して所定回数以上同期信号が
検出された場合には、制御部は付け替えを指示して同期
信号ビット及びレンジビットの付け替えを再開する。以
上のようにすることにより、同期信号ビット及びレンジ
ビットの付け替え中に、衛星放送電波に含まれる同期信
号の本来の位置が変化しても、正しい位置に同期信号及
びレンジデータを付け替えることができ、音声を確実に
出力することができる。
【0020】
【実施例】
(a) BSチューナの音声信号処理装置 図1は本発明に係るBSチューナの音声信号処理装置の
構成図である。51は音声信号処理部であり、BSコン
バータから出力されるBS-IF信号より音声PCM副搬送
波を取り出し、QPSK復調、デスクランブル、デインター
リーブ、BCH誤り検出訂正処理、レンジビットの訂正
処理、音声データの伸長(復元)処理、ミュート制御、
DA変換処理等を実行するもの、61は電波受信状態に
基づいてレンジビットや同期信号ビットを付け替えて音
声ノイズを低減すると共に、音声ミュートのオン・オフ
制御を行う音声ノイズ低減回路である。
【0021】音声信号処理部51において、51aは音
声PCM副搬送波を抽出する5.73MHzのバンドパスフィ
ルタ、51bは音声PCM副搬送波を位相検波してデー
タ列であるビットストリーム信号BSTを復調すると共
にクロック信号CLを再生するQPSK復調部、51cはQP
SK復調部51bからのデータストリーム信号を受けて、
送信側と逆にデスクランブル処理を行うデスクランブル
回路、51dはデインターリーブ回路、51eはBCH
誤り検出訂正回路、51fは10ビットの音声データを14
ビットに伸長する圧伸復号部、51gは音声ミュート回
路、51hはDAコンバータ、51iはレンジビット用
のBCH訂正回路、51jは同期信号を検出すると共に
同期はずれ時に同期保護動作を行う同期保護回路、51
kは図4に示す制御符号(図5参照)を検出する制御符
号検出回路である。尚、圧伸復号部51gの出力側には
音声信号を分離する信号分離回路や音声データに2ビッ
ト以上のエラーが検出された場合に前後の音声データで
補間する誤り補正回路、デジタルフィルタ等が存在する
が省略している。BCH誤り検出訂正回路51eは、2
ビット以上のエラー検出時に音声ノイズ低減回路61に
エラーフラグ信号EFGを出力する。又、同期保護回路
51jはビットストリームBSTより同期信号を検出し
た時、音声ノイズ低減回路61に同期検出信号SDTを
出力し、制御符号検出回路51kは、検出した制御符号
CBTを音声ノイズ低減回路61に出力する。
【0022】(b) 音声ノイズ低減回路 図2は音声ノイズ低減回路の構成図であり、71は音声
ノイズ低減制御部、81は音声ミュート制御部である。 (b-1) 音声ノイズ低減制御部 音声ノイズ低減制御部71において、71aは同期検出
回路であり、QPSK復調部51bから出力されるビッ
トストリームBSTより連続して所定回数以上(例えば
18〜36回)同期信号を検出し、しかも、同期保護回
路51jより同期検出信号SDTが入力されているとき
同期確立信号SYDを出力すると共に、同期タイミング
信号STMを出力するもの、71bはビットストリーム
より再生したクロック信号CLを計数する2048ビットカ
ウンタであり、電波状態良好時におけるフレーム同期信
号のタイミング信号STMに同期してクロックCLを計
数し、受信ビットのフレーム内におけるビット位置を出
力するもの、71cはエラー検出時にBCHエラー検出
訂正回路51eより出力されるエラーフラグEFGを識
別するエラーフラグコンパレータ、71dは1フレーム
(1ms)の間に検出されたエラーフラグ数NEをカウント
するエラーフラグカウンタであり、同期信号によりリセ
ットされる。エラーフラグ数は電波状態に関係し、CN
比が劣化するにつれて増加する傾向を示す。
【0023】71eはエラーフラグ数Ne、音声抑圧信
号SSP、同期確立信号SYDに基づいてビット付け替
え動作オン・オフ制御及び音声ミュートオン・オフ制御
を実行する動作制御回路である。すなわち、動作制御回
路71eは、エラーフラグ数Neが第1の設定値TH
1以上になった時(受信状態が悪化した時)、ビット付
け替え(音声低減動作オン)を指示し、音声低減動作
中に、受信状態が良くなってエラーフラグ数Neが連続
して所定回数第1の設定値TH1以下になったときビッ
ト付け替えの停止を指示し、又、音声ノイズ低減動作
中に受信状態が更に悪化してエラーフラグ数Neが第2
の設定値TH2(>TH1)以上になった時、音声低減
動作の停止を指示すると共に、音声ミュートを指示し、
音声ミュート中に、受信状態が良くなってエラーフラ
グ数Neが第2の設定値TH2以下になった時、音声ミ
ュートの解除を指示し、かつ、音声低減動作の開始を指
示する。更に、動作制御回路71eは、音声低減動作
オン中に、音声抑圧信号SSPがハイレベルになると
(制御符号における音声抑圧ビットが”1”になる
と)、音声低減動作を停止し、かかる状態で同期確立信
号SYDが発生すると音声低減動作を再開する。尚、音
声抑圧信号SSPがハイレベルになった時に、音声低減
動作を停止する理由は、音声抑圧ビットが”1”になる
と以後放送電波中の同期信号の本来の位置がそれまでの
位置から変更され、ビット付け替え動作を行っても正し
い位置に同期信号やレンジデータを付け替えることがで
きないからである。
【0024】71fは内部的にフレーム同期信号パター
ン「0001001101011110」を発生するフレーム同期信号発
生回路、71gは音声レベルが低い方のレンジ(例えば
レンジ3また4)を示すレンジデータ11010010または00
111010にスクランブルビット列をかけ合わせたデータを
内部的に発生するレンジデータ発生部である。71hは
第1の切替器であり、通常はQPSK復調回路51bから出
力されるビットストリームBSTを通過させるが、同期
信号の付け替えが指示されたときのみフレーム同期信号
発生回路71fから出力される同期信号パターンを通過
させるもの、71iは第2の切替器であり、通常は第1
の切替器71hから出力されるビットストリームを通過
させるが、レンジビットの付け替えが指示されたときの
みレンジデータ発生回路71gから出力されるレンジデ
ータを通過させるものである。71f〜71iにより同
期信号及びレンジビット付け替え部71′が形成され
る。
【0025】71jはレンジビット及び同期信号ビット
の付け替えタイミングを発生する付け替えタイミング発
生回路である。付け替えタイミング発生回路71jは、
動作制御回路71eからビット付け替えが指示される
と、ビットカウンタ71bから出力されるビット位置
より同期信号ビット位置を識別して同期信号ビットの付
け替えをフレーム同期信号発生回路71fと第1の切替
器71hに指示し、又、レンジビット位置を識別して
レンジビットの付け替えをレンジデータ発生回路71g
及び第2の切替器71iに指示する。
【0026】図3は動作制御回路71eの構成図であ
る。91はエラーフラグ数Neと第1の設定値TH1、
第2の設定値TH2(>TH1)の大小を比較する比較
部であり、比較結果を出力する。92はエラーフラグ数
Neが連続して第1の設定値TH1以下になった回数n
を記憶するカウンタであり、Ne>TH1になるとクリ
アされ、Ne<TH1になると1カウントアップする。
93は比較結果及び回数nに基づいてCN比の劣化、回
復を判定してビット付け替えオン・オフ、音声ミュート
オン・オフを指示するCN比劣化・回復判定部、94は
ビット付け替えオン・オフ制御部である。CN比劣化・
回復判定部93は比較部91より、Ne>TH1が通
知されるとビット付け替えをビット付け替えオン・オフ
制御部94に指示し、Ne>TH2が通知されるとミ
ュート制御部81に音声ミュートオンを指示すると共
に、ビット付け替え停止をビット付け替えオン・オフ制
御部94に指示する。又、CN比劣化・回復判定部9
3は、音声ミュート中に比較部91よりNe<TH2が
通知されるとミュート制御部81に音声ミュートオフを
指示すると共に、ビット付け替えオン・オフ制御部94
にビット付け替えを指示する。更に、CN比劣化・回
復判定部93は、ビット付け替え中(音声低減動作中)
に、設定値Ns(例えばNs=3)回以上連続してNe
<TH1になると、すなわち、n≧Nsになると、ビッ
ト付け替えオン・オフ制御部94にビット付け替え停止
(付け替え動作オフ)を指示する。
【0027】ビット付け替えオン・オフ制御部94は、
音声抑圧信号SSPがローレベルの場合には(音声抑
圧ビット=”0”)、CN比劣化・回復判定部93から
ビット付け替えが指示されると付け替えタイミング発生
回路71gにビット付け替えオンを出力する。しかし、
音声抑圧信号SSPがハイレベルの場合には(音声抑
圧ビット=”1”)、CN比劣化・回復判定部93から
ビット付け替えが指示されていても、付け替えタイミン
グ発生回路71gにビット付け替えオフを出力してビッ
ト付け替えを停止し、又、音声ミュートオン信号を出力
する。かかる状態において、ビット付け替えオン・オフ
制御部94は、音声抑圧信号SSPがローレベルにな
り、かつ、連続して所定回数以上同期信号が検出されて
同期確立信号SYDが出力されると、付け替えタイミン
グ発生回路71gにビット付け替えオンを出力すると共
に、音声ミュートオフ信号を出力する。
【0028】(b-2) 音声ミュート制御部 音声ミュート制御部81において、81aは制御符号C
BT中の音声抑圧ビットが”1”になったか否かを監視
し、音声抑圧ビットが”1”になれば、ハイレベルの音
声抑圧信号SSPを出力する制御符号監視回路、81b
は動作制御回路71eからの音声ミュートオン・オフ信
号に基づいて音声ミュートを制御する音声ミュート制御
回路である。音声ミュート制御部81bは動作制御回路
71eより音声ミュートオンが指示されるとハイレベル
の音声ミュート開始信号MSTをミュート回路51g
(図1)に出力して音声をミュートすると共に、音声ミ
ュートオフが指示されると音声ミュート開始信号MST
をローレベルにして音声ミュートを解除する。
【0029】(c) 動作 電波状態が良く、エラーフラグ数が少ない状態において
は、QPSK復調部51bより出力されたビットストリ
ームBSTは第1、第2の切替器71h,71i(図
2)を介してデスクランブル回路51c、デインターリ
ーブ回路51dによりデスクランブル、デインターリー
ブされ、さらにBCHエラー検出訂正回路51eを介し
て圧伸復号部51f及びレンジビット用のBCH訂正回
路51iに入力される。BCH訂正回路51iはレンジ
ビットの誤り訂正をしてレンジを圧伸復号部51fに通
知する。圧伸復号部51fは通知されたレンジに基づい
て10ビットの音声データを14ビット音声データに伸
長してDAコンバータ51hに出力する。DAコンバー
タ51は該音声データをアナログの音声信号に変換し、
外部のオーディオ回路に入力する。
【0030】電波状態が悪化してエラーフラグ数Neが
第1の設定値TH1以上になると動作制御回路71eは
ビット付け替え開始(付け替え動作オン)を付け替えタ
イミング発生回路71jに指示する。該指示により、付
け替えタイミング発生回路71jはビットカウンタ71
bから出力されるビット位置より同期信号ビット位置を
識別して同期信号の付け替えをフレーム同期信号発生回
路71f及び第1の切替器71hに指示する。フレーム
同期信号発生回路71fは直ちに同期信号パターンを発
生し、第1の切替器71hは該同期信号パターンを通過
させ、以後、ビットストリームを通過させる。また、付
け替えタイミング発生回路71jはビットカウンタ71
bから出力されるビット位置よりレンジビット位置を識
別してレンジビットの付け替えをレンジデータ発生回路
71g及び第2の切替器71iに指示する。レンジデー
タ発生回路71gは直ちにレンジデータを発生し、第2
の切替器71iは該レンジデータを通過させ、以後、ビ
ットストリームを通過させる。付け替えタイミング発生
回路71jは付け替えの停止が指示されるまで、同期信
号ビット及びレンジビットの付け替えを制御し、内部的
に発生する同期信号及び所定のレンジデータで同期信号
ビット及びレンジビットを付け替える。これにより、信
号状態が悪くなって、同期はずれやレンジを誤っても大
きな雑音が出力されなくなる。
【0031】付け替え動作中に音声抑圧ビットが”1”
になって音声抑圧信号SSPがハイレベルになると、動
作制御回路71eは付け替えタイミング発生回路71g
にビット付け替えオフを出力してビット付け替えを停止
し、又、音声ミュートオン信号を出力する。この結果、
同期信号、レンジビットの付け替えが停止し、かつ、音
声ミュートがかかる。すなわち、ミュート回路51g
(図1)は圧伸復号部51fより出力される音声データ
を阻止し、該音声データがDAコンバータ51hに入力
するのを阻止する。かかる状態で、音声抑圧信号SSP
がローレベルになり、かつ、連続して所定回数以上同期
信号が検出されて同期確立信号SYDが発生すると、動
作制御回路71eは付け替えタイミング発生回路71j
にビット付け替えオンを出力して付け替え動作を再開す
ると共に、音声ミュートオフ信号を出力して音声ミュー
トを解除する。
【0032】付け替え動作中に、CN比が更に劣化して
エラーフラグ数Neが第2の設定値TH2以上になると
(Ne>TH2)、動作制御回路71eは音声ミュート
オン信号を出力して音声ミュートすると共に、付け替え
オフを出力する。一方、付け替え動作中に、CN比が良
好になって設定値Ns(=3)回以上連続してNe<T
H1になると(n≧Ns)、動作制御回路71eは付け
替えタイミング発生回路71jにビット付け替え停止
(付け替え動作オフ)を指示する。これにより、以後、
QPSK復調部より出力されたビットストリームは第
1、第2の切替器71h,71iを介してデスクランブ
ル回路51c、デインターリーブ回路51dによりデス
クランブル、デインターリーブされ、BCHエラー検出
訂正回路51e及び圧伸復号部51f及びレンジビット
用のBCH訂正回路51iに入力される。
【0033】ミュート動作中に、電波状態が良くなって
エラーフラグ数Neが第2の設定値TH2以下になると
(Ne<TH2)、動作制御回路71eは音声ミュート
オフ信号を出力して音声ミュートを解除すると共に、付
け替えタイミング発生回路71jにビット付け替え開始
(付け替え動作オン)を指示する。これにより、前述の
ビット付け替え動作が開始する。以上のように、同期信
号ビット及びレンジビットの付け替え中に衛星放送電波
に含まれる同期信号の本来の位置が変化しても(音声抑
圧ビットが”1”になる)、正しい位置に同期信号及び
レンジデータを付け替えることができ、音声を確実に出
力することができる。以上、本発明を実施例により説明
したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に
従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排除す
るものではない。
【0034】
【発明の効果】以上本発明によれば、同期信号ビット及
びレンジビットの付け替えを実行している状態におい
て、音声抑圧中が検出された時、同期信号ビット及びレ
ンジビットの付け替えを停止し、しかる後、ビットスト
リームより正しく同期信号が検出された場合、例えば、
連続して所定回数以上同期信号が検出された場合、同期
信号ビット及びレンジビットの付け替えを再開するよう
に構成したから、同期信号ビット及びレンジビットの付
け替え中に、衛星放送電波に含まれる同期信号の本来の
位置が変化しても(音声抑圧ビットが”1”になる)、
正しい位置に同期信号及びレンジデータを付け替えるこ
とができ、音声を確実に出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のBSチューナの音声信号処理装置の構
成図である。
【図2】音声ノイズ低減回路の構成図である。
【図3】動作制御回路の構成図である。
【図4】音声信号のフレーム構成図である。
【図5】制御符号の割り付け説明図表である。
【図6】音声符号化方式の諸元説明図表である。
【図7】レンジビット説明図である。
【図8】準瞬時圧縮説明図である。
【図9】インターリーブ説明図である。
【図10】衛星放送の送信側の構成図である。
【図11】従来の衛星放送受信装置の構成図である。
【図12】従来の音声信号処理部の構成図である。
【符号の説明】
51・・音声信号処理部 51e・・BCH誤り検出訂正回路 51j・・同期保護回路 51k・・制御符号検出回路 61・・音声ノイズ低減回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム毎に同期信号、制御符号、レン
    ジデータ及びデータ圧縮されたMチャンネル、Nサンプ
    リング分の音声データを含む音声信号を復調し、復調さ
    れたビットストリームにエラー検出訂正処理を施して出
    力し、該エラー訂正されたビットストリーム中の音声デ
    ータに伸長処理を施して得られた音声データをDAコン
    バータに入力するBSチューナの音声信号処理装置にお
    いて、 エラー検出訂正処理により検出されたエラー検出回数に
    基づいて電波状態が悪化したことを判断する電波状態監
    視部と、 ビットストリームよりフレーム同期信号を検出する同期
    検出部と、 フレーム同期信号を内部的に発生するフレーム同期信号
    発生部と、 所定のレンジデータを内部的に発生するレンジデータ発
    生部と、 前記ビットストリーム中の同期信号ビットの付け替えタ
    イミング及びレンジビットの付け替えタイミングを発生
    する付け替えタイミング発生部と、 付け替えが指示された時、ビットストリーム中のレンジ
    ビットを前記レンジデータ発生部から出力されるレンジ
    データでレンジビット付け替えタイミングにおいて付け
    替えると共に、ビットストリーム中の同期信号ビットを
    前記同期信号発生部から出力される同期信号で同期信号
    付け替えタイミングにおいて付け替える同期信号及びレ
    ンジビット付け替え部と、 制御符号に含まれる音声抑圧ビットの”1”,”0”に
    基づいて音声抑圧中であるか否かを検出する音声抑圧中
    検出部と、 電波状態が悪くなったとき、同期信号及びレンジビット
    の付け替えを指示すると共に、該同期信号ビット及びレ
    ンジビットの付け替えを行っている状態において、音声
    抑圧中が検出された時、該付け替えを停止すると共に、
    正しい同期信号が検出された時、同期信号ビット及びレ
    ンジビットの付け替えを再開する制御部を備えたBSチ
    ューナの音声信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、連続して所定回数以上ビ
    ットストリームより同期信号が検出された時、正しい同
    期信号が検出されたものとして、同期信号ビット及びレ
    ンジビットの付け替えを再開する請求項1記載のBSチ
    ューナの音声信号処理装置。
JP13302195A 1995-05-31 1995-05-31 Bsチューナの音声信号処理装置 Withdrawn JPH08331552A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13302195A JPH08331552A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 Bsチューナの音声信号処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13302195A JPH08331552A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 Bsチューナの音声信号処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08331552A true JPH08331552A (ja) 1996-12-13

Family

ID=15094949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13302195A Withdrawn JPH08331552A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 Bsチューナの音声信号処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08331552A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016513930A (ja) * 2013-03-15 2016-05-16 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド データ送信装置、データ受信装置、データ送受信システム、データ送信方法及びデータ受信方法
US10356484B2 (en) 2013-03-15 2019-07-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Data transmitting apparatus, data receiving apparatus, data transceiving system, method for transmitting data, and method for receiving data

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016513930A (ja) * 2013-03-15 2016-05-16 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド データ送信装置、データ受信装置、データ送受信システム、データ送信方法及びデータ受信方法
US10356484B2 (en) 2013-03-15 2019-07-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Data transmitting apparatus, data receiving apparatus, data transceiving system, method for transmitting data, and method for receiving data

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4894858B2 (ja) 受信機
US20050024543A1 (en) Robust reception of digital broadcast transmission
US20080030623A1 (en) Robust reception of digital broadcast transmission
US8035743B2 (en) Method for processing data in a terminal with digital broadcasting receiver
US5400305A (en) Audio-visual information signal reproducing apparatus that mutes output audio upon input audio signal interruption
JPH0817485B2 (ja) Muse音声デコーダ
JP4074504B2 (ja) 受信装置
JPH08331552A (ja) Bsチューナの音声信号処理装置
JP2000228765A (ja) テレビ放送用送受信装置
JPH08331066A (ja) Bsチューナの音声信号処理装置
JPH08331067A (ja) Bsチューナの音声信号処理装置
JPH08331553A (ja) Bsチューナの音声信号処理装置
RU2127959C1 (ru) Способ исключения нежелательной информации в режиме приема программ телевизионным приемником и устройство для его осуществления
JPH05130604A (ja) スクランブル信号の受信装置
JP2922974B2 (ja) 音声デスクランブル用デコーダアダプタ
JPH05191784A (ja) Muse音声デコーダおよびmuse伝送システム
JPH1093876A (ja) ディジタル放送受信装置におけるavデコーダ制御方法とその装置
JP2828713B2 (ja) Muse信号の音声ミュート回路
KR100767502B1 (ko) 약전계시 비디오 끊김 현상을 방지하는 dmb 재생 시스템
JPS5991748A (ja) Pcm信号送受信システム
JP2004140506A (ja) 放送番組の提供方法および受信装置および送信装置
JPH0785583B2 (ja) 衛星放送受信方式
JPH06311133A (ja) デジタル音声多重方式及びその装置
JPH01213036A (ja) 音声デコーダ
JPS61276434A (ja) Pcm信号送受信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020806