JP2901617B2 - フレーム間符号化装置 - Google Patents

フレーム間符号化装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビ信号の高能率符号化装置、特にフレ
ーム間の相関を利用して大幅に伝送速度を低減するフレ
ーム間符号化装置に関する。
〔従来の技術〕
テレビ信号は、フレーム間において強い相関があるこ
とが知られている。これを活用してテレビ信号をそのま
ま伝送する代わりに、フレーム間の差分を符号化伝送す
るフレーム間符号化がしばしば使われている。
ところがカラーテレビ信号では、色の副搬送波の位相
が各フレーム毎に反転する(偶数フレームと奇数フレー
ムで色副搬送波は反転する)ので、実際のフレーム間符
号化装置においては、色と輝度を分離し、色信号と輝度
信号それぞれに対してフレーム間相関を利用した冗長度
圧縮が行われている。
さらに送速度を低くするために、伝送フレームを間引
いて送り、受信側では、これを繰り返し表示する方法も
一般的に用いられている。この場合には、隣接するフレ
ーム間ではなく、複数離れたフレーム間の差分を符号化
伝送することになる。以降、伝送するフレームを符号化
フレームと称す。
なお、搬送色信号の位相の一致したフレーム間の差信
号から変化部分を抽出する変化部分抽出回路については
特開昭58−179081号公報に記載されている。該公報に
は、副搬送波の位相が異なる両フレームについて変化部
分を抽出する技術が開示されているが、副搬送波の位相
が同一のフレームのみ選択して符号化する点やその具体
的方法(例えば、符号器からの要求信号やフレーム同期
信号に基づいてフレーム限定を行う)については開示さ
れておらず、また、複数のフレームおきにフレーム間符
号化をおこなう場合については考慮されていない。ま
た、1フレームごとに色信号の位相を反転させて符号化
する技術については特開昭59−228490号公報、特開昭61
−88681号公報に開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の従来技術は、符号化を行うフレームの選択とい
う点について考慮されておらず、任意のフレームについ
て符号化が行われ伝送されていた。このため以下の問題
があつた。
(1)色副搬送波の位相が反転されたフレームが選択さ
れた場合、色と輝度の分離されていないカラーテレビ信
号は、フレーム間の差分が大きい。
(2)また色と輝度を分離しそれぞれの信号に対して処
理を行う場合にも、色と輝度の分離の不完全さにより、
輝度に色が漏れ込んだり、逆に色に輝度が漏れ込む。そ
のため、色副搬送波の位相が反転したフレームが選択さ
れと(1)と同じ問題が起こる。
(3)(1),(2)の問題により、画質が悪化した
り、伝送コマ数が減少したりする問題が起こる。
本発明の目的は、符号化フレームを選択することによ
り、フレーム間の相関を有効に利用し、画質を改善し伝
送フレーム数を増加させる。フレーム間符号化装置を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明によるフレーム
間符号化装置では符号化フレームを色副搬送波の位相の
同じフレームに限定している。
〔作用〕
本発明のフレーム間符号化装置は、符号化フレーム
を、色副搬送波の位相が同じフレームに限定するように
動作する。それによつて、完全な色と輝度の分離を行わ
れていない信号に対しても、相関を利用する2つのフレ
ーム各々に同じように漏れ込みが起こるためフレーム間
の相関が失われることがない。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。図
中のフレーム限定回路8が本発明の特徴部であり、他は
従来から知られる高能率符号化部である。
まず従来より知られている部分について説明する。ポ
ート1に入力されたテレビ信号は、アナログ/デイジタ
ル変換器2によりデイジタル化される。その結果は、Y/
C分離器3により輝度と色信号に分離される。また同期
検出回路7によりフレーム同期信号(S1)を検出する。
タイミング制御回路9は、符号化器5からの要求とフレ
ーム同期信号(S1)からスイツチ4を開閉するタイミン
グを作成する。スイツチ4が伝送されたフレーム信号
は、符号化器5により高能率符号化が行われる。以上従
来より知られている部分だけでのフレーム間符号化装置
では、符号化器5からの要求に応じて任意に符号化フレ
ームが決定されることになる。このため、色副搬送波の
反転しているフレームを選択する可能性がある。
次に本発明に関係する部分について説明する。フレー
ム限定回路8は、フレーム同期信号(S1)を選択するこ
とにより、色副搬送波の位相の同じフレームを限定する
信号を作成する。具体的な回路の一例を第2図に示す。
フレーム同期信号(S1)は、フレームの始まりで検出さ
れたパルスの信号である。このフレーム同期信号(S1)
により、トリガーフリツプフロツプ(TFF)8aを動作さ
せる。TFF8aは、入力パルスにより、出力が反転するフ
リツプフロツプである。第4図に示すように、TFF8aの
出力であるフレーム限定信号(S2)は、フレームを一つ
飛びに選択することになり、色副搬送波の位相の同じフ
レームを限定できる。また、この時タイミング制御回路
は、第3図に示すような構成になる。符号化フレーム要
求信号(S4)をフレーム同期信号(S3)でラツチし、フ
レーム同期信号に同期した要求信号(S4a)を作成す
る。フレーム限定信号(S2)とこのS4aを、ゲート9aに
より論理積をとり、スイツチ4を開閉するタイミング信
号(S5)を作成する。第4図に示すように、タイミング
信号(S5)により、符号化フレームを、色副搬送波の位
相が同じでかつ符号化要求のでたフレームに限定でき
る。
以上、符号化フレームを色副搬送波の位相の同じフレ
ームに限定することにより、色成分が輝度成分に漏れ込
むことによるフレーム間相関の減少が、軽減されること
があきらかである。
なお、本発明は以上の実施例に限定されず、次の変形
も範囲に含まれることも明らかである。
(1)第1図では、スイツチ4をY/C分離器の後に置い
たが、この位置はここに限定されず、例えばA/D変換器
2とY/C分離器3の間などの、符号化フレームを限定で
きる位置であればよい。
(2)以上フレーム単位で説明したが、同様のことがフ
イールド単位についても類推できる。即ち符号化フイー
ルドを色副搬送波の位相の同じフイールドに限定するよ
うな装置構成をとることにより、色成分が輝度成分に漏
れ込むことによるフイールド間相関の減少は無くなる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、符号化フレー
ムを色副搬送波の位相の同じフレームに限定できるの
で、色成分が輝度成分に漏れ込むことによるフレーム間
相関の減少は無くなり、フレーム間符号化の冗長度圧縮
に効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるフレーム間符号化装置の1実施例
の構成図、第2図は第1図のフレーム限定回路8の一実
施例の構成図、第3図は第1図のタイミング制御回路の
構成図、第4図は、上記第1図の実施例を説明するため
の、タイムチヤートである。 1…テレビ信号入力ポート、2…A/D変換器、3…Y/C分
離器、4…スイツチ、5…符号化器、6…符号出力ポー
ト、7…同期検出回路、8…フレーム限定回路、9…タ
イミング制御回路、8a…トリガーフリツプフロツプ、9a
…ANDゲート、9b…ラツチ回路、S1…フレーム同期信
号、S2…フレーム限定信号、S3…フレーム同期信号、S4
…符号化フレーム要求信号、S5…タイミング信号、S4a
…フレームに同期した符号化フレーム要求信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 淳一 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 吹抜 敬彦 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (56)参考文献 特開 昭53−24723(JP,A) 特開 昭59−228490(JP,A) 特開 昭58−179081(JP,A) 特開 昭61−88681(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 11/00 - 11/24 H04N 7/24 - 7/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から入力されるテレビ信号を符号化す
    る符号化器と、 上記テレビ信号を上記符号化器に選択的に伝達するスイ
    ッチ回路と、 上記テレビ信号を受け、フレーム同期信号を検出する同
    期検出回路と、 色副搬送波の位相を検出し、色副搬送波の位相に対応し
    た信号を出力するフレーム限定回路と、 上記符号化器からの符号化要求信号と上記フレーム限定
    回路からの出力とに基づき上記スイッチ回路の開閉を制
    御するタイミング制御回路とを有することを特徴とする
    フレーム間符号化装置。
  2. 【請求項2】テレビ信号のフレーム間の差信号を符号化
    するフレーム間符号化装置であって、 符号化すべき符号化フレームを、色副搬送波の位相の同
    じフレームに限定するためのフレーム限定手段を付加し
    てなり、 上記フレーム限定手段は、上記テレビ信号からフレーム
    同期信号を検出する同期検出回路を有し、該同期検出回
    路の出力信号に基づき色副搬送波の位相が同じか否かを
    判断するよう構成されてなることを特徴とするフレーム
    間符号化装置。
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