JP3102325B2 - 第2世代edtv信号デコード装置 - Google Patents

第2世代edtv信号デコード装置

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JP3102325B2
JP3102325B2 JP07302585A JP30258595A JP3102325B2 JP 3102325 B2 JP3102325 B2 JP 3102325B2 JP 07302585 A JP07302585 A JP 07302585A JP 30258595 A JP30258595 A JP 30258595A JP 3102325 B2 JP3102325 B2 JP 3102325B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイドTV放送方
式である第2世代EDTV方式(以下、EDTV−II方
式と記す)に対応したTV(テレビ)やVTR(ビデオ
テープレコーダ)等で用いられる、第2世代EDTV信
号デコード装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の第2世代EDTV信号デコード装
置としては、例えば特開平7−135620号公報に示
されている。
【0003】以下に、従来の第2世代EDTV信号デコ
ード装置について説明する。図3は従来の第2世代ED
TV信号デコード装置のブロック図を示すものである。
図3において、11はYC分離手段、12は識別制御信
号検出手段、14は遅延手段、15は補強信号分離手
段、16は加算手段、17は輝度信号出力端子、18は
色信号出力端子、19は映像信号入力端子、20は周波
数カウンタ、21,22はセレクタ、14Aは1フィー
ルド遅延メモリ、14Bはスイッチ、15A,15Dは
減算器、15BはANDゲート、15Cは除算器、15
Eは乗算器、15Fは変調キャリアである。
【0004】識別制御信号検出手段12は映像信号入力
端子19から入力されるコンポジット映像信号の22
H、285H(Hは1水平周期)に多重されている識別
制御信号を検出する。その結果NTSC方式であれば0
を、EDTV−II方式であれば1を出力する。以下では
映像信号入力端子19からEDTV−II方式のコンポジ
ット映像信号が入力される場合についてまず説明する。
【0005】YC分離手段11は映像信号入力端子19
から入力されるコンポジット映像信号をYC分離し、輝
度信号YLと補強信号が多重された色信号を出力する。
この補強信号は輝度信号の水平高域成分HHを補強する
もので、色信号Cと共役なホールに多重されている。以
下この共役なホールに多重されている補強信号をH
H’、補強信号が多重された色信号をC+HH’と記
す。
【0006】遅延手段14では、EDTV−II方式の信
号が入力された時にのみ、補強信号が多重された色信号
C+HH’を1フィールド遅延させる。すなわち、識別
制御信号検出手段12の出力が1の時、スイッチ14B
がオンになり、補強信号が多重された色信号C+HH’
が1フィールド遅延メモリ14Aで1フィールド遅延さ
れ出力される。1フィールド遅延メモリ14AはEDT
V−II方式の時にのみ1フィールドの遅延メモリとして
使用され、NTSC方式の時は別の用途、例えばYC分
離の性能向上に使用されている。
【0007】補強信号分離手段15では色信号Cと多重
されている補強信号HH’の分離、および変調されてい
るHH’の復調が行われる。まず、減算器15Aで補強
信号が多重された色信号C+HH’と1フィールド遅延
したC+HH’との差分がとられる。この結果色信号C
は0に、補強信号HH’は2倍の2HH’になる。識別
制御信号検出手段12の出力が1のため、ANDゲート
15Bの出力は2HH’になる。除算器15Cで2H
H’が1/2倍されHH’となり、減算器15Dの出力
が(C+HH’)−HH’=Cとなるため、色信号出力
端子18から色信号Cが出力される。一方、ANDゲー
ト15Bの出力の2HH’は乗算器15Eに入力され、
変調キャリア15F(周波数16/7・fsc、fsc
は色副搬送波周波数)が乗積されて復調される。ここで
2HH’とゲインが2倍になっているのは、もともとゲ
インが1/2の状態でHH’が多重されているためであ
る。
【0008】乗算器15Eから出力される復調された水
平高域成分HHは、加算手段16で輝度信号YLに加算
され、広帯域輝度信号YL+HHとなり、輝度信号出力
端子17より出力される。
【0009】次に、映像信号入力端子19からNTSC
方式のコンポジット映像信号が入力される場合について
説明する。
【0010】NTSC方式では補強信号HH’=0であ
るため、YC分離手段11からは輝度信号YLと色信号
Cが出力される。また識別制御信号検出手段12の出力
が0であるので、ANDゲート15Bの出力が0とな
る。よって色信号出力端子18から色信号Cが、輝度信
号出力端子17から輝度信号YLが出力される。
【0011】次に、NTSC方式からEDTV−II方式
に切り替わる時、例えば、コマーシャルがNTSC方式
で放送され、番組がEDTV−II方式で放送される場合
のコマーシャルから番組への切り替え時の動作について
説明する。
【0012】NTSC方式からEDTV−II方式に切り
替わる時、補強信号分離手段15は瞬時に色信号Cと水
平高域成分HHを正しく出力することができない。すな
わち、NTSC方式からEDTV−II方式に切り替わ
り、識別制御信号検出手段12の出力が0から1になっ
ても、減算器15Aは、1フィールド遅延メモリ14A
の遅延時間1フィールド分、少なくとも正しい結果を出
力しない。そこで識別制御信号検出手段12の出力が0
から1になった後、少なくとも1フィールド期間1とな
る信号を、周波数カウンタ20により発生させる。この
信号によりセレクタ21、22を切り替え、輝度信号出
力端子17、色信号出力端子18から出力される信号を
グランドに落とし、画面を暗くすることで、本来の輝度
信号、色信号とは異なる信号が出力され、画面上にノイ
ズとなって表示されることを防いでいる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来の構成では、画面が一瞬暗くなるため、映像の一部
がとぎれるという問題点を有していた。
【0014】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、映像がとぎれず、スムーズにNTSC方式からED
TV−II方式への切り替えが可能な、第2世代EDTV
信号デコード装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の第2世代EDTV信号デコード装置は、入力
映像信号をYC分離し輝度信号と補強信号が多重された
色信号を出力するYC分離手段と、入力映像信号がNT
SC方式か第2世代EDTV方式かを検出し検出結果を
出力する識別制御信号検出手段と、検出結果が第2世代
EDTV方式である時に補強信号が多重された色信号を
所定の時間遅延させる遅延手段と、検出結果がNTSC
方式から第2世代EDTV方式に切り替わる時に所定の
時間以上第2世代EDTV方式に切り替わる時間を遅ら
せた第2の検出結果を出力する検出結果変換手段と、第
2の検出結果が第2世代EDTV方式であるときに補強
信号が多重された色信号と遅延手段の出力とを用いて補
強信号と色信号を分離して出力し第2の検出結果がNT
SC方式である時に補強信号に0を出力し色信号に補強
信号が多重された色信号を出力する補強信号分離手段
と、輝度信号に補強信号を加算し広帯域輝度信号を出力
する加算手段とから構成されている。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、YC分離手段でコンポ
ジット映像信号をYC分離し、輝度信号と補強信号が多
重された色信号とを出力し、遅延手段で補強信号が多重
された色信号を所定の時間遅延させ、識別制御信号検出
手段でNTSC方式かEDTV−II方式かを検出し、検
出結果変換手段でNTSC方式からEDTV−II方式に
切り替えるタイミングを所定の時間以上遅らせる。補強
信号分離手段で補強信号が多重された色信号と遅延手段
の出力から色信号と補強信号の分離を行う。この時、検
出結果変換手段より出力される切り替えタイミングより
分離を開始する。加算手段で輝度信号と補強信号分離手
段で分離された補強信号とを加算し、広帯域輝度信号を
出力する。
【0017】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態にお
ける第2世代EDTV信号デコード装置のブロック図を
示すものである。図1において、11はYC分離手段、
12は識別制御信号検出手段、13は検出結果変換手
段、14は遅延手段、15は補強信号分離手段、16は
加算手段、17は輝度信号出力端子、18は色信号出力
端子、19は映像信号入力端子、13Aはモノマルチバ
イブレータ、13BはANDゲート、14Aは1フィー
ルド遅延メモリ、14Bはスイッチ、15A,15Dは
減算器、15BはANDゲート、15Cは除算器、15
Eは乗算器、15Fは変調キャリアである。以下、図1
を参照しながら本実施の形態の第2世代EDTV信号デ
コード装置について説明する。YC分離手段11、識別
制御信号検出手段12、遅延手段14、補強信号分離手
段15、加算手段16の動作については、図3に示す従
来の技術の項に述べられている通りなので、ここでは検
出結果変換手段13の動作について説明する。
【0018】検出結果変換手段13は、識別制御信号検
出手段12が出力する検出結果のうち、NTSC方式か
らEDTV−II方式への切り替えタイミングを、遅延手
段14による遅延時間以上遅らせる。図2に検出結果変
換手段13の各部の信号波形を示す。図2(1)は識別
制御信号検出手段12の出力信号、図2(2)はモノマ
ルチバイブレータ13Aの出力信号、図2(3)はAN
Dゲート13Bの出力信号である。
【0019】識別制御信号検出手段12はNTSC方式
かEDTV−II方式かの検出を行い、図2(1)に示す
ように、NTSC方式の時に0を、EDTV−II方式の
時に1を出力する。モノマルチバイブレータ13Aは、
図2(1)の立ち上がりエッジを基準にして、所定の時
間0になる信号を発生させる。ここで所定の時間とは、
1フィールド遅延メモリ14Aが所望の信号で満たされ
るまでの時間であって、少なくとも1フィールドである
(以下ではmフィールドであるとして説明する)。すな
わちモノマルチバイブレータ13Aは、図2(2)に示
すように、図2(1)の立ち上がりエッジよりmフィー
ルド期間は0、それ以外は1となる信号を発生させる。
ANDゲート13Bで図2(1)と図2(2)の信号の
論理積がとられ、図2(3)に示される信号が出力され
る。
【0020】1フィールド遅延メモリ14Aは、図2
(1)に示されるタイミングでEDTV−II方式用に切
り替わり、少なくとも1フィールドは所望の信号を出力
しない。しかし、ANDゲート15Bにより図2(3)
に示される信号でゲートがかけられるため、ANDゲー
ト15Bの出力はmフィールド期間0になる。よって、
mフィールド期間、輝度信号出力端子17からは輝度信
号YLが、色信号出力端子18からは補強信号が多重さ
れた色信号C+HH’が出力される。これは正常な映像
信号であって、1フィールド遅延メモリ14Aに基づく
不要な映像が出力されることはない。また、mフィール
ド期間以降は、1フィールド遅延メモリ14Aから所望
の信号が出力されているため、輝度信号出力端子17か
らは広帯域輝度信号YL+HHが、色信号出力端子18
からは色信号Cが正しく出力される。
【0021】以上のように、輝度信号出力端子17、色
信号出力端子18からは常に正しい映像信号が出力さ
れ、NTSC方式からEDTV−II方式への切り替え時
に、映像の一部がとぎれたり、ノイズが出力されたりす
ることがない。
【0022】なお、本実施の形態では補強信号として水
平高域成分を復調する場合を示したが、垂直高域成分、
垂直時間成分を復調する場合でも、NTSC方式からE
DTV−II方式への切り替えタイミングを所定の時間遅
らせることで、不要な映像が出力されることを防ぐこと
ができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、YC分離するY
C分離手段と、NTSC方式かEDTV−II方式かを検
出する識別制御信号検出手段と、分離された補強信号が
多重された色信号を遅延する遅延手段と、識別制御信号
検出手段の出力を遅延手段の遅延時間以上遅らせる検出
結果変換手段と、補強信号と色信号とに分離する補強信
号分離手段と、補強信号と輝度信号とを加算する加算手
段とを設けることにより、NTSC方式からEDTV−
II方式への切り替え時に、映像の一部がとぎれたり、ノ
イズが出力されたりすることがなく、スムーズに切り替
えが行え、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における第2世代EDTV
信号デコード装置の構成を示すブロック図
【図2】同実施の形態における検出結果変換手段の各部
の信号波形図
【図3】従来の第2世代EDTV信号デコード装置の例
を示すブロック図
【符号の説明】
11 YC分離手段 12 識別制御信号検出手段 13 検出結果変換手段 14 遅延手段 15 補強信号分離手段 16 加算手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号をYC分離し輝度信号と補
    強信号が多重された色信号を出力するYC分離手段と、 前記入力映像信号がNTSC方式か第2世代EDTV方
    式かを検出し検出結果を出力する識別制御信号検出手段
    と、 前記検出結果が第2世代EDTV方式である時に前記補
    強信号が多重された色信号を所定の時間遅延させる遅延
    手段と、 前記検出結果がNTSC方式から第2世代EDTV方式
    に切り替わる時に前記所定の時間以上第2世代EDTV
    方式に切り替わる時間を遅らせた第2の検出結果を出力
    する検出結果変換手段と、 前記第2の検出結果が第2世代EDTV方式であるとき
    に前記補強信号が多重された色信号と前記遅延手段の出
    力とを用いて補強信号と色信号を分離して出力し、前記
    第2の検出結果がNTSC方式である時に前記補強信号
    に0を出力し前記色信号に前記補強信号が多重された色
    信号を出力する補強信号分離手段と、 前記輝度信号に前記補強信号を加算し広帯域輝度信号を
    出力する加算手段とを備えたことを特徴とする第2世代
    EDTV信号デコード装置。
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