JPH08161881A - 気密封止容器および気密封止方法 - Google Patents

気密封止容器および気密封止方法

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JPH08161881A
JPH08161881A JP6303684A JP30368494A JPH08161881A JP H08161881 A JPH08161881 A JP H08161881A JP 6303684 A JP6303684 A JP 6303684A JP 30368494 A JP30368494 A JP 30368494A JP H08161881 A JPH08161881 A JP H08161881A
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sealing
welding
ribbon
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正也 堀野
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英明 天野
Takashi Kono
敬 河野
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    • G11B33/1446Reducing contamination, e.g. by dust, debris
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開封が容易で、開封時に内容物を損壊あるい
は汚損することがなく、かつHeなどの透過しやすいガ
スに対しても高い気密性を保持する。 【構成】 封止容器はベース1とカバー2から構成さ
れ、内部にHeガスが封入されている。ベース1とカバ
ー2との接合部外周は金属製の封止用リボン4で覆われ
ている。また封止用リボン4はその長手方向に沿ってベ
ース1とカバー2にシーム溶接により溶接され、封止用
リボン4上には溶接ビード5が形成されている。このよ
うな構成にすると、開封時には封止用リボン4の中央部
を切断すればよいから、封止容器の内容物を損壊あるい
は汚損したりすることがなく、また、Heなどの透過し
やすいガスに対しても高い気密性を保持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置等に用
いられる気密封止容器、その気密封止容器を製造するた
めの気密封止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】容器内を気密に封止するための従来の技
術としては、次に挙げるものがある。すなわち、ゴムO
リングシールによって封止する方法(特開昭57−98
164号公報)、レーザービーム溶接によって封止する
方法(特開平04−233748号公報)、電子ビーム
溶接によって封止する方法(特開昭57−103098
号公報)、接着剤が塗布された金属箔によって封止する
方法(特開平02−292791号公報)、圧力感知テ
ープによって封止する方法(特開昭54−15442号
公報)、粘着性の金属テープによって封止する方法(特
開昭63−315929号公報)、はんだメッキ層を介
して溶着封止する方法(特開平04−178261号公
報)などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ゴムO
リングシールによる封止では、Heなどのゴム内を拡散
透過しやすいガスに対しては、数年以上に及ぶ長期的な
封止性能を確保することができない。
【0004】また、レーザービーム溶接による封止、あ
るいは電子ビーム溶接により封止する技術では、封止容
器同士を直接溶接するか、あるいは封止容器に栓を直接
溶接する方法をとっている。したがって、封止後開封す
る際には封止容器の一部を破壊しなければならず、開封
時に内容物を損壊したり、開封時に発生する異物によっ
て内容物を汚損する恐れがある。
【0005】さらに、接着剤が塗布された金属箔で封止
する方法では、異物の侵入防止と電磁波遮蔽の効果しか
望めず、容器内にガスを長期間封じ込めることについて
は考慮されていない。
【0006】また、圧力感知テープにより封止する方
法、および粘着性の金属テープにより封止する方法で
は、封止期間が部材の溶接及びリークテストという一過
性の作業期間内で、さらに作業中は真空排気系により排
気されている状況下で機能を発揮する構成となってお
り、容器内にガスを長期間封じ込めることについては考
慮されていない。
【0007】また、はんだメッキ層を介して溶着封止す
る方法では、長期間の信頼性について電磁波遮蔽機能の
みが考慮されており、はんだ組織の粗大化によって強度
が低下することや、繰り返し温度サイクル負荷によって
はんだ内部の亀裂が進展しリークパスが形成されること
などについてはなんら考慮されていない。
【0008】本発明の目的は、開封が容易で、開封時に
内容物を損壊あるいは汚損することがなく、かつHeな
どの透過しやすいガスに対しても長期間にわたり安定し
て気密性を保持できる気密封止容器および気密封止方法
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一方の面が開放された箱型のベースと、
一方の面が開放された箱型のカバーとからなり、前記ベ
ースとカバーを開放面側で互いに接合した構成の気密封
止容器において、前記ベースとカバーの接合部外周が封
止用リボンで覆われ、前記封止リボンは前記ベースとカ
バーに長手方向に沿って溶接されていることを特徴とし
ている。
【0010】また、本発明は、上記構成の気密封止容器
において、前記ベースとカバーの接合部外周に金属テー
プが取付けられ、その金属テープの外側が金属テープよ
りも幅の広い封止用リボンで覆われ、前記封止用リボン
は前記ベースとカバーに長手方向に沿って溶接されてい
ることを特徴としている。
【0011】前記溶接は、シーム溶接、レーザービーム
溶接または電子ビーム溶接で行われ、さらに前記封止用
リボンとして、リング状の形状記憶合金製のリボンが用
いられている。
【0012】前記ベースとカバーの接合部には、時間の
経過とともに固体化する液体状の充填剤が塗布されてい
るか、またはガスケットが介在されている。
【0013】さらに、前記ベースおよびカバーの少なく
とも一方に孔が設けられ、その孔には、当該孔の直径よ
りも大きい金属球または金属箔が、抵抗溶接、レーザー
ビーム溶接または電子ビーム溶接によって接合されてい
るものもある。
【0014】また、本発明は、一方の面が開放された箱
型のベースとカバーとを互いに開放面側で接合した構成
の封止容器内に、ディスク、ヘッド、キャリッジ等を収
納した磁気ディスク装置において、前記ベースとカバー
の接合部外周に金属テープが取付けられ、その金属テー
プの外側が金属テープよりも幅の広い封止用リボンで覆
われ、前記封止用リボンは前記ベースとカバーに長手方
向に沿って溶接されていることを特徴としている。
【0015】
【作用】上記構成によれば、ベースとカバーの接合部外
周を封止用リボンで覆い、さらにその封止用リボンが長
手方向に沿ってベースとカバーに溶接されているので、
開封時には金属リボンのみを切断すればよい。このため
に、開封作業が容易となり、開封時に内容物を損壊ある
いは汚損することがない。また、溶接による接合である
から、Heなどの透過しやすいガスに対しても高い気密
性を保持できる。溶接としては、シーム溶接、レーザー
ビーム溶接または電子ビーム溶接が適している。
【0016】また、金属テープを取付けておくと、封止
用リボンを溶接する際に発生するヒュームが封止容器内
に侵入して内容物を汚損するのを防ぐことができる。こ
の場合、封止用リボンをベースおよびカバーに溶接する
のであるから、封止用リボンは金属テープよりも幅が広
いものでなければならない。
【0017】さらに、封止用リボンとしてリング状の形
状記憶合金製リボンを用いた場合は、リング状の形状記
憶合金製リボンを予め伸長させてから、ベースとカバー
との接合部外周に設置して、加熱して形状を回復させる
ようにする。このようにすると、形状記憶合金製リボン
はそれ自身の形状回復力により接合部外周に密着するた
め、その後の溶接封止の際にもずれることがなく、封止
プロセスが簡略化される。また、リング状の形状記憶合
金製リボンを用いると、封止用リボン両端を重ねて溶接
する必要がなく、溶接個所の減少により信頼性を向上さ
せることができる。
【0018】また、ベースとカバーとの接合部に時間経
過とともに個体化する液体状の充填剤を塗布しておく
と、金属テープの場合と同様に、溶接時に発生するヒュ
ームの封止容器内への侵入を防ぐことができる。さらに
この場合は、充填剤が接合部に介在しているので、ベー
スとカバーとがこすれあうことによる異物の発生も防止
できる。
【0019】さらに、ベースとカバーの少なくとも一方
に予め孔を設け、ベースとカバーの接合部外周を封止用
リボンで封止した後、当該孔を介して封止容器内に所定
の気体または液体を導入し、その後、孔の直径よりも大
きい金属球または金属箔を孔に溶接で接合するようにす
れば、その溶接作業を大気雰囲気中で実施でき、溶接設
備のコストを低減できる。溶接としては、抵抗溶接、レ
ーザービーム溶接または電子ビーム溶接が適している。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。 (第1実施例)図1は本発明の第1実施例による封止容
器の正面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1の
B−B断面図である。図に示すように、封止容器はベー
ス1とカバー2から構成され、内部にHeガスが封入さ
れている。ベース1およびカバー2の端部には図2に示
すように段付部1A,2Aが形成され、これらの段付部
1A,2Aが互いに嵌合されて封止容器を構成してい
る。また、ベース1とカバー2の嵌合部外表面には凹み
1B,2Bが形成されている。そして、ベース1とカバ
ー2を互いに嵌合させたときに凹み1B,2Bによって
形成される溝内に、金属テープ3が取付けられている。
【0021】また、金属テープ3の表面は金属テープ3
よりも幅の大きい封止用リボン4で覆われている。封止
用リボン4は金属製で、その両側は金属テープ3を挟ん
でベース1とカバー2にシーム溶接により溶接され、封
止用リボン4上には溶接ビード5が形成されている。な
お、図1において、6は封止容器内の構造物(例えば、
ヘッドディスクアッセンブリ(HDA))と外部とを接
続するためのコネクタ、7はカバー2上部に設けられた
He導入孔8(図5(a)参照)を封止したHe導入孔
封止用金属箔である。
【0022】また、図3に示すように封止用リボン4の
開始端(封止用リボン4の一端側を開始端、他端側を終
端という)は、シーム溶接により金属テープ3、ベース
1およびカバー2に溶接され、溶接ビード10が形成さ
れている。なお、図4では溶接ビード10が金属テープ
3上だけに図示されているが、実際は溶接ビード10は
ベース1とカバー2上にも形成されている。また、封止
用リボン4の開始端と終端とはシーム溶接により溶接さ
れ、溶接ビード9が形成されている。これによって、封
止用リボン4は連続したリングとなる。溶接ビード5お
よび9によりベース1とカバー2および封止用リボン4
とは一体構造となり、封止容器内のHeガスが漏れるこ
とを防いでいる。
【0023】封止用リボン4の詳細を図5に示す。封止
用リボン4は厚さ30μmの金属製のリボンからなり、
その裏面(封止容器に密着する面)には長手方向に沿っ
て粘着材4A,4B,4Cが塗布されている。粘着材4
A,4B,4Cの塗布位置は、粘着材4A,4Cが封止
用リボン4の幅方向両側端で、粘着材4Bが幅方向中央
であり、図5のC−C断面を示せば図6のようになる。
そして、溶接は矢印Dにて示される位置で行うようにす
る。このように溶接されない部分に粘着材を塗布するこ
とにより、溶接施工時の溶接部位の浮き上がりを防止し
て施工を容易にするとともに、溶接部への粘着材の巻き
込みを防止して信頼性の高い封止溶接を可能としてい
る。
【0024】上記構成の封止容器によれば、ベース1と
カバー2を互いに嵌合させたときの、ベース1とカバー
2との嵌合部接合面を金属テープ3で覆っているので、
封止用リボン4をシーム溶接する際に、溶接に伴う異物
が嵌合部接合面から封止容器内に侵入することを防止で
きる。また、封止容器を開封する場合は、封止用リボン
4の中央部(2本の溶接ビード5の内側)を切断すれば
よいから、開封作業を容易に実行でき、開封時に異物等
が封止容器内に侵入するのを回避することができる。こ
の場合、図4に示すように封止用リボン4の表面に長手
方向に沿った切り込み4Dを入れておくと、切断作業が
容易となる。切り込み4Dは2本でなく1本でもよい。
【0025】次に、上記封止容器の製作工程について説
明する。本実施例の封止容器は、図7に示した(a)〜
(i)の工程で製作する。 (a)ベース1とカバー2を準備する。 (b)ベース1内にHDA11を設置し、カバー2側の
コネクタ3とHDA11側のコネクタ12とを電気配線
13により接続する。 (c)ベース1とカバー2を互いに嵌合させる。
【0026】(d)ベース1とカバー2と嵌合させたと
きにベース1とカバー2の外表面先端の凹み1B,2B
によって形成される溝内に、金属テープ3を取り付け
る。金属テープ3の取付けは接着剤や粘着剤を用いて行
うのが望ましいが、異物の侵入に対する要求が厳しくな
いのであれば、単にはめ込んだだけでもよい。
【0027】(e)金属テープ3が取付けられた部分に
封止用リボン4を当てる。封止用リボン4には溶接され
る部分以外の部分に粘着剤が塗布されており、特に治具
などを用いなくても封止用リボン4が脱落することはな
い。封止用リボン4とベース1並びに封止用リボン4と
カバー2をそれぞれシーム溶接により気密性よく接合す
る。これにより2本の溶接ビード5が形成される。溶接
は、まず封止用リボン4の長手方向に沿って行う。封止
用リボン4の開始端と終端とが重なるまで溶接する。次
に封止用リボン4の開始端と終端の重なり部分の範囲内
で、封止用リボン4の幅方向に沿って2本の溶接ビード
5の外側に届くまで封止用リボン9の開始端と終端とを
気密性よくシーム溶接して溶接ビード9を形成する。こ
れによりHDA11は、He導入孔8を除けば封止容器
内に気密封止された状態となる。また、He導入孔8に
He導入孔封止用金属箔7をスポット溶接、接着剤ある
いは粘着剤を利用して取付ける。He導入孔封止用金属
箔7はその一部だけがHe導入孔8の周囲に取付けら
れ、ここではHe導入孔8はまだ開口している。ベース
1、カバー2および封止用リボン4よりなる容器内に封
入されたHDA11を以下HDAパッケージと称する。
【0028】(f)上記HDAパッケージを真空容器1
4内に設置し、図示しない真空ポンプによって1000
0Pa以下望ましくは1000Paさらに望ましくは1
00Pa以下の圧力まで真空排気する。 (g)真空容器14内に所定の圧力となるまでHeガス
15を導入する。このとき、He導入孔8はまだ開口し
ているので、このHe導入孔8を介してHeガス15が
封止容器内に導入される。
【0029】(h)Heガス15の導入を中止し、封止
容器を真空容器14内に設置した状態で、溶接機16に
よりHe導入孔封止用金属箔7とカバー2とを気密性よ
く抵抗溶接する。 (i)以上の工程により、He封入されたHDAパッケ
ージを得ることができる。
【0030】上述の製作工程では、封止用リボンをシー
ム溶接により溶接したが、レーザービーム溶接あるいは
電子ビーム溶接によってもよい。またHe導入孔封止用
金属箔7のかわりにHe導入孔8よりも直径の大きい金
属球を用いても同様の結果が得られる。
【0031】なお、図8および図9は、図6(a)におけ
るE部とF部の詳細を示しており、ベース1とカバー2
の嵌合部外表面に、金属テープ取付け用の凹み1B,2
Bが形成されているのが分かる。
【0032】(第2実施例)図10は本発明の第2実施
例による封止容器の正面図、図11は図10のG−G断
面図、図12は図10のH−H断面図である。第1実施
例の場合と同様に、1はベース、2はカバー、4は封止
用テープ、5,9,10は溶接ビード、6はコネクタ、
7はHe導入孔封止用金属箔である。本実施例の特徴
は、ベース1とカバー2との嵌合部接合面に金属テープ
が取付けられていないことである。
【0033】本実施例では、ベース1と封止用リボン4
並びにカバー2と封止用リボン4とがシーム溶接により
溶接され、封止用リボン4上に溶接ビード5が形成され
ている。また、図12のように、封止用リボン4の開始
端と終端とがシーム溶接により溶接され、溶接ビード2
0が形成されている。これによって、封止用リボン4は
連続したリングとなる。溶接ビード5および20により
ベース1とカバー2および封止用リボン4とは一体構造
となり、封止容器内のHeガスが漏れることを防いでい
る。
【0034】次に、上記封止容器の製作工程について説
明する。本実施例の封止容器は、図13に示した(a)
〜(h)の工程で製作する。 (a)ベース1とカバー2を準備する。カバー2にはH
eを導入することを目的としたHe導入孔8が設けられ
ている。He導入孔8の形状は望ましくは直径0.2〜
3mmの円孔、さらに望ましくは直径0.5〜1.5mm
の円孔である。カバー2には内外を通しての電気的接続
を行うコネクター6が気密性よく取り付けられている。
コネクター6の接続用電極は、カバー2との電気的絶縁
と気密性の保持の点から金属やセラミックスにガラス封
着された構造を有するか、もしくはセラミックス板に電
極が気密性よくろう付けされた構造を有することが望ま
しい。カバー2にはHe導入孔8からの異物の侵入を防
止することを目的として、フィルター21が取り付けら
れている。
【0035】(b)ベース1内にHDA11を設置し、
HDA11側のコネクター12とカバー2側のコネクタ
ー6とを電気配線13により接続する。 (c)ベース1とカバー2とを互いに嵌合させる。
【0036】(d)嵌合部分に金属製の封止用リボン4
を当てる。封止用リボン4には溶接される部分以外の部
分に粘着剤が塗布されており、特に治具などを用いなく
ても封止用リボン4が脱落することはない。封止用リボ
ン4とベース1並びに封止用リボン4とカバー2とをそ
れぞれシーム溶接により気密性よく接合する。これによ
り2本の溶接ビード5が形成される。次に封止用リボン
4の開始端と終端の重なり部分の範囲内で、封止用リボ
ン4に対し気密性よくシーム溶接して溶接ビード20を
形成する。これによりHDA11は、He導入孔8を除
けば封止容器内に気密封止された状態となる。また、H
e導入孔8にHe導入孔封止用金属箔7をスポット溶
接、接着剤あるいは粘着剤を利用して取付ける。
【0037】(e)上記工程で得られたHDAパッケー
ジを真空容器14内に設置し、図示しない真空ポンプに
よって10000Pa以下望ましくは1000Paさら
に望ましくは100Pa以下の圧力まで真空排気する。 (f)真空容器14内に所定の圧力となるまでHeガス
15を導入する。
【0038】(g)He導入孔封止用金属箔7とカバー
2とを、溶接機16により気密性よく抵抗溶接する。 (h)以上の工程により、He封入されたHDAパッケ
ージを得ることができる。
【0039】上述の製作工程では、封止用リボンをシー
ム溶接により溶接したが、レーザービーム溶接あるいは
電子ビーム溶接によってもよい。またHe導入孔封止用
金属箔7のかわりにHe導入孔8よりも直径の大きい金
属球を用いても同様の結果が得られる。
【0040】(第3実施例)図14は本発明の第3実施
例による封止容器の正面図、図15は図14のI−I断
面図である。第1・2実施例の場合と同様に、1はベー
ス、2はカバー、6はコネクタ、7はHe導入孔封止用
金属箔である。本実施例の特徴は、封止用テープとして
形状記憶合金製封止用リボン30を用いたことである。
【0041】本実施例では、形状記憶合金製封止用リボ
ン30がベース1およびカバー2にシーム溶接により溶
接され、形状記憶合金製封止用リボン30上に溶接ビー
ド31が形成されている。溶接ビード31によりベース
1、カバー2および形状記憶合金製封止用リボン30は
一体構造となり、封止容器内のHeガスが漏れることを
防いでいる。
【0042】次に、上記封止容器の製作工程について説
明する。本実施例の封止容器は、図16に示した(a)
〜(i)の工程で製作する。 (a)ベース1とカバー2を準備する。これらは図13
に示したベースおよびカバーと同一の構成である。 (b)ベース1内にHDA11を設置し、HDA11側
のコネクター12とカバー2側のコネクター6とを電気
配線13により接続する。 (c)ベース1とカバー2とを互いに嵌合させる。
【0043】(d)予め伸展させた形状記憶合金製封止
用リボン30を上記嵌合部分に当て、同リボン30を熱
風、こてあるいは赤外線ランプなどの手段により加熱し
て収縮させる。収縮後は形状記憶合金製封止用リボン3
0はベース1およびカバー2と密着するので、粘着剤を
塗布しなくても脱落することがなく、固定用の治具を用
いる必要もない。形状記憶合金製封止用リボン30とベ
ース1およびカバー2とをそれぞれシーム溶接により気
密性よく接合する。これにより2本の溶接ビード30が
形成される。形状記憶合金製封止用リボン30はすでに
リング状になっているので、溶接は形状記憶合金製封止
用リボン30の長手方向に沿ってのみ行えばよい。これ
によりHDA11は、He導入孔8を除けば封止容器内
に気密封止された状態となる。また、He導入孔8にH
e導入孔封止用金属箔7をスポット溶接、接着剤あるい
は粘着剤を利用して取付ける。
【0044】(e)HDAパッケージを真空容器14内
に設置し、図示しない真空ポンプによって10000P
a以下望ましくは1000Paさらに望ましくは100
Pa以下の圧力まで真空排気する。 (f)真空容器14内に所定の圧力となるまでHeガス
15を導入する。
【0045】(g)He導入孔封止用金属箔7とカバー
2とを溶接機16を用いて気密性よく抵抗溶接する。 (h)以上の工程により、He封入されたHDAパッケ
ージを得ることができる。
【0046】本実施例でも、形状記憶合金製封止用リボ
ン30の溶接にシーム溶接以外に、レーザービーム溶接
あるいは電子ビーム溶接を用いることができる。またH
e導入孔封止用金属箔7の代わりにHe導入孔8よりも
直径の大きい金属球を用いてもよい。
【0047】(第4実施例)図17は本発明の第4実施
例で、ベースとカバーの嵌合部を示している。図におい
て、1はベース、2はカバー、4は封止用リボン、5は
溶接ビードである。本実施例の特徴は、ベース1とカバ
ー2との嵌合部接合面に充填剤40を塗布したことであ
る。
【0048】次に、ベース1とカバー2との嵌合手順を
図17を用いて説明する。 (a)ベース1とカバー2との接合面のうち、ベース1
とカバー2との少なくとも一方に充填剤40を塗布す
る。充填剤40は1液硬化性接着剤、2液混合硬化性接
着剤または目止め材など、異物の侵入を阻止するもので
あればよい。
【0049】(b)ベース1とカバー2とを互いに嵌合
させる。充填剤30はベース1とカバー2の接合面のす
き間に充満する。 (c)ベース1とカバー2の接合面外周を溶接封止し、
封止用リボン4上に溶接ビード5が形成される。溶接は
シーム溶接、レーザービーム溶接あるいは電子ビーム溶
接による。これによって、封止容器内への溶接時の異物
の侵入を防止しつつ気密封止できる。
【0050】なお、封止用リボン4の代わりに、第3実
施例で示した形状記憶合金製封止用リボンを用いること
もできる。
【0051】(第5実施例)図18は本発明の第5実施
例で、ベースとカバーの嵌合部を示している。図におい
て、1はベース、2はカバー、4は封止用リボン、5は
溶接ビードである。本実施例の特徴は、ベース1とカバ
ー2との嵌合部接合面にガスケット50を設けたことで
ある。
【0052】次に、ベース1とカバー2との嵌合手順を
図18を用いて説明する。 (a)ベース1とカバー2との接合面のうち、ベース1
とカバー2との少なくとも一方にガスケット50を設け
る。ガスケット50はゴム、プラスチックス、紙、布あ
るいは不織布など、異物の侵入を阻止するものであれば
よい。
【0053】(b)ベース1とカバー2とを互いに嵌合
させる。ガスケット50はベース1とカバー2の接合面
の間で圧縮される。 (c)ベース1とカバー2との継ぎ目の外周を溶接封止
する。溶接はシーム溶接、レーザービーム溶接あるいは
電子ビーム溶接による。これによって封止容器内への溶
接時の異物の侵入を防止しつつ気密封止できる。
【0054】なお、封止用リボン4の代わりに、第3実
施例で示した形状記憶合金製封止用リボンを用いること
もできる。
【0055】(第6実施例)図19および図20は本発
明の第6実施例であり、上記各実施例の封止容器を固定
磁気ディスクのHe封止に適用した場合の例を示してい
る。両図において、60はベース、61はカバー、62
は金属テープ、63は封止用リボン、64は溶接ビー
ド、65はHe導入孔、66はディスク、67は電気配
線、68は端子(コネクタ)、69はダンパー、70は
HDAベース、71はヘッド、72はキャリッジであ
る。便宜上、ベース1およびカバー2をまとめてシェル
と称し、ディスク66、HDAベース70、ヘッド71
およびキャリッジ72をまとめてHDAと称することと
する。
【0056】HDAは図7に示す製作工程プロセスによ
り、シェル内にHe封止されている。シェル内のHDA
と外部とは電気配線67および端子68により電気的に
接続されている。HDAはダンパー69を介してシェル
内に設置されている。ダンパー69は外部震動を減衰さ
せ、またシェル内外の圧力差やシェル上の温度分布に起
因するシェルの変形を減衰させる。これにより、変形に
敏感なHDAを大きく変形させることなく、安定した稼
働が可能である。
【0057】HDAをHe封止することにより、ディス
クの風損低減、ディスクフラッタ非同期成分低減、サー
マルオフトラックの抑制、コンタクトレコーディングヘ
ッドの放熱性向上による寿命向上、および軸受け寿命向
上などの効果がある。さらに、コンパクトで低コストの
封止が可能であるので、得られたHe封止HDAはフォ
ームファクターを満足することが容易であり、パーソナ
ルコンピューターやワークステーションなどの情報機器
に容易に組み込むことができる。
【0058】本実施例ではシェル内にHDAを封止する
場合について述べたが、封止されるものは気密が要求さ
れるものであれば特に限定されない。たとえばレーザー
スキャニング用のポリゴンミラー、ナビゲーションシス
テム用ジャイロ、各種電子部品や、長期保存が必要な薬
品及び食品などへの応用が可能である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内容物に損傷を与えずに開封することができ、低発塵で
信頼性の高い高気密封止が可能である。その結果、真空
から種々のガス雰囲気まで封止性能を発揮する気密封止
容器を得ることができる。
【0060】さらに、コンパクトで低コストの封止が可
能であるので、従来大型の封止構造をとっていたものを
小型化できる。これにより封止構造を含む装置全体の小
型化、省エネルギー化を進めることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による封止容器の正面図で
ある。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】図1のA−A断面であり、図2の変形例を示し
た図である。
【図5】封止用リボンの斜視図である。
【図6】図5のC−C断面図である。
【図7】第1実施例による封止容器の製作工程を示した
図である。
【図8】図7のE部詳細図である。
【図9】図7のF部詳細図である。
【図10】本発明の第2実施例による封止容器の正面図
である。
【図11】図10のG−G断面図である。
【図12】図10のH−H断面図である。
【図13】第2実施例による封止容器の製作工程を示し
た図である。
【図14】本発明の第3実施例による封止容器の正面図
である。
【図15】図14のI−I断面図である。
【図16】第3実施例による封止容器の製作工程を示し
た図である。
【図17】本発明の第4実施例であり、ベースとカバー
の嵌合部の断面図である。
【図18】本発明の第5実施例であり、ベースとカバー
の嵌合部の断面図である。
【図19】本発明の第6実施例であり、固定磁気ディス
クの縦断面図である。
【図20】図19のJ部詳細図である。
【符号の説明】
1,60 ベース 2,61 カバー 3,62 金属テープ 4,63 封止用リボン 4A〜4C 粘着材 4D 切り込み 5,9,10,20,31,64 溶接ビード 6,12 コネクター 7 He導入孔封止用金属箔 8,65 He導入孔 11 ヘッドディスクアッセンブリ(HDA) 13,67 電気配線 14 真空容器 15 Heガス 16 溶接機 21 フィルター 30 形状記憶合金製封止用リボン 40 充填剤 50 ガスケット 66 ディスク 68 端子 69 ダンパー 70 HDAベース 71 ヘッド 72 キャリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23K 26/00 310 P G11B 17/04 321 H 7520−5D

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面が開放された箱型のベースと、
    一方の面が開放された箱型のカバーとからなり、前記ベ
    ースとカバーを開放面側で互いに接合した構成の気密封
    止容器において、前記ベースとカバーの接合部外周が封
    止用リボンで覆われ、前記封止リボンは前記ベースとカ
    バーに長手方向に沿って溶接されていることを特徴とす
    る気密封止容器。
  2. 【請求項2】 一方の面が開放された箱型のベースと、
    一方の面が開放された箱型のカバーとからなり、前記ベ
    ースとカバーを開放面側で互いに接合した構成の気密封
    止容器において、前記ベースとカバーの接合部外周に金
    属テープが取付けられ、その金属テープの外側が金属テ
    ープよりも幅の広い封止用リボンで覆われ、前記封止用
    リボンは前記ベースとカバーに長手方向に沿って溶接さ
    れていることを特徴とする気密封止容器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の気密封止容器にお
    いて、前記溶接は、シーム溶接、レーザービーム溶接ま
    たは電子ビーム溶接で行われていることを特徴とする気
    密封止容器。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の気密封止容器にお
    いて、前記封止用リボンとして、リング状の形状記憶合
    金製のリボンが用いられていることを特徴とする気密封
    止容器。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載の気密封止容器にお
    いて、前記ベースとカバーの接合部に、時間の経過とと
    もに固体化する液体状の充填剤が塗布されていることを
    特徴とする気密封止容器。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2記載の気密封止容器にお
    いて、前記ベースとカバーの接合部に、ガスケットが介
    在されていることを特徴とする気密封止容器。
  7. 【請求項7】 請求項1又は2記載の気密封止容器にお
    いて、前記ベースおよびカバーの少なくとも一方に孔が
    設けられ、その孔には、当該孔の直径よりも大きい金属
    球または金属箔が、抵抗溶接、レーザービーム溶接また
    は電子ビーム溶接によって接合されていることを特徴と
    する気密封止容器。
  8. 【請求項8】 一方の面が開放された箱型のベースとカ
    バーとを互いに開放面側で接合した構成の封止容器内
    に、ディスク、ヘッド、キャリッジ等を収納した磁気デ
    ィスク装置において、前記ベースとカバーの接合部外周
    に金属テープが取付けられ、その金属テープの外側が金
    属テープよりも幅の広い封止用リボンで覆われ、前記封
    止用リボンは前記ベースとカバーに長手方向に沿って溶
    接されていることを特徴とする磁気ディスク装置。
  9. 【請求項9】 一方の面が開放された箱型のベースとカ
    バーとを互いに開放面側で接合して、前記ベースとカバ
    ーからなる封止容器を気密性を持たせて封止する際に、
    前記ベースとカバーの接合部外周を封止用リボンで覆
    い、さらに前記封止リボンを前記ベースとカバーに長手
    方向に沿って溶接することを特徴とする気密封止方法。
  10. 【請求項10】 一方の面が開放された箱型のベースと
    カバーとを互いに開放面側で接合して、前記ベースとカ
    バーからなる封止容器を気密性を持たせて封止する際
    に、前記ベースとカバーの接合部外周に金属テープを取
    付け、その金属テープの外側を金属テープよりも幅の広
    い封止用リボンで覆い、さらに前記封止リボンを前記ベ
    ースとカバーに長手方向に沿って溶接することを特徴と
    する気密封止方法。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10記載の気密封止方法
    において、前記溶接は、シーム溶接、レーザービーム溶
    接または電子ビーム溶接で行うことを特徴とする気密封
    止方法。
  12. 【請求項12】 請求項9又は10記載の気密封止方法
    において、前記封止用リボンとして、リング状の形状記
    憶合金製のリボンを用いることを特徴とする気密封止方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項9又は10記載の気密封止方法
    において、前記ベースとカバーの接合部に、時間の経過
    とともに固体化する液体状の充填剤を塗布することを特
    徴とする気密封止方法。
  14. 【請求項14】 請求項9又は10記載の気密封止方法
    において、前記ベースとカバーの接合部に、ガスケット
    を介在させることを特徴とする気密封止方法。
  15. 【請求項15】 請求項9又は10記載の気密封止方法
    において、前記ベースおよびカバーの少なくとも一方に
    孔を設けておき、前記ベースとカバーの接合部外周を前
    記封止用リボンで封止した後、前記孔を介して封止容器
    内に所定の気体または液体を導入し、その後、前記孔の
    直径よりも大きい金属球または金属箔を孔に溶接で接合
    することを特徴とする気密封止方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の気密封止方法におい
    て、前記溶接は、抵抗溶接、レーザービーム溶接または
    電子ビーム溶接で行うことを特徴とする気密封止方法。
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