JPH081617B2 - メモリフォルトマッピング装置、検出エラーのマッピング方法及びマルチパスメモリフォルトマッピング装置 - Google Patents
メモリフォルトマッピング装置、検出エラーのマッピング方法及びマルチパスメモリフォルトマッピング装置Info
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- JPH081617B2 JPH081617B2 JP3293686A JP29368691A JPH081617B2 JP H081617 B2 JPH081617 B2 JP H081617B2 JP 3293686 A JP3293686 A JP 3293686A JP 29368691 A JP29368691 A JP 29368691A JP H081617 B2 JPH081617 B2 JP H081617B2
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- memory
- count
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- mapping device
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C29/00—Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
- G11C29/70—Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
- G11C29/88—Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring with partially good memories
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/07—Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
- G06F11/08—Error detection or correction by redundancy in data representation, e.g. by using checking codes
- G06F11/10—Adding special bits or symbols to the coded information, e.g. parity check, casting out 9's or 11's
- G06F11/1008—Adding special bits or symbols to the coded information, e.g. parity check, casting out 9's or 11's in individual solid state devices
- G06F11/1044—Adding special bits or symbols to the coded information, e.g. parity check, casting out 9's or 11's in individual solid state devices with specific ECC/EDC distribution
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F2201/00—Indexing scheme relating to error detection, to error correction, and to monitoring
- G06F2201/88—Monitoring involving counting
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
- Detection And Correction Of Errors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は全体としてメモリフォル
トマッピングの分野に関し、殊にオンライン中における
フォルトマッピングメモリの装置及び方法に関する。
トマッピングの分野に関し、殊にオンライン中における
フォルトマッピングメモリの装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムは、データを保持
するために伝統的に幾つかの異なるタイプの記憶装置を
使用している。理想的な記憶装置はデータの高速書込み
及び読取りを行い、記憶されるデータの単位あたりのコ
ストは低く、データを確実に記憶する。以下単にメモリ
と称する半導体電子メモリは、高速アクセスの特性を有
するが、データ単位あたりのコストが高いので、提供可
能なメモリ量が制限される。また、電力が除去されると
記憶データが失われるので、メモリは揮発性である。磁
気ディスク及び光ディスクは、それよりもずっと大きな
記憶容量を低コストで提供することができる。メモリと
異なって磁気ディスク及び光ディスクは、電力が存在せ
ずともデータが保存されるので不揮発性である。然しな
がら、磁気ディスク及び光ディスク上に記憶されたデー
タに対するアクセスは、メモリと比べてずっと遅い。磁
気テープメモリによって、より高容量のメモリを更に低
コストで提供できるが、そのアクセス速度は更に緩慢で
ある。
するために伝統的に幾つかの異なるタイプの記憶装置を
使用している。理想的な記憶装置はデータの高速書込み
及び読取りを行い、記憶されるデータの単位あたりのコ
ストは低く、データを確実に記憶する。以下単にメモリ
と称する半導体電子メモリは、高速アクセスの特性を有
するが、データ単位あたりのコストが高いので、提供可
能なメモリ量が制限される。また、電力が除去されると
記憶データが失われるので、メモリは揮発性である。磁
気ディスク及び光ディスクは、それよりもずっと大きな
記憶容量を低コストで提供することができる。メモリと
異なって磁気ディスク及び光ディスクは、電力が存在せ
ずともデータが保存されるので不揮発性である。然しな
がら、磁気ディスク及び光ディスク上に記憶されたデー
タに対するアクセスは、メモリと比べてずっと遅い。磁
気テープメモリによって、より高容量のメモリを更に低
コストで提供できるが、そのアクセス速度は更に緩慢で
ある。
【0003】コンピュータが動作する速度を増加させる
ことは全てのコンピュータ新世代の主要な駆動力であ
り、データへアクセスする又はデータを記憶する時間
は、その速度を判断する上での主要な要素となってい
る。それ故、今日のコンピュータにおいて提供されるメ
モリ量を増加するための要求が不断に存在している。よ
り大きな量のメモリを使用すると、多数の構成要素が必
要となり、構成要素の故障の確率も必然的に大きくなる
ので、発生するエラー数もまた増大することになる。信
頼性に対する要求は、正確さのためにメモリの内容をチ
ェックすると共に発見された故障メモリを取替える機構
が設けられることを必要とする。
ことは全てのコンピュータ新世代の主要な駆動力であ
り、データへアクセスする又はデータを記憶する時間
は、その速度を判断する上での主要な要素となってい
る。それ故、今日のコンピュータにおいて提供されるメ
モリ量を増加するための要求が不断に存在している。よ
り大きな量のメモリを使用すると、多数の構成要素が必
要となり、構成要素の故障の確率も必然的に大きくなる
ので、発生するエラー数もまた増大することになる。信
頼性に対する要求は、正確さのためにメモリの内容をチ
ェックすると共に発見された故障メモリを取替える機構
が設けられることを必要とする。
【0004】メモリ内におけるエラーを検出し訂正する
技法の一つが、「メモリバンド幅を増大しアクセス・ペ
ナルティを減少させるエラー訂正技法(Error Correcti
on Technique Which Increases Memory Bandwidth and
Reduces Access Penalties)」(IBMテクニカル・デ
ィスクロージャ・ブリテイン、第31巻、第3号、19
88年8月、146〜149頁)に記述されている。こ
の技法は余分のメモリバンクを使用し、同一のデータが
各メモリバンク内に記憶されるようになっている。余分
のメモリは、エラーをすこぶる迅速に訂正できるという
利点を備えている。然しながら、2倍の量のメモリが必
要になるために、メモリコストが高くなる。従って、こ
の技法はメモリ要求が相対的に小さく速度の優先度が非
常に高い用途に限られている。
技法の一つが、「メモリバンド幅を増大しアクセス・ペ
ナルティを減少させるエラー訂正技法(Error Correcti
on Technique Which Increases Memory Bandwidth and
Reduces Access Penalties)」(IBMテクニカル・デ
ィスクロージャ・ブリテイン、第31巻、第3号、19
88年8月、146〜149頁)に記述されている。こ
の技法は余分のメモリバンクを使用し、同一のデータが
各メモリバンク内に記憶されるようになっている。余分
のメモリは、エラーをすこぶる迅速に訂正できるという
利点を備えている。然しながら、2倍の量のメモリが必
要になるために、メモリコストが高くなる。従って、こ
の技法はメモリ要求が相対的に小さく速度の優先度が非
常に高い用途に限られている。
【0005】メモリの信頼性を向上させるより安価で一
般的な解決法は、エラーチェック及び訂正(Error Chec
king and Correcting 、ECC)回路を使用することで
ある。ECCの場合には1つのデータワード内の単一の
ビットエラーが検出及び訂正可能である(単一ビットエ
ラー訂正(Single bit Error Correction 、SEC)と
しても知られている)。これは、ソフトエラーが生ずる
ようなダイナミック・ランダム・アクセス・メモリー
(DRAM)において特に有用である。ソフトエラーと
は、DRAMの物理的な構造によるエラーではなく、メ
モリチップをランダムにヒットするアルファ粒子や、読
取り/書込み動作中の過度のノイズ条件などによるエラ
ーである。データワード毎に1ビット以上のエラーが存
在する場合には、検出と訂正は相当複雑になる。エラー
を気づかせるためにダブルエラー検出(DED)が提供
されているが、訂正に対する試みは行われていない。ダ
ブルエラー訂正は、そのようにするための追加的な要求
は相当なものであるが、提供することができよう。
般的な解決法は、エラーチェック及び訂正(Error Chec
king and Correcting 、ECC)回路を使用することで
ある。ECCの場合には1つのデータワード内の単一の
ビットエラーが検出及び訂正可能である(単一ビットエ
ラー訂正(Single bit Error Correction 、SEC)と
しても知られている)。これは、ソフトエラーが生ずる
ようなダイナミック・ランダム・アクセス・メモリー
(DRAM)において特に有用である。ソフトエラーと
は、DRAMの物理的な構造によるエラーではなく、メ
モリチップをランダムにヒットするアルファ粒子や、読
取り/書込み動作中の過度のノイズ条件などによるエラ
ーである。データワード毎に1ビット以上のエラーが存
在する場合には、検出と訂正は相当複雑になる。エラー
を気づかせるためにダブルエラー検出(DED)が提供
されているが、訂正に対する試みは行われていない。ダ
ブルエラー訂正は、そのようにするための追加的な要求
は相当なものであるが、提供することができよう。
【0006】訂正するには法外に高くつくダブルエラー
の可能性を低くするためにメモリアレイ内にエラーを分
散させる方法は、米国特許第4、488、298号に記
述されている。メモリアレイ用に作成されたエラーマッ
プに基づいて異なるメモリの列を選択的に並べ換えて、
2個もしくはそれ以上の欠陥ビットの位置合わせを防止
することによって、メモリアレイにおいて分散化が達成
される。エラーマップはオフラインで作成され、各メモ
リは概知データによってテストされる。エラーマップを
作成する時間は、メモリ量が増加するにつれて比例的に
増加する。非常に大きいメモリアレイはマッピングし分
散させるために何時間も要する恐れがある。
の可能性を低くするためにメモリアレイ内にエラーを分
散させる方法は、米国特許第4、488、298号に記
述されている。メモリアレイ用に作成されたエラーマッ
プに基づいて異なるメモリの列を選択的に並べ換えて、
2個もしくはそれ以上の欠陥ビットの位置合わせを防止
することによって、メモリアレイにおいて分散化が達成
される。エラーマップはオフラインで作成され、各メモ
リは概知データによってテストされる。エラーマップを
作成する時間は、メモリ量が増加するにつれて比例的に
増加する。非常に大きいメモリアレイはマッピングし分
散させるために何時間も要する恐れがある。
【0007】存在するエラーのタイプを判断するための
フォルトマッピングは、メモリ(オフライン)内に概知
のデータを記憶して順次データを逆読みしてそれを概知
の書込みデータと比較することによって達成することが
できる。エラーはカウントされ、エラーの数と位置に基
づいて、エラーのタイプは単一ビット、ビットライン又
はワードラインに判断される。この方法は米国特許第
4、456、995号に開示されている。生成されたフ
ォルトマップに基づいて、ビットは、上記米国特許第
4、488、298号に記述されているように分散させ
ることができる。典型的には、まずコンピュータの電源
が入れられると、メモリは一度に一行(オフライン)テ
ストされ、各行は合格するとオペレーティングシステム
へ与えられ、コンピュータにより使用される。コンピュ
ータ内に組込まれるメモリ量が拡大しつづけるにつれて
この方法はますます望ましくなくなっている。というの
も、テスト時間が法外に長いものになり、訂正不可能な
エラー発生の確率は時間と共に増大しつづけるからであ
る。
フォルトマッピングは、メモリ(オフライン)内に概知
のデータを記憶して順次データを逆読みしてそれを概知
の書込みデータと比較することによって達成することが
できる。エラーはカウントされ、エラーの数と位置に基
づいて、エラーのタイプは単一ビット、ビットライン又
はワードラインに判断される。この方法は米国特許第
4、456、995号に開示されている。生成されたフ
ォルトマップに基づいて、ビットは、上記米国特許第
4、488、298号に記述されているように分散させ
ることができる。典型的には、まずコンピュータの電源
が入れられると、メモリは一度に一行(オフライン)テ
ストされ、各行は合格するとオペレーティングシステム
へ与えられ、コンピュータにより使用される。コンピュ
ータ内に組込まれるメモリ量が拡大しつづけるにつれて
この方法はますます望ましくなくなっている。というの
も、テスト時間が法外に長いものになり、訂正不可能な
エラー発生の確率は時間と共に増大しつづけるからであ
る。
【0008】一つの改善策が、米国特許第4、479、
214(’214)号に記述されているようなエラーの
オンラインマッピングによって実現されている(同特許
は参考用に本文に組込んでいる)。’214号特許に記
述のシステムは、上記のシステム及び方法よりもずっと
高速に動作する。然しながら、その場合、速度の増加は
ハードウェアを増加することによって行われている。例
えば、72ビットワードを有するメモリシステムに対し
ては73個のカウンタが必要である。即ち、それぞれの
ビット列に対する1つのカウンタと、アクセスに対する
エラーの比を判断するためにメモリアクセス数を追跡す
るもう一つのカウンタとが必要となる。更に、’214
号特許に記述のシステムは、メモリシステムの一区画に
対して一度に一つのフォルトマップを作成する。ECC
によって訂正不可能な故障が発見された場合には、メモ
リサブシステムは再び仕切られる(分散される)。この
反応的アプローチはテスト速度を向上させるが、相当量
のハードウェアを要し、将来、即ち予防的な方法で、取
替えを要するメモリを識別することはできない。
214(’214)号に記述されているようなエラーの
オンラインマッピングによって実現されている(同特許
は参考用に本文に組込んでいる)。’214号特許に記
述のシステムは、上記のシステム及び方法よりもずっと
高速に動作する。然しながら、その場合、速度の増加は
ハードウェアを増加することによって行われている。例
えば、72ビットワードを有するメモリシステムに対し
ては73個のカウンタが必要である。即ち、それぞれの
ビット列に対する1つのカウンタと、アクセスに対する
エラーの比を判断するためにメモリアクセス数を追跡す
るもう一つのカウンタとが必要となる。更に、’214
号特許に記述のシステムは、メモリシステムの一区画に
対して一度に一つのフォルトマップを作成する。ECC
によって訂正不可能な故障が発見された場合には、メモ
リサブシステムは再び仕切られる(分散される)。この
反応的アプローチはテスト速度を向上させるが、相当量
のハードウェアを要し、将来、即ち予防的な方法で、取
替えを要するメモリを識別することはできない。
【0009】かくして最小量のハードウェアを使用しな
がら故障しそうなメモリをオンラインで識別可能なフォ
ルトマッピング装置が必要とされている。
がら故障しそうなメモリをオンラインで識別可能なフォ
ルトマッピング装置が必要とされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、改良されたメモリ用オンライン・フォルトマッピン
グ装置を提供することである。
は、改良されたメモリ用オンライン・フォルトマッピン
グ装置を提供することである。
【0011】本発明のもう一つの目的は、取替える必要
のあるメモリの順向表示を提供するメモリ用オンライン
・フォルトマッピング装置を提供することである。
のあるメモリの順向表示を提供するメモリ用オンライン
・フォルトマッピング装置を提供することである。
【0012】更に、本発明の目的は、少量のハードウェ
アしか必要としないメモリ用オンライン・フォルトマッ
ピング装置を提供することである。
アしか必要としないメモリ用オンライン・フォルトマッ
ピング装置を提供することである。
【0013】本発明の目的は更に、メモリ部分の独立マ
ップを作成することによってマッピング機能を提供する
メモリ用のオンライン・フォルトマッピング装置を提供
することである。
ップを作成することによってマッピング機能を提供する
メモリ用のオンライン・フォルトマッピング装置を提供
することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の以上の目的なら
びにその他の目的は、複数メモリチップの各々によって
生成されるエラーのカウントを提供するメモリフォルト
マッピング装置によって達成される。検出回路は、オン
ライン処理中に複数のメモリチップからランダムにアク
セスされたデータをチェックして、アクセスされたデー
タ内に存在する各エラーの表示を提供する。エラーメモ
リは検出回路へ接続され、各メモリについて現在検出さ
れたエラー数のカウントを記憶する。各メモリのカウン
トは所定の位置に記憶される。エラーメモリと検出回路
とへ接続されたカウント回路は、エラーメモリから現在
アクセスされたメモリのカウントを受取り、もし検出回
路がエラーが存在することを表示すると、カウンタはカ
ウントをインクリメントする。インクリメントされたカ
ウントは、エラーメモリのその所定の位置へ書戻され
る。その結果、一回の読取処理中にアクセスされるビッ
ト数にかかわりなく、ただ一個のカウンタだけしか必要
でない。
びにその他の目的は、複数メモリチップの各々によって
生成されるエラーのカウントを提供するメモリフォルト
マッピング装置によって達成される。検出回路は、オン
ライン処理中に複数のメモリチップからランダムにアク
セスされたデータをチェックして、アクセスされたデー
タ内に存在する各エラーの表示を提供する。エラーメモ
リは検出回路へ接続され、各メモリについて現在検出さ
れたエラー数のカウントを記憶する。各メモリのカウン
トは所定の位置に記憶される。エラーメモリと検出回路
とへ接続されたカウント回路は、エラーメモリから現在
アクセスされたメモリのカウントを受取り、もし検出回
路がエラーが存在することを表示すると、カウンタはカ
ウントをインクリメントする。インクリメントされたカ
ウントは、エラーメモリのその所定の位置へ書戻され
る。その結果、一回の読取処理中にアクセスされるビッ
ト数にかかわりなく、ただ一個のカウンタだけしか必要
でない。
【0015】本発明の上記その他の目的、特徴、および
利点は図面に示すような本発明の実施例の詳細な説明か
ら明らかとなろう。
利点は図面に示すような本発明の実施例の詳細な説明か
ら明らかとなろう。
【0016】
【実施例】図1は、ブロック図形のメモリフォルトマッ
ピング装置10を示す。メモリフォルトマッピング装置
10は、オンライン処理中にコンピュータシステム内で
アクセスされる各メモリチップ内で発生するエラー数を
追跡する。本発明は、それぞれが複数の4メガビットメ
モリ3を有する2つのメモリカード1及び2を使用して
示されている。通常はずっと大きな量のメモリがマッピ
ングされるが、図解を簡単にするために少量のメモリを
示す。メモリ行がアクセスされる度に、データのエラー
がチェックされ、エラーが発見されると、そのエラーを
発生したメモリが判断され、そのメモリのエラーのカウ
ントが保存される。任意のメモリのカウントが所定値に
達すると、その治癒行動が取られる。
ピング装置10を示す。メモリフォルトマッピング装置
10は、オンライン処理中にコンピュータシステム内で
アクセスされる各メモリチップ内で発生するエラー数を
追跡する。本発明は、それぞれが複数の4メガビットメ
モリ3を有する2つのメモリカード1及び2を使用して
示されている。通常はずっと大きな量のメモリがマッピ
ングされるが、図解を簡単にするために少量のメモリを
示す。メモリ行がアクセスされる度に、データのエラー
がチェックされ、エラーが発見されると、そのエラーを
発生したメモリが判断され、そのメモリのエラーのカウ
ントが保存される。任意のメモリのカウントが所定値に
達すると、その治癒行動が取られる。
【0017】デコーダ5及びデコーダ7は複数のメモリ
3へ接続され、デコーダ5及び7はそれぞれ、複数のメ
モリ3の1つのメモリ行を選択するためのアドレス信号
(行セレクト)を受信する。メモリの更に進んだ選択
は、デコーダ6へ入力されたカードセレクトアドレスか
らカード1又は2の一つを選択するデコーダ6によって
行われる。デコーディングステップの結果、カード1及
び2から複数のメモリ3の中の7個のメモリが、読取又
は書込み処理のために選択される。読取り処理中には、
7個のデータビットが利用可能となり、そのうち、1ビ
ットは複数メモリ3の選択されたメモリの各々からのも
のであり、7ビットECCワード(エラーチェックおよ
び訂正)を形成する。通常はより大きなECCワードを
有する、例えば、72ビットECCワードが一般的なの
で、7ビットECCワードは一例として提供したものに
すぎない。7ビットのうちの3つはチェックビットを表
わし、残りの4ビットはデータを表わす。
3へ接続され、デコーダ5及び7はそれぞれ、複数のメ
モリ3の1つのメモリ行を選択するためのアドレス信号
(行セレクト)を受信する。メモリの更に進んだ選択
は、デコーダ6へ入力されたカードセレクトアドレスか
らカード1又は2の一つを選択するデコーダ6によって
行われる。デコーディングステップの結果、カード1及
び2から複数のメモリ3の中の7個のメモリが、読取又
は書込み処理のために選択される。読取り処理中には、
7個のデータビットが利用可能となり、そのうち、1ビ
ットは複数メモリ3の選択されたメモリの各々からのも
のであり、7ビットECCワード(エラーチェックおよ
び訂正)を形成する。通常はより大きなECCワードを
有する、例えば、72ビットECCワードが一般的なの
で、7ビットECCワードは一例として提供したものに
すぎない。7ビットのうちの3つはチェックビットを表
わし、残りの4ビットはデータを表わす。
【0018】SEC/DEDシンドローム発生器8(シ
ングルエラー訂正/ダブルエラー検出)は、バス16に
よってチェックビットバッファ9に接続され、3つのチ
ェックビットを受取る。チェックビットバッファ9は、
7ビットECCワードの3つのMSB(最上位ビット)
を構成する複数のメモリ3へ接続される。非ゼロシンド
ロームは、シングルビットエラーが検出され且つ自動的
に訂正されたか、又は訂正不可能なダブルエラーが検出
されたことを表わす。訂正されたシングルビットエラー
は、データバッファ11に接続されデータバッファ11
からの出力としてデータビットを担うデータバス18上
に現われる。SEC/DEDシンドローム発生器8は、
列アドレス信号を形成する3個の信号S1、S2、S3
より構成された3ビットシンドロームを出力し、エラー
が検出された一つの列を複数のメモリ3から識別する。
エラー信号もまたSEC/DEDシンドローム発生器8
によって提供され、エラーが検出された表示を単に提供
する。例えば、”ハイ(high)”エラー信号はエラーを
表わし、”ロー(low )”エラー信号はエラーの欠如を
表わす。
ングルエラー訂正/ダブルエラー検出)は、バス16に
よってチェックビットバッファ9に接続され、3つのチ
ェックビットを受取る。チェックビットバッファ9は、
7ビットECCワードの3つのMSB(最上位ビット)
を構成する複数のメモリ3へ接続される。非ゼロシンド
ロームは、シングルビットエラーが検出され且つ自動的
に訂正されたか、又は訂正不可能なダブルエラーが検出
されたことを表わす。訂正されたシングルビットエラー
は、データバッファ11に接続されデータバッファ11
からの出力としてデータビットを担うデータバス18上
に現われる。SEC/DEDシンドローム発生器8は、
列アドレス信号を形成する3個の信号S1、S2、S3
より構成された3ビットシンドロームを出力し、エラー
が検出された一つの列を複数のメモリ3から識別する。
エラー信号もまたSEC/DEDシンドローム発生器8
によって提供され、エラーが検出された表示を単に提供
する。例えば、”ハイ(high)”エラー信号はエラーを
表わし、”ロー(low )”エラー信号はエラーの欠如を
表わす。
【0019】エラーメモリ13は,複数メモリ3の各メ
モリ内で検出されたエラー数を記憶する高速SRAM
(スタティック・ランダム・アクセスメモリ)である。
エラーメモリ13は、同時的読取り/書込み能力を備
え、複数メモリ3の速度の2倍の速度で動作することが
できる。複数メモリ3の各々のメモリについては、エラ
ーメモリ13内に対応するメモリ位置が存在し、かかる
各メモリのフォルト状態をマッピングする。従って、エ
ラーメモリ13は、28×24のメモリアレイ(それぞ
れ24ビット長を有する28ワードより構成される)を
含んでいる。エラーメモリ13は、論理上2つのアレイ
14と19に分割される。その場合、アレイ19は28
ワード×13ビットで、アレイ14は28ワード×11
ビットである。複数メモリ3の各々について、アレイ1
9はエラーカウントを記憶し、アレイ14は状態ワード
を記憶する。それぞれのエラーワードと状態ワードは組
合わさって、対応するメモリに対するフォルト状態を形
成する。またエラーメモリ13は、SEC/DEDシン
ドローム発生器8へ接続されたデコーダ12を含む。デ
コーダ12は、フォルト出力を有する複数メモリ3の中
の1つのメモリのアドレスと同一の1アドレスを受取
る。デコーダ12に対するアドレスは、行セレクト、カ
ードセレクト、および3ビットシンドロームを含む。
モリ内で検出されたエラー数を記憶する高速SRAM
(スタティック・ランダム・アクセスメモリ)である。
エラーメモリ13は、同時的読取り/書込み能力を備
え、複数メモリ3の速度の2倍の速度で動作することが
できる。複数メモリ3の各々のメモリについては、エラ
ーメモリ13内に対応するメモリ位置が存在し、かかる
各メモリのフォルト状態をマッピングする。従って、エ
ラーメモリ13は、28×24のメモリアレイ(それぞ
れ24ビット長を有する28ワードより構成される)を
含んでいる。エラーメモリ13は、論理上2つのアレイ
14と19に分割される。その場合、アレイ19は28
ワード×13ビットで、アレイ14は28ワード×11
ビットである。複数メモリ3の各々について、アレイ1
9はエラーカウントを記憶し、アレイ14は状態ワード
を記憶する。それぞれのエラーワードと状態ワードは組
合わさって、対応するメモリに対するフォルト状態を形
成する。またエラーメモリ13は、SEC/DEDシン
ドローム発生器8へ接続されたデコーダ12を含む。デ
コーダ12は、フォルト出力を有する複数メモリ3の中
の1つのメモリのアドレスと同一の1アドレスを受取
る。デコーダ12に対するアドレスは、行セレクト、カ
ードセレクト、および3ビットシンドロームを含む。
【0020】カウンタ15は、エラーメモリ13とSE
C/DEDシンドローム発生器8の双方へ接続されてい
る。Lビットを有するバス17は、アレイ19をカウン
タ15へ接続する。但し、Lはエラーカウント中のビッ
ト数である。メモリフォルトマッピングシステム10に
おいて、エラーカウントは13ビットから構成されてい
るので、Lは13に等しくなろう。もしそれより大きい
か小さいエラーカウントが望ましい場合には、Lの値
は、カウンタがエラーカウントを受取ることを可能にす
るその数を反映することになろう。カウンタ15は、現
在アドレスされた複数メモリ3の中のメモリのエラーカ
ウント(エラーメモリ13中のアドレスされたワードの
最初の13ビット)をバス17を介して受取る。SEC
/DEDシンドローム発生器8からカウンタ15へエラ
ー信号が提供され、エラーカウントをインクリメントす
べきか否かをカウンタに指令する。エラーカウント(イ
ンクリメントされたものであれ否であれ)は、バス17
を介してエラーメモリ13へ利用可能となり、その内部
に書込まれる。カウンタ15はキャリーアウト(CO)
信号、キャリーアウト・マイナー(COマイナー)信号
および故障信号をエラーメモリ13へ提供する。これら
の信号は現在アドレスされたフォルト状態の状態ワード
を更新するが、その詳細は以下に詳説する。
C/DEDシンドローム発生器8の双方へ接続されてい
る。Lビットを有するバス17は、アレイ19をカウン
タ15へ接続する。但し、Lはエラーカウント中のビッ
ト数である。メモリフォルトマッピングシステム10に
おいて、エラーカウントは13ビットから構成されてい
るので、Lは13に等しくなろう。もしそれより大きい
か小さいエラーカウントが望ましい場合には、Lの値
は、カウンタがエラーカウントを受取ることを可能にす
るその数を反映することになろう。カウンタ15は、現
在アドレスされた複数メモリ3の中のメモリのエラーカ
ウント(エラーメモリ13中のアドレスされたワードの
最初の13ビット)をバス17を介して受取る。SEC
/DEDシンドローム発生器8からカウンタ15へエラ
ー信号が提供され、エラーカウントをインクリメントす
べきか否かをカウンタに指令する。エラーカウント(イ
ンクリメントされたものであれ否であれ)は、バス17
を介してエラーメモリ13へ利用可能となり、その内部
に書込まれる。カウンタ15はキャリーアウト(CO)
信号、キャリーアウト・マイナー(COマイナー)信号
および故障信号をエラーメモリ13へ提供する。これら
の信号は現在アドレスされたフォルト状態の状態ワード
を更新するが、その詳細は以下に詳説する。
【0021】動作方法 メモリフォルトマッピング装置10は、通常のコンピュ
ータ処理中、即ちオンラインで動作する。その結果、コ
ンピュータの初期始動時に、メモリをテストするために
長い待機時間が必要とされない。コンピュータが複数の
メモリ3にアクセスするとき、行セレクトアドレスとカ
ードセレクトアドレスとが、デコーダ5、6及び7へ、
並びにデコーダ12を介してエラーメモリ13へ同時に
提供される。その後、複数メモリ3からのECCワード
は、チェックビットバッファ9とデータバッファ11へ
提供される。もしECCワード中に1ビットエラーが検
出されると、そのビットはチェックビットバッファ9と
データバッファ11内で訂正される。SEC/DEDシ
ンドローム発生器8は、バス16を介してエラーの状態
又は欠如に関する情報を受取る。もしエラーが検出され
訂正されると、3ビットシンドロームはエラーがどの列
内に存在するかを反映することになろう。もしエラーが
存在しなければ、3ビットシンドロームは全ての”ゼ
ロ”を出力することによってそのように表示する。エラ
ーが検出された列を指示することによって、そのエラー
を出力する複数メモリ3の特定メモリが識別され、その
唯一のアドレスがエラーメモリ13へ付与される。エラ
ーメモリ13に対するアドレスは行セレクトアドレスと
カードセレクトアドレスと3ビットシンドロームとを含
む。その結果、複数メモリ3の中の一メモリが検出エラ
ーを出力する毎に、そのメモリに対応するアドレスがエ
ラーメモリ13へ提供される。
ータ処理中、即ちオンラインで動作する。その結果、コ
ンピュータの初期始動時に、メモリをテストするために
長い待機時間が必要とされない。コンピュータが複数の
メモリ3にアクセスするとき、行セレクトアドレスとカ
ードセレクトアドレスとが、デコーダ5、6及び7へ、
並びにデコーダ12を介してエラーメモリ13へ同時に
提供される。その後、複数メモリ3からのECCワード
は、チェックビットバッファ9とデータバッファ11へ
提供される。もしECCワード中に1ビットエラーが検
出されると、そのビットはチェックビットバッファ9と
データバッファ11内で訂正される。SEC/DEDシ
ンドローム発生器8は、バス16を介してエラーの状態
又は欠如に関する情報を受取る。もしエラーが検出され
訂正されると、3ビットシンドロームはエラーがどの列
内に存在するかを反映することになろう。もしエラーが
存在しなければ、3ビットシンドロームは全ての”ゼ
ロ”を出力することによってそのように表示する。エラ
ーが検出された列を指示することによって、そのエラー
を出力する複数メモリ3の特定メモリが識別され、その
唯一のアドレスがエラーメモリ13へ付与される。エラ
ーメモリ13に対するアドレスは行セレクトアドレスと
カードセレクトアドレスと3ビットシンドロームとを含
む。その結果、複数メモリ3の中の一メモリが検出エラ
ーを出力する毎に、そのメモリに対応するアドレスがエ
ラーメモリ13へ提供される。
【0022】エラーメモリ13は、複数メモリ3の各メ
モリに対して1つずつ、28個のエラーカウントを記憶
する。故障メモリのアドレスはエラーメモリ13に付与
されるので、そのメモリのエラーカウントはエラーメモ
リ13からバス17上及びカウンタ15内へ出力され
る。初めに述べたように、エラー信号は、エラーが検出
されたことをカウンタ15へ指示するために”ハイ(hi
gh)”となろう。カウンタ15はかくして、その内部に
含まれるエラーカウントをインクリメントして、エラー
を生成したメモリについて検出されたエラーの現在の数
を反映することになろう。エラーメモリ13は複数メモ
リ3の速度の少なくとも2倍の速度で動作するので、イ
ンクリメントされたエラーカウントは、現在アドレスが
除去される前にエラーメモリ13へ書戻される。複数メ
モリ3からのデータの読取りは1サイクルで完了するの
で、エラーカウントの読取り、インクリメント、及びエ
ラーカウントの書戻しもまた1サイクルで達成される。
もしエラーが発見されなかったら、エラーメモリ13に
対して無効アドレスが提供され、その内部の内容は変化
しないままにとどまる。有限時間の後、エラーメモリ1
3内の各位置は、メモリフォルトマッピングシステム1
0における全ての読取り処理に対して訂正された単一ビ
ットエラーの数を含む。
モリに対して1つずつ、28個のエラーカウントを記憶
する。故障メモリのアドレスはエラーメモリ13に付与
されるので、そのメモリのエラーカウントはエラーメモ
リ13からバス17上及びカウンタ15内へ出力され
る。初めに述べたように、エラー信号は、エラーが検出
されたことをカウンタ15へ指示するために”ハイ(hi
gh)”となろう。カウンタ15はかくして、その内部に
含まれるエラーカウントをインクリメントして、エラー
を生成したメモリについて検出されたエラーの現在の数
を反映することになろう。エラーメモリ13は複数メモ
リ3の速度の少なくとも2倍の速度で動作するので、イ
ンクリメントされたエラーカウントは、現在アドレスが
除去される前にエラーメモリ13へ書戻される。複数メ
モリ3からのデータの読取りは1サイクルで完了するの
で、エラーカウントの読取り、インクリメント、及びエ
ラーカウントの書戻しもまた1サイクルで達成される。
もしエラーが発見されなかったら、エラーメモリ13に
対して無効アドレスが提供され、その内部の内容は変化
しないままにとどまる。有限時間の後、エラーメモリ1
3内の各位置は、メモリフォルトマッピングシステム1
0における全ての読取り処理に対して訂正された単一ビ
ットエラーの数を含む。
【0023】ダブルエラーの発生は、SEC/DEDシ
ンドローム発生器8によって検出されるが、かかるエラ
ーはエラー信号によっては表示されず、従ってカウント
されない。その代わり、メモリフォルトマッピングシス
テム10は、修理が必要であることを指示する等の他の
適当な行動をとるか、又はアドレスされたメモリ位置が
今後使用されないことを確かめることができよう。その
他の代替的な設計によって、ダブルエラーの論理和をと
って故障ビットの一つをカウントする回路を構成するこ
ともできよう。更にもう一つの設計によって、ダブルエ
ラー訂正回路及び/又はトリプルエラー検出の使用を具
体化することもできよう。
ンドローム発生器8によって検出されるが、かかるエラ
ーはエラー信号によっては表示されず、従ってカウント
されない。その代わり、メモリフォルトマッピングシス
テム10は、修理が必要であることを指示する等の他の
適当な行動をとるか、又はアドレスされたメモリ位置が
今後使用されないことを確かめることができよう。その
他の代替的な設計によって、ダブルエラーの論理和をと
って故障ビットの一つをカウントする回路を構成するこ
ともできよう。更にもう一つの設計によって、ダブルエ
ラー訂正回路及び/又はトリプルエラー検出の使用を具
体化することもできよう。
【0024】図2は、エラーメモリ13内に記憶された
フォルト状態のフォーマットを示す。複数メモリ3の各
メモリのエラーカウントは、エラーメモリ13内の28
個の各メモリ位置の最初の13ビットに記憶される。カ
ード1、行1、列1(1、1、1)のチップロケーショ
ン(CHIPLOC)におけるメモリのエラーカウント
は、比較的小数のエラーが検出されたものが描かれてい
る。エラーカウントのビット13は、内部に記憶された
エラー数の2進表示の最下位ビット(LSB)を表わ
し、ビット1はMSBである。チップロケーション1、
1、1におけるメモリについてエラーが検出される毎
に、このエラーカウントはカウンタ15内へロードさ
れ、インクリメントされ、同じエラーメモリ位置へ書戻
される。エラーカウントが種々の所定しきい値に達する
と、メモリチップ故障の兆候が表示される。これらの疑
わしいメモリチップ故障は、エラーメモリ13のビット
14〜24内に含まれる状態ワードによって表わされ
る。
フォルト状態のフォーマットを示す。複数メモリ3の各
メモリのエラーカウントは、エラーメモリ13内の28
個の各メモリ位置の最初の13ビットに記憶される。カ
ード1、行1、列1(1、1、1)のチップロケーショ
ン(CHIPLOC)におけるメモリのエラーカウント
は、比較的小数のエラーが検出されたものが描かれてい
る。エラーカウントのビット13は、内部に記憶された
エラー数の2進表示の最下位ビット(LSB)を表わ
し、ビット1はMSBである。チップロケーション1、
1、1におけるメモリについてエラーが検出される毎
に、このエラーカウントはカウンタ15内へロードさ
れ、インクリメントされ、同じエラーメモリ位置へ書戻
される。エラーカウントが種々の所定しきい値に達する
と、メモリチップ故障の兆候が表示される。これらの疑
わしいメモリチップ故障は、エラーメモリ13のビット
14〜24内に含まれる状態ワードによって表わされ
る。
【0025】状態ワードは3ビットフィールド14、1
5、16を含み、相当するエラーカウントに基づいてチ
ップキル、ラインキル、セルキルがそれぞれ疑われるか
否かを表示する。対応するエラーカウントがエラーメモ
リ13へ書戻されるときに、チップ、ラインおよびセル
キルビットがセットされる。エラーカウントが所定のし
きい値に達すると、カウンタ15は、そのエラーカウン
トの所定ビットについてオーバーフロービットがセット
されたことを判断する。チップ、ラインおよびセルキル
ビットは、カウンタ15によってエラーメモリ13に供
給されるCOマイナー、COおよび故障信号によってセ
ットされる。これは、図2によって例示される。チップ
ロケーション1、1、1のエラーカウントは、MSBと
して1へセットされたビット10を示すので、これによ
ってセルキルビットがセットされる。チップロケーショ
ン1、1、2のエラーカウントは、ビット3がMSBで
あるとしてセットされていることを示すことによってよ
り大きいエラー数を表示するので、ラインキルビットを
セットする。同様にして、チップロケーション1、2、
7のエラーカウントは、ビット1がセットされているこ
とを示すので、チップキルビットがセットされる。
5、16を含み、相当するエラーカウントに基づいてチ
ップキル、ラインキル、セルキルがそれぞれ疑われるか
否かを表示する。対応するエラーカウントがエラーメモ
リ13へ書戻されるときに、チップ、ラインおよびセル
キルビットがセットされる。エラーカウントが所定のし
きい値に達すると、カウンタ15は、そのエラーカウン
トの所定ビットについてオーバーフロービットがセット
されたことを判断する。チップ、ラインおよびセルキル
ビットは、カウンタ15によってエラーメモリ13に供
給されるCOマイナー、COおよび故障信号によってセ
ットされる。これは、図2によって例示される。チップ
ロケーション1、1、1のエラーカウントは、MSBと
して1へセットされたビット10を示すので、これによ
ってセルキルビットがセットされる。チップロケーショ
ン1、1、2のエラーカウントは、ビット3がMSBで
あるとしてセットされていることを示すことによってよ
り大きいエラー数を表示するので、ラインキルビットを
セットする。同様にして、チップロケーション1、2、
7のエラーカウントは、ビット1がセットされているこ
とを示すので、チップキルビットがセットされる。
【0026】もしメモリのセルキルビットがセットされ
ていると、そのエラーはソフトエラーによるものではな
く、そのメモリが欠陥セルを有するものであることが想
定される。もし1メモリについてより高い所定エラーし
きい値が検出されラインキルビットがセットされていれ
ば、ライン故障が疑わしい。同様にして、もしチップキ
ルビットをセットするために必要なエラーの更に高い所
定しきい値に達すれば、メモリアレイモジュールの欠陥
が疑わしい。複数メモリ3はランダムにアクセスされる
ため、チップ、ライン、又はセルキルの表示のみが兆候
を示す。かかる故障の確認は、例えば疑わしい欠陥を有
するメモリについて順次読出しを実行することによって
行う。その結果、将来故障する虞れが高い、もしくは現
在欠陥のあるメモリチップを、複数メモリ3の全てのメ
モリをテストせずとも発見することが可能である。この
ことによって、突然の故障によって不便を蒙らずにもっ
と便利な時間にコンピュータを修理に廻すことができる
ようになる。
ていると、そのエラーはソフトエラーによるものではな
く、そのメモリが欠陥セルを有するものであることが想
定される。もし1メモリについてより高い所定エラーし
きい値が検出されラインキルビットがセットされていれ
ば、ライン故障が疑わしい。同様にして、もしチップキ
ルビットをセットするために必要なエラーの更に高い所
定しきい値に達すれば、メモリアレイモジュールの欠陥
が疑わしい。複数メモリ3はランダムにアクセスされる
ため、チップ、ライン、又はセルキルの表示のみが兆候
を示す。かかる故障の確認は、例えば疑わしい欠陥を有
するメモリについて順次読出しを実行することによって
行う。その結果、将来故障する虞れが高い、もしくは現
在欠陥のあるメモリチップを、複数メモリ3の全てのメ
モリをテストせずとも発見することが可能である。この
ことによって、突然の故障によって不便を蒙らずにもっ
と便利な時間にコンピュータを修理に廻すことができる
ようになる。
【0027】状態ワードは、将来の使用のために保存さ
れる2ビット17と18を含む。ビット19は、例えば
ダブルエラー検出によって検出される訂正不能エラー
(Uncorrectable Errors、UE)を指示するために使用
される。状態ワードのビット20、21、22は、エラ
ーメモリ13自体(即ちアレイ19内)の内容をパリテ
ィチェックするものである。更に2つのビット23、2
4が存在し、同ビットは複数メモリ3の欠陥メモリを取
替えるためにスペアメモリが使用されたかどうかを示す
ために使用される。状態ワードは、数ビットフィールド
のみをモニタすることによって、複数メモリ3の状態を
迅速に要約することができる。また状態ワードは、それ
らを将来の参照のために保守ディスク上へコピーするこ
とによって履歴レコードを提供する。エラーメモリ13
へリセット信号が供給されることによって、内部タイマ
(図示せず)又はサービス要求が故障状態を時々リセッ
トできるようになっている。
れる2ビット17と18を含む。ビット19は、例えば
ダブルエラー検出によって検出される訂正不能エラー
(Uncorrectable Errors、UE)を指示するために使用
される。状態ワードのビット20、21、22は、エラ
ーメモリ13自体(即ちアレイ19内)の内容をパリテ
ィチェックするものである。更に2つのビット23、2
4が存在し、同ビットは複数メモリ3の欠陥メモリを取
替えるためにスペアメモリが使用されたかどうかを示す
ために使用される。状態ワードは、数ビットフィールド
のみをモニタすることによって、複数メモリ3の状態を
迅速に要約することができる。また状態ワードは、それ
らを将来の参照のために保守ディスク上へコピーするこ
とによって履歴レコードを提供する。エラーメモリ13
へリセット信号が供給されることによって、内部タイマ
(図示せず)又はサービス要求が故障状態を時々リセッ
トできるようになっている。
【0028】本発明の代替例 メモリフォルトマッピング装置10は、複数メモリ3の
検出された1ビットエラーの全てがオンライン処理中に
エラーメモリ13内にマッピングされる点でシングルパ
スシステムである。これは簡単であるという利点がある
が、非常に大きなメモリシステムでは、大型のエラーメ
モリ13が必要になるという点で不利な点が存在する。
例えばメモリフォルトマッピング装置10では、複数メ
モリ3は僅かに28個のメモリから成るので、エラーメ
モリ13は28ワードのアレイから成るのみである。然
しながら、各カードが8行を有し、各行が72ビットを
有するような2つのカード1及び2から成る複数メモリ
は、72×8×2ワード、即ち1152ワードを有する
エラーメモリ13を要することになろう。
検出された1ビットエラーの全てがオンライン処理中に
エラーメモリ13内にマッピングされる点でシングルパ
スシステムである。これは簡単であるという利点がある
が、非常に大きなメモリシステムでは、大型のエラーメ
モリ13が必要になるという点で不利な点が存在する。
例えばメモリフォルトマッピング装置10では、複数メ
モリ3は僅かに28個のメモリから成るので、エラーメ
モリ13は28ワードのアレイから成るのみである。然
しながら、各カードが8行を有し、各行が72ビットを
有するような2つのカード1及び2から成る複数メモリ
は、72×8×2ワード、即ち1152ワードを有する
エラーメモリ13を要することになろう。
【0029】図3は、マルチパスのメモリエラーマッピ
ング方法を使用するメモリフォルトマッピング装置20
のブロック線図である。図3では、図1と同様な構造を
表わすために同様の番号を使用している。メモリフォル
トマッピング装置20はメモリフォルトマッピング装置
10と類似しているが、以下に提示する相違を有する。
エラーメモリ13はそれぞれ8ワード×24ビットのア
レイを要するにすぎない。図2に示すようなその内部に
含まれるフォルト状態のフォーマットは同一のままであ
る。3ビットシンドローム出力(S1、S2、およびS
3)は最早エラーメモリ13へは接続されないが、代わ
りに第1パスデコーダ21と第2パスデコーダ24へ接
続される。第1パスデコーダ21は、エラーメモリ13
のデコーダ12へ接続された2つの出力、即ちグループ
1(G1)及びグループ2(G2)を有する。第2パス
デコーダ24は4つのマスクされた出力、MA1〜MA
4を有し、その各々は、複数メモリ3からの列C1〜C
3又はC4〜C7の一つを表わすと共にエラーメモリ2
3へ接続される。エラーメモリ23はそれぞれ24ビッ
トの4ワードを有するアレイで、論理上2つのアレイ2
9と25へ分割される。上記アレイ29は4×13のア
レイで、エラーカウントを記憶し、アレイ25は4×1
1のアレイで、各々がアレイ29内のエラーカウントに
対応する状態ワードを記憶する。カウンタ15はバス1
7によってエラーメモリ23へ接続され、カウンタ15
は更に、CO、COマイナ及び故障の信号をそれに対し
て提供する。リセット信号もまたエラーメモリ23へ接
続される。
ング方法を使用するメモリフォルトマッピング装置20
のブロック線図である。図3では、図1と同様な構造を
表わすために同様の番号を使用している。メモリフォル
トマッピング装置20はメモリフォルトマッピング装置
10と類似しているが、以下に提示する相違を有する。
エラーメモリ13はそれぞれ8ワード×24ビットのア
レイを要するにすぎない。図2に示すようなその内部に
含まれるフォルト状態のフォーマットは同一のままであ
る。3ビットシンドローム出力(S1、S2、およびS
3)は最早エラーメモリ13へは接続されないが、代わ
りに第1パスデコーダ21と第2パスデコーダ24へ接
続される。第1パスデコーダ21は、エラーメモリ13
のデコーダ12へ接続された2つの出力、即ちグループ
1(G1)及びグループ2(G2)を有する。第2パス
デコーダ24は4つのマスクされた出力、MA1〜MA
4を有し、その各々は、複数メモリ3からの列C1〜C
3又はC4〜C7の一つを表わすと共にエラーメモリ2
3へ接続される。エラーメモリ23はそれぞれ24ビッ
トの4ワードを有するアレイで、論理上2つのアレイ2
9と25へ分割される。上記アレイ29は4×13のア
レイで、エラーカウントを記憶し、アレイ25は4×1
1のアレイで、各々がアレイ29内のエラーカウントに
対応する状態ワードを記憶する。カウンタ15はバス1
7によってエラーメモリ23へ接続され、カウンタ15
は更に、CO、COマイナ及び故障の信号をそれに対し
て提供する。リセット信号もまたエラーメモリ23へ接
続される。
【0030】メモリフォルトマッピング装置20は、故
障が疑われるメモリのエラーをマッピングするために2
つの別個のステップを要する点で2パスエラーマッピン
グシステムである。第1パスの間、エラーは所定メモリ
群についてマッピングされることによって、任意の単一
メモリに帰されるエラーは知られないようになってい
る。もしマッピングされた任意のメモリ群について所定
のエラーしきい値が達せられると、第2のマッピングパ
スが開始される。メモリマッピングの第2パスの間、そ
のグループ内に含まれる複数メモリの各メモリが個々に
マッピングされることによって、故障の疑いのあるメモ
リは何れもその時隔離され識別できるようになってい
る。
障が疑われるメモリのエラーをマッピングするために2
つの別個のステップを要する点で2パスエラーマッピン
グシステムである。第1パスの間、エラーは所定メモリ
群についてマッピングされることによって、任意の単一
メモリに帰されるエラーは知られないようになってい
る。もしマッピングされた任意のメモリ群について所定
のエラーしきい値が達せられると、第2のマッピングパ
スが開始される。メモリマッピングの第2パスの間、そ
のグループ内に含まれる複数メモリの各メモリが個々に
マッピングされることによって、故障の疑いのあるメモ
リは何れもその時隔離され識別できるようになってい
る。
【0031】2パス方法を使用するメモリフォルトマッ
ピング装置20の動作を、簡単化のために使用する非常
に小さい複数メモリ3のエラーをマッピングすることに
よって説明する。本発明を使用して非常に大型のメモリ
アレイをマッピングすることが望ましいことが判る。ま
ず複数メモリ3は、列C1〜C3を構成するメモリから
成るG1と、列C4〜C7を構成するメモリから成るG
2との2群に分割される。これらの群は、それらがカー
ド1又は2上にあるかどうか、更に、どの行にメモリが
位置するかどうかによって、更に4つのサブグループに
分割される。8個のサブグループの全体は、第1パス中
のフォルトマッピングについて形成される。一例とし
て、カード1上の上部行にC1〜C3(G1)を形成す
るメモリのサブグループは3個のメモリA1〜A3であ
り、カード2上の下部行にC4〜C7(G2)を形成す
るメモリのサブグループはメモリD4〜D7である。従
って、エラーメモリ13は、メモリの各サブグループへ
1つのエラーカウントを供給するために8ワードを有す
る。
ピング装置20の動作を、簡単化のために使用する非常
に小さい複数メモリ3のエラーをマッピングすることに
よって説明する。本発明を使用して非常に大型のメモリ
アレイをマッピングすることが望ましいことが判る。ま
ず複数メモリ3は、列C1〜C3を構成するメモリから
成るG1と、列C4〜C7を構成するメモリから成るG
2との2群に分割される。これらの群は、それらがカー
ド1又は2上にあるかどうか、更に、どの行にメモリが
位置するかどうかによって、更に4つのサブグループに
分割される。8個のサブグループの全体は、第1パス中
のフォルトマッピングについて形成される。一例とし
て、カード1上の上部行にC1〜C3(G1)を形成す
るメモリのサブグループは3個のメモリA1〜A3であ
り、カード2上の下部行にC4〜C7(G2)を形成す
るメモリのサブグループはメモリD4〜D7である。従
って、エラーメモリ13は、メモリの各サブグループへ
1つのエラーカウントを供給するために8ワードを有す
る。
【0032】通常のオンライン処理中に、複数のメモリ
3はランダムにアクセスされる。もし複数メモリ3の一
つから単一エラーが検出され訂正されると、そのエラー
は8個のサブグループの一つのサブグループエラーとし
てカウントされる。例えば、もし単一エラーが列C1〜
C3の一つに由来する場合には、G1信号は”ハイ(hi
gh)”であろう。同様に、もし単一エラーが列C4〜C
7の一つに由来する場合には、G2信号は”ハイ(hig
h)”であろう。行セレクト信号及びカードセレクト信
号は、エラーをそのエラーが由来するサブグループに狭
める。その結果、どのメモリがその故障を発生したかを
知ることはできず、サブグループ内のメモリの一つが故
障を発生したことを知ることができるだけである。かく
して、エラーメモリ13は、G1、G2、行セレクト及
びカードセレクトによって規定されるようなサブグルー
プアドレスに従ってアドレス指定されることになろう。
エラーカウントをインクリメントする方法は上記と同一
である。即ち、エラーメモリ13からのエラーカウント
は、カウンタ15内へロードされ、1だけインクリメン
トされ、複数メモリ3の一回のアクセス時間内にエラー
メモリ13内へ書き戻される。
3はランダムにアクセスされる。もし複数メモリ3の一
つから単一エラーが検出され訂正されると、そのエラー
は8個のサブグループの一つのサブグループエラーとし
てカウントされる。例えば、もし単一エラーが列C1〜
C3の一つに由来する場合には、G1信号は”ハイ(hi
gh)”であろう。同様に、もし単一エラーが列C4〜C
7の一つに由来する場合には、G2信号は”ハイ(hig
h)”であろう。行セレクト信号及びカードセレクト信
号は、エラーをそのエラーが由来するサブグループに狭
める。その結果、どのメモリがその故障を発生したかを
知ることはできず、サブグループ内のメモリの一つが故
障を発生したことを知ることができるだけである。かく
して、エラーメモリ13は、G1、G2、行セレクト及
びカードセレクトによって規定されるようなサブグルー
プアドレスに従ってアドレス指定されることになろう。
エラーカウントをインクリメントする方法は上記と同一
である。即ち、エラーメモリ13からのエラーカウント
は、カウンタ15内へロードされ、1だけインクリメン
トされ、複数メモリ3の一回のアクセス時間内にエラー
メモリ13内へ書き戻される。
【0033】図4(A)は、第1パスデコーダ21のよ
り詳細な論理図である。第1パスデコーダ21は、それ
に接続されたパス1信号によって使用可能にされる。第
1パスデコーダ21は、7−1のデコーダであり、ここ
では、SEC/DEDシンドローム発生器8から3ビッ
トシンドロームS1〜S3が受取られ、デコード(復号
化)されることによって、7つの第1パス出力FP1〜
FP7のうちのせいぜい一つだけが”ハイ(high)”と
なる(FP1〜FP7は複数メモリ3からのC1〜C7
出力上のエラーを表わす)。もしメモリA1からエラー
が発見されると、FP1が”ハイ(high)”になり、メ
モリA3からエラーが発見されると、FP3が”ハイ
(high)”となろう。出力FP1〜FP3はドット”論
理和”でG1を形成し、出力FP4〜FP7はドット”
論理和”でG2を形成する。かくして、A1〜A3より
構成されるメモリのサブグループのエラーカウントは、
そのサブグループのエラーの全カウントであって、その
サブグループ内の各個メモリのエラーカウントを判断す
るためには、第2のパスが必要である。
り詳細な論理図である。第1パスデコーダ21は、それ
に接続されたパス1信号によって使用可能にされる。第
1パスデコーダ21は、7−1のデコーダであり、ここ
では、SEC/DEDシンドローム発生器8から3ビッ
トシンドロームS1〜S3が受取られ、デコード(復号
化)されることによって、7つの第1パス出力FP1〜
FP7のうちのせいぜい一つだけが”ハイ(high)”と
なる(FP1〜FP7は複数メモリ3からのC1〜C7
出力上のエラーを表わす)。もしメモリA1からエラー
が発見されると、FP1が”ハイ(high)”になり、メ
モリA3からエラーが発見されると、FP3が”ハイ
(high)”となろう。出力FP1〜FP3はドット”論
理和”でG1を形成し、出力FP4〜FP7はドット”
論理和”でG2を形成する。かくして、A1〜A3より
構成されるメモリのサブグループのエラーカウントは、
そのサブグループのエラーの全カウントであって、その
サブグループ内の各個メモリのエラーカウントを判断す
るためには、第2のパスが必要である。
【0034】第2パスは、8個のメモリサブグループの
うちの一つに対する任意の一つのエラーカウントが所定
しきい値に達して故障メモリが疑われた時に開始され
る。故障メモリの存在は第1パスの判断に基づいて予測
されるので、第2パスのテストはオフラインで行われ、
識別されたサブグループ内の疑われた故障メモリからデ
ータを順次書込み読出す。オフラインテストはより時間
のかかるものであるが、ごく小数のメモリしかテストさ
れず、正確なテストが行われるため、依然として利点が
ある。第2パスデコーダ24はそれに接続されたパス2
信号によって使用可能にされる。パス1信号及びパス2
信号は互いに排他的なので、第2パスデコーダ24が使
用可能にされたとき、第1パスデコーダ21は使用禁止
となる。フォルトマッピングの第2パス中、疑われたサ
ブグループのエラーのみがカウントされる。これらのエ
ラーカウントはエラーメモリ23内に記憶され、カウン
タ15は、エラーメモリ13中に記憶されたエラーカウ
ントについて実行されると同一の方法で必要なインクリ
メントを行なう。
うちの一つに対する任意の一つのエラーカウントが所定
しきい値に達して故障メモリが疑われた時に開始され
る。故障メモリの存在は第1パスの判断に基づいて予測
されるので、第2パスのテストはオフラインで行われ、
識別されたサブグループ内の疑われた故障メモリからデ
ータを順次書込み読出す。オフラインテストはより時間
のかかるものであるが、ごく小数のメモリしかテストさ
れず、正確なテストが行われるため、依然として利点が
ある。第2パスデコーダ24はそれに接続されたパス2
信号によって使用可能にされる。パス1信号及びパス2
信号は互いに排他的なので、第2パスデコーダ24が使
用可能にされたとき、第1パスデコーダ21は使用禁止
となる。フォルトマッピングの第2パス中、疑われたサ
ブグループのエラーのみがカウントされる。これらのエ
ラーカウントはエラーメモリ23内に記憶され、カウン
タ15は、エラーメモリ13中に記憶されたエラーカウ
ントについて実行されると同一の方法で必要なインクリ
メントを行なう。
【0035】図4(B)は、パス2信号と3ビットシン
ドローム(S1〜S3)を受取るために7−1のデコー
ダ31を有する第2パスデコーダ24を示す。デコーダ
31は、第2パステスト中に列C1〜C7のうちの何れ
の列がそこに故障を検出されたかを示す第2パス信号S
P1〜SP7を出力する。更に、現在テスト中のメモリ
のサブグループ内にないメモリからシングルエラーをマ
スクアウトするために、7ビットマスクレジスタ39が
設けられる。もし疑われた故障サブグループがG1にあ
るとすると(即ち、C1〜C3からカウントされた故
障)、マスクレジスタビットMB1〜MB3は”1”に
セットされ、マスクレジスタビットMB4〜MB7は”
ゼロ”となろう。逆に、もし疑われた故障サブグループ
がG2にあると(即ちC4〜C7からカウントされた故
障)、マスクレジスタビットMB1〜MB3は”ゼロ”
となり、マスクレジスタビットMB4〜MB7は”1”
にセットされることになろう。
ドローム(S1〜S3)を受取るために7−1のデコー
ダ31を有する第2パスデコーダ24を示す。デコーダ
31は、第2パステスト中に列C1〜C7のうちの何れ
の列がそこに故障を検出されたかを示す第2パス信号S
P1〜SP7を出力する。更に、現在テスト中のメモリ
のサブグループ内にないメモリからシングルエラーをマ
スクアウトするために、7ビットマスクレジスタ39が
設けられる。もし疑われた故障サブグループがG1にあ
るとすると(即ち、C1〜C3からカウントされた故
障)、マスクレジスタビットMB1〜MB3は”1”に
セットされ、マスクレジスタビットMB4〜MB7は”
ゼロ”となろう。逆に、もし疑われた故障サブグループ
がG2にあると(即ちC4〜C7からカウントされた故
障)、マスクレジスタビットMB1〜MB3は”ゼロ”
となり、マスクレジスタビットMB4〜MB7は”1”
にセットされることになろう。
【0036】アンドゲート32〜38は、マスクレジス
タ39と関連して動作し、現在はテストされていないメ
モリ群(G1又はG2)からの故障を無視する。アンド
ゲート32〜38はそれぞれ信号SP1〜SP7に接続
される入力を有する。同様にして、アンドゲート32〜
38はそれぞれ信号MB1〜MB7に接続される第2の
入力を有する。アンドゲート32〜35の出力はそれぞ
れマスク出力信号MA1〜MA4を供給し、アンドゲー
ト36〜38の出力はそれぞれマスク出力MA1〜MA
3にドット”論理和”演算される。
タ39と関連して動作し、現在はテストされていないメ
モリ群(G1又はG2)からの故障を無視する。アンド
ゲート32〜38はそれぞれ信号SP1〜SP7に接続
される入力を有する。同様にして、アンドゲート32〜
38はそれぞれ信号MB1〜MB7に接続される第2の
入力を有する。アンドゲート32〜35の出力はそれぞ
れマスク出力信号MA1〜MA4を供給し、アンドゲー
ト36〜38の出力はそれぞれマスク出力MA1〜MA
3にドット”論理和”演算される。
【0037】マスクされた出力信号MA1〜MA4は、
エラーメモリ23のアドレス入力である。エラーメモリ
23は4ワードのMA1〜MA4しか有しないから、そ
れぞれは1ワードを表わし、それ以上のデコーディング
は不要である。いったん第2パステストについてメモリ
群が同定されると、マスクビットレジスタ39の適当な
マスクビットが設定されることになろう。もし、例え
ば、メモリD4〜D7(即ちG2)のうちの一つにエラ
ーが疑われると、マスクビットMB4〜MB7がセット
され、マスクビットMB1〜MB3はリセットされるこ
とになろう。このことによって、アンドゲート32〜3
4の出力は常にゼロもしくは不活動であり、アンドゲー
ト35〜38がマスクされた出力MA1〜MA4を制御
することが保証される。メモリD4〜D7がテスト中
に、列C4〜C7上に発生するエラーは何れもデコーダ
31によってデコード(復号化)され、それに対応する
第2パス信号SP4〜SP7はハイになる。もしD7が
特定サイクル上で故障すれば、SP7は”ハイ”にな
り、SP7は次にMB7と”論理積”がとられると、M
A4は”ハイ”になる。かくして、MA4によりアドレ
ス指定されたエラーメモリ23内に記憶されたエラーカ
ウントは、バス17を介してカウンタ15へ読取られ、
インクリメントされて、MA4によりアドレス指定され
た同じ位置へ書戻されることになろう。
エラーメモリ23のアドレス入力である。エラーメモリ
23は4ワードのMA1〜MA4しか有しないから、そ
れぞれは1ワードを表わし、それ以上のデコーディング
は不要である。いったん第2パステストについてメモリ
群が同定されると、マスクビットレジスタ39の適当な
マスクビットが設定されることになろう。もし、例え
ば、メモリD4〜D7(即ちG2)のうちの一つにエラ
ーが疑われると、マスクビットMB4〜MB7がセット
され、マスクビットMB1〜MB3はリセットされるこ
とになろう。このことによって、アンドゲート32〜3
4の出力は常にゼロもしくは不活動であり、アンドゲー
ト35〜38がマスクされた出力MA1〜MA4を制御
することが保証される。メモリD4〜D7がテスト中
に、列C4〜C7上に発生するエラーは何れもデコーダ
31によってデコード(復号化)され、それに対応する
第2パス信号SP4〜SP7はハイになる。もしD7が
特定サイクル上で故障すれば、SP7は”ハイ”にな
り、SP7は次にMB7と”論理積”がとられると、M
A4は”ハイ”になる。かくして、MA4によりアドレ
ス指定されたエラーメモリ23内に記憶されたエラーカ
ウントは、バス17を介してカウンタ15へ読取られ、
インクリメントされて、MA4によりアドレス指定され
た同じ位置へ書戻されることになろう。
【0038】第2パステストが完了すると、エラーメモ
リ23の内容は、テストされたグループ内の各メモリに
対するエラーカウントを含む。またエラーメモリ23
は、各エラーカウントに対する状態ワードを含み、テス
ト結果を迅速に提示する。もしメモリD4〜D7の任意
の一メモリが余りに多くのエラーを発生した場合には、
そのメモリは故障と判断され、その後、必要な訂正行動
が取られる。エラーメモリ23はリセット信号を受取
り、次のテストサイクルのためにリセットされる。フォ
ルトマッピング装置20を8群に分割された複数メモリ
3を有するものとして説明したが、それ以上のグループ
に分割することも可能である。そうした事態はより大型
のメモリアレイの場合に好都合であろう。
リ23の内容は、テストされたグループ内の各メモリに
対するエラーカウントを含む。またエラーメモリ23
は、各エラーカウントに対する状態ワードを含み、テス
ト結果を迅速に提示する。もしメモリD4〜D7の任意
の一メモリが余りに多くのエラーを発生した場合には、
そのメモリは故障と判断され、その後、必要な訂正行動
が取られる。エラーメモリ23はリセット信号を受取
り、次のテストサイクルのためにリセットされる。フォ
ルトマッピング装置20を8群に分割された複数メモリ
3を有するものとして説明したが、それ以上のグループ
に分割することも可能である。そうした事態はより大型
のメモリアレイの場合に好都合であろう。
【0039】2つのカード上でカード毎に4行のメモリ
のある72ビットを有するワードから構成されるメモリ
アレイは、1パスシステムにおいて1152ワードメモ
リを要するか、あるいはその代わりに2パスシステムに
おいて9ワードメモリと8ワードメモリを要することに
なろう。第1パス及び第2パスのワード数は、設計者に
利用可能なハードウェア資源に従って調節することがで
きる。72×8×2メモリアレイの場合2パスシステム
に必要とされるデコーダ論理は、メモリフォルトマッピ
ング装置20において説明したものと同様である。図5
(A)は、ワード内の72ビット(即ち、列C1〜C7
2)の各々を復号化するために7ビットシンドローム信
号(S1〜S7)を要するデコーダ41を示す。かかる
一例では、デコーダ41の出力は9つの8ビット群にグ
ループ分けされ、その際8ビットの各々はドット”論理
和”をとられる。それ故、第1パス結果を記憶するため
には9ビットエラーメモリが必要となろう。図5(B)
は、アンド論理アレイ52(図4(B)のアンドゲート
32〜38と同一の機能を果たす)へ接続されたデコー
ダ51を含む第2パス論理を示す。デコーダ51はま
た、72ビットデコーディングの一つについて7ビット
シンドローム信号を受取る。72マスクビットを有する
マスクレジスタ53は、必要なマスキング信号をアンド
論理アレイ52へ提供する。アンド論理アレイ52はM
A1〜MA8の8個の出力を有し、その際、各出力は各
サブグループの8個のメモリのうちの一つを表わす。そ
の結果、第2パステストに必要な記憶装置を提供するた
めに、8ワードのメモリで十分である。
のある72ビットを有するワードから構成されるメモリ
アレイは、1パスシステムにおいて1152ワードメモ
リを要するか、あるいはその代わりに2パスシステムに
おいて9ワードメモリと8ワードメモリを要することに
なろう。第1パス及び第2パスのワード数は、設計者に
利用可能なハードウェア資源に従って調節することがで
きる。72×8×2メモリアレイの場合2パスシステム
に必要とされるデコーダ論理は、メモリフォルトマッピ
ング装置20において説明したものと同様である。図5
(A)は、ワード内の72ビット(即ち、列C1〜C7
2)の各々を復号化するために7ビットシンドローム信
号(S1〜S7)を要するデコーダ41を示す。かかる
一例では、デコーダ41の出力は9つの8ビット群にグ
ループ分けされ、その際8ビットの各々はドット”論理
和”をとられる。それ故、第1パス結果を記憶するため
には9ビットエラーメモリが必要となろう。図5(B)
は、アンド論理アレイ52(図4(B)のアンドゲート
32〜38と同一の機能を果たす)へ接続されたデコー
ダ51を含む第2パス論理を示す。デコーダ51はま
た、72ビットデコーディングの一つについて7ビット
シンドローム信号を受取る。72マスクビットを有する
マスクレジスタ53は、必要なマスキング信号をアンド
論理アレイ52へ提供する。アンド論理アレイ52はM
A1〜MA8の8個の出力を有し、その際、各出力は各
サブグループの8個のメモリのうちの一つを表わす。そ
の結果、第2パステストに必要な記憶装置を提供するた
めに、8ワードのメモリで十分である。
【0040】以上、本発明を特殊例について説明した
が、当業者には本発明の精神、範囲、思想から逸脱せず
に他の種々の変更を施こすことができることが理解でき
よう。例えば、エラーメモリ13と23はスタティック
ランダムアクセスメモリ(SRAM)として描いている
が、同様にして不揮発性メモリを使用することも望まし
いかもしれない。更に、エラーメモリのサイズを更に小
さくするために3パスを使用してテストを実行すること
も可能である。
が、当業者には本発明の精神、範囲、思想から逸脱せず
に他の種々の変更を施こすことができることが理解でき
よう。例えば、エラーメモリ13と23はスタティック
ランダムアクセスメモリ(SRAM)として描いている
が、同様にして不揮発性メモリを使用することも望まし
いかもしれない。更に、エラーメモリのサイズを更に小
さくするために3パスを使用してテストを実行すること
も可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明のフォルトマッピング装置は、上
記のように構成されているので、最小量のハードウェア
を使用しながら故障しそうなメモリをオンラインで識別
可能である。
記のように構成されているので、最小量のハードウェア
を使用しながら故障しそうなメモリをオンラインで識別
可能である。
【図1】本発明によるメモリ用フォルトマッピング装置
の第1実施例のブロック図である。
の第1実施例のブロック図である。
【図2】本発明によるエラーメモリに記憶されるような
エラーカウント・フォーマットの表である。
エラーカウント・フォーマットの表である。
【図3】2パスマッピング方法を使用するメモリ用フォ
ルトマッピング装置の第2実施例のブロック図である。
ルトマッピング装置の第2実施例のブロック図である。
【図4】(A)は、第1パスデコーダ回路の論理図であ
る。 (B)は、第2パスデコーダ回路の論理図である。
る。 (B)は、第2パスデコーダ回路の論理図である。
【図5】(A)は、72ビットワードを有するメモリア
レイ用の第1パスデコーダ回路の論理図である。 (B)は、72ビットワードを有するメモリアレイ用の
第2パスデコーダ回路の論理図である。
レイ用の第1パスデコーダ回路の論理図である。 (B)は、72ビットワードを有するメモリアレイ用の
第2パスデコーダ回路の論理図である。
1、2 メモリカード 3 複数メモリ 5、6、7 デコーダ 8 SEC/DEDシンドローム発生器 9 チェックビットバッファ 10 メモリフォルトマッピング装置 11 データバッファ 12 デコーダ 13 エラーメモリ 15 カウンタ 20 2パスメモリフォルトマッピング装置 21 第1パスデコーダ 23 エラーメモリ 24 第2パスデコーダ
Claims (26)
- 【請求項1】 複数のメモリチップからランダムにアク
セスされるデータをモニタするメモリフォルトマッピン
グ装置であって、前記複数のメモリチップは行列形態に
配列されて少なくとも1つの行セレクトアドレスにより
アドレス指定され、前記メモリフォルトマッピング装置
は、 複数のメモリチップに接続される検出手段であって、前
記複数のメモリチップからアクセスされたデータをチェ
ックし、アクセスされたデータ内にエラーが検出される
場合にエラー表示とエラーシンドロームとを与え、エラ
ーシンドロームはエラーが検出された列を示す、検出手
段と、 前記検出手段に接続され、エラーシンドロームと行セレ
クトアドレスとによりアドレス指定されることが可能な
エラーメモリであって、前記複数のメモリチップの各メ
モリチップにより発生された検出エラーのカウントを、
前記エラーメモリの予め定められた対応する位置に保存
する、エラーメモリと、 前記エラーメモリと前記検出手段とに接続されるカウン
ト手段であって、前記エラーメモリの前記予め定められ
た位置の内の選択された1つからエラーカウントを受信
し、前記検出手段によりエラー表示が与えられる場合に
エラーカウントをインクリメントし、インクリメントさ
れたエラーカウントを前記エラーメモリの前記予め定め
られた位置の内の前記選択された1つへ書き直す、カウ
ント手段と、 を備える、メモリフォルトマッピング装置。 - 【請求項2】 前記検出手段は、単一ビットエラーが検
出され訂正される場合にエラーシンドロームを与えるS
EC/DEDシンドローム発生器である、請求項1に記
載のメモリフォルトマッピング装置。 - 【請求項3】 前記カウント手段は単一のカウンタを備
える、請求項1に記載のメモリフォルトマッピング装
置。 - 【請求項4】 単一のデータアクセスサイクル内で、前
記エラーメモリの前記予め定められた位置の内の前記選
択された1つへエラーカウントがアクセスされ、インク
リメントされ、書き直される、請求項1に記載のメモリ
フォルトマッピング装置。 - 【請求項5】 前記エラーメモリは論理的に2つのアレ
イに分割され、第1のアレイは前記複数のメモリチップ
の各メモリチップにより発生された検出エラーのカウン
トを保存し、第2のアレイは各エラーカウントに関連す
る状態ワードを保存する、請求項1に記載のメモリフォ
ルトマッピング装置。 - 【請求項6】 各エラーカウントおよび対応する状態ワ
ードは、複数のメモリチップの内の1つのメモリチップ
に対応するアドレスを有するフォルト状態を形成する、
請求項5に記載のメモリフォルトマッピング装置。 - 【請求項7】 前記カウント手段が予め定められた第
1、第2、および第3のスレショルドに達する場合、状
態ワードはそれに対応してセルキル、ラインキル、およ
びチップキル表示を前記カウント手段から受信する、請
求項6に記載のメモリフォルトマッピング装置。 - 【請求項8】 前記カウント手段は、 前記検出手段の出力に接続されてエラー表示を受信する
第1の入力と、 前記エラーメモリの出力に接続されて前記予め定められ
た位置の内の前記選択された1つからエラーカウントを
受信する第2の入力と、 前記エラーメモリの入力に接続されて前記予め定められ
た位置の内の前記選択された1つへインクリメントされ
たエラーカウントを与える出力と、 を備える、請求項1に記載のメモリフォルトマッピング
装置。 - 【請求項9】 複数のメモリチップから検出エラーをマ
ッピングする方法であって、 a)エラーメモリの予め定められた位置で複数のエラー
カウントをゼロにリセットするステップであって、行列
形態に構成された対応する複数のメモリチップに対して
エラーが検出されていないことをゼロは示す、リセット
ステップと、 b)前記複数のメモリチップをランダムにアクセスして
そこからデータを読み取るステップと、 c)複数のメモリチップから読み取られたデータをチェ
ックして各ランダムアクセス期間中のエラーを検出する
ステップと、 d)単一ビットエラーが検出される場合、 検出された単一ビットエラーを訂正し、検出エラーの存
在とその位置との表示 を与え、 複数のメモリチップの内の、単一ビットエラーを発生し
たメモリチップである第1のメモリチップに対応する第
1のエラーカウントをエラーメモリの予め定められた位
置から読み取り、 第1のエラーカウントをインクリメントし、 インクリメントされたエラーカウントをエラーメモリの
予め定められた位置へ書き戻す、ステップと、 e)複数のエラーカウントの内の1つのエラーカウント
が予め定められたスレショルドに達するかまたはその他
の予め定められたイベントが発生するまで、ステップ
b)からd)を繰り返すステップと、 を含む、検出エラーのマッピング方法。 - 【請求項10】 第1のエラーカウントを読み取るステ
ップは、エラーメモリへのアドレスを与えるステップを
さらに含み、該アドレスはエラーを発生しているメモリ
チップである第1のメモリチップが位置する行および列
を示す、請求項9に記載の検出エラーのマッピング方
法。 - 【請求項11】 各エラーカウントに対する状態ワード
を与えるステップをさらに含み、該状態ワードは、予め
定められたスレショルドにいつ達したかまたは他の予め
定められたイベントがいつ発生したかを示す、請求項1
0に記載の検出エラーのマッピング方法。 - 【請求項12】 ステップa)からd)は、単一のデー
タアクセスサイクル内で発生する、請求項9に記載の検
出エラーのマッピング方法。 - 【請求項13】 前記読み取り、インクリメント、およ
び書込みステップは、複数のメモリチップ全てに対する
単一のカウンタにおいて発生する、請求項9に記載の検
出エラーのマッピング方法。 - 【請求項14】 複数のメモリチップからランダムにア
クセスされるデータをモニタするマルチパスメモリフォ
ルトマッピング装置であって、前記複数のメモリチップ
は行列形態に配列されて少なくとも1つの行セレクトア
ドレスによりアドレス指定され、また前記複数のメモリ
チップは論理的に複数のグループに分割され、さらに各
グループは論理的に複数のサブグループに分割され、前
記フォ ルトマッピング装置は複数のメモリチップにより
発生されるエラーのカウントを与える装置であって、 複数のメモリチップに接続される検出手段であって、前
記複数のメモリチップからアクセスされたデータをチェ
ックしてエラーを検出し、アクセスされたデータ内にエ
ラーが検出される場合にエラー表示とエラーシンドロー
ムとを与える、検出手段と、 前記検出手段に接続される第1のパスデコーダ手段であ
って、エラーシンドロームを受信し、フォルトマッピン
グの第1のパス中でエラーが検出されたグループである
第1のグループを示すグループアドレスを与える、パス
デコーダ手段と、 前記第1のパスデコーダ手段に接続される第1のエラー
メモリであって、エラーが検出される場合に前記第1の
エラーメモリの第1の予め定められた位置がアクセスさ
れるようサブグループアドレス信号を受信し、前記第1
の予め定められた位置はエラーが検出されたサブグルー
プである第1のサブグループに対応し、また前記第1の
予め定められた位置はそこに保存された第1のエラーカ
ウントを有する、エラーメモリと、 前記第1のエラーメモリに接続されるカウント手段であ
って、前記第1の予め定められた位置第1のエラーカウ
ントを受信し、第1のエラーカウントをインクリメント
し、インクリメントされた第1のエラーカウントを前記
第1の予め定められた位置へ戻す、カウント手段と、 前記検出手段に接続されてエラーシンドロームを受信す
る第2のパスデコーダ手段であって、前記第1のエラー
メモリにおける任意のエラーカウントが予め定められた
スレショルドに達する場合に起動され、フォルトマッピ
ングの第2のパス中でどのメモリチップが検出エラーを
発生したかをメモリチップのサブグループから決定す
る、パスデコーダと、 前記第2のパスデコーダ手段と前記カウント手段とに接
続される第2のエラーメモリであって、複数のサブグル
ープの内の1つのサブグループの各メモリチップに対す
るエラーカウントを保存し、インクリメントのために第
2のエラーカウントを前記カウント手段へ与え、インク
リメントされたエラーカウントを前記カ ウント手段から
受信する、エラーメモリと、 を備える、マルチパスメモリフォルトマッピング装置。 - 【請求項15】 検出手段は、単一ビットエラーが検出
され訂正される場合にエラーシンドロームを与えるSE
C/DEDシンドローム発生器である、請求項14に記
載のマルチパスメモリフォルトマッピング装置。 - 【請求項16】 単一のデータアクセスサイクル内で、
前記第1のエラーメモリの前記第1の予め定められた位
置へエラーカウントがアクセスされ、インクリメントさ
れ、書き直される、請求項14に記載のマルチパスメモ
リフォルトマッピング装置。 - 【請求項17】 第1のエラーメモリは論理的に2つの
アレイに分割され、第1のアレイは前記複数のメモリの
各サブグループにより発生される検出エラーである第1
の検出エラーのカウントを保存し、第2のアレイは各第
1の検出エラーカウントに関連する状態ワードを保存
し、 第2のエラーメモリは論理的に2つのアレイに分割さ
れ、第3のアレイはサブグループの内の1つにおける各
メモリチップにより発生される検出エラーである第2の
検出エラーのカウントを保存し、第4のアレイは各第2
の検出エラーカウントに関連する状態ワードを保存す
る、 請求項14に記載のマルチパスメモリフォルトマッピン
グ装置。 - 【請求項18】 前記カウント手段が予め定められた第
1、第2、および第3のスレショルドに達する場合、状
態ワードはそれに対応してセルキル、ラインキル、およ
びチップキル表示を前記カウント手段から受信する、請
求項17に記載のマルチパスメモリフォルトマッピング
装置。 - 【請求項19】 エラーシンドロームを複数の第2のパ
ス信号にデコードするデコーダであって、各第2のパス
信号は前記複数のメモリチップの1つのメモリチップ列
に対応する、デコーダと、 メモリチップの各列に対する1つのマスクビットを与え
るマスクビットレジスタと、 前記デコーダから第2のパス信号の内の1つを受信する
第1の入力と、前記マスクビットレジスタからマスクビ
ットの内の対応する1つを受信する第2の入力 とを各々
が有する複数のアンドゲートであって、マスクされたア
ドレスを前記第2のエラーメモリへ与える、アンドゲー
トと、 を第2のパスデコーダ手段はさらに備える、請求項14
に記載のマルチパスメモリフォルトマッピング装置。 - 【請求項20】 前記カウント手段は単一のカウンタを
備える、請求項14に記載のマルチパスメモリフォルト
マッピング装置。 - 【請求項21】 マルチパスメモリフォルトマッピング
装置であって、 物理的にメモリカード形態および行列形態に構成され、
論理的に複数のグループに構成され、各グループはさら
に複数のサブグループに構成される、複数のメモリチッ
プと、 複数のメモリチップに接続される検出手段であって、前
記複数のメモリチップからアクセスされたデータをチェ
ックし、アクセスされたデータにエラーが検出される場
合にエラー表示とエラーシンドロームとを与える、検出
手段と、 前記検出手段に接続される第1のパスデコーダ手段であ
って、第1のイネーブル信号とエラーシンドロームとを
受信し、フォルトマッピングの第1のパス中でエラーが
検出されたグループである第1のグループにグループア
ドレスを与える、パスデコーダ手段と、 前記第1のパスデコーダ手段に接続される第1のエラー
メモリであって、エラーが検出される場合に前記第1の
エラーメモリの第1の予め定められた位置がアクセスさ
れるようメモリカードアドレスおよび行アドレス信号を
受信し、前記第1の予め定められた位置はエラーが検出
されたサブグループである第1のサブグループに対応
し、また前記第1の予め定められた位置はそこに保存さ
れた第1のエラーカウントを有し、前記第1のエラーメ
モリは、複数のメモリチップの各サブグループにより発
生されたエラーのカウントを維持する第1のメモリアレ
イと、各エラーカウントに関連する状態ワードを維持す
る第2のメモリアレイとを備える、エラーメモリと、 前記第1のエラーメモリに接続されるカウント手段であ
って、前記第1の予め定められた位置から第1のエラー
カウントを受信し、第1のエラーカウントをインクリメ
ントし、インクリメントされた第1のエラーカウントを
前記第1の予め 定められた位置へ戻す、カウント手段
と、 前記検出手段に接続されて第2のイネーブル信号とエラ
ーシンドロームとを受信する第2のパスデコーダ手段で
あって、前記第1のエラーメモリにおけるエラーカウン
トが予め定められたスレショルドに達する場合に起動さ
れ、フォルトマッピングの第2のパス中でどのメモリチ
ップが検出エラーを発生したかを複数のサブグループの
内の1つから決定する、パスデコーダと、 前記第2のパスデコーダ手段と前記カウント手段とに接
続される第2のエラーメモリであって、複数のサブグル
ープの内の1つのサブグループの各メモリチップに対す
るエラーカウントを保存し、インクリメントのために第
2のエラーカウントを前記カウント手段へ与え、インク
リメントされたエラーカウントを前記カウント手段から
受信する、エラーメモリと、 を備える、マルチパスメモリフォルトマッピング装置。 - 【請求項22】 検出手段は、単一ビットエラーが検出
され訂正される場合にエラーシンドロームを与えるSE
C/DEDシンドローム発生器である、請求項21に記
載のマルチパスメモリフォルトマッピング装置。 - 【請求項23】 単一のデータアクセスサイクル内で、
前記第1のエラーメモリの前記第1の予め定められた位
置へエラーカウントがアクセスされ、インクリメントさ
れ、書き直される、請求項21に記載のマルチパスメモ
リフォルトマッピング装置。 - 【請求項24】 前記カウント手段が予め定められた第
1、第2、および第3のスレショルドに達する場合、状
態ワードはそれに対応してセルキル、ラインキル、およ
びチップキル表示を前記カウント手段から受信する、請
求項23に記載のマルチパスメモリフォルトマッピング
装置。 - 【請求項25】 エラーシンドロームを複数の第2のパ
ス信号にデコードするデコーダであって、各第2のパス
信号は前記複数のメモリチップの1つのメモリチップ列
に対応する、デコーダと、 メモリチップの各列に対する1つのマスクビットを与え
るマスクビットレジスタと、 前記デコーダから第2のパス信号の内の1つを受信する
第1の入力と、前記マ スクビットレジスタからマスクビ
ットの内の対応する1つを受信する第2の入力とを各々
が有する複数のアンドゲートであって、マスクされたア
ドレスを前記第2のエラーメモリへ与える、アンドゲー
トと、 を第2のパスデコーダ手段はさらに備える、請求項21
に記載のマルチパスメモリフォルトマッピング装置。 - 【請求項26】 前記カウント手段は単一のカウンタを
備える、請求項21に記載のマルチパスメモリフォルト
マッピング装置。
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