JP2820124B2 - 主記憶装置 - Google Patents

主記憶装置

Info

Publication number
JP2820124B2
JP2820124B2 JP8167826A JP16782696A JP2820124B2 JP 2820124 B2 JP2820124 B2 JP 2820124B2 JP 8167826 A JP8167826 A JP 8167826A JP 16782696 A JP16782696 A JP 16782696A JP 2820124 B2 JP2820124 B2 JP 2820124B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
error
bit
storage device
correctable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8167826A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1011307A (ja
Inventor
晃一 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP8167826A priority Critical patent/JP2820124B2/ja
Publication of JPH1011307A publication Critical patent/JPH1011307A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2820124B2 publication Critical patent/JP2820124B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主記憶装置に関
し、特に多ビット入出力データを持つ半導体記憶素子を
使用した主記憶装置の、誤り訂正符号および誤り訂正回
路に関するものである。
【0002】多ビット入出力データを持つ半導体記憶素
子を使用した主記憶装置においては、誤り訂正符号およ
び誤り訂正回路を用いて、ビット誤りエラーの検出と訂
正を行う。
【0003】このような、誤り訂正符号および誤り訂正
回路を用いた主記憶装置においては、小型化可能である
とともに、低消費電力であり、かつ回路構成が簡単であ
って、信頼性が高いことが必要である。
【0004】
【従来の技術】従来、この種の主記憶装置における、誤
り検出および誤り訂正技術に関しては例えば特開平6−
175934号公報や、特開平7−121453号公報
等に開示されたものがある。
【0005】また、主記憶装置にbビット入出力データ
を持つ半導体記憶素子を使用した場合には、例えば山田
隆弘,藤原英二著、今井秀樹監修「誤り訂正符号化技術
の要点」日本工業技術センター,昭和61年3月20日
発行;p112〜142に示されるように、高信頼性を
達成するために、誤り訂正符号としてSbEC−DbE
D(Single b-bit byte Error Correcting-Double b-bi
t byte Error Detecting)符号(単一bビットバイト誤
り訂正・二重bビットバイト誤り検出符号)が用いられ
るが、8ビット以上の入出力データを持つ半導体記憶素
子を使用する場合は、二重バイト誤りの検出率が高いの
で、SbEC(Single b-bit byte Error Correcting)
符号(単一bビットバイト誤り訂正符号)が用いられる
ことが多い。
【0006】前述の「誤り訂正符号化技術の要点」を参
考に求めた、情報ビットが32ビットで、8ビット入出
力データを持つ半導体記憶素子を使用した場合の、S8
EC符号(単一8ビットバイト誤り訂正符号)の行列式
の一例をD式に示す。
【0007】
【数6】
【0008】D式の各要素の値及び配列は一つの例であ
る。ここで、
【0009】
【数7】
【0010】上式において、行列Tは、ガロア体GF
(2の8乗)の元をベクトル表現したときの、GF(2
の8乗)の原始元αによる乗算を表す行列であり、一つ
の例である。Tのn乗は、Tの行列のべき乗である。た
だし、各要素の加算はmod2で行う。
【0011】図1は、従来の、および本発明が適用され
る主記憶装置のデータの流れを示す概略ブロック図であ
って、これらの符号を使用した主記憶装置の一例を示し
ている。
【0012】書き込み時は、符号生成回路1がデータ
(情報ビット)101から生成した検査ビット103と
データ101が、記憶素子2に書き込まれる。読み出し
時は、シンドローム生成回路3が、記憶素子2から読み
出したデータ102と検査ビット104からシンドロー
ム105を生成し、このシンドローム105から訂正可
能エラー検出回路4が訂正可能エラーを検出すると、訂
正可能エラービットを求めて誤りビットポインタ106
を出力する。排出的論理和ゲート5は、誤りビットポイ
ンタ106の指示に従って、読み出したデータ102に
おける、誤っているビットを反転して、誤りのないデー
タ107を生成する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図1に示された主記憶
装置における第1の問題点は、従来の技術においてSb
EC−DbED符号を用いて主記憶装置を実現すると、
誤り訂正回路の構成が複雑になる点と、検査ビット数が
多いので装置の小型化,低消費電力化が難しい点であ
る。
【0014】その理由は、SbEC符号と比較して、S
bEC−DbED符号は複雑であるため、主記憶装置で
SbEC−DbED符号を使用すると、符号生成回路お
よびシンドローム生成回路,訂正可能エラー検出回路が
複雑になるためである。
【0015】また、例えば情報ビットが32ビットの場
合の、S8EC符号の検査ビットは16ビットである
が、S8EC−D8ED符号の検査ビットは24ビット
となるので、検査ビットが8ビット多い。このため、情
報を記憶する半導体記憶素子が多くなり、装置の小型
化,低消費電力化の点で不利になる。
【0016】第2の問題点は、従来のSbEC符号を用
いて主記憶装置を実現すると、二重ビット誤り検出率が
あまり高くないので装置の信頼性が劣る点である。
【0017】その理由は、例えば情報ビットが32ビッ
トの場合の、S8EC符号の二重バイト誤り検出率は、
電算機のシミュレーションによって求めたところ、9
8.43%であった。ただし、この値はランダムな二重
バイト誤りが発生したときの値である。
【0018】多ビットの入出力データを持つ半導体記憶
素子の故障の大部分は、1ビットエラーにしか見えない
という特徴があり、8ビット入出力データを持つ半導体
記憶素子の場合、約70%が1ビットエラーとなる。よ
って、発生する二重バイト誤りの約50%は、それぞれ
のバイトで1ビットしかエラーしないという特徴を持っ
ている。
【0019】上記の特性を考慮し、D式に示すS8EC
符号で、実際の二重バイト誤りをシミュレーションによ
って求めると、それぞれのバイトで1ビットしかエラー
しない二重バイト誤りの検出率が低いため、全体の二重
バイト誤り検出率は89%となる。よって、二重バイト
誤りの11%が誤訂正や未検出となることから信頼性が
劣る。
【0020】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、SbEC−DbED符号
より検査ビットの少ないSbEC符号を用いることによ
って、半導体記憶素子数を減少させて、主記憶装置の小
型化を可能し、さらに二重バイト誤りの検出率を大幅に
向上させることのできる主記憶装置を提供することを、
その目的とする。
【0021】また本発明は、SbEC−DbED符号よ
り検査ビットの少ないSbEC符号を用いることによっ
て、半導体記憶素子数を減少させて、主記憶装置の低消
費電力化を可能にすることを目的としている。
【0022】また本発明は、SbEC−DbED符号よ
り構成の簡単なSbEC符号を用いることによって、回
路規模の小さい主記憶装置を提供することを目的として
いる。
【0023】さらに本発明は、SbEC符号を用いて、
SbEC−DbED符号を用いた場合と比較して、遜色
のない信頼性を持つ主記憶装置を提供することを目的と
している。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の主記憶装置は、
多ビットの入出力データを持つ半導体記憶素子の故障の
大部分は、1ビットエラーにしか見えないという特性を
考慮し、検査ビットが少なく簡単な構成のSbEC符号
であっても、SbEC−DbED符号の場合と比べて遜
色のない、二重バイト誤り検出率のある符号を用いて、
信頼性を向上させる。このため、SbEC符号が、ガロ
ア体GF(2の8乗)の元をベクトル表現したときのG
Fの原始元による乗算を表す行列Tの行列Hであって、
この行列の要素Tのそれぞれのべき乗を行および列にて
異なる値とすると共に、 前記訂正可能エラー検出回路
が、前記SbEC符号に応じた訂正可能ビットの算出式
に応じた論理演算を行う論理回路を備えたさらに各行列
Tの行および列の値を異なる値に設定し、訂正可能エラ
ー検出回路が、前記SbEC符号に応じた訂正可能ビッ
トの算出式に応じた論理演算を行う論理回路を備えた、
という構成を採っている。
【0025】より具体的には、それぞれのバイトで1ビ
ットしかエラーしない二重バイト誤りの検出率が100
%となり、全体の二重バイト誤り検出率が99%以上と
なる符号、例えば情報ビットが32ビットの場合の、S
8EC符号の一例をA式に示す。
【0026】
【数8】
【0027】本発明においては、図1に示された主記憶
装置において、このような符号を使用して、書き込みデ
ータから検査ビットを生成する符号生成回路1と、記憶
素子2から読み出したデータと検査ビットとからシンド
ロームを生成するシンドローム生成回路3と、シンドロ
ームから訂正可能エラーを検出し、訂正可能エラーを検
出すると訂正可能エラービットを求めて誤りビットポイ
ンタを生成する訂正可能エラー検出回路4とを備えてい
る。
【0028】このように、本発明の主記憶装置において
は、多ビットの入出力データを持つ半導体記憶素子の故
障の大部分は、1ビットエラーにしか見えないという特
性を考慮し、検査ビットが少なく簡単な構成のSbEC
符号であっても、SbEC−DbED符号を用いた場合
と比べて遜色のない、二重バイト誤り検出率を持つ符号
を実現するように、書き込みデータから検査ビットを生
成する符号生成回路と、記憶素子から読み出したデータ
と検査ビットからシンドロームを生成するシンドローム
生成回路と、シンドロームから訂正可能エラーを検出し
訂正可能エラーを検出すると誤りビットポインタを生成
する訂正可能エラー検出回路によって、主記憶装置を実
現している。
【0029】このため、信頼性が高く、小型、低消費電
力の特性を持つ主記憶装置を、簡単な回路構成で実現で
きる。
【0030】以下、本発明の課題を解決するための具体
的手段を記述する。
【0031】(1) bビット入出力データを持つ半導体記
憶素子2を使用した主記憶装置において、半導体記憶素
子2の特性に対応して誤り訂正確率の高いSbEC符号
(単一bビットバイト誤り訂正符号)を求めるととも
に、このSbEC符号を用いて書き込みデータ101か
ら検査ビット103を生成する符号生成回路1を設け
て、書き込みデータ101と検査ビット103とを前記
半導体記憶素子2に書き込み、半導体記憶素子2から読
み出したデータ102と検査ビット104とからシンド
ローム105を生成するシンドローム生成回路3と、シ
ンドローム105から訂正可能エラーを検出するととも
に、訂正可能エラーから訂正可能エラービットを求めて
誤りビットポインタ106を出力する訂正可能エラー検
出回路4とを設けて、誤りビットポインタ106の指示
に従って読み出しデータ102における誤りビットを反
転するように構成する。
【0032】(2) (1) の場合に、半導体記憶素子2が8
ビット入出力データを持つ場合に、誤り訂正確率の高い
SbEC符号を次式
【0033】
【数9】
【0034】
【数10】
【0035】によって示される二重バイト誤り検出率の
高いS8EC符号(単一8ビットバイト誤り訂正符号)
とする。
【0036】(3) (2) の場合に、訂正可能エラーの検出
と訂正可能エラービットの算出を次式
【0037】
【数11】
【0038】
【数12】
【0039】
【数13】
【0040】によって行う。
【0041】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態につい
て、図1を参照して詳細に説明する。図1を参照する
と、本発明の実施形態の構成は、従来の主記憶装置と比
較して変更になっている部分はないので、ここでは図1
の説明は省略するが、実際には、それぞれの内部回路は
異なっている。ただし、符号生成回路1とシンドローム
生成回路3の内部構成は、どのような誤り訂正符号であ
っても、単純で容易に実現することができるので、説明
は省略する。
【0042】次に訂正可能エラー検出回路4の内部回路
について、式を参照して説明する。本発明の主記憶装置
に使用する、多ビットの入出力データを持つ半導体記憶
素子の故障の大部分は、1ビットエラーにしか見えない
という特性を考慮して、検査ビットが少なく簡単なSb
EC符号であっても、SbEC−DbED符号の場合と
比較して遜色のない、高い二重バイト誤り検出率を持つ
誤り訂正符号、例えば、情報ビットが32ビットの場合
に、8ビット入出力データを持つ半導体記憶素子を使用
した場合の、S8EC符号の行列式の一例は前述のA式
に示される。A式の各要素の値および配列は、一つの例
である。ここで、
【0043】
【数14】
【0044】行列Tはガロア体GF(2の8乗)の元を
ベクトル表現したときの、GF(2の8乗)の原始元α
による乗算を表わす行列であり、一つの例であるが、二
重バイト誤り検出率を比較するために、従来の技術とし
て説明したS8EC符号と同じTを使用している。Tの
n乗は、Tの行列のべき乗である。ただし、各要素の加
算はmod2で行う。
【0045】以上説明したA式のS8EC符号は、8ビ
ット入出力データを持つ半導体記憶素子の場合、約70
%が1ビットエラーとなるので、本例の場合、発生する
二重バイト誤りの約50%は、それぞれのバイトで1ビ
ットしかエラーしないという特性を考慮すると、それぞ
れのバイトで1ビットしかエラーしない二重バイト誤り
の検出率が100%となり、全体の二重バイト誤り検出
率は99%以上となる。
【0046】これは、二重バイト誤りを100%検出す
ることが可能な、SbEC−DbED符号の場合と比較
して遜色のない値であり、検査ビット数が少ないので小
型化,低消費電力化,および回路規模が小さい点で優れ
ている。また、従来のS8EC符号と比較して、全体の
二重バイト誤り検出率が、89%から99%へと大幅に
向上しており、信頼性の点でも優れている。
【0047】次に誤り訂正の方法について、式を参照し
て説明する。
【0048】
【数15】
【0049】これは、A式と同じであるが説明のために
再度記述している。ここで、符号の1行目に対するシン
ドロームがS0、2行目に対するシンドロームがS1と
して、符号の各バイト(各列)を左から(1)〜(6)
にすることを示す。
【0050】各バイトに対する訂正可能エラーの判定方
法および各バイト内の訂正可能エラービットの算定方法
は、次式によって示される。
【0051】
【数16】
【0052】上式において、(1)バイトに対する訂正
可能エラーの判定方法はB1式であり、以下、順に対応
して、(6)バイトに対する訂正可能エラーの判定方法
はB6式である。また、(1)バイト内の訂正可能エラ
ービットの算出方法はC1式であり、以下、順に対応し
て、(6)バイト内の訂正可能エラービットの算出方法
はC6式である。
【0053】それぞれの式は行列式の演算であり、B1
〜B4式,C1〜C4式で使用するTのべき乗の行列式
は、次式の通りである。
【0054】
【数17】
【0055】次に、(1)バイトに関する訂正可能エラ
ー検出回路の詳細について、回路図を参照して説明す
る。
【0056】図2は、本発明の具体的構成例を示したも
のであって、(1)バイトに関する訂正可能エラー検出
回路の詳細構成を示している。なお、(2)〜(6)バ
イトに関する訂正可能エラー検出回路は、(1)バイト
の場合と同様の回路で実現できるので詳細は省略する。
【0057】図2において、訂正可能エラー判定回路1
1は、シンドローム105を入力として、B1式を実現
する。排他的論理和の否定演算を行うXNORゲート2
1は、B1式の1行目を計算し、条件が成立すると1レ
ベルを出力する。同様にそれぞれ他の行を計算する、X
NORゲートが設けられている。合計8個のXNORゲ
ートの出力に対する論理積演算をANDゲート22が行
い、すべての列が条件を満足していることを確認する。
【0058】訂正可能エラービット算出回路12は、シ
ンドローム105を入力として、C1式を実現する。排
他的論理和演算を行うXORゲート23は、C1式の1
行目(ビット0)を計算する。同様にそれぞれ他の行
(ビット)の計算を行う、XORゲートが設けられてお
り、XORゲートは合計8個ある。
【0059】ANDゲート24は、ANDゲート22の
出力とXORゲート23の出力とを、論理積演算するこ
とによって、B1式を満たしさらにC1式の1行目(ビ
ット0)を満たした場合、誤りのあるビットを訂正する
ための、ビット0の誤りビットポインタ106を生成す
る。同様にANDゲート22の出力とそれぞれ他のXO
Rゲートの出力とを、論理積演算するANDゲートが設
けられている。合計8個のANDゲートが、各ビットの
誤りビットポインタ106を生成する。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1の効果として、主記憶装置の小型化を実現すること
ができる。その理由は、SbEC−DbED符号より検
査ビットの少ないSbEC符号を使用して同等の信頼性
を確保するので、同一記憶容量の主記憶措置を実現する
場合、半導体記憶素子が少なくて済むためである。
【0061】本発明によれば、第2の効果として、主記
憶装置の低消費電力化を実現することができる。その理
由は、第1の効果に対する理由と同じである。
【0062】本発明によれば、第3の効果として、簡単
な回路構成で主記憶装置の誤り訂正に関する回路を実現
することができる。その理由は、SbEC−DbED符
号より簡単で、検査ビットの少ないSbEC符号を使用
するので、誤り訂正に関する符号生成回路,シンドロー
ム生成回路および訂正可能エラー検出回路の構成が簡単
になるからである。
【0063】本発明によれば、第4の効果として、主記
憶装置の信頼性を向上することができる。その理由は、
一般のSbEC符号より、半導体記憶素子を使用した主
記憶装置の二重バイト誤り検出率が非常に高く、SbE
C−DbED符号を使用した場合と比較して遜色がない
ためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の、および本発明が適用される主記憶装置
のデータの流れを示す概略ブロック図である。
【図2】本発明の具体的構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 符号生成回路 2 記憶素子 3 シンドローム生成回路 4 訂正可能エラー検出回路 5 排他的論理和ゲート 11 訂正可能エラー判定回路 12 訂正可能エラービット算出回路 21 XNORゲート 22、24 ANDゲート 23 XORゲート 101,102,107 データ 103,104 検査ビット 105 シンドローム 106 誤りビットポインタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−155237(JP,A) 特開 昭47−13840(JP,A) 特開 昭58−78241(JP,A) 特開 平4−277848(JP,A) 特開 昭56−87300(JP,A) 特開 昭54−137204(JP,A) 特開 昭54−125901(JP,A) 特開 昭55−57161(JP,A) 特開 昭57−152599(JP,A) Error−Correcting Codes(Second Editi on)(W.Wesley Peter son and E.J.Weldo n,Jr)(The MIT(Tass achusetts Institut e of Technology)Pr ess,1980) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 11/10 330 G06F 12/16 320 H03M 13/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 bビット入出力データを持つ半導体記憶
    素子を使用した主記憶装置であって、所定のSbEC符
    号(単一bビットバイト誤り訂正符号)を用いて書き込
    みデータから検査ビットを生成するとともに、書き込み
    データと検査ビットとを前記半導体記憶素子に書き込み
    む符号生成回路と、前記半導体記憶素子から読み出した
    データと検査ビットとからシンドロームを生成するシン
    ドローム生成回路と、該シンドロームから訂正可能エラ
    ーを検出するとともに、該訂正可能エラーから訂正可能
    エラービットを求めて誤りビットポインタを出力する訂
    正可能エラー検出回路と、該誤りビットポインタの指示
    に従って前記読み出しデータにおける誤りビットを反転
    する回路とを備えた主記憶装置において、 前記SbEC符号が、ガロア体GF(2の8乗)の元を
    ベクトル表現したときのGFの原始元による乗算を表す
    行列Tの行列Hであって、 この行列の要素Tのそれぞれのべき乗を行および列にて
    異なる値とすると共に、さらに各行列Tの行および列の
    値を異なる値に設定し、 前記訂正可能エラー検出回路が、前記SbEC符号に応
    じた訂正可能ビットの算出式に応じた論理演算を行う論
    理回路を備えたことを特徴とする主記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体記憶素子が8ビット入出力デ
    ータを持つ場合に、前記誤り訂正確率の高いSbEC符
    号が次式 【数1】 【数2】 によって示される二重バイト誤り検出率の高いS8EC
    符号(単一8ビットバイト誤り訂正符号)であることを
    特徴とする請求項1に記載の主記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記訂正可能エラーの検出と誤りビット
    の算出を次式 【数3】 【数4】 【数5】 によって行うことを特徴とする請求項2に記載の主記憶
    装置。
JP8167826A 1996-06-27 1996-06-27 主記憶装置 Expired - Fee Related JP2820124B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8167826A JP2820124B2 (ja) 1996-06-27 1996-06-27 主記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8167826A JP2820124B2 (ja) 1996-06-27 1996-06-27 主記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1011307A JPH1011307A (ja) 1998-01-16
JP2820124B2 true JP2820124B2 (ja) 1998-11-05

Family

ID=15856820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8167826A Expired - Fee Related JP2820124B2 (ja) 1996-06-27 1996-06-27 主記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2820124B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012177964A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Nec Computertechno Ltd メモリシステム及びメモリモジュール制御方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54125901A (en) * 1978-03-24 1979-09-29 Sony Corp Error correction system
JPS54137204A (en) * 1978-04-17 1979-10-24 Sony Corp Digital signal transmission method
JPS6010661B2 (ja) * 1978-10-23 1985-03-19 株式会社日立製作所 誤り検査方式
US4319357A (en) * 1979-12-14 1982-03-09 International Business Machines Corp. Double error correction using single error correcting code
JPS57152599A (en) * 1981-03-17 1982-09-20 Fujitsu Ltd Error correcting device
JPS5878241A (ja) * 1981-11-04 1983-05-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 符号化デ−タの誤り検出訂正方式
JPH0760394B2 (ja) * 1986-12-18 1995-06-28 株式会社日立製作所 誤り訂正・検出方式
US5233614A (en) * 1991-01-07 1993-08-03 International Business Machines Corporation Fault mapping apparatus for memory

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Error−Correcting Codes(Second Edition)(W.Wesley Peterson and E.J.Weldon,Jr)(The MIT(Tassachusetts Institute of Technology)Press,1980)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1011307A (ja) 1998-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7844880B2 (en) Error correction for flash memory
US8099651B2 (en) Subsystem and method for encoding 64-bit data nibble error correct and cyclic-redundancy code (CRC) address error detect for use in a 76-bit memory module
US20080282128A1 (en) Method of Error Correction Code on Solid State Disk to Gain Data Security and Higher Performance
US6041430A (en) Error detection and correction code for data and check code fields
US8041989B2 (en) System and method for providing a high fault tolerant memory system
JP5043562B2 (ja) エラー訂正回路、その方法及び前記回路を備える半導体メモリ装置
US7231585B2 (en) Error correction for flash memory
US7278085B1 (en) Simple error-correction codes for data buffers
JP2008165808A (ja) 誤り訂正確率を減らすエラー訂正回路、その方法及び前記回路を備える半導体メモリ装置
JP7303408B2 (ja) 欠陥検出を備えるエラー補正ハードウェア
US20090006899A1 (en) Error correcting code with chip kill capability and power saving enhancement
JP3272903B2 (ja) 誤り訂正検出回路と半導体記憶装置
KR20090028507A (ko) 비휘발성 메모리 에러 보정 시스템 및 방법
JP2001249854A (ja) メモリ設計のための共有式誤り訂正
US7890846B2 (en) Electronic data flash card with Reed Solomon error detection and correction capability
US7350126B2 (en) Method for constructing erasure correcting codes whose implementation requires only exclusive ORs
US6279135B1 (en) On-the-fly row-syndrome generation for DVD controller ECC
JPS6250943A (ja) 記憶装置
JPS61157959A (ja) メモリにおけるエラ−訂正方法
US5781568A (en) Error detection and correction method and apparatus for computer memory
EP0147336A2 (en) Error correcting and detecting system
US7962836B1 (en) Electronic data flash card with bose, ray-chaudhuri, hocquenghem (BCH) error detection/correction
JP2820124B2 (ja) 主記憶装置
US20040181733A1 (en) Assisted memory system
US11852680B1 (en) Test device and test method thereof

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980728

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees