JP2627491B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2627491B2 JP6285050A JP28505094A JP2627491B2 JP 2627491 B2 JP2627491 B2 JP 2627491B2 JP 6285050 A JP6285050 A JP 6285050A JP 28505094 A JP28505094 A JP 28505094A JP 2627491 B2 JP2627491 B2 JP 2627491B2
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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、誤り訂正手段を内蔵
した半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置においては、約3年間で
4倍の大容量化が進んでおり、それに伴ないα線の入射
によって引き起こされるソフトエラーの問題等が生じて
いる。このソフトエラーは非固定的なビット誤りであ
り、これを救済するために、たとえば特開昭59−23
00号公報等に示された誤り訂正回路内蔵の半導体記憶
装置が提案されている。
【0003】図2は、従来の誤り訂正回路内蔵の半導体
記憶装置の構成を示すブロック図である。
【0004】図2において、メモリセルアレイ1は、複
数行および複数列に配列された複数のメモリセルからな
る。このメモリセルアレイ1は、複数のブロックに分割
されており、各ブロックは複数列のメモリセルからな
る。図2に示されるメモリセルアレイ1は4つのブロッ
クB1〜B4に分割されており、各ブロックB1〜B4
は(m+k)列のメモリセルからなる。mビットの情報
ビットとkビットの検査ビットとからなる(m+k)ビ
ットのデータが1ワードのデータとしてメモリセルアレ
イ1の各ブロックの各行に記憶される。
【0005】このメモリセルアレイ1には、行アドレス
信号RAに応じてメモリセルアレイ1の1行を選択する
行デコーダ2およびブロック選択信号BKに応じてメモ
リセルアレイ1の1つのブロックを選択するブロックデ
コーダ3が設けられている。行アドレスバッファ4は、
行アドレス入力端子5に与えられる行アドレス信号RA
を適宜行デコーダ2に与えるものであり、列アドレスバ
ッファ6は、列アドレス入力端子7に与えられる列アド
レス信号CAの一部をブロック選択信号BKとしてブロ
ックデコーダ3に与え、列アドレス信号CAの残りをビ
ット選択信号BIとして後述する1/mデコーダ11に
与えるものである。
【0006】また、このメモリセルアレイ1には検査ビ
ット発生回路8、誤り訂正回路9およびレジスタ10が
接続されている。検査ビット発生回路8は、mビットの
情報ビットの誤りを検出および訂正するためのkビット
の検査ビットを生成するものである。誤り訂正回路9
は、検査ビットに基づいて情報ビットの誤りを検出し、
誤りがある場合にはその誤りを訂正するものである。レ
ジスタ10には1ワードのデータが一時的に記憶され
る。1/mデコーダ11は、列アドレスバッファ6から
与えられるビット選択信号BIに応じてmビットの情報
ビットのうち1ビットを選択してデータ入出力端子12
に導出するかあるいはデータ入出力端子12へ与えられ
る1ビットのデータをビット選択信号BIに応じてレジ
スタ10のいずれか1ビットに与えるものである。
【0007】次に、この誤り訂正回路内蔵の半導体記憶
装置の動作を説明する。データの読出時には、行アドレ
ス信号RAおよび列アドレス信号CAによってメモリセ
ルアレイ1の1ビットがアクセスされると、その1ビッ
トを含む1ワードのデータが行デコーダ2およびブロッ
クデコーダ3により選択され、誤り訂正回路9に転送さ
れる。誤り訂正回路9は、1ワードのデータに含まれる
kビットの検査ビットに基づいてmビットの情報ビット
の誤りの有無を検出し、情報ビットに誤りがある場合に
は、その誤りを訂正し、1/mデコーダ11に転送す
る。1/mデコーダ11は、列アドレスバッファ6から
与えられるビット選択信号BIに応答してmビットの情
報ビットのうち1ビットを選択し、データ入出力端子1
2に導出する。
【0008】データの書込時には、行アドレス信号RA
および列アドレス信号CAによってメモリセルアレイ1
の1ビットがアクセスされると、その1ビットを含む1
ワードのデータが行デコーダ2およびブロックデコーダ
3により選択され、レジスタ10に転送される。そし
て、1/mデコーダ11は、列アドレスバッファ6によ
り与えられるビット選択信号BIに応答してデータ入出
力端子12に与えられる1ビットのデータをレジスタ1
0のいずれか1ビットに転送する。これにより、レジス
タ10に記憶されたデータの情報ビットのうち1ビット
が書換えられる。この書換えられたビットを含む情報ビ
ットは、行デコーダ2およびブロックデコーダ3により
選択されるブロックの1行に転送されるとともに、検査
ビット発生回路8にも転送される。検査ビット発生回路
は、mビットの情報ビットに基づいてkビットの検査ビ
ットを生成する。この検査ビットは、対応する情報ビッ
トと同じブロックの同じ行に転送される。
【0009】なお、誤り訂正回路内蔵の半導体記憶装置
については、上記の公報の他に、たとえば、IEEE
Journal of Solid−State Ci
rcuits,vol. SC−19,pp.627−
633,October 1984、IEEE Jou
rnal of Solid−State Circu
its,vol.SC−20,pp.958−963,
October 1985等に記載されている。また、
誤り訂正コードについては、IBM J.RES.DE
VELOP,vol.28,No.2,pp.124−
134,March 1984に記載されている。
【0010】ここでは、検査ビットの生成方法および誤
り訂正方法の基本的な原理の一例について説明する。
【0011】図3(A)に示すように、16ビットの情
報ビットが4×4のマトリクス状に配置される。横1行
の合計が偶数である場合にはその行の右側に0が配置さ
れ、横1行の合計が奇数である場合にはその行の右側に
1が配置される。また、縦1列の合計が偶数である場合
にはその列の下側に0が配置され、縦1列の合計が奇数
である場合にはその列の下側に1が配置される。このよ
うにしてマトリクス状の情報ビットの右側および下側に
配置されたビットが検査ビットとして用いられる。
【0012】たとえば、図3(B)に示すように、第3
行目の第3列目のビットが1から0に変化したとする。
この場合、3行目の合計は奇数であるからこの行に誤り
がなければ検査ビットは1となっていなければならな
い。しかし、検査ビットは0となっているので、この行
のいずれかのビットが誤っていることになる。また、第
3列目の合計は奇数であるからこの列に誤りがなければ
検査ビットは1となっていなければならない。しかし、
検査ビットは0となっているので、この列のいずれかの
ビットが誤っていることになる。この結果、3行目およ
び3列目の交点のビットが誤っていることが検出され
る。したがって、このビットを0から1に反転させるこ
とによって誤りが訂正される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の半導体記
憶装置においては、データの読出時にはそのデータが誤
り訂正回路9を通り、データの書込時にはそのデータが
検査ビット発生回路8を通るので、アクセス時間やサイ
クル時間が増加するという問題点があった。
【0014】なお、第1のメモリセルアレイに加え、高
速にアクセス可能な第2のメモリセルアレイを備えた半
導体記憶装置が、米国特許NO.4,577,293に
示されている。しかし、この半導体記憶装置において
は、データに誤りが生じた場合にそれを訂正することが
できないという問題点がある。
【0015】この発明の主たる目的は、アクセス時間が
短くしかも信頼性の高い半導体記憶装置を提供すること
である。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体記
憶装置は、複数行および複数列に配列された複数のメモ
リセルからなり、かつ複数のブロックに分割された第1
の記憶手段と、複数行および複数列に配列された複数の
メモリセルからなり、かつ前記第1の記憶手段より高速
に動作できる第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に
蓄えられていたデータを用いて演算する手段と、前記第
1の記憶手段と前記データを演算する手段との間で複数
のデータを一括転送できる第1の内部データバスと、前
記データを演算する手段と前記第2の記憶手段との間で
複数のデータを一括転送できる第2の内部データバス
と、前記第1の記憶手段に対しデータを読み書きするた
めの第1の入出力端子と、前記第2の記憶手段に接続さ
れ、当該第2の記憶手段に直接アクセスするための専用
の第2の入出力端子とを備え、それにより、前記第2の
記憶手段に対する外部からのまたは外部へのアクセスは
前記第2の入出力端子を通じてのみ行なわれることを特
徴とする。
【0017】
【作用】この発明に係る半導体記憶装置においては、第
1の記憶手段に記憶されているデータのうち、アクセス
される頻度の高いデータが、第1の記憶手段よりも高速
にアクセス可能な第2の記憶手段に記憶されるので、通
常は第2の記憶手段にアクセスするようにメモリシステ
ムを構成することにより、平均的なアクセス時間を短縮
することができる。特に、第2の記憶手段に対する外部
からのまたは外部へのアクセスが直接第2の入出力端子
を通じて行なうことができるのでより速いデータのアク
セスが可能となる。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を用いて説明
する。
【0019】図1は、この発明の一実施例による誤り訂
正回路内蔵の半導体記憶装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0020】図1において、第1のメモリセルアレイ2
1は、複数行および複数列に配列された複数のメモリセ
ルからなる。この第1のメモリセルアレイ21は複数の
ブロックに分割されており、各ブロックは複数列のメモ
リセルからなる。図1に示される第1のメモリセルアレ
イ21は4つのブロックB1〜B4に分割されており、
各ブロックB1〜B4は(m+k)列のメモリセルから
なる。mビットの情報ビットとkビットの検査ビットと
からなる(m+k)ビットのデータが1ワードのデータ
として第1のメモリセルアレイ21の各ブロックの各行
に記憶される。この第1のメモリセルアレイ21は、た
とえばダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(ダ
イナミックRAM)からなる。
【0021】この第1のメモリセルアレイ21には、行
アドレス信号RA1に応じて第1のメモリセルアレイ2
1の1行を選択する行デコーダ22、ブロック選択信号
BK1に応じて第1のメモリセルアレイ21の1つのブ
ロックを選択するブロックデコーダ23、および選択さ
れたメモリセルのデータを検出および増幅するセンスア
ンプ45が設けられている。第1のアドレスバッファ2
4は、第1のアドレス入力端子41に与えられる第1の
アドレス信号A1のうち一部を行アドレス信号RA1と
して行デコーダ22に与え、他の一部をブロック選択信
号BK1としてブロックデコーダ23に与え、残りをビ
ット選択信号BI1として後述する1/mデコーダ28
に与えるものである。
【0022】一方、第2のメモリセルアレイ31は、複
数行および複数列に配列された複数のメモリセルからな
る。この第2のメモリセルアレイ31は、第1のメモリ
セルアレイ21より小容量でかつ高速にアクセス可能な
ものであり、たとえば、スタティック・ランダム・アク
セス・メモリ(スタティックRAM)からなる。この第
2のメモリセルアレイ31は複数のブロックに分割され
ており、各ブロックは複数列のメモリセルからなる。図
1に示される第2のメモリセルアレイ31は4つのブロ
ックb1〜b4に分割されており、各ブロックb1〜b
4はm列のメモリセルからなる。第2のメモリセルアレ
イ31の各ブロックの各行には、第1のメモリセルアレ
イ21に記憶されている複数のデータのうちアクセスさ
れる頻度の高いデータの情報ビットが記憶される。
【0023】この第2のメモリセルアレイ31には、行
アドレス信号RA2に応じて第2のメモリセルアレイ3
1の1行を選択する行デコーダ32および列アドレス信
号CA2に応じて第2のメモリセルアレイ31の1列を
選択する列デコーダ33が設けられている。また、この
第2のメモリセルアレイ31には、ブロック選択信号B
K2に応じて各ブロック単位でのデータ転送を行なうブ
ロック転送ゲート34が設けられている。
【0024】第2のアドレスバッファ35は、第2のア
ドレス入力端子42に与えられる第2のアドレス信号A
2のうち一部を行アドレス信号RA2として行デコーダ
32に与え、他の一部を列アドレス信号CA2として列
デコーダ33に与え、また列アドレス信号CA2の一部
をブロック選択信号BK2としてブロック転送ゲート3
4に与えるものである。
【0025】第1のメモリセルアレイ21と第2のメモ
リセルアレイ31との間には、検査ビット発生回路2
5、誤り訂正回路26、およびレジスタ27が接続され
ている。検査ビット発生回路25は、mビットの情報ビ
ットの誤りを検出および訂正するためのkビットの検査
ビットを生成するものである。誤り訂正回路26は、検
査ビットに基づいて情報ビットの誤りを検出し、誤りが
ある場合にはその誤りを訂正するものである。レジスタ
27には1ワードのデータが一時的に記憶される。1/
mデコーダ28は、第1のアドレスバッファ24から与
えられるビット選択信号BI1に応じてmビットの情報
ビットのうち1ビットを選択して第1のデータ入出力端
子43に導出するかあるいは第1のデータ入出力端子4
3に与えられる1ビットのデータをビット選択信号BI
1に応じてレジスタ27のいずれか1ビットに与えるも
のである。この半導体記憶装置においては、上記の回路
が同一チップの上に形成されている。
【0026】第1のアドレス入力端子41および第2の
アドレス入力端子42には、たとえばキャッシュコント
ローラ40によりそれぞれ第1のアドレス信号A1およ
び第2のアドレス信号A2が与えられる。
【0027】次に、この誤り訂正回路内蔵の半導体記憶
装置の動作を説明する。第2のメモリセルアレイ31に
は、アクセスされる頻度の高いデータが、第1のメモリ
セルアレイ21から転送されて記憶されている。この実
施例においては、第2のメモリセルアレイ31はキャッ
シュメモリとして用いられる。
【0028】キャッシュコントローラ40は、第1のメ
モリセルアレイ21の1つのメモリセルにアクセスしよ
うとする場合、そのメモリセルに記憶されているデータ
が第2のメモリセルアレイ31にも記憶されているとき
には(キャッシュヒットと呼ぶ)、第2のメモリセルア
レイ31のメモリセルにアクセスし、第2のメモリセル
アレイ31に記憶されていないときには(キャッシュミ
スと呼ぶ)、第1のメモリセルアレイ21のメモリセル
にアクセスする。
【0029】読出動作においてキャッシュヒットの場合
には、キャッシュコントローラ40は第2のメモリセル
アレイ31に対してアクセスを行なう。この場合、行デ
コーダ32および列デコーダ33は、それぞれ行アドレ
ス信号RA2および列アドレス信号CA2に応じてメモ
リセルアレイ31のメモリセルを選択する。そして、そ
の選択されたメモリセルから1ビットの情報が第2のデ
ータ入出力端子44に導出される。この場合のアクセス
時間は、第2のメモリセルアレイ31のアクセス時間t
A2に等しい。
【0030】読出動作においてキャッシュミスの場合に
は、キャッシュコントローラ40は第1のメモリセルア
レイ21に対してアクセスを行なう。この場合、行デコ
ーダ22およびブロックデコーダ23は、それぞれ行ア
ドレス信号RA1およびブロック選択信号BK1に応じ
て第1のメモリセルアレイ21の1つのブロックの1行
を選択し、そこに記憶されている1ワードのデータを誤
り訂正回路26に転送する。誤り訂正回路26は、1ワ
ードのデータに含まれるkビットの検査ビットに基づい
てmビットの情報ビットの誤りの有無を検出し、情報ビ
ットに誤りがある場合には、その誤りを訂正し、1/m
デコーダ28に転送すると同時に、その1ワードのデー
タのうちmビットの情報ビットを第2のメモリセルアレ
イ31に転送する。1/mデコーダ28は、ビット選択
信号BI1に応じてmビットの情報ビットのうち1ビッ
トを選択し、第1のデータ入出力端子43に導出する。
誤り訂正回路26から第2のメモリセルアレイ31に転
送されたmビットの情報ビットは、行デコーダ32およ
びブロック転送ゲート34により選択されたブロックの
1行に記憶される。この場合のアクセス時間は、第1の
メモリセルアレイ21のアクセス時間tA1と誤り訂正に
要する時間tECC との合計となる。
【0031】書込動作においてキャッシュヒットの場合
には、行デコーダ32および列デコーダ33が第2のメ
モリセルアレイ31のメモリセルを選択する。そして、
その選択されたメモリセルに記憶されている1ビットの
データが第2の入出力端子44に与えられたデータによ
って書換えられる。同時に、第1のデータ入出力端子4
3を介して1/mデコーダ28に1ビットのデータが与
えられる。第1のメモリセルアレイ21において行デコ
ーダ22およびブロックデコーダ23により選択された
1ワードのデータがレジスタ27に読出される。1/m
デコーダ28はビット選択信号BI1に応じてレジスタ
27に記憶されているデータの情報ビットの1ビットを
新しいデータにより書換え、mビットの情報ビットを検
査ビット発生回路25に転送するとともに第1のメモリ
セルアレイ21に転送する。検査ビット発生回路25
は、mビットの情報ビットに基づいてkビットの新たな
検査ビットを生成し、第1のメモリセルアレイ21の対
応する情報ビットと同じブロックの同じ行に書込む。
【0032】書込動作においてキャッシュミスの場合に
は、新たな情報ビットが第1のメモリセルアレイ21に
のみ書込まれる以外は、キャッシュヒットの場合と同様
である。書込時のアクティブな時間は、キャッシュヒッ
トおよびキャッシュミスにかかわらず、tA1+tECC
なる。
【0033】次に、たとえば、第1のメモリセルアレイ
21としてアクセス時間tA1が100nsecでサイク
ル時間tC1が200nsecであるダイナミックRAM
を使用し、第2のメモリセルアレイ31としてアクセス
時間tA2およびサイクル時間tC2が共に30nsecで
あるスタティックRAMを使用し、誤り訂正に要する時
間tECC が20nsecである場合を考える。ここで、
サイクル時間tC1はアクセス時間tA1とプリチャージ時
間tP との合計である。
【0034】ダイナミックRAMの容量とスタティック
RAMの容量を最適に選択すれば、キャッシュヒット率
は、システムの構成やプログラムによっては90%以上
を得ることができる。
【0035】また、読出と書込の比率は一般に3対1程
度と言われ、キャッシュヒット率を90%とした場合の
平均サイクル時間<tC >は次式のようになる。
【0036】 <tC > =0.9×2/3×tC2+(0.1+0.9×1/3)×(tC1+tECC ) =0.6×30+0.4×220 =18+88=106[nsec] したがって、この半導体記憶装置の平均サイクル時間<
C >は、サイクル時間が200nsecのダイナミッ
クRAMよりも47%高速となる。
【0037】なお、上記実施例では、読出動作において
キャッシュミスの場合、情報が第1のデータ入出力端子
43から出力され同時に第2のメモリセルアレイ31に
転送されるようになっているが、情報が第2のメモリセ
ルアレイ31に転送されその後第2のデータ入出力端子
44から出力されるようにしてもよい。この場合には、
情報の転送時に誤り訂正回路26により誤りの検出だけ
が行なわれ訂正が行なわれないようにすると、より高速
なアクセス時間が得られることになる。
【0038】また、第1のメモリセルアレイ21として
ダイナミックRAMを用いた場合、センスアンプ45に
よるリフレッシュ時にも誤り訂正回路26により誤りの
訂正が行なわれるようにすると、より高い信頼性が得ら
れることになる。
【0039】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、アクセ
ス頻度の高い複数ビット単位の情報を第1の記憶手段か
ら、高速にアクセス可能な第2の記憶手段に転送してお
くことができ、さらに、第2の記憶手段に対して、外部
からのまたは外部へのアクセスが直接第2の入出力端子
を通じてのみ行なうことができるのでより一層高速の半
導体記憶装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による誤り訂正回路内蔵
半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 従来の誤り訂正回路内蔵半導体記憶装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】 検査ビットの生成方法および誤り訂正方法の
原理を説明するための図であり、(A)は情報ビットに
誤りがない場合、(B)は情報ビットに誤りがある場合
を示している。
【符号の説明】
21 第1のメモリセルアレイ、22 行デコーダ、2
3 ブロックデコーダ、24 第1のアドレスバッフ
ァ、25 検査ビット発生回路、26 誤り訂正回路、
27 レジスタ、28 1/mデコーダ、31 第2の
メモリセルアレイ、32 行デコーダ、33 列デコー
ダ、34 ブロック転送ゲート、35 第2のアドレス
バッファ、40 キャッシュコントローラ、41 第1
のアドレス入力端子、42 第2のアドレス入力端子、
43 第1のデータ入出力端子、44 第2のデータ入
出力端子、45 センスアンプ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−128298(JP,A) 特開 昭57−189398(JP,A) 特開 昭57−71596(JP,A) 特開 昭58−70500(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数行および複数列に配列された複数の
    メモリセルからなり、かつ複数のブロックに分割された
    第1の記憶手段と、 複数行および複数列に配列された複数のメモリセルから
    なり、かつ前記第1の記憶手段より高速に動作できる第
    2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に蓄えられていたデータを用いて演
    算する手段と、 前記第1の記憶手段と前記データを演算する手段との間
    で複数のデータを一括転送できる第1の内部データバス
    と、 前記データを演算する手段と前記第2の記憶手段との間
    で複数のデータを一括転送できる第2の内部データバス
    と、 前記第1の記憶手段に対しデータを読み書きするための
    第1の入出力端子と、 前記第2の記憶手段に接続され、当該第2の記憶手段に
    直接アクセスするための専用の第2の入出力端子とを備
    え、それにより、前記第2の記憶手段に対する外部から
    のまたは外部へのアクセスは前記第2の入出力端子を通
    じてのみ行なわれることを特徴とする、半導体記憶装
    置。
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