JPH08161116A - 透明タッチパネル用透明導電性シート - Google Patents

透明タッチパネル用透明導電性シート

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JPH08161116A
JPH08161116A JP32967094A JP32967094A JPH08161116A JP H08161116 A JPH08161116 A JP H08161116A JP 32967094 A JP32967094 A JP 32967094A JP 32967094 A JP32967094 A JP 32967094A JP H08161116 A JPH08161116 A JP H08161116A
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林次郎 市川
Susumu Kishi
進 岸
Hirotoshi Terui
弘敏 照井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶表示素子の偏光板の下に重ね合わせる使
い方をする光等方性の透明タッチパネル用の透明導電性
シートであって、視認性および光の透過量を顕著に向上
させることができ、しかも耐熱性、耐溶剤性、硬度、腰
(剛性)、耐スクラッチ性、透明導電層の密着性、非透
湿性などの性質を兼ね備えた透明タッチパネル用透明導
電性シートを提供することを目的とする。 【構成】 流延法により得られた光等方性基材フィルム
(1) の少なくとも片面に、ノンソルベントタイプの活性
エネルギー線硬化型樹脂硬化物層(2) を設けると共に、
その少なくとも一方の層の上からさらに透明導電層(3)
を設ける。光等方性基材フィルム(1) の屈折率をn1
活性エネルギー線硬化型樹脂硬化物層(2)の屈折率をn2
とするとき、n2 < 1.5、および、n1 −n2 > 0.1
の関係を共に満足するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示素子の偏光板
の下に重ね合わせる使い方をする光等方性の透明タッチ
パネル用の透明導電性シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、ディスプレイ画面を指で触ったり
ペンで押圧するだけで入力できる透明タッチパネル(タ
ッチキー、タッチスイッチ)が普及している。ブラウン
管等の表示画面上にタッチパネルを重ね合わせ、指やペ
ンで直接押圧すれば、入力が図られる。指やペンによる
押圧位置はX−Y座標として認識され、コンピュータに
入力される。なおコンピュータと言っても、小は電子手
帳や携帯電話から、大は電子黒板まである。
【0003】上記の透明タッチパネルの用途に用いられ
る透明導電性シートは、基本的には導電層(殊にITO
層)/高分子フィルムの層構成を有し、タッチパネルと
して使用するときは、2枚の透明導電性シートの導電層
側をスペーサを介して対向配置して用いる。
【0004】特開昭62−115613号公報には、従
来のタッチパネルは、ITO薄膜を有する2枚の透明導
電フィルムのITO膜面にエッチングを施して電極を形
成せしめ、上下電極をスペーサを介して対向させた構造
を有することが述べられており、同公報自体の発明にお
いては、UV硬化樹脂ハードコート塗膜/透明プラスチ
ックフィルム/UV硬化可視光透過率調整塗膜/ITO
薄膜からなるタッチパネル用導電フィルムを提案してい
る。透明プラスチックフィルムとしては、ポリエステル
フィルム、ポリエーテルスルホンフィルム、ポリカーボ
ネートフィルムなどが用いられるとしているが、実施例
ではポリエステルフィルムを用いている。
【0005】特開平5−50561号公報には、従来の
透明タッチパネルは、ポリエステルフィルム等の透明プ
ラスチックフィルムの片面の全面または一部に透明導電
性薄膜を設けたものを、透明導電性薄膜が相対するよう
にドット・スペーサを介して配置することにより作製さ
れることが述べられている。同公報自体の発明において
は、一方の面が中心線平均粗さ0.05〜 5.0μm の範囲に
あり、他方の面に透明導電性の薄膜を形成した透明導電
性フィルムを用いている。フィルムとしては、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエーテル
スルホンなどを用いることができるとしてあるが、実施
例においては、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフ
ィルムの片面にITO薄膜を形成した上部シートと、二
軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムの片面に微
粒子を含むコート剤を塗布、乾燥し、他面にITO薄膜
を形成した下部シートとを、ITO薄膜が相対するよう
にドット・スペーサを介して配置した透明タッチパネル
を作製している。
【0006】特開平5−338086号公報には、上記
と同様に従来の透明タッチパネルの構造が述べられてお
り、同公報自体の発明においては、一方の面が中心線平
均粗さ0.05〜 5.0μm の範囲にあり、その面に透明導電
性の薄膜を形成した透明導電性フィルムを用いている。
フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
カーボネート、ポリエーテルスルホン、ポリスチレン、
セルローストリアセテートなどを用いることができると
してあるが、実施例においては、二軸延伸ポリエチレン
テレフタレートフィルムの片面にITO薄膜を形成した
シートと、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィル
ムの片面に微粒子を含むコート剤を塗布、乾燥し、さら
にそのコート面にITO薄膜を形成したシートとを、I
TO薄膜が相対するようにドット・スペーサを介して配
置した透明タッチパネルを作製している。二軸延伸ポリ
エチレンテレフタレートフィルムの片面に微粒子を含む
コート剤を塗布、乾燥し、さらにそのコート面にITO
薄膜を形成したシート同士を、ITO薄膜が相対するよ
うにドット・スペーサを介して配置した透明タッチパネ
ルについても開示がある。
【0007】特開昭62−131416号公報には、従
来のタッチスイッチ用積層フィルムとしてはポリエステ
ルフィルム/導電層の積層体が知られていることが述べ
られている。同公報自体の発明においては、表面電気抵
抗1012Ω/□以下の耐摩耗層Bと、有機高分子フィル
ム基材Aと、表面電気抵抗3×103 Ω/□以下の透明
導電層CとがB/A/Cの順に積層されたタッチスイッ
チ用積層フィルムを用いている。ここで、有機高分子フ
ィルム基材Aとしては、ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム、ポリカーボネート、ポリプロピレンなどが用い
られるとしているが、実施例では二軸延伸ポリエチレン
テレフタレートフィルムを用いている。
【0008】特開昭63−174212号公報には、
[透明絶縁層/]透明絶縁フィルム/透明電極/透明絶
縁層の層構成を有する透明電極シート、およびそれを用
いた透明タッチパネルが示されている。[ ]内は任意
層である。透明絶縁フィルムとしては、実施例では二軸
延伸ポリエステルフィルムを用いているが、ポリアミ
ド、ポリエーテルスルホン、ポリアリレート、ポリオレ
フィン、セルロース系樹脂、ポリ塩化ビニルなども使用
できるとしている。
【0009】タッチパネルの用途については記載がない
が、特開平6−64105号公報には、透明高分子フィ
ルム基材1(ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエー
テルケトン、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリオ
レフィン、殊に最初の2者)に対して、透明導電層3
と、酸化処理を施した有機ケイ素ポリマー層2とを、1
/2/3、2/1/3、2/1/2/3、3/2/1/
2/3等の順序に積層したガスバリヤー性透明導電性積
層体が示されている。この積層体は、可視光領域におけ
る透明性を有しかつ酸素および水蒸気等の気体の透過率
が小さい導電性フィルムであるので、液晶表示素子等へ
の応用に適しているとされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の文献にも記載さ
れているように、透明タッチパネルは、基本的には「導
電層(殊にITO層)/高分子フィルム」の層構成を有
する透明導電性シートの2枚を、その導電層側が対向す
るようにスペーサを介して対向配置した構造を有する。
【0011】ところで通常の透明タッチパネルは、液晶
表示素子の最上層の上に重ね合わせて用いる使い方をす
るため、透明性については留意を要するものの光等方性
については顧慮するには及ばない。そこで高分子フィル
ムとしては、機械的性質、表面平滑性、硬度、耐熱性、
耐溶剤性、耐スクラッチ性、非透湿性、コストなどを総
合考慮してポリエステルフィルム(つまり二軸延伸ポリ
エチレンテルタレートフィルム)を用いるのが通常であ
り、そのような光等方性を有しないフィルムをベースと
して用いても大きな問題は生じない。
【0012】しかしながら、このように透明タッチパネ
ルを液晶表示素子の最上層の上に重ね合わせて用いる使
い方をすると、光の反射が大きくなって視認性が不充分
となることを免かれず、最近の高度化する要求には充分
には応えられなくなってきている。
【0013】そこで視認性を向上させるため、透明タッ
チパネルを液晶表示素子の偏光板の下に設置する使い方
が検討されており、この方式のタッチパネルは次世代な
いし第2世代のタッチパネルとして有力なものとなるで
あろうことが期待される。この場合は、偏光板の下に組
み込む関係上、透明導電性シートのベースフィルムは光
等方性を有することが要求され、従来より使われている
ポリエステルフィルム(二軸延伸ポリエチレンテレフタ
レート等)のような光等方性を有しないフィルムは用い
ることができない。
【0014】本発明者らは、液晶表示素子の偏光板の下
に設置する透明タッチパネルにつきかねてより研究を行
っていたが、ベースフィルムとして従来より知られてい
る光等方性フィルムを用いるだけでは、視認性の向上、
光の反射防止、その他の基礎特性の点で、期待するよう
な性能を有するタッチパネルを作製することができなか
った。
【0015】本発明は、このような背景下において、液
晶表示素子の偏光板の下に重ね合わせる使い方をする光
等方性の透明タッチパネル用の透明導電性シートであっ
て、視認性および光の透過量を顕著に向上させることが
でき、しかも耐熱性、耐溶剤性、硬度、腰(剛性)、耐
スクラッチ性、透明導電層の密着性、非透湿性などの性
質を兼ね備えた透明タッチパネル用透明導電性シートを
提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の透明タッチパネ
ル用透明導電性シートは、液晶表示素子の偏光板の下に
重ね合わせる使い方をする光等方性の透明タッチパネル
用の透明導電性シートであって、レターデーション値1
5nm以下、550nmでの可視光線透過率70%以上、ガ
ラス転移点100℃以上の光等方性基材フィルム(1) の
少なくとも片面に、ノンソルベントタイプの活性エネル
ギー線硬化型樹脂硬化物層(2) を設けると共に、その少
なくとも一方の活性エネルギー線硬化型樹脂硬化物層
(2) 上からさらに透明導電層(3) を設けた構成を有し、
かつ前記光等方性基材フィルム(1)の屈折率をn1 、前
記活性エネルギー線硬化型樹脂硬化物層(2) の屈折率を
2とするとき、 n2 < 1.5 (i) n1 −n2 > 0.1 (ii) の関係を共に満足することを特徴とするものである。
【0017】以下本発明を詳細に説明する。
【0018】光等方性基材フィルム(1) としては、レタ
ーデーション値15nm以下(好ましくは10nm以下)、
550nmでの可視光線透過率70%以上(好ましくは8
0%以上)、ガラス転移点100℃以上の光等方性基材
フィルムが用いられる。レターデーション値が15nmを
越えるときには、光等方性が失われて着色や干渉光を生
ずる上、光の反射量が多くなり、像の視認性が低下す
る。可視光線透過率が70%未満では、タッチパネルに
使用したときの明るさが不足する。ガラス転移点が10
0℃未満の場合には、耐熱性、寸法安定性が不足し、I
TO等の透明導電層の形成が困難になる上、たとえ形成
できてもその密着性が不足するようになる。このよう
に、レターデーション値、可視光線透過率、ガラス転移
点のいずれか一つでも上記の条件を満足しないときは、
透明タッチパネルの用途には不向きとなる。
【0019】光等方性基材フィルム(1) を構成する樹脂
の種類としては、ポリカーボネート、ポリアリレート、
ポリエーテルスルホン、ポリスルホンなどがあげられ、
特にポリカーボネートが重要である。
【0020】上記の光等方性基材フィルム(1) として
は、光等方性および次に述べる活性エネルギー線硬化型
樹脂硬化物層(2) との密着性の観点から、流延法により
得られたフィルムが好適に用いられる。上に例示したフ
ィルムは押出法によっても製造可能であるが、押出法に
よるフィルムは、たとえ光等方性を有していても、活性
エネルギー線硬化型樹脂硬化物層(2) との密着性が劣る
ので、予めアンカーコーティング層を設けるなどの工程
を必要とし、工業的に不利となる。
【0021】光等方性基材フィルム(1) の厚みに限定は
ないが、通常は20〜250μm 、好ましくは50〜1
80μm とすることが多い。
【0022】ノンソルベントタイプの活性エネルギー線
硬化型樹脂硬化物層(2) を構成する活性エネルギー線硬
化型樹脂としては、光等方性基材フィルム(1) および透
明導電層(3) の双方に対する密着性や、耐熱性、耐溶剤
性、硬度、腰(剛性)などを考慮して、シリコーンアク
リレート、エポキシアクリレートまたはウレタンアクリ
レートが好適に用いられ、特にシリコーンアクリレート
が重要である。
【0023】活性エネルギー線硬化型樹脂硬化物層(2)
の厚みに特に制限はないが、2〜100μm 、殊に3〜
50μm とすることが多い。
【0024】光等方性基材フィルム(1) の片面にノンソ
ルベントタイプの活性エネルギー線硬化型樹脂硬化物層
(2) を設けるときには、わずかに間隙をあけて並行に配
置した1対のロールに、光等方性基材フィルム(1) と第
1鋳型フィルム(S1)とを供給し、ロールの間隙に向けて
ノンソルベントタイプの活性エネルギー線硬化型樹脂液
を吐出すると共に、両ロールを互いに喰い込む方向に回
転させて、光等方性基材フィルム(1) と第1鋳型フィル
ム(S1)との間に活性エネルギー線硬化型樹脂液が挟持さ
れるようにし、そのように挟持された状態で活性エネル
ギー線(紫外線や電子線)照射を行って樹脂液を硬化さ
せることにより活性エネルギー線硬化型樹脂硬化物層
(2) とすることが望ましい。活性エネルギー線照射後
は、必要に応じて熱処理を行うことにより硬化の完全化
を図ることもできる。
【0025】光等方性基材フィルム(1) の両面にノンソ
ルベントタイプの活性エネルギー線硬化型樹脂硬化物層
(2) を設けるときには、まず上記の手順を踏んで光等方
性基材フィルム(1) /活性エネルギー線硬化型樹脂硬化
物層(2) /第1鋳型フィルム(S1)の積層フィルムを得て
から、わずかに間隙をあけて並行に配置した1対のロー
ルに、この積層フィルムをその光等方性基材フィルム
(1) が内面側となるように供給すると共に、第2鋳型フ
ィルム(S2)も供給し、両ロールを互いに喰い込む方向に
回転させて、積層フィルムの光等方性基材フィルム(1)
側と第2鋳型フィルム(S2)との間に活性エネルギー線硬
化型樹脂液が挟持されるようにし、そのように挟持され
た状態で活性エネルギー線(紫外線や電子線)照射を行
って樹脂液を硬化させることにより活性エネルギー線硬
化型樹脂硬化物層(2) とすればよい。活性エネルギー線
照射後は、必要に応じて熱処理を行うことにより硬化の
完全化を図ることもできる。
【0026】これにより、(1)/(2)/(S1)または(S2)/(2)
/(1)/(2)/(S1) の層構成を有する積層フィルムが得られ
るので、爾後の適当な段階で鋳型フィルム(S1), (S2)を
剥離除去する。上記における鋳型フィルム(S1), (S2)と
しては、二軸延伸ポリエステルフィルムや二軸延伸ポリ
プロピレンフィルムなどが好適に用いられる。これらの
フィルムを鋳型フィルム(S) として用いると、活性エネ
ルギー線硬化型樹脂硬化物層(2) の形成後に、(S) と
(2) との界面から円滑に剥離できる。
【0027】またこのように鋳型フィルム(S) ((S1)や
(S2))を用いて活性エネルギー線硬化型樹脂硬化物層
(2) を形成する方法を採用すると、膜厚精度が向上する
上、活性エネルギー線硬化型樹脂液がシリコーンアクリ
レートのように空気中の湿分を吸収して白濁を生じやす
いものを用いても、そのようなトラブルを起こさない。
従って、コーティング法により活性エネルギー線硬化型
樹脂硬化物層(2) を形成する場合に比し、工業的に有利
となる。加えて、鋳型フィルム(S) として平滑度が極め
て高いものから球体状の微細な凹凸を有するものまで任
意の表面粗さを有するものを用いることができ、その場
合には鋳型フィルム(S) の表面状態が活性エネルギー線
硬化型樹脂硬化物層(2) に転写されるので、目的に適し
た透明導電性シートの品質設計が可能となる。
【0028】そして本発明においては、光等方性基材フ
ィルム(1) の屈折率をn1 、活性エネルギー線硬化型樹
脂硬化物層(2) の屈折率をn2 とするとき、 n2 < 1.5 (i) n1 −n2 > 0.1 (ii) の関係を共に満足するように光等方性基材フィルム(1)
および活性エネルギー線硬化型樹脂硬化物層(2) の種類
や形成条件を選択設定する。(i) の条件を満足しないと
きは入射光の表面反射が大となり、また(i) の条件を満
足しても(ii)の条件を満足しないときは、活性エネルギ
ー線硬化型樹脂硬化物層(2) と光等方性基材フィルム
(1) との界面での反射が大となり、所期の目的を達成し
えなくなる。
【0029】先に述べたように、(1)/(2)/(S1)または(S
2)/(2)/(1)/(2)/(S1) の層構成を有する積層フィルムを
得た後は、適当な段階で鋳型フィルム(S1), (S2)を剥離
除去して、(1)/(2) または(2)/(1)/(2) とし(後者の
(2)/(1)/(2) の場合は(S1)または(S2)のいずれかを残し
ておいてもよい)、その少なくとも一方の活性エネルギ
ー線硬化型樹脂硬化物層(2) 上に透明導電層(3) を設け
る。これにより、(1)/(2)/(3) 、(2)/(1)/(2)/(3) また
は(3)/(2)/(1)/(2)/(3) の層構成を有する透明タッチパ
ネル用透明導電性シートが得られる。
【0030】ここで透明導電層(3) としては、ITO、
InO2 、SnO2 、ZnO、Au、Ag、Pt、Pd
などの層があげられ、特にITOが重要である。該層の
形成は、スパッタリング法、真空蒸着法、イオンプレー
ティング法、ゾル−ゲル法、コーティング法などにより
なされ、特にスパッタリング法により形成することが望
ましい。この透明導電層(3) は多層にすることもでき
る。
【0031】透明導電層(3) の厚みは、ITOを用いた
場合を例にとると、たとえば100〜700オングスト
ローム、殊に150〜600オングストロームとするこ
とが多い。このときのシートの表面抵抗値は、たとえば
100〜1000Ω/□、好ましくは200〜600Ω
/□である。
【0032】透明導電層(3) は、その使用用途に応じ、
全面電極としたり、全面電極形成後にレジスト形成およ
びエッチングを行ってパターン電極としたりする。
【0033】上記の透明導電性シートを用いて透明タッ
チパネルを作製するときは、それら2枚のシートの透明
導電層(3) 側を対向させると共に、両シート間にたとえ
ば0.02〜1.0mm 程度の厚みのドット・スペーサを介在さ
せればよい。なお上記の透明導電性シートの両面に透明
導電層(3) を形成すると、液晶セルの入射光側の電極基
板を兼ねたタッチパネルを作製することができる。
【0034】
【作用】本発明の透明タッチパネル用透明導電性シート
にあっては、光等方性基材フィルム(1) の少なくとも片
面に活性エネルギー線硬化型樹脂硬化物層(2) が設けら
れると共に、その少なくとも一方の活性エネルギー線硬
化型樹脂硬化物層(2) 上に透明導電層(3) が設けられた
構成を有し、かつ光等方性基材フィルム(1) の屈折率n
1 と活性エネルギー線硬化型樹脂硬化物層(2) の屈折率
2 とが特定の条件(n2 < 1.5、n1 −n2 > 0.1)
を満足するように工夫している。
【0035】そのため、この透明導電性シートを用いた
透明タッチパネルは、液晶表示素子の偏光板の下に重ね
合わせる使い方をすることができる上、視認性および光
透過量が顕著に向上する。しかも活性エネルギー線硬化
型樹脂硬化物層(2) を設けてあるので、光等方性基材フ
ィルム(1) としてポリカーボネートの如きフィルムを用
いても、耐熱性、耐溶剤性、硬度、腰(剛性)、耐スク
ラッチ性、透明導電層の密着性、非透湿性を兼ね備える
ようになる。
【0036】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。
【0037】実施例1 図1は本発明の透明タッチパネル用透明導電性シートの
製造工程の一例を示した説明図である。図2は透明タッ
チパネルを組み込んだ液晶表示素子の模式断面図であ
る。
【0038】光等方性基材フィルム(1) の一例として、
ポリカーボネートを流延製膜して得た厚み100μm の
フィルムを準備した。レターデーション値は4nm、55
0nmでの可視光線透過率は90%、ガラス転移点は14
0℃であった。
【0039】わずかに間隙をあけて並行に配置した1対
のロールに、上記の光等方性基材フィルム(1) と第1鋳
型フィルム(S1)の一例としての二軸延伸ポリエチレンテ
レフタレートフィルムとを供給し、ロールの間隙に向け
て、ノンソルベントタイプのシリコーンアクリレート系
紫外線硬化型樹脂(日本エーアールシー株式会社製の
「C−E611」)にノンソルベントタイプのポリイソ
シアネート化合物(日本ポリウレタン工業株式会社製の
「コロネートHK)を50:3の重量比で混合した樹脂
液を吐出すると共に、両ロールを互いに喰い込む方向に
回転させて、光等方性基材フィルム(1) と第1鋳型フィ
ルム(S1)との間に紫外線硬化型樹脂液が挟持されるよう
にし、そのように挟持された状態で、出力120W/cm、
1灯、ランプ距離150mm、積算光量850mJ/cm2の条
件で紫外線照射を行って樹脂液を硬化させた後、140
℃で10分間熱処理することにより、厚み16μm の活
性エネルギー線硬化型樹脂層(2) となした。
【0040】続いて、わずかに間隙をあけて並行に配置
した1対のロールに、上記で得た(1)/(2)/(S1)の層構成
を有する積層フィルムと第2鋳型フィルム(S2)の一例と
しての二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムと
を供給し、積層フィルムの光等方性基材フィルム(1) 側
と第2鋳型フィルム(S2)との間に上記と同じ紫外線硬化
型樹脂液が挟持されるようにし、そのように挟持された
状態で、出力120W/cm、1灯、ランプ距離150mm、
積算光量850mJ/cm2の条件で紫外線照射を行って樹脂
液を硬化させた後、140℃で10分間熱処理すること
により、厚み16μm の活性エネルギー線硬化型樹脂層
(2) となした。
【0041】これにより、(S2)/(2)/(1)/(2)/(S1) より
なる層構成の積層フィルムが得られた。光等方性基材フ
ィルム(1) の屈折率n1 は 1.6、活性エネルギー線硬化
型樹脂硬化物層(2) の屈折率n2 は1.43であり、 n2 < 1.5 (i) n1 −n2 > 0.1 (ii) の条件を共に満たしていた。
【0042】この積層フィルムから鋳型フィルム(S1),
(S2)を剥離した(2)/(1)/(2) の層構成のフィルムは、次
のような特性を有していた。なお耐溶剤性は、試料フィ
ルムをアセトン、メチルエチルケトン、エタノール、イ
ソプロパノール、トルエン、セロソルブアセテートのそ
れぞれの溶剤中に温度25℃で5分間浸漬したときの外
観変化で評価した。ヒートサグ法による熱変形温度と
は、巾15mm×長さ30mm×厚み50μm の試験片を用
い、その試験片を台の端部から15mm突出させた状態
で、横軸に設定温度(℃)、縦軸にそのときの垂れ下が
り高さである変化量(mm)をプロットして曲線を描き、
その曲線の立ち上がり変曲点における接線を延長して変
化量0mmのレベルとの交点を求め、そのときの温度
(℃)を熱変形温度と定義したものである。 ・550nmでの可視光線透過率:89% ・ヘイズ (JIS K7105): 0.1% ・レターデーション値:8nm ・表面硬度(JIS K5400、100g荷重) :3H ・ヒートサグ法による熱変形温度:155℃ ・耐溶剤性:いずれも異常なし ・加熱収縮率(130℃×1時間):MD方向 0.1%、
TD方向0.05%
【0043】次に、上記の積層フィルムから鋳型フィル
ム(S1), (S2)の一方を剥離除去し、露出した活性エネル
ギー線硬化型樹脂硬化物層(2) 面にITOによる厚み4
00オングストロームの透明導電層(3) をスパッタリン
グ法により形成させてから(ITOの密着性は良好であ
った)、残りの鋳型フィルムを剥離除去した。これによ
り、(2)/(1)/(2)/(3) の層構成を有する透明導電性シー
トが得られた。
【0044】常法に従い、この透明導電性シートの2枚
のうち片方の透明導電層(3) 面に予めドット・スペーサ
(DS)を形成してから、2枚のシートの透明導電層(3) 側
を対向させて透明タッチパネルを作製した。
【0045】このようにして得た透明タッチパネルを図
2のように液晶表示素子の偏光板の下に組み込んで液晶
表示素子を作製し、その性能を評価したところ、液晶表
示素子の上に透明タッチパネルを置く従来のタッチパネ
ルに比し視認性が30〜40%向上し、光透過量も向上
することが判明した。また活性エネルギー線硬化型樹脂
硬化物層(2) を設けてあるため、光等方性基材フィルム
(1) としてポリカーボネートフィルムを用いているにも
かかわらず、耐熱性、耐溶剤性、硬度、腰(剛性)、耐
スクラッチ性、透明導電層の密着性、非透湿性が良好で
あった。なお図2において、(DS)はドット・スペーサ、
(FP)は偏光板、(B) は液晶セルの電極基板、(LC)は液
晶、(AD)は粘着剤層である。
【0046】実施例2〜3 シリコーンアクリレート系紫外線硬化型樹脂に代えて、
エポキシアクリレート系紫外線硬化型樹脂(帝国化学産
業株式会社製の「TUR1776HV」)(実施例
2)、ウレタンアクリレート系紫外線硬化型樹脂(三菱
レーヨン株式会社製の「FS−1296」)(実施例
3)を用いたが、いずれの場合も実施例1に準ずる良好
な特性を有する透明タッチパネル用透明導電性シートが
得られた。
【0047】
【発明の効果】本発明の透明導電性シートを用いた透明
タッチパネルは、液晶表示素子の偏光板の下に重ね合わ
せる使い方をすることができる上、視認性および光透過
量が顕著に向上する。しかも活性エネルギー線硬化型樹
脂硬化物層(2) を設けてあるので、光等方性基材フィル
ム(1) としてポリカーボネートの如きフィルムを用いて
も、耐熱性、耐溶剤性、硬度、腰(剛性)、耐スクラッ
チ性、透明導電層の密着性、非透湿性を兼ね備えてい
る。
【0048】また鋳型フィルム(S) ((S1)や(S2))を用
いて活性エネルギー線硬化型樹脂硬化物層(2) を形成す
る方法を採用すると、膜厚精度が向上する上、活性エネ
ルギー線硬化型樹脂液がシリコーンアクリレートのよう
に空気中の湿分を吸収して白濁を生じやすいものを用い
ても、そのようなトラブルを起こさない。加えて、鋳型
フィルム(S) として平滑度が極めて高いものから球体状
の微細な凹凸を有するものまで任意の表面粗さを有する
ものを用いることができ、その場合には鋳型フィルム
(S) の表面状態が活性エネルギー線硬化型樹脂硬化物層
(2) に転写されるので、目的に適した透明導電性シート
の品質設計が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の透明タッチパネル用透明導電性シート
の製造工程の一例を示した説明図である。
【図2】透明タッチパネルを組み込んだ液晶表示素子の
模式断面図である。
【符号の説明】
(1) …光等方性基材フィルム、 (2) …活性エネルギー線硬化型樹脂硬化物層、 (3) …透明導電層、 (S), (S1), (S2) …鋳型フィルム、 (DS)…ドット・スペーサ、 (FP)…偏光板、 (B) …液晶セルの電極基板、 (LC)…液晶、 (AD)…粘着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 悟 東京都中央区日本橋馬喰町1丁目4番16号 藤森工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示素子の偏光板の下に重ね合わせる
    使い方をする光等方性の透明タッチパネル用の透明導電
    性シートであって、レターデーション値15nm以下、5
    50nmでの可視光線透過率70%以上、ガラス転移点1
    00℃以上の光等方性基材フィルム(1) の少なくとも片
    面に、ノンソルベントタイプの活性エネルギー線硬化型
    樹脂硬化物層(2) を設けると共に、その少なくとも一方
    の活性エネルギー線硬化型樹脂硬化物層(2) 上からさら
    に透明導電層(3) を設けた構成を有し、かつ前記光等方
    性基材フィルム(1) の屈折率をn1 、前記活性エネルギ
    ー線硬化型樹脂硬化物層(2) の屈折率をn2 とすると
    き、 n2 < 1.5 (i) n1 −n2 > 0.1 (ii) の関係を共に満足することを特徴とする透明タッチパネ
    ル用透明導電性シート。
  2. 【請求項2】光等方性基材フィルム(1) が流延法により
    得られたフィルムである請求項1記載の透明タッチパネ
    ル用透明導電性シート。
  3. 【請求項3】ノンソルベントタイプの活性エネルギー線
    硬化型樹脂層(2) を構成する活性エネルギー線硬化型樹
    脂が、シリコーンアクリレート、エポキシアクリレート
    またはウレタンアクリレートである請求項1記載の透明
    タッチパネル用透明導電性シート。
  4. 【請求項4】光等方性基材フィルム(1) への活性エネル
    ギー線硬化型樹脂硬化物層(2) の形成が、わずかに間隙
    をあけて並行に配置した1対のロールに、光等方性基材
    フィルム(1) と鋳型フィルム(S) とを供給し、ロールの
    間隙に向けてノンソルベントタイプの活性エネルギー線
    硬化型樹脂液を吐出すると共に、両ロールを互いに喰い
    込む方向に回転させて、光等方性基材フィルム(1) と鋳
    型フィルム(S) との間に活性エネルギー線硬化型樹脂液
    が挟持されるようにし、そのように挟持された状態で活
    性エネルギー線照射を行って樹脂液を硬化させることに
    よりなされたものである請求項1記載の透明タッチパネ
    ル用透明導電性シート。
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