JPH08159888A - トルクセンサ - Google Patents

トルクセンサ

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JPH08159888A
JPH08159888A JP33025694A JP33025694A JPH08159888A JP H08159888 A JPH08159888 A JP H08159888A JP 33025694 A JP33025694 A JP 33025694A JP 33025694 A JP33025694 A JP 33025694A JP H08159888 A JPH08159888 A JP H08159888A
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JP
Japan
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housing
detection
coil
torque
coil holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP33025694A
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English (en)
Inventor
Shigehisa Matsushita
茂久 松下
Yamato Arai
大和 新井
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 中空のハウジング2aに挿入される環状のコ
イルホルダー31、32に保持される検出コイル33、
34を備える。その検出コイル33、34の内方側に配
置される軸による伝達トルクを、その検出コイル33、
34の出力に基づき検出する。そのハウジング2aは合
成樹脂材により形成される。そのハウジング2aの内周
に一体的に形成される凸部を介し、前記コイルホルダー
31、32の外周がハウジング2aの内周により支持さ
れる。 【効果】 トルク検出精度を低下させることなく軽量化
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本件発明は、例えば操舵トルクに
応じた操舵補助力を付与するパワーステアリング装置に
おいて、その操舵トルクを検出するのに適したトルクセ
ンサに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば車両のパワーステアリング装置に
おいては、ステアリングホイールの回転を入力軸から出
力軸を介して操向用車輪に伝達する際、入力軸から出力
軸に伝達されるトルクの大きさを図7に示すようなトル
クセンサ101により検出し、その検出トルクの大きさ
に応じて操舵補助力を付与している。
【0003】そのトルクセンサ101は、中空のハウジ
ング102内においてベアリング117を介して支持さ
れる入力軸103と、ベアリング118、119を介し
て支持される出力軸104とを備えている。その入力軸
103と出力軸104とはトーションバー105を介し
て連結されている。その入力軸103に磁性材製の第1
検出リング107が取り付けられ、その出力軸104の
外周に磁性材製の第2検出リング108が取り付けられ
ている。その第1検出リング107と第2検出リング1
08とは互いに対向するように配置され、各検出リング
107、108の対向端面に、周方向に沿って複数の歯
109、110が形成されている。また、その入力軸1
03に磁性材製の第3検出リング111が第1検出リン
グ107と対向するように嵌合されている。その第3検
出リング111の第1検出リング107との対向端面に
は周方向に沿って複数の歯112が形成され、一方、そ
の第1検出リング107の第3検出リング111との対
向端面には歯が形成されていない。
【0004】そのハウジング102に、磁性材製の円環
状の第1コイルホルダー113と第2コイルホルダー1
15とが挿入され、そのハウジング102の内周により
各コイルホルダー113、115の外周が直接に支持さ
れることで、各コイルホルダー113、115のハウジ
ング102に対する径方向の位置決めがなされる。その
第1コイルホルダー113により第1検出コイル114
が保持され、その第2コイルホルダー115により第2
検出コイル116が保持される。その第1コイルホルダ
ー113と第2コイルホルダー115との間にリング状
のディスタンスピース130が配置され、そのハウジン
グ102の内周に止め輪133が取り付けられ、その止
め輪133と第1コイルホルダー113との間に板バネ
134が介在されている。その板バネ134の弾力によ
り、各コイルホルダー113、115とディスタンスピ
ース130とが、第2ディスタンスピース132と前記
ベアリング117とを介してハウジング102の内面に
押し付けられている。これにより、各コイルホルダー1
13、115のハウジング102に対する軸方向の位置
決めがなされ、その第1検出コイル114は第1検出リ
ング107と第2検出リング108の対向部を覆うよう
に配置され、その第2検出コイル116は第1検出リン
グ107と第3検出リング111との対向部を覆うよう
に配置される。
【0005】各検出コイル114、116は、そのハウ
ジング102の外部側に配置されるプリント基板140
に配線141を介して接続される。その配線141は、
ハウジング102に形成された開口に嵌め込まれるグロ
メット142に形成される切欠に通される。そのプリン
ト基板140に、図8に示す出力信号の処理回路が設け
られている。すなわち、その第1検出コイル114は抵
抗117を介して発振器118に接続され、第2検出コ
イル116は抵抗119を介して発振器118に接続さ
れる。また、各検出コイル114、116は差動増幅回
路120に接続される。これにより、第1検出コイル1
14は磁束を発生して、第1検出リング107、第2検
出リング108及び第1コイルホルダー113により磁
気回路を構成し、第2検出コイル116は磁束を発生し
て、第1検出リング107、第3検出リング111及び
第2コイルホルダー115により磁気回路を構成する。
【0006】その入力軸103から出力軸104へのト
ルク伝達によりトーションバー105がねじれると、第
1検出リング107と第2検出リング108とが軸中心
に相対的に回転する。そうすると、各検出リング10
7、108に設けられた歯109、110の軸方向に関
して重合する部分の面積が変化することから、その間の
磁気抵抗が変化し、その変化に応じ第1検出コイル11
4の出力は変化する。すなわち、第1検出コイル114
の出力は伝達トルクに対応する。また、温度変動による
第1検出コイル114の出力変動は、温度変動による第
2検出コイル116の出力変動に等しいので、差動増幅
回路120により打ち消される。これにより、第1検出
コイル114によるトルク検出は温度の影響を受けない
ように補償される。その検出トルクに応じ操舵補助力が
付与される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のトルクセンサ1
01にあっては、ハウジング102はアルミニウム材や
鋳鉄材により形成されている。そのため重量が大きいと
いう問題がある。
【0008】本発明は、上記従来技術の問題をトルク検
出精度を低下させることなく解決することのできるトル
クセンサを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、中空のハウジ
ングと、そのハウジングに挿入される環状のコイルホル
ダーと、そのコイルホルダーに保持される検出コイルと
を備え、その検出コイルの内方側に配置される軸による
伝達トルクを、その検出コイルの出力に基づき検出する
トルクセンサにおいて、そのハウジングは合成樹脂材に
より形成され、そのハウジングの内周に凸部が一体的に
形成され、その凸部を介して前記コイルホルダーの外周
がハウジングの内周により支持されることを特徴とする
トルクセンサ。
【0010】そのハウジングの外部側に前記検出コイル
の出力信号の処理回路が配置され、そのハウジングに電
磁波シールド材が一体化されるのが好ましい。
【0011】
【発明の作用および効果】本発明のトルクセンサによれ
ば、ハウジングが合成樹脂材により形成されているの
で、従来のアルミニウム材や鋳鉄材により形成されるハ
ウジングに比べ軽量化される。また、合成樹脂材はアル
ミニウム材や鋳鉄材に比べ線膨張係数が大きいことに対
処するため、ハウジングの内周に形成される凸部を介し
てコイルホルダーの外周をハウジングの内周により支持
している。すなわち、コイルホルダーの外周を合成樹脂
製のハウジングの内周により直接支持すると、熱収縮に
よるハウジングの内径寸法の変化に基づくコイルホルダ
ーに作用する荷重の変動が大きくなる。そうすると、そ
のコイルホルダーに保持される検出コイルにより発生す
る磁束を通過させて構成される磁気回路における磁気特
性の変動が大きくなるためトルク検出精度が低下する。
これに対し、コイルホルダーの外周を凸部を介してハウ
ジングの内周により支持すると、そのコイルホルダーと
ハウジングとの接触面積が小さくなるため、熱収縮によ
るハウジングの内径寸法の変化に基づくコイルホルダー
に作用する荷重の変動が小さくなる。これにより、その
コイルホルダーに保持される検出コイルにより発生する
磁束を通過させて構成される磁気回路における磁気特性
の変動が小さくなるのでトルク検出精度が低下するのを
防止できる。
【0012】さらに、合成樹脂材はアルミニウム材や鋳
鉄材に比べ電磁波の遮蔽性が小さいが、ハウジングに電
磁波シールド材を一体化することで対処できる。すなわ
ち、放送局、自動車電話、アマチュア無線、業務用無線
等の発生電磁波がトルク伝達軸を伝ってハウジング内で
電界を誘起する場合、そのハウジングの電磁波の遮蔽性
が小さいと、ハウジングの外部側に配置される信号処理
回路が電磁波の影響を受け、トルク検出精度が低下す
る。これに対し、ハウジングに電磁波シールド材を一体
化することで、その信号処理回路が受ける電磁波の影響
を低減でき、トルク検出精度が低下するのを防止でき
る。そのハウジングと電磁波シールド材との一体化は、
例えば、ハウジングの内面を金属材によりコーティング
したり、ハウジング形成用の合成樹脂材に導電材を添加
すればよい。
【0013】その合成樹脂材としては例えばポリエチレ
ンやポリプロピレン等を用いることができ、そのハウジ
ングの成形法としては例えばブロー成形法を採用できる
が、それら材質や成形法に限定されるものではない。そ
のハウジングの内面をコーティングする金属材としては
例えばアルミニウムを用いることができ、その合成樹脂
材に添加する導電材としては例えばカーボンを用いるこ
とができるが、電磁波の遮蔽効果があれば材質や一体化
の手段は限定されない。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0015】図1に示すトルクセンサ1は、ステアリン
グシャフトを介して伝達される操舵トルクに応じた操舵
補助力を付与するパワーステアリング装置において、そ
の操舵トルクを検出するのに用いられ、中空の第1ハウ
ジング2aと、この第1ハウジング2aにボルト(図示
省略)により連結される中空の第2ハウジング2bと、
入力軸3と、出力軸4とを備えている。
【0016】各ハウジング2a、2bは合成樹脂材によ
り形成される。図2、図3に示すように、その第1ハウ
ジング2aの内周に、入出力軸3、4の軸方向に沿う複
数の凸部2cが周方向に等間隔をおいて一体的に形成さ
れる。その第1ハウジング2aの内面に、電磁波の遮蔽
効果を有する金属材9がコーティングされている。その
コーティング厚さは電磁波遮蔽効果に応じ適宜定めれば
よい。なお、第2ハウジング2bの一端に、合成樹脂材
により形成されるカバー11がボルトにより連結され
る。
【0017】その第1ハウジング2aに、第1コイルホ
ルダー31と第2コイルホルダー32とが軸方向から挿
入される。各コイルホルダー31、32の外周は、上記
各凸部2cを介して第1ハウジング2aの内周により支
持される。その第1コイルホルダー31により第1検出
コイル33が保持され、その第2コイルホルダー32に
より第2検出コイル34が保持される。各コイルホルダ
ー31、32は、各コイル33、34の外周を覆う円筒
形の周壁部31a、32aと、各コイル33、34の両
端面を覆うリング形の側壁部31b、31c、32b、
32cとを有する。その周壁部31a、32aが各凸部
2cに接することで、各コイルホルダー31、32の第
1ハウジング2aに対する径方向の位置決めがなされ
る。
【0018】その第1コイルホルダー31と第2コイル
ホルダー32との間にスペーサ51が配置される。その
スペーサ51はバネ鋼板製で、軸方向に弾性変形可能と
され、その弾力により第1コイルホルダー31は第1ハ
ウジング2aに取り付けられる止め輪55に押し付けら
れ、第2コイルホルダー32は第1ハウジング2aの内
面の一部2dに押し付けられ、これにより、各コイルホ
ルダー31、32の第1ハウジング2aに対する軸方向
の位置決めがなされる。
【0019】その入力軸3に、ステアリングコラム5に
覆われるステアリングシャフト6とトーションバー7と
が挿入されると共にピン8を介して連結される。そのス
テアリングコラム5の一端は第1ハウジング2aに圧入
され、そのステアリングシャフト6の他端はステアリン
グホイール(図示省略)に接続される。そのトーション
バー7の他端は、出力軸4に挿入されると共にピン10
を介して連結される。これにより、その入力軸3と出力
軸4とは操舵抵抗に応じ相対回転可能とされている。そ
の入力軸3の外周は、そのステアリングコラム5の内周
によりブッシュ12を介して支持される。その出力軸4
の外周は、第2ハウジング2bの内周により軸受13、
14を介して支持される。その出力軸4の回転に応じ操
舵用車輪(図示省略)が操舵される。その出力軸4の外
周にウォームホイール15が嵌合され、そのウォームホ
イール15は第2ハウジング2bに取り付けられるモー
タ(図示省略)の出力軸に取り付けられるウォーム16
に噛み合う。
【0020】その入力軸3の外周に、磁性材製の第1検
出リング21が嵌合されると共にピン22により固定さ
れる。その出力軸4の外周に、磁性材製の第2検出リン
グ23が圧入される。その第1検出リング21の一端面
と第2検出リング23の他端面とは互いに対向するよう
に配置され、各検出リング21、23の対向端面に、そ
れぞれ歯21a、23aが周方向に沿って複数設けられ
ている。その第1検出リング21の他端側は一端側より
も外径の小さな小径部21bとされている。
【0021】その第1検出コイル33は第1検出リング
21と第2検出リング23の対向間を覆うように配置さ
れ、第2検出コイル34は第1検出リング21を覆うよ
うに配置され、各検出コイル33、34は、第1ハウジ
ング2aの外部側に配置されるプリント基板41に配線
42、43によって接続される。その配線42、43
は、第1ハウジング2aの外周に形成された開口2eに
嵌め込まれたグロメット44に形成される切欠に通され
る。本実施例では、そのグロメット44にも第1ハウジ
ング2aの内部側において電磁波の遮蔽効果を有する金
属材9がコーティングされる。
【0022】そのプリント基板41に、図4に示す信号
処理回路が形成されている。すなわち、第1検出コイル
33は抵抗45を介して発振器46に接続され、第2検
出コイル34は抵抗47を介して発振器46に接続さ
れ、各検出コイル33、34は差動増幅回路48に接続
される。これにより、第1検出コイル33は磁束を発生
して、第1検出リング21、第2検出リング23及び第
1コイルホルダー31により磁気回路を構成し、第2検
出コイル34は磁束を発生して、第1検出リング21及
び第2コイルホルダー32により磁気回路を構成する。
【0023】上記構成において、入力軸3から出力軸4
へのトルク伝達によりトーションバー7が捩れ、第1検
出リング21と第2検出リング23とが相対的に回転す
ると、各検出リング21、23の歯21a、23aの対
向面積が変化する。その面積変化により、その歯21
a、23aの対向間における第1検出コイル33の発生
磁束に対する磁気抵抗が変化することから、その変化に
応じ第1検出コイル33の出力が変化し、その出力に対
応した伝達トルクが検出される。また、第2検出コイル
34は第1検出リング21を覆うように配置され、第2
コイルホルダー32の一方の側壁部32cは第1検出リ
ング21の小径部21bに対向するように配置され、第
2コイルホルダー32の他方の側壁部32bは第1検出
リング21の一端側に対向するように配置される。その
第1検出リング21および第2コイルホルダー32によ
り構成される磁気回路の磁気抵抗は、操舵抵抗の作用し
ていない状態での第1検出リング21、第2検出リング
23および第1コイルホルダー31により構成される磁
気回路の磁気抵抗と等しくなるように、その小径部21
bの外径は設定される。これにより、温度変動による第
1検出コイル33の出力変動は、温度変動による第2検
出コイル34の出力変動に等しくなるので差動増幅回路
48により打ち消され、伝達トルクの検出値の温度によ
る変動が補償される。その差動増幅回路48から出力さ
れる伝達トルクに対応した信号に応じてモータが駆動さ
れ、前記ウォーム16、ウォームホイール15を介して
出力軸4に操舵補助力が付与される。
【0024】上記構成のトルクセンサ1によれば、第
1、第2ハウジング2a、2bが合成樹脂材により形成
されているので、従来のアルミニウム材や鋳鉄材により
形成されるハウジングに比べ軽量化される。また、コイ
ルホルダー31、32の外周は凸部2cを介して第1ハ
ウジング2aの内周により支持されるので、コイルホル
ダーの外周をハウジングの内周により直接支持する場合
に比べ、コイルホルダー31、32と第1ハウジング2
aとの接触面積が小さくなるため、熱収縮による第1ハ
ウジング2aの内径寸法の変化に基づくコイルホルダー
31、32に作用する荷重の変動が小さくなる。これに
より、そのコイルホルダー31、32に保持される検出
コイル33、34により発生する磁束を通過させて構成
される磁気回路における磁気特性の変動が小さくなるの
でトルク検出精度が低下するのを防止できる。なお、そ
の凸部2cの第1ハウジング2aの内周からの突出寸法
tは、第1ハウジング2a全体の大きさや合成樹脂材の
線膨張係数やセンサの検出精度の公差等に応じ適宜設定
すればよいが、大きくなる程に熱収縮による第1ハウジ
ング2aの内径寸法の変化に基づくコイルホルダー3
1、32に作用する荷重の変動は小さくなる。
【0025】さらに、第1ハウジング2aの内面を電磁
波の遮蔽効果を有する金属材9によりコーティングして
いるので、放送局、自動車電話、アマチュア無線、業務
用無線等の発生電磁波がトルク伝達軸3、4を伝って第
1ハウジング2a内で電界を誘起したとしても、その第
1ハウジング2aの外部側に配置されるプリント基板4
1における信号処理回路が受ける電磁波の影響を低減で
き、トルク検出精度が低下するのを防止できる。
【0026】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例では軸方向に沿う複数
の凸部2cを周方向に間隔をおいて形成したが、図5の
第1変形例に示すように、それら凸部2cに代えて、周
方向に沿う複数の凸部2c′を軸方向に間隔をおいて形
成したり、図6の第2変形例に示すように、半球状の複
数の凸部2c″を互いに間隔をおいて形成してもよく、
あるいは、複数のディンプルを互いに間隔をおいて形成
することで各ディンプルの間を凸部としてもよい。ま
た、電磁波の遮蔽を、第1ハウジング2aの内面に金属
材9をコーティングすることに代え、ハウジング形成用
の合成樹脂材に導電材を添加することで行なってもよ
く、その添加量は電磁波の遮蔽効果に応じ適宜定めれば
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のトルクセンサの断面図
【図2】そのトルクセンサの第1ハウジングの断面図
【図3】図2のIII‐III線断面図
【図4】そのトルクセンサの回路構成の説明図
【図5】第1変形例の第1ハウジングの断面図
【図6】第2変形例の第1ハウジングの断面図
【図7】従来のトルクセンサの断面図
【図8】従来のトルクセンサの回路構成の説明図
【符号の説明】
1 トルクセンサ 2a 第1ハウジング 2c、2c′、2c″ 凸部 3 入力軸 4 出力軸 9 金属材 31 第1コイルホルダー 32 第2コイルホルダー 33 第1検出コイル 34 第2検出コイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空のハウジングと、そのハウジングに
    挿入される環状のコイルホルダーと、そのコイルホルダ
    ーに保持される検出コイルとを備え、その検出コイルの
    内方側に配置される軸による伝達トルクを、その検出コ
    イルの出力に基づき検出するトルクセンサにおいて、そ
    のハウジングは合成樹脂材により形成され、そのハウジ
    ングの内周に凸部が一体的に形成され、その凸部を介し
    て前記コイルホルダーの外周がハウジングの内周により
    支持されることを特徴とするトルクセンサ。
  2. 【請求項2】 そのハウジングの外部側に前記検出コイ
    ルの出力信号の処理回路が配置され、そのハウジングに
    電磁波シールド材が一体化される請求項1に記載のトル
    クセンサ。
JP33025694A 1994-12-05 1994-12-05 トルクセンサ Pending JPH08159888A (ja)

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