JPH08157887A - 水系洗浄剤組成物 - Google Patents

水系洗浄剤組成物

Info

Publication number
JPH08157887A
JPH08157887A JP6330736A JP33073694A JPH08157887A JP H08157887 A JPH08157887 A JP H08157887A JP 6330736 A JP6330736 A JP 6330736A JP 33073694 A JP33073694 A JP 33073694A JP H08157887 A JPH08157887 A JP H08157887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ether
poe
water
detergent composition
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6330736A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3255392B2 (ja
Inventor
Junji Kondo
純二 近藤
Eiji Kashihara
栄二 樫原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP33073694A priority Critical patent/JP3255392B2/ja
Publication of JPH08157887A publication Critical patent/JPH08157887A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3255392B2 publication Critical patent/JP3255392B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】窒素原子数が1〜5であって、分子量が50〜
300の範囲であるアミン系化合物の炭酸塩を含有して
なる水系洗浄剤組成物。 【効果】本発明の水系洗浄剤組成物を用いることによ
り、精密部品又はその組立加工工程に使用される治工具
類に含まれる、腐食され易い材質の金属類、合金類及び
メッキ部品等を腐食することなく、それらの固体表面に
存在する油脂、機械油、切削油、グリース、液晶、ロジ
ン系フラックス等の汚れを除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水系洗浄剤組成物に関す
る。更に詳しくは、アルミニウム、ニッケル、銅、亜
鉛、錫等の金属類、真鍮、黄銅、半田等の合金類、及び
メッキ部品等の腐食され易い材質を含む精密部品又はそ
の組立加工工程に使用される治工具類の固体表面に存在
する油脂、機械油、切削油、グリース、液晶、ロジン系
フラックス等の汚れの除去性に優れ、かつ上記金属類、
合金類及びメッキ部品等を腐食しない水系洗浄剤組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
精密部品、治工具類の固体表面に存在する油脂等の有機
物を主体とする汚れの除去には、エチルアルコール、イ
ソプロピルアルコール等のアルコール系溶剤;ケロシ
ン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素系溶剤;トリクロ
ロエチレン、テトラクロロエチレン等の塩素系溶剤;ト
リクロロトリフルオロエタン等のフロン系溶剤等の溶剤
系洗浄剤が使用されている。特に電子、電気、機械等の
部品にはその高洗浄性、難燃性という特性を生かして塩
素系溶剤又はフロン系溶剤が使用されている。
【0003】しかしながら、アルコール系溶剤は安全性
に問題があり、また、炭化水素系溶剤、特にベンゼン、
キシレン等は毒性が強く、労働安全衛生上の有害物に指
定されている化合物であって、これを取り扱う作業の危
険性及び煩雑さを考慮すると、洗浄剤として用いること
は好ましくない。一方、塩素系及びフロン系の溶剤を用
いる洗浄剤は、安全性、毒性、環境汚染性等に大きな問
題を有していることが明らかにされ、国際レベルでその
廃止が進められている。
【0004】近年、精密部品、治工具類の固体表面に存
在する油脂等の有機物を主体とする汚れの除去にも改良
された水系の洗浄剤あるいは水でリンス可能な洗浄剤の
使用が検討されている。これらの洗浄剤は、洗浄剤に使
用する界面活性剤やビルダー等を適宜選択配合すること
により溶剤系洗浄剤と同等以上の洗浄性を有すること、
あるいは火災や爆発の危険性が低い等、種々の利点を有
する。最近では、洗浄剤残存時の精密部品、治工具類の
発錆性や電気特性等を考慮して、ナトリウムやカリウム
等のアルカリ金属やカルシウム等のアルカリ土類金属等
の無機系のアルカリを使用せず、有機系のアルカリ、す
なわちアミン系化合物を配合し、特に、動植物油やエス
テル系油及びワックス、ロジン系フラックス及びワック
ス、並びに極性の強い非水溶性高分子物質等の難洗浄性
汚染物質の洗浄性が改良された洗浄剤が提案されてい
る。
【0005】例えば、特開昭59−134891号公報
にはアルコールエーテル系溶剤と水溶性アミン又は/及
びアミドを用いることが、特公平5−1840号公報に
は特定のアルキルアミンと高沸点溶剤類、界面活性剤を
用いることが、特開平5−125395号公報にはグリ
コール系溶剤、アミン類及び/又は界面活性剤、必要に
応じて水を用いることが、特開平5−295392号公
報にはグリコール類又はグリコール類と一級又は二級ア
ミン類を用いることが示されている。
【0006】しかし、これらの技術において用いられる
アミン系化合物の洗浄剤中の添加量は非常に多いため、
洗浄剤自体のpHが高くなって、アルミニウム、ニッケ
ル、銅、亜鉛、錫等の金属類、真鍮、黄銅、半田等の合
金類、及びメッキ部品等を腐食してしまう。
【0007】又、特開平4−57897号公報には、ア
ルコール、脂肪酸及びアルキルアミンのポリオキシアル
キレン付加物と窒素原子数が1〜5、分子量が50〜3
00のアミン化合物と界面活性剤を使用することが、特
開平4−57898号公報には、アルコール、脂肪酸及
びアルキルアミンのポリオキシアルキレン付加物と水と
界面活性剤と窒素原子数が1〜5、分子量が50〜30
0のアミン化合物とを使用し、洗浄剤のpHを6.5〜
11に調整して用いることが、特開平4−88098号
公報には炭素数1〜3の飽和1価アルコールとHLB5
〜8のポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン
界面活性剤と特定のアミンを使用することが、特開平6
−73576号公報には、高級アルコール系のポリオキ
シフェニルエーテルと有機アミン系のモノエタノールア
ミン又はトリエタノールアミンから成り、洗浄剤のpH
を6〜9に調整した混合液を使用することが示されてい
る。
【0008】しかし、これらの技術において用いられる
アミン系化合物は、部材への影響を低減するために、洗
浄剤中の添加量を制限したり、洗浄剤のpHを制限して
使用されているため、特に上記難洗浄性汚染物質の洗浄
性が不足する。
【0009】一方、特開平4−110399号公報に
は、テトラヒドロフルフリルアルコール又はそのアルキ
レンオキシド付加物と非イオン系界面活性剤とアミン系
化合物を用いることが、特開平4−122800号公報
には、グリコール類又はグリコールエーテル類と非イオ
ン系界面活性剤と特定のアミン系化合物を用いること
が、又、特開平4−142399号公報には、アルコー
ル類と非イオン系界面活性剤と特定のアミン系化合物を
用いることが、特開平5−25494号公報には、シク
ロヘキシルアミンのエチレンオキシド1〜6モル付加物
を必須成分として用いることが、特開平5−43895
号公報には、炭素数6〜22の脂肪族アルコールのアル
キレンオキシド付加物とシクロヘキサン環を有するアミ
ン化合物を使用することが示されている。
【0010】しかし、これらの技術において用いられる
アミン系化合物は、末端の活性水素がエチレンオキシド
で付加されており、アルカリとしての活性が低下してい
る。そのため、特に上記難洗浄性汚染物質の洗浄性が不
足する。
【0011】このように、これまでのアミン系化合物を
含む洗浄剤を用いて、精密部品、治工具類等を洗浄する
場合、特に、アルミニウム、ニッケル、銅、亜鉛、錫等
の金属類、真鍮、黄銅、半田等の合金類、及びイオン化
傾向の異なる金属でメッキされた部品等が腐食された
り、又、上記難洗浄性汚染物質の洗浄性が不足するとい
う不都合があった。
【0012】尚、アルカリ金属を含有するアルカリ洗浄
剤においても、銅、亜鉛、錫等の腐食を防止する洗浄剤
として、例えば、特開平5−43897号公報には、非
イオン性界面活性剤又は陰イオン性界面活性剤とアルカ
リ金属のケイ酸塩、水酸化物、炭酸塩又は炭酸水素塩と
アクリル酸、メタクリル酸又はそれらの塩とメタクリル
スルホン酸、ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸を構
成単位とし、かつ重量平均が1,000〜10,000
である共重合体を用いることが示されている。しかし、
洗浄剤残存時の電子部品の電気特性劣化や精密部品、治
工具類の発錆性、高分子物質含有によるリンス性不良な
どの問題がある。
【0013】本発明の目的は、このようにこれまでに解
決されたことのない課題を解決することにある。即ち、
従来の通常の水系洗浄剤の持つ欠点を改良し、アルミニ
ウム、ニッケル、銅、亜鉛、錫等の金属類、真鍮、黄
銅、半田等の合金類、及びメッキ部品等の腐食され易い
材質を含む精密部品又はその組立加工工程に使用される
治工具類の固体表面に存在する油脂、機械油、切削油、
グリース、液晶、ロジン系フラックス等の汚れの除去性
に優れ、かつアルミニウム、ニッケル、銅、亜鉛、錫等
の金属類、真鍮、黄銅、半田等の合金類、及びメッキ部
品等を腐食しない水系洗浄剤組成物を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決すべく鋭意研究を行った結果、アルミニウム、
ニッケル、銅、亜鉛、錫等の金属類、真鍮、黄銅、半田
等の合金類、及びメッキ部品等の腐食され易い材質を含
む精密部品又はその組立加工工程に使用される治工具類
等を水系洗浄材で洗浄する際に、特定のアミン系化合物
の炭酸塩を含有する組成物を洗浄剤として使用すること
により、精密部品又はその組立加工工程に使用される治
工具類の固体表面に存在する油脂、機械油、切削油、グ
リース、液晶、ロジン系フラックス等の汚れの除去性に
優れ、かつアルミニウム、ニッケル、銅、亜鉛、錫等の
金属類、真鍮、黄銅、半田等の合金類、及びメッキ部品
等の腐食を防止できることを見いだし、本発明を完成す
るに至った。
【0015】即ち、本発明の要旨は、(1) 窒素原子
数が1〜5であって、分子量が50〜300の範囲であ
るアミン系化合物の炭酸塩を含有してなる水系洗浄剤組
成物、(2) 次の一般式(1)、(2)及び(3)
【0016】
【化2】
【0017】(式中、R1 は炭素数1〜8の炭化水素基
を、R2 及びR3 はそれぞれ炭素数2〜4のアルキレン
基を示す。Xは水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基
又はアシル基を示す。mは1〜7、nは0〜7、pは0
〜5、qは0〜5の整数を示す。)で表される化合物か
らなる群より選ばれる1種以上のアルキレンオキサイド
化合物をさらに含有してなる前記(1)記載の水系洗浄
剤組成物、(3) 1種類以上の界面活性剤をさらに含
有してなる前記(1)又は(2)記載の水系洗浄剤組成
物、(4) 炭素数10〜18の炭化水素をさらに含有
してなる前記(1)〜(3)いずれか記載の水系洗浄剤
組成物、(5) 精密部品、又は治工具類用の洗浄に使
用される前記(1)〜(4)いずれか記載の水系洗浄剤
組成物、に関する。以下、本発明について説明する。
【0018】本発明の水系洗浄剤組成物で用いられる成
分のうち、アミン系化合物の炭酸塩としては、窒素原子
数が1〜5であって、分子量が50〜300の範囲のア
ミン系化合物の炭酸塩が用いられる。ここで、得られる
洗浄剤組成物の臭気の点、及びすすぎ性の点から、窒素
原子数が1又は2であって分子量が100〜250の範
囲のアミン系化合物の炭酸塩がより好ましい。
【0019】かかるアミン系化合物の具体例としては、
次のような物質が挙げられる。 (a)モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、メチ
ルモノエタノールアミン、ジメチルモノエタノールアミ
ン、メチルジエタノールアミン、ブチルモノエタノール
アミン、ジブチルモノエタノールアミン、トリメチルア
ミノプロピルエタノールアミン、トリメチルヒドロキシ
エチルジエチレントリアミン等のアルカノールアミン
類。 (b)モルホリン、N−メチルモルホリン、N−エチル
モルホリン、2,6−ジメチルモルホリン、4−(2−
ヒドロキシエチル)モルホリン、4−アミノモルホリ
ン、4−(2−アミノエチル)モルホリン、4−(3−
アミノプロピル)モルホリン等のモルホリン類。
【0020】(c)4−アミノメチルピリジン、アミノ
メチルピペラジン、ビスアミノプロピルピペラジン、ト
リメチルアミノエチルピペラジン、2−アミノメチルピ
ペリジン、4−アミノメチルピペリジン、2−メチルピ
ラジン、キノキサリン、メチルイミダゾール等の複素環
式アミン類。 (d)ジアミノプロパン、ジアミノヘキサン、ジアミノ
オクタン、ジアミノドデカン、ジアミノジフェニルメタ
ン、ジアミノジフェニルエタン、4,4−メチレンビス
シクロヘキシルアミン、1,3−ジアミノキシレン、
1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、トリエ
チレンジアミン、テトラメチルエチレンジアミン、テト
ラメチルプロピレンジアミン、テトラメチルヘキサメチ
レンジアミン、メチルジアミノプロパン、ジメチルジア
ミノプロパン、ジブチルジアミノプロパン、ステアリル
プロピレンジアミン、N−シクロヘキシル−1,3−ジ
アミノプロパン、1,2−ジアミノアントラキノン、ペ
ンタメチルジエチレントリアミン等のジアミン類。
【0021】(e)ジエチレントリアミン、トリエチレ
ンテトラミン、テトラエチレンペンタミン等のポリアミ
ン類。 (f)シクロヘキシルアミン、アニリン、ベンジルアミ
ン、ジシクロヘキシルアミン、ジベンジルアミン、トリ
ベンジルアミン等の環式アミン類。
【0022】(g)プロピルアミン、ブチルアミン、ア
ミルアミン、ヘキシルアミン、ヘプチルアミン、オクチ
ルアミン、ノニルアミン、デシルアミン、ウンデシルア
ミン、ラウリルアミン、トリデシルアミン、ミリスチル
アミン、ペンタデシルアミン、セチルアミン、ヘプタデ
シルアミン、ステアリルアミン、ノナデシルアミン、エ
イコシルアミン、ジエチルアミン、ジブチルアミン、ジ
オクチルアミン、メチルヘキシルアミン、トリブチルア
ミン、トリオクチルアミン、ジメチルオクチルアミン、
ジメチルラウリルアミン、ジメチルステアリルアミン等
の炭素数1〜22の直鎖アルキル基を有する直鎖アルキ
ルアミン類。
【0023】(h)s−ブチルアミン、イソブチルアミ
ン、t−ブチルアミン、1−メチルブチルアミン、1−
エチルプロピルアミン、2−メチルブチルアミン、イソ
アミルアミン、ジメチルプロピルアミン、t−アミルア
ミン、1,3−ジメチルブチルアミン、3,3−ジメチ
ルブチルアミン、2−アミノヘプタン、3−アミノヘプ
タン、1−メチルヘプチルアミン、2−エチルヘキシル
アミン、1,5−ジメチルヘキシルアミン、t−オクチ
ルアミン、t−トリデシルアミン、t−ナノデシルアミ
ン、ジイソブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン
等の炭素数1〜22の分岐鎖アルキル基を有する分岐鎖
アルキルアミン類等が挙げられる。
【0024】上記の化合物のうち、モノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、メチ
ルモノエタノールアミン、ジメチルモノエタノールアミ
ン、メチルジエタノールアミン、ブチルモノエタノール
アミン、トリメチルアミノプロピルエタノールアミン、
トリメチルヒドロキシエチルジエチレントリアミン;
【0025】モルホリン、N−メチルモルホリン、N−
エチルモルホリン、2,6−ジメチルモルホリン、4−
(2−ヒドロキシエチル)モルホリン、4−アミノモル
ホリン、4−(2−アミノエチル)モルホリン、4−
(3−アミノプロピル)モルホリン、4−アミノメチル
ピリジン、ビスアミノプロピルピペラジン、2−アミノ
メチルピペリジン、4−アミノメチルピペリジン;
【0026】ジアミノプロパン、ジアミノヘキサン、ジ
アミノオクタン、ジアミノドデカン、1,3−ジアミノ
キシレン、1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘキサ
ン、テトラメチルエチレンジアミン、テトラメチルプロ
ピレンジアミン、メチルジアミノプロパン、ジメチルジ
アミノプロパン、ジブチルジアミノプロパン、ステアリ
ルプロピレンジアミン、N−シクロヘキシル−1,3−
ジアミノプロパン、ペンタメチルジエチレントリアミ
ン;ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、
テトラエチレンペンタミン;
【0027】シクロヘキシルアミン、ベンジルアミン、
ジシクロヘキシルアミン;プロピルアミン、ブチルアミ
ン、アミルアミン、ヘキシルアミン、ヘプチルアミン、
オクチルアミン、ノニルアミン、デシルアミン、ウンデ
シルアミン、ラウリルアミン、トリデシルアミン、ミリ
スチルアミン、ペンタデシルアミン、セチルアミン、ヘ
プタデシルアミン、ステアリルアミン、ノナデシルアミ
ン、エイコシルアミン、ジエチルアミン、ジブチルアミ
ン、ジオクチルアミン、メチルヘキシルアミン;
【0028】s−ブチルアミン、イソブチルアミン、t
−ブチルアミン、1−メチルブチルアミン、1−エチル
プロピルアミン、2−メチルブチルアミン、イソアミル
アミン、ジメチルプロピルアミン、t−アミルアミン、
1,3−ジメチルブチルアミン、3,3−ジメチルブチ
ルアミン、2−アミノヘプタン、3−アミノヘプタン、
1−メチルヘプチルアミン、2−エチルヘキシルアミ
ン、1,5−ジメチルヘキシルアミン、t−オクチルア
ミン、t−トリデシルアミン、t−ナノデシルアミン、
ジイソブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンが性
能と入手のし易さの観点から好ましく用いることができ
る。
【0029】本発明の水系洗浄剤組成物で用いられるア
ミン系化合物の炭酸塩は、上記のアミン系化合物を炭酸
で中和されることによって、洗浄剤中に多く配合した時
の洗浄剤のpHの上昇を抑え、アルミニウム、ニッケ
ル、銅、亜鉛、錫等の金属類、真鍮、黄銅、半田等の合
金類、及びメッキ部品等の腐食を防止することができ
る。
【0030】このアミン系化合物の炭酸塩は、通常用い
られる公知の方法により得ることができるが、例えば、
上記のアミン系化合物の水、及び/又は溶剤等の溶液中
に炭酸ガスを吹き込むことによって得られる。この際の
中和の程度は、経時的に溶液のpHを測定し、値が一定
になった時点をもって終点とする。但し、このアミン系
化合物の炭酸塩が配合された洗浄剤自体のpHを10以
下に抑えることが、金属類の腐食防止の点からは好まし
い。
【0031】これらのアミン系化合物の炭酸塩の配合量
は特に限定されるものではないが、洗浄性の効果の点及
びその持続性の点から、洗浄剤組成物中に0.05〜7
0重量%、特に0.1〜50重量%配合するのが好まし
い。
【0032】本発明の水系洗浄剤組成物には、更に前記
一般式(1)、(2)及び(3)で表されるアルキレン
オキサイド化合物を併用することにより、洗浄性を向上
させることができる。
【0033】一般式(1)、(2)及び(3)中、R1
は炭素数1〜8の炭化水素基であることが必要である
が、水に対する溶解性の点から炭素数2〜6の炭化水素
基であることが好ましい。R1 が炭化水素基でなかった
場合、フラックスや鉱油等の有機系汚れとの親和性が低
下する。又、mは1〜7、nは0〜7、pは0〜5、q
は0〜5の整数であることが必要である。又、m+nは
1〜14の範囲であり、p+qは0〜10の範囲となる
が、水に対する溶解性の点、有機系の汚れに対する洗浄
性の点からm+nが2〜4の範囲であり、p+qが0〜
4の範囲のものが好ましい。
【0034】かかるアルキレンオキサイド化合物の具体
例としては、メタノール、エタノール、プロパノール、
ブタノール、イソブタノール、ヘキサノール、オクタノ
ール等の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を有するアルコー
ル類;フェノール、クレゾール等のフェノール類;シク
ロヘキサノール等の脂環族のアルコール類;酢酸、プロ
ピオン酸、ヘキサン酸、イソオクチル酸等の直鎖又は分
岐鎖のアルキル基を有する脂肪酸;メタクリル酸、安息
香酸等の有機カルボン酸;エチルアミン、ジエチルアミ
ン、ヘキシルアミン、ジブチルアミン、オクチルアミ
ン、ベンジルアミン、シクロヘキシルアミン等の直鎖、
分岐鎖、芳香族又は脂環族の炭化水素基を有するアミン
系化合物などにアルキレン(エチレン、プロピレン、ブ
チレン)オキサイドを単独又は配合付加させたものが挙
げられ、更に、これらのアルキレンオキサイド付加物の
末端水酸基をアルキルクロライド等によりメチル化、エ
チル化又はブチル化したり、酢酸やプロピオン酸等でエ
ステル化した化合物が挙げられる。上記アルキレンオキ
サイド化合物は、1種を単独で用いてもよく、2種以上
を併用してもよい。
【0035】具体的には、以下に示す化合物が挙げられ
る。エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコ
ールモノメチルエーテル、テトラエチレングリコールモ
ノメチルエーテル、ペンタエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、ヘキサエチレングリコールモノメチルエー
テル、ヘプタエチレングリコールモノメチルエーテル
(上記の化合物をそれぞれ(POE)1 モノメチルエー
テル、(POE)2 モノメチルエーテル、(POE)3
モノメチルエーテル、(POE)4 モノメチルエーテ
ル、(POE)5 モノメチルエーテル、(POE)6
ノメチルエーテル、(POE)7 モノメチルエーテル、
と略記する場合がある。また、これらの化合物をまとめ
て(POE)1 7 モノメチルエーテルと略記する場合
がある。なお、同様の化合物等はそれに対応した表現で
上記と同様に略記する場合がある。)、
【0036】(POE)1 7 モノエチルエーテル、
(POE)1 7 モノプロピルエーテル、(POE)1
7 モノブチルエーテル、(POE)1 7 モノイソブ
チルエーテル、(POE)1 7 モノアリルエーテル、
(POE)1 7 モノヘキシルエーテル、(POE)1
7 モノ2−エチルヘキシルエーテル、(POE)1
7モノオクチルエーテル、(POE)1 7 モノフェニ
ルエーテル、(POE)17 モノベンジルエーテル等
のエチレングリコールモノエーテル類。
【0037】(POE)1 4 ジメチルエーテル、(P
OE)1 4 ジエチルエーテル、(POE)1 4 ジプ
ロピルエーテル、(POE)1 4 ジブチルエーテル、
(POE)1 4 ジアリルエーテル、(POE)6 7
ジメチルエーテル、(POE)6 7 ジエチルエーテ
ル、(POE)6 7 ジプロピルエーテル、(POE)
6 7 ジブチルエーテル、(POE)6 7 ジアリルエ
ーテル、ジエチレングリコールエチルメチルエーテル、
ジエチレングリコールブチルメチルエーテル、ジエチレ
ングリコール2−エチルヘキシルメチルエーテル等のエ
チレングリコールジエーテル類。
【0038】(POP)1 7 モノメチルエーテル、
((POP)1 7 モノエチルエーテル、(POP)1
7 モノプロピルエーテル、(POP)1 7 モノブチ
ルエーテル、(POP)1 7 モノアリルエーテル、
(POP)1 7 モノヘキシルエーテル、(POP)1
7 モノ2−エチルヘキシルエーテル、(POP)1
7モノオクチルエーテル、(POP)1 7 モノフェニ
ルエーテル、(POP)17 モノベンジルエーテル等
のプロピレングリコールモノエーテル類。なお、(PO
P)とは、エチレンをプロピレンとする以外は、(PO
E)と同様の略号である。
【0039】(POP)1 7 ジメチルエーテル、(P
OP)1 7 ジエチルエーテル、(POP)1 7 ジプ
ロピルエーテル、(POP)1 7 ジブチルエーテル、
(POP)1 7 ジアリルエーテル、ジプロピレングリ
コールイソプロピルメチルエーテル、ジプロピレングリ
コールイソプロピルエチルエーテル等のプロピレングリ
コールジエーテル類。
【0040】(POE)1 7 モノメチルエーテルアセ
テート、(POE)1 7 モノエチルエーテルアセテー
ト、(POE)1 7 モノプロピルエーテルアセテー
ト、(POE)1 7 モノブチルエーテルアセテート、
(POE)1 7 モノアリルエーテルアセテート、(P
OE)1 7 モノヘキシルエーテルアセテート、(PO
E)1 7 モノオクチルエーテルアセテート、(PO
E)1 7 モノフェニルエーテルアセテート、(PO
E)1 7 モノベンジルエーテルアセテート等のエチレ
ングリコールモノエーテルアセテート類。
【0041】(POP)1 7 モノメチルエーテルアセ
テート、(POP)1 7 モノエチルエーテルアセテー
ト、(POP)1 7 モノプロピルエーテルアセテー
ト、(POP)1 7 モノブチルエーテルアセテート、
(POP)1 7 モノアリルエーテルアセテート、(P
OP)1 7 モノヘキシルエーテルアセテート、(PO
P)1 7 モノオクチルエーテルアセテート、(PO
P)1 7 モノフェニルエーテルアセテート、(PO
P)1 7 モノベンジルエーテルアセテート等のプロピ
レングリコールモノエーテルアセテート類。
【0042】プロピレングリコールジアセテート等のモ
ノプロピレングリコールジアセテート類。上記の炭化水
素基の原料である直鎖又は分岐鎖のアルキル基を有する
アルコール類、脂環式のアルコール類にエチレンオキサ
イドとプロピレンオキサイドをブロック及びランダムに
付加させた化合物、(POE)1 7 (POP)1 7
モノエーテル類;(POE)1 7 (POP)1 7
エーテル類。
【0043】上記の炭化水素基の原料である直鎖又は分
岐鎖のアルキル基を有するアルコール類、脂環式のアル
コール類の代わりに酢酸、プロピオン酸、ヘキサン酸、
イソオクチル酸等の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を有す
る脂肪酸、メタクリル酸、安息香酸等の有機カルボン酸
を用いた化合物。例えば、(POE)1 7 モノメチル
エステル、(POE)1 7 モノエチルエステル、メタ
クリル酸の(POE) 1 7 付加物、安息香酸の(PO
E)1 7 付加物等のグリコールモノエステル類;(P
OE)1 7 ジメチルエステル、(POE)1 7 ジエ
チルエステル等のグリコールジエステル類。
【0044】上記の炭化水素基の原料である直鎖又は分
岐鎖のアルキル基を有するアルコール類、脂環式のアル
コール類の代わりにエチルアミン、ジエチルアミン、ヘ
キシルアミン、ジブチルアミン、オクチルアミン、ベン
ジルアミン、シクロヘキシルアミン等の直鎖、分岐鎖、
芳香族又は脂環式の炭化水素基を有するアミン類等を用
いた化合物。例えば、(POE)1 7 エチルアミン、
(POE)1 7 ジエチルアミン、(POE)1 7
キシルアミン、(POE)1 7 ジブチルアミン、(P
OE)1 7 オクチルアミン、(POE)1 7 ベンジ
ルアミン、(POE)1 7 シクロヘキシルアミン等の
グリコールモノアミン類等が挙げられる。
【0045】上記の化合物のうち、以下に列挙するもの
が性能と入手のし易さの点から好ましく用いられる。
(POE)1 5 モノメチルエーテル、(POE)1
5 モノエチルエーテル、(POE)1 5 モノプロピル
エーテル、(POE)1 5 モノブチルエーテル、(P
OE)1 2 モノイソブチルエーテル、(POE)1
2 モノアリルエーテル、(POE)1 2 モノヘキシル
エーテル、(POE)1 2 モノ2−エチルヘキシルエ
ーテル、(POE)1 5 モノフェニルエーテル、(P
OE)15 モノベンジルエーテル;
【0046】エチレングリコールジメチルエーテル、エ
チレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコー
ルジプロピルエーテル、エチレングリコールジブチルエ
ーテル;ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエ
チレングリコールエチルメチルエーテル、ジエチレング
リコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジプ
ロピルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテ
ル、ジエチレングリコールブチルメチルエーテル、ジエ
チレングリコール2−エチルヘキシルメチルエーテル;
トリエチレングリコールジメチルエーテル;テトラエチ
レングリコールジメチルエーテル;
【0047】(POP)1 3 モノメチルエーテル、
(POP)1 3 モノエチルエーテル、(POP)1
3 モノプロピルエーテル、(POP)1 3 モノブチル
エーテル、(POP)1 3 モノフェニルエーテル、
(POP)1 3 モノベンジルエーテル;プロピレング
リコールジメチルエーテル、プロピレングリコールジエ
チルエーテル、プロピレングリコールジプロピルエーテ
ル、プロピレングリコールジブチルエーテル;ジプロピ
レングリコールジメチルエーテル、ジプロピレングリコ
ールジエチルエーテル、ジプロピレングリコールジプロ
ピルエーテル、ジプロピレングリコールイソプロピルメ
チルエーテル、ジプロピレングリコールイソプロピルエ
チルエーテル;トリプロピレングリコールジメチルエー
テル;
【0048】エチレングリコールモノメチルエーテルア
セテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセ
テート、エチレングリコールモノプロピルエーテルアセ
テート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテ
ート;ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテ
ート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテ
ート、ジエチレングリコールモノプロピルエーテルアセ
テート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセ
テート;プロピレングリコールモノメチルエーテルアセ
テート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセ
テート、プロピレングリコールジアセテート。
【0049】これらのアルキレンオキサイド化合物は、
例えば炭素数1〜8の炭化水素基を有するアルコール、
フェノール、脂肪酸、有機カルボン酸、アミン系化合物
に苛性ソーダ等の触媒の存在下、加熱しながら炭素数2
〜4のアルキレンオキサイド(エチレンオキサイド、プ
ロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド等)を液状又
は気体状で加えて反応させることにより得られる。ま
た、更にこれらのアルキレンオキサイド付加物の末端水
酸基を、アルキルクロライド等を用いてアルキル化した
ものや、有機酸等を用いてエステル化したものを用いる
ことができる。
【0050】アルキレンオキサイドを付加させる場合に
は、2種以上のアルキレンオキサイドを混合して反応さ
せるランダム付加重合又はアルキレンオキサイドを順次
付加させるブロック付加重合を行ってもよい。
【0051】これらのアルキレンオキサイド化合物は、
洗浄剤組成物中に5〜95重量%、特に10〜70重量
%配合するのが好ましい。配合量がこの範囲未満ではア
ルキレンオキサイド化合物を加えたことによる洗浄性及
びその持続性の効果を充分に発揮できない傾向がある。
また、この範囲を超えて配合すると引火性の危険が出て
くる。
【0052】本発明の水系洗浄剤組成物は更に界面活性
剤を配合することにより、更に洗浄力が増大する。この
界面活性剤としては、アニオン性活性剤、カチオン性活
性剤、非イオン性活性剤、両イオン性活性剤のいずれも
使用することができる。
【0053】より具体的には、脂肪酸塩類、高級アルコ
ール硫酸エステル塩類、液体脂肪油硫酸エステル塩類、
脂肪族アミン及び脂肪族アマイドの硫酸塩類、脂肪アル
コールリン酸エステル塩類、二塩基性脂肪酸エステルの
スルホン酸塩類、脂肪酸アミドスルホン酸塩類、アルキ
ルアリルスルホン酸塩類、ホルマリン縮合のナフタリン
スルホン酸塩類等のアニオン性活性剤;脂肪族アミン塩
類、第4級アンモニウム塩類、アルキルピリジニウム塩
類等のカチオン性活性剤;ポリオキシアルキレンアルキ
ルエーテル類、ポリオキシアルキレンアルキルフェノー
ルエーテル類、ポリオキシアルキレンアルキルアミン
類、ポリオキシアルキレンアルキルエステル類、ソルビ
タンアルキルエステル類、ポリオキシソルビタンアルキ
ルエステル類等の非イオン性活性剤;又はアルキルベタ
イン、アルキルジメチルアミンオキサイド、アルキルア
ラニン等の両イオン性活性剤等が主だった物として挙げ
られる。なお、ここでポリオキシアルキレンとはエチレ
ンオキサイド、プロピレンオキサイド又はブチレンオキ
サイドの重合体を示す。これらの界面活性剤の中でも、
特に平均HLB4〜18の非イオン性活性剤が優れた効
果を発現する。
【0054】具体的には、(POE)140オクチルエ
ーテル、1量体〜40量体のエチレンオキサイドと炭素
数が12〜14の合成アルコールのエーテル((PO
E)1401214合成アルコールエーテルと略記す
る。)、(POE)147ラウリルエーテル、(PO
E)220セチルエーテル、(POE)230ステアリ
ルエーテル、(POE)235オレイルエーテル、(P
OE)240オクチルフェニルエーテル、(POE)2
45ノニルフェニルエーテル等のポリオキシエチレンア
ルキルエーテル類;
【0055】ソルビタンモノラウリルエステル、ソルビ
タンモノパルミチルエステル、ソルビタンモノステアリ
ルエステル、ソルビタンモノオレイルエステル等のソル
ビタンモノアルキルエステル類;(POE)125ソル
ビタンモノラウリルエステル、(POE)125ソルビ
タンモノパルミチルエステル、(POE)130ソルビ
タンモノステアリルエステル、(POE)130ソルビ
タンモノオレイルエステル等のポリオキシエチレンソル
ビタンモノアルキルエステル類;(POE)1040ソル
ビタントリステアリルエステル、(POE)1040ソル
ビタントリオレイルエステル等のポリオキシエチレンソ
ルビタントリアルキルエステル類等が挙げられる。
【0056】上記の化合物のうち、(POE)59
1214合成アルコールエーテル、(POE)410ラウ
リルエーテル、(POE)58 セチルエーテル、(P
OE)1015ステアリルエーテル、(POE)515
レイルエーテル、(POE)610オクチルフェニルエ
ーテル、(POE)513ノニルフェニルエーテル、ソ
ルビタンモノラウリルエステル、ソルビタンモノパルミ
チルエステル、ソルビタンモノステアリルエステル、ソ
ルビタンモノオレイルエステル、(POE)520ソル
ビタンモノラウリルエステル、(POE)520ソルビ
タンモノパルミチルエステル、(POE)520ソルビ
タンモノステアリルエステル、(POE)520ソルビ
タンモノオレイルエステル、(POE)1530ソルビタ
ントリステアリルエステル、(POE)1530ソルビタ
ントリオレイルエステルが有機系の汚れに対する洗浄
性、及びリンス性の点から好ましく用いられる。
【0057】これらの界面活性剤の配合量は特に限定さ
れるものではないが、界面活性剤添加の効果を得る点か
ら本発明の水系洗浄剤組成物中に0.5〜35重量%、
特に3〜30重量%配合するのが好ましい。
【0058】本発明の水系洗浄剤組成物は更に炭化水素
を配合することにより、特に極性の小さい汚れに対する
洗浄力が増大する。
【0059】かかる炭化水素としては、炭素数10〜1
8のものであればいずれでもよく、例えばデカン、ドデ
カン、テトラデカン、ヘキサデカン、オクタデカン、デ
セン、ドデセン、テトラデセン、ヘキサデセン、オクタ
デセン等の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の炭化水
素;ノニルベンゼン、ドデシルベンゼン等のアルキルベ
ンゼン;メチルナフタレン、ジメチルナフタレン等のナ
フタレン化合物;シクロデカン、シクロドデセン等のシ
クロ系化合物などが挙げられる。これらのうち、炭素数
12〜18の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の炭化水
素が好ましく、特に洗浄性、ハンドリング等を考慮する
と、オレフィン系炭化水素が好ましい。
【0060】これらの炭化水素は、低(非)極性汚れに
対する洗浄性の点から本発明の水系洗浄剤組成物中に5
〜80重量%、特に20〜70重量%配合するのが好ま
しい。
【0061】また、本発明の洗浄剤組成物には、安全性
及び作業性等の観点から、適宜水を含有させることがで
きる。水は、洗浄剤組成物中に5〜30%配合するのが
好ましい。
【0062】本発明の洗浄剤組成物には、その効果を損
なわない範囲で、必要に応じて、通常洗浄剤に用いられ
る他のヒドロキシエチルアミノ酢酸、ヒドロキシエチル
イミノ2酢酸、エチレンジアミンテトラ酢酸等のアミノ
カルボン酸塩等の有機系又は無機系のキレート力を持つ
化合物、防腐剤、防錆剤、シリコン等の消泡剤、アミン
系やフェノール系の酸化防止剤、ヤシ脂肪酸メチルや酢
酸ベンジル等のエステル、アミン系添加剤あるいはアル
コール類等を適宜併用することができる。
【0063】本発明の洗浄剤組成物は、前記成分及び任
意成分等を常法により混合することにより製造すること
ができる。
【0064】本発明の洗浄剤組成物を用いて金属イオン
からなる修飾酸化物を含むガラスとこれを使用した電
機、電子、光学、精密工業用向けの電子部品及び精密部
品を洗浄するには、例えば、本発明の洗浄剤組成物を用
いて浸漬法、超音波洗浄法、浸漬揺動法、スプレー法、
手拭き法等の各種の洗浄方法が採用でき、最後に溶剤又
は温水でリンスする等の方法を連続的に行う方法等が、
効率の良い洗浄方法として挙げられ、かつ好ましい結果
を得ることができる。
【0065】
【実施例】以下に本発明を製造例、製造比較例、実施例
及び比較例をもって詳細に説明するが、本発明はこれら
の実施例等に制限されるものではない。 製造例1 500mlのガラス製の四口フラスコに、ジエタノール
アミン(試薬、東京化成工業(株)製)50.0g
(0.48モル)と水50.0gを入れ、30℃にて攪
拌しながら、ボンベより200ml/分の流量で二酸化
炭素(ガス)を吹き込んだ。3.5時間後、溶液のpH
が8.3で一定になったところで、中和終了とした。こ
のものから、ロータリーエバポレーターにて溶媒を減圧
留去し、61.1gのジエタノールアミンの炭酸塩を得
た。
【0066】製造例2 500mlのガラス製の四口フラスコに、トリエタノー
ルアミン(試薬、東京化成工業(株)製)50.0g
(0.34モル)と水25.0g、エタノール25.0
gを入れ、30℃にて攪拌しながら、ボンベより200
ml/分の流量で二酸化炭素(ガス)を吹き込んだ。
4.5時間後、溶液のpHが8.3で一定になったとこ
ろで、中和終了とした。このものから、ロータリーエバ
ポレーターにて溶媒を減圧留去し、54.1gのトリエ
タノールアミンの炭酸塩を得た。
【0067】製造例3 500mlのガラス製の四口フラスコに、N−メチルジ
エタノールアミン(試薬、東京化成工業(株)製)5
0.0g(0.42モル)と水50.0gを入れ、30
℃にて攪拌しながら、ボンベより200ml/分の流量
で二酸化炭素(ガス)を吹き込んだ。4.5時間後、溶
液のpHが8.9で一定になったところで、中和終了と
した。このものから、ロータリーエバポレーターにて溶
媒を減圧留去し、62.6gのN−メチルジエタノール
アミンの炭酸塩を得た。
【0068】製造例4 500mlのガラス製の四口フラスコに、N−メチルモ
ルホリン(試薬、東京化成工業(株)製)50.0g
(0.49モル)と水50.0gを入れ、30℃にて攪
拌しながら、ボンベより200ml/分の流量で二酸化
炭素(ガス)を吹き込んだ。4.0時間後、溶液のpH
が8.5で一定になったところで、中和終了とした。こ
のものから、ロータリーエバポレーターにて溶媒を減圧
留去し、56.7gのN−メチルモルホリンの炭酸塩を
得た。
【0069】製造例5 500mlのガラス製の四口フラスコに、N−シクロヘ
キシル−1,3−ジアミノプロパン(試薬、東京化成工
業(株)製)50.0g(0.32モル)と水25.0
g、エタノール25.0gを入れ、30℃にて攪拌しな
がら、ボンベより200ml/分の流量で二酸化炭素
(ガス)を吹き込んだ。4.5時間後、溶液のpHが
8.9で一定になったところで、中和終了とした。この
ものから、ロータリーエバポレーターにて溶媒を減圧留
去し、58.8gのN−シクロヘキシル−1,3−ジア
ミノプロパンの炭酸塩を得た。
【0070】製造例6 500mlのガラス製の四口フラスコに、n−オクチル
アミン(試薬、東京化成工業(株)製)50.0g
(0.39モル)と水50.0gを入れ、30℃にて攪
拌しながら、ボンベより200ml/分の流量で二酸化
炭素(ガス)を吹き込んだ。3.5時間後、溶液のpH
が8.8で一定になったところで、中和終了とした。こ
のものから、ロータリーエバポレーターにて溶媒を減圧
留去し、49.3gのn−オクチルアミンの炭酸塩を得
た。
【0071】製造比較例1 500mlのガラス製の三口フラスコに、N−メチルジ
エタノールアミン(試薬、東京化成工業(株)製)5
0.0g(0.42モル)と水50.0gを入れ、30
℃にて攪拌しながら、36%塩酸(試薬、片山化学工業
(株)製)を水で10%(w/w)に希釈したものを1
53.1g(0.42モル)滴下した。このものから、
ロータリーエバポレーターにて溶媒を減圧留去し、5
1.8gのN−メチルジエタノールアミンの塩酸塩を得
た。
【0072】製造比較例2 500mlのガラス製の三口フラスコに、N−メチルモ
ルホリン(試薬、東京化成工業(株)製)50.0g
(0.43モル)と水50.0gを入れ、30℃にて攪
拌しながら、硫酸(試薬、片山化学工業(株)製)を水
で10%(w/w)に希釈したものを213.0g
(0.22モル)滴下した。このものから、ロータリー
エバポレーターにて溶媒を減圧留去し、57.0gのN
−メチルモルホリンの硫酸塩を得た。
【0073】製造比較例3 500mlのガラス製の三口フラスコに、N−シクロヘ
キシル−1,3−ジアミノプロパン(試薬、東京化成工
業(株)製)50.0g(0.32モル)と水50.0
gを入れ、30℃にて攪拌しながら、酢酸(試薬、片山
化学工業(株)製)を水で10%(w/w)に希釈した
ものを384.3g(0.64モル)滴下した。このも
のから、ロータリーエバポレーターにて溶媒を減圧留去
し、53.7gのN−シクロヘキシル−1,3−ジアミ
ノプロパンの酢酸塩を得た。
【0074】製造比較例4 500mlのガラス製の三口フラスコに、n−オクチル
アミン(試薬、東京化成工業(株)製)50.0g
(0.39モル)と水50.0gを入れ、30℃にて攪
拌しながら、グルコン酸50%(w/w)水溶液(試
薬、片山化学工業(株)製)を153.0g(0.39
モル)滴下した。このものから、ロータリーエバポレー
ターにて溶媒を減圧留去し、75.6gのn−オクチル
アミンのグルコン酸塩を得た。
【0075】実施例1〜10及び比較例1〜8 表1、2に示すような成分からなる水系洗浄剤組成物を
用いて洗浄することにより洗浄試験を行った。その結果
を表3に示す。なお、表4は表1、2に示す化合物の由
来を示すものである。尚、試験条件等は以下のとおりで
ある。
【0076】
【表1】
【0077】
【表2】
【0078】
【表3】
【0079】
【表4】
【0080】(1)洗浄性試験 (テストピースの作成)20mm×50mm×2mmの
アルミニウム(JIS H4000)、及びはんだ(J
IS Z3282(30SNA))製テストピース(太
佑機材(株)製)に、フラックス(SOLDERITE Y−2
0、タムラ製作所(株)製)を2.5g/m2 の割合で
塗布する。270℃、2分間リフローした後、室温まで
冷却したものをフラックス用のテストピースとした。更
に、20mm×50mm×2mmの銅(JIS H31
00)製テストピース(太佑機材(株)製)に、鉱物油
系プレス加工用潤滑油(ユニプレスPA5、日本石油
(株)製)を0.5g/m2 の割合で塗布し、鉱物油系
プレス油用のテストピースとした。
【0081】(洗浄試験)上記のテストピースを60℃
に保った表1、2記載の水系洗浄剤組成物に浸漬し、3
9kHz、200Wの超音波洗浄装置(SILENTSONIC UT
-204、シャープ(株)製) で5分間洗浄した。次いで、
30℃のイオン交換水に浸漬し、洗浄と同様の超音波洗
浄機で1分間リンスした。更に、イオン交換水の流水で
1分間仕上げリンスを行った。そして、1分間エアーブ
ローした後、送風定温乾燥機(FV−630、(株)東
洋製作所製)にて80℃、10分間乾燥した。
【0082】(評価方法及び評価基準)フラックス及び
プレス油の洗浄性の評価は、光学顕微鏡の倍率50倍に
て、目視により次の基準で行った。 ◎:表面にフラックス及びプレス油の残着が無く極めて
清浄、非常に良好 ○:表面にフラックス及びプレス油の残着が殆ど無く、
良好 △:表面にフラックス及びプレス油の残着が僅かに有
り、やや悪い ×:表面にフラックス及びプレス油の残着が有り、悪い
【0083】(2)部材への影響試験 20mm×50mm×2mmのアルミニウム(JIS
H4000)、はんだ(JIS Z3282(30SN
A))及び銅(JIS H3100)製テストピース
(太佑機材(株)製)を、表1、2記載の水系洗浄剤組
成物の原液と5%(w/w)水溶液に浸漬し、60℃に
保持した。2時間後及び24時間後のテストピース表面
状態を目視にて観察した。
【0084】(評価基準) ◎:浸漬前と変化無く、非常に良好 ○:光沢が少し低下しているものの、表面は平坦で、良
好 △:光沢が無く、変色しており、やや悪い ×:ひどく変色したり、錆が発生及び表面が腐食し荒れ
てしまっており、悪い
【0085】表3より、本発明の水系洗浄剤組成物は、
アルミニウム、はんだ、銅のいずれにおいても良好な洗
浄性を示し、かつ部材に影響を与えない優れた洗浄剤組
成物であることが分かった(実施例1〜10)。一方、
炭酸塩ではなくアミン化合物を配合したもの(比較例1
〜4)、塩であっても炭酸塩ではないもの(比較例5〜
8)は、洗浄性については良好な例もあるものの、いず
れも部材に悪影響を与えることが分かった。
【0086】
【発明の効果】本発明の水系洗浄剤組成物を用いること
により、精密部品又はその組立加工工程に使用される治
工具類に含まれる、腐食され易い材質の金属類、合金類
及びメッキ部品等を腐食することなく、それらの固体表
面に存在する油脂、機械油、切削油、グリース、液晶、
ロジン系フラックス等の汚れを除去することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 3:30 3:20) (C11D 3/60 3:30 3:20 3:18)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窒素原子数が1〜5であって、分子量が
    50〜300の範囲であるアミン系化合物の炭酸塩を含
    有してなる水系洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 次の一般式(1)、(2)及び(3) 【化1】 (式中、R1 は炭素数1〜8の炭化水素基を、R2 及び
    3 はそれぞれ炭素数2〜4のアルキレン基を示す。X
    は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基又はアシル基
    を示す。mは1〜7、nは0〜7、pは0〜5、qは0
    〜5の整数を示す。)で表される化合物からなる群より
    選ばれる1種以上のアルキレンオキサイド化合物をさら
    に含有してなる請求項1記載の水系洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 1種類以上の界面活性剤をさらに含有し
    てなる請求項1又は2記載の水系洗浄剤組成物。
  4. 【請求項4】 炭素数10〜18の炭化水素をさらに含
    有してなる請求項1〜3いずれか記載の水系洗浄剤組成
    物。
  5. 【請求項5】 精密部品又は治工具類用の洗浄に使用さ
    れる請求項1〜4いずれか記載の水系洗浄剤組成物。
JP33073694A 1994-12-06 1994-12-06 水系洗浄剤組成物 Expired - Fee Related JP3255392B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33073694A JP3255392B2 (ja) 1994-12-06 1994-12-06 水系洗浄剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33073694A JP3255392B2 (ja) 1994-12-06 1994-12-06 水系洗浄剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08157887A true JPH08157887A (ja) 1996-06-18
JP3255392B2 JP3255392B2 (ja) 2002-02-12

Family

ID=18235989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33073694A Expired - Fee Related JP3255392B2 (ja) 1994-12-06 1994-12-06 水系洗浄剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3255392B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001507727A (ja) * 1996-12-20 2001-06-12 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 有機ジアミンを含有した皿洗い洗剤組成物
KR100305213B1 (ko) * 1997-12-30 2001-11-02 박종섭 반도체소자의세정방법
JP2008285586A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Kao Corp Cip洗浄方法
JP2009506216A (ja) * 2005-08-31 2009-02-12 アトーテヒ ドイッチュラント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 加工部品の表面からイオン性の汚染物質を除去するための水溶液と方法
JP2009041094A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Kao Corp ハンダフラックス用洗浄剤組成物
JP2010143971A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Lion Corp 洗浄剤組成物および液晶パネルの洗浄方法
JP2010189635A (ja) * 2009-01-26 2010-09-02 Kaken Tec Kk 洗浄剤組成物用原液、洗浄剤組成物、および洗浄方法
JP2013032499A (ja) * 2011-06-30 2013-02-14 Kawaken Fine Chem Co Ltd 増泡剤及びそれを含有する洗浄剤組成物
JP2015145476A (ja) * 2014-02-03 2015-08-13 花王株式会社 半田フラックス残渣除去用洗浄剤組成物
JP2015178599A (ja) * 2014-02-27 2015-10-08 荒川化学工業株式会社 洗浄剤組成物原液、洗浄剤組成物および洗浄方法
CN105087185A (zh) * 2014-05-20 2015-11-25 化研科技株式会社 清洗剂组合物用原液、清洗剂组合物以及清洗方法
JP2016014081A (ja) * 2014-06-30 2016-01-28 花王株式会社 半田フラックス残渣除去用洗浄剤組成物
JP2019031690A (ja) * 2018-10-29 2019-02-28 化研テック株式会社 洗浄剤組成物用原液、洗浄剤組成物および洗浄方法
WO2019039491A1 (ja) 2017-08-25 2019-02-28 花王株式会社 三次元物体前駆体処理剤組成物
CN110306197A (zh) * 2019-07-26 2019-10-08 东莞市麦克莱恩新材料有限公司 一种防锈型碳氢清洗剂及其制备方法

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001507727A (ja) * 1996-12-20 2001-06-12 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 有機ジアミンを含有した皿洗い洗剤組成物
KR100305213B1 (ko) * 1997-12-30 2001-11-02 박종섭 반도체소자의세정방법
JP2009506216A (ja) * 2005-08-31 2009-02-12 アトーテヒ ドイッチュラント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 加工部品の表面からイオン性の汚染物質を除去するための水溶液と方法
JP4852610B2 (ja) * 2005-08-31 2012-01-11 アトーテヒ ドイッチュラント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 加工部品の表面からイオン性の汚染物質を除去するための水溶液と方法
JP2008285586A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Kao Corp Cip洗浄方法
JP2009041094A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Kao Corp ハンダフラックス用洗浄剤組成物
JP2010143971A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Lion Corp 洗浄剤組成物および液晶パネルの洗浄方法
JP2010189635A (ja) * 2009-01-26 2010-09-02 Kaken Tec Kk 洗浄剤組成物用原液、洗浄剤組成物、および洗浄方法
JP2013032499A (ja) * 2011-06-30 2013-02-14 Kawaken Fine Chem Co Ltd 増泡剤及びそれを含有する洗浄剤組成物
JP2015145476A (ja) * 2014-02-03 2015-08-13 花王株式会社 半田フラックス残渣除去用洗浄剤組成物
JP2015178599A (ja) * 2014-02-27 2015-10-08 荒川化学工業株式会社 洗浄剤組成物原液、洗浄剤組成物および洗浄方法
CN105087185A (zh) * 2014-05-20 2015-11-25 化研科技株式会社 清洗剂组合物用原液、清洗剂组合物以及清洗方法
JP2015218295A (ja) * 2014-05-20 2015-12-07 化研テック株式会社 洗浄剤組成物用原液、洗浄剤組成物および洗浄方法
JP2016014081A (ja) * 2014-06-30 2016-01-28 花王株式会社 半田フラックス残渣除去用洗浄剤組成物
WO2019039491A1 (ja) 2017-08-25 2019-02-28 花王株式会社 三次元物体前駆体処理剤組成物
JP2019031690A (ja) * 2018-10-29 2019-02-28 化研テック株式会社 洗浄剤組成物用原液、洗浄剤組成物および洗浄方法
CN110306197A (zh) * 2019-07-26 2019-10-08 东莞市麦克莱恩新材料有限公司 一种防锈型碳氢清洗剂及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3255392B2 (ja) 2002-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3255392B2 (ja) 水系洗浄剤組成物
JP4944181B2 (ja) 防食剤としての炭酸第四級アンモニウムおよび重炭酸第四級アンモニウムの使用、腐食を抑制するための方法、およびこれら薬剤を用いる防食性コーティング
US5567348A (en) Detergent composition for precision parts or jigs
US9080064B2 (en) Method of applying a coating composition of quaternary ammonium salts containing non-halogen anions as anticorrosive agents
US20070270323A1 (en) Metal cleaner containing polyethylene imine
KR20060111501A (ko) 방청성 유수 분리형 세정제 조성물 및 세정방법
JP4204091B2 (ja) 洗浄剤組成物
JP6822440B2 (ja) 鉛フリーはんだフラックス用洗浄剤組成物、鉛フリーはんだフラックスの洗浄方法
JP2016196693A (ja) 銅、亜鉛、またはこれらの金属を含む合金用洗浄剤組成物、銅、亜鉛、またはこれらの金属を含む合金からなる被洗浄物の洗浄方法、および銅、亜鉛、またはこれらの金属を含む合金からなる微粒子の除去方法
JP2899946B2 (ja) 水系洗浄剤組成物
AU2013234535B2 (en) Corrosion-protection system for treating metal surfaces
JP5841883B2 (ja) 鉄及び非鉄金属部品用洗浄剤組成物、並びにこれを用いた洗浄方法
JPH09501726A (ja) 界面活性剤
JPH08917B2 (ja) 洗浄剤組成物
JPH0457898A (ja) 水系洗浄剤組成物
EP3144373B1 (en) Neutral aqueous cleaning composition
JP2011089030A (ja) 脱脂洗浄用洗浄剤及び洗浄方法
JP2018002907A (ja) 洗浄剤組成物
JPH08311492A (ja) 水系洗浄剤組成物
JPH0940998A (ja) 水系洗浄剤組成物
JP5972005B2 (ja) 水溶性消泡剤および低泡性加工油剤
JP2023118263A (ja) 非鉄金属等用洗浄剤組成物
JPH06316782A (ja) 伸線用洗浄剤組成物
JP2019210427A (ja) 鉛フリーはんだフラックス用洗浄剤組成物、鉛フリーはんだフラックスの洗浄方法
JPH05306481A (ja) 精密部品又は治工具類用洗浄剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071130

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081130

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091130

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091130

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111130

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121130

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees