JPH08157231A - 低融点光学ガラス - Google Patents
低融点光学ガラスInfo
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- JPH08157231A JPH08157231A JP6299436A JP29943694A JPH08157231A JP H08157231 A JPH08157231 A JP H08157231A JP 6299436 A JP6299436 A JP 6299436A JP 29943694 A JP29943694 A JP 29943694A JP H08157231 A JPH08157231 A JP H08157231A
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- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
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- C03C3/04—Glass compositions containing silica
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Abstract
ガラス軟化点付近の比較的低い温度でガラスが失透せず
にプレス成型することが可能であり、かつ液相温度
(L.T)が低く安定性に優れた光学ガラスを提供す
る。 【構成】 重量%で表示して、P2 O5 を14〜32
%、B2 O3 を0.5〜16%、Nb2 O5 を18〜5
2%、Li2 Oを0.3〜6%、Na2 Oを5.5〜2
2%、およびSiO2 を0.1〜5%未満含むことを特
徴とする低融点光学ガラス。
Description
とが可能な低融点光学ガラス及びこのガラスを用いて得
られる光学製品に関する。本発明の低融点光学ガラスを
精密プレスすることによりレンズを含む各種光学製品を
得ることができるが、本発明の低融点光学ガラスは、特
に非球面精密プレスが可能であり、本発明の低融点光学
ガラスを用いて精密プレスにより非球面レンズを得るこ
とができる。
の光学ガラスの中で高屈折率・高分散領域のガラスとし
ては、例えば、特開昭52−132012号公報に開示
されているP2 O5 −B2 O3 −Nb2 O5 −アルカリ
金属酸化物系のガラスや特公昭56−40094号公報
に開示されているP2 O5 −Nb2 O5 −アルカリ金属
酸化物系のガラスがある。
(Ts)が580℃以上と高く、一方、精密プレス成形
は、通常、屈伏点(Ts)より50℃程度高い温度で行
われるので、これらのガラスを精密プレス成形に使用し
た場合、プレス時の温度を630℃以上にする必要があ
る。しかし、このような高温でプレスをくり返すと型材
の劣化が著しく、精密なガラス面が得られなくなり、型
の交換が頻繁になり、精密レンズの量産は非常に困難と
なる。そこで精密プレスレンズ製造の歩留りを良くする
ためには、被成形ガラスの屈伏点(Ts)を下げる必要
がある。
T)も高く、このことも、精密プレス成形に適さない原
因となっている。
であり、かつ低融点光学ガラスとしては、特開平5−5
1233号公報に示されている、SiO2 −GeO2 −
TiO2 −Nb2 O5 −アルカリ金属酸化物系のガラス
がある。
報に記載のガラスは、ガラス屈伏点(Ts)は550℃
以下と低いが、液相温度(L.T)が高く、軟化点付近
での失透傾向も強い。そのため、ガラスプリフォームを
昇温して軟化させ、精密プレス成型をするのは困難であ
り、プレスレンズの製造には適さない。
び高分散特性を有するとともに、ガラス軟化点付近の比
較的低い温度でガラスが失透せずにプレス成型すること
が可能であり、かつ液相温度(L.T)が低く安定性に
優れた光学ガラスを提供することにある。
点の光学ガラスを精密プレスすることにより得られる光
学製品を提供することにある。
る本発明の低融点光学ガラスは、第1の態様として、重
量%で表示して、P2 O5 を14〜32%、B2 O3 を
0.5〜16%、Nb2 O5 を18〜52%、Li2 O
を0.3〜6%、Na2 Oを5.5〜22%およびSi
O2 を0.1〜5%未満含むことを特徴とする。
融点光学ガラスは、第2の態様として、重量%で表示し
て、P2 O5 を14〜32%、B2 O3 を0.5〜16
%、Nb2 O5 を18〜52%、Li2 Oを0.3〜6
%、Na2 Oを5.5〜22%およびWO3 を0.3〜
12%含むことを特徴とする。以下、本発明を詳説す
る。
1.70〜1.77の範囲にあり、分散率が32〜23
の範囲にあり、ガラス屈伏点(Ts)が570℃以下の
低融点光学ガラスを提供するものであり、その構成成分
およびその含有量の限定理由を説明すると次のとおりで
ある。
成成分として欠かせない成分である。燐酸塩ガラスは珪
酸塩ガラスと比べて低い温度でガラスを熔解することが
でき、可視域の透過率が高いという特徴をもつ。また同
じガラス形成酸化物成分であるSiO2 やB2 O3 に比
べてP2 O5 は高分散側に位置する成分のため、アッベ
数32以下の光学特性を得るには、P2 O5 は少なくと
も14%は必要である。逆に32%を超えると失透性が
強くなり、高屈折率特性が得られなくなる。そのため第
1の態様のガラスにおいてP2 O5 の含量は14〜32
%の範囲に限定される。好ましいP2 O5 の含量は16
〜30%の範囲である。
により耐失透性が極めて良くなり、かつP2 O5 、Si
O2 といった他のガラス形成酸化物に比べてガラス屈伏
点(Ts)を下げる効果が大きい。そのため、B2 O3
は本発明の第1の態様のガラスには欠かせない成分であ
る。B2 O3 が0.5%未満であると上記のごとくガラ
スの耐失透性が悪くなり、ガラスの屈伏点(Ts)が上
昇し、16%を超えると目的とする高屈折率・高分散特
性が得られなくなる。このため第1の態様のガラスにお
いてB2 O3 は0.5〜16%の範囲に限定される。好
ましいB2 O3の含量は1〜14%の範囲である。
散特性を得るために不可欠な成分であり、また耐久性を
上げる効果のある成分である。Nb2 O5 が18%未満
であると、目的とする高屈折率・高分散特性が得られな
くなり、52%を超えるとガラスの耐失透性が悪くな
り、かつガラス屈伏点(Ts)が上昇する。このため第
1の態様のガラスにおいてNb2 O5 は18〜52%の
範囲に限定される。好ましいNb2 O5 の含量は20〜
52%の範囲である。
伏点(Ts)を570℃以下にするために不可欠な成分
である。Li2 Oが0.3%未満、Na2 Oが5.5%
未満であると上記の目的は達せられない。またLi2 O
が6%を超え、Na2 Oが22%を超えると、目的とす
る高屈折率特性が得られなくなる。このため第1の態様
のガラスにおいてLi2 Oは0.3〜6%の範囲、Na
2 Oは5.5〜22%の範囲に限定される。好ましいL
i2 Oの含量は0.3〜5%の範囲、Na2 Oの含量は
5.5〜20%の範囲である。
において、耐失透性、特に精密プレスをする前のガラス
塊を熔融ガラスから作る際の成形温度(液相温度L.
T)を下げ、かつ液相温度(L.T)における粘性を高
めてガラスを失透させにくくする効果が非常に大きいた
め不可欠な成分である。SiO2 が0.1%未満である
と、目的とする熔融ガラスを成型してガラス塊をつく
り、そのガラス塊を精密プレスして光学製品を得ること
は困難である。またSiO2 が5%以上になると目的と
する高屈折率特性が得られなくなり、ガラス屈伏点(T
s)が上昇する。よって本発明の第1の態様のガラスに
おいて、SiO2 は0.1〜5%未満に限定され、好ま
しくは1%〜4.5%の範囲である。
意成分としてMgO、CaO、SrO、BaOを適量添
加することにより、ガラスの液相温度(L.T)を下
げ、安定性を増すことができる。しかしMgOが5%を
超え、CaOが5%を超え、SrOが5%を超え、Ba
Oが16%を超えると、目的とする高屈折率、高分散特
性が得られず、かつ耐失透性も悪くなる。このためMg
O、CaO、SrO、BaOの含量はそれぞれ0〜5
%、0〜5%、0〜5%、0〜16%の範囲に限定され
る。好ましくはMgOは0〜3%の範囲であり、CaO
は0〜3%の範囲、SrOは0〜3%の範囲であり、B
aOは0〜14%の範囲である。
意成分としてTiO2 を適量添加することにより、ガラ
スに高屈折率、高分散特性を与えることができるが、1
2%を超えると耐失透性が悪くなり、ガラスの屈伏点
(Ts)が上昇し、強く着色することになる。そのため
TiO2 の含量は0〜12%に限定される。好ましいT
iO2 の含量は0〜10%の範囲である。
意成分としてK2 Oを適量添加することにより、ガラス
の屈伏点(Ts)を下げる効果が得られるが、12%を
超えると、目的とする高屈折率特性が得られなくなり、
耐失透性も悪化する。このためK2 Oの含量は0〜12
%に限定される。好ましいK2 Oの含量は0〜10%の
範囲である。
意成分であるZnO、Al2 O3 、Ta2 O5 は適量添
加により屈折率の調整が可能であるが、ZnOが5%、
Al2 O3 が5%、Ta2 O5 が5%を超えると耐失透
性が悪くなる。よってZnOは0〜5%、Al2 O3 は
0〜5%、Ta2 O5 は0〜5%に限定される。好まし
くはZnOは0〜3%、Al2 O3 は0〜3%、Ta2
O5 は0〜3%の範囲である。
意成分であるAs2 O3 及びSb2O3 は消色剤および
清澄剤として有効である。しかし、いずれも2%を超え
て添加すると耐失透性を悪くする。そのため、As2 O
3 及びSb2 O3 の含量はそれぞれ0〜2%の範囲に限
定される。
態様のガラスにおいて、任意成分であるGeO2 は適量
添加により、屈折率を調整することが可能であるが、5
%を超えるとガラスの屈伏点(Ts)が上昇し、目的と
するガラス屈伏点(Ts)が570℃以下の特性が得ら
れなくなり、高屈折率特性も得られなくなる。よって、
GeO2 は本発明の第1の態様のガラスにおいて0〜5
%の範囲に限定される。好ましくは0〜3%の範囲であ
る。
意成分としてWO3 を適量加えると、ガラスの屈伏点
(Ts)を下げる効果がある。しかしWO3 が12%を
超えると耐失透性が悪くなる。よって、本発明の第1の
態様のガラスにおいてWO3 は0〜12%の範囲に限定
される。好ましくは0〜9%の範囲である。
さらにLa2 O3 、Y2 O3 、Gd2 O3 、Cs2 O、
ZrO2 、PbO、SnO2 等の成分を本発明の目的を
損わない範囲で添加できる。
る。本発明の第2の態様は、屈折率(nd )が1.77
〜1.85の範囲にあり、分散率が28〜20の範囲に
あり、ガラス屈伏点(Ts)が570℃以下である低融
点光学ガラスを提供するものであり、その構成成分およ
びその含有量の限定理由は説明すると次のとおりであ
る。
2 O5 は燐酸塩ガラスにおいてガラス形成成分として欠
かせない成分であり、P2 O5 の含量は、前記第1の態
様のガラスと同様の理由により14〜32%の範囲に限
定される。好ましいP2 O5の含量は16〜30%の範
囲である。
2 O3 は、本発明の第1の態様のガラスにおけると同様
に耐失透性の向上、ガラス屈伏点(Ts)の低下のため
に欠かせない成分であり、B2 O3 の含量は、上記第1
の態様のガラスにおけると同様の理由により、0.5〜
16%の範囲に限定される。好ましいB2 O3 の含量は
1〜14%の範囲である。
b2 O5 は、高屈折率・高分散特性を得るため、また耐
久性を上げるために必須の成分であり、Nb2 O5 の含
量は、上記第1の態様のガラスにおけると同様の理由に
より、18〜52%の範囲に限定される。好ましいNb
2 O5 の含量は20〜50%の範囲である。
i2 OとNa2 Oは目的とするガラス屈伏点(Ts)を
570℃以下にするために不可欠な成分であり、上記第
1の態様のガラスにおけると同様の理由により、Li2
Oの含量は0.3〜6%の範囲、Na2 Oの含量は5.
5〜22%の範囲に限定される。好ましいLi2 Oの含
量は0.3〜5%の範囲、Na2 Oの含量は5.5〜2
0%の範囲である。
量添加すると、ガラスの屈伏点(Ts)を下げる効果が
非常に大きいため本発明の第2の態様において不可欠な
成分である。本発明の第2の態様のガラスにおいて、W
O3 が0.3%未満であると目的とするガラス屈伏点が
570℃以下の特性が得られなくなり、12%を超える
と耐失透性が悪くなる。よって、本発明の第2の態様の
ガラスにおいてWO3は0.3〜12%の範囲に限定さ
れる。好ましくは2〜9%の範囲である。
任意成分として、ガラスの液相温度(L.T)の低下、
安定性の向上に寄与するMgO、CaO、SrO、Ba
Oをそれぞれ0〜5%、0〜5%、0〜5%、0〜16
%の範囲で添加できる。MgO、CaO、SrO、Ba
Oの含量は、それぞれ0〜3%、0〜3%、0〜3%、
0〜14%の範囲が好ましい。
高屈折率、高分散特性を与えるためTiO2 を、またガ
ラス屈伏点(Ts)を下げるためK2 Oを任意成分とし
て添加することができるが、上記第1の態様のガラスの
場合と同様の理由でTiO2の含量は0〜12%の範囲
に、K2 Oの含量は0〜12%の範囲に限定される。好
ましいTiO2 の含量は0〜10%の範囲であり、好ま
しいK2 Oの含量は0〜10%の範囲である。
屈折率調整のためにZnO、Al2O3 、Ta2 O5 を
任意成分として添加できるが、上記第1の態様のガラス
の場合と同様に、ZnO、Al2 O3 、Ta2 O5 の含
量は、それぞれ0〜5%、0〜5%、0〜5%の範囲に
限定される。ZnO、Al2 O3 、Ta2 O5 の好まし
い含量はそれぞれ0〜3%、0〜3%、0〜3%の範囲
である。
As2 O3 及びSb2 O3 は消色剤および清澄剤として
有効である。しかし、いずれも2%を超えて添加すると
耐失透性を悪くする。そのため、As2 O3 及びSb2
O3 の含量はそれぞれ0〜2%の範囲に限定される。
要に応じてSiO2 を少量加えると、ガラスの耐失透性
を向上させることができる。しかしSiO2 が5%以上
になると目的とする高屈折率特性が得られなくなる。よ
って本発明の第2の態様においては、SiO2 は0〜5
%未満の範囲に限定される。特に好ましくは0〜4.5
%の範囲である。
La2 O3 、Y2 O3 、Gd2 O3、Cs2 O、ZrO
2 、PbO、SnO2 等の成分を本発明の目的を損わな
い範囲で添加できる。
て、仮にGeO2 を添加すると、目的とする屈折率(n
d )が1.77〜1.85の高屈折率特性またはガラス
屈伏点(Ts)が570℃以下の低融点特性が得られな
くなるので、上記第1の態様のガラスと異なり、GeO
2 を第2の態様のガラスにおいて添加することはできな
い。
様のガラスおよび第2の態様のガラスを意味する。以下
同様)の原料としては、P2 O5 については正燐酸(H
3 PO4 )、メタリン酸塩、五酸化二燐等を用い、他の
成分については炭酸塩、硝酸塩、酸化物等を適宜用いる
ことが可能である。これらの原料を所望の割合に秤取
し、混合して調合原料とし、これを1000℃〜120
0℃に加熱した熔解炉に投入し、熔解、清澄後、撹拌
し、均一化してから鋳型に鋳込み徐冷することにより、
本発明の低融点光学ガラスを得ることができる。
点光学ガラスを精密プレスすることにより得られる。精
密プレスの方法及び装置は、公知のものを用いることが
でき、条件は、ガラスの組成及び物性等を考慮して適宜
決定できる。特に好ましい光学製品は、本発明の低融点
光学ガラスを非球面精密プレスすることにより得られる
非球面レンズである。
プレス装置を用いて行うことができる。図1に示す装置
は、支持棒9上に設けた支持台10上に、上型1、下型
2及び案内型3からなる成型鋳型を載置したものを、外
周にヒーター12を巻き付けた石英管11中に設けたも
のである。本発明の低融点光学ガラスからなる被成形ガ
ラス塊4を上型1及び下型2の間に配置する。被成形ガ
ラス塊4は、例えば、直径2〜20mm程度の球状物で
ある。球状物の大きさは、最終製品の大きさを考慮して
適宜決定される。
に配置した後、ヒーター12に通電して石英管11内を
加熱する。成型鋳型内の温度は、下型2の内部に挿入さ
れた熱電対14によりモニターされる。加熱温度は、非
形成ガラス塊4の粘度が精密プレスに適した、例えば約
108 〜109 ポイズ程度になる温度とする。所定の温
度となった後に、押し棒13を降下させて上型1を上方
から押して成型鋳型内の被成形ガラス塊4をプレスす
る。プレスの圧力及び時間は、ガラスの粘度等を考慮し
て適宜決定できるが、例えば圧力は50〜100kg/
cm2 程度、時間は10〜120秒とすることができ
る。プレスの後、ガラス転移温度まで徐冷し、次いで室
温まで急冷し、成型鋳型から成形物を取り出すことで、
本発明の光学製品を得ることができる。
る。 実施例1〜11および比較例1 表1および表2に示す調合組成(重量%)に従って、常
法により、実施例1〜11の低融点光学ガラスを調製し
た。即ち、原料としては、P2 O5 は正燐酸(H3 PO
4 )、メタリン酸塩又は五酸化二燐等を用い、他の成分
については炭酸塩、硝酸塩、酸化物等を用い、これらの
原料を所望の割合に秤取し、混合して調合原料とし、こ
れを1000℃〜1200℃に加熱した熔解炉に投入
し、熔解、清澄後、撹拌し、均一化してから鋳型に鋳込
み徐冷することにより、実施例1〜11の低融点光学ガ
ラスを得た。なお、実施例1〜6のガラスが本発明の第
1の態様のガラスに相当し、実施例7〜11のガラスが
本発明の第2の態様のガラスに相当する。
2 を10重量%外割り添加した以外は実施例9と同様に
して、比較例1のガラスを製造した。
表2に示す。表中の屈折率(nd )、アッベ数(νd )
は、徐冷降温速度−30℃/hrにした場合の結果であ
る。ガラス屈伏点(Ts)は熱膨張測定機を用いて8℃
/minで昇温した場合の結果である。又、液相温度
(L.T)は400℃〜1050℃の温度勾配のついた
失透試験炉に30分保持し、倍率80倍の顕微鏡により
結晶の有無を観察し、軟化点付近の失透性も液相温度測
定の際、同時に目視により観察した結果である。
公報の実施例No.10,15,17,21に従って作製
したP2 O5 −B2 O3 −Nb2 O5 −アルカリ金属酸
化物系ガラスであり、これらのガラスの組成は表3に示
してある。またこれらのガラスの屈折率(nd )、アッ
ベ数(νd )、液相温度(L.T)、ガラス屈伏点(T
s)を測定した結果も表3に示した。
報の実施例No.1,4,7,14に従って作製したP2
O5 −Nb2 O5 −アルカリ金属酸化物系ガラスであ
り、これらのガラスの組成は表4に示してある。またこ
れらのガラスの屈折率(nd )、アッベ数(νd )、液
相温度(L.T)、ガラス屈伏点(Ts)を測定した結
果も表4に示す。
公報の実施例No.1,2,3,4,5,6,8に従って
作製したSiO2 −GeO2 −TiO2 −Nb2 O5 −
アルカリ金属酸化物系ガラスであり、これらのガラスの
組成は表5に示してある。またこれらのガラスの屈折率
(nd )、アッベ数(νd )、液相温度(L.T)、ガ
ラス屈伏点(Ts)を測定した結果も表5に示す。
ラスの物性値と表2に示す比較例1、表3〜5に示す比
較例2〜16のガラスの物性値とを対比すると、以下の
ことが明らかである。
1の本発明のガラスは、屈折率(nd )が1.70〜
1.85の範囲、アッベ数(νf )が32〜20の範囲
にあり、高屈折率かつ高分散の低融点光学ガラスであ
る。さらに実施例1〜11の本発明のガラスは、ガラス
屈伏点(Ts)が570℃以下で、ガラスの液相温度
(L.T)はすべて930℃以下であり、軟化点付近で
ガラスを30分間保持してもガラスは失透することがな
かった。従って、これらのガラスは精密プレスによりレ
ンズを大量に生産することが可能な安定性を有してい
る。
9のガラス組成にGeO2 を外割りで10重量%添加し
たものであるが、実施例9のガラスと比較して、ガラス
屈伏点(Ts)が30℃上昇し、屈折率(nd )も大き
く下がることから、本発明の第2の態様のガラスにおい
てGeO2 を添加することは好ましくない。
は、本発明の第1の態様のガラス(例えば実施例1〜6
のガラス)と組成を対比すると、SiO2 を含まないた
め、液相温度が960〜1020℃と高く、熔融ガラス
からガラス塊を成型し、得られたガラス塊を軟化させて
精密プレスレンズを作ることは非常に困難である。
2の態様のガラスと組成を比較すると、高屈折率特性を
持たせるために主にNb2 O5 ,TiO2 を用いている
が、WO3 を含んでいないためガラス屈伏点が高い。ま
た比較例5のガラスはWO3を含んでいるが、同時にG
eO2 も含んでいるため、ガラス屈伏点(Ts)が高
く、屈折率(nd )も本発明の第2の態様のガラスの屈
折率(nd )1.77〜1.85の範囲よりも低いもの
になってしまう。
は、ガラス形成酸化物として、P2O5 だけを用いてい
るため耐失透性が悪く、ガラス屈伏点(Ts)も高い。
またガラスの屈伏点を下げるのに最も効果の高いアルカ
リ金属酸化物としてK2 Oのみを用いているためガラス
屈伏点が高く、精密プレス成形用ガラスとしては実用的
でない。
ラスは、ガラス熔解中にガラスが失透したり、熔解後キ
ャストしてガラスになったもので液相温度(L.T)が
1000℃以上と高く、軟化点付近で30分間保持する
とガラスが失透してしまうため、いずれも実用的でな
い。
いて非球面精密プレスすることにより非球面レンズを得
た。
のガラスを上型1及び下型2の間に配置した後、石英管
11内を窒素雰囲気としてヒーター12に通電して石英
管11内を加熱した。成型鋳型内の温度を、被成形ガラ
ス塊の粘度が約108 〜109 ポイズとなる570℃と
した後、この温度を維持しつつ、押し棒13を降下させ
て上型1を上方から押して成型鋳型内の被成形ガラス塊
をプレスした。プレスの圧力は80kg/cm2 、プレ
ス時間は30秒間とした。プレスの後、プレスの圧力を
解除し、非球面プレス成形されたガラス成形体を上型1
及び下型2と接触させたままの状態でガラス転移温度4
95℃まで徐冷し、次いで室温付近まで急冷して非球面
に成形されたガラスを成型鋳型を取り出した。得られた
非球面レンズは、極めて精度の高いレンズであった。
を有するとともに、ガラス屈伏点が低く耐失透性を有し
安定であり、かつ成形性に優れた低融点光学ガラスを提
供することができる。さらに、本発明の低融点光学ガラ
スを用いることにより、精密プレス用の成型鋳型の寿命
を伸ばしてレンズを生産することが可能である。また、
本発明の低融点光学ガラスを用いて精密プレスすること
で、非球面レンズ等の光学製品を得ることができる。
装置の断面説明図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 重量%で表示して、P2 O5 を14〜3
2%、B2 O3 を0.5〜16%、Nb2 O5 を18〜
52%、Li2 Oを0.3〜6%、Na2 Oを5.5〜
22%およびSiO2 を0.1〜5%未満含むことを特
徴とする低融点光学ガラス。 - 【請求項2】 さらにMgOを0〜5%、CaOを0〜
5%、SrOを0〜5%、BaOを0〜16%、TiO
2 を0〜12%およびK2 Oを0〜12%含むことを特
徴とする請求項1に記載の低融点光学ガラス。 - 【請求項3】 さらにZnOを0〜5%、Al2 O3 を
0〜5%、Ta2 O5 を0〜5%、As2 O3 を0〜2
%、Sb2 O3 を0〜2%、GeO2 を0〜5%および
WO3 を0〜12%含むことを特徴とする請求項1また
は2に記載の低融点光学ガラス。 - 【請求項4】 重量%で表示して、P2 O5 を14〜3
2%、B2 O3 を0.5〜16%、Nb2 O5 を18〜
52%、Li2 Oを0.3〜6%、Na2 Oを5.5〜
22%およびWO3 を0.3〜12%含むことを特徴と
する低融点光学ガラス。 - 【請求項5】 さらにMgOを0〜5%、CaOを0〜
5%、SrOを0〜5%、BaOを0〜16%、TiO
2 を0〜12%およびK2 Oを0〜12%含むことを特
徴とする請求項4に記載の低融点光学ガラス。 - 【請求項6】 さらにZnOを0〜5%、Al2 O3 を
0〜5%、Ta2 O5 を0〜5%、As2 O3 を0〜2
%、Sb2 O3 を0〜2%およびSiO2 を0〜5%未
満含むことを特徴とする請求項4または5に記載の低融
点光学ガラス。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の低
融点光学ガラスを精密プレスすることにより得られる光
学製品。 - 【請求項8】 非球面レンズである、請求項7に記載の
光学製品。
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