JPH08156791A - 牽引型無人搬送車 - Google Patents
牽引型無人搬送車Info
- Publication number
- JPH08156791A JPH08156791A JP29873394A JP29873394A JPH08156791A JP H08156791 A JPH08156791 A JP H08156791A JP 29873394 A JP29873394 A JP 29873394A JP 29873394 A JP29873394 A JP 29873394A JP H08156791 A JPH08156791 A JP H08156791A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnet
- connector
- connection
- guided vehicle
- truck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造で確実に、かつ速やかに無人牽引
車と台車の連結及びその解除を行うことができるように
した。 【構成】 自動走行機能を有する無人牽引車１の車体後
部に電磁石１１を配設し、台車２の車体前部に電磁石１
１に吸引されてその吸着面に吸着する連結子２１を配設
する。電磁石１１は、そのコイル１１Ａを電源開閉器１
２を介して直流電源１３に接続する。牽引車１の後部が
台車２の前部に接近した状態で連結指令を出すと、開閉
器１２が閉状態となり、電磁石１１が励磁されて連結子
２１が吸引される。そして、連結子２１の吸着状態が保
持されて連結が確保される。開閉器を開状態にすると、
電磁石１１の吸引力が消失し、連結解除となる。
車と台車の連結及びその解除を行うことができるように
した。 【構成】 自動走行機能を有する無人牽引車１の車体後
部に電磁石１１を配設し、台車２の車体前部に電磁石１
１に吸引されてその吸着面に吸着する連結子２１を配設
する。電磁石１１は、そのコイル１１Ａを電源開閉器１
２を介して直流電源１３に接続する。牽引車１の後部が
台車２の前部に接近した状態で連結指令を出すと、開閉
器１２が閉状態となり、電磁石１１が励磁されて連結子
２１が吸引される。そして、連結子２１の吸着状態が保
持されて連結が確保される。開閉器を開状態にすると、
電磁石１１の吸引力が消失し、連結解除となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、生産現場において部
品，材料等を載せた台車を牽引して指定先へ搬送する牽
引型無人搬送車、特にその連結装置に関する。
品，材料等を載せた台車を牽引して指定先へ搬送する牽
引型無人搬送車、特にその連結装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】多品種少量生産への移行，省人化といっ
た課題に対処するため、無人搬送車などによる自動化設
備の拡大が積極的に推進されている。牽引型無人搬送車
は、連結する台車を交換することにより、荷物の積み込
み時間に相当する待ち時間の解消が可能であり、効率的
に運用できる。そのためには、迅速な台車の連結及びそ
の解除が要求される。現在、牽引型無人搬送車は、電動
式のフックやストッパによって連結を行っている。
た課題に対処するため、無人搬送車などによる自動化設
備の拡大が積極的に推進されている。牽引型無人搬送車
は、連結する台車を交換することにより、荷物の積み込
み時間に相当する待ち時間の解消が可能であり、効率的
に運用できる。そのためには、迅速な台車の連結及びそ
の解除が要求される。現在、牽引型無人搬送車は、電動
式のフックやストッパによって連結を行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電動式のフッ
クやストッパを用いた連結装置は、その機構が複雑であ
るため、連結及びその解除動作に円滑さを欠き、失敗す
る恐れがあったり、台車置き場の平坦度に高い精度を要
求される。
クやストッパを用いた連結装置は、その機構が複雑であ
るため、連結及びその解除動作に円滑さを欠き、失敗す
る恐れがあったり、台車置き場の平坦度に高い精度を要
求される。
【０００４】そこで本発明は、連結及びその解除を確実
に、かつ速やかに行うことができる牽引型無人搬送車を
提供することを目的とする。
に、かつ速やかに行うことができる牽引型無人搬送車を
提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、車体後部の所
定位置に吸着面を有する電磁石，電磁石用電源及び電源
開閉器を装備した、自動走行機能を有する無人牽引車
と、車体前部に前記電磁石に吸引される連結子を配設し
た台車とを備えたことを特徴とする
定位置に吸着面を有する電磁石，電磁石用電源及び電源
開閉器を装備した、自動走行機能を有する無人牽引車
と、車体前部に前記電磁石に吸引される連結子を配設し
た台車とを備えたことを特徴とする
【０００６】
【作用】無人牽引車を後進させて台車に接近させる。そ
して、連結指令を出すと、電源開閉器が閉路し電磁石が
励磁される。この電磁石の吸着面に台車側の連結子が吸
引され、吸着状態となる。即ち、連結が完了する。連結
解除時には、開閉器を開路状態にすると、電磁石の吸引
力が消失する。即ち、連結解除となる。
して、連結指令を出すと、電源開閉器が閉路し電磁石が
励磁される。この電磁石の吸着面に台車側の連結子が吸
引され、吸着状態となる。即ち、連結が完了する。連結
解除時には、開閉器を開路状態にすると、電磁石の吸引
力が消失する。即ち、連結解除となる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
説明する。
【０００８】本発明による牽引型無人搬送車の実施例１
を図１に示す。図中、１は自動走行機能を有する無人牽
引車、２は台車である。無人牽引車１の車体後部に吸着
面が所定位置に突出するよう電磁石１１を配設し、また
台車２の車体前部に前記電磁石１１に吸引されてその吸
着面に吸着する連結子２１を配設して、牽引車１と台車
２の連結装置を構成している。電磁石１１のコイル１１
Ａは、電源開閉器１２を介して直流電源１３に接続して
いる。連結子２１は、強磁性体（鉄など）を材料として
いる。
を図１に示す。図中、１は自動走行機能を有する無人牽
引車、２は台車である。無人牽引車１の車体後部に吸着
面が所定位置に突出するよう電磁石１１を配設し、また
台車２の車体前部に前記電磁石１１に吸引されてその吸
着面に吸着する連結子２１を配設して、牽引車１と台車
２の連結装置を構成している。電磁石１１のコイル１１
Ａは、電源開閉器１２を介して直流電源１３に接続して
いる。連結子２１は、強磁性体（鉄など）を材料として
いる。
【０００９】次に、動作について述べる。無人牽引車１
を後進させ台車２に接近させた後、連結指令を出すと、
電源開閉器１２が閉路し電磁石１１が励磁される。この
電磁石１１の吸着面に台車２側の連結子２１が吸引さ
れ、吸着状態となる。即ち、連結が完了する。この連結
は、台車２の位置が少しずれていても、吸着面に余裕が
あるため確実に行われる。
を後進させ台車２に接近させた後、連結指令を出すと、
電源開閉器１２が閉路し電磁石１１が励磁される。この
電磁石１１の吸着面に台車２側の連結子２１が吸引さ
れ、吸着状態となる。即ち、連結が完了する。この連結
は、台車２の位置が少しずれていても、吸着面に余裕が
あるため確実に行われる。
【００１０】指定先に搬送し荷物を降ろして戻った後、
台車２を切り離す場合、即ち連結を解除する時には、連
結解除指令を出すと、開閉器１２が開路状態になって、
電磁石１１の吸引力が消失する。いわゆる、連結解除と
なり、切り離し状態となる。
台車２を切り離す場合、即ち連結を解除する時には、連
結解除指令を出すと、開閉器１２が開路状態になって、
電磁石１１の吸引力が消失する。いわゆる、連結解除と
なり、切り離し状態となる。
【００１１】実施例２を図２に示す。この実施例２で
は、台車２側にプランジャ形の連結子２２を配設し、牽
引車１側にはこれに対応した構造の電磁石１４を配設し
て、連結装置を構成している。この構成の連結装置で
は、吸着面が限定されるようになり、連結位置を正確に
することができる。
は、台車２側にプランジャ形の連結子２２を配設し、牽
引車１側にはこれに対応した構造の電磁石１４を配設し
て、連結装置を構成している。この構成の連結装置で
は、吸着面が限定されるようになり、連結位置を正確に
することができる。
【００１２】実施例３を図３に示す。この実施例３で
は、牽引車１側に交流電磁石１５を配設し、その電源１
６は直流電源とインバータの組み合わせにより構成す
る。台車２側の連結子２３にはコイル２４を巻装し、そ
の誘起起電力で発光器２５に駆動電流を供給するように
している。発光器２５は、牽引車１側の受光器１７と共
同して連結確認機能を担っており、正規の連結状態で受
光器１７と正対するように設置している。
は、牽引車１側に交流電磁石１５を配設し、その電源１
６は直流電源とインバータの組み合わせにより構成す
る。台車２側の連結子２３にはコイル２４を巻装し、そ
の誘起起電力で発光器２５に駆動電流を供給するように
している。発光器２５は、牽引車１側の受光器１７と共
同して連結確認機能を担っており、正規の連結状態で受
光器１７と正対するように設置している。
【００１３】このような構成とすると、正規の連結状態
では連結子２３に巻装されたコイル２４に誘起電圧が発
生して発光器２５に駆動電流が流れている。つまり、発
光器２５は発光状態にあり、その発光光線が牽引車１側
の受光器１７で受光される。この受光信号が連結確認信
号となる。なお、連結が電磁石１５と連結子２３との吸
着によって行われることは前記各実施例と同様である。
では連結子２３に巻装されたコイル２４に誘起電圧が発
生して発光器２５に駆動電流が流れている。つまり、発
光器２５は発光状態にあり、その発光光線が牽引車１側
の受光器１７で受光される。この受光信号が連結確認信
号となる。なお、連結が電磁石１５と連結子２３との吸
着によって行われることは前記各実施例と同様である。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、連結装置
に電磁石を使用したので、非常に簡単な構造となり、連
結及びその解除を確実に、かつ速やかに行うことができ
る。また、その操作は、電源のオン，オフのみであり、
甚だ簡単である。
に電磁石を使用したので、非常に簡単な構造となり、連
結及びその解除を確実に、かつ速やかに行うことができ
る。また、その操作は、電源のオン，オフのみであり、
甚だ簡単である。
【図１】本発明による牽引型無人搬送車の実施例１を示
す構成説明図。
す構成説明図。
【図２】本発明による牽引型無人搬送車の実施例２を示
す構成説明図。
す構成説明図。
【図３】本発明による牽引型無人搬送車の実施例３を示
す構成説明図。
す構成説明図。
１…無人牽引車 ２…台車 １１，１４，１５…電磁石 １２…電源開閉器 １３…直流電源 １６…交流電源 １７…受光器 ２１〜２３…連結子 ２４…コイル ２５…発光器
Claims (2)
- 【請求項１】 車体後部の所定位置に吸着面を有する電
磁石，電磁石用電源及び電源開閉器を装備した、自動走
行機能を有する無人牽引車と、車体前部に前記電磁石に
吸引される連結子を配設した台車とを備えたことを特徴
とする牽引型無人搬送車。 - 【請求項２】 電磁石に交流電磁石を用いて、台車側の
連結子にコイルを巻装する一方、このコイルの誘起起電
力を電源とする発光器を台車に、この発光器の発光光線
を受ける受光器を無人牽引車にそれぞれ配設し、連結確
認を光検知によって行うようにしたことを特徴とする請
求項１に記載の牽引型無人搬送車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29873394A JPH08156791A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 牽引型無人搬送車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29873394A JPH08156791A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 牽引型無人搬送車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08156791A true JPH08156791A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17863566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29873394A Pending JPH08156791A (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 牽引型無人搬送車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08156791A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007001490A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Equos Research Co Ltd | 車両 |
| JP2008082804A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Tokyo Keisoku:Kk | リンク型変位計の測定方法およびリンク型変位計の測定装置 |
| CN104108574A (zh) * | 2013-04-16 | 2014-10-22 | 金宝电子工业股份有限公司 | 连接结构与具有此连接结构的载具 |
| KR101465010B1 (ko) * | 2013-06-25 | 2014-11-26 | 한국철도기술연구원 | 자기부상원리를 이용한 철도차량의 연결 구조 |
| KR101531980B1 (ko) * | 2013-08-06 | 2015-06-26 | 한국철도기술연구원 | 자기력을 이용한 prt 차량 연결장치 |
| JP2015174597A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両牽引構造 |
| JP2015196490A (ja) * | 2014-04-03 | 2015-11-09 | コイト電工株式会社 | 鉄道車両用の光学式連結器 |
| JP2016104598A (ja) * | 2014-12-01 | 2016-06-09 | 日立Ｇｅニュークリア・エナジー株式会社 | 非常用設備を積載する車両 |
| CN106891913A (zh) * | 2017-04-05 | 2017-06-27 | 深圳市小的科技有限公司 | 一种悬吊轨道小车连接结构 |
| JP2019142417A (ja) * | 2018-02-22 | 2019-08-29 | 株式会社リコー | 連結装置、連結移動装置及び自律移動装置 |
| JP2019167027A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | いすゞ自動車株式会社 | 連結装置 |
| GB2585092A (en) * | 2019-06-28 | 2020-12-30 | Airbus Operations Ltd | Coupling for autonomous systems |
| KR102411053B1 (ko) * | 2022-04-15 | 2022-06-22 | 주식회사 파이엇 | 복수개의 화물카트 연동 택배로봇과 택배방법 |
| WO2024024630A1 (ja) * | 2022-07-26 | 2024-02-01 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 連結装置及び連結車両 |
-
1994
- 1994-12-02 JP JP29873394A patent/JPH08156791A/ja active Pending
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN106891913B (zh) * | 2017-04-05 | 2019-05-10 | 深圳微轨小滴科技有限公司 | 一种悬吊轨道小车连接结构 |
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