JPH08156540A - 車輪装着型スパイク装置 - Google Patents
車輪装着型スパイク装置Info
- Publication number
- JPH08156540A JPH08156540A JP6331096A JP33109694A JPH08156540A JP H08156540 A JPH08156540 A JP H08156540A JP 6331096 A JP6331096 A JP 6331096A JP 33109694 A JP33109694 A JP 33109694A JP H08156540 A JPH08156540 A JP H08156540A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- wheel
- tire
- shaped
- tread surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 雪道面走行に際し、圧搾空気を注入すること
によりタイヤ車輪の外側に遠心方向に支設したエア−シ
リンダ−を作動させて、弧状スパイク片をヘッドに固着
したピストンを伸張させ、弧状スパイク片をタイヤトレ
ッド面より突出させて、スリップを防止する。 【構成】 タイヤ車輪Hの外側のホイ−ル面hに固定す
る装着円板1の中心部に、エア−バルブ2aを有する円
盤状エア−溜り空間2を設け、その円盤状エア−溜り空
間2の外周遠心方向にエア−シリンダ−3を支設し、そ
のエア−シリンダ−3の各ピストンヘッド4aに弧状ス
パイク片5を固設して、前記円盤状エア−溜り空間2に
圧搾空気を注入することにより前記弧状スパイク片5を
タイヤトレッド面Tより突出させ、圧搾空気を抜くこと
により前記弧状スパイク片5をタイヤトレッド面Tより
陥没させて成る車輪装着型スパイク装置。
によりタイヤ車輪の外側に遠心方向に支設したエア−シ
リンダ−を作動させて、弧状スパイク片をヘッドに固着
したピストンを伸張させ、弧状スパイク片をタイヤトレ
ッド面より突出させて、スリップを防止する。 【構成】 タイヤ車輪Hの外側のホイ−ル面hに固定す
る装着円板1の中心部に、エア−バルブ2aを有する円
盤状エア−溜り空間2を設け、その円盤状エア−溜り空
間2の外周遠心方向にエア−シリンダ−3を支設し、そ
のエア−シリンダ−3の各ピストンヘッド4aに弧状ス
パイク片5を固設して、前記円盤状エア−溜り空間2に
圧搾空気を注入することにより前記弧状スパイク片5を
タイヤトレッド面Tより突出させ、圧搾空気を抜くこと
により前記弧状スパイク片5をタイヤトレッド面Tより
陥没させて成る車輪装着型スパイク装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タイヤ車輪に後付け
する形式の装着型スパイク装置に関する。
する形式の装着型スパイク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでのスパイクタイヤは、沿線に雪
の粉塵をまきちらすこと、雪道を外れた走行において道
路舗装面を傷めることから、条令禁止の一途をたどり、
効果はスパイクに劣るがスタッドレスが普及し、又本来
のタイヤチェ−ンが復活しつつある。しかし一方におい
て、スパイクの有効性も捨て切れないものがあることか
ら、トレッド層に圧搾空気により出没させるスパイクを
組込む形式のタイヤが提案されている。しかしその複雑
性とコスト高が影響してか実施化されたものは未だ見ら
れない。
の粉塵をまきちらすこと、雪道を外れた走行において道
路舗装面を傷めることから、条令禁止の一途をたどり、
効果はスパイクに劣るがスタッドレスが普及し、又本来
のタイヤチェ−ンが復活しつつある。しかし一方におい
て、スパイクの有効性も捨て切れないものがあることか
ら、トレッド層に圧搾空気により出没させるスパイクを
組込む形式のタイヤが提案されている。しかしその複雑
性とコスト高が影響してか実施化されたものは未だ見ら
れない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のかか
る実情に鑑みてなされたもので、タイヤ車輪の基本構造
を変えることなく、タイヤ車輪の外側に(ホイ−ル面
に)装着することによりタイヤとは独立に、スパイク群
をタイヤトレッド面に対し出没させられるように工夫を
凝らしたものである。
る実情に鑑みてなされたもので、タイヤ車輪の基本構造
を変えることなく、タイヤ車輪の外側に(ホイ−ル面
に)装着することによりタイヤとは独立に、スパイク群
をタイヤトレッド面に対し出没させられるように工夫を
凝らしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、タイヤ車輪Hの外側のホイ−ル面hに固
定する装着円板1の中心部に、エア−バルブ2aを有す
る円盤状エア−溜り空間2を設け、その円盤状エア−溜
り空間2の外周遠心方向にエア−シリンダ−3を支設
し、そのエア−シリンダ−3の各ピストンロッド4のヘ
ッド4aに弧状スパイク片5を固設してある。そして、
前記円盤状エア−溜り空間2に圧搾空気を注入すること
により前記弧状スパイク片5をタイヤトレッド面Tより
突出させ、圧搾空気を抜くことにより前記弧状スパイク
片5をタイヤトレッド面Tより陥没させられるようにし
て、車輪装着型スパイク装置を構成する。
め、本発明は、タイヤ車輪Hの外側のホイ−ル面hに固
定する装着円板1の中心部に、エア−バルブ2aを有す
る円盤状エア−溜り空間2を設け、その円盤状エア−溜
り空間2の外周遠心方向にエア−シリンダ−3を支設
し、そのエア−シリンダ−3の各ピストンロッド4のヘ
ッド4aに弧状スパイク片5を固設してある。そして、
前記円盤状エア−溜り空間2に圧搾空気を注入すること
により前記弧状スパイク片5をタイヤトレッド面Tより
突出させ、圧搾空気を抜くことにより前記弧状スパイク
片5をタイヤトレッド面Tより陥没させられるようにし
て、車輪装着型スパイク装置を構成する。
【0005】
【実施例】図1において1がタイヤ車輪Hの外側のホイ
−ル面hへの取付部1aを有する装着円板1で、その中
心部にエア−バルブ2aを有する円盤状エア−溜り空間
2を設け、その円盤状エア−溜り空間2の外周遠心方向
にエア−シリンダ−3を40度角間隔に支設する。そし
てそのエア−シリンダ−3の各ピストンロッド4のヘッ
ド4aにスパイク5aを複数固着した弧状スパイク片5
を固設してある。そして、前記円盤状エア−溜り空間2
に圧搾空気を注入することにより前記弧状スパイク片5
をタイヤトレッド面Tより突出させ、圧搾空気を抜くこ
とにより前記弧状スパイク片5をタイヤトレッド面Tよ
り陥没させて成る車輪装着型スパイク装置である。
−ル面hへの取付部1aを有する装着円板1で、その中
心部にエア−バルブ2aを有する円盤状エア−溜り空間
2を設け、その円盤状エア−溜り空間2の外周遠心方向
にエア−シリンダ−3を40度角間隔に支設する。そし
てそのエア−シリンダ−3の各ピストンロッド4のヘッ
ド4aにスパイク5aを複数固着した弧状スパイク片5
を固設してある。そして、前記円盤状エア−溜り空間2
に圧搾空気を注入することにより前記弧状スパイク片5
をタイヤトレッド面Tより突出させ、圧搾空気を抜くこ
とにより前記弧状スパイク片5をタイヤトレッド面Tよ
り陥没させて成る車輪装着型スパイク装置である。
【0006】なお、上記中エア−バルブ2aへの圧搾空
気注入は、小型コンプレッサ−7を別に携帯して手動で
行うこともできるが(図4)、コンプレッサ−8を車体
の適宜箇所に内蔵し、運転席においてそのスイッチ9を
入れることにより自動で行うようにすれば(図3)、走
行しながら操作できる上でより望ましい。ただ後者にあ
っては送気管10をタイヤ車輪Hの回転と無関係にその
中心を貫通させてエア−バルブ2aに接続するなどの複
雑な構造設計が必要となる。
気注入は、小型コンプレッサ−7を別に携帯して手動で
行うこともできるが(図4)、コンプレッサ−8を車体
の適宜箇所に内蔵し、運転席においてそのスイッチ9を
入れることにより自動で行うようにすれば(図3)、走
行しながら操作できる上でより望ましい。ただ後者にあ
っては送気管10をタイヤ車輪Hの回転と無関係にその
中心を貫通させてエア−バルブ2aに接続するなどの複
雑な構造設計が必要となる。
【0007】
【発明の作用】実施例に基づき本発明の作用を効果と併
せて説明する。まず、タイヤ車輪のホイルキャップを外
して、取付部1aを当て込み、ボルト6を介して装着円
板1を固定する。そして常には円盤状エア−溜り空間2
内の圧搾空気を抜いておき、即ちピストンロッド4を引
込ませて弧状スパイク片5をタイヤトレッド面Tより陥
没させて走行し、雪道走行に差掛かったら、携帯する小
型コンプレッサ−7により、あるいは運転席においてコ
ンプレッサ−8のスイッチ9を入れることにより、エア
−バルブ2aから円盤状エア−溜り空間2内へ圧搾空気
を注入してエア−シリンダ−3を作動させる。即ちこれ
により各ピストンヘッド4aの弧状スパイク片5をタイ
ヤトレッド面Tより突出させた上、走行する。
せて説明する。まず、タイヤ車輪のホイルキャップを外
して、取付部1aを当て込み、ボルト6を介して装着円
板1を固定する。そして常には円盤状エア−溜り空間2
内の圧搾空気を抜いておき、即ちピストンロッド4を引
込ませて弧状スパイク片5をタイヤトレッド面Tより陥
没させて走行し、雪道走行に差掛かったら、携帯する小
型コンプレッサ−7により、あるいは運転席においてコ
ンプレッサ−8のスイッチ9を入れることにより、エア
−バルブ2aから円盤状エア−溜り空間2内へ圧搾空気
を注入してエア−シリンダ−3を作動させる。即ちこれ
により各ピストンヘッド4aの弧状スパイク片5をタイ
ヤトレッド面Tより突出させた上、走行する。
【0008】
【発明の効果】本発明は以上のようで、タイヤ車輪の基
本構造を変える必要なく、冬期になったらその外側から
取付けできる装置であり、不必要になったら取外しも簡
単に行える。雪道以外のところではスパイク(弧状スパ
イク片5)をタイヤトレッド面Tより陥没させた状態で
円滑走行できるから、これまでのスパイク車輪のような
弊害も解消される。
本構造を変える必要なく、冬期になったらその外側から
取付けできる装置であり、不必要になったら取外しも簡
単に行える。雪道以外のところではスパイク(弧状スパ
イク片5)をタイヤトレッド面Tより陥没させた状態で
円滑走行できるから、これまでのスパイク車輪のような
弊害も解消される。
【図1】斜視図
【図2】タイヤ車輪に装着した状態の斜視図
【図3】同上正面図
【図4】別の態様の同上正面図
【図5】作動状態を示す側面図
H タイヤ車輪 h ホイ−ル面 1 装着円板 2 円盤状エア−溜り空間 2a エア−バルブ 3 エア−シリンダ− 4 ピストンロッド 4a ピストンヘッド 5 弧状スパイク T タイヤトレッド面
Claims (1)
- 【請求項1】 タイヤ車輪Hの外側のホイ−ル面hに固
定する装着円板(1)の中心部に、エア−バルブ(2
a)を有する円盤状エア−溜り空間(2)を設け、その
円盤状エア−溜り空間(2)の外周遠心方向にエア−シ
リンダ−(3)を支設し、そのエア−シリンダ−(3)
の各ピストンロッド(4)のヘッド(4a)に弧状スパ
イク片(5)を固設して、前記円盤状エア−溜り空間
(2)に圧搾空気を注入することにより前記弧状スパイ
ク片(5)をタイヤトレッド面Tより突出させ、圧搾空
気を抜くことにより前記弧状スパイク片(5)をタイヤ
トレッド面Tより陥没させられるようにした車輪装着型
スパイク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6331096A JPH08156540A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 車輪装着型スパイク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6331096A JPH08156540A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 車輪装着型スパイク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08156540A true JPH08156540A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=18239816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6331096A Pending JPH08156540A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 車輪装着型スパイク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08156540A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010000971A (ko) * | 2000-10-30 | 2001-01-05 | 박선우 | 미끄럼 방지 보조바퀴 |
KR100276614B1 (ko) * | 1997-11-14 | 2001-01-15 | 정몽규 | 차량의 빙판길 주행용 보조장치 |
KR20030063748A (ko) * | 2002-01-21 | 2003-07-31 | 이관민 | 자동차 타이어 미끄럼 방지장치 |
KR101066440B1 (ko) * | 2010-04-20 | 2011-09-21 | 김용화 | 자동차용 미끄럼 방지장치 |
CN102837560A (zh) * | 2012-10-09 | 2012-12-26 | 金勇昌 | 车用防滑轮盘 |
CN106114086A (zh) * | 2016-06-24 | 2016-11-16 | 陈旦盈 | 防滑轮胎 |
CN107933203A (zh) * | 2017-11-30 | 2018-04-20 | 山东玲珑轮胎股份有限公司 | 一种分层可自动变换的轮胎模块化花纹、轮胎及自动变换方法 |
CN116176179A (zh) * | 2022-11-11 | 2023-05-30 | 山东新大陆橡胶科技有限公司 | 一种新能源汽车雪地干地两用轮胎 |
-
1994
- 1994-12-07 JP JP6331096A patent/JPH08156540A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100276614B1 (ko) * | 1997-11-14 | 2001-01-15 | 정몽규 | 차량의 빙판길 주행용 보조장치 |
KR20010000971A (ko) * | 2000-10-30 | 2001-01-05 | 박선우 | 미끄럼 방지 보조바퀴 |
KR20030063748A (ko) * | 2002-01-21 | 2003-07-31 | 이관민 | 자동차 타이어 미끄럼 방지장치 |
KR101066440B1 (ko) * | 2010-04-20 | 2011-09-21 | 김용화 | 자동차용 미끄럼 방지장치 |
CN102837560A (zh) * | 2012-10-09 | 2012-12-26 | 金勇昌 | 车用防滑轮盘 |
CN106114086A (zh) * | 2016-06-24 | 2016-11-16 | 陈旦盈 | 防滑轮胎 |
CN107933203A (zh) * | 2017-11-30 | 2018-04-20 | 山东玲珑轮胎股份有限公司 | 一种分层可自动变换的轮胎模块化花纹、轮胎及自动变换方法 |
CN107933203B (zh) * | 2017-11-30 | 2023-09-29 | 山东玲珑轮胎股份有限公司 | 一种分层可自动变换的轮胎模块化花纹、轮胎及自动变换方法 |
CN116176179A (zh) * | 2022-11-11 | 2023-05-30 | 山东新大陆橡胶科技有限公司 | 一种新能源汽车雪地干地两用轮胎 |
CN116176179B (zh) * | 2022-11-11 | 2024-06-07 | 山东新大陆橡胶科技有限公司 | 一种新能源汽车雪地干地两用轮胎 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050228 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050329 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050802 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |