JPH08164717A - 出没型スパイク車輪 - Google Patents
出没型スパイク車輪Info
- Publication number
- JPH08164717A JPH08164717A JP6333119A JP33311994A JPH08164717A JP H08164717 A JPH08164717 A JP H08164717A JP 6333119 A JP6333119 A JP 6333119A JP 33311994 A JP33311994 A JP 33311994A JP H08164717 A JPH08164717 A JP H08164717A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spike
- compressed air
- tire
- air chamber
- air chambers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/14—Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band
- B60C11/16—Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band of plug form, e.g. made from metal, textile
- B60C11/1606—Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band of plug form, e.g. made from metal, textile retractable plug
- B60C11/1612—Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band of plug form, e.g. made from metal, textile retractable plug actuated by fluid, e.g. using fluid pressure difference
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 雪道面走行に際し、タイヤ車輪のトレッド層
に設けた圧搾空気室の空気を抜くことにより内部に植設
してある陥没状態のスパイク群をスパイク孔に沿って相
対的にトレッド面より突出させてスリップを防止する。 【構成】 タイヤ車輪1のトレッド層2にタイヤ側部へ
装着したバルブ5へ接続する通気路4と連通させた圧搾
空気室3を設け、またその圧搾空気室3の底壁にスパイ
ク群8を植設するとともに圧搾空気室3の上側層に前記
スパイク群8に対応するスパイク孔6を穿設し、さらに
圧搾空気室3内を前記スパイク孔6から気密保持させ且
つスパイク群8の動きに順応する遮蔽膜7を張設し、常
にはその圧搾空気室3に圧搾空気Aを注入して、前記ス
パイク群8を前記スパイク孔6に沿って陥没状態にお
き、前記圧搾空気Aを抜くことにより、前記スパイク群
8を前記スパイク孔6に沿って相対的にタイヤトレッド
面より突出させられるようにした出没型スパイク車輪。
に設けた圧搾空気室の空気を抜くことにより内部に植設
してある陥没状態のスパイク群をスパイク孔に沿って相
対的にトレッド面より突出させてスリップを防止する。 【構成】 タイヤ車輪1のトレッド層2にタイヤ側部へ
装着したバルブ5へ接続する通気路4と連通させた圧搾
空気室3を設け、またその圧搾空気室3の底壁にスパイ
ク群8を植設するとともに圧搾空気室3の上側層に前記
スパイク群8に対応するスパイク孔6を穿設し、さらに
圧搾空気室3内を前記スパイク孔6から気密保持させ且
つスパイク群8の動きに順応する遮蔽膜7を張設し、常
にはその圧搾空気室3に圧搾空気Aを注入して、前記ス
パイク群8を前記スパイク孔6に沿って陥没状態にお
き、前記圧搾空気Aを抜くことにより、前記スパイク群
8を前記スパイク孔6に沿って相対的にタイヤトレッド
面より突出させられるようにした出没型スパイク車輪。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、雪道を安全走行する
ための出没型スパイク車輪に関する。
ための出没型スパイク車輪に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでのスパイクタイヤは、雪解け沿
線に雪の粉塵をまきちらすこと、雪道を外れた走行にお
いて道路舗装面を傷めることから、条令禁止の一途をた
どり、効果はスパイクに劣るがスタッドレスが普及し、
又本来のタイヤチェ−ンが復活しつつある。しかし一方
において、スパイクの有効性も捨て切れないものがある
ことから、トレッド層に圧搾空気により出没させるスパ
イクを組込む形式のタイヤが提案されている。しかしこ
れまでの出没型は、その構造の複雑性とコスト高が影響
してか実施化されたものは未だ見られない。
線に雪の粉塵をまきちらすこと、雪道を外れた走行にお
いて道路舗装面を傷めることから、条令禁止の一途をた
どり、効果はスパイクに劣るがスタッドレスが普及し、
又本来のタイヤチェ−ンが復活しつつある。しかし一方
において、スパイクの有効性も捨て切れないものがある
ことから、トレッド層に圧搾空気により出没させるスパ
イクを組込む形式のタイヤが提案されている。しかしこ
れまでの出没型は、その構造の複雑性とコスト高が影響
してか実施化されたものは未だ見られない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のかか
る実情に鑑みてなされたもので、圧搾空気による出没型
でありながら、構造が簡潔で(圧搾空気の利用がこれま
でと逆で注入によりスパイク没、脱圧により突出)、製
作費も比較的安価に済むスパイク車輪を提供しようとす
る。
る実情に鑑みてなされたもので、圧搾空気による出没型
でありながら、構造が簡潔で(圧搾空気の利用がこれま
でと逆で注入によりスパイク没、脱圧により突出)、製
作費も比較的安価に済むスパイク車輪を提供しようとす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願発明は、タイヤ車輪1のトレッド層2にタイヤ
側部へ装着したバルブ5へ接続する通気路4と連通させ
た圧搾空気室3を設ける。 またその圧搾空気室3の底
壁にスパイク群8を植設するとともに圧搾空気室3の上
側層に前記スパイク群8に対応するスパイク孔6を穿設
し、さらに圧搾空気室3内を前記スパイク孔6から気密
保持させ且つスパイク群8の動きに順応する遮蔽膜7を
張設する。そして常にはその圧搾空気室3に圧搾空気A
を注入して、前記スパイク群8を前記スパイク孔6に沿
って陥没状態におき、前記圧搾空気Aを抜くことによ
り、前記スパイク群8を前記スパイク孔6に沿って相対
的にタイヤトレッド面より突出させられるようにして構
成されるスパイク車輪である。
め、本願発明は、タイヤ車輪1のトレッド層2にタイヤ
側部へ装着したバルブ5へ接続する通気路4と連通させ
た圧搾空気室3を設ける。 またその圧搾空気室3の底
壁にスパイク群8を植設するとともに圧搾空気室3の上
側層に前記スパイク群8に対応するスパイク孔6を穿設
し、さらに圧搾空気室3内を前記スパイク孔6から気密
保持させ且つスパイク群8の動きに順応する遮蔽膜7を
張設する。そして常にはその圧搾空気室3に圧搾空気A
を注入して、前記スパイク群8を前記スパイク孔6に沿
って陥没状態におき、前記圧搾空気Aを抜くことによ
り、前記スパイク群8を前記スパイク孔6に沿って相対
的にタイヤトレッド面より突出させられるようにして構
成されるスパイク車輪である。
【0005】また上記構成において、バルブ5へ接続す
る通気路4をタイヤ内部に設けて成る出没型スパイク車
輪である。
る通気路4をタイヤ内部に設けて成る出没型スパイク車
輪である。
【0006】
【作用】今、運転中において(このとき圧搾空気室3に
は図2に示すように圧搾空気Aが注入されていて遮蔽膜
7を介してトレッド面が膨張しており、スパイク群8は
スパイク孔6に陥没状態)、雪道に差しかかったら、車
を停止し、バルブ5を開いて適宜圧搾空気Aを抜く。こ
のことによりスパイク群8はスパイク孔6に沿って相対
的にタイヤトレッド面より突出する(図3)。この際、
雪解けのある道路(即ちさしてスリップの危険がない道
路)にあってはスパイク群8の突出度合を僅少にして、
雪の粉塵公害を極力防止する。即ちこれによりスパイク
車輪として機能し、ノンスリップで雪道を走行すること
ができる。
は図2に示すように圧搾空気Aが注入されていて遮蔽膜
7を介してトレッド面が膨張しており、スパイク群8は
スパイク孔6に陥没状態)、雪道に差しかかったら、車
を停止し、バルブ5を開いて適宜圧搾空気Aを抜く。こ
のことによりスパイク群8はスパイク孔6に沿って相対
的にタイヤトレッド面より突出する(図3)。この際、
雪解けのある道路(即ちさしてスリップの危険がない道
路)にあってはスパイク群8の突出度合を僅少にして、
雪の粉塵公害を極力防止する。即ちこれによりスパイク
車輪として機能し、ノンスリップで雪道を走行すること
ができる。
【0007】
【実施例】図1及び図2において1がタイヤ車輪で、そ
のトレッド層2に、タイヤ側部へ装着したバルブ5へタ
イヤ内部に形成した通気路4を経て連通させた圧搾空気
室3を設ける。またその圧搾空気室3の底壁にスパイク
群8をタイヤ幅方向に数本、タイヤ円周方向に所定間隔
置に植設するとともに圧搾空気室3の上側層に前記スパ
イク群8に対応するスパイク孔6を穿設し、さらに圧搾
空気室3内を前記スパイク孔6から気密保持させ且つス
パイク群8の動きに順応する遮蔽膜7を張設する。そし
て常にはその圧搾空気室3に圧搾空気Aを注入して、前
記スパイク群8を前記スパイク孔6に沿って陥没状態に
おき、前記圧搾空気Aを抜くことにより、前記スパイク
群8を前記スパイク孔6に沿って相対的にタイヤトレッ
ド面より突出させられるようにしてスパイク車輪を構成
する。
のトレッド層2に、タイヤ側部へ装着したバルブ5へタ
イヤ内部に形成した通気路4を経て連通させた圧搾空気
室3を設ける。またその圧搾空気室3の底壁にスパイク
群8をタイヤ幅方向に数本、タイヤ円周方向に所定間隔
置に植設するとともに圧搾空気室3の上側層に前記スパ
イク群8に対応するスパイク孔6を穿設し、さらに圧搾
空気室3内を前記スパイク孔6から気密保持させ且つス
パイク群8の動きに順応する遮蔽膜7を張設する。そし
て常にはその圧搾空気室3に圧搾空気Aを注入して、前
記スパイク群8を前記スパイク孔6に沿って陥没状態に
おき、前記圧搾空気Aを抜くことにより、前記スパイク
群8を前記スパイク孔6に沿って相対的にタイヤトレッ
ド面より突出させられるようにしてスパイク車輪を構成
する。
【0008】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、雪道面
走行に際し、タイヤ車輪のトレッド層に設けた圧搾空気
室の空気を抜くことにより内部に植設してある陥没状態
のスパイク群をスパイク孔に沿って相対的にトレッド面
より突出させてスリップを防止し、且つ雪面の状態(ア
イスバンか普通の積雪面か雪解け面か)によりその突出
度合いを適宜調節でき、不使用時にはスパイク群をトレ
ッド面から完全に陥没させられるから、これまでのスパ
イクタイヤのように、雪解け沿線に雪の粉塵をまきちら
すことや雪道を外れた走行において道路舗装面を傷める
難点を解消することができる。構造も簡潔で、比較的安
価に製作できることから高い普及性が約束される。
走行に際し、タイヤ車輪のトレッド層に設けた圧搾空気
室の空気を抜くことにより内部に植設してある陥没状態
のスパイク群をスパイク孔に沿って相対的にトレッド面
より突出させてスリップを防止し、且つ雪面の状態(ア
イスバンか普通の積雪面か雪解け面か)によりその突出
度合いを適宜調節でき、不使用時にはスパイク群をトレ
ッド面から完全に陥没させられるから、これまでのスパ
イクタイヤのように、雪解け沿線に雪の粉塵をまきちら
すことや雪道を外れた走行において道路舗装面を傷める
難点を解消することができる。構造も簡潔で、比較的安
価に製作できることから高い普及性が約束される。
【図1】要部切開斜視図
【図2】スパイク陥没状態の要部縦断正面図
【図3】スパイク突出状態の要部縦断正面図
1 タイヤ車輪 2 トレッド層 3 圧搾空気室 4 通気路 5 バルブ 6 スパイク孔 7 遮蔽膜 8 スパイク群 A 圧搾空気
Claims (2)
- 【請求項1】 タイヤ車輪(1)のトレッド層(2)に
タイヤ側部へ装着したバルブ(5)へ接続する通気路
(4)と連通させた圧搾空気室(3)を設け、またその
圧搾空気室(3)の底壁にスパイク群(8)を植設する
とともに圧搾空気室(3)の上側層に前記スパイク群
(8)に対応するスパイク孔(6)を穿設し、さらに圧
搾空気室(3)内を前記スパイク孔(6)から気密保持
させ且つスパイク群(8)の動きに順応する遮蔽膜
(7)を張設し、常にはその圧搾空気室(3)に圧搾空
気Aを注入して、前記スパイク群(8)を前記スパイク
孔(6)に沿って陥没状態におき、前記圧搾空気Aを抜
くことにより、前記スパイク群(8)を前記スパイク孔
(6)に沿って相対的にタイヤトレッド面より突出させ
られるようにした出没型スパイク車輪。 - 【請求項2】 バルブ(5)へ接続する通気路(4)を
タイヤ内部に設けた請求項1記載の出没型スパイク車
輪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6333119A JPH08164717A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 出没型スパイク車輪 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6333119A JPH08164717A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 出没型スパイク車輪 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08164717A true JPH08164717A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=18262508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6333119A Pending JPH08164717A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 出没型スパイク車輪 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08164717A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103171379A (zh) * | 2011-12-21 | 2013-06-26 | 固特异轮胎和橡胶公司 | 连接器系统及空气维持轮胎组件 |
US20130160918A1 (en) * | 2011-12-21 | 2013-06-27 | Daniel Paul Luc Marie Hinque | Air maintenance tire and elbow connector system |
CN109080378A (zh) * | 2018-07-24 | 2018-12-25 | 绩溪袁稻农业产业科技有限公司 | 一种适用于农田机械的充气式轮胎结构 |
-
1994
- 1994-12-13 JP JP6333119A patent/JPH08164717A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103171379A (zh) * | 2011-12-21 | 2013-06-26 | 固特异轮胎和橡胶公司 | 连接器系统及空气维持轮胎组件 |
US20130160919A1 (en) * | 2011-12-21 | 2013-06-27 | Daniel Paul Luc Marie Hinque | Connector system and air maintenance tire assembly |
US20130160918A1 (en) * | 2011-12-21 | 2013-06-27 | Daniel Paul Luc Marie Hinque | Air maintenance tire and elbow connector system |
US8875762B2 (en) * | 2011-12-21 | 2014-11-04 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Air maintenance tire and elbow connector system |
US8985171B2 (en) * | 2011-12-21 | 2015-03-24 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Connector system and air maintenance tire assembly |
CN109080378A (zh) * | 2018-07-24 | 2018-12-25 | 绩溪袁稻农业产业科技有限公司 | 一种适用于农田机械的充气式轮胎结构 |
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