JPH08156491A - 電子黒板 - Google Patents

電子黒板

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Publication number
JPH08156491A
JPH08156491A JP6299822A JP29982294A JPH08156491A JP H08156491 A JPH08156491 A JP H08156491A JP 6299822 A JP6299822 A JP 6299822A JP 29982294 A JP29982294 A JP 29982294A JP H08156491 A JPH08156491 A JP H08156491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
writing
display
erasing
white board
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6299822A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Kawase
純一 川瀬
Tadao Koike
忠男 小池
Mikio Miura
幹夫 三浦
Tatsuo Hirono
龍夫 広野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP6299822A priority Critical patent/JPH08156491A/ja
Publication of JPH08156491A publication Critical patent/JPH08156491A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 書き込まれた内容を確実に消去し重ね書きを
防止することのできる電子黒板を提供する。 【構成】 書き込み・表示スクリーンである白板シート
1は図において時計回り(矢印方向)に回動する。装置
内部において白板シート1に近接して書き込み手段12
が設けられている。その書き込み手段12の白板シート
1回動方向の上流側近傍に表示消去手段15を設ける。
これにより、書込手段12による書き込みが行なわれる
直前に書き込み内容の消去が行なわれ、重ね書きの発生
が確実に防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示ボード上に書き込
んだ内容をプリントアウトする電子黒板に関し、さらに
詳しくいえば描画機能を備えた電子黒板に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般的な電子黒板は、表示ボードとなる
スクリーンシート上にマーカーペン等により文章や図形
などを書き込み、それを読み取ってプリントアウトする
ものである。この書き込んだ画像をハードコピーする機
能に加えて、予め用意された原稿等の画像を自動的に表
示ボード上へ表示する(書き込む)ことができれば大変
便利であり、会議等を効率よく行なうことが可能とな
る。
【0003】そのため、描画機能を備えた電子黒板が各
種提案されている。例えば、特開平4−142999号
公報にはXYプロッタによる描画機能を備えた電子黒板
が示されている。また、特開平3−9896号公報には
インクジェット方式の描画機能を備えた電子黒板が示さ
れている。さらに、実開平2−24994号公報にはイ
ンパクトプリンタ方式の描画機能を備えた電子黒板が示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、描画機
能を備えた電子黒板においては、表示ボードへの描画
(自動書き込み)が行なわれる前に、以前に書き込まれ
た内容(自動書き込み、手動書き込みを問わず)が確実
に消去されていなければ重ね書き等のミスが発生すると
いう問題があった。
【0005】本発明は、従来の描画機能を備えた電子黒
板における上述の問題を解決し、書き込まれた内容を確
実に消去し重ね書きを防止することのできる電子黒板を
提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、表示シートに自動的に書き込みを行なう書込手段
を有する電子黒板において、前記表示シートに書き込ま
れた画像を消去する消去手段を、前記書込手段の前記表
示シート搬送方向上流側近傍に配設したことにより解決
される。
【0007】また、本発明は、前記の課題を解決するた
めに、前記書込手段が移動しながら書き込みを行なう方
式の場合、前記消去手段を前記書込手段と一体的に移動
可能に設けることを提案する。
【0008】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、前記消去手段をローラ状に形成するとともに、
該ローラ形消去手段を回転駆動する駆動手段を設け、該
駆動手段による前記ローラ形消去手段の回転速度の可変
制御が可能なことを提案する。
【0009】
【作用】書込手段の配置位置の、表示シート搬送方向上
流側近傍に消去手段を配設する。これにより、書込手段
による書き込みが行なわれる直前に書き込み内容の消去
が行なわれ、重ね書きの発生が確実に防止される。
【0010】その他の作用については、以下の実施例の
説明で明らかとなるであろう。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は、本発明の一実施例の電子黒板の正
面図である。この図において、符号1は書き込み及び表
示スクリーンである白板シート、符号2はハードコピー
排出部、符号3は原稿読み取り部、そして、符号4は操
作部である。
【0013】図2は、この電子黒板の内部構成を概略的
に示す側断面図である。この図に示すように、白板シー
ト1は、装置内で上下に配置された従動ローラ5とシー
ト搬送ローラ6とに掛け渡されて無端ループ状となって
おり、図2において時計回りに回動する。従って、図1
において見える範囲の白板シート1は下から上に移動す
ることになる。シート搬送ローラ6はシート駆動モータ
7により駆動される。装置内上部には、従動ローラ5の
近くに蛍光灯16とミラー17が設置され、蛍光灯16
が白板シート1を照明し、白板シート1上に書き込まれ
た文字や図形の反射光像をミラー17で光路を変え、レ
ンズ18を通して表示読み取り手段8に入射させる。表
示読み取り手段8は入射した反射光像をCCDセンサ等
により電気信号に変換し、ハードコピー手段であるプリ
ンタ9によりプリントアウトする。プリンタ9は、表示
読み取り手段8が読み取った情報を例えばサーマルヘッ
ドを用いて記録紙10上にプリントし、ハードコピー排
出部2に排出する。
【0014】装置下部に配置された原稿読み取り部3で
は、原稿を搬送路19上を搬送しながら原稿読み取り手
段11により読み取る。読み取り方式は白板シート1の
読み取りと同様である。原稿読み取り手段11で読み取
った原稿画像は、書込手段12により白板シート1上に
書き込まれる。本実施例においては書込手段12として
インクジェット方式を用いている。この書込手段12
は、ガイドレール13に沿って水平方向に移動可能とな
っており、書き込み手段駆動モータ14により図示しな
いワイヤあるいはタイミングベルトなどを介して移動さ
れる。本実施例においては、上下方向に回動する白板シ
ート1に対して書込手段12が直角方向に移動すること
になる。
【0015】また、書込手段12のすぐ上側に表示消去
手段15が設けられている。この表示消去手段15は白
板シート1の幅方向(回動方向と直角な方向)の長さを
有しており、図3に示すように、支持部材15aに取り
付けられて図において左右方向に移動可能となってい
る。支持部材15aには、軸23により回動自在な解除
レバー20の一端が枢着されており、解除レバー20の
他端はソレノイド21のプランジャに枢着されている。
また、支持部材15aの側方には加圧スプリング22が
配設され、表示消去手段15を白板シート1方向に押圧
している。ソレノイド21への通電がオフのとき、表示
消去手段15は加圧スプリング22により白板シート1
に対して所定の押圧力で圧接される。そして、ソレノイ
ド21への通電がオンされると解除レバー20が図にお
いて時計回りに回動し、加圧スプリング22の加圧力に
抗して表示消去手段15を白板シート1から離間させ
る。従って、本実施例においては、ソレノイド21への
通電を制御することにより、必要に応じて表示消去手段
15の白板シート1への当接・離間を行なうことができ
る。
【0016】表示消去手段15が白板シート1に圧接さ
れると、書き込まれた内容は白板シート1の回動ととも
に自動的に消去される。本実施例においては、表示消去
手段15の設置位置が、書込手段12に対して白板シー
ト1の回動方向上流側近傍となっているので、書込手段
12による書き込みが行なわれる直前に書き込み内容の
消去が行なわれることになる。従って、重ね書きの発生
が確実に防止される。なお、表示消去手段15を白板シ
ート1から離間可能に設けずに、常に白板シート1に当
接するように設けても、確実な消去を行なうことは可能
である。また、書き込みを行なった後に白板シート1を
回動させ書き込み面を装置内部側に移動させた後に、も
う一度その表示を見ようとして白板シート1を逆方向に
移動させたときに、消去手段15が書き込み手段12か
ら離れて配置されていた場合、書き込み面を装置内部側
に移動させたときに表示の大部分が消去されてしまう
が、本実施例においては、表示消去手段15が書込手段
12の上流側近傍に配置されているので、白板シート1
が表示消去手段15の位置へ回動してくるまでは表示が
消されることはない。そのため、新たな書き込みを行な
う直前に白板シート1を表側に戻しても、前の表示内容
を再表示させることができる。
【0017】本実施例の電子黒板においては、上述した
ように、白板シート1上に手書きにより書き込んだ内容
をコピーして出力する機能に加えて、予め準備された原
稿を読み取ってその内容を白板シート1上に自動的に表
示させることができる。そして、その自動的に表示され
た内容に追記や修正を行ない、その修正後の内容を改め
てハードコピーすることができる。また、不要になった
表示内容を自動的に消去することもできる。さらに、表
示消去手段15の白板シート1への当接・離間を制御す
ることができるので、表示書き込み内容の部分的な消去
あるいは意図的な重ね書き等を行なうことができ、電子
黒板の用途をさらに広げることが可能となる。
【0018】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
【0019】図4に示すように、この実施例において
は、表示消去手段25が支持部材25aを介して書込手
段12に取り付けられている。この表示消去手段25
は、白板シート1の幅方向長さほど大きくはなく、より
小型(幅の小さい)のものでよい。表示消去手段25
は、書込手段12とともにガイドレール13に沿って移
動可能となっており、白板シート1の幅方向にスライド
しながら白板シート1上の画像を消去する。これ以外の
構成は前記実施例と同様であるので説明を省略する。
【0020】本実施例においては、表示消去手段25が
白板シート1の幅方向全域を同時に消去するのではな
く、白板シート1の幅方向にスライドしながら消去を行
なうので、表示消去手段を小型のものにすることができ
る。従って、装置の軽量化及び低コスト化を図ることが
できる。
【0021】次に、本発明のさらに他の実施例について
説明する。
【0022】図5に示すように、この実施例においては
表示消去手段をローラ状のクリーニングローラ35とし
て設けている。このクリーニングローラ35は白板シー
ト1の幅方向(回動方向と直角な方向)の長さを有して
おり、駆動モータ36により駆動伝達ベルト37を介し
て回転駆動される。そして、ローラ表面で白板シート1
を摺擦して白板シート1上の画像を消去する。これ以外
の構成は、図1及び2に示した前記実施例と同様である
ので説明を省略する。本実施例においては、クリーニン
グローラ35を回転させて白板シート1上の画像を消去
するので、画像の消去をより確実に行なうとともに、消
去手段の劣化を低減させ装置の耐久性(寿命)を向上さ
せることができる。
【0023】ところで、駆動モータ36は回転数の可変
制御が可能であり、クリーニングローラ35による消去
性能を変化させることができる。本実施例においては、
白板シート1上の画像の有無や濃淡に応じて駆動モータ
36の回転数を制御している。その画像の有無や濃淡
は、図2に示される表示読み取り手段8の読み取り結果
に基づいて判断してやればよい。画像の有無や濃淡に応
じてクリーニングローラ35による消去性能を制御する
ことにより、画像消去の確実性と装置耐久性をより一層
向上させることができる。
【0024】なお、クリーニングローラ35を横長の大
型にせずに、小型のクリーニングローラを垂直方向に軸
支して書き込み手段12の上に設置しても良い。この場
合、書き込み手段12を白板シート1の幅方向に移動さ
せて、書き込み手段12上に設けたクリーニングローラ
により表示を消去させる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子黒板
により、表示消去手段が書込手段の上流側近傍に配置さ
れているので、書き込みが行なわれる直前に書き込み内
容が消去され、重ね書きの発生が確実に防止される。ま
た、書き込み手段の直前位置まで表示が消されることが
ないので、新たな書き込みを行なう直前まで、前の表示
内容を再表示させることができる。
【0026】請求項2の構成により、表示消去手段が書
き込み手段と一体的に移動するため、表示消去手段を小
型のものにすることができる。従って、装置の軽量化及
び低コスト化を図ることができる。
【0027】請求項3の構成により、表示消去手段をロ
ーラ状に形成し、その回転数の可変制御が可能なので、
画像の消去をより確実に行なうとともに消去手段の劣化
を低減させ装置の耐久性を向上させることができる。ま
た、表示内容の有無や濃淡に応じて消去動作を制御する
ことができ、画像消去性能をさらに向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明電子黒板の一実施例の正面図で
ある。
【図2】図2は、その電子黒板の内部構成を概略的に示
す側断面図である。
【図3】図3は、その電子黒板の表示消去手段を示す断
面構成図である。
【図4】図4は、本発明の他の実施例の表示消去手段を
示す側面図である。
【図5】図5は、本発明のさらに他の実施例の表示消去
手段を示す側面図である。
【符号の説明】
1 白板シート(書き込み・表示スクリーン) 2 ハードコピー排出部 3 原稿読み取り部 8 表示読み取り手段 9 プリンタ 11 原稿読み取り手段 12 書込手段 13 ガイドレール 15,25 表示消去手段 21 ソレノイド 22 加圧スプリング 25 クリーニングローラ
フロントページの続き (72)発明者 広野 龍夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示シートに自動的に書き込みを行なう
    書込手段を有する電子黒板において、前記表示シートに
    書き込まれた画像を消去する消去手段を、前記書込手段
    の前記表示シート搬送方向上流側近傍に配設したことを
    特徴とする電子黒板。
  2. 【請求項2】 前記書込手段が移動しながら書き込みを
    行なう方式の場合、前記消去手段を前記書込手段と一体
    的に移動可能に設けたことを特徴とする、請求項1に記
    載の電子黒板。
  3. 【請求項3】 前記消去手段をローラ状に形成するとと
    もに、該ローラ形消去手段を回転駆動する駆動手段を設
    け、該駆動手段による前記ローラ形消去手段の回転速度
    の可変制御が可能なことを特徴とする、請求項1又は2
    に記載の電子黒板。
JP6299822A 1994-12-02 1994-12-02 電子黒板 Pending JPH08156491A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6299822A JPH08156491A (ja) 1994-12-02 1994-12-02 電子黒板

Applications Claiming Priority (1)

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JP6299822A JPH08156491A (ja) 1994-12-02 1994-12-02 電子黒板

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JPH08156491A true JPH08156491A (ja) 1996-06-18

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ID=17877347

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JP6299822A Pending JPH08156491A (ja) 1994-12-02 1994-12-02 電子黒板

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JP (1) JPH08156491A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1090772A2 (en) 1999-10-08 2001-04-11 Canon Kabushiki Kaisha Image erasing device, and image display apparatus and image recording apparatus equipped with the image erasing device
US6283567B1 (en) 1999-02-02 2001-09-04 Nagano Japan Radio Co., Ltd. Drawing method for electronic blackboard

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6283567B1 (en) 1999-02-02 2001-09-04 Nagano Japan Radio Co., Ltd. Drawing method for electronic blackboard
EP1090772A2 (en) 1999-10-08 2001-04-11 Canon Kabushiki Kaisha Image erasing device, and image display apparatus and image recording apparatus equipped with the image erasing device
US6652086B1 (en) 1999-10-08 2003-11-25 Canon Kabushiki Kaisha Image erasing device, and image display apparatus and image recording apparatus equipped with the image erasing device

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