JPH08156367A - 消音装置 - Google Patents

消音装置

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JPH08156367A
JPH08156367A JP6282120A JP28212094A JPH08156367A JP H08156367 A JPH08156367 A JP H08156367A JP 6282120 A JP6282120 A JP 6282120A JP 28212094 A JP28212094 A JP 28212094A JP H08156367 A JPH08156367 A JP H08156367A
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noise
silencer
duct
length
sound
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JP6282120A
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Masahiko Kato
昌彦 加藤
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】OA機器等の開口部に空気の流れを妨げること
なく、OA機器内部で発生する騒音を、効果的に低減す
ることを目的とする。 【構成】OA機器等の内部と外部の空気の流れを可能と
するダクトが、OA機器等の外装カバ−の開口部に接続
され、前記ダクトの経路が複数である消音装置におい
て、前記ダクトの経路のうち少なくとも1つの長さが可
変となる消音装置である。また、前記消音装置は、サイ
ドブランチ型消音器及びヘルムホルツ共鳴器を併用して
もよい。また、サイドブランチ型消音器及びヘルムホル
ツ共鳴器の形状を可変としてもよい。さらに、吸音材等
を施した吸音部材を併用してもよい。騒音検出装置によ
り検出された騒音に基づいて、前記ダクト及びサイドブ
ランチ型消音器の長さ、ヘルムホルツ共鳴器の体積を制
御してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、プリンタ
−、ファクシミリ等のOA機器やその他の機器が発生す
る騒音を防止するための消音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】企業のオフィス等にOA機器が広く普及
するにつれて、個々のOA機器が発する稼働音等の騒音
が快適なオフィス環境を作る上で問題となっている。こ
の騒音防止には、吸音材、遮音材や各種消音装置等によ
る受動的騒音制御方法と、騒音と逆位相の音を意図的に
出力する等の能動的騒音制御方法がある。従来、騒音防
止方法としては、前者の受動的騒音制御方法が中心であ
った。受動的騒音制御方法の消音装置は、給・排気ダク
ト系などの管路の途中に挿入して、音の伝搬を阻止する
ために利用されている。この受動的騒音制御方法の消音
装置を大別すると、膨張空洞型及び共鳴器型の消音装置
と吸音材等を内張りした消音装置があり、吸音材等を内
張りした消音器には、スプリット型、サウンドストリ−
ム型がある。そのほかにも管路の直角曲がり部でおこる
音の反射と位相のずれによる伝搬音の減衰効果に、吸音
材による吸音効果を重畳させたエルボ型消音装置や、膨
張空洞型消音装置とエルボ型消音装置の効果に吸音材の
効果を合わせ持つチャンバ−型消音装置がある。特開平
4−469号公報には、共鳴器を利用した消音装置が記
載されている。特開平4−469号公報に示された方法
では、現像機ユニットの隣接部に設けられたギア部で発
生する噛み合い音を低減するために、現像機ユニットの
隣接部に設けられたギア部を被包する防音カバ−に中空
の消音装置を接続して消音を行なっている。また、特開
昭60−162680号公報では、音の干渉を利用した
消音装置が記載されている。同公報は、プリント用紙出
口に干渉型消音装置として屈折通路を設け、プリント用
紙出口における騒音の低減を図っている。一方、能動的
騒音制御方法は、信号処理技術の進歩などにより最近よ
うやく実現可能となった。能動的騒音制御方法の長所は
吸音材、遮音材の効果の小さい低周波数領域でも騒音低
減効果の大きいことである。特開平5−66782号公
報では、能動的騒音制御方法を自動車などに応用した例
を記載している。さらに特開平5−142887号公報
では、能動的騒音制御方法を複写機に応用した例が記載
されている。これらは、スピ−カ−などで騒音と逆位相
の音を出し、騒音と干渉させ、騒音を打ち消している。
このようにOA機器等が発する騒音の機器外部への漏れ
を遮断するために、受動的騒音制御方法の消音装置や能
動的騒音制御方法の消音装置が効果的に利用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複写機
などのOA機器には用紙を外部へ排紙するための開口部
や機器内部の温度上昇を避けるための冷却風の出し入れ
のための開口部が必要不可欠である。そのため、OA機
器が発する騒音の機器外部への漏れを完全に遮断するの
は困難である。また、OA機器などでよく使用される冷
却ファンが発生する騒音はOA機器の発生する騒音の中
でも大きいものの1つであり、ファンの羽数×回転数で
生じる数百Hz近傍の周波数成分が最も大きい騒音レベ
ルにある。また、複写機の駆動用ギアが発生する噛み合
い音(主騒音の周波数=ギアの歯数×回転数)も騒音レ
ベルの大きいものの1つである。このような各種騒音源
の状態は、稼働、待機といったモ−ドの違いによっても
異なる。そこで、より効果的な騒音の低減を行なうため
には、これらの騒音に対応した消音装置が必要不可欠で
ある。
【0004】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、冷却風の出し入れに必要な開口部に、空気の流
れをできるだけ妨げないようにしてOA機器等が発する
騒音の外部への漏れを低減し、各種騒音に対応した効果
的な消音を行なう消音装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、請求項1記載の発明は、OA機器等の内
部と外部の空気の流れを可能とするダクトが、前記OA
機器等の外装カバ−の開口部に接続され、前記ダクトの
経路が複数である消音装置において、前記ダクトの経路
のうち少なくとも1つの長さが可変であるようにした消
音装置である。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の消
音装置において、OA機器等の内部で発生する騒音を検
出する騒音検出装置と、前記騒音検出装置で検出した騒
音に対応して前記ダクトのうち、少なくとも1つの長さ
を変化させるダクト長制御装置とを有する消音装置であ
る。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1記載の消
音装置において、一方が閉端で他方が開口端の構造であ
る1つあるいは複数の中空管状のサイドブランチが、前
記サイドブランチの開口端部側で前記消音装置に接続さ
れている消音装置である。
【0008】請求項4記載の発明は、少なくとも1つの
前記サイドブランチの長さが可変である請求項3記載の
消音装置である。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項4記載の消
音装置において、OA機器等の内部で発生する騒音を検
出する騒音検出装置と、前記騒音検出装置で検出した騒
音に対して少なくとも1つの前記サイドブランチの長さ
を変化させることが可能なサイドブランチ長制御装置と
を有する消音装置である。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項1記載の消
音装置において、前記消音装置の内部に、1つあるいは
複数の区切り板で区切られた1つあるいは複数の空間を
設けた消音装置である。
【0011】請求項7記載の発明は、前記区切り板で区
切られた前記空間のうち少なくとも1つの空間の体積を
可変とする請求項6記載の消音装置である。
【0012】請求項8記載の発明は、請求項7記載の消
音装置において、OA機器等の内部で発生する騒音を検
出する騒音検出装置と、前記騒音検出装置で検出した騒
音に対して前記区切り板の位置を移動する区切り板移動
装置とを有する消音装置である。
【0013】請求項9記載の発明は、請求項1記載の消
音装置において、前記ダクト内にノコギリ形仕切り板を
設けた消音装置である。
【0014】請求項10記載の発明は、請求項1記載の
消音装置において、前記ダクトの内部空間の一部を格子
状の複数中空空間に分割する格子状中空部材を前記ダク
ト内に設け、前記格子状中空部材の内側面に吸音材等を
有する消音装置である。
【0015】
【作用】この発明による消音装置は複数ダクトを有する
ため、複数ダクトのうち異なるダクトを通過してきた騒
音は、騒音が合流する地点で互いに干渉し、消音され
る。また、サイドブランチ型消音器及びヘルムホルツ共
鳴器は、ある特定周波数の騒音を吸収することができ
る。さらに、騒音検出装置で検出した騒音に対応して、
ダクトの長さ、サイドブランチ型消音器の長さ及びヘル
ムホルツ共鳴器の体積のいづれか、または、すべてをそ
れぞれの制御装置により制御できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。請求項1
記載の発明を図1の実施例に基づいて説明する。図1
は、冷却ファン1用の開口部2から外部への開口部4ま
での間に2つの経路を持つダクト5,6があり、ダクト
6を図1中の矢印方向にスライドさせることによりダク
ト6の長さを変えることができる消音装置である。2つ
のダクト5,6の長さの差(L1−L2)をダクト内を
通過する音の半波長の奇数倍(式(1)参照)とするこ
とにより、2つのダクト5,6の合流地点において音の
干渉が起こり打ち消しあうことで騒音の低減が可能とな
る。更に、同図のようにダクト6の長さを連続的に可変
にすることにより音の干渉が起こる位置への調整が可能
となり、状況に応じた騒音の低減が可能となる。
【0017】
【数1】 ここで、λ:音の波長
【0018】請求項2記載の発明を図2の実施例に基づ
いて説明する。図2は、図1に示した消音装置において
待機時や稼働時のモ−ドに対応した騒音の検出やOA機
器内部またはファン1の騒音等の検出をする騒音検出装
置を備え、騒音検出装置で検出された騒音に対応してダ
クト6の長さを変化させる仕組の概念図である。次に、
図3、図4にOA機器の稼働時の騒音レベル及び待機時
の騒音レベルをそれぞれ示す。両図より、稼働時、待機
時によって発生する騒音の周波数帯域が異なることがわ
かる。稼働時においては、駆動モ−タやギアの噛み合い
による音、紙の裁き音などが騒音源として挙げられるの
に対し、待機時においては、ファンの翼の枚数×回転数
(rps) = ファンの風切り音の周波数(Hz)と
して表される周波数が顕著になる。これらモ−ドの違い
によって、騒音の周波数帯域の位置が異なる。このよう
に稼働時、待機時によって騒音の周波数帯域が異なるた
め、騒音検出装置の他にモ−ドを検出するモ−ド検出装
置を設けてモ−ド検出を行ない、各モ−ドの騒音に対応
してダクト6の長さを制御することも可能である。
【0019】請求項3記載の発明を図5、図6の実施例
に基づいて説明する。図5に図1の消音装置に、ダクト
5の送風方向と垂直に長さL3、直径2a、断面積Sで
一方が閉端の中空管状のサイドブランチ7を持った消音
装置の構造を示す。同図のようなサイドブランチ7はサ
イドブランチ型消音器と呼ばれるものである。
【0020】
【数2】 ここで、R:減音量、fr:減衰中心周波数、l:サイ
ドブランチの長さ サイドブランチ型消音器は、式(2)によって示される
ような音の減衰特性を持っており、特に低周波成分の消
音に効果がある。また、サイドブランチ7内に吸音材な
どの内張りを施すことにより消音効果が更に高まる。図
6に図1の消音装置にダクト5の送風方向と垂直に長さ
L4、断面積S2及び長さL5、断面積S3で一方が閉
端のサイドブランチ8,及び9を持った消音装置の構造
を示す。このように長さや断面積の異なるサイドブラン
チ型消音器を複数個取り付けることによってダクト5,
6による音の干渉を利用した消音だけでなく様々な周波
数をタ−ゲットとした消音が可能となる。
【0021】請求項4記載の発明を図7の実施例に基づ
いて説明する。図7に図1の消音装置にダクトの送風方
向と垂直に長さL6、断面積S4で一方が閉端のサイド
ブランチ10を持った消音装置の構造を示す。サイドブ
ランチ10の長さL6は、図7中の矢印方向にサイドブ
ランチ10をスライドさせることにより変化することが
できる。このサイドブランチ10の長さL6を調節する
ことによりさまざまな周波数に対応した消音が可能とな
る。
【0022】請求項5記載の発明を図8の実施例に基づ
いて説明する。図8に、図7の消音装置において騒音検
出装置で検出した騒音に対応してサイドブランチ長を変
化させる仕組を示す。サイドブランチ長制御装置は、前
記騒音検出装置で検出した騒音に対応してサイドブラン
チの長さを変化させる。
【0023】請求項6記載の発明を図9、図10の実施
例に基づいて説明する。図9は図1の消音装置の内部に
厚さL7の区切り板11で体積Vの空間を設け、前記体
積Vの空間は断面積S5の連通孔13で消音装置内部の
他の空間と連通している。この体積Vの空間は、ヘルム
ホルツ共鳴器12を形成する。このヘルムホルツ共鳴器
12は、式(3)のような特性を持っている。
【0024】
【数3】 このヘルムホルツ共鳴器12は、frの周波数において
消音効果をもたらす。このようにダクト5,6における
音の干渉による消音に加え、ヘルムホルツ共鳴の消音効
果も加わる。図10は、図1の消音装置の内部に区切り
板14、15で区切られた空間をそれぞれ持つ消音装置
である。同図のような構造にすることによりダクト5,
6における音の干渉による消音だけでなく、複数のヘル
ムホルツ共鳴器16、17によって複数の周波数に対し
て消音が可能になる。
【0025】請求項7記載の発明を図11の実施例に基
づいて説明する。図11は図1の消音装置の内部に区切
り板20で区切られた空間を設け、区切り板20を移動
することで前記空間の体積を可変としたヘルムホルツ共
鳴器21を有する消音装置である。ヘルムホルツ共鳴器
21の体積は、消音装置内に厚さL8の区切り板20を
設け、区切り板20を移動させることにより変化するこ
とができる。同構造にすることにより、ダクト5,6に
よる音の干渉を利用した消音だけでなく、ヘルムホルツ
共鳴器21の空間体積を変化させ、騒音周波数に応じた
消音が可能となる。
【0026】請求項8記載の発明を図12の実施例に基
づいて説明する。図12はヘルムホルツ共鳴器21の体
積を制御する概念図である。騒音検出装置で検出された
騒音に対応して、区切り板移動装置により区切り板20
が移動され、ヘルムホルツ共鳴器21の体積が変化す
る。そのため、騒音の変化に応じた消音が可能となる。
【0027】請求項9記載の発明を図13の実施例に基
づいて説明する。図13は図1の消音装置の外部への開
口部4側のダクト内に、ノコギリ形仕切り板22を設け
た消音装置である。消音装置の開口端4側に挿入された
ノコギリ形仕切り板22は、高周波数域における騒音を
低減する。また、このノコギリ形仕切り板22の表面に
吸音材を張り付けるとさらに消音効果が高まる。
【0028】請求項10記載の発明を図14、図15の
実施例に基づいて説明する。図14は、図1の消音装置
の外部への開口部4側のダクト内に格子状中空部材23
を設け、前記格子状中空部材23に内張りとして吸音材
24を有する消音装置である。また、図15に格子状中
空部材23の模式図を示す。図15に示すような長さL
9の格子状中空部材23の減音量ATTは、式(4)で
表される。
【0029】
【数4】 ここで、α:吸音内張り壁の平均ランダム入射吸音率 P:ダクト断面の吸音内張り壁周囲長 S6:ダクト断面積 L9:格子状中空部材の長さ 格子状中空部材23の構造を図15のようにすることで
吸音効果が高まり、さらに低騒音化が可能となる。
【0030】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1、請
求項2記載の発明によれば、ダクト内に複数の経路を設
け、それぞれのダクト長の差をダクト内を通過する音の
半波長の奇数倍とすることにより、2つのダクトの合流
地点で音の干渉が起こり位相を打ち消しあうため、騒音
の低減が可能となる。さらに、少なくとも1つのダクト
の長さを可変な構造とすることにより、音の干渉の起こ
る位置へダクト長を変化することが可能であり、状況に
応じた騒音の低減が可能となる。また、騒音検出装置及
びダクト長制御装置を設けることにより、騒音状態の変
化にも対応できる。
【0031】さらに、請求項3、請求項4、請求項5記
載の発明によれば、ダクトの送風方向と垂直に管状のサ
イドブランチを設けたことにより音の干渉による騒音の
低減に加え、サイドブランチ消音器の騒音低減効果も重
畳される。また、前記サイドブランチ消音器を複数個設
けること及びサイドブランチの長さを可変とすることに
より複数周波数の騒音に対しても、状況に応じた騒音の
低減が可能となる。さらに、騒音検出装置及びサイドブ
ランチ長制御装置を設けることにより、騒音状態の変化
にも対応できる。
【0032】さらに、請求項6、請求項7、請求項8記
載の発明によれば、消音装置内に区切り板で区切られた
空間を設けることにより、ヘルムホルツ共鳴器の騒音低
減効果をも加えることができる。また、前記ヘルムホル
ツ共鳴器の体積を可変とすること、及び前記ヘルムホル
ツ共鳴器を複数設けることにより騒音の状況に応じた消
音が可能となる。さらに、騒音検出装置及び区切り板移
動装置を設けることにより騒音状態の変化にも対応でき
る。
【0033】また、請求項9、請求項10記載の発明に
よれば、消音装置内部にノコギリ形仕切り板や吸音材、
格子状中空部材を設けることにより、さらに騒音の低減
効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す断面図及び斜視図で
ある。
【図2】騒音検出装置及びダクト長制御装置による消音
方法の概念図である。
【図3】OA機器の稼働時の騒音レベルの例である。
【図4】OA機器の待機時の騒音レベルの例である。
【図5】サイドブランチ消音器を備えた消音装置の斜視
図である。
【図6】複数のサイドブランチ消音器を備えた消音装置
の斜視図である。
【図7】長さを可変としたサイドブランチ消音器を備え
た消音装置の斜視図である。
【図8】騒音検出装置及びサイドブランチ長制御装置に
よる消音方法の概念図である。
【図9】ダクト内にヘルムホルツ共鳴器を有する消音装
置の斜視図である。
【図10】ダクト内に複数のヘルムホルツ共鳴器を有す
る消音装置の斜視図である。
【図11】ダクト内に体積可変のヘルムホルツ共鳴器を
有する消音装置の斜視図である。
【図12】騒音検出装置及び区切り板移動装置による消
音方法の概念図である。
【図13】ダクト内に吸音材を貼り付けたノコギリ形仕
切り板を有する消音装置の斜視図である。
【図14】ダクト内に吸音材を内張りした格子状中空部
材を設けた消音装置の斜視図である。
【図15】吸音材を内張りした格子状中空部材の斜視図
である。
【符号の説明】
1 冷却ファン 2 冷却ファン開口部 3 消音装置 4 消音装置の外部への開口部 5,6 ダクト 7,8,9,10 サイドブランチ 11,14,15,20 区切り板 12,16,17,21 ヘルムホルツ共鳴器 13,18,19 連通孔 22 ノコギリ形仕切り板 23 格子状中空部材 24 格子状中空部材23に内張りした吸音材。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】OA機器等の内部と外部の空気の流れを可
    能とするダクトが、前記OA機器等の外装カバ−の開口
    部に接続され、前記ダクトの経路が複数である消音装置
    において、前記ダクトの経路のうち少なくとも1つの長
    さが可変であることを特徴とする消音装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の消音装置において、OA機
    器等の内部で発生する騒音を検出する騒音検出装置と、
    前記騒音検出装置で検出した騒音に対応して前記ダクト
    のうち、少なくとも1つの長さを変化させるダクト長制
    御装置とを有することを特徴とする消音装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の消音装置において、一方が
    閉端で他方が開口端の構造である1つあるいは複数の中
    空管状のサイドブランチが、前記サイドブランチの開口
    端部側で前記消音装置に接続されていることを特徴とす
    る消音装置。
  4. 【請求項4】少なくとも1つの前記サイドブランチの長
    さが可変であることを特徴とする請求項3記載の消音装
    置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の消音装置において、OA機
    器等の内部で発生する騒音を検出する騒音検出装置と、
    前記騒音検出装置で検出した騒音に対して少なくとも1
    つの前記サイドブランチの長さを変化させることが可能
    なサイドブランチ長制御装置とを有することを特徴とす
    る消音装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の消音装置において、前記消
    音装置の内部に、1つあるいは複数の区切り板で区切ら
    れた1つあるいは複数の空間を設けることを特徴とする
    消音装置。
  7. 【請求項7】前記区切り板で区切られた前記空間のうち
    少なくとも1つの空間の体積を可変とすることを特徴と
    する請求項6記載の消音装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の消音装置において、OA機
    器等の内部で発生する騒音を検出する騒音検出装置と、
    前記騒音検出装置で検出した騒音に対して前記区切り板
    の位置を移動する区切り板移動装置とを有することを特
    徴とする消音装置。
  9. 【請求項9】請求項1記載の消音装置において、前記ダ
    クト内にノコギリ形仕切り板を設けることを特徴とする
    消音装置。
  10. 【請求項10】請求項1記載の消音装置において、前記
    ダクトの内部空間の一部を格子状の複数中空空間に分割
    する格子状中空部材を設け、前記格子状中空部材の内側
    面に吸音材等を有することを特徴とする消音装置。
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