JPH08155559A - プレス孔明け装置 - Google Patents

プレス孔明け装置

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JPH08155559A
JPH08155559A JP29942494A JP29942494A JPH08155559A JP H08155559 A JPH08155559 A JP H08155559A JP 29942494 A JP29942494 A JP 29942494A JP 29942494 A JP29942494 A JP 29942494A JP H08155559 A JPH08155559 A JP H08155559A
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JP
Japan
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punch
holes
die
workpiece
punching
Prior art date
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Pending
Application number
JP29942494A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyonobu Yamada
豊信 山田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 円筒状の被加工物に複数個の孔をプレスによ
り明けるものにおいて、ポンチの移動に要する移動機
構,動力源を1組で済ませ得ると共に、全部の孔を1回
の工程で明け得るようにする。 【構成】 ポンチ26を円筒状の被加工物32に複数個
明ける孔と同数ユニット化して具え、このポンチ26の
ユニットをダイ22側に移動させて被加工物32を打ち
抜くことにより必要な複数個の孔を明けるようにした。
又、その場合、ポンチ26は、刃先部が被加工物32の
板厚以上の段差を有して並ぶ状態にユニット化すること
により、ポンチ26に加える圧力を小さく済ませ得るよ
うにもした。更に、ポンチ26は、刃先部が被加工物3
2の外周円弧面に沿う段差を有して並ぶ状態にユニット
化することにより、円筒状の被加工物32の打ち抜き時
の変形を最小限に留めるようにもした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は円筒状の被加工物に複数
個の孔をプレスにより明けるプレス孔明け装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばモータのフレームには
鋼板を丸めて図6に示すような円筒状に形成したものが
あり、このような円筒状の被加工物1に、例えば通風の
ための複数個の孔2を明ける場合、図7に示すように、
孔2と同数のダイ孔3を有するダイ4の外周に被加工物
1をセットし、その上で、ダイ4と対応して被加工物1
の外方に孔2と同数配置されたポンチ5を、それぞれプ
レスにより矢印Aで示すようにダイ4側に移動させて、
被加工物1を打ち抜くことにより、複数個の孔2を明け
るようにした装置が供されている。
【0003】又、図8に示すように、1個のダイ孔13
を有するダイ14の外周に被加工物1をセットし、その
上で、ダイ14と対応して被加工物1の外方に1個配置
されたポンチ15を、プレスにより矢印Bで示すように
ダイ14側に移動させて、被加工物1を打ち抜くことに
より、1個の孔2を明け、その後、被加工物1を矢印C
で示す方向に所定角度回転させて、上述同様にポンチ1
5を移動させることにより、次の孔2を明け、これを順
次繰返して、被加工物1に複数個の孔2を明けるように
した装置も供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置のう
ち、前者では、孔2と同数のポンチ5をそれぞれ移動さ
せる、孔2と同数組の機構,動力源(いずれも図示せ
ず)が必要で、高価となっていた。
【0005】これに対し、後者では、ポンチ15は1個
であるため、それを移動させる機構,動力源も1組で良
く、安価に済ませることができる。しかし、孔2を1個
ずつ明けるため、全部の孔2を明けるのに時間がかかる
という問題点を有していた。又、このものでは、孔2の
形状がそれぞれ異なる場合に、それらの孔2を同一の工
程で明けることができず、ダイ14のダイ孔13やポン
チ15の形状を違えて、複数工程で孔2を明ける必要が
あり、やはり、その全部の孔2を明けるのに時間がかか
るという問題点を有していた。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、安価な構造で、しかも、時
間を要せずに、全部の孔明けができるプレス孔明け装置
を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のプレス孔明け装置においては、円筒状の被
加工物に複数個の孔をプレスにより明けるものにあっ
て、上記被加工物の内方に位置し上記孔と同数のダイ孔
を有するダイと、このダイと対応して上記被加工物の外
方に位置し上記孔と同数がユニット化されたポンチとを
具備し、そのポンチのユニットをダイ側に移動させて上
記被加工物を打ち抜くことにより複数個の孔を明けるよ
うにしたことを特徴とする。
【0008】この場合、ポンチは、その刃先部が被加工
物の板厚以上の段差を有して並ぶ状態にユニット化する
と良く、又、刃先部が被加工物の外周円弧面に沿う段差
を有して並ぶ状態にユニット化しても良い。
【0009】
【作用】上記手段によれば、ポンチは複数個の孔と同数
存するものの、ユニット化されて、そのユニットを移動
させることにより、全部の孔を同時に明けることができ
るため、移動機構,動力源は1組で良く、工程も1回で
済ませることができる。
【0010】又、その場合、特に、ポンチを、その刃先
部が被加工物の板厚以上の段差を有して並ぶ状態にユニ
ット化したものでは、その先方に位置するものから順に
孔明けをすることになって、ポンチが受ける打ち抜き反
力を小さくできるので、ポンチに加える圧力も小さくす
ることができる。
【0011】そして、ポンチを、その刃先部が被加工物
の外周円弧面に沿う段差を有して並ぶ状態にユニット化
したものでは、円筒状の被加工物の打ち抜き時の変形を
最小限に留めることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき、図1ない
し図3を参照して説明する。まず図1には下型ホルダ2
1を示しており、プレスの図示しないボルスタに固着さ
れている。下型ホルダ21上にはダイ22とポンチガイ
ド23とを設けており、そのうちのダイ22は複数個
(この場合、4個)のダイ孔24を平行に有している。
これに対して、ポンチガイド23はダイ孔24と対向す
る部分の両側(図1中上下)に存し、その間にポンチプ
レート25をダイ22側及び反ダイ22側(図1中左
右)方向に移動可能に設けている。
【0013】ポンチプレート25には、ダイ22側部分
に、上記ダイ孔24と同数のポンチ26をダイ孔24と
同じ向き,同じ間隔で固着してユニット化しており、反
ダイ22側部分には斜面27を形成している。又、その
斜面27の後方(図1中右側)にはバックアッププレー
ト28を立設している。
【0014】そして、それらの上方には、図2に示すよ
うに上型ホルダ29をプレスの図示しないスライダに固
着して設けており、その下面部の上記ポンチプレート2
5やバックアッププレート28と対応する位置には、斜
面27と対応する斜面30を有するカム31を設けてい
る。
【0015】以上の構成で、円筒状の被加工物32に複
数個(この場合、4個)の孔を明ける場合、まず、図1
及び図2に示すように被加工物32をダイ22の外周に
セットする。次いで、プレスを作動させると、図示しな
いスライダが下降することにより、上型ホルダ29及び
カム31が図2に矢印Dで示すように下降し、カム31
の斜面30がポンチプレート25の斜面27に接してポ
ンチプレート25をダイ22側に押圧する。このため、
ポンチ26のユニットも図2に矢印Eで示すようにダイ
22側に移動し、各ポンチ26が被加工物32を打ち抜
いてダイ22のダイ孔24内に進入することにより、被
加工物32に図3に示すようにポンチ26と同数の複数
個の孔33が明けられる。
【0016】なお、打ち抜き後は、図示しないスライダ
が上昇することにより、上型ホルダ29及びカム31も
上昇し、カム31の斜面30がポンチプレート25の斜
面27から離間してポンチプレート25の押圧を解除す
るため、ポンチ26のユニットは図示しない戻り機構の
働きにより反ダイ22側に移動されて元位置に復帰す
る。
【0017】このように本構成のものでは、ポンチ26
は被加工物32に明ける複数個の孔33と同数存するも
のの、ユニット化されて、そのユニットを移動させるこ
とにより、全部の孔33を同時に明けることができるた
め、移動機構,動力源は1組で良く、それらを個々に要
した従来のものに比し、安価にできる。
【0018】又、工程としても1回で済ませることがで
きるもので、孔33の1個ずつにそれぞれ工程を要した
従来のものに比し、所要時間を短くすることができる。
更に、この場合、孔33の形状がそれぞれに異なるもの
についても、ポンチ26をそれ相応のものでユニット化
しておけば、その全部の孔33を1回の工程で明けるこ
とができるもので、複数工程を要さず、従って、その所
要時間を短くすることができる。
【0019】以上に対して、図4は本発明の第2実施例
を示すもので、ポンチ26を、その刃先部26aが中央
部の2つと両側の2つとで被加工物32の板厚t以上の
段差(t+α)を有して並ぶ状態にユニット化したもの
を示しており、このようにすることによって、刃先部2
6aの先方に位置するものから順に孔明けをすることに
なって、ポンチ26が受ける打ち抜き反力を小さく(こ
の場合、半減)できるので、ポンチ26に加える圧力も
小さくすることができ、その分、移動機構の強度を下げ
得、且つ、動力源を小さくできて、前述以上に安価にで
きる。この場合、ポンチ26の刃先部26aは同様の段
差を1個ずつで有していても良い。
【0020】図5は本発明の第3実施例を示すもので、
ポンチ26を、その刃先部26aが被加工物32の外周
円弧面32aに沿う段差を有して並ぶ状態にユニット化
したものを示しており、このようにすることによって、
円筒状の被加工物32の打ち抜き時の変形を最小限に留
めることができ、加工精度を高めることができる。な
お、この場合、ポンチ26の刃先部26a自体もそれぞ
れ被加工物32の外周円弧面32aに沿う円弧面状に形
成しており、これによって、円筒状の被加工物32の打
ち抜き時の変形を更に少なくでき、加工精度を一段と高
めることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明のプレス孔明け装置は以上説明し
たとおりのもので、下記の効果を奏する。第1に、円筒
状の被加工物に複数個の孔をプレスにより明けるものに
おいて、その孔と同数がユニット化されたポンチを具
え、そのポンチのユニットをダイ側に移動させて上記被
加工物を打ち抜くことにより複数個の孔を明けるように
したことによって、ポンチの移動に要する移動機構,動
力源を1組で済ませ得、安価にできると共に、全部の孔
を1回の工程で明けることができて、その所要時間を短
くすることができる。
【0022】第2に、上記ポンチを、その刃先部が被加
工物の板厚以上の段差を有して並ぶ状態にユニット化し
たことにより、ポンチに加える圧力も小さく済ませるこ
とができて、移動機構の強度を下げ得、且つ、動力源を
小さくできることから、上述以上に安価にできる。
【0023】第3に、上記ポンチを、その刃先部が被加
工物の外周円弧面に沿う段差を有して並ぶ状態にユニッ
ト化したことにより、円筒状の被加工物の打ち抜き時の
変形を最小限に留めることができ、加工精度を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す装置全体の平面図
【図2】装置全体の縦断面図
【図3】製品の斜視図
【図4】本発明の第2実施例を示すポンチユニットの拡
大平面図
【図5】本発明の第3実施例を示すポンチユニットの拡
大平面図
【図6】従来例を示す図3相当図
【図7】図1部分相当拡大図
【図8】異なる従来例を示す図1部分相当拡大図
【符号の説明】 22はダイ、24はダイ孔、25はポンチプレート、2
6はポンチ、26aはポンチの刃先部、32は被加工
物、33は孔、tは被加工物の板厚を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の被加工物に複数個の孔をプレス
    により明けるものにおいて、前記被加工物の内方に位置
    し前記孔と同数のダイ孔を有するダイと、このダイと対
    応して前記被加工物の外方に位置し前記孔と同数がユニ
    ット化されたポンチとを具備し、そのポンチのユニット
    をダイ側に移動させて前記被加工物を打ち抜くことによ
    り複数個の孔を明けるようにしたことを特徴とするプレ
    ス孔明け装置。
  2. 【請求項2】 ポンチを、その刃先部が被加工物の板厚
    以上の段差を有して並ぶ状態にユニット化したことを特
    徴とする請求項1記載のプレス孔明け装置。
  3. 【請求項3】 ポンチを、その刃先部が被加工物の外周
    円弧面に沿う段差を有して並ぶ状態にユニット化したこ
    とを特徴とする請求項1記載のプレス孔明け装置。
JP29942494A 1994-12-02 1994-12-02 プレス孔明け装置 Pending JPH08155559A (ja)

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JP29942494A JPH08155559A (ja) 1994-12-02 1994-12-02 プレス孔明け装置

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ID=17872395

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114951736A (zh) * 2022-07-01 2022-08-30 诸暨市震达轴承有限公司 一种复合润滑结构的生产工艺

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114951736A (zh) * 2022-07-01 2022-08-30 诸暨市震达轴承有限公司 一种复合润滑结构的生产工艺
CN114951736B (zh) * 2022-07-01 2024-04-19 诸暨市震达轴承有限公司 一种复合润滑结构的生产工艺

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