JPH0815473B2 - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

電気掃除機の吸込口体

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JPH0815473B2
JPH0815473B2 JP63259134A JP25913488A JPH0815473B2 JP H0815473 B2 JPH0815473 B2 JP H0815473B2 JP 63259134 A JP63259134 A JP 63259134A JP 25913488 A JP25913488 A JP 25913488A JP H0815473 B2 JPH0815473 B2 JP H0815473B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、吸込口本体に対して軸受とともに着脱され
る回転ブラシを備えた電気掃除機の吸込口体に関する。
(従来の技術) 回転ブラシを掃除しやすいようにこの回転ブラシを吸
込口本体に対して着脱自在とした電気掃除機の吸込口体
としては、たとえば第6図に記載の構成が知られてい
る。
この第6図に示すように、回転ブラシ1の端部の回転
軸体2を回転自在に支持する軸受3を、吸込口本体に形
成されたリブ4内の溝状の軸受支持部5に回り止めされ
た状態で着脱自在に嵌合保持している。そして、従来
は、リブ4を回転ブラシ1の径方向である上方へ開口し
かつ両側の高さが等しいコ字形状にし、軸受3の軸受支
持部5への嵌合部を軸方向から見てほぼ正方形にしてい
る。なお、軸受3をほぼ正方形にしているのは、軸受支
持部5に上方から軸受3を嵌入する際に、この軸受3の
方向付けの自由度を増すためであるが、嵌入時に軸受を
摘みやすいよう、この軸受を長方形状にしている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記従来の構造では、コ字形状のリブ4の両
端が同高であり、この両端間の距離が軸受3の一辺の長
さよりも若干大きい程度であったため、軸受3の方向性
によっては、この軸受3が軸受支持部5内に嵌入しにく
い場合がある問題を有している。すなわち、第6図に示
すように、軸受3の対角線方向の両角部がリブ4の両端
上に引っ掛かって、軸受3が軸受支持部5内にスムーズ
に入らないことがあるため、手で軸受3を摘みながら軸
受支持部5内に嵌入することが必要になっていたが、軸
受3を摘まなければならないのでは、面倒であり、やは
り嵌入作業が煩雑である。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、回転ブ
ラシの軸受を吸込口本体の溝状の軸受支持部に確実かつ
容易に嵌入することができる電気掃除機の吸込口体を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の電気掃除機の吸込口体は、吸込口を有する吸
込口本体と、この吸込口本体内に前記吸込口に臨んで設
けられた回転ブラシと、少なくとも一方に軸方向から見
た形状がほぼ正方形の嵌合部を有しこの回転ブラシの両
端部を回転自在に支持する一対の軸受と、内周面が前記
軸受の嵌合方向である回転ブラシの径方向へ開口してほ
ぼコ字形の溝状で前記吸込口本体内に形成され、このコ
字形の開口側に位置しこのコ字形の底辺からの高さが異
なって形成され前記軸受の嵌合時の回動支点となる支点
部およびこれら支点部に支えられながら前記軸受の回動
を許容し前記高い支点部側ではその下方に前記低い支点
側ではその上方にそれぞれ形成された逃げ部を有し、前
記軸受をそれぞれ着脱自在に嵌合保持する一対の軸受支
持部とを備え、前記軸受の正方形の一辺が前記高い支点
部に接触すると、この高い支点部を回動中心として低い
支点部の上方にある逃げ部により回動を許容されつつ軸
受が下方へ回動し、低い支点部に接触すると、この低い
支点部を回動中心として高い支点部の下方の逃げ部によ
り回動を許容されつつ軸受が下方へ回動して軸受支持部
内に案内されるものである。
(作用) 本発明の電気掃除機の吸込口体は、掃除時に回転する
回転ブラシが被掃除面から塵埃を掻き出すとともに、塵
埃が吸込口から吸込まれ、回転ブラシにからみついたた
とえば糸屑などの塵埃を取り除くときには、回転ブラシ
の軸受の嵌合部が軸受支持部に収納されている状態か
ら、この軸受支持部の内周面がなすコ字形の開口方向す
なわち回転ブラシの径方向へ抜いて、回転ブラシを軸受
とともに外す。回転ブラシの掃除後、この回転ブラシを
再装着するときは、軸受の正方形の一辺が高い支点部に
接触すると、この高い支点部を回動中心として低い支点
部の上方にある逃げ部により回動を許容されつつ軸受が
下方へ回動し、低い支点部に接触すると、この低い支点
部を回動中心として高い支点部の下方の逃げ部により回
動を許容されつつ軸受が下方へ回動して軸受支持部内に
案内される。
(実施例) 以下、本発明の電気掃除機の吸込口体の一実施例の構
成を第1図ないし第4図を参照して説明する。
11は吸込口本体で、この吸込口本体11は上面を開口し
た下部本体ケース12と、この下部本体ケース12の上側に
バンパー13を介して結合された下面を開口した上部本体
ケース14および着脱自在の蓋体15とからなっている。そ
して、下部本体ケース12の上面前側の開口部16を開閉す
るこの蓋体15には、その着脱のための係止爪部17が前面
部に形成されているとともに、図示しない係止用摘みが
左右両端部に摺動自在に設けられている。一方、下部本
体ケース12の前面部に、係止爪部17が係脱自在に係合さ
れる係止孔18が形成されている。また、上部本体ケース
14の前面には、蓋体15の後面下縁部が係脱自在に係合さ
れる係止溝部19が形成されているとともに、係止用摘み
が係脱自在に係合される図示しない係止突部が左右両端
部に形成されている。
また、吸込口本体11の内部には、下部本体ケース12お
よび上部本体ケース14とそれぞれ一体に形成された前後
仕切壁21および左右仕切壁22,23,24によって、回転ブラ
シ室25、切換摘み室26、連通室27、タービン室28および
タービン保持室29が区画形成されている。すなわち、左
右方向へ延びる前後仕切壁21により、前側に回転ブラシ
室25が形成され、前後仕切壁21から後方へ延びる左右仕
切壁22,23,24により、後側に左右方向へ並んで切換摘み
室26、連通室27、タービン室28およびタービン保持室29
が形成されている。
そして、回転ブラシ室25に臨んで下部本体ケース12の
底面部に吸込口31が開口形成されている。また、前後仕
切壁21には、連通室27に臨んで比較的開口面積の大きい
第1連通口32が形成され、タービン室28の下部に臨んで
比較的開口面積の小さい第2連通口33が形成されている
とともに、タービン保持室29に臨んでベルト挿通口34が
開口形成されている。さらに、吸込口本体11の後面部に
は、連通室27に臨んで連結管挿通口35が開口形成されて
いる。
また、吸込口本体11の後部中央に位置して下部本体ケ
ース12および上部本体ケース14により所定角度回動自在
に連結管41が挟持され、この連結管41は後部をほぼ円筒
形状に形成した回動管42と、この回動管42の後部に周方
向へ回動自在に嵌合接続された屈曲した円筒形状の接続
管43とにて形成される。また、回動管42の前部は前面を
先端開口部44とした半円筒部45とであるが、この半円筒
部45の切換摘み室26側の端面には支持部46が形成されて
おり、反対側の端面部には支軸部46と同軸的に内部が軸
開口部47をなす円筒形状の支軸部48が形成されている。
そして、これら支軸部46,48が連通室27の両側の仕切壁2
2,23に形成された軸受孔49,50に回動自在に嵌合される
ことによって、半円筒部45が連通室27内に前後方向へ回
動自在に支持されているが、軸開口部47によりタービン
室28と連結管41の内部とが連通されている。なお、接続
管43は連結管挿通口35を介して後方へ俯仰自在に突出さ
れている。
さらに、切換摘み室26内に形成された前後一対のガイ
ドリブ52上に切換摘み51が左右摺動自在に支持されてい
る。そして、切換摘み51の上面には摘み部53が突出形成
されており、この摘み部53は上部本体ケース14より外方
へ突出され、外部から操作可能となっている。また、切
換摘み51の前部には、前後仕切壁21の前面を摺動し第1
連通口32を開閉自在に閉塞する開閉板54が一体に形成さ
れている。さらに、切換摘み51の後部には係合片55が形
成されている。一方、切換摘み室26内には、係合片55が
係脱自在に係合されて切換摘み51を所定位置に保持する
左右一対の係合凹部56が形成されている。
また、61は回転ブラシで、この回転ブラシ61は、左右
方向を長手方向で軸方向とする円柱形状のブラシ台62の
外周面に複数のブラシ毛63を植設してなっており、ブラ
シ台62の一端部には大径のギヤ状のプーリ64が同軸的に
固定されている。また、ブラシ台62の両端部には回転軸
体65が同軸的に固定されている。さらに、プーリ64を含
めたブラシ台62の両端部には、回転軸体65を中心とする
凹部66が形成されている。なお、ブラシ台62のプーリ64
と反対側の端部には、斜め外方へ向けてブラシ毛63が植
設されているとともに、これらブラシ毛63の内周側に位
置して円筒状のリブ67が形成されている。
そして、回転ブラシ61の両回転軸体65には軸受71,72
がそれぞれ回動自在に嵌合されている。これら軸受71,7
2は回転ブラシ61から軸方向外方へ突出した先端側が、
軸方向から見て正方形状をなす4角柱状の嵌合部73,74
となっている。一方、軸受71,72の基端側はブラシ台62
の凹部66内に位置されており、この凹部66の底面と軸受
71,72の基端面との間に回転軸体65を囲繞するワッシャ7
5が摺動自在に挟着されている。なお、プーリ64と反対
側の軸受71の中間部には、円筒状のリブ67内に位置する
円盤状のフランジ76が形成されている。
また、回転ブラシ室25の左右両端面に位置して下部本
体ケース12には、回転ブラシ61の軸方向から見た形状が
上方へ開口したほぼコ字形をなすリブ81,82により、軸
受71,72の嵌合部73,74が各々着脱自在にかつ回り止めさ
れた状態で嵌合保持される溝状の軸受支持部83,84がそ
れぞれ形成されている。なお、これら軸受支持部83,84
は、情報へ向かって前方へ若干傾斜している。そして、
プーリ64と反対側の軸受支持部83においては、コ字形リ
ブ81の後側部81aの上側に上方へ向かっていったん後方
へ屈曲してから前方へ屈曲するく字形リブ85が形成され
ている。すなわち、このく字形リブ85は、軸受支持部83
に対して外側へ広がってから内側に曲がっている。そし
て、く字形リブ85の上端が軸受71の嵌合時の回動支点と
なる第1の支点部86になっている。また、コ字形リブ81
の前側部81bの上端が、同様の作用を有する第2の支点
部87となっているが、この第2の支点部87は後側の第1
の支点部86よりもコ字形リブ81の底辺部からの高さが低
くなっている。また、く字形リブ85の前側の部分と低い
第2の支点部87の上方の何もない部分とが、第1の支点
部86および第2の支点部87に支えられながらの軸受71の
回動を許容する逃げ部88,89となっている。なお、低い
第2の支点部87から高い第1の支点部86を含むく字形リ
ブ85の各位置までの距離は、軸受71の嵌合部73の正方形
の対角線長程度になっている。
こうして、軸受71,72と軸受支持部83,84とによって、
回転ブラシ61が回転ブラシ室25内に軸方向を回転軸方向
として回転自在に支持されている。
91は駆動源としてのエアタービンで、このエアタービ
ン91は左右方向へ延びる回転軸体92の第2図における左
側に固定されている。そして、回転軸体92の第2図にお
ける右端部には小径のギヤ状のプーリ93が設けられてい
る。さらに、回転軸体92にはエアタービン91とプーリ93
との間に位置して、軸受94が回転自在に嵌合されてい
る。そして、この軸受94が仕切壁24およびタービン保持
室29内に形成された左右一対の支持壁95に固定されるこ
とによって、エアタービン91がタービン室28内に回転自
在に支持されている。さらに、エアタービン91のプーリ
93と回転ブラシ61のプーリ64とにはタイミングベルト96
が張架されている。なお、このタイミングベルト96は前
後仕切壁21のベルト挿通口34を挿通している。
つぎに、上記実施例の作用について説明する。
掃除時にあたっては、掃除機本体に接続されたホース
または延長管の先端部を接続管43に着脱自在に嵌合接続
しておく。
そして、床やたたみなどを掃除し回転ブラシ61を回転
させる必要がないときには、第2図の二点鎖線で示すよ
うに、切換摘み51をA方向へ摺動させて、第1連通口32
を開放させておく。この状態で、掃除機本体内の電動送
風機を駆動すると、吸込口31から流入し回転ブラシ室2
5、第1連通口32、連通室27、連結管41の先端開口部4
4、連結管41内、延長管およびホースを介して掃除機本
体に至る空気流が生じる。これとともに、回転ブラシ室
25から第2連通口33、タービン室28および軸開口部47を
介して連結管41内に流入する気流も生じるが、第2連通
口33は第1連通口32より小さく、エアタービン91などに
よる風路抵抗も大きいので、大部分の気流は、第1連通
口32から流入してエアタービン91を通らずに連結管41内
に流入し、一方、第2連通口33での風速は遅く、エアタ
ービン91を通る気流はこのエアタービン91を回転させる
に至らず、回転ブラシ61は回転しない。
そうして、気流とともに吸込まれた塵埃が掃除機本体
の集塵室に導かれ、そこに捕捉される。
一方、じゅうたんなどを掃除し回転ブラシ61を回転さ
せる必要があるときには、第2図に実線で示すように、
切換摘み51をB方向へ摺動させて、その開閉板54により
第1連通口32を閉塞する。この状態では、すべての空気
流が、第2連通口33からタービン室28内に流入し、エア
タービン91の下部に前方から速い速度で吹き付けるの
で、第1図において反時計廻り方向へエアタービン91が
回転する。そして、このエアタービン91の回転は、プー
リ93、タイミングベルト96およびプーリ64を介して回転
ブラシ61に伝達され、この回転ブラシ61が回転する。そ
うして、この回転する回転ブラシ61のブラシ毛63がじゅ
うたんなどの被掃除物から塵埃を掻き出し、掻き出され
た塵埃が吸込口31から吸込まれる。
このような掃除に伴って回転ブラシ61にからみついた
糸屑などの塵埃を取り除くときには、まず回転ブラシ室
25に臨む蓋体15を開けて、回転ブラシ61を軸受71,72と
ともに吸込口本体11から外すとともに、回転ブラシ61を
回転ブラシ室25から取り出せば、容易に作業を行なえ
る。回転ブラシ61を外すには、まず、プーリ64と反対側
の軸受71を軸受支持部83から上方すなわち回転ブラシ61
の径方向へ抜き、ついで、タイミングベルト96からプー
リ64を抜くとともに、このプーリ64側の軸受72を軸受支
持部84から抜けばよい。
回転ブラシ61の掃除後には、この回転ブラシ61を回転
ブラシ室25内に再装着し、蓋体15を閉じる。回転ブラシ
61を装着するには、まず、タイミングベルト96をプーリ
64に掛けるとともに、このプーリ64側の軸受72を軸受支
持部84に嵌入し、ついで、反対側の軸受71を軸受支持部
83に嵌入すればよい。
その際、軸受71は上方から軸受支持部83に押し入れる
が、第4図に示すように、軸受71の嵌合部73の正方形の
一辺が後側の高い第1の支点部86に当たると、軸受71
は、押し下げられていることにより第1の支点部86を回
動中心として下方へ、かつ、もとより軸受支持部83に向
けられていることによりこの軸受支持部83側へ回動す
る。このとき、回動している軸受71がコ字形リブ81の前
側部81bに当たらないように、この前側部81bの先端の第
2の支点部87の高さが設定してあり、この第2の支点部
87の上方は何もない逃げ部89となっているので、軸受71
は支障なく回動する。こうして回動した軸受71は、若干
落下して、ついで前側の低い第2の支点部87に当たる。
そうすると、今度は、この第2の支点部87を回動中心と
して、軸受71は下方でかつ軸受支持部83側へ回動する。
このときも、後側のく字形リブ85が外側へ逃げているの
で、このく字形リブ85に当たらずに、軸受71は支障なく
回動する。そして、最終的に、軸受71の嵌合部73は、コ
字形リブ81内の軸受支持部83にこの軸受支持部83と平行
になった状態で正しく嵌合される。
また、軸受71が最初に低い第2の支点部87に当たった
ときにも、軸受71は同様にして軸受支持部83内へ案内さ
れる。
なお、軸受71の始めの向きおよび位置によっては、こ
の軸受71が第1の支点部86および第2の支点部87に当た
らずに軸受支持部83に嵌入されることもある。
こうして、対応する逃げ部88,89がそれぞれある段違
いの第1の支点部86および第2の支点部87により、始め
に軸受71がいずれの方向を向いていても、また、若干の
位置ずれがあっても、この軸71はスムーズにかつ確実に
軸受支持部83に嵌入される。したがって、回転ブラシ61
の装着時に、軸受71の向きを調節したり、この軸受71を
摘んで嵌入したりする必要もなく、回転ブラシ61の装着
が容易なものとなる。
なお、プーリ64側においては、このプーリ64にタイミ
ングベルト96を掛けなければならず、軸受72の嵌入もタ
イミングベルト96により規制されたものとなるので、上
述のような第1の支点部86および第2の支点部87および
逃げ部88,89を設けることは、あまり効果をもたない。
ところで、上記実施例では、軸受支持部83を形成する
コ字形リブ81と一体に第1の支点部86および第2の支点
部87を形成したが、第5図に示すように、これら第1の
支点部86および第2の支点部87は、コ字形リブ81から分
離した突起として形成してもよい。この構成によって
も、先の実施例と同様の作用効果が得られる。ただし、
強度上は、先の実施例のように、コ字形リブ81と第1の
支点部86および第2の支点部87とを連続させた方が有利
である。
また、上記実施例では、回転ブラシ61の駆動源をエア
タービン91としたが、駆動源は電動機としてもよい。
(発明の効果) 本発明の電気掃除機の吸込口体によれば、回転ブラシ
にからみついた塵埃を取り除くときには、回転ブラシの
ほぼ正方形の軸受が着脱自在に嵌合される軸受支持部の
内周面がなすコ字形の開口側に位置して、高さが異なり
軸受の嵌合時の回動支点となる支点部をそれぞれ形成す
るとともに、これら支点部に対応して軸受の回動を許容
する逃げ部をそれぞれ形成したので、嵌合前に軸受の向
きがどうなっていても、軸受に若干の位置ずれがあって
も、この軸受が支点部の案内によってスムーズかつ確実
に軸受支持部に嵌合され、軸受を摘む必要もなくなり、
回転ブラシの装着を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気掃除機の吸込口体の一実施例を示
す断面図、第2図は同上上部本体ケースを除きかつ一部
を切り欠いた平面図、第3図は同上回転ブラシの軸受付
近の斜視図、第4図は同上軸受支持部付近の作用説明斜
視図、第5図は同上他の実施例を示す軸受支持部付近の
作用説明斜視図、第6図は従来例の電気掃除機の吸込口
体の一例を示す回転ブラシの軸受付近の斜視図である。 11……吸込口本体、31……吸込口、61……回転ブラシ、
71,72……軸受、73……嵌合部、83,84……軸受支持部、
86,87……第2の支点部、88,89……逃げ部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込口を有する吸込口本体と、 この吸込口本体内に前記吸込口に臨んで設けられた回転
    ブラシと、 少なくとも一方に軸方向から見た形状がほぼ正方形の嵌
    合部を有しこの回転ブラシの両端部を回転自在に支持す
    る一対の軸受と、 内周面が前記軸受の嵌合方向である回転ブラシの径方向
    へ開口してほぼコ字形の溝状で前記吸込口本体内に形成
    され、このコ字形の開口側に位置しこのコ字形の底辺か
    らの高さが異なって形成され前記軸受の嵌合時の回動支
    点となる支点部およびこれら支点部に支えられながら前
    記軸受の回動を許容し前記高い支点部側ではその下方に
    前記低い支点側ではその上方にそれぞれ形成された逃げ
    部を有し、前記軸受をそれぞれ着脱自在に嵌合保持する
    一対の軸受支持部とを備え、 前記軸受の正方形の一辺が前記高い支点部に接触する
    と、この高い支点部を回動中心として低い支点部の上方
    にある逃げ部により回動を許容されつつ軸受が下方へ回
    動し、低い支点部に接触すると、この低い支点部を回動
    中心として高い支点部の下方の逃げ部により回動を許容
    されつつ軸受が下方へ回動して軸受支持部内に案内され
    る ことを特徴とする電気掃除機の吸込口体。
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