JPS6319125A - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

電気掃除機の吸込口体

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JPS6319125A
JPS6319125A JP16327186A JP16327186A JPS6319125A JP S6319125 A JPS6319125 A JP S6319125A JP 16327186 A JP16327186 A JP 16327186A JP 16327186 A JP16327186 A JP 16327186A JP S6319125 A JPS6319125 A JP S6319125A
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suction port
bearing
rotating brush
lid
port body
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井口 穐夫
英紀 平野
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Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、回転ブラシを有する電気掃除機の吸込口体に
係り、回転中の回転ブラシに手などが触れないようにす
る安全機構に関する。
(従来の技術) 従来、吸込口本体内の回転ブラシに回転ブラシを回転自
在に設け、この回転ブラシを吸込気流により回転される
タービンあるいは電動機により駆動して、じゅうたんな
どから塵埃を掻き出しつつ、前記回転ブラシ室の下面に
形成した吸塵口より塵埃を吸込む構造とした電気掃除機
の吸込口体のが知られている。
ところで、この種の電気掃除機の吸込口体では、回転ブ
ラシに糸くずや髪の毛などが巻き付くとその回転力が低
下するが、吸塵口から指を入れて巻き付いた糸くずなど
を除去しようとすると、もとより吸塵口は面積がそれほ
ど大きくなくかつ吸込口本体の下面に位置しているので
、手間がかかり、回転ブラシを寸分かつ衛生的に掃除で
きない。
そこで、回転ブラシ室の上面に比較的大きな開口面積を
有し蓋体により開閉される開口部を設け、この開口部を
介して回転ブラシを容易かつ衛生的に掃除できるように
した構造も採られている。
しかしながら、回転ブラシが回転している際中にうつか
り蓋体を開しプると、回転中の回転ブラシに指などが触
れるおそれがあり、危険である。
そこで、回転ブラシの回転中に蓋体を開けたとき、自動
的に回転ブラシの回転力を弱めたりあるいは停止させた
りする種々の安全機構が実施ないし提案されている。
たとえば、タービンを駆動源とする吸込口体において、
吸込口本体のタービン室に臨みかつ蓋体が接離される面
にリーク孔を形成し、蓋体の開時に、前記リーク孔から
吸込気流をリークさせることにより、タービンに当る気
流の速度を下げて回転力を弱める構造が採られている。
しかしながら、この構造では、リーク孔を蓋体の閉時に
十分な気密性をもって閉塞することが難しく、蓋体を圧
接させてリーク孔を完全に閉塞しようとすると、蓋体を
吸込口本体に係止する摘み体の摩擦抵抗を大きくしなけ
ればならず、着脱動作が重くなってしまう。また、この
構造は、電動機を駆動源とする吸込口体には適用できな
い。
一方、電動機を駆動源とする吸込口体では、蓋体の開動
作に連動して切れるスイッチを設け、蓋体を開くと同時
に電動機を停止させる構造とすることが考えられる。し
かしながら、この構造では、安全機構を構成するために
、スイッチを付は加えているので、コストが高くつく。
また、この構造は、タービンを駆動源とする吸込口体に
は適用できない。
また、例えば電動機の回転軸に固定されたブーりと回転
ブラシに固定されたプーリとに張架される回転伝達用の
ベルトを多少長くするとともに、このベルトに押圧され
てテンションを与えるローラを別に設け、蓋体の開動作
に連動してローラをベルトから離すことにより、ベルト
の張力を緩め、このベルトとプーリとの間にスリップを
生じさせて、伝達力を弱める構造も考えられる。しかし
ながら、この構造でも、ローラなどの部材を付は加える
必要があるため、コスト高になる。
(発明が解決しようとする問題点) 上述のように、回転ブラシ掃除用の開口部を設けた従来
の電気掃除機の吸込口体においては、開口部の開放と連
動して回転ブラシを停止させる安全機構が設けられてい
ない場合、回転中の回転ブラシに手などを触れるおそれ
があり、また、安全機構をシール孔やスイッチで構成し
た場合、タービンを駆動源とする吸込口体あるいは電動
機を駆動源とする吸込口体のうちいずれか一方にしか安
全機構を適用できず、さらに、安全機構をスイッチやロ
ーうで構成した場合、部品が増え高価になる問題があっ
た。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、駆動源の違いによらず、回転中の回転ブラシに手など
が触れる危険性をなくすことができ、しかも、構造が簡
単で安価な電気掃除機の吸込口体を提供することを目的
とするものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明の電気掃除機の吸込口体は、回転ブラシ室を内部
に設けた吸込口本体に前記回転ブラシー 6 = 室に臨んで、吸塵口を設けるとともに、前記吸込口本体
に係脱自在に係止される蓋体により開閉される開口部を
設け、また、前記回転ブラシ室内に回転ブラシを溝状の
軸受部により軸受を介して回転自在に支持し、前記吸込
口本体内に前記回転ブラシを駆動する回転駆動体を設け
るとともに、この回転駆動体の回転軸と前記回転ブラシ
とに回転伝達用のベルトを張架し、さらに、前記軸受部
のうち、少くとも、あれば前記回転ブラシの回転駆動体
側への移動が規制される部分を前記蓋体に設けたもので
ある。
(作用) 本発明の電気掃除機の吸込口体では、回転ブラシ掃除用
の開口部を開閉する蓋体の閉時、この蓋体に設けられた
部分と吸込口本体に設けられた部分とが接合された軸受
部により、移動を規制された状態で回転ブラシが支持さ
れ、この回転ブラシと回転駆動体の回転軸に張架された
ベルトを介して、回転駆動体により回転ブラシが回転さ
れる。
そして、回転ブラシの回転中に誤って蓋体を開けてしま
った場合には、軸受部のうち蓋体に設けられた部分が離
れて、回転ブラシの回転駆動体側への移動の規制が解除
されるため、ベルトの張力により回転ブラシが回転駆動
体側へ移動し、ベルトが緩んで回転伝達が弱められ、回
転ブラシの回転が低下ないし停止する。
(実施例) 以下、本発明の電気掃除機の吸込口体の一実施例の構成
につき、第1図ないし第7図を参照して説明する。
1は吸込口本体で、上面を開口した下部ケース2と、こ
の下部ケース2の上面後部にねじ3などで結合され下面
を開口した上部ケース4とからなっている。そして、こ
の吸込口本体1の内部には、前記両ケース2,4とそれ
ぞれ一体に形成され互いに接合された仕切壁5.6.7
.8によって、回転ブラシ室9と基板収納室10と通風
室11と電動機収納室12とベルト室13とが区画形成
されている。すなわち、左右方向へ延び中央に連通口1
4を開口形成した前後仕切壁5により、前側に回転ブラ
シ室9が形成され、前記連通口14の両側縁から後方に
延びる一対の左右仕切壁6により、後側に横方向へ並ん
で基板収納室10と前記連通口14に臨む通風室11と
電動機収納室12とが形成されているとともに、前記回
転ブラシ室9の両側に形成された仕切壁7と前記電動機
収納室12の一側に形成された仕切壁8とにより、これ
ら回転ブラシ室9および電動機収納室12の側方にベル
ト室13が形成されている。
そして、前記回転ブラシ室9に臨んで、吸込口本体1の
下面に吸塵口15が開口形成されているとともに、前記
前後仕切壁5より前側の上面全体に渡る開口部16が形
成されている。また、前記通風室11に臨んで、吸込口
本体1の後面には挿通孔17が形成されている。
さらに、前記吸込口本体1の前面すなわち下部ケース2
の前面には、複数の係合孔21が形成されている。また
、前記前後仕切壁5の前面上部すなわち上部ケース4の
前面には、側面はぼL字形状の係合段部22が形成され
ているとともに、両端部に係合突部(図示せず)がそれ
ぞれ形成されている。
26は前記吸込口本体1の開口部16を開閉する蓋体で
、下面を開口した薄い函形状に形成されている。そして
、この蓋体26の前縁部には、前記吸込口本体1の係合
孔21に係脱される側面し一字形状の係止爪部27が一
体に垂設されている。また、この蓋体26の両端部後側
には、函形状の支持凹部28が形成されており、この支
持凹部28の下面には、左右方向へ延びる保持溝29が
形成されている。そして、前記両支持凹部28には、係
止部としての摘み休31が、この摘み休31に一体に垂
設された側面はぼL字形状の保持爪部32と前記保持溝
29との係合によりそれぞれ左右摺動自在に支持されて
いる。
また、この摘み体31の後面には、前記吸込口本体1の
係合突部に係脱される係止溝(図示せず)が形成されて
いる。
41は前記吸込口本体1の後部に所定角度回動自在に設
けられた連結管で、後部をほぼ円筒形状に形成した回動
管42と、この回動管42の後部に周一 1〇 − 方向へ回動自在に嵌合接続された屈曲した円筒形状の接
続管43とからなっている。そして、前記回動管42の
前部は、前面を開口した半円筒部44に形成されており
、この半円筒部44の両側面には、支軸部45がそれぞ
れ外方へ突出形成されている。そして、この半円筒部4
4は、その両側の支軸部45が、前記通風室11の両側
の仕切壁6の接合部に形成された軸受孔46に回動自在
に嵌合されていることによって、この通風室11内に前
後方向へ回動自在に支持されており、また、前記接続管
43は、通風室11の挿通孔17を介して後方へ突出さ
れている。
さらに、前記接続管43の外周面にはコネクター47が
固設されており、このコネクター47にコード48の一
端が接続されている。そして、このコード48は前記吸
込口本体1の後面から基板収納室10内に導かれており
、この基板収納室10内に支持固定された回路基板49
に前記コード48の他端が接続されている。
また、前記吸込口本体1の電動機収納室12内には、回
転駆動体としての電動機51が一対のゴム製支持体52
.53により弾性的に支持されており、この電動機51
の回転軸54は前記ベルト室13内に突出されている。
そして、この回転軸54にギヤ状のプーリ55が固定さ
れている。また、前記回転軸54の先端部は、ゴム製保
持体56により覆われたグラフオイルメタル軸受57に
回転自在に支持されている。
さらに、前記吸込口本体1の下面には前記前後仕切壁5
の若干後方に位置して、左右方向へ延びる支持溝61が
形成されており、この支持溝61に、床面に密着するシ
ールリップまたはブラシ体62が嵌合固定されている。
そして、前記支持溝61とブラシ体62との間の間隙に
挿通されたリード線63を介して、前記回路基板49と
電動機51とが電気的に接続されている。
66は回転ブラシで、はぼ円柱形状に形成され、その外
周面には複数のブラシ毛67が植設されている。また、
この回転ブラシ66の両端面には軸体68がそれぞれ固
定されている。さらに、この回転ブラシ66の一端部に
は、前記軸体68に対してギヤ状のプーリ69が固定さ
れている。そして、前記両軸体68には、ワッシャ70
およびメタル軸受71を介してかつ抜は止めされた状態
で、軸受72が回転自在に嵌合されている。この軸受7
2の両側はほぼ円筒形状に形成されているが、中央部に
は外周形状がほぼ正方形の鍔部73が形成されており、
この鍔部73の各角部はRが付けられて円弧状部74に
形成されている。
また、前記吸込口本体1内の第5図における左側の端部
には前記回転ブラシ室9の側方に位置して、吸込口本体
1に一体的に形成された前後−対の平行な壁体76、7
7により溝状の軸受部78が形成されている。一方、右
側の端部すなわち前記ベルト室13側の端部にも回転ブ
ラシ室9の側方に位置して、前記吸込口本体1ないし蓋
体26に一体的に形成された前後一対の平行な壁体79
.80.81により溝状の軸受部82が形成されている
。すなわち、前側の壁体79は吸込口本体1に一体的に
形成され、一方、後側すなわち前記電動機51側の壁体
80.81は上下に分割され、それぞれ吸込口本体1と
蓋体26とに一体的に形成されている。そして、この蓋
体26に形成された壁体81は、前記摘み体31の支持
凹部28の下面に一体に垂設されている。また、前記吸
込口本体1に形成された後側の壁体80の前面上端部は
Rが付けられ円弧状部83に形成されている。
さらに、前記両軸受部78.82の相対向する開口側は
、段部84を介して幅が拡げられている。また、これら
軸受部78.82の下部中央には、規制片部85が形成
されている。なお、これら両軸受部78゜82は、上方
に向って前方へ若干傾斜されている。
そして、前記両軸受部78.82に前記回転ブラシ66
の両軸受72が、着脱自在にかつ回り止めされた状態で
上下動自在に支持されている。すなわち、軸受72のほ
ぼ正方形状の鍔部73が、軸受部78.82の段部84
に突き当たった状態でこれら軸受部18゜82に嵌合さ
れていることによって、軸受72が回り止めされている
とともに、上下方向以外の移動が規制されている。この
ようにして、前記回転ブラシ66が回転ブラシ室9内に
回転自在に支持されている。なお、前記回転ブラシ66
の両端部は、前記回転ブラシ室9の両側の仕切壁7に形
成された長円状の保持孔86に回転自在および上下動自
在に挿通されている。
そして、前記ベルト室13内に位置した回転ブラシ66
のプーリ69と、電動機51のプーリ55とに無端のタ
イミングベルト87が張架されている。なお、第1図に
示すように、両プーリ55.69の中心を結ぶ直線は、
前記軸受部82を形成する吸込口本体1に形成された後
側の壁体80の上端よりも上方を通る。
つぎに、この実施例の作用について説明する。
掃除にあたっては、掃除機本体にホースおよび延長管な
どを介して吸込口体を接続する。このとき、延長管に吸
込口体の接続管43を嵌合するが、それに伴って、この
接続管43に設けられたコネクター47が、延長管に設
けられたコネクター91に接続され、延長管およびホー
スに沿って設けられた給電線を介して掃除機本体内の回
路と吸込口体内の回路とが電気的に接続される。すなわ
ち、第7図に示すように、掃除機本体を介して供給され
る交流電源92の一方の極が、回路基板49を介して、
電動機51を駆動するダイオード93.94.95.9
6およびコンデンサー97.98からなる整流回路10
0の一方の入力端に接続されるとともに、交流電源92
の他方の極が、回路基板49に搭載されたヒユーズ10
1、抵抗102およびポジスタ−103を直列に介して
、前記整流回路100の他方の入力端に接続される。
もちろん、掃除時、吸込口本体1の間口部16は蓋体2
6により閉じておくが、この状態で、第1図に示すよう
に、ベルト室13側の軸受部82の電動機51側の面で
ある後面80a 、 81aを形成する吸込口本体1側
の壁体80と蓋体26側の壁体81とは接合されている
。ところで、回転ブラシ66のベル1−87側の軸受7
2には、ベルト87の張力により後ブノすなわち電動機
51方向への力が加わるが、この軸受72の後方への移
動は、軸受部82の後面80a 、81aにより規制さ
れ、ベルト87は緊張状態に保たれる。
そうして、電動機51の回転力は、その回転軸54に固
定されたプーリ55と回転ブラシ66に固定されたプー
リ69とに張架されたベルト87を介して回転ブラシ6
6に伝達され、この回転する回転ブラシ66がじゅうた
んなどから塵埃を掻き上げる。そして、掻き上げられた
塵埃は、掃除機本体内の電動法J!IIの駆動により、
吸込口本体1の吸塵口15から吸込まれ、回転ブラシ室
9、連通口14、通風室11、連結管41、延長管およ
びホースを介して掃除機本体内の集塵室に導かれる。
そして、掃除に伴って回転ブラシ66にからみ付いた塵
埃を除去するときは、通常、電動機51を停止させた状
態で、蓋体26を開けて開口部16を開放し、この開口
部16を介して回転ブラシ66を掃除する。蓋体26を
開けるには、第6図の矢指で示すように、両摘み体31
をスライドさせて、その係止溝を吸込口本体1の係止突
部から脱し、ついで、蓋体26の係止爪部27を吸込口
本体1の係合孔21から脱す。また、蓋体26を閉じる
ときは、逆に、まず係止爪部27を係合孔21に係合す
るとともに、蓋体26の後面下縁部を吸込口本体1の係
合段部22に係合し、ついで、両摘み休31をスライド
させて、その係止溝を係止突部に係合することにより、
蓋体26を吸込口本体1に係止する。
上述のように、開口部16を設けたことにより、回転ブ
ラシ66に糸くずや髪の毛などがからみついて、この回
転ブラシ66が回転しにくくなった際には、吸塵口15
から手を入れることなく、広くしかも−F面に位置する
開口部16を介して回転ブラシ66を掃除できるので、
余分な手間を要さないとともに、衛生的である。
ところで、誤って電動機51の運転中に蓋体26を開け
てしまったときは、それに伴って、回転ブラシ66が停
止する。すなわち、蓋体26を開けると、軸受部82を
形成する蓋体26の壁体81が吸込口本体1の壁体80
から離れ、第2図に示すように、軸受部82の後面上部
81aがなくなるので、回転ブラシ66の軸受72の電
動機51側への移動が規制されなくなるとともに、ベル
ト87の張力が回転ブラシ66と電動機51の回転軸5
4との中心問罪111Lを小さくする方向に作用してい
ることにより、この中心問罪= 18− 離しはLlから12へと小さくなり、(Ll>Ll)、
第3図に示すように、軸受72が軸受部82から脱れる
。そうすると、ベルト87が緩んで、回転伝達力が弱ま
るので、回転ブラシ66が停止する。
特に、本実施例では、ベルト87がタイミングベルト8
7となっているので、このベルト87の回転ブラシ66
のギア状のプーリ69との噛み合いが脱れることにより
、回転ブラシ66は完全に停止する。
しかしながら、回転ブラシ66が完全に停止しなくても
、その回転力が弱まっているので、軽く手を触れれば停
止する。
したがって、回転中の回転ブラシ66に手を触れること
がないので、負傷の危険性はなく、安全である。
しかも、このような安全機構を構成するために、ローラ
ヤスイッチなどの部材を加えていないので、構造が簡単
で安価にできる。
また、蓋体26を再装着するとぎは、脱れた軸受72を
軸受部82に嵌めてから、蓋体26を閉じるが、このと
き、軸受部82の後面上部81aを形成する壁体81は
蓋体26に設けられているものの、後面下部80aを形
成する壁体80は吸込口本体1に設けられているので、
蓋体26を脱した状態でも、吸込口本体1において軸受
部82の下部が側面はぼコ字形状の溝をなしており、し
たがって、蓋体26の装着前に、軸受72を軸受部82
に保持して安定させることができるから、軸受72がず
れることなく、蓋体26の再装着を容易に行なえる。
また、軸受72の鍔部73の角部が円弧状部74になっ
ているとともに、軸受部82の後面下部80aの上端も
上記円弧状部14に滑らかに凹凸状に連続する円弧状部
83になっているので、たとえ軸受72が多少ずれて軸
受部82に完全に嵌っていなくても、蓋体26の装着時
、この蓋体26の壁体81に軸受72が押されるのに伴
って、同円弧状部74.83の案内により、軸受72は
軸受部82に確実に嵌まる。
さらに、軸受部82に嵌合される軸受72の鍔部73の
外周形状がほぼ正方形になっているので、軸受部82に
鍔部73が嵌合される際、この鍔部73の各辺の上下左
右の位置関係は4通りの状態が可能となり、したがって
、蓋体26の装着時、軸受部82に軸受72を保持させ
るに際して、さほどこの軸受72の方向性を考慮する必
要がないとともに、蓋体26の装着およびそれに伴う軸
受72の軸受部82への嵌合が確実かつ容易になされる
ところで、軸受部82を形成する蓋体26の壁体81を
蓋体26を吸込口本体1に係止する係止部から離された
場所に設けたとすると、この部分は変形しやすいため、
壁体81が移動しやすいが、前述のように、この壁体8
1は吸込口本体1にしっかりと係合される係止部として
の摘み体31の近傍に設けたので、移動しにくく、した
がって軸受72が確実に保持される。この効果は、係止
部が摘み体31でなくても得られる。また、壁体81を
摘み体31を保持する支持凹部28の底部に設けたこと
により、摘み休31によって加わる力に対する支持凹部
28の強度が増し、摘み体31の動作が確実なものにな
るとともに、内形状に形成された支持凹部28はもとよ
りある程度の強度を有しているので、軸受72によって
加わる力に対する壁体81の強度も増す。
また、蓋体26を合成樹脂で成形し、この蓋体26に壁
体81を一体に形成した場合、この壁体81を形成した
部分にひげが生じやすいが、摘み体31を支持する支持
凹部28の底部に壁体81を設けたことにより、ひげが
摘み体31によって隠れるので、外観性も向上する。
なお、上記実施例では、回転駆動体を電動機51とした
が、回転駆動体は吸込気流で回転されるタービンであっ
てもよい。この場合、蓋体26の開時に回転ブラシ66
を停止させるために、シールしにくいリーク孔を設ける
必要がなくなる。
また、上記実施例では、溝状の軸受部82の後面上部8
1aを蓋体26に設けたが、軸受部を形成する前後一対
の壁体の全体を蓋体に設けてもよいし、あるいは、軸受
部が上方に向って後方へ傾斜している場合には、前方の
壁体を蓋体に設けるなどしてもよい。要は、軸受部のう
ち少くともあれば回転ブラシの回転駆動体側への移動が
規制される部分を蓋体に設ければよい。しかしながら、
上記実施例のように、軸受部82の後面81aすなわち
電動機51側の面を蓋体26に設ければ、蓋体26の開
時に、回転ブラシ66の軸受72が軸受部82からより
確実に脱れる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、回転駆動体によりベルトを介して駆動
される回転ブラシを支持する軸受部のうち、少くとも回
転ブラシの回転駆動体側への移動を規制する部分を、回
転ブラシ掃除用の開口部を開閉する蓋体に設けたので、
回転ブラシの回転中に誤って蓋体を開けてしまっても、
ベルトの張力により回転ブラシが回転駆動体側へ移動し
て回転伝達が弱められ、回転ブラシの回転が止まり、し
たがって、回転中の回転ブラシに手などを触れることが
なく安全であるとともに、このような安全機構をタービ
ンあるいは電動機などの駆動源の違いによらず適用でき
、しかも、上記寞全機構を構成するため新たに部材を加
える必要がないので、構造を簡単にできるとともに安価
にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気掃除機の吸込口体の一 23 一 実施例を示す第5図のI−I視向面図、第2図は同上蓋
体を脱した状態を示す第1図と同位置の断面図、第3図
は同上軸受が軸受部から脱れた状態を示す第1図と同位
置の断面図、第4図は同上第5図のrV−IV視視向面
図第5図は同上横断平面図、第6図は同上一部の平面図
、第7図は同上回路図である。 1・・吸込口本体、9・・回転ブラシ室、15・・吸塵
口、16・・開口部、26・・蓋体、31・・係止部と
しての摘み体、51・・回転駆動体としての電動機、5
4・・回転軸、66・・回転ブラシ、72・・軸受、7
4・・円弧状部、78.82・・軸受部、80a ・・
軸受部の吸込口本体に設けた回転駆動体側の面、81a
 ・・軸受部の蓋体に設けた回転駆動体側の面、83・
・円弧状部、87・・ベルト。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転ブラシ室を内部に設けこの回転ブラシ室に臨
    んで吸塵口および開口部を設けた吸込口本体と、この吸
    込口本体に係脱自在に係止され前記開口部を開閉する蓋
    体と、前記回転ブラシ室内で溝状の軸受部により軸受を
    介して回転自在に支持された回転ブラシと、前記吸込口
    本体内に設けられ前記回転ブラシを駆動する回転駆動体
    と、この回転駆動体の回転軸と前記回転ブラシとに張架
    された回転伝達用のベルトとを備え、 前記軸受部のうち少くとも前記回転ブラシの回転駆動体
    側への移動を規制する部分を前記蓋体に設けたことを特
    徴とする電気掃除機の吸込口体。
  2. (2)前記軸受部の回転駆動体側の面を前記蓋体に設け
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電気掃
    除機の吸込口体。
  3. (3)前記回転ブラシは前記軸受部に対して着脱自在な
    軸受を介してこの軸受部に支持し、前記軸受部の回転駆
    動体側の面を分割して蓋体と吸込口本体とに設け、前記
    軸受の下端の角部を円弧状部にするとともに、前記軸受
    部の回転駆動体側の面のうち吸込口本体側の部分の上端
    を前記軸受の円弧状部と滑らかに凹凸状に連続する円弧
    状部としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の電気掃除機の吸込口体。
  4. (4)前記軸受の外周形状をほぼ正角形としたことを特
    徴とする特許請求の範囲第3項記載の電気掃除機の吸込
    口体。
  5. (5)前記軸受部のうち蓋体に設ける部分は、前記吸込
    口本体に蓋体を係止するこの蓋体の係止部近傍に位置さ
    せたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電気
    掃除機の吸込口体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02104323A (ja) * 1988-10-14 1990-04-17 Tokyo Electric Co Ltd 電気掃除機の吸込口体
WO2016031532A1 (ja) * 2014-08-25 2016-03-03 シャープ株式会社 回転体の保持構造

Cited By (3)

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WO2016031532A1 (ja) * 2014-08-25 2016-03-03 シャープ株式会社 回転体の保持構造
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