JPH01190327A - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

電気掃除機の吸込口体

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JPH01190327A
JPH01190327A JP1379788A JP1379788A JPH01190327A JP H01190327 A JPH01190327 A JP H01190327A JP 1379788 A JP1379788 A JP 1379788A JP 1379788 A JP1379788 A JP 1379788A JP H01190327 A JPH01190327 A JP H01190327A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、電気掃除機の吸込口体に係り、とくに、部屋
の隅部などをも掃除できるようにした吸込口体に関する
(従来の技術) 従来、たとえば実開昭52−153359号公報に記載
されているように、吸込口本体内に、この吸込口本体の
下面に形成された吸込口に臨んで回転ブラシを設けると
ともに、吸込気流により回転されるタービンまたは電動
機などの駆動源を設け、この駆動源からベルトを介して
かつギアダウンさせて回転ブラシに回転を伝達し、回転
するこの回転ブラシによりじゅうたんなどから塵埃を掻
き出しつつ吸塵口より塵埃を吸込むようにした電気掃除
機の吸込口体が知られている。そして、従来のこの種の
電気掃除機の吸込口体では、回転ブラシの周面にこの回
転ブラシの径方向へ突出させてブラシ毛を植設した構造
が採られており、回転ブラシの両端部に位置してこの回
転ブラシを回転自在に支持する軸受の下方に位置する部
分すなわち吸込口本体の下面の側方端部には吸塵口が形
成されていなかった。
しかし、上記従来の構造では、吸込口本体の下面の側方
端部で塵埃が掻き出されないとともに吸引力が弱くなる
ため、部屋の隅部などを十分に掃除することができない
また、上記公報に記載されているように、吸込口本体の
下面にこの吸込口本体の側面から吸塵口に連通ずる隅部
を設けたり、あるいは、回転ブラ、シに臨む吸塵口とは
別に吸込口本体下面の側方端部に局部吸塵口を設けたり
して、部屋の隅部などの塵埃を吸引できるように【ノた
構造も採られている。しかしながら、これらの構造でも
、溝部あるいは局部吸塵口には回転ブラシがないため、
単に吸引するだけでは効果のないじゅうたんなどを敷い
た部屋の隅部は十分に掃除することができない。
(発明が解決しようとする課題) 上述のように、従来の電気掃除機の吸込口体では、回転
ブラシにこの回転ブラシの径方向に向けてブラシ毛を植
設し、回転ブラシの端部の軸受の下方には吸塵口を設け
ない構造が採られていたため、軸受の下方において塵埃
を掻き出すことができず、部屋の隅部などを十分に掃除
できない問題があった。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、回転ブラシの端部に斜め外側へ傾けてブラシ毛を植設
することにより、回転ブラシの軸受の下方付近に位置す
る塵埃をも掻き出すことができ、部屋の隅部なども十分
にn除することができる電気掃除機の吸込口体を提供す
ることを目的とするものである。さらに、この電気掃除
機の吸込口体において、軸受を弾性的に押えるスプリン
グを斜め外側へ傾いたブラシ毛に接触しないようにする
ことを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するだめの手段) 本発明の電気掃除様の吸込口体は、吸塵口を下面部に設
けた吸込口本体と、この吸込口本体内に前記吸塵口に臨
んで軸受を介して回転自在に支持されブラシ毛を周面に
植設した回転ブラシと、前記吸込口本体内に設けられ前
記回転ブラシを回転駆動するタービンまたは電動機など
の駆動源とを備え、前記回転ブラシの少なくとも一方の
端部周面にこの回転ブラシの軸方向に対して斜め外側へ
傾斜させてかつ円周をほぼ等分割する複数個所に位置し
てブラシ毛を植設したものである。
また、回転ブラシの端部周面に上)本の斜め外側へ傾斜
したブラシ毛と回転ブラシの径方向に向いたブラシ毛と
を交互に植設してもよい。
また、回転ブラシの軸受は斜め外側へ傾斜したブラシ毛
の回転軌跡が形成する円錐台形凹部内に位置させるとよ
い。
また、回転ブラシの両方の端部に斜め外側へ傾斜したブ
ラシ毛を植設してもよい。′さらに、吸込口本体に回転
ブラシの軸受を回転ブラシの径方向上側より弾性的に押
えるスプリングを取付けたものでは、このスプリングを
トーションスプリングとして、このトーションスプリン
グのアーム部を斜め外側へ傾斜したブラシ毛の回転運動
によって生じる円錐台形凹部の外側に位置させ、さらに
、前記アーム部の先端部に前記円錐台形凹部の内側へこ
の円錐台形凹部の端面を介して没入され前記軸受に当接
された押え部を屈曲形成するとよい。
(作用) 本発明の請求項1の電気掃除機の吸込口体は、回転ブラ
シの端部周面に斜め外側へ傾斜させてブラシ毛を植設す
ることにより、回転ブラシの軸受の下方にもブラシ毛を
位置させられるとともに、回転ブラシが臨む吸塵口を吸
込口本体の下面の側方端縁近くまで形成できるようにし
たものである。
そして、掃除時には、駆動源により回転駆動される回転
ブラシのブラシ毛がじゅうたんなどから塵埃を掻き出し
、この掻き出された塵埃が吸塵口から吸引される。この
とぎ、回転ブラシの端部の斜め外側へ傾斜したブラシ毛
が軸受の下方でまた吸込口本体の下面側方端縁近くで塵
埃を掻き出す。
したがって、吸込口本体の側面を部屋の隅部などに沿わ
せれば、斜め外側へ傾斜したブラシ毛が前記隅部などか
ら塵埃を掻き出す。
また、請求項2の電気掃除機の吸込口体では、回転ブラ
シの端部周面に斜め外側へ傾斜したブラシ毛と交互に植
設され回転ブラシの径方向に向いたブラシ毛が、斜め外
側へ傾斜したブラシ毛の先端とこのブラシ毛より内側の
位置で回転ブラシに植設されたブラシ毛の先端との間の
位置で塵埃を掻き出す。
また、請求項3の電気掃除機の吸込口体では、回転ブラ
シの軸受を斜め外側へ傾斜したブラシ毛の回転運動によ
って生じる円錐台形凹部内に位置させて、斜め外側へ傾
斜したブラシ毛の先端を吸込口本体の下面側方端縁にな
るべく近付けられるようにしている。
また、請求項4の電気鼎除機の吸込口体では、回転ブラ
シの両端部に斜め外側へ傾斜して植設されたブラシ毛が
ゆ埃を掻き出す。したがって、吸込口本体の両側面のど
ちらを部屋の隅部などに沿わせても、この隅部などの塵
埃が掻き出される。
ざらに、請求項5の電気掃除機の吸込口体では、吸込口
本体に取付けられ回転ブラシの軸受を回転ブラシの径方
向上側より弾性的に押えるトーションスプリングが、回
転ブラシのvjt動を押えて、騒音などを低減させるが
、トーションスプリングのアーム部は斜め外側へ傾斜し
たブラシ毛の回転運動によって生じる円錐台形凹部の外
側に位置しており、アーム部の先端部に屈曲形成された
押え部が前記円錐台形凹部の端面を介してこの凹部に没
入して軸受に当接しているので、回転ブラシの回転時に
、斜め外側へ傾斜したブラシ毛がトーションスプリング
に接触しない。
(実施例) 以下、本発明の電気掃除機の吸込口体の第1実施例の構
成につき、第1図ないし第3図を参照して説明する。・ 1は吸込口本体で、上部前側に開口部2を形成した本体
ケース3と、この本体ケース3に着脱自在に取付【プら
れ前記開口部2を開閉する下面を開口したケース状の蓋
体4とからなっている。また、前記本体ケース3は、上
面を開口した下部ケース部材5と、この下部ケース部材
5の上面後部にねじなどで結合され下面を開口した上部
ケース部材(図示せず)とからなっている。なお、前記
蓋体4は、この器体4の側方両端部に活動自在に設けら
れた摘み休(図示せず)と、前記上部ケース部材の前面
両側端部に形成され萌記摘み体がそれぞれ係脱される係
合突部(図示せず)との係合などにより、前記本体ケー
ス3に着脱自在に取付けられるようになっている。また
、前記吸込口本体1の前面、両側面および後面には弾性
体からなるバンパー7が外方へ突設されている。そして
、このバンパー7は萌、記十部ケース部材5と上部ケー
ス部材および蓋体4との間に挟持されている。
また、前記吸込口本体1の内部には、前記両ケース部材
5どそれぞれ一体に形成され互いに接合された仕切壁1
1.12.13.14によって、回転ブラシ空15と駆
動回路室16と通風室17と電vJ機収納室18とベル
ト室19とが区画形成されている。すなわら、左右方向
へ延び中央に連通口20を開口形成した前後仕切壁11
により、°前側に回転ブラシ室15が形成され、前記連
通口20の両側縁から後方に延びる一対の左右仕切壁1
2により、後側に第1図における左から右へ並んで駆動
回路室16と前記連通口20に臨む通風室17と電e機
収納室18とが形成されているとともに、前記回転ブラ
シ室15の一側に形成された仕切壁13と前記電a磯収
納室18の一側に形成された仕切壁14とにより、これ
ら回転ブラシv15および電1FJI ill収納室1
8の側方にベルト室19が形成されている。
そして、前記回転ブラシ室15に臨んで、吸込口本体1
の下面に吸塵口21が開口形成されているが、この吸塵
口21は、前記回転ブラシ室15のベルト室19側の端
縁から反対側の端縁まで延びており、この端縁側の吸込
口本体1の側面に抜けている。
また、前記前後仕切壁11より前側の上面全体に渡る前
記開口部2も前記回転ブラシ室15に臨んでいる。さら
に、前記通風室17に臨んで、吸込口本体1の後面には
挿通孔22が形成されている。
また、館配下部ケース部材5の底部の前縁部と復縁部と
には、左右一対の前輪26と後輪27とがそれぞれ前後
回動自在に軸着されている。さらに、前記下部ケース部
材5の第1図における左側面部には@後一対の側輪28
が水平回動自在に軸着されている。
31は前記吸込口本体1の後部に所定角度回動自在に設
けられた連結管で、後部をほぼ円筒形状に形成した回動
管32と、この回@管32の後部に周方向へ回動自在に
嵌合接続された屈曲した円筒形状の接続管33とからな
っている。そして、前記回動管32の前部は、前面を開
口した半円筒部34に形成されており、この半円筒部3
4の両側面には、支軸部35がそれぞれ外方へ突出形成
されている。そして、この半円筒部34は、その両側の
支軸部35が、前記通風室17の両側の仕切壁12の接
合部に形成された軸受孔36に回動自在に嵌合されてい
ることによって、この通風室17内に前後方向へ回動自
在に支持されており、また、前記接続管33は、通J!
I苗17の挿通孔22を介して後方へ突出されている。
さらに、前記接続管33の外周面にはコネクター37が
固設されており、このコネクター37にコード38の一
端が接続されている。そして、このコード38は、前記
吸込口本体1の後面から駆動回路室16内に導かれてお
り、この駆動回路室16内に支持固定された回路基板3
9に搭載された電子部品40に電気的に接続されている
また、前記吸込口本体1の電動機収納室18内には、駆
動源としての電動機41が一対のゴム製支持体42.4
3により弾性的に支持されており、この電動機41の回
転軸44は前記ベルト室23内に突出されている。そし
て、この回転軸44にギヤ状のプーリ45が固定されて
いる。さらに、リード線46を介して、前記コード38
および回路基板39と電動機41とが電気的に接続され
ている。
51は回転ブラシで、左右方向を軸方向で長手方向とす
るほぼ円柱形状のブラシ台本体52を有しており、この
ブラシ台本体52の外周面には、その径方向へ突出して
複数のブラシ毛53が長手方向へ並んであるいは螺旋状
に植設されている。また、前記ブラシ台本体52の両端
部には回転軸53がそれぞれ同軸的にかつブラシ台本体
52の軸方向における外方へ突出させて固定されている
。さらに、前記ブラシ台本体52の両端面側方に位置し
てこのブラシ台本体52と別体の端部ブラシ台55.5
6が前記回転軸54と一体的かつ同軸的に固定されてい
る。
そして、第1図における右方の端部ブラシ台55の外周
面には、ギヤ状のプーリ57が形成されているとともに
、このプーリ57の内側に位置して鍔部58が形成され
ている。一方、反対側の端部ブラシ台56の外周面には
、内側すなわちブラシ台本体52側に位置してかつこの
ブラシ台本体52の径方向へ突出してブラシ毛59が植
設されているとともに、外側の端部に位置してかつブラ
シ台本体52の軸方向に対して斜め外側へ傾斜させてブ
ラシ毛60が植設されている。なお、このブラシ毛60
は、回転ブラシ51の周方向に沿う円周をほぼ等分割す
る2個所以上たとえば3個所に植設されている。
また、前記両端部ブラシ台55.56の外側の端面から
突出した前記回転軸54に、ワッシャ61を介して焼結
合金などからなる円筒形状の第1の軸受62が回転自在
に嵌合されているとともに、この第1の軸受62を覆っ
て筒状の第2の軸受63が回転自在に嵌合されている。
なお、この第2の軸受63の外周面は角柱形状になって
いる。そして、この第2の軸受63の内周面に一体に形
成された爪部64が前記回転軸54の先端部外周面に形
成された径小部65に係合されていることによって、こ
の回転軸54に対して軸受62.63が扱は止めされて
いる。なお、前記斜め外側へ傾斜したブラシ毛60側の
軸受62゜63は、このブラシ毛60の回転運動によっ
て生じる円錐台形凹部66内に一部または全体が没入し
ている。
さらに、前記回転ブラシ室15内の第1図における右端
面とベルト室19内の左端面の回転ブラシ室15に対向
する部分とには、前記下部ケース5の側面を形成する壁
体と一体に側面はぼU字形状の軸受保持部71が内方へ
突出して形成されている。
そして、これら両輪受保持部11内に前記回転ブラシ5
1の両筒2の軸受63が、着脱自在にかつ回り止めされ
た状態で上下動自在に支持されている。このようにして
、前記回転ブラシ51が回転ブラシ室15内に回転自在
に支持されている。なお、前記回転ブラシ51のプーリ
57側の端部は、前記回転ブラシ室15の一側の仕切壁
13に形成された保持孔72に回転自在および上下動自
在に挿通されている。また、この状態で、斜め外側へ傾
斜したブラシ毛60側の軸受保持部71が前記円錐台形
凹部66内に没入する。
そして、前記ベルト室19内に位置した回転ブラシ51
のプーリ57と、電動機41のプーリ45とに無端のタ
イミングベルト73が張架されている。
つぎに、この実施例の作用について説明する。
掃除にあたっては、掃除機本体にホースおよび延長管な
どを介して吸込口体を連通接続する。
このとき、延長管に吸込口体の接続管33を嵌合するが
、それに伴って、この接続管33に設けられたコネクタ
ー37が、延長管に設けられたコネクターに接続され、
延長管およびホースに沿って設けられた給電線を介して
掃除機本体内の電源回路と吸込口体内の回路とが電気的
に接続される。
掃除時、使用溝はホースの握り部などを持って、吸込口
本体1を被掃除面上で摺動させるが、このとき、回動管
32が俯仰回動するとともに、接続管33が回動して手
元に左右方向の回転が与えられることにより、吸込口本
体1を楽に走行させられる。
そうして、電動機41の回転力は、その回転軸44に固
定されたプーリ45と回転ブラシ51に固定されたプー
リ57とに張架されたベルト73を介して回転ブラシ5
1に伝達され、回転するこの回転ブラシ51のブラシ毛
53.59.60がじゅうたんなどから塵埃を掻き上げ
る。そして、掻き上げられた塵埃は、掃除機本体内のN
a送風機の駆動により、吸込口本体1の吸塵口21から
吸引され、回転ブラシ室15、連通口20、通風室17
、連結管31、延長管およびホースを介して掃除機本体
内の集M室に導かれる。
このとき、回転ブラシ51の端部の斜め外側へ傾斜した
ブラシ毛60は、軸受62.63の下方でかつ吸込口本
体1の下面側方端縁近くで塵埃を掻き出す。したがって
、吸込口本体1の第1図における右側面を部屋の隅部、
壁際あるいは家具の際などに沿わせれば、斜め外側へ傾
斜したブラシ毛60が部屋の隅部などから塵埃を掻き出
す。また、このブラシ毛60の部分にも吸塵口21があ
るから、このブラシ毛60で掻き出された塵埃も確実に
吸込まれる。なお、上述のように壁際などに沿わせると
きには、側輪28が壁などに沿って駆動し、吸込口本体
1がスムーズに走行する。
上記構成によれば、回転ブラシ51の軸受62゜63の
下方においても、また、部屋の隅部などにおいても、塵
埃が掻き出されて吸込まれるので、塵埃の吸い残しがな
く、効率よく掃除を行なえるとともに、衛生的である。
また、斜め外側へ傾斜したブラシ毛60の回転軌跡が形
成する円錐台形凹部66内に軸受62.63を位置させ
たので、斜め外側へ傾斜したブラシ毛60の先端と吸込
口本体1の側方端面との距離を最小にでき、吸込口本体
1の左右方向における全幅中の有効吸込幅すなわらブラ
シ毛53.59.60が臨む吸塵口21の左右方向の長
さを最大にできるとともに、部屋の隅部の塵埃をより確
実に掻き出せる。
なお、掃除後などには、着脱自在の蓋体4を外して、回
転ブラシ室15の開口部2を開放し、この回転ブラシ室
15から着脱自在の回転ブラシ51を軸受62.63と
ともに外すことにより、回転ブラシ51にからみ付いた
塵埃を容易に除去できる。
また、上記第1実施例の構成において、回転ブラシ51
の一端部にベルト73を張架し、他端部に斜め外側へ傾
斜したブラシ毛60を植設したことにより、このブラシ
毛60の下方まで吸塵口21を連続的に開口形成しても
、ベルト73に塵埃が付着することがない。
しかも、回転ブラシ51が左右対称に近いので、回転軸
54、軸受62.63などが左右で共通となり、組立て
やすい。
なお、上記実施例では、ブラシ台本体52と端部ブラシ
台55.56とを別体にしたが、これらブラシ台本体5
2と端部ブラシ台55.56とは一体成形してもよい。
第4図は本発明の第2実施例を示ずもので、この実施例
では、端部ブラシ台56の端部外周面に、斜め外側へ傾
斜したブラシ毛60と、回転ブラシ51の径方向へ突出
し回転ブラシ51の軸方向と直交する平面内に位置する
ブラシ毛76とが交互に植設されている。
この第2実施例の構成によれば、斜め外側へ傾斜したブ
ラシ毛60の先端と、この1ラシ毛60の内側に位置し
て植設されたブラシ毛59の先端との間に(+’7 a
llする塵埃も斜め外側へ傾斜したブラシ毛60と交互
に植設されたブラシ毛76により掻き出され、塵埃の吸
い残しをより容易かつ確実になくすことができる。
第5図は本発明の第3実施例を示すもので、この実施例
では、回転ブラシ51のベルト73を張架する側の端部
が、外側からプーリ57、軸受62.63、ブラシ台本
体52の順に構成されている。そして、組立にあたって
は、まず、プーリ57と回転軸54とをインサート成形
などにより固定する。なお、回転軸54は、軸受62.
63とブラシ台本体52との組イ」けのため、プーリ5
7の内側へ所定長突出させる。
そして、回転軸54の突出し°た部分に、ワッシャ61
、軸受62.63、ワッシャ61をこの順序に嵌合した
後、圧入または接着などの手段により、ブラシ台本体5
2に回転軸54、プーリ57を固定する。また、下部ケ
ース部材5のベルト室19側の軸受保持部71は、回転
ブラシ51の最端部に対応した部分よりも若干内側に設
ける。
この第3実施例の構成によれば、プーリ57側の軸受6
2.63を汰は止めするために回転軸54に径小部65
を加工する必要がなく、安価にできる。
第6図は本発明の第4実施例を示すもので、この実施例
では、回転ブラシ51のプーリ57と反対側の端部に、
上記第1実施例などと同様の斜め外側へ傾斜したブラシ
毛60を植設した端部ブラシ台56を設けているが、プ
ーリ57を設けた端部ブラシ台55にも、斜め外側へ傾
斜したブラシ毛77を植設している。すなわち、回転ブ
ラシ51の両端部に斜め外側へ傾斜したブラシ毛60.
77を植設している。
なお、プーリ51側の斜め外側へ傾斜したブラシ毛77
はプーリ57に直接植設してもよいが、ブラシ毛77を
植設した別体のブラシ台をプーリ57に固着してもよい
この第4実施例の構成によれば、回転ブラシ51の左右
両端部のどちらでも部屋の隅部などの掃除を行なうこと
ができ、吸込口本体1のどららの左右方向側面を壁など
に沿わせてもよいので、使い勝手がより向上する。
また、回転ブラシ51の端部を、外側から、径方向へブ
ラシ毛を植設したブラシ台、軸受62.63、ブラシ台
本体52の順に構成してもよい。この場合は、ブラシ台
本体52の端部に斜め外側へ傾けてブラシ毛を植設する
とよい。
つぎに、本発明の第5実施例を第7図ないし第9図に基
づいて説明する。
この実施例では、蓋体4に取付けられたトーションスプ
リング81により、下部ケース部材5の上面を開口した
ほぼU字形状の軸受保持部11に上下動自在に保持され
た軸受63が回転ブラシ51の径方向上側から弾性的に
押えられている。前記トーションスプリング81は蓋体
4の内側端面に形成された軸部82に巻装されており、
前記トーションスプリング81の一方のアーム部83は
蓋体4の内側上面に当接されている。また、前記トーシ
ョンスプリング81の他方のアーム部84は、側面はぼ
■字形状に屈曲されて前記蓋体4の内面に形成されたフ
ック部85に上方から係合されているとともに、斜め外
側へ傾斜したブラシ毛60の回転運動により生じる円錐
台形凹部66の外側に位置されている。さらに、前記他
方のアーム部84の先端部には円弧状の押え部86が内
方すなわち吸込口本体1の中央寄りへ屈曲させて形成さ
れており、この押え部86は前記円錐台形凹部6Gの端
部を介してこの凹部66内に没入され前記軸受63の上
面に当接されている。
なお、6は上部ケース部材、8は蓋体4の開閉用の摘み
体である。
また、図示していないが、プーリ57側の軸受63は、
蓋体4の内面に取付けられたコイルスプリングなどによ
り上方から押えられている。
そして、回転ブラシ51の回転時には、軸受63を上方
より付勢するスプリング81により回転ブラシ51の振
動が押えられ、騒音などが低減される。
上記第5実施例の構成によれば、トーションスプリング
81を斜め外側へ傾斜したブラシ毛60に触れさせるこ
となく軸受63を弾性保持することができる。したがっ
て、ブラシ毛60およびスプリング81の摩耗、損傷を
防止でき、ブラシ毛60の寿命を縮めてしまうことがな
い。
なお、上記実施例では、回転ブラシ51を回転駆動する
駆動源を電動機41としたが、駆動源は吸込気流により
回転されるタービンなどであってもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、つぎのような効果が得られる。
請求項1の電気掃除機の吸込口体では、回転ブラシの端
部周面に斜め外側へ傾斜させてブラシ毛を植設したので
、回転ブラシの軸受の下方でもまた吸込口本体の下面側
方端縁の近くでも塵埃を掻き出ずことができ、したがっ
て、部屋の隅部、壁際なとまで回転ブラシにより塵埃を
掻き出すことができ、部屋の隅部などにおいてもまた軸
受の下方位置においても塵埃の吸い残しがなくなり、効
率よく掃除が行なえるとともに、衛生的である。
また、請求項2の電気掃除機の吸込口体では、回転ブラ
シの端部周面に斜め外側へ傾斜したブラシ毛と回転ブラ
シの径方向に向いたブラシ毛とを交互に植設したので、
斜め外側へ傾斜したブラシ毛の先端とこのブラシ毛より
内側の位置で回転ブラシに植設されたブラシ毛との先端
との間の位置においても、塵埃の吸い残しがなくなり、
より効率よく掃除を行なえる。
また、請求項3の電気掃除機の吸込口体では、回転ブラ
シの軸受を斜め外側へ傾斜したブラシ毛の回転運動によ
って生じる円錐台形凹部内に位置させたので、斜め外側
に傾斜したブラシ毛の先端と吸込口本体の側方端縁との
距離をより小さくでき、吸込口本体の全幅中の有効吸込
幅をより大きくできるとともに、部屋の隅部などをより
確実に掃除できる。
また、請求項4の電気掃除機の吸込口体では、回転ブラ
シの両端部に斜め外側へ傾斜したブラシ毛を植設したの
で、回転ブラシおよび吸込口本体の両端部とも部屋の隅
部などの掃除に対応でき、使い勝手がより向上する。
さらに、請求項5の電気掃除機の吸込口体では、回転ブ
ラシの軸受を径方向上側から押えるトーションスプリン
グのアーム部を斜め外側へ傾斜したブラシ毛の回転運動
によって生じる円錐台形凹部の外側に位置させ、アーム
部の先端部に前記円錐台形凹部内へこの凹部の端面を介
して没入され軸受−に当接された押え部を屈曲形成した
ので、トーションスプリングをブラシ毛に触れさせるこ
となく軸受を弾性保持することができ、したがって、と
くにブラシ毛の@傷を防止でき、このブラシ毛の寿命を
縮めることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気掃除機の吸込口体の第1実施例を
示す平面方向断面図、第2図は同上回転ブラシの端部付
近の正面方向断面図、第3図は同上回転ブラシの端部の
斜視図、第4図は本発明の第2実施例を示す回転ブラシ
の端部の斜視図、第5図は本発明の第3実施例を示す回
転ブラシのブーり付近の正面方向断面図、第6図は本発
明の第4実施例を示す回転ブラシの中央断面図、第7図
は本発明の第5実施例を示す回転ブラシの端部付近の正
面方向断面図、第8図は同上回転ブラシの端部付近の側
面方向断面図、第9図は同上蓋体の内側端部の斜視図で
ある。 1・・吸込口本体、21・・吸塵口、41・・駆動源と
しての電!!l1機、51・・回転ブラシ、53・・ブ
ラシ毛、59・・ブラシ毛、60・・ブラシ毛、62・
軸受、63・・軸受、66・・円錐台形凹部、76・・
ブラシ毛、77・・ブラシ毛、81・・トーションスプ
リング、84・・アーム部、86・・押え部。 芋5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)吸塵口を下面部に設けた吸込口本体と、この吸込
    口本体内に前記吸塵口に臨んで軸受により回転自在に支
    持されブラシ毛を周面に植設した回転ブラシと、前記吸
    込口本体内に設けられ前記回転ブラシを回転駆動する駆
    動源とを備え、前記回転ブラシの少なくとも一方の端部
    周面にこの回転ブラシの軸方向に対して斜め外側へ傾斜
    させてかつ円周をほぼ等分割する2個所以上に位置して
    ブラシ毛を植設したことを特徴とする電気掃除機の吸込
    口体。 (2)回転ブラシの端部周面に斜め外側へ傾斜したブラ
    シ毛と回転ブラシの径方向に向いたブラシ毛とを交互に
    植設したことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機の
    吸込口体。(3)回転ブラシの軸受を斜め外側へ傾斜し
    たブラシ毛の回転運動によつて生じる円錐台形凹部内に
    位置させたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機
    の吸込口体。 (4)回転ブラシの両端部に斜め外側へ傾斜したブラシ
    毛を植設したことを特徴とする請求項1記載の電気掃除
    機の吸込口体。 (5)吸込口本体に回転ブラシの軸受を回転ブラシの径
    方向上側より弾性的に押えるトーシヨンスプリングを取
    付け、このトーシヨンスプリングのアーム部を斜め外側
    へ傾斜したブラシ毛の回転運動によって生じる円錐台形
    凹部の外側に位置させ、前記アーム部の先端部に前記円
    錐台形凹部の内側へこの円錐台形凹部の端面を介して没
    入され前記軸受に当接された押え部を屈曲形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の電気掃除機の吸込口体。
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