JPH0325726Y2 - - Google Patents

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JPH0325726Y2
JPH0325726Y2 JP1985007042U JP704285U JPH0325726Y2 JP H0325726 Y2 JPH0325726 Y2 JP H0325726Y2 JP 1985007042 U JP1985007042 U JP 1985007042U JP 704285 U JP704285 U JP 704285U JP H0325726 Y2 JPH0325726 Y2 JP H0325726Y2
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suction port
rotating brush
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、電気掃除機の吸込み口体に係り、特
に、吸込み口に臨んで回転ブラシを設けた吸込み
口体において吸込み口本体に回転ブラシカバー体
を着脱自在に装着可能として回転ブラシの掃除を
容易に行なえるようにした構造に関する。
(従来の技術) 従来、吸込み口本体の下面前側に形成された吸
込み口に臨んで回転ブラシを前記本体内に設け、
この回転ブラシの回転によつて塵埃を掻き上げて
前記吸込み口から吸込むようにした電気掃除機の
吸込み口体において、掃除の終了後の、前記回転
ブラシに引掛つた糸くず、毛髪などの除去は、前
記吸込み口本体の吸込み口を利用して行なわれて
いた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の構造では、吸込み口の開口面積が狭
いため、回転ブラシの掃除を行ないにくく、回転
ブラシに引掛つた糸くずなどの除去が十分に行な
えない問題点があつた。
そこで、上記問題点を解決するために、第11
図に示すように、吸込み口本体1の後側に接続管
2を設けるとともに、下面前側に図示しない吸込
み口を有し、この吸込み口に臨んで回転ブラシ3
を前記本体1内に設けた吸込み口体において、前
記回転ブラシ3の上方の本体1上面に開口部4を
形成し、この開口部4に蓋体5を着脱自在に取着
するようにした構造が提案されている。さらに、
第11図に示す吸込み口体では、開口部4の一側
縁部に摺動自在に設けられた蓋体開閉用摘み体6
を外方へ摺動させると、この摘み体6と蓋体5の
一側縁に形成された係合片部7との係合が解除さ
れて、蓋体5が脱れ、開口部4が開放されるよう
になつている。
このように、回転ブラシ3上方の本体1上面に
開口部4を設けることで、前述のような吸込み口
を利用する場合に比べ、より容易に回転ブラシ3
の掃除を行なうことができる。
しかしながら、この構造では、吸込み口本体1
の前面壁8が障害となるため、回転ブラシ3の全
体を十分に掃除するのは難しく、特に掃除が難し
い回転ブラシ3の両端部に糸くずなどが溜つたま
まになり易い。また、蓋体5が薄く略平板状に形
成されているので、この蓋体5が破損し易く、ま
た、本体1の前面壁8も吸込み口と開口部4を形
成したために細長い板状になつており、この前面
壁8が破損し易いなどの問題点がある。
本考案の目的は、回転ブラシの掃除を容易かつ
十分に行なうことができるとともに、破損などの
生ずることがない十分な強度をもつた電気掃除機
の吸込み口体を得ることである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の電気掃除機の吸込み口体は、前記目的
を達成するために、後側に接続管を設け前面にこ
の接続管に連通する連通口を形成するとともに前
面の左右両端部に突出部をそれぞれ前方へ突出さ
せて形成した吸込み口本体と、この吸込み口本体
の前記両突出部内に両端部がそれぞれ回転自在に
軸支され前記連通口に臨んで前記吸込み口本体の
前側の外部に露出した回転ブラシと、前記吸込み
口本体の前側に前記回転ブラシを包囲するように
着脱自在に装着される回転ブラシカバー体と、前
記吸込み口本体に装着された弾性体により成形さ
れたバンパーとを具備し、前記回転ブラシカバー
体は、左右両端部の内側に前記吸込み口本体の両
突出部がそれぞれ嵌合される後面を開口しかつ少
なくとも上面および左右両側面を閉塞した略函形
状に形成するとともに、前記吸込み口本体への装
着時に前記回転ブラシに対向する吸込み口を形成
するように下面部に切欠部を設け、また、前記吸
込み口本体の両突出部の下面と前記回転ブラシカ
バー体の下面左右両端部とに、互いに上下方向に
係合する係合部をそれぞれ設け、さらに、前記吸
込み口本体に装着された前記回転ブラシカバー体
の外周面に前記バンパーを緊張状態で掛け渡した
ものである。
(作用) 本考案の電気掃除機の吸込み口体では、吸込み
口本体の前面の左右両端部の突出部内に両端部が
それぞれ軸支された回転ブラシを包囲するよう
に、回転ブラシカバー体を吸込み口本体の前側に
装着した状態で掃除を行なう。回転ブラシカバー
体は、後面を開口しかつ少なくとも上面および左
右両側面を閉塞した略函形状になつているが、そ
の左右両端部の内側に吸込み口本体の両突出部を
それぞれ嵌合し、吸込み口本体の両突出部の下面
および回転ブラシカバー体の下面左右両端部の係
合部を互いに上下方向に係合させるとともに、吸
込み口本体に装着されたバンパーを回転ブラシカ
バー体の外周面に緊張状態で掛け渡すことによ
り、吸込み口本体に装着する。この状態で、回転
ブラシカバー体の下面部の切欠部により、回転ブ
ラシに対向する吸込み口が形成される。そして、
回転ブラシの回転により被掃除面から塵埃が掻き
出され、この塵埃が前記切欠部から吸込まれて、
吸込み口本体の前面の連通口から接続管へ流れて
いく。このとき、前述のようにバンパーが回転ブ
ラシカバー体を弾力性をもつて保持していること
により、この回転ブラシカバー体と吸込み口本体
との気密性が確実に保持される。それに加えて、
吸込み口本体の両突出部が回転ブラシカバー体の
左右両端部の内側に嵌合しており、かつ、両突出
部および回転ブラシカバー体の係合部が互いに上
下方向に係合していることにより、回転ブラシカ
バー体はがたつきなく確実に吸込み口本体に保持
される。特に、使用者の操作に伴い被掃除面から
力を受けても、回転ブラシカバー体の下面部にあ
る前記係合部により、回転ブラシカバー体のがた
つきや脱れが確実に防止される。これとともに、
回転ブラシカバー体が略箱形状になつていて、そ
の強度がもとより高いこととあいまつて、回転ブ
ラシカバー体の破損が生じることがない。また、
バンパーを回転ブラシカバー体から脱し、両突出
部および回転ブラシカバー体の係合部を互いに脱
しつつ、回転ブラシカバー体を吸込み口本体の両
突出部から抜き取つて、回転ブラシカバー体を吸
込み口本体より脱すと、この吸込み口本体の前側
の外部に回転ブラシのほぼ全体が露出して、この
回転ブラシに引掛つた糸くず、毛髪などを容易に
除去することができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第7図
に基づいて説明する。
この実施例の吸込み口体は、略直方体をなす筐
体状に形成された吸込み口本体11と、この吸込
み口本体11の後側壁中央部に上下回動自在に取
付けられた接続管12と、前記吸込み口本体11
の前側の外部に回転自在に設けられた回転ブラシ
13と、この回転ブラシ13を回転駆動するフア
ン14と、前記回転ブラシ13を包囲するように
前記本体11の前側に着脱自在に装着される回転
ブラシカバー体15とを備えている。
前記吸込み口本体11は、上部ケース21と下
部ケース22とから成り、その内部には上部ケー
ス21および下部ケース22に設けた仕切板2
3,24によつて3つの室に区分され、中央が前
記フアン14を内蔵したフアン室25として形成
され、その右側がフアン保持室26となつてい
る。
そして、前記下部ケース22の前面壁27の略
中央部が切欠かれ、前記上部ケース21の前面壁
28の下縁が前記前面壁27の上縁に当接された
とき、前記フアン室25に臨んで連通口29が形
成されるようになつている。また、前記フアン室
25を形成している上部ケース21および下部ケ
ース22の部分の断面は円弧状に形成されてお
り、さらに、フアン室25の一側となる前記吸込
み口本体11の後側中央部に切欠孔30が形成さ
れている。
また、上記上部ケース21および下部ケース2
2の前面の左右両端部から前方に突出してそれぞ
れ略函形状の突出部31,32が形成され、これ
ら左右の突出部31,32の各内側面には、上部
ケース21と下部ケース22の接合時に、前記回
転ブラシ13の両端部が回動自在に挿通される挿
通孔を形成するように、切欠部33が設けられて
いる。さらに、前記上部ケース21の突出部31
の上面基部を前記下部ケース22の突出部32の
下面基部とに係合部としての係合溝34,35が
それぞれ形成されている。
また、上記上部ケース21外面の下縁部および
下部ケース22外面の上縁部には溝部36,37
がそれぞれ形成され、下部ケース22後面壁の上
縁部には複数の係合溝38が形成されている。
さらに、前記下部ケース22の下面には、その
後端部に左右一対の後輪39が回動自在に設けら
れ、前端部にシールリツプ40が設けられてい
る。
そして、前記上部ケース21と下部ケース22
とはねじで接合されるとともに、これら両ケース
21,22の接合部を覆うように、吸込み口本体
11の後面および側面に、ゴムなどの弾性材で成
形された平面略矩形状のバンパー41が取着され
る。このバンパー41の内周面には前記本体11
の溝部36,37に嵌合される嵌合突部42が形
成され、後側の内面には複数の係合突起43が形
成されている。このバンパー41は、その係合突
起43が前記本体11の係合溝38に係合される
ことで本体11に保持されている。そして、この
バンパー41の周長は、本体11に前記回転ブラ
シカバー体15を装着した状態でのこれら本体1
1およびカバー体15の周長より若干短くなつて
いる。
前記回転ブラシ13は、その周面にブラシ毛4
5が螺旋状に植毛されており、両端面から突出し
た回転軸46の端部が軸受47に回転自在に軸支
され、この軸受47が前記下部ケース22の突出
部32内に形成された支持部48に嵌合されるこ
とで、吸込み口本体11の前側の外部に回転ブラ
シ13が全面的に露出してかつ前記連通口29に
対向して回哲自在に取着される。また、この回転
ブラシ13の一端部に、前記突出部32内に位置
するギヤ状プーリ49が設けられている。
前記接続管12は管本体51の一端にこの管本
体51と直交する半円筒部52を設けるととも
に、前記管本体51の他端にこの管本体51の周
方向に回動自在の回動管53を設けて形成したも
ので、前記半円筒部52の両側に接続管12の回
動支点となる支軸54が突設され、各支軸54が
前記上部ケース21および下部ケース22の仕切
板23,24に回動自在に挾持されて半円筒部5
2が前記フアン室25内において回動自在に保持
され、管本体51および回動管53が前記切欠孔
30から吸込み口本体11外へ突出している。そ
して、前記半円筒部52は、正面から見て略矩形
状の開口部55を有し、この開口部55を介して
接続管12とフアン室25とが連通している。
前記フアン14は、筒部61の周囲に一方向に
傾斜した複数の羽根62を放射状に設け、その両
側を円形のフランジ63で覆つたもので、前記フ
アン室25内において前記接続管12の半円筒部
52に包まれて、前記連通口29に対向するよう
に配置されている。さらに、前記筒部61内にシ
ヤフト64が挿入され、このシヤフト64が前記
フアン保持室26内において軸受65により回動
自在に保持されてフアン14が回転自在となつて
いる。また、このシヤフト64の先端にはギヤ状
プーリ66が取付けられている。さらに、前記シ
ヤフト64のギヤ状プーリ66と前記回転ブラシ
13のプーリ49とに無端状の駆動ベルト67が
巻回されてフアン14の回転が回転ブラシ13に
伝わり、この回転ブラシ13が回転するようにな
つている。
前記回転ブラシカバー体15は、後面を開口し
かつ少なくとも上面および左右両側面を閉塞した
細長い函形状に形成されており、左右両端部の内
側に前記吸込み口本体11の両突出部31,32
がそれぞれ嵌合されるものである。これととも
に、このカバー体15の下面部には左右および前
側に略一定の幅の縁部を残して、このカバー体1
5の吸込み口本体11への装着時に、前記回転ブ
ラシ13に対向する吸込み口を形成する切欠部7
1が形成されている。また、このカバー体15内
の上下面における後側の左右両端部には、前記突
出部31,32の係合溝34,35に上下方向に
係合される係合部としての内方に向つて突出した
係合突部72,73がそれぞれ形成されている。
また、このカバー体15の外周面には、前記吸込
み口本体11に装着されたこのカバー体15の外
周面に前記バンパー41を緊張状態で掛け渡せる
ように、このバンパー41の嵌合突部42が嵌合
される溝部74が形成されている。さらに、この
カバー体15の下面前側には、左右一対の前輪7
5が回動自在に設けられている。
つぎに、この実施例の作用について説明する。
吸込み口本体11に回転ブラシカバー体15を
装着するときは、まず前記吸込み口本体11の両
突出部31,32にカバー体15の左右両端部の
内側を嵌合する。このとき、カバー体15の上下
の係合突部72,73が前記両突出部31,32
の上下の係合溝34,35に上方および下方から
それぞれ係合される。ついで、吸込み口本体11
に装着されたバンパー41を、その弾力性を利用
してカバー体15の外周面に掛け、その溝部74
に嵌合する。こうして、回転ブラシ13を包囲す
るように、回転ブラシカバー体15が吸込み口本
体11の前側に装着される。掃除は、この状態で
行なう。
掃除中には、接続管12に延長管などを介して
接続された電気掃除機の電源を入れると、吸込み
口としてのカバー体15の切欠部71からの吸込
み気流が、さらに吸込み口本体11の連通口29
よりフアン室25内に流入することで、フアン1
4が回転され、それに伴つて回転ブラシ13が回
転し、この回転ブラシ13はカーペツトなどの被
掃除面から塵埃を掻き出す。この塵埃は、吸込み
口としての切欠部71から吸引され、吸込み口本
体11の前面の連通口29から接続管12へ流れ
ていく。
このとき、カバー体15は、バンパー41によ
り弾力性をもつて抑えられて、吸込み口本体11
の方向に付勢されているので、この吸込み口本体
11とカバー体15との間の気密性が確実に保持
される。このようなバンパー41による保持に加
えて、吸込み口本体11の両突出部31,32が
函形状のカバー体15の左右両端部の内側に嵌合
しているとともに、このカバー体15の係合突部
72,73が前記突出部31,32の係合溝3
4,35に上方および下方から係合していること
により、吸込み口本体11にカバー体15ががた
つきなく確実に保持され、掃除中にもこのカバー
体15が本体11から脱れることはない。特に、
掃除中には、使用者が吸込み口本体11を走行さ
せる操作に伴い被掃除面から吸込み口本体11お
よびカバー体15の下側に力が加わるが、このカ
バー体15および突出部32の下面にある係合突
部73および係合溝35同志の係合により、カバ
ー体15のがたつきや脱れが確実に防止される。
これとともに、この回転ブラシカバー体15が
函形状に形成されていて、このカバー体15がも
とより十分な強度をもつていることとあいまつ
て、例えば掃除中に家具などにあたつても、カバ
ー体15は破損を生ずることがない。
さらに、前記吸込み口本体11とカバー体15
の外周面にはバンパー41が取付けられているの
で、吸込み口体が家具などにあたつても、これら
吸込み口体や家具を傷つけることはない。
また、回転ブラシ13の掃除を行なうときは、
バンパー41をカバー体15から脱し、吸込み口
本体11の両突出部31,32の係合溝34,3
5からカバー体15の係合突部72,73を脱し
つつ、このカバー体15を吸込み口本体11の両
突出部31,32から抜脱して、カバー体15を
吸込み口本体11より脱す。この状態で、吸込み
口本体11の前側の外部に回転ブラシ13の周面
が全面的に露出されるので、この回転ブラシ13
に引掛つた糸くず、毛髪などを容易に除去できる
とともに、吸込み口となるカバー体15の切欠部
71や本体11の連通口29などの掃除も容易に
行なうことができる。
つぎに、本考案の他の実施例を第8図ないし第
10図について説明する。なお、先の実施例と対
応する部分については、同一の符号を付してその
説明を省略する。
この実施例の吸込み口体は、例えば第10図に
示すようなステツキタイプの電気掃除機に使用さ
れる。この電気掃除機は、前面に吸込み口管81
を設け、内部に図示しない電動送風機やフイルタ
ーが配設された掃除機本体82と、この掃除機本
体82の後面から突出されたステツキ部83とを
有している。そして、このステツキ部83の後端
部には把手部84が形成され、この把手部84に
スイツチ釦85や電源コード86が設けられて
る。
この実施例の吸込み口体においては、吸込み口
本体11内に電動機91が設置されるとともに、
この電動機91の回転軸に嵌合されたプーリ92
と回転ブラシ13の一端部に設けられたプーリ9
3とに駆動ベルト94が巻回されている。そし
て、前記回転ブラシ13は電動機91により回転
駆動される。また、この電動機91は、前記掃除
機本体82より電源コード95を介して給電され
る。
また、吸込み口本体11前面の連通口29と接
続管12とは、風路部96を介して連通してい
る。
また、バンパー41は切欠孔30近傍で保持さ
れている。
この実施例においても先の実施例と同様に、回
転ブラシカバー体15が吸込み口本体11に着脱
自在に装着されるとともに、これら本体11およ
びカバー体15の周面にバンパー41が巻回され
るようになつており、前記カバー体15の着脱の
容易性および確実性、回転ブラシ13などの掃除
の容易性、前記カバー体15の強度、或いは、バ
ンパー41による保護機能などに関し、先の実施
例と同様の効果が得られる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、吸込み口本体の前側の外部に
露出させて回転ブラシを設け、この回転ブラシを
包囲するように吸込み口本体の前側に回転ブラシ
カバー体を着脱自在に装着する構造としたので、
カバー体を脱すことによつて、前記回転ブラシの
周面のほぼ全体が露出され、したがつて、この回
転ブラシに引掛つた糸くず、毛髪などを容易に除
去することができるとともに、吸込み口本体への
装着時に吸込み口を形成する回転ブラシカバー体
の下面部の切欠部や吸込み口本体の前面の連通口
などの掃除も容易に行なうことができる。また、
吸込み口本体に装着されたバンパーを回転ブラシ
カバー体の外周面に緊張状態で掛け渡したので、
バンパーの弾力性により回転ブラシカバー体と吸
込み口本体との気密性を確実に保持することがで
き、それに加えて、回転ブラシカバー体は後面を
開口しかつ少なくとも上面および左右両側面を閉
塞した略函形状に形成して、この回転ブラシカバ
ー体の左右両端部内に吸込み口本体の前記両端部
の突出部を嵌合し、両突出部の下面および回転ブ
ラシカバー体の下面両端部の係合部を互いに上下
方向に係合させたので、使用者の操作に伴い被掃
除面から加わる力などに抗して、回転ブラシカバ
ー体をがたつきなく確実に吸込み口本体に保持す
ることができ、回転ブラシカバー体の吸込み口本
体からの脱れを確実に防止できる。これととも
に、略函形状になつている回転ブラシカバー体
は、十分な強度をもち、破損を生ずるようなこと
がないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気掃除機の
吸込み口体の分解斜視図、第2図は同上吸込み口
本体と回転ブラシカバー体の接合状態を示す斜視
図、第3図は同上回転ブラシカバー体を除いた斜
視図、第4図は同上吸込み口体の下方よりの斜視
図、第5図は同上回転ブラシカバー体の下方より
の斜視図、第6図は同上吸込み口体の縦断側面
図、第7図は同上回転ブラシカバー体を分離した
縦断側面図、第8図は本考案の他の実施例を示す
電気掃除機の吸込み口体の回転ブラシカバー体を
分離した斜視図、第9図は同上横断平面図、第1
0図は同上掃除機本体への取着状態を示す斜視
図、第11図は従来の電気掃除機の吸込み口体の
一例を示す斜視図である。 11……吸込み口本体、12……接続管、13
……回転ブラシ、15……回転ブラシカバー体、
29……連通口、31,32……突出部、35…
…係合部としての係合溝、41……バンパー、7
1……切欠部、73……係合部としての係合突
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 後側に接続管を設け前面にこの接続管に連通す
    る連通口を形成するとともに前面の左右両端部に
    突出部をそれぞれ前方へ突出させて形成した吸込
    み口本体と、この吸込み口本体の前記両突出部内
    に両端部がそれぞれ回転自在に軸支され前記連通
    口に臨んで前記吸込み口本体の前側の外部に露出
    した回転ブラシと、前記吸込み口本体の前側に前
    記回転ブラシを包囲するように着脱自在に装着さ
    れる回転ブラシカバー体と、前記吸込み口本体に
    装着された弾性体により成形されたバンパーとを
    具備し、 前記回転ブラシカバー体は、左右両端部の内側
    に前記吸込み口本体の両突出部がそれぞれ嵌合さ
    れる後面を開口しかつ少なくとも上面および左右
    両側面を閉塞した略函形状に形成するとともに、
    前記吸込み口本体への装着時に前記回転ブラシに
    対向する吸込み口を形成するように下面部に切欠
    部を設け、 前記吸込み口本体の両突出部の下面と前記回転
    ブラシカバー体の下面左右両端部とに、互いに上
    下方向に係合する係合部をそれぞれ設け、 前記吸込口本体に装着された前記回転ブラシカ
    バー体の外周面に前記バンパーを緊張状態で掛け
    渡したことを特徴とする電気掃除機の吸込み口
    体。
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JPS6145066B2 (ja) * 1980-07-19 1986-10-06 Suzuki Jidosha Kogyo Kk

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