JPH08154367A - 冷蔵庫用モータの起動装置 - Google Patents

冷蔵庫用モータの起動装置

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JPH08154367A
JPH08154367A JP6319106A JP31910694A JPH08154367A JP H08154367 A JPH08154367 A JP H08154367A JP 6319106 A JP6319106 A JP 6319106A JP 31910694 A JP31910694 A JP 31910694A JP H08154367 A JPH08154367 A JP H08154367A
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    • H01H61/002Structural combination of a time delay electrothermal relay with an electrothermal protective relay, e.g. a start relay
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    • H01H61/002Structural combination of a time delay electrothermal relay with an electrothermal protective relay, e.g. a start relay

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷蔵庫用コンプレッサモータの起動巻線に直
列に接続された起動用PTCサーミスタへの通電を、起
動完了後に遮断して省エネを図る起動装置を改良する。 【構成】 起動用PTC15を内蔵するPTC起動リレ
ー5と、消費電力低減、再起動特性改善のためのトライ
アック16、小熱容量の補助PTC17などより成る時
限回路部分4を分離し、前者のPTC起動リレー5をコ
ンプレッサの金属製密閉容器1に取付けられた気密ター
ミナル2に差し込み、後者の時限回路部分4は金属製密
閉容器1から離隔した周囲温度の低い別の箇所、例えば
冷蔵庫の制御用部品収納部等に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気冷蔵庫用コンプレ
ッサモータの起動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気冷蔵庫用コンプレッサモータ
の起動装置を図6を参照して説明する。主巻線12と該
主巻線12に対して位相差を生ぜしめる位置に配置され
た起動巻線13からなる単相誘導電動機10には、正特
性サーミスタ(以下起動用PTCと称する。)15から
なる起動装置が起動巻線13と直列に接続され、オーバ
ロードリレー14を介して電源Eに接続されている。起
動の際に電源電圧が単相誘導電動機10に印加される
と、起動時には起動用PTC15が常温であるため低抵
抗であり、大きな電流が起動巻線13側に流れ、図示し
ない回転子を回転させる。そして、単相誘導電動機10
が起動を開始すると、起動用PTC15が該起動用PT
Cを通る電流で自己発熱して高抵抗となり、起動巻線に
流れる電流が微小な値になり定常運転となる。
【0003】しかしながら上記の構成では、該起動用P
TCに起動の際に数アンペアから10数アンペアの大き
な電流を0.5秒から数秒間通電させる必要から、相当
の熱容量を必要とした。このため、定常運転に移行した
以後も起動巻線の電流を抑えるには、起動用PTCを高
温、高抵抗の状態に保つ必要があり、2Wから4Wの電
力を消費し続け、省電力化の妨げとなっていた。
【0004】さらに、上記の起動用PTCを用いる構成
においては、電動機の停止直後に再度起動しようとして
も起動が困難であるという問題点があった。即ち、起動
用PTCは熱容量が大きいため、運転時に高温、高抵抗
となると、電動機の停止後、常温近くまで温度が下がり
再起動可能な状態になるまでに数10秒から数分を必要
とし、もしもそれ以前に再起動させようとしても、該起
動用PTCが高抵抗なため起動巻線には微小な電流しか
流れず、電動機が回転子拘束状態となり、主巻線12に
大きな電流が流れオーバロードリレー14が作動し再起
動できなかった。このオーバロードリレー14の復帰時
間は、当初は起動用PTCが再起動可能となるまでの冷
却期間より短いため、該オーバロードリレー14が作
動、復帰を数回繰り返し、順次高温となってその復帰時
間が長くなる。そして、オーバロードリレー14の復帰
時間が前述の起動用PTCの冷却時間よりも長くなるこ
とにより、電動機が起動可能となった。かかる事態は、
冷蔵庫用のコンプレッサモータにおいては、冷蔵庫の庫
内温度が下がりサーモスタットがオフしてコンプレッサ
モータが停止した直後に、ドアが開けられ庫内温度が上
昇してサーモスタットがオンになった場合等に生じてい
た。このようなときには、再起動に時間を要するだけで
なく、上述したようにオーバロードリレー14の寿命を
縮める原因ともなっていた。
【0005】そこで、特願平5ー200955や特願平
5ー112234として、図7に示すように、起動巻線
13に直列に接続される起動用PTC15と、前記起動
巻線13及び前記起動用PTC15と直列に接続される
双方向性制御整流素子(以下トライアックと称する。)
16と、起動用PTC15に並列に接続されると共に、
その一方の端子が前記トライアック16のゲートに接続
され,前記起動用PTCよりも小さな熱容量を有する補
助の正特性サーミスタ17(以下補助PTCと称す
る。)とから成る起動装置が、提案されている。
【0006】この方式の起動装置によれば、起動時にお
いて、単相誘動電動機10に電源電圧が印加されると、
起動巻線13に直列に接続されたトライアック16のゲ
ートに、補助PTC17を通じてトリガ信号が印加され
該トライアック16が通電され、起動巻線13に単相誘
導電動機10の起動用の電流が流れる。単相誘導電動機
10が起動すると、前記補助のPTC17が高温となり
トライアック16のゲートに加わる電流が小さくなり、
該トライアックがオフする。以後単相誘導電動機10の
定常状態において、補助PTC17には電流が流れ続け
るが、補助PTC17は起動用PTC15よりも熱容量
が小さいために、該補助PTC17を高温高抵抗に保つ
ための電力消費は非常に小さくて済む。また、単相誘導
電動機10が一旦停止した直後に再度起動がかけられる
場合にも、補助PTC17の熱容量は小さいため、直ぐ
に冷却され該トライアック16をオンすることにより再
起動が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
式では、熱に弱い半導体であるトライアックや補助PT
Cから成る時限回路が、起動時に起動巻線電流による自
己発熱により高温となる起動用PTCと同一容器内に収
納され、さらには、冷蔵庫の冷却運転中には比較的温度
が高くなるコンプレッサモータの収納されている金属製
の密閉容器に取付られた気密ターミナルに差し込まれて
使用されるため、トライアックの周囲温度は、条件によ
っては80から90℃まで上昇する場合があった。トラ
イアック内部の半導体接合部の最大許容温度は一般に1
25℃となっており、起動時の起動巻線電流によるトラ
イアックのオン損失による接合部の温度上昇を許容値1
25℃と周囲温度の差以内にせねばならないため、周囲
温度が高いとその差が小となり、同じ電流を流しても接
合部の温度上昇の少ない、即ち電流容量の大きい高価な
トライアックを選定する必要があった。その場合でもコ
ンプレッサモータの拘束運転等の異常時には接合部の温
度が125℃を超えることが考えられ、信頼性を低下さ
せるおそれもあった。さらに、熱容量が小さくて冷却時
間の短い補助PTCのもたらす優れた再起動特性も周囲
温度が高いために効果が損なわれる場合もあった。本発
明は上記課題を解決するためになされたもので、その目
的とするところは、消費電力が小さく、短時間で再起動
できる電気冷蔵庫用コンプレッサモータの起動装置の信
頼性を高め、しかも安価に提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の冷蔵庫用コンプレッサモータの起動装置
は、起動用PTC部分と、トライアック、補助PTCお
よび抵抗から成る消費電力低減、再起動特性改善のため
の時限回路を分離し、前者の起動用PTC部分をコンプ
レッサの金属製密閉容器に取付けられた気密ターミナル
に差し込み、後者の時限回路部分を金属製密閉容器から
離隔した周囲温度の低い別の箇所、例えば、冷蔵庫の制
御用部品収納部等に設置することを特徴とする。
【0009】
【作用効果】本発明の起動装置によれば、トライアック
や補助PTCの周囲温度の最高値は40から50℃を考
えればよいため、トライアック接合部の許容温度125
℃との差は75から85Kもあり、従来方式の周囲温度
80から90℃と許容温度125℃との差の35から4
5Kの約2倍の値となる。従って電流容量の小さい安価
なトライアックを使用しても起動巻線電流によるトライ
アック接合部の温度は125℃以下にすることができ
る。又コンプレッサモータが拘束状態となり高温となっ
ても、その熱でトライアックが破壊されることもない。
更に補助PTCの冷却も速く良好な再起動特性を確保で
きる。また時限回路部分を印刷配線板に取り付けること
により、小型のケースに収納する必要がなくなり、トラ
イアック周囲の空気の対流も良くなるので、トライアッ
ク用放熱板も小型にすることができる。また最近の冷蔵
庫は電子回路によって制御するものが多くなり、その場
合は前記時限回路部分を制御用電子基板部に一体として
組み込むことにより、専用の基板が不要となる。更にマ
イコンやICを使用している場合には、それらの機能の
一部を使用して時限回路部分を簡単な構成にすることが
でき、起動装置の電力消費を低減するための費用を最小
限にとどめることができる。また起動用PTC部分は冷
蔵庫用コンプレサモータの起動用として広く普及してい
るPTC起動リレーをそのまま使用することができる。
なお本発明は、以上のように冷蔵庫用モータについて述
べたが、これに限定されることなく、一般的な単相誘導
電動機にも適用できることは明白である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。前記の従来例と共通の部分は同一の符号を付加
し、説明を省略する。図1は本発明の第1実施例に係る
冷蔵庫用コンプレッサモータの起動装置を示し、(イ)
は回路図、(ロ)は取付状態を示す部分断面図である。
コンプレッサモータ10は、密閉容器1に収納され、気
密ターミナル2に接続される。5は、起動用PTCを内
蔵したPTC起動リレーで、前記の気密ターミナル2に
差し込まれて取付けられ、外側に端子S,PおよびRを
備える。コンプレッサモータ10の起動完了後に、前記
起動用PTCへの通電を遮断するための時限回路部分4
(以下時限回路部分と称する。)は、トライアック1
6、補助PTC17と抵抗18並びに端子S,Pおよび
Mから構成され、コンプレッサの熱の影響を受けないよ
うに、密閉容器1から離れた、例えば冷蔵庫制御装置収
納部等に取付けられ、前記PTC起動リレー5との接続
は、両端に接続端子を付けたリード線により行う。なお
19はCRアブソーバで、トライアックオフ時の電圧上
昇率dV/dtを抑制し、トライアックの保護を行うも
のである。
【0011】次に図2は、前記の時限回路部分4の構造
の一例を示し、(イ)は平面図、(ロ)は正面図、(ハ)は側
面図であり、補助PTC17を収納した補助PTCユニ
ット7、トライアック16を放熱板と端子Pを兼用した
金属板6Aにネジ止めしたトライアックユニット6、抵
抗器18、端子S、端子Mおよびそれらの部品を取付け
半田付けすることにより固定すると共に電気的に接続す
るための印刷配線板4Aから構成されている。
【0012】図3は、前記補助PTCユニット7のカバ
ーを外した内部構造の一例で、補助PTC17は中央に
凹部を設け対向配置された2枚の弓形バネ7A、7Aの
間に一定の接触圧で挟持され、弓形バネ7A、7Aは各
々その外側に配置された端子金具7B,7Bにより支持
されている。端子金具7B,7Bは、補助PTCケース
7Cの下方に突出しており、印刷配線板の銅箔部に半田
付けされている。
【0013】図4は、本発明の起動装置をコンプレッサ
モータの起動方式別に示したもので、(イ)は分相起動
方式、(ロ)は分相起動コンデンサラン方式、(ハ)は
コンデンサ起動コンデンサラン方式である。そして
(ニ)と(ホ)は各起動方式に使用するPTC起動リレ
ーを示す斜視図で、(ニ)の3端子形PTC起動リレー
は分相起動方式に、(ホ)の4端子形は分相起動コンデ
ンサラン方式とコンデンサ起動コンデンサラン方式に、
適用される。なお8は起動用コンデンサ、9は運転用コ
ンデンサである。
【0014】図5は、電気冷蔵庫の制御が電子回路で行
われる場合に、本発明を適用した他の実施例を示す。
(イ)は、電気冷蔵庫がマイコンを使用している場合の
例で、マイコンの出力ポートから、抵抗とフォトトライ
アックカプラを介して、トライアックのゲート回路を制
御することで、起動時にはトライアックをオンし、起動
完了時にはオフすることができるものである。(ロ)
は、ICによる単安定マルチバイブレータにより、一定
時間トライアックをオンする回路の例である。(ハ)
は、トランジスタのシュミット回路により、電源投入か
ら一定時間トライアックをオンする回路の例である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る電気冷蔵庫用コンプ
レッサモータの起動装置を示し、(イ)は回路図、
(ロ)は取付状態を示す部分断面図。
【図2】同上の時限回路部分の一例を示し、(イ)は平
面図、(ロ)は正面図、(ハ)は側面図。
【図3】同上の補助PTCユニットのカバーを外した内
部構造を示す図。
【図4】本発明の係る単相誘導電動機の各種の起動方式
およびそのPTC起動リレーを示し、(イ)は分相起動
方式、(ロ)は分相起動コンデンサラン方式、(ハ)は
コンデンサ起動コンデンサラン方式、(ニ)および
(ホ)は各々3端子形および4端子形のPTC起動リレ
ー。
【図5】電気冷蔵庫の制御が電子回路で行われる場合
に、本発明を適用した他の実施例を示す回路図。
【図6】従来技術の単相誘導電動機の起動装置の回路
図。
【図7】従来技術の他の単相誘導電動機の起動装置の回
路図。
【符号の説明】
1 コンプレッサの金属製密閉容器 2 気密ターミナル 4 起動用PTCへの通電を遮断する時限回路 4A 印刷配線板 5 PTC起動リレー 6 トライアックユニット 6A 放熱板兼端子Pの金属板 7 補助PTCユニット 7A,7A 弓形バネ 7B,7B 端子金具 7C 補助PTCケース 8 起動コンデンサ 9 運転コンデンサ 10 コンプレッサモータ(単相誘導電動機) 12 主巻線 13 起動巻線 14 オーバロードリレー 15 起動用PTC 16 トライアック 17 補助PTC 18 抵抗 19 CRアブソーバ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来の電気冷蔵庫用コンプレッサモータ
の起動装置を図7を参照して説明する。主巻線12と該
主巻線12に対して位相差を生ぜしめる位置に配置され
た起動巻線13からなる単相誘導電動機10には,正特
性サーミスタ(以下起動用PTCと称する。)15から
なる起動装置が起動巻線13と直列に接続され,オーバ
ロードリレー14を介して電源Eに接続されている。起
動の際に電源電圧が単相誘導電動機10に印加される
と,起動時には起動用PTC15が常温であるため低抵
抗であり,大きな電流が起動巻線13側に流れ,図示し
ない回転子を回転させる。そして、単相誘導電動機10
が起動を開始すると,起動用PTC15が該起動用PT
Cを通る電流で自己発熱して高抵抗となり,起動巻線に
流れる電流が微少な値になり定常運転となる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】そこで,特願平5−200955や特願平
5−112234として,図8に示すように,起動巻線
13に直列に接続される起動用PTC15と,前記起動
巻線13及び前記起動用PTC15と直列に接続される
双方向性制御整流素子(以下トライアックと称する。)
16と,起動用PTC15に並列に接続されると共に,
その一方の端子が前記トライアック16のゲートに接続
され,前記起動用PTCよりも小さな熱容量を有する補
助の正特性サーミスタ17(以下補助PTCと称す
る。)とから成る起動装置が,提案されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】図4と図5は,本発明の起動装置をコンプ
レッサモータの起動方式別に示したもので,図4(イ)
は分相起動方式,図4(ロ)は分相起動コンデンサラン
方式,図5(ハ)はコンデンサ起動コンデンサラン方式
である。そして図5(ニ)と(ホ)は各起動方式に使用
するPTC起動リレーを示す斜視図で,(ニ)の3端子
形PTC起動リレーは分相起動方式に,(ホ)の4端子
形は分相起動コンデンサラン方式とコンデンサ起動コン
デンサラン方式に,適用される。なお8は起動用コンデ
ンサ,9は運転用コンデンサである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図6は,電気冷蔵庫の制御が電子回路で行
われる場合に,本発明を適用した他の実施例を示す。
(イ)は,電気冷蔵庫がマイコンを使用している場合の
例で,マイコンの出力ポートから,抵抗とフォトトライ
アックカプラを介して,トライアックのゲート回路を制
御することで,起動時にはトライアックをオンし,起動
完了時にはオフすることができるものである。(ロ)
は,ICによる単安定マルチバイブレータにより,一定
時間トライアックをオンする回路の例である。(ハ)
は,トランジスタのシュミット回路により,電源投入か
ら一定時間トライアックをオンする回路の例である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る電気冷蔵庫用コンプ
レッサモータの起動装置を示し,(イ)は回路図,
(ロ)は取付状態を示す部分断面図。
【図2】同上の時限回路部分の一例を示し,(イ)は平
面図,(ロ)は正面図,(ハ)は側面図。
【図3】同上の補助PTCユニットのカバーを外した内
部構造を示す図。
【図4】本発明の係る単相誘導電動機の各種の起動方式
を示し,(イ)は分相起動方式,(ロ)は分相起動コン
デンサラン方式。
図5本発明の係る単相誘導電動機の起動方式および
そのPTC起動リレーを示し,(ハ)はコンデンサ起動
コンデンサラン方式,(ニ)および(ホ)は各々3端子
形および4端子形のPTC起動リレー。
図6】電気冷蔵庫の制御が電子回路で行われる場合
に,本発明を適用した他の実施例を示す回路図。
図7】従来技術の単相誘導電動機の起動装置の回路
図。
図8】従来技術の他の単相誘導電動機の起動装置の回
路図。
【符号の説明】 1 コンプレッサの金属製密閉容器 2 気密ターミナル 4 起動用PTCへの通電を遮断する時限回路 4A 印刷配線板 5 PTC起動リレー 6 トライアックユニット 6A 放熱板兼端子Pの金属板 7 補助PTCユニット 7A,7A 弓形バネ 7B,7B 端子金具 7C 補助PTCケース 8 起動コンデンサ 9 運転コンデンサ 10 コンプレッサモータ(単相誘導電動機) 12 主巻線 13 起動巻線 14 オーバロードリレー 15 起動用PTC 16 トライアック 17 補助PTC 18 抵抗 19 CRアブソーバ
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主巻線と起動巻線を有する単相誘導電動
    機を使用した冷蔵庫用コンプレッサモータの前記起動巻
    線に直列に接続された起動用正特性サーミスタへの通電
    を起動完了後に遮断し消費電力を節減する方式の起動装
    置において、コンプレッサの金属製の密閉容器の表面に
    前記起動用正特性サーミスタを取付け、前記金属製密閉
    容器から離隔した箇所に前記起動用正特性サーミスタへ
    の通電を遮断する時限回路を設けたことを特徴とする、
    冷蔵庫用モータの起動装置。
  2. 【請求項2】 前記の起動用正特性サーミスタへの通電
    を遮断する時限回路が、前記起動用正特性サーミスタに
    直列に接続される双方向性制御整流素子と、起動用正特
    性サーミスタに並列に接続されると共に、その一方の端
    子が前記双方向性制御整流素子のゲートに接続され、前
    記起動用の正特性サーミスタよりも小さな熱容量を有す
    る補助の正特性サーミスタと、前記双方向性制御整流素
    子のゲートとゲート側電極との間に接続されたゲート電
    流バイパス用の抵抗器とにより構成され、それらの回路
    部品と双方向性制御整流素子用放熱板、前記起動用正特
    性サーミスタとの接続用の端子金具および前記の補助の
    正特性サーミスタを内蔵した容器とを印刷配線板に取付
    けたことを特徴とする、請求項1の冷蔵庫用モータの起
    動装置。
  3. 【請求項3】 前記起動用正特性サーミスタへの通電を
    遮断する時限回路が、冷蔵庫の制御用電子回路の一部と
    して制御用電子基板部と一体として構成されたことを特
    徴とする、請求項1の冷蔵庫用モータの起動装置。
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