JPH09294387A - モータ起動用部品 - Google Patents

モータ起動用部品

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JPH09294387A
JPH09294387A JP8104976A JP10497696A JPH09294387A JP H09294387 A JPH09294387 A JP H09294387A JP 8104976 A JP8104976 A JP 8104976A JP 10497696 A JP10497696 A JP 10497696A JP H09294387 A JPH09294387 A JP H09294387A
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JP
Japan
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triac
temperature coefficient
positive temperature
motor starting
coefficient thermistor
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JP8104976A
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Junichi Hamaya
淳一 浜谷
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Priority to DE69737822T priority patent/DE69737822T2/de
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P1/00Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters
    • H02P1/16Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters
    • H02P1/42Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters for starting an individual single-phase induction motor
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
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    • H02P1/44Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters for starting an individual single-phase induction motor by phase-splitting with a capacitor
    • H02P1/445Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters for starting an individual single-phase induction motor by phase-splitting with a capacitor by using additional capacitors switched at start up

Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータ起動時に動作する補助コイルに直列に
接続されるべきモータ起動用正特性サーミスタおよびト
ライアックとトライアックをオン/オフ制御するように
トライアックのゲート端子に接続されるトライアック制
御用正特性サーミスタとをケースに収納してなるモータ
起動用部品において、その小型化を可能にする。 【解決手段】 モータ起動用正特性サーミスタ4を、接
続部材24に形成される平板状接触部25を介してケー
ス13の内壁面22に接触させることにより、この正特
性サーミスタ4のヒートアップを遅くし、モータ起動の
ために必要な動作時間を延ばすことができ、その分、正
特性サーミスタ4の寸法を小さくできるため、モータ起
動用部品全体としての小型化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モータ起動用部
品に関するもので、特に、モータ起動用電流の遮断機能
を有するモータ起動用部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5には、冷蔵庫のコンプレッサ等に使
用される単相誘導モータのようなモータ1のための従来
の駆動回路が示されている。モータ1は、このモータ1
の起動時に動作する補助コイル2と、モータ1の定常回
転駆動を行なう主コイル3とを有している。このような
モータ駆動回路に組み込まれるモータ起動用回路は、補
助コイル2に直列に接続されるモータ起動用正特性サー
ミスタ4を備えている。
【0003】モータ1には、スイッチ5を介して、電源
6が接続される。スイッチ5を閉じて電源6をモータ1
に供給すると、モータ1の起動の初期には、正特性サー
ミスタ4を介して、比較的大きな電流が補助コイル2に
流れ、モータ1を起動させる。モータ1の起動が完了し
た一定時間後には、正特性サーミスタ4は、その自己発
熱に基づく抵抗値の上昇(ヒートアップ)により、補助
コイル2に流れる電流を小さくする。
【0004】また、正特性サーミスタ4に直列に起動用
コンデンサ7が接続されるとともに、これら正特性サー
ミスタ4および起動用コンデンサ7に並列に運転用コン
デンサ8が接続される。起動用コンデンサ7は、モータ
1が単相誘導モータであるとき、補助コイル2によって
与えられる起動トルクを大きくするため、90度位相を
ずらす機能を有している。運転用コンデンサ8は、モー
タ1の起動後において、脈動を防止し、回転効率を上げ
るように作用する。なお、これら起動用コンデンサ7お
よび運転用コンデンサ8は、それら両者とも、あるいは
いずれか一方が用いられないこともある。
【0005】上述した正特性サーミスタ4を含む、図5
において破線で示した部分は、モータ起動用部品9とし
て市場に提供され、このモータ起動用部品9は、図示し
ないケースに正特性サーミスタ4等を収納した構造を有
している。上述のように、モータが起動した後において
も、正特性サーミスタ4は、通電され続け、発熱を続け
るので、このモータ起動用部品9による消費電力を小さ
くするために、正特性サーミスタ4は、ケース内におい
て、ばね性を有する端子で挟まれ、ケースの内壁面から
離した構造とし、熱放散があまり生じないようにされて
いる。
【0006】また、モータ起動用部品9には、外部との
接続を可能とする5つの端子A、B、C、DおよびEが
設けられている。
【0007】このようなモータ起動用回路において、正
特性サーミスタ4の抵抗値が無限大になることはなく、
そのため、モータ1の起動完了後も、補助コイル2に
は、正特性サーミスタ4を通じて不要な電流が流れ続
け、数Wの電力を消費している状態が維持される。ま
た、正特性サーミスタ4の発熱も継続する。
【0008】他方、特開平6−339291号公報に
は、図6に示すようなモータ起動用回路を組み込んだモ
ータ駆動回路が記載されている。なお、図6において、
図5に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を
付し、重複する説明は省略する。
【0009】図6に示すように、補助コイル2には、モ
ータ起動用正特性サーミスタ4だけでなく、トライアッ
ク10が直列に接続される。また、モータ起動用正特性
サーミスタ4に並列にトライアック制御用正特性サーミ
スタ11が接続され、このトライアック制御用正特性サ
ーミスタ11の一方の端子はトライアック10のゲート
端子Gに接続される。
【0010】このような図6に示すモータ起動用回路に
よれば、起動時において、モータ1の電源6が供給され
ると、トライアック10のゲート端子Gにトライアック
制御用正特性サーミスタ11を通じてトリガ信号が印加
されることにより、トライアック10が通電され、それ
によって、モータ起動用正特性サーミスタ4を介して補
助コイル2にモータ起動用電流が流れる。このようにし
て、モータ1の起動が完了した一定時間後には、モータ
起動用正特性サーミスタ4が、その自己発熱に基づく抵
抗値の上昇により、補助コイル2に流れる電流を小さく
するとともに、トライアック制御用正特性サーミスタ1
1が、その自己発熱に基づく抵抗値の上昇により、トラ
イアック10のゲート端子Gに加わる電流を小さくし、
トライアック10をオフ状態とする。
【0011】以後、トライアック制御用正特性サーミス
タ11には、微小な電流が流れ続けることになるが、ト
ライアック制御用正特性サーミスタ11は、モータ起動
用正特性サーミスタ4に比べて、熱容量の小さいもので
構成できるため、これを高温高抵抗に保つための電力消
費は非常に少なくて済み、図5に示したモータ起動用回
路に比べて、消費電力を小さくすることができる。
【0012】このようなモータ起動用正特性サーミスタ
4、トライアック10およびトライアック制御用正特性
サーミスタ11を含む、図6において破線で示した部分
も、モータ起動用部品12として一体化される。このモ
ータ起動用部品12にも、外部との接続を可能とする5
つの端子A、B、C、DおよびEが設けられている。
【0013】ところで、モータ1の起動のための電流
は、モータ1が起動を完了するまで、ある一定以上の時
間を必要とし、一般に突入電流の1/2となるまでの時
間を動作時間と称している。モータ起動用正特性サーミ
スタ4の体積が小さいほど、ヒートアップが早くなるた
め、この動作時間は短くなる。このため、各種のモータ
に応じた体積のモータ起動用正特性サーミスタ4が必要
となり、その結果、長い動作時間を必要とするモータで
は、モータ起動用正特性サーミスタ4が大型になる傾向
がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図6では、モータ1が
起動し、モータ起動用正特性サーミスタ4への通電が遮
断された後、スイッチ5が開かれ、再び、スイッチオン
できるまでの復帰時間は、モータ起動用正特性サーミス
タ4への通電遮断後、十分に時間が経っていれば問題な
い。しかしながら、モータ起動用部品12が、たとえ
ば、冷蔵庫のコンプレッサモータのためのモータに関連
して使用されるとき、冷蔵庫の庫内温度が下がり、サー
モスタットがオフとなった直後に、扉が開けられ、温度
上昇により、再起動が必要となる場合や、電源6の瞬間
停電などでモータ1が停止し、再起動が必要となる場合
などでは、モータ起動用正特性サーミスタ4の温度低下
が、再起動に間に合わないことがある。したがって、従
来、このモータ起動用正特性サーミスタ4の温度低下に
要する時間を考慮したモータ1の設計が必要である。
【0015】また、図6に示したモータ起動用部品12
においては、トライアック10の温度上昇を抑え、熱暴
走を防ぐため、図示しないが、トライアック10の放熱
部に金属製の放熱板等を取り付ける必要があり、このこ
とにより部品点数の増加ひいてはコストアップを招いて
いる。
【0016】他方、図5では、正特性サーミスタ4の体
積を大きくする以外の方法で、動作時間を長くする方法
としては、正特性サーミスタ4がヒートアップするまで
の時間を長くすればよく、そのためには、25℃での抵
抗値の2倍の抵抗値となる温度(以下、「CP」と言
う。)を高くするか、正特性サーミスタ4からの熱放散
を良くするかのどちらか、あるいは、これら両者を組み
合わせることを行なえばよい。
【0017】しかし、CPを高くする方法では、安定時
の発熱温度が高くなり、正特性サーミスタ4周辺の端子
部材やケース等に耐熱温度を考慮することが必要とな
り、それほど安価に達成できないばかりか、樹脂ケース
を使用する限りにおいては、高々数℃、CPを上げるこ
としかできず、効果をあまり期待できない。また、正特
性サーミスタ4からの熱放散を良くする方法としては、
端子部材を熱伝導の良いたとえば銅系の材質で構成した
り、正特性サーミスタ4との接触面積が広い、たとえば
平板状端子部材のような熱放散の良い形状にしたりする
ことが考えられるが、この場合にも、安定時の端子部材
の温度上昇に耐え得るケースの材質の選択が必要であ
る。
【0018】また、このように、正特性サーミスタ4の
熱放散を良好なものとすることは、前述した起動後の消
費電力を小さくするための対策、すなわち、正特性サー
ミスタ4をケース内においてばね性を有する端子で挟ん
でケースの内壁面から離した構造として放熱があまり生
じないようにすることと矛盾し、起動後の消費電力が高
くなる結果を招く。また、安定時の温度を高めること
も、同様に、消費電力を高くすることにつながる。
【0019】そこで、この発明の目的は、上述した問題
を解決し得る、モータ起動用部品を提供しようとするこ
とである。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明は、モータの起
動時に動作する補助コイルとモータの定常回転駆動を行
なう主コイルとを備えたモータ駆動回路に組み込まれる
モータ起動用回路を構成するモータ起動用部品に向けら
れるものであって、上述した技術的課題を解決するた
め、補助コイルに直列に接続されるべきモータ起動用正
特性サーミスタおよびトライアックと、モータ起動用正
特性サーミスタおよびトライアックを収納するケース
と、その一方主面が前記モータ起動用正特性サーミスタ
の一方の電極に接触するとともにその他方主面が前記ケ
ースの内壁面に接触する平板状接触部を有する接続部材
とを備えることを特徴としている。
【0021】この発明に係るモータ起動用部品は、好ま
しくは、前記トライアックのゲート端子に接続されて当
該トライアックの制御を行なうトライアック制御用回路
要素をさらに備え、前記ケースはこのトライアック制御
用回路要素をも収納するようにされる。また、このトラ
イアック制御用回路要素は、好ましくは、前記モータ起
動用正特性サーミスタと並列に接続されるとともに、そ
の一方の端子がトライアックのゲート端子に接続される
トライアック制御用正特性サーミスタによって与えられ
る。
【0022】また、ケースは、好ましくは、モータ起動
用正特性サーミスタ、トライアックおよびトライアック
制御用回路要素をそれぞれ収納する空間を互いに仕切る
仕切り壁を有している。
【0023】また、ケースは、好ましくは、トライアッ
クの放熱部を接触状態で受け入れる凹部を有している。
【0024】また、ケースは、好ましくは、少なくとも
前記平板状接触部が接触する部分において150℃以上
の耐熱温度を有するようにされる。
【0025】また、好ましくは、トライアックは、モー
タ起動用正特性サーミスタとトライアック制御用正特性
サーミスタとの間に配置される。
【0026】また、このモータ起動用部品は、好ましく
は、モータ起動用正特性サーミスタとトライアック制御
用正特性サーミスタとの接続点に接続される第1の端子
部材と、トライアックのゲート側の他の端子に接続され
る第2の端子部材と、主コイルに接続されるべき第3の
端子部材とをさらに備える。この場合、ケースは、外部
との接続が可能な状態でこれら第1、第2および第3の
端子部材の各少なくとも一部を収納し、当該収納状態に
おいて、第1および第3の端子部材は、それら各両端部
において外部との接続が可能とされる。
【0027】上述の構成において、好ましくは、トライ
アック制御用正特性サーミスタは、第1の端子部材と第
3の端子部材との間に配置される。
【0028】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態は、前述し
た図6に示したモータ駆動回路に組み込まれるモータ起
動用回路を構成するモータ起動用部品12の具体的構造
に向けられるものである。図1ないし図4には、この実
施形態によるモータ起動用部品12の具体的構造が示さ
れている。なお、図1ないし図4において、図6に示し
た回路要素に相当する要素については、対応関係を明ら
かにするため、同様の参照符号を付している。
【0029】図1は、モータ起動用部品12の外観を斜
め下方から示す斜視図である。図1に示すように、モー
タ起動用部品12は、ケース13を備え、このケース1
3は、第1のケース半体14と第2のケース半体15と
から構成される。図2は、第2のケース半体15を除去
して示すモータ起動用部品12の平面図であり、図3
は、図2に示した要素を分解して示す斜視図である。図
4は、図3に示したトライアック10の組み込み部分を
拡大して示す斜視図である。
【0030】モータ起動用部品12は、モータ起動用正
特性サーミスタ4、トライアック10およびトライアッ
ク制御用正特性サーミスタ11を備え、これらは、ケー
ス13内に収納されている。
【0031】また、このモータ起動用部品12は、第
1、第2および第3の端子部材16、17および18を
備える。これら端子部材16、17および18は、各一
方端側がケース13内に収納されるが、図1に示すよう
に、各他方端側がケース13から突出し、外部との接続
が可能な状態とされている。また、第1および第3の端
子部材16および18については、ケース13内に位置
する各一方端側においても、図示しないが、第2のケー
ス半体15に設けられた開口を介して外部との接続が可
能なようにされている。
【0032】ケース13は、これらモータ起動用正特性
サーミスタ4、トライアック10、トライアック制御用
正特性サーミスタ11、第1の端子部材16、第2の端
子部材17、および第3の端子部材18等をそれぞれ収
納する空間を互いに仕切る仕切り壁を形成している。図
2ないし図4には、第1のケース半体14に設けられた
仕切り壁が図示されている。これら仕切り壁の詳細につ
いて以下に説明する。
【0033】第1のケース半体14のほぼ中央部には、
平面視においてU字状に延びる仕切り壁19が設けられ
る。また、ケース半体14の隣り合う2つの角の部分に
は、それぞれ平面視においてL字状に延びる仕切り壁2
0および21が設けられる。仕切り壁19によって囲ま
れた空間には、トライアック10が収納され、仕切り壁
19の外側であって、仕切り壁19とケース半体14の
内壁面22との間の空間には、モータ起動用正特性サー
ミスタ4が収納される。また、モータ起動用正特性サー
ミスタ4とは反対側であって、仕切り壁19の外側に形
成される空間には、トライアック制御用正特性サーミス
タ11が収納される。このトライアック制御用正特性サ
ーミスタ11に対して、仕切り壁20を挟んで、第1の
端子部材16が配置され、また、仕切り壁21を挟ん
で、第3の端子部材18が配置される。また、第2の端
子部材17は、仕切り壁19に面して位置決めされる。
【0034】このようにして、トライアック10は、モ
ータ起動用正特性サーミスタ4とトライアック制御用正
特性サーミスタ11との間に配置され、トライアック制
御用正特性サーミスタ11は、第1の端子部材16と第
3の端子部材18との間に配置される。
【0035】上述したような仕切り壁19〜21は、モ
ータ起動用正特性サーミスタ4、トライアック10、ト
ライアック制御用正特性サーミスタ11、第1の端子部
材16、第2の端子部材17、および第3の端子部材1
8等の電気的要素をケース13内に組み込む際の位置決
めを容易にするばかりでなく、トライアック10および
トライアック制御用正特性サーミスタ11の発熱が空気
の対流によりモータ起動用正特性サーミスタ4に伝わり
にくくし、モータ起動用正特性サーミスタ4の冷却が妨
げられることを防止する。また、仕切り壁19〜21の
存在により、ケース13内の空気の対流等の流動が生じ
にくくなるため、外部からの汚染物質を含む空気がケー
ス13内に侵入しにくくなり、ケース13の内部の各電
気的要素の信頼性の向上に寄与する。なお、仕切り壁1
9と20との間、および仕切り壁19と20との間のす
き間は、空気の侵入を防止するためになくす方が好まし
い。
【0036】図6に示すように、モータ起動用正特性サ
ーミスタ4とトライアック制御用正特性サーミスタ11
とは、ライン23によって接続されている。このライン
23は、接続部材24によって与えられる。この接続部
材24は平板状接触部25を有し、この平板状接触部2
5の一方主面は、モータ起動用正特性サーミスタ4の一
方の電極26に接触するとともに、他方主面は、ケース
13の内壁面22に接触する。
【0037】このように構成することにより、モータ起
動用正特性サーミスタ4のヒートアップを遅くすること
ができ、同じ体積および同じCPのモータ起動用正特性
サーミスタをその両面から部分的に接触するばね接触片
で保持する構造に比べて、動作時間を10%以上延ばす
ことができ、その分、モータ起動用正特性サーミスタ4
の寸法を小さくでき、結果として、当該モータ起動用部
品12の小型化を図れ、コストダウンを期待できる。な
お、モータ起動用正特性サーミスタ4のCPをケース1
3の耐熱温度内で上げれば、さらに動作時間を延ばすこ
ともできる。
【0038】また、モータ起動用正特性サーミスタ4の
熱放散効率を高めることができ、モータ起動用正特性サ
ーミスタ4への通電を遮断した後、モータ1を再起動で
きるようになる復帰時間も短縮できる。
【0039】加えて、モータ起動用正特性サーミスタ4
への通電は一定時間後に遮断されるため、耐熱温度が1
50℃以上の材質であれば、ケース13の材質として使
用可能であり、ケース13の材質の選択の幅を広げるこ
とができるとともに、ケース13を耐熱性の点で信頼性
の高いものとすることができる。ケース13の材質とし
ては、たとえば、フェノール樹脂、メラミン樹脂等の熱
硬化性樹脂、あるいは、ポリフェニレンサルファイド、
ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド等の熱可塑性
樹脂を用いることができる。なお、ケース13の少なく
とも平板状接触部25が接触する部分のみにおいて、上
述した耐熱性を考慮した材質の選択を行なうようにして
もよい。
【0040】接続部材24は、また、平板状接触部25
に対して直交方向に延びる部分とこの部分に対して直交
方向に延びる部分とを有するストリップ状部27を形成
している。ストリップ状部27の端部には、たとえば2
つのばね接触片28が形成される。接続部材24のスト
リップ状部27は、ケース半体14の隣り合う2つの辺
に沿って延び、ばね接触片28は、トライアック制御用
正特性サーミスタ11の一方の電極29に弾性的に接触
する。
【0041】このようにして、接続部材24は、図6に
示したライン23を構成する。この接続部材24は、第
1の端子部材16に接続される。したがって、第1の端
子部材16は、図6に示したモータ起動用正特性サーミ
スタ4とトライアック制御用正特性サーミスタ11との
接続点30に接続されるとともに、端子Aと端子Bとこ
れらの間の接続経路とを構成する。
【0042】図6に示すように、モータ起動用正特性サ
ーミスタ4とトライアック10とは、ライン31によっ
て接続されている。このライン31は、接続部材32に
よって与えられる。この接続部材32は、たとえば2つ
のばね接触片33を備え、これらばね接触片33がモー
タ起動用正特性サーミスタ4の他方の電極34に弾性的
に接触するように、仕切り壁19の外側面に沿って配置
される。また、接続部材32は、上方へL字状に突出す
る接続片35を備え、この接続片35は、仕切り壁19
の上面上において、トライアック10の端子36に接続
される。
【0043】このようにして、接続部材32は、図6に
示したライン31を構成する。
【0044】図6に示すように、トライアック10のゲ
ート端子Gとトライアック制御用正特性サーミスタ11
とは、ライン37によって接続されている。このライン
37は、接続部材38によって与えられる。この接続部
材38は、たとえば2つのばね接触片39を備え、これ
らばね接触片39がトライアック制御用正特性サーミス
タ11の他方の電極40に弾性的に接触するように、仕
切り壁19の外側面に沿って配置される。また、接続部
材38は、上方へL字状に突出する接続片41を備え、
この接続片41は、仕切り壁19の上面上において、ト
ライアック10のゲート端子Gに接続される。
【0045】このようにして、接続部材38は、図6に
示したライン37を構成する。
【0046】前述した第2の端子部材17は、図6に示
した端子Cを構成する。端子Cは、トライアック10の
ゲート側の端子42に接続されるものであるが、この接
続のため、ストリップ状部43を形成している。このス
トリップ状部43は、仕切り壁19の上面上において、
トライアック10の端子42に接続される。
【0047】前述した第3の端子部材18は、図6に示
したライン44を与える。ライン44は、当該モータ起
動用部品12に備える他のいずれの電気的要素とも接続
されておらず、単にケース13を貫通しているにすぎな
い。第3の端子部材18は、図6に示した端子Dと端子
Eとこれらの間の接続経路とを構成する。
【0048】図4に示すように、トライアック10は、
仕切り壁19に囲まれた空間内に配置されるが、ケース
半体14には、トライアック10の放熱部45を接触状
態で受け入れる凹部46が設けられている。そのため、
放熱部45はケース半体14の壁内に埋まる状態となる
ので、たとえば金属製の放熱板等を特別に取り付けるこ
となく、トライアック10の温度上昇を抑えることがで
き、トライアック10の信頼性を向上させることができ
る。
【0049】また、モータ起動用正特性サーミスタ4
の、トライアック10に近い側にある接続部材32、お
よびトライアック制御用正特性サーミスタ11の、トラ
イアック10に近い側にある接続部材38は、いずれ
も、接触面が限定されるばね接触片33または39をも
ってモータ起動用正特性サーミスタ4またはトライアッ
ク制御用正特性サーミスタ11に接触しているので、こ
れらモータ起動用正特性サーミスタ4およびトライアッ
ク制御用正特性サーミスタ11の発熱をトライアック1
0に伝わりにくくすることができる。このことも、トラ
イアック10の温度上昇を抑え、トライアック10の信
頼性の向上に寄与する。
【0050】以上のように種々の要素が収納または配置
された第1のケース半体14に第2のケース半体15が
嵌合されることにより、ケース13が一体化される。こ
の嵌合状態を維持するため、たとえば、第1のケース半
体14には、弾性的に変形可能な複数のフック47が設
けられ、これらフック47が第2のケース半体15に内
壁面側に設けられたアンダーカット部分(図示せず。)
に係合するようにされる。
【0051】この実施形態によるモータ起動用部品12
は、図6に示すような電気的接続が達成されるように、
モータ駆動回路に組み込まれる。すなわち、第1の端子
部材16は、モータ1の補助コイル2に接続されるとと
もに、運転用コンデンサ8に接続される。第2の端子部
材17は、起動用コンデンサ7に接続される。第3の端
子部材18は、モータ1の主コイル3に接続されるとと
もに、電源6の一方端子に接続される。
【0052】このような接続状態において、スイッチ5
が閉じられると、トライアック制御用正特性サーミスタ
11を通じて、トライアック10のゲート端子Gに電流
(ゲート電流)が流れる。モータ1の起動時には、トラ
イアック制御用正特性サーミスタ11は、常温状態にあ
り、抵抗値が小さいため、このゲート電流は、トライア
ック10をターンオンさせるのに十分な大きさであり、
その結果、トライアック10は、半サイクル毎にトリガ
される。これにより、モータ起動用正特性サーミスタ4
を通じて、補助コイル2にモータ1の起動のための電流
が流れる。なお、モータ1は、たとえば単相誘導モータ
である。
【0053】そして、モータ1の起動が完了した一定時
間後には、モータ起動用正特性サーミスタ4がヒートア
ップし、補助コイル2に流れる電流を小さくするととも
に、トライアック制御用正特性サーミスタ11もヒート
アップし、ゲート電流が非常に小さくなり、トライアッ
ク10がターンオンしなくなる。このとき、モータ起動
用正特性サーミスタ4へは通電されないため、不要な電
力消費をなくすことができるとともに、モータ起動用正
特性サーミスタ4が冷やされて、その温度が常温近くに
まで下がる。
【0054】以後、トライアック制御用正特性サーミス
タ11には、微小な電流が流れ続けることになるが、ト
ライアック制御用正特性サーミスタ11は、モータ起動
用正特性サーミスタ4に比べて、通常、1/5以下の体
積となるため、消費電力も1/5以下に小さくすること
ができ、また、モータ1を再起動できるまでの復帰時間
も大幅に短縮できる。
【0055】
【発明の効果】この発明によれば、モータ起動用正特性
サーミスタは、平板状接触部を有する接続部材を用いて
電気的接続が達成され、この平板状接触部の一方主面
は、モータ起動用正特性サーミスタの一方の電極に接触
するとともに、他方主面は、ケースの内壁面に接触する
ようにしているので、このモータ起動用正特性サーミス
タのヒートアップを遅くすることができ、同じ体積およ
び同じCPのモータ起動用正特性サーミスタをその両面
から部分的に接触するばね接触片で保持する構造に比べ
て、動作時間をたとえば10%以上延ばすことができ、
その分、モータ起動用正特性サーミスタの寸法を小さく
でき、結果として、当該モータ起動用部品の小型化を図
れ、コストダウンを期待できる。
【0056】また、モータ起動用正特性サーミスタの熱
放散効率を高めることができるので、モータ起動用正特
性サーミスタへの通電を遮断した後、モータを再起動で
きるようになる復帰時間も短縮できる。
【0057】この発明に係るモータ起動用部品が、トラ
イアックのゲート端子に接続されて当該トライアックの
制御を行なうトライアック制御用回路要素をさらに備
え、このトライアック制御用回路要素をもケース内に収
納するようにされると、モータ起動用正特性サーミスタ
およびトライアックだけでなく、トライアック制御用回
路要素も含めて、一体の部品として取り扱うことができ
るようになる。
【0058】また、このトライアック制御用回路要素
を、モータ起動用正特性サーミスタと並列に接続される
とともに、その一方の端子がトライアックのゲート端子
に接続されるトライアック制御用正特性サーミスタによ
って構成すると、簡単な回路でトライアックの制御が可
能となり、当該モータ起動用部品の構成が複雑になるこ
とを回避できる。
【0059】この発明において、ケースが、モータ起動
用正特性サーミスタ、トライアックおよびトライアック
制御用回路要素をそれぞれ収納する空間を互いに仕切る
仕切り壁を有していると、これら電気的要素をケース内
に組み込む際の位置決めが容易になるばかりでなく、各
電気的要素間での発熱が空気の対流により互いに伝わり
にくくなり、たとえばモータ起動用正特性サーミスタの
冷却が他の電気的要素の発熱により妨げられることを防
止できる。また、仕切り壁の存在により、ケース内の空
気の対流等の流動が生じにくくなるため、外部からの汚
染物質を含む空気がケース内に侵入しにくくなり、ケー
スの内部の各電気的要素の信頼性の向上を期待できる。
【0060】この発明において、ケースが、トライアッ
クの放熱部を接触状態で受け入れる凹部を有している
と、この放熱部はケースの壁内に埋まる状態となるの
で、トライアックの温度上昇を抑えることができ、トラ
イアックの信頼性を向上させることができる。また、放
熱のために、たとえば金属製の放熱板等を特別に取り付
ける必要がないので、部品点数を減らすことができ、こ
の点でコストダウンを図ることができる。
【0061】この発明では、モータ起動用正特性サーミ
スタへの通電は一定時間後に遮断されるため、ケース
は、少なくとも接続部材の平板状接触部が接触する部分
において150℃以上の耐熱温度を有するようにされて
いればよい。このように、ケースが、少なくとも接続部
材の平板状接触部が接触する部分において150℃以上
の耐熱温度を有するようにする場合、それほど高い耐熱
性を必要とせず、ケースの材質の選択の幅を広げること
ができるとともに、ケースを耐熱性の点で信頼性の高い
ものとすることができる。
【0062】この発明において、トライアックが、モー
タ起動用正特性サーミスタとトライアック制御用正特性
サーミスタとの間に配置されると、トライアック制御用
正特性サーミスタの発熱をモータ起動用正特性サーミス
タに伝わりにくくすることができる。したがって、モー
タ起動用正特性サーミスタの冷却がトライアック制御用
正特性サーミスタの発熱により妨げられることを防止で
きるので、この点においても、モータ起動用正特性サー
ミスタへの通電を遮断した後、モータを再起動できるよ
うになる復帰時間を短縮できるようになる。
【0063】この発明に係るモータ起動用部品におい
て、モータ起動用正特性サーミスタとトライアック制御
用正特性サーミスタとの接続点に接続される第1の端子
部材と、トライアックのゲート側の他の端子に接続され
る第2の端子部材と、主コイルに接続されるべき第3の
端子部材とをさらに備え、ケースは、外部との接続が可
能な状態でこれら第1、第2および第3の端子部材の各
少なくとも一部を収納し、当該収納状態において、第1
および第3の端子部材は、それら各両端部において外部
との接続が可能とされていると、これら第1、第2およ
び第3の端子部材を利用して、このモータ起動用部品を
図6に示したようなモータ駆動回路に容易に組み込むこ
とができる。
【0064】また、上述の構成において、トライアック
制御用正特性サーミスタが、第1の端子部材と第3の端
子部材との間に配置されると、電気的に互いに絶縁され
るべき第1の端子部材と第3の端子部材との間に必要と
する間隔を利用して、トライアック制御用正特性サーミ
スタを配置できるので、ケース内の空間の有効利用を図
ることができ、そのため、ケースの小型化ひいてはモー
タ起動用部品の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるモータ起動用部品
12の外観を斜め下方から示す斜視図である。
【図2】図1に示したケース半体15を除去した状態で
モータ起動用部品12を示す平面図である。
【図3】図2に示した要素を分解して示す斜視図であ
る。
【図4】図3に示したケース半体14の、トライアック
10が組み込まれる部分を拡大して示す斜視図である。
【図5】典型的な従来のモータ起動用回路を組み込んだ
モータ駆動回路を示す。
【図6】この発明にとって興味ある従来のモータ起動用
回路であって、図1に示したモータ起動用部品12が実
現するモータ起動用回路を組み込んだモータ駆動回路を
示す。
【符号の説明】
1 モータ 2 補助コイル 3 主コイル 4 モータ起動用正特性サーミスタ 10 トライアック 11 トライアック制御用正特性サーミスタ 12 モータ起動用部品 13 ケース 14,15 ケース半体 16 第1の端子部材 17 第2の端子部材 18 第3の端子部材 19,20,21 仕切り壁 22 内壁面 24,32,38 接続部材 25 平板状接触部 26,29,34,40 電極 30 接続点 36,42 端子 45 放熱部 46 凹部 G ゲート端子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの起動時に動作する補助コイルと
    モータの定常回転駆動を行なう主コイルとを備えたモー
    タ駆動回路に組み込まれるモータ起動用回路を構成する
    モータ起動用部品であって、 前記補助コイルに直列に接続されるべきモータ起動用正
    特性サーミスタおよびトライアックと、 前記モータ起動用正特性サーミスタおよび前記トライア
    ックを収納するケースと、 その一方主面が前記モータ起動用正特性サーミスタの一
    方の電極に接触するとともにその他方主面が前記ケース
    の内壁面に接触する平板状接触部を有する接続部材とを
    備える、モータ起動用部品。
  2. 【請求項2】 前記トライアックのゲート端子に接続さ
    れて当該トライアックの制御を行なうトライアック制御
    用回路要素をさらに備え、前記ケースは前記トライアッ
    ク制御用回路要素を収納する、請求項1に記載のモータ
    起動用部品。
  3. 【請求項3】 前記トライアック制御用回路要素は、前
    記モータ起動用正特性サーミスタと並列に接続されると
    ともに、その一方の端子が前記トライアックのゲート端
    子に接続されるトライアック制御用正特性サーミスタを
    備える、請求項2に記載のモータ起動用部品。
  4. 【請求項4】 前記ケースは、前記モータ起動用正特性
    サーミスタ、前記トライアックおよび前記トライアック
    制御用回路要素をそれぞれ収納する空間を互いに仕切る
    仕切り壁を有する、請求項2または3に記載のモータ起
    動用部品。
  5. 【請求項5】 前記ケースは、前記トライアックの放熱
    部を接触状態で受け入れる凹部を有する、請求項1ない
    し4のいずれかに記載のモータ起動用部品。
  6. 【請求項6】 前記ケースは、少なくとも前記平板状接
    触部が接触する部分において150℃以上の耐熱温度を
    有する、請求項1ないし5のいずれかに記載のモータ起
    動用部品。
  7. 【請求項7】 前記トライアックは、前記モータ起動用
    正特性サーミスタと前記トライアック制御用正特性サー
    ミスタとの間に配置される、請求項3に記載のモータ起
    動用部品。
  8. 【請求項8】 前記モータ起動用正特性サーミスタと前
    記トライアック制御用正特性サーミスタとの接続点に接
    続される第1の端子部材と、前記トライアックのゲート
    側の他の端子に接続される第2の端子部材と、前記主コ
    イルに接続されるべき第3の端子部材とをさらに備え、
    前記ケースは、外部との接続が可能な状態で前記第1、
    第2および第3の端子部材の各少なくとも一部を収納
    し、当該収納状態において、前記第1および第3の端子
    部材は、それら各両端部において外部との接続が可能と
    されている、請求項3または7に記載のモータ起動用部
    品。
  9. 【請求項9】 前記トライアック制御用正特性サーミス
    タは、前記第1の端子部材と前記第3の端子部材との間
    に配置される、請求項8に記載のモータ起動用部品。
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