JPH08153674A - 半導体製造装置およびデバイス製造方法 - Google Patents
半導体製造装置およびデバイス製造方法Info
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- JPH08153674A JPH08153674A JP6317754A JP31775494A JPH08153674A JP H08153674 A JPH08153674 A JP H08153674A JP 6317754 A JP6317754 A JP 6317754A JP 31775494 A JP31775494 A JP 31775494A JP H08153674 A JPH08153674 A JP H08153674A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- button
- control means
- driving
- operation window
- Prior art date
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- Pending
Links
Landscapes
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ユニットの駆動操作や、各種コマンドの入力
をより効率的かつ簡便に行えるようにし、もってオペレ
ーションの簡便化、効率化を図る。 【構成】 複数のユニットと、これらの動作を制御する
制御手段と、およびこの制御手段との間で情報の授受を
行うためのディスプレイを有するコンソール部とを備え
た半導体製造装置において、制御手段に対して少なくと
も1つのユニットの駆動および駆動方向を指示するため
のボタン602,613を表示した操作ウインドウ60
1をコンソール部により表示し、必要に応じてこのボタ
ンを押下することにより、このボタンの押下開始と終了
までの期間中、制御手段に対して対応するユニットの駆
動および駆動方向の指令を付与し、これに応じて前記期
間中、その駆動方向へ所定の駆動速度で対応するユニッ
トを駆動させる。また、前記操作ウインドウが表示され
たのと同一画面上に、他のユニットの操作ウインドウを
開くためのボタン609,610や各ユニットに関する
情報を表示する。
をより効率的かつ簡便に行えるようにし、もってオペレ
ーションの簡便化、効率化を図る。 【構成】 複数のユニットと、これらの動作を制御する
制御手段と、およびこの制御手段との間で情報の授受を
行うためのディスプレイを有するコンソール部とを備え
た半導体製造装置において、制御手段に対して少なくと
も1つのユニットの駆動および駆動方向を指示するため
のボタン602,613を表示した操作ウインドウ60
1をコンソール部により表示し、必要に応じてこのボタ
ンを押下することにより、このボタンの押下開始と終了
までの期間中、制御手段に対して対応するユニットの駆
動および駆動方向の指令を付与し、これに応じて前記期
間中、その駆動方向へ所定の駆動速度で対応するユニッ
トを駆動させる。また、前記操作ウインドウが表示され
たのと同一画面上に、他のユニットの操作ウインドウを
開くためのボタン609,610や各ユニットに関する
情報を表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSI、VLSI等の
半導体デバイスを製造する半導体露光装置等の半導体製
造装置およびデバイス製造方法に関する。
半導体デバイスを製造する半導体露光装置等の半導体製
造装置およびデバイス製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の微細化が進むと
ともに、半導体製造装置においては、位置合せのために
ウエハ上のマーク位置を計測するマーク計測、ウエハの
レベリングを行うためのフォーカス計測等、ウエハ上の
複数のショットについて、種々の計測や、その結果に基
づくデータ処理を行うケースが増えている。これらの処
理の精度を維持するために、各機能毎に種々のパラメー
タを最適化する必要がある。このため半導体露光装置で
は、通常の露光シーケンス以外に装置の性能評価、メン
テナンス用等のウエハに応じた最適なパラメータをみつ
けるためのコマンドを有している。
ともに、半導体製造装置においては、位置合せのために
ウエハ上のマーク位置を計測するマーク計測、ウエハの
レベリングを行うためのフォーカス計測等、ウエハ上の
複数のショットについて、種々の計測や、その結果に基
づくデータ処理を行うケースが増えている。これらの処
理の精度を維持するために、各機能毎に種々のパラメー
タを最適化する必要がある。このため半導体露光装置で
は、通常の露光シーケンス以外に装置の性能評価、メン
テナンス用等のウエハに応じた最適なパラメータをみつ
けるためのコマンドを有している。
【0003】例えば、ウエハのマークのずれ量を計測
し、最適なゲイン等を求めるコマンドでは、顕微鏡対物
レンズをマーク観察位置まで移動させ、ゲイン計測のコ
マンドを起動し、計測用のパラメータを設定して計測を
実行するという一連の動作が必要となっている。また、
通常の露光動作において、レチクル設計上の値(マーク
座標)、ウエハのレイアウト座標からステージ、顕微鏡
対物レンズを各々所定の位置まで駆動して計測を行うわ
けであるが、位置オフセットが正しく入っていない、焼
かれたウエハマークがずれているなどの理由で、顕微鏡
対物レンズの視野に入らない場合がある。このような場
合、装置の操作パネルに設けられたジョイスティックで
顕微鏡対物レンズ、またXYステージを駆動し、計測コ
マンドを起動し計測を行うという操作が必要になってい
る。
し、最適なゲイン等を求めるコマンドでは、顕微鏡対物
レンズをマーク観察位置まで移動させ、ゲイン計測のコ
マンドを起動し、計測用のパラメータを設定して計測を
実行するという一連の動作が必要となっている。また、
通常の露光動作において、レチクル設計上の値(マーク
座標)、ウエハのレイアウト座標からステージ、顕微鏡
対物レンズを各々所定の位置まで駆動して計測を行うわ
けであるが、位置オフセットが正しく入っていない、焼
かれたウエハマークがずれているなどの理由で、顕微鏡
対物レンズの視野に入らない場合がある。このような場
合、装置の操作パネルに設けられたジョイスティックで
顕微鏡対物レンズ、またXYステージを駆動し、計測コ
マンドを起動し計測を行うという操作が必要になってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術によれば、パネルの操作、コマンドの起
動等に時間がかかるとともに、半導体露光装置の機能の
向上とともにコマンドが増え、また操作が複雑になり、
操作やコマンドに対する習熟が必要となり、マニュアル
や専門家に頼らねばならないケースも多く、非常に非効
率的であるという問題がある。
うな従来の技術によれば、パネルの操作、コマンドの起
動等に時間がかかるとともに、半導体露光装置の機能の
向上とともにコマンドが増え、また操作が複雑になり、
操作やコマンドに対する習熟が必要となり、マニュアル
や専門家に頼らねばならないケースも多く、非常に非効
率的であるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、このような従来技術の問
題点に鑑み、ジョイスティックによるユニットの駆動操
作や、各種コマンドの入力をより効率的かつ簡便に行え
るようにすることにある。
題点に鑑み、ジョイスティックによるユニットの駆動操
作や、各種コマンドの入力をより効率的かつ簡便に行え
るようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の装置では、複数のユニットと、これらの動作を
制御する制御手段と、およびこの制御手段との間で情報
の授受を行うためのディスプレイを有するコンソール部
とを備えた半導体製造装置において、コンソール部は、
前記制御手段に対して少なくとも1つのユニットの駆動
および駆動方向を指示するためのボタンを表示した操作
ウインドウを表示するとともに、このボタンの押下開始
と終了までの期間中、前記制御手段に対して対応するユ
ニットの駆動および駆動方向の指令を付与するものであ
り、前記制御手段はこれに応じて前記期間中、その駆動
方向へ所定の駆動速度で対応するユニットを駆動させる
ものであることを特徴とする。
本発明の装置では、複数のユニットと、これらの動作を
制御する制御手段と、およびこの制御手段との間で情報
の授受を行うためのディスプレイを有するコンソール部
とを備えた半導体製造装置において、コンソール部は、
前記制御手段に対して少なくとも1つのユニットの駆動
および駆動方向を指示するためのボタンを表示した操作
ウインドウを表示するとともに、このボタンの押下開始
と終了までの期間中、前記制御手段に対して対応するユ
ニットの駆動および駆動方向の指令を付与するものであ
り、前記制御手段はこれに応じて前記期間中、その駆動
方向へ所定の駆動速度で対応するユニットを駆動させる
ものであることを特徴とする。
【0007】また、本発明の製造方法では、複数のユニ
ットと、これらの動作を制御する制御手段と、およびこ
の制御手段との間で情報の授受を行うためのディスプレ
イを有するコンソール部とを備えた半導体製造装置を用
いて半導体デバイスを製造するデバイス製造方法におい
て、前記制御手段に対して少なくとも1つのユニットの
駆動および駆動方向を指示するためのボタンを表示した
操作ウインドウを前記コンソール部により表示する工程
と、必要に応じてこのボタンを押下することにより、こ
のボタンの押下開始と終了までの期間中、前記制御手段
に対して対応するユニットの駆動および駆動方向の指令
を前記コンソール部により付与する工程と、これに応じ
て前記期間中、その駆動方向へ所定の駆動速度で対応す
るユニットを前記制御手段により駆動させる工程とを具
備することを特徴とする。
ットと、これらの動作を制御する制御手段と、およびこ
の制御手段との間で情報の授受を行うためのディスプレ
イを有するコンソール部とを備えた半導体製造装置を用
いて半導体デバイスを製造するデバイス製造方法におい
て、前記制御手段に対して少なくとも1つのユニットの
駆動および駆動方向を指示するためのボタンを表示した
操作ウインドウを前記コンソール部により表示する工程
と、必要に応じてこのボタンを押下することにより、こ
のボタンの押下開始と終了までの期間中、前記制御手段
に対して対応するユニットの駆動および駆動方向の指令
を前記コンソール部により付与する工程と、これに応じ
て前記期間中、その駆動方向へ所定の駆動速度で対応す
るユニットを前記制御手段により駆動させる工程とを具
備することを特徴とする。
【0008】また、さらには、前記操作ウインドウが表
示されたのと同一画面上に、他のユニットを前記のよう
に駆動させるための操作ウインドウを開くためのボタ
ン、または前記各ユニットに関わる動作を行わせるため
のボタン、あるいは前記各ユニットに関する情報を前記
コンソール部により表示することを特徴とする。
示されたのと同一画面上に、他のユニットを前記のよう
に駆動させるための操作ウインドウを開くためのボタ
ン、または前記各ユニットに関わる動作を行わせるため
のボタン、あるいは前記各ユニットに関する情報を前記
コンソール部により表示することを特徴とする。
【0009】
【作用】これによれば、制御手段に対して少なくとも1
つのユニットの駆動および駆動方向を指示するためのボ
タンを表示した操作ウインドウをコンソール部において
表示し、このボタンの押下開始と終了までの期間中、制
御手段に対して対応するユニットの駆動および駆動方向
の指令をコンソール部から付与し、これに応じて前記期
間中、その駆動方向へ所定の駆動速度で対応するユニッ
トを制御手段により駆動させるようにしたため、オペレ
ータが操作ウインドウ上の所望の方向のボタンを押下し
て、その押下時間を調整することにより、対応するユニ
ットがリアルタイムでオペレータの所望方向へ所望の移
動量だけ駆動される。ここで、「ボタン」とは、ディス
プレイ上に表示された特定の図形であり、それを指示
(ポインティング)することにより、そのボタンにアサ
インされている指令をコンソール部に入力するためのも
のである。ポインティングは、ディスプレイがタッチス
クリーンを有する場合は、タッチすることにより行うこ
とができ、あるいは、マウス等のポインティングデバイ
スにより行うことができる。したがって、オペレータに
より、操作ウインドウ上で、ジョイスティックを操作す
るのと同様のリアルタイムな感覚で、ユニットの駆動が
行われる。
つのユニットの駆動および駆動方向を指示するためのボ
タンを表示した操作ウインドウをコンソール部において
表示し、このボタンの押下開始と終了までの期間中、制
御手段に対して対応するユニットの駆動および駆動方向
の指令をコンソール部から付与し、これに応じて前記期
間中、その駆動方向へ所定の駆動速度で対応するユニッ
トを制御手段により駆動させるようにしたため、オペレ
ータが操作ウインドウ上の所望の方向のボタンを押下し
て、その押下時間を調整することにより、対応するユニ
ットがリアルタイムでオペレータの所望方向へ所望の移
動量だけ駆動される。ここで、「ボタン」とは、ディス
プレイ上に表示された特定の図形であり、それを指示
(ポインティング)することにより、そのボタンにアサ
インされている指令をコンソール部に入力するためのも
のである。ポインティングは、ディスプレイがタッチス
クリーンを有する場合は、タッチすることにより行うこ
とができ、あるいは、マウス等のポインティングデバイ
スにより行うことができる。したがって、オペレータに
より、操作ウインドウ上で、ジョイスティックを操作す
るのと同様のリアルタイムな感覚で、ユニットの駆動が
行われる。
【0010】また、さらには、操作ウインドウが表示さ
れたのと同一画面上に、他のユニットを前記のように駆
動させるための操作ウインドウを開くためのボタン、各
ユニットに関わる動作を行わせるためのボタン、各ユニ
ットに関する情報等を表示することにより、このような
情報を参照して、各ユニットの駆動や関連機能の操作
が、非常に効率的に行われる。しかも、これらボタンや
情報表示を必要かつ十分なものに近付けることにより、
マニュアルや熟練者に頼ることなく、簡便かつ迅速なオ
ペレーションが行われる。以下、実施例を通じて本発明
をより具体的に説明する。
れたのと同一画面上に、他のユニットを前記のように駆
動させるための操作ウインドウを開くためのボタン、各
ユニットに関わる動作を行わせるためのボタン、各ユニ
ットに関する情報等を表示することにより、このような
情報を参照して、各ユニットの駆動や関連機能の操作
が、非常に効率的に行われる。しかも、これらボタンや
情報表示を必要かつ十分なものに近付けることにより、
マニュアルや熟練者に頼ることなく、簡便かつ迅速なオ
ペレーションが行われる。以下、実施例を通じて本発明
をより具体的に説明する。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る半導体露光装
置の外観を示す斜視図である。同図に示すように、この
半導体露光装置は、装置本体の環境温度制御を行なう温
調チャンバ101、その内部に配置され、装置本体の制
御を行うCPUを有するEWS本体106、ならびに、
装置における所定の情報を表示するEWS用ディスプレ
イ装置102、装置本体において撮像手段を介して得ら
れる画像情報を表示するモニタTV105、装置に対し
所定の入力を行うための操作パネル103、EWS用キ
ーボード104等を含むコンソール部を備えている。図
中、107はON−OFFスイッチ、108は非常停止
スイッチ、109は各種スイッチ、マウス等、110は
LAN通信ケーブル、111はコンソール機能からの発
熱の排気ダクト、そして112はチャンバの排気装置で
ある。半導体露光装置本体はチャンバ101の内部に設
置される。
置の外観を示す斜視図である。同図に示すように、この
半導体露光装置は、装置本体の環境温度制御を行なう温
調チャンバ101、その内部に配置され、装置本体の制
御を行うCPUを有するEWS本体106、ならびに、
装置における所定の情報を表示するEWS用ディスプレ
イ装置102、装置本体において撮像手段を介して得ら
れる画像情報を表示するモニタTV105、装置に対し
所定の入力を行うための操作パネル103、EWS用キ
ーボード104等を含むコンソール部を備えている。図
中、107はON−OFFスイッチ、108は非常停止
スイッチ、109は各種スイッチ、マウス等、110は
LAN通信ケーブル、111はコンソール機能からの発
熱の排気ダクト、そして112はチャンバの排気装置で
ある。半導体露光装置本体はチャンバ101の内部に設
置される。
【0012】EWS用ディスプレイ102は、EL、プ
ラズマ、液晶等の薄型フラットタイプのものであり、チ
ャンバ101前面に納められ、LANケーブル110に
よりEWS本体106と接続される。操作パネル10
3、キーボード104、モニタTV105等もチャンバ
101前面に設置し、チャンバ101前面から従来と同
様のコンソール操作が行なえるようにしてある。
ラズマ、液晶等の薄型フラットタイプのものであり、チ
ャンバ101前面に納められ、LANケーブル110に
よりEWS本体106と接続される。操作パネル10
3、キーボード104、モニタTV105等もチャンバ
101前面に設置し、チャンバ101前面から従来と同
様のコンソール操作が行なえるようにしてある。
【0013】図2は、図1の装置の内部構造を示す図で
ある。同図においては、半導体露光装置としてのステッ
パが示されている。図中、202はレチクル、203は
ウエハであり、光源装置204から出た光束が照明光学
系205を通ってレチクル202を照明するとき、投影
レンズ206によりレチクル202上のパターンをウエ
ハ203上の感光層に転写することができる。レチクル
202はレチクル202を保持、移動するためのレチク
ルステージ207により支持されている。ウエハ203
はウエハチャック291により真空吸着された状態で露
光される。ウエハチャック291はウエハステージ20
9により各軸方向に移動可能である。レチクル202の
上側にはレチクルの位置ずれ量を検出するためのレチク
ル光学系281が配置される。ウエハステージ209の
上方に、投影レンズ206に隣接してオフアクシス顕微
鏡282が配置されている。オフアクシス顕微鏡282
は内部の基準マークとウエハ203上のアライメントマ
ークとの相対位置検出を行なうのが主たる役割である。
また、これらステッパ本体に隣接して周辺装置であるレ
チクルライブラリ220やウエハキャリアエレベータ2
30が配置され、必要なレチクルやウエハはレチクル搬
送装置221およびウエハ搬送装置231によってステ
ッパ本体に搬送される。
ある。同図においては、半導体露光装置としてのステッ
パが示されている。図中、202はレチクル、203は
ウエハであり、光源装置204から出た光束が照明光学
系205を通ってレチクル202を照明するとき、投影
レンズ206によりレチクル202上のパターンをウエ
ハ203上の感光層に転写することができる。レチクル
202はレチクル202を保持、移動するためのレチク
ルステージ207により支持されている。ウエハ203
はウエハチャック291により真空吸着された状態で露
光される。ウエハチャック291はウエハステージ20
9により各軸方向に移動可能である。レチクル202の
上側にはレチクルの位置ずれ量を検出するためのレチク
ル光学系281が配置される。ウエハステージ209の
上方に、投影レンズ206に隣接してオフアクシス顕微
鏡282が配置されている。オフアクシス顕微鏡282
は内部の基準マークとウエハ203上のアライメントマ
ークとの相対位置検出を行なうのが主たる役割である。
また、これらステッパ本体に隣接して周辺装置であるレ
チクルライブラリ220やウエハキャリアエレベータ2
30が配置され、必要なレチクルやウエハはレチクル搬
送装置221およびウエハ搬送装置231によってステ
ッパ本体に搬送される。
【0014】チャンバ101は、主に空気の温度調節を
行なう空調機室210および微小異物を濾過し清浄空気
の均一な流れを形成するフィルタボックス213、また
装置環境を外部と遮断するブース214で構成されてい
る。チャンバ101内では、空調機室210内にある冷
却器215および再熱ヒーター216により温度調節さ
れた空気が、送風機217によりエアフィルタgを介し
てブース214内に供給される。このブース214に供
給された空気はリターン口raより再度空調機室210
に取り込まれチャンバ101内を循環する。通常、この
チャンバ101は厳密には完全な循環系ではなく、ブー
ス214内を常時陽圧に保つため循環空気量の約1割の
ブース214外の空気を空調機室210に設けられた外
気導入口oaより送風機を介して導入している。このよ
うにしてチャンバ101は本装置の置かれる環境温度を
一定に保ち、かつ空気を清浄に保つことを可能にしてい
る。また光源装置204には超高圧水銀灯の冷却やレー
ザ異常時の有毒ガス発生に備えて吸気口saと排気口e
aが設けられ、ブース214内の空気の一部が光源装置
204を経由し、空調機室210に備えられた専用の排
気ファンを介して工場設備に強制排気されている。ま
た、空気中の化学物質を除去するための化学吸着フィル
タcfを、空調機室210の外気導入口oaおよびリタ
ーン口raにそれぞれ接続して備えている。
行なう空調機室210および微小異物を濾過し清浄空気
の均一な流れを形成するフィルタボックス213、また
装置環境を外部と遮断するブース214で構成されてい
る。チャンバ101内では、空調機室210内にある冷
却器215および再熱ヒーター216により温度調節さ
れた空気が、送風機217によりエアフィルタgを介し
てブース214内に供給される。このブース214に供
給された空気はリターン口raより再度空調機室210
に取り込まれチャンバ101内を循環する。通常、この
チャンバ101は厳密には完全な循環系ではなく、ブー
ス214内を常時陽圧に保つため循環空気量の約1割の
ブース214外の空気を空調機室210に設けられた外
気導入口oaより送風機を介して導入している。このよ
うにしてチャンバ101は本装置の置かれる環境温度を
一定に保ち、かつ空気を清浄に保つことを可能にしてい
る。また光源装置204には超高圧水銀灯の冷却やレー
ザ異常時の有毒ガス発生に備えて吸気口saと排気口e
aが設けられ、ブース214内の空気の一部が光源装置
204を経由し、空調機室210に備えられた専用の排
気ファンを介して工場設備に強制排気されている。ま
た、空気中の化学物質を除去するための化学吸着フィル
タcfを、空調機室210の外気導入口oaおよびリタ
ーン口raにそれぞれ接続して備えている。
【0015】図3は、図1の装置の電気回路構成を示す
ブロック図である。同図において、321は装置全体の
制御を司る、前記EWS本体106に内蔵された本体C
PUであり、マイクロコンピュータまたはミニコンピュ
ータ等の中央演算処理装置からなる。322はウエハス
テージ駆動装置、323は前記オフアクシス顕微鏡28
2等のアライメント検出系、324はレチクルステージ
駆動装置、325は前記光源装置204等の照明系、3
26はシャッタ駆動装置、327はフォーカス検出系、
328はZ駆動装置であり、これらは、本体CPU32
1により制御される。329は前記レチクル搬送装置2
21、ウエハ搬送装置231等の搬送系である。330
は前記ディスプレイ102、キーボード104等を有す
るコンソールユニットであり、本体CPU321にこの
露光装置の動作に関する各種のコマンドやパラメータを
与えるためのものである。すなわち、オペレータとの間
で情報の授受を行うためのものである。331はコンソ
ールCPU、332はパラメータ等を記憶する外部メモ
リである。
ブロック図である。同図において、321は装置全体の
制御を司る、前記EWS本体106に内蔵された本体C
PUであり、マイクロコンピュータまたはミニコンピュ
ータ等の中央演算処理装置からなる。322はウエハス
テージ駆動装置、323は前記オフアクシス顕微鏡28
2等のアライメント検出系、324はレチクルステージ
駆動装置、325は前記光源装置204等の照明系、3
26はシャッタ駆動装置、327はフォーカス検出系、
328はZ駆動装置であり、これらは、本体CPU32
1により制御される。329は前記レチクル搬送装置2
21、ウエハ搬送装置231等の搬送系である。330
は前記ディスプレイ102、キーボード104等を有す
るコンソールユニットであり、本体CPU321にこの
露光装置の動作に関する各種のコマンドやパラメータを
与えるためのものである。すなわち、オペレータとの間
で情報の授受を行うためのものである。331はコンソ
ールCPU、332はパラメータ等を記憶する外部メモ
リである。
【0016】図4は露光処理における本体CPU321
での処理を示すフローチャート、図5は本体CPU32
1からの指令に基づきコンソールCPU331が行なう
ジョイスティック機能に係る処理のフローチャートであ
る。これらの図を参照し、装置の動作を説明する。
での処理を示すフローチャート、図5は本体CPU32
1からの指令に基づきコンソールCPU331が行なう
ジョイスティック機能に係る処理のフローチャートであ
る。これらの図を参照し、装置の動作を説明する。
【0017】オペレータの指示により、露光処理をスタ
ートさせると、本体CPU321はまず、ステップS4
01において、前記レチクルステージ207上のレチク
ルのアライメントを行ない、そして、レチクルのアライ
メントが正常に行なわれたか否かをステップS402に
おいて判定する。その結果、正常と判定された場合はス
テップS403へ移行するが、エラーと判定された場合
はステップS414へ移行し、後述の処理を行なう。
ートさせると、本体CPU321はまず、ステップS4
01において、前記レチクルステージ207上のレチク
ルのアライメントを行ない、そして、レチクルのアライ
メントが正常に行なわれたか否かをステップS402に
おいて判定する。その結果、正常と判定された場合はス
テップS403へ移行するが、エラーと判定された場合
はステップS414へ移行し、後述の処理を行なう。
【0018】ステップS403ではウエハを前記ウエハ
チャック291上に搬入し、そして、ステップS404
においてウエハのプリアライメントを行なう。次に、こ
のプリアライメントが正常に行なわれたか否かをステッ
プS405において判定する。この結果、正常と判定さ
れた場合はステップS406へ移行するが、エラーと判
定された場合は、後述の処理へ移行する。ステップS4
06〜S409では、所定のステップ数ウエハを移動さ
せながら各ステップ位置においてウエハのアライメント
のための計測を行なう。この間、ステップS408にお
いて計測エラーが生じたと判定した場合は後述の処理へ
移行する。また、ステップS409において所定のステ
ップ位置での計測を終了したと判定された場合はステッ
プS410へ移行する。
チャック291上に搬入し、そして、ステップS404
においてウエハのプリアライメントを行なう。次に、こ
のプリアライメントが正常に行なわれたか否かをステッ
プS405において判定する。この結果、正常と判定さ
れた場合はステップS406へ移行するが、エラーと判
定された場合は、後述の処理へ移行する。ステップS4
06〜S409では、所定のステップ数ウエハを移動さ
せながら各ステップ位置においてウエハのアライメント
のための計測を行なう。この間、ステップS408にお
いて計測エラーが生じたと判定した場合は後述の処理へ
移行する。また、ステップS409において所定のステ
ップ位置での計測を終了したと判定された場合はステッ
プS410へ移行する。
【0019】ステップS410〜S412では、各露光
位置へウエハをステップ移動させながら、各露光位置に
おいて露光を行なう。そして、ステップS412におい
て全ての露光位置における露光を終了したと判定したら
ステップS413へ移行し、次のウエハの露光のための
ウエハ交換処理を行なう。
位置へウエハをステップ移動させながら、各露光位置に
おいて露光を行なう。そして、ステップS412におい
て全ての露光位置における露光を終了したと判定したら
ステップS413へ移行し、次のウエハの露光のための
ウエハ交換処理を行なう。
【0020】ところで、ステップS402においてエラ
ーと判定され、ステップS414へ移行した場合は、ス
テップS414においてコンソールCPU331に対
し、図6に示すようなレチクルアライメント用のジョイ
スティック機能ウインドウ601の表示を依頼する。次
に、ステップS415では、ジョイスティック機能ウイ
ンドウ601においてジョイスティックボタン602ま
たは終了ボタン603の押下(もしくはポインティン
グ)があった旨のコンソールCPU331からの指令を
待ち、押下されたときはステップS416において終了
のボタンか否かを判定する。終了であれば、ステップS
403へ移行し、終了でなければステップS416にお
いて他のユニットが駆動していないか否かの駆動チェッ
クを行なう。ステップS416において他のユニットが
駆動していると判定された場合はステップS415へ戻
って再びジョイスティックボタンの押下を待ち、他のユ
ニットが駆動していない場合はステップS418へ移行
して、レチクルステージを所定量駆動する。
ーと判定され、ステップS414へ移行した場合は、ス
テップS414においてコンソールCPU331に対
し、図6に示すようなレチクルアライメント用のジョイ
スティック機能ウインドウ601の表示を依頼する。次
に、ステップS415では、ジョイスティック機能ウイ
ンドウ601においてジョイスティックボタン602ま
たは終了ボタン603の押下(もしくはポインティン
グ)があった旨のコンソールCPU331からの指令を
待ち、押下されたときはステップS416において終了
のボタンか否かを判定する。終了であれば、ステップS
403へ移行し、終了でなければステップS416にお
いて他のユニットが駆動していないか否かの駆動チェッ
クを行なう。ステップS416において他のユニットが
駆動していると判定された場合はステップS415へ戻
って再びジョイスティックボタンの押下を待ち、他のユ
ニットが駆動していない場合はステップS418へ移行
して、レチクルステージを所定量駆動する。
【0021】一方、ステップS414におけるウインド
ウ表示依頼を受けると、コンソールCPU331は、ス
テップS501(図5)において、レチクルアライメン
ト用のジョイスティック機能ウインドウ601を表示
し、ステップS502において、ジョイスティックボタ
ン602または終了ボタン603の押下を待つ。ボタン
が押下されると、ステップS503において、押下され
たボタンおよびそのボタンが示す方向等の必要な情報
を、ステップS415において待ち状態となっている本
体CPU321へ送信する。次に、ステップS504に
おいて押下時間の計測を開始するとともに、ステップS
505においてジョイスティックボタンが押下されてい
るか否かを判定する。押下されていないと判定した場合
はステップ502へ戻り、押下されたと判定した場合は
ステップS506へ移行する。ステップS506では、
計測時間が所定値以上か否かを判定し、所定値以上であ
れば、ステップS507において、ステップS503に
おけると同様に本体CPU321への送信を行い、ステ
ップS505へ戻る。所定値以下であれば、ステップS
508において同様に本体CPU321への送信を行
い、ステップS502へ戻る。
ウ表示依頼を受けると、コンソールCPU331は、ス
テップS501(図5)において、レチクルアライメン
ト用のジョイスティック機能ウインドウ601を表示
し、ステップS502において、ジョイスティックボタ
ン602または終了ボタン603の押下を待つ。ボタン
が押下されると、ステップS503において、押下され
たボタンおよびそのボタンが示す方向等の必要な情報
を、ステップS415において待ち状態となっている本
体CPU321へ送信する。次に、ステップS504に
おいて押下時間の計測を開始するとともに、ステップS
505においてジョイスティックボタンが押下されてい
るか否かを判定する。押下されていないと判定した場合
はステップ502へ戻り、押下されたと判定した場合は
ステップS506へ移行する。ステップS506では、
計測時間が所定値以上か否かを判定し、所定値以上であ
れば、ステップS507において、ステップS503に
おけると同様に本体CPU321への送信を行い、ステ
ップS505へ戻る。所定値以下であれば、ステップS
508において同様に本体CPU321への送信を行
い、ステップS502へ戻る。
【0022】したがって、ジョイスティックボタンが所
定時間以上押下された場合は、押下期間中ステップS5
07における本体CPU321への送信がくり返され、
連続的にレチクルステージの駆動が行われる。所定時間
未満の押下の場合は所定量だけ駆動されることになる。
定時間以上押下された場合は、押下期間中ステップS5
07における本体CPU321への送信がくり返され、
連続的にレチクルステージの駆動が行われる。所定時間
未満の押下の場合は所定量だけ駆動されることになる。
【0023】なお、ジョイスティックボタン602は、
8方向へ駆動させるための、8種類のボタンを有し、そ
れぞれ各方向へ移動させるために使用される。この場
合、8方向の移動方向に関する情報も、ボタン押下の情
報とともに、本体CPU321へ送信される。また、機
能ウインドウ601には、回転移動をさせるためのボタ
ン613、ジョイスティックボタン602やボタン61
3による駆動速度を変更するためのスピードボタン60
4、前回の駆動を繰り返させるためのリピートボタン6
05等を表示させ、それらのボタン操作に応じた駆動を
行うようにすることもできる。
8方向へ駆動させるための、8種類のボタンを有し、そ
れぞれ各方向へ移動させるために使用される。この場
合、8方向の移動方向に関する情報も、ボタン押下の情
報とともに、本体CPU321へ送信される。また、機
能ウインドウ601には、回転移動をさせるためのボタ
ン613、ジョイスティックボタン602やボタン61
3による駆動速度を変更するためのスピードボタン60
4、前回の駆動を繰り返させるためのリピートボタン6
05等を表示させ、それらのボタン操作に応じた駆動を
行うようにすることもできる。
【0024】さらに、機能ウインドウ601には、本体
CPU321に対してレチクルアライメントを行わさせ
るためのボタン606、レチクルのずれ量を計測させ、
その結果を領域608に表示させるためのボタン60
7、図7に示すようなプリアライメント用のジョイステ
ィック機能ウインドウ701に切り替えるためのボタン
609、図8に示すようなウエハとレチクル間のアライ
メントのためのジョイスティック機能ウインドウ801
に切り替えるためのボタン610、前述のレチクルのず
れ量を検出するためのレチクル光学系281の倍率を切
り替えるためのボタン611、612等を表示し、これ
らボタンの操作により、対応する機能を行えるようにす
ることができる。
CPU321に対してレチクルアライメントを行わさせ
るためのボタン606、レチクルのずれ量を計測させ、
その結果を領域608に表示させるためのボタン60
7、図7に示すようなプリアライメント用のジョイステ
ィック機能ウインドウ701に切り替えるためのボタン
609、図8に示すようなウエハとレチクル間のアライ
メントのためのジョイスティック機能ウインドウ801
に切り替えるためのボタン610、前述のレチクルのず
れ量を検出するためのレチクル光学系281の倍率を切
り替えるためのボタン611、612等を表示し、これ
らボタンの操作により、対応する機能を行えるようにす
ることができる。
【0025】図7において、702はプリアライメント
を行わしめるためのボタン、703はずれ量を計測させ
てその結果を領域608に表示させるためのボタン、7
04は図6のレチクルアライメント用ジョイスティック
機能ウインドウ601に切り替えるためのボタン、70
5は前記オフアクシス顕微鏡282を駆動するためのジ
ョイスティック機能ウインドウに切り替えるためのボタ
ン、706および707はプリアライメント用のマーク
として左側のものを用いるか右側のものを用いるかを選
択するためのボタンである。
を行わしめるためのボタン、703はずれ量を計測させ
てその結果を領域608に表示させるためのボタン、7
04は図6のレチクルアライメント用ジョイスティック
機能ウインドウ601に切り替えるためのボタン、70
5は前記オフアクシス顕微鏡282を駆動するためのジ
ョイスティック機能ウインドウに切り替えるためのボタ
ン、706および707はプリアライメント用のマーク
として左側のものを用いるか右側のものを用いるかを選
択するためのボタンである。
【0026】図8において、802はウエハのXY方向
のずれ量を計測させるためのボタン、803はウエハの
Z方向のずれ量を計測させるためのボタン、804はオ
ートフォーカス機構を駆動させるためのボタン、805
は図6のジョイスティック機能ウインドウに切り替える
ためのボタンである。
のずれ量を計測させるためのボタン、803はウエハの
Z方向のずれ量を計測させるためのボタン、804はオ
ートフォーカス機構を駆動させるためのボタン、805
は図6のジョイスティック機能ウインドウに切り替える
ためのボタンである。
【0027】ところで、図4のステップS405やS4
08においてエラー発生が判定された場合は、上述のス
テップS414〜S418と同様の処理によりプリアラ
イメント用のジョイスティック機能ウインドウ701や
アライメント用のジョイスティック機能ウインドウ80
1を開くことにより、エラーに対し、速やかに対処する
ことができる。
08においてエラー発生が判定された場合は、上述のス
テップS414〜S418と同様の処理によりプリアラ
イメント用のジョイスティック機能ウインドウ701や
アライメント用のジョイスティック機能ウインドウ80
1を開くことにより、エラーに対し、速やかに対処する
ことができる。
【0028】なお、ジョイスティック機能ウインドウ
は、上述のように、エラーが生じた場合に自動的に開く
場合の他、必要な操作画面上で、必要に応じて開けるよ
うにしておくのが望ましい。
は、上述のように、エラーが生じた場合に自動的に開く
場合の他、必要な操作画面上で、必要に応じて開けるよ
うにしておくのが望ましい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、制御手段に対して少な
くとも1つのユニットの駆動および駆動方向を指示する
ためのボタンを表示した操作ウインドウをコンソール部
において表示し、このボタンの押下開始と終了までの期
間中、制御手段に対して対応するユニットの駆動および
駆動方向の指令をコンソール部から付与し、これに応じ
て前記期間中、その駆動方向へ所定の駆動速度で対応す
るユニットを制御手段により駆動させるようにしたた
め、操作ウインドウ上の所望の方向のボタンを押下し
て、その押下時間を調整することにより、対応するユニ
ットをリアルタイムで所望方向へ所望の移動量だけ駆動
することができる。したがって、オペレータは操作ウイ
ンドウ上で、ジョイスティックを操作するのと同様のリ
アルタイムな感覚で、ユニットの駆動を行うことができ
る。
くとも1つのユニットの駆動および駆動方向を指示する
ためのボタンを表示した操作ウインドウをコンソール部
において表示し、このボタンの押下開始と終了までの期
間中、制御手段に対して対応するユニットの駆動および
駆動方向の指令をコンソール部から付与し、これに応じ
て前記期間中、その駆動方向へ所定の駆動速度で対応す
るユニットを制御手段により駆動させるようにしたた
め、操作ウインドウ上の所望の方向のボタンを押下し
て、その押下時間を調整することにより、対応するユニ
ットをリアルタイムで所望方向へ所望の移動量だけ駆動
することができる。したがって、オペレータは操作ウイ
ンドウ上で、ジョイスティックを操作するのと同様のリ
アルタイムな感覚で、ユニットの駆動を行うことができ
る。
【0030】また、操作ウインドウが表示されたのと同
一画面上に、他のユニットを前記のように駆動させるた
めの操作ウインドウを開くためのボタン、各ユニットに
関わる動作を行わせるためのボタン、各ユニットに関す
る情報等を表示することにより、このような情報を参照
し、ボタン操作を行うことにより、各ユニットの駆動や
関連機能の操作を、非常に効率的に行うことができる。
しかも、これらボタンや情報表示を必要かつ十分なもの
に近付けることにより、マニュアルや熟練者に頼ること
なく、装置のメンテナンス等における簡便かつ迅速なオ
ペレーションを行うことができる。
一画面上に、他のユニットを前記のように駆動させるた
めの操作ウインドウを開くためのボタン、各ユニットに
関わる動作を行わせるためのボタン、各ユニットに関す
る情報等を表示することにより、このような情報を参照
し、ボタン操作を行うことにより、各ユニットの駆動や
関連機能の操作を、非常に効率的に行うことができる。
しかも、これらボタンや情報表示を必要かつ十分なもの
に近付けることにより、マニュアルや熟練者に頼ること
なく、装置のメンテナンス等における簡便かつ迅速なオ
ペレーションを行うことができる。
【図1】 本発明の一実施例に係る半導体露光装置の外
観を示す斜視図である。
観を示す斜視図である。
【図2】 図1の装置の内部構造を示す図である。
【図3】 図1の装置の電気回路構成を示すブロック図
である。
である。
【図4】 図1の装置の露光処理における本体CPUで
の処理を示すフローチャートである。
の処理を示すフローチャートである。
【図5】 図5は図1の装置の本体CPUからの指令に
基づきコンソールCPUが行なうジョイスティック機能
に係る処理のフローチャートである。
基づきコンソールCPUが行なうジョイスティック機能
に係る処理のフローチャートである。
【図6】 図1の装置におけるレチクルアライメント用
のジョイスティック機能ウインドウを表示した操作画面
を示す図である。
のジョイスティック機能ウインドウを表示した操作画面
を示す図である。
【図7】 図1の装置におけるプリアライメント用のジ
ョイスティック機能ウインドウを表示した操作画面を示
す図である。
ョイスティック機能ウインドウを表示した操作画面を示
す図である。
【図8】 図1の装置におけるアライメント用のジョイ
スティック機能ウインドウを表示した操作画面を示す図
である。
スティック機能ウインドウを表示した操作画面を示す図
である。
【符号の説明】 101:温調チャンバ、102:EWS用ディスプレイ
装置、103:操作パネル、104:EWS用キーボー
ド、105:モニタTV、106:EWS本体、10
7:ON−OFFスイッチ、108:非常停止スイッ
チ、109:各種スイッチ、マウス等、110:LAN
通信ケーブル、111:排気ダクト、112:排気装
置、202:レチクル、203:ウエハ、204:光源
装置、205:照明光学系、206:投影レンズ、20
7:レチクルステージ、209:ウエハステージ、28
1:レチクル顕微鏡、282:オフアクシス顕微鏡、2
10:空調機室、213:フィルタボックス、214:
ブース、217:送風機、g:エアフィルタ、cf:化
学吸着フィルタ、oa:外気導入口、ra:リターン
口、321:本体CPU、330:コンソール、33
1:コンソールCPU、332:外部メモリ、601,
701,801:ジョイスティック機能ウインドウ、6
02:ジョイスティックボタン、603:終了ボタン、
613:回転ボタン、604:スピードボタン、60
5:リピートボタン、606,609〜612,702
〜707,802〜805:ボタン。
装置、103:操作パネル、104:EWS用キーボー
ド、105:モニタTV、106:EWS本体、10
7:ON−OFFスイッチ、108:非常停止スイッ
チ、109:各種スイッチ、マウス等、110:LAN
通信ケーブル、111:排気ダクト、112:排気装
置、202:レチクル、203:ウエハ、204:光源
装置、205:照明光学系、206:投影レンズ、20
7:レチクルステージ、209:ウエハステージ、28
1:レチクル顕微鏡、282:オフアクシス顕微鏡、2
10:空調機室、213:フィルタボックス、214:
ブース、217:送風機、g:エアフィルタ、cf:化
学吸着フィルタ、oa:外気導入口、ra:リターン
口、321:本体CPU、330:コンソール、33
1:コンソールCPU、332:外部メモリ、601,
701,801:ジョイスティック機能ウインドウ、6
02:ジョイスティックボタン、603:終了ボタン、
613:回転ボタン、604:スピードボタン、60
5:リピートボタン、606,609〜612,702
〜707,802〜805:ボタン。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数のユニットと、これらの動作を制御
する制御手段と、およびこの制御手段との間で情報の授
受を行うためのディスプレイを有するコンソール部とを
備えた半導体製造装置において、コンソール部は、前記
制御手段に対して少なくとも1つのユニットの駆動およ
び駆動方向を指示するためのボタンを表示した操作ウイ
ンドウを表示するとともに、このボタンの押下開始と終
了までの期間中、前記制御手段に対して対応するユニッ
トの駆動および駆動方向の指令を付与するものであり、
前記制御手段はこれに応じて前記期間中、その駆動方向
へ所定の駆動速度で対応するユニットを駆動させるもの
であることを特徴とする半導体製造装置。 - 【請求項2】 コンソール部は、前記操作ウインドウが
表示されたのと同一画面上に、他のユニットを前記のよ
うに駆動させるための操作ウインドウを開くためのボタ
ン、または前記各ユニットに関わる動作を行わせるため
のボタンを表示し、あるいは前記各ユニットに関する情
報を表示するものであることを特徴とする請求項1記載
の半導体製造装置。 - 【請求項3】 複数のユニットと、これらの動作を制御
する制御手段と、およびこの制御手段との間で情報の授
受を行うためのディスプレイを有するコンソール部とを
備えた半導体製造装置を用いて半導体デバイスを製造す
るデバイス製造方法において、前記制御手段に対して少
なくとも1つのユニットの駆動および駆動方向を指示す
るためのボタンを表示した操作ウインドウを前記コンソ
ール部により表示する工程と、必要に応じてこのボタン
を押下することにより、このボタンの押下開始と終了ま
での期間中、前記制御手段に対して対応するユニットの
駆動および駆動方向の指令を前記コンソール部により付
与する工程と、これに応じて前記期間中、その駆動方向
へ所定の駆動速度で対応するユニットを前記制御手段に
より駆動させる工程とを具備することを特徴とするデバ
イス製造方法。 - 【請求項4】 前記操作ウインドウが表示されたのと同
一画面上に、他のユニットを前記のように駆動させるた
めの操作ウインドウを開くためのボタン、または前記各
ユニットに関わる動作を行わせるためのボタン、あるい
は前記各ユニットに関する情報を前記コンソール部によ
り表示する工程を有することを特徴とする請求項3記載
の半導体製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6317754A JPH08153674A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 半導体製造装置およびデバイス製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6317754A JPH08153674A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 半導体製造装置およびデバイス製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08153674A true JPH08153674A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=18091671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6317754A Pending JPH08153674A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 半導体製造装置およびデバイス製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08153674A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6078313A (en) * | 1996-07-30 | 2000-06-20 | Tokyo Electron Limited | Input control apparatus, display control apparatus and display apparatus |
JP2014098961A (ja) * | 2012-11-13 | 2014-05-29 | Horiuchi Denki Seisakusho:Kk | 多次元駆動制御装置、多次元駆動制御プログラム及び押し込み試験システム |
-
1994
- 1994-11-29 JP JP6317754A patent/JPH08153674A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6078313A (en) * | 1996-07-30 | 2000-06-20 | Tokyo Electron Limited | Input control apparatus, display control apparatus and display apparatus |
US6628996B1 (en) | 1996-07-30 | 2003-09-30 | Tokyo Electron Limited | Input control apparatus, display control apparatus and display apparatus |
JP2014098961A (ja) * | 2012-11-13 | 2014-05-29 | Horiuchi Denki Seisakusho:Kk | 多次元駆動制御装置、多次元駆動制御プログラム及び押し込み試験システム |
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