JP2003100603A - 露光装置及びその制御方法並びにデバイスの製造方法 - Google Patents

露光装置及びその制御方法並びにデバイスの製造方法

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JP2003100603A JP2001291853A JP2001291853A JP2003100603A JP 2003100603 A JP2003100603 A JP 2003100603A JP 2001291853 A JP2001291853 A JP 2001291853A JP 2001291853 A JP2001291853 A JP 2001291853A JP 2003100603 A JP2003100603 A JP 2003100603A
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Toshihiko Motoki
利彦 本木
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70483Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
    • G03F7/70491Information management, e.g. software; Active and passive control, e.g. details of controlling exposure processes or exposure tool monitoring processes
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のパラメータの値に従って動作する露光装
置において、パラメータ設定にかかる時間を短縮する。 【解決手段】パラメータ設定用の編集画面(400)
で、少なくとも2つのパラメータを共通の式によってパ
ラメータ設定エリア(403)内に定義することによ
り、パラメータ設定にかかる時間を短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は露光装置及びその制
御方法並びにデバイスの製造方法に係り、特に、パラメ
ータに基づいて動作する露光装置において、演算やパラ
メータの参照を用いてパラメータを設定及び編集するこ
とよりパラメータ設定にかかる時間を短縮する露光装置
及びその制御方法、並びに該制御方法により制御される
露光装置により半導体デバイスを製造する製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】今日の高度情報化社会は、半導体素子の
高集積化によって大きな発展を遂げてきた。その半導体
素子の高集積化を進める技術のうちで最も需要な技術の
1つは、微細加工技術である。微細加工技術では、レチ
クル等の原版に形成された回路パターンを感光性材料
(レジスト)が塗布された基板上に焼き付ける露光技術
が用いられている。露光装置は、3種類の制御パラメー
タセット、すなわち、1)ジョブと呼ばれる露光工程ご
とのパラメータセット(ジョブパラメータセット)、
2)レチクルファイルと呼ばれるパラメータセット(レ
チクルパラメータセット)、3)システムファイルと呼
ばれるパラメータセット(システムパラメータセット)
に従って露光を実施する。
【0003】これらのパラメータセットは、エディター
と呼ばれるパラメータセット編集機能を用いて設定及び
編集される。
【0004】ジョブは、露光工程ごとに、各種計測シー
ケンスに関するパラメータや、露光量、各種オフセット
などのパラメータを含むパラメータセットであり、これ
らのパラメータの値は随時適切な値に変更されうる。こ
のジョブパラメータセットは、露光工程ごとにあるの
で、一つの露光装置に数千〜数万もの数のパラメータが
保存されている。通常、1ジョブ(1パラメータセッ
ト)あたり、約1000個のパラメータがある。
【0005】レチクルファイルは、原板(レチクル)に
固有のパラメータを含むパラメータセットである。レチ
クルファイルはレチクルの数だけ準備される。1レチク
ルファイルあたりパラメータの数は、数百程度でありジ
ョブに比べて少ない。
【0006】システムファイルは、露光装置ごとの微小
な誤差を吸収するためのオフセットパラメータや、ハー
ドウエア/ソフトウェアの設定を吸収するセットアップ
パラメータを含む。通常、これらパラメータは、露光装
置に固有の情報なので、1つの露光装置について1つの
システムファイルが準備される。また、1セットあたり
に含まれるパラメータの数は、数千程度である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体の微細化
/複雑化/多様化が進むと共に、1台の半導体露光装置
あたりに保持する必要のあるパラメータセットの数は、
飛躍的に増大している。また、各パラメータセットに含
まれるパラメータの数もますます増加している。そのた
め、パラメータの編集作業に費やされる時間は、非常に
大きくなっている。
【0008】また、設定するパラメータを他のパラメー
タの設定値から比較的簡単な計算式を用いて算出して設
定できる場合でも、人の手で計算して設定を行ったり、
この計算をプログラム化してエディタプログラムに実装
する必要がある。そのためミスをともなったり、膨大な
作業時間がかかったりするという問題がある。また、計
算式を修正するためには、プログラムを修正する必要が
あり、これにも多大な時間を要する。
【0009】さらに、パラメータ間に相関関係があるよ
うな場合を記述するにおいて、従来は、あるパラメータ
を変更する際には、相関関係のある全てのパラメータを
編集し直す必要があった。
【0010】また、従来は、露光装置固有の特性に適合
させてパラメータを変更する場合に、必ずパラメータフ
ァイルを編集する必要があった。
【0011】本発明は、上記の背景に鑑みてなされたも
のであり、例えば、複数のパラメータの値に従って動作
する露光装置において、パラメータ設定に要する時間を
短縮しうる露光装置及びその制御方法を提供することを
1つの課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面は、
複数のパラメータの値に従って動作する露光装置に係
り、少なくとも2つのパラメータを共通の式によって定
義する機能を有するパラメータ編集システムを備えるこ
とを特徴とする。
【0013】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
式は、数式を含むことが好ましい。
【0014】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
式は、条件式を含むことが好ましい。
【0015】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
パラメータ編集システムは、前記式において使用可能な
変数の一覧を表示する機能を更に有することが好まし
い。
【0016】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
パラメータ編集システムは、第1のパラメータの値を、
第2のパラメータの値を参照する形式で定義する機能を
更に有することが好ましい。
【0017】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
パラメータ編集システムは、前記第2のパラメータとし
て選択可能なパラメータの一覧を表示する機能を更に有
することが好ましい。
【0018】本発明の第2の側面は、複数のパラメータ
の値に従って動作する露光装置に係り、前記複数のパラ
メータのうち第1のパラメータの値を、第2のパラメー
タの値を参照する形式で定義する機能を有するパラメー
タ編集システムを備えることを特徴とする。
【0019】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
パラメータ編集システムは、前記第2のパラメータとし
て選択可能なパラメータの一覧を表示する機能を更に有
することが好ましい。
【0020】本発明の第3の側面は、露光装置を制御す
るための複数のパラメータを含むパラメータセットを編
集するためのパラメータ編集システムに係り、少なくと
も2つのパラメータを共通の式によって定義する手段を
備えることを特徴とする。
【0021】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
式は、数式を含むことが好ましい。
【0022】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
式は、条件式を含むことが好ましい。
【0023】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
パラメータ編集システムは、前記式において使用可能な
変数の一覧を表示する手段を更に備えることが好まし
い。
【0024】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
パラメータ編集システムは、第1のパラメータの値を、
第2のパラメータの値を参照する形式で定義する手段を
更に備えることが好ましい。
【0025】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
パラメータ編集システムは、前記第2のパラメータとし
て選択可能なパラメータの一覧を表示する手段を更に備
えることが好ましい。
【0026】本発明の第4の側面は、露光装置を制御す
るための複数のパラメータを含むパラメータセットを編
集するためのパラメータ編集システムに係り、前記複数
のパラメータのうち第1のパラメータの値を、第2のパ
ラメータの値を参照する形式で定義する手段を備えるこ
とを特徴とする。
【0027】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
パラメータ編集システムは、前記第2のパラメータとし
て選択可能なパラメータの一覧を表示する手段を更に備
えることが好ましい。
【0028】本発明の第5の側面は、露光装置を制御す
るための複数のパラメータを含むパラメータセットを編
集するためのパラメータ編集方法に係り、少なくとも2
つのパラメータを共通の式によって定義する工程を含む
ことを特徴とする。
【0029】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
式は、数式を含むことが好ましい。
【0030】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
式は、条件式を含むことが好ましい。
【0031】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
パラメータ編集システムは、前記式において使用可能な
変数の一覧を表示する工程を更に含むことが好ましい。
【0032】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
パラメータ編集システムは、第1のパラメータの値を、
第2のパラメータの値を参照する形式で定義する工程を
更に含むことが好ましい。
【0033】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
パラメータ編集システムは、前記第2のパラメータとし
て選択可能なパラメータの一覧を表示する工程を更に含
むことが好ましい。
【0034】本発明の第6の側面は、露光装置を制御す
るための複数のパラメータを含むパラメータセットを編
集するためのパラメータ編集方法に係り、前記複数のパ
ラメータのうち第1のパラメータの値を、第2のパラメ
ータの値を参照する形式で定義する工程を含むことを特
徴とする。
【0035】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
パラメータ編集システムは、前記第2のパラメータとし
て選択可能なパラメータの一覧を表示する工程を更に含
むことが好ましい。
【0036】本発明の第7の側面は、露光装置を制御す
るための複数のパラメータを含むパラメータセットを編
集するためのプログラムに係り、少なくとも2つのパラ
メータを共通の式によって定義する工程を有することを
特徴とする。
【0037】本発明の第8の側面は、露光装置を制御す
るための複数のパラメータを含むパラメータセットを編
集するためのプログラムに係り、前記複数のパラメータ
のうち第1のパラメータの値を、第2のパラメータの値
を参照する形式で定義する工程を有することを特徴とす
る。
【0038】本発明の第9の側面は、露光装置を制御す
るための複数のパラメータを含むパラメータセットを編
集するためのプログラムのコードが格納されたコンピュ
ータ可読メモリに係り、該プログラムは少なくとも2つ
のパラメータを共通の式によって定義する工程を有する
ことを特徴とする。
【0039】本発明の第10の側面は、露光装置を制御
するための複数のパラメータを含むパラメータセットを
編集するためのプログラムのコードが格納されたコンピ
ュータ可読メモリに係り、該プログラムは前記複数のパ
ラメータのうち第1のパラメータの値を、第2のパラメ
ータの値を参照する形式で定義する工程を有することを
特徴とする。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な実施の形態を説明する。
【0041】図1は、本発明の好適な実施の形態に係る
半導体露光装置の外観を示す斜視図である。この半導体
装置100は、照明系、投影系、ステージ等により構成
される露光装置(不図示)、該露光装置全体の環境温度
を制御する温調チャンバ101、該露光装置本体を制御
するEWS(エンジニアリング・ワーク・ステーショ
ン)本体106、コンソール部120、コンソール部1
20が発生する熱を外部に逃がすための排気ダクト11
1、チャンバ内の雰囲気(例えば、空気)を排気する排
気装置112等を備えている、コンソール部129は、
ケーブル110によって接続されたEWS本体106に
より制御され、半導体露光装置に関する所定の情報を表
示するディスプレイ102、半導体露光装置本体の撮像
ユニットにより得られる画像情報を表示するモニタ10
5、半導体露光装置に対してオペレータが各種の情報を
入力するための操作パネル103、EWS用キーボード
104、ON−OFFスイッチ107、非常停止スイッ
チ108、各種スイッチ109等を有する。
【0042】EWS用ディスプレイ102としては、例
えば、EL、プラズマ、液晶等の薄型フラットタイプが
好適であり、チャンバ101の前面に納められ、ケーブ
ル110によりEWS本体106と接続される。操作パ
ネル103、キーボード104、モニタ105等もチャ
ンバ101の前面に配置されている。
【0043】図2は、図1に示す半導体露光装置100
の内部構造の一例を示す図である。図2の例では、半導
体露光装置の一例としてステッパ(ステップ・アンド・
リピート方式の半導体露光装置)が示されている。光源
装置204から出射された光束は、照明光学系205を
通過した後にレチクル202を照明する。照明されたレ
チクル202のパターンは、投影レンズ206を通じて
ウエハ203上の感光層に投影され、これによりウエハ
203にパターンが転写される。レチクル202は、レ
チクルステージ207により真空吸着された状態で露光
される。ウエハチャック291は、ウエハステージ20
9により、例えばXYZθの各軸の方向に駆動される。
レチクル202の上側にはレチクル202の位置ずれ量
を検出するためのレチクル光学系281が配置される。
ウエハステージ209の上方には、投影レンズ206に
隣接してオフアクシス顕微鏡282が配置されている。
オフアクシス顕微鏡282は、主として、内部の基準マ
ークとウエハ203上のアライメントマークとの相対位
置を検出するために使用される。
【0044】露光装置本体に隣接して、周辺装置である
レチクルライブラリ220やウエハキャリアエレベータ
230が配置され、必要なレチクルやウエハはレチクル
搬送装置221およびウエハ搬送装置231によって半
導体露光装置本体に搬送される。
【0045】チャンバ101は、主に空気の温度調節を
行う空調機室210、微小異物を補収し清浄空気の均一
な流れを形成するフィルタボックス213、装置環境を
外部と遮断するブース214で構成されている。チャン
バ101内には、空調機室210内にある冷却器215
および再熱ヒータ216により温度調節された空気が、
送風機217によりエアフィルタgを通してブース21
4内に供給される。このブース214に供給された空気
は、リターン口raにより空調機室210に取り込まれ
チャンバ101内を循環させられる。通常、チャンバ1
01は厳密には完全な循環系ではなく、ブース214内
を常時陽圧に保つために循環空気量の約1割のブース2
14外の空気を空調機室210に設けられた外気導入口
oaより送風機を介して導入している。このようにして
チャンバ101は、半導体露光装置本体が設置されてい
る環境温度を一定に保ち、かつ空気を清浄に保つ。 半
導体204には、超高圧水銀灯の冷却やレーザ異常時の
有毒ガス発生に備えて吸気口eaが設けられ、ブース2
14内の空気の一部が光源装置204を経由して、空調
機室210に備えられた専用の排気ファンを介して工場
設備に強制排気される。また、空気中の化学物質を除去
するための化学吸着フィルタcfが、空調機室210の
外気導入口oaおよびリターン口raにそれぞれ接続し
て備えられている。
【0046】図3は、本発明の好適な実施形態としての
半導体露光装置に適用可能な情報処理装置の構成を示す
ブロック図である。
【0047】図3は、図1に示す半導体露光装置100
の電気回路構成を示すブロック図である。図3におい
て、321は装置全体の制御を司るEWS本体106に
内臓された本体CPUであり、マイクロコンピュータま
たはミニコンピュータ等の中央演算処理装置からなる。
322はウエハステージ駆動装置、323はオフアクシ
ス顕微鏡282を含むアライメント検出系、324はレ
チクルステージ駆動装置、325は光源装置204を含
む照明系、326はシャッタ駆動装置、327はフォー
カス検出系、328はZ駆動装置であり、これらは本体
CPU321により制御される。329はレチクル搬送
装置221及びウエハ搬送装置231等を含む搬送系で
ある。330は、ディスプレイ102及びキーボード1
04等を有するコンソールユニットであり、オペレータ
が本体CPU321に半導体露光装置の動作に関する各
種のコマンドやパラメータを与えるために使用される。
331はコンソールCPU、332はパラメータセット
等を記憶するメモリである。
【0048】本実施形態における半導体露光装置は、通
信インターフェースおよび通信路を介して、他の半導体
露光装置やホストコンピュータ等に接続できるようにな
っている。
【0049】半導体露光装置の動作を制御するための制
御パラメータセットは、EWS用キーボード104、や
ディスプレイ102等で構成されるユーザインターフェ
ースを利用して入力され編集される。パラメータセット
は必要に応じて、メモリ332に保存されたり、通信路
を介して、外部の記憶装置に保存されたりする。
【0050】図4に示されるように、制御パラメータセ
ットには、ジョブパラメータセット、レチクルパラメー
タセット、システムパラメータセットの3種類がある。
【0051】ジョブパラメータセットは、露光プロセス
毎に設定される。また、レチクルパラメータセットは、
レチクル毎に設定される。よって、ジョブパラメータセ
ットやレチクルパラメータセットは、1つの露光装置に
多数存在する。これに対し、システムパラメータセット
は、露光装置固有のパラメータであり、露光装置1台に
1セットだけ設定される。システムパラメータセット
は、機械誤差を吸収するためのオフセットパラメータ
と、ソフトウェア/ハードウエアの設定を切り替えるセ
ットアップパラメータとで構成される。
【0052】これらのパラメータセットを編集するため
のプログラムはエディター(プログラム編集システム)
と呼ばれ、ユーザはエディターを利用して、コンピュー
タのディスプレイ102に表示されるパラメータの名称
や入力ガイド等に従い、操作パネル103、EWS用キ
ーボード104や不図示のポインティングデバイス等を
使用して入力や編集を行うことができる。
【0053】以下、図5、図6、図7により、本発明の
好適な実施形態としての半導体露光装置のパラメータセ
ットの設定方法を、マスキングブレード装置のパラメー
タの設定方法の一例として述べる。なお、この方法は、
例えば、本体CPU321にコンピュータソフトウェア
(プログラム編集システム)を提供することにより実現
されうる。
【0054】図6はマスキングブレードの模式図であ
る。マスキングブレードは、通常、照明光学系204の
光路上のレチクル202の前に位置し、レチクルの特定
領域に露光光があたらないように該露光光を遮蔽する。
マスキングブレードは、レチクルの特定領域が焼き付け
られない位置に設定される。既定値では、図6(B)の
ように全開状態の位置に設定される。レチクル202の
特定領域を遮蔽をしたい場合には、4枚のブレード位
置、Bu、Bd、Bl、Brの位置を随時設定する必要
がある。図6(A)は、4枚のブレードBu、Bd、B
l、Brを絞り込み、中心部分のみの焼き付けを行うよ
うに設定した状態である。
【0055】露光レイアウト中の特定のショットのみ遮
蔽を行う場合には、当該ショットを指定し、そのショッ
トのみ遮蔽を行うようにパラメータを設定する。例え
ば、図5のような3×3のレイアウトの中で、第5ショ
ットのみを設定する場合は、エディター上で第5ショッ
トを選択し、その後、4つのブレード位置を設定すれば
よい。
【0056】ところが、ショットの順番に従ってショッ
トごとにブレード位置を変化させたい場合、ショットご
とにブレード位置を計算し、それを設定する作業を9回
繰り返さなければならない。図5には、9つのショット
が示されているが、ショットレイアウトによってはウエ
ハあたり数1000のショットがあり、これらの操作を
繰り返すためには膨大な時間を要する。
【0057】そこで、本発明の好適な実施形態として、
計算式と変数を用いてパラメータを設定する方法につい
て以下に詳細に示す。
【0058】図7は、マスキングブレードの位置設定を
計算式と変数に従って設定を行う例である。
【0059】図7には、エディターを起動したときのデ
ィスプレイ102上に表示される編集画面400が示さ
れている。タイトルエリア401は作業内容を示すタイ
トルを表示ためのエリアである。パラメータ名称表示エ
リア402は設定パラメータ等を表示するためのエリア
である。パラメータ設定エリア403はパラメータの入
力や変更(編集)を行うためのエリアである。スクロー
ル操作ボタン404はパラメータが一つの画面に収まり
きらない場合等に画面をスクロールするためのボタンで
ある。変数テーブル表示ボタン405は使用可能な変数
名とその内容を一覧表示するためのボタンである。参照
可能パラメータ表示ボタン406は参照可能なパラメー
タの名称を一覧表示し、設定するためのボタンである。
パラメータリミット表示エリア407は設定パラメータ
が取り得る範囲を表示するエリアである。
【0060】ユーザは、キーボード104や不図示のポ
インティングデバイス等の入力装置を使用して、パラメ
ータ設定エリア403でパラメータの入力や編集を行う
ことができる。パラメータが一つの画面におさまらない
場合は、スクロール操作ボタン404を操作し、必要な
パラメータを画面上に表示させて、編集を行うことがで
きる。
【0061】図7のパラメータ設定エリア403に、マ
スキングブレードBuの設定位置MBuが計算式(1)
により設定されている。
【0062】 MBu[sno]=1.5*(sno-1)+5.0 ...(1) (1)式の中のMBuはマスキングブレードBuの設定
位置を表す配列、[ ]は、配列を表す記号、*は乗算
をあらわす記号、snoはショット番号を表す変数、+
は、加算を表す記号、( )は、計算の優先を表す記号
である。なお、1と1.5と5.0は定数を表す。
【0063】snoは、ショットレイアウトに依存す
る。ショットレイアウトは、ステップサイズX、Y、ロ
ウ(row)、カラム(clm)番号などの設定に応じ
て、ウエハ上に露光ショットが配置されるように計算さ
れる。
【0064】本例の場合、3×3のレイアウトなのでシ
ョット数は9となり、snoは1から9までの値をとる
ことになる。よって、MBu[sno]で表現される配
列も、Mbu[1]からMbu[9]までの9個のパラ
メータの値であり、これらが共通の式(1)により定義
されている。
【0065】このように定義された(1)式は、プログ
ラムにより解釈及び計算され、それぞれのパラメータ値
が設定される。
【0066】(1)式によるパラメータの設定は、図5
の3×3のレイアウトの場合には、図10のような設定
値となる。
【0067】この方法によれば、ユーザは、図10のよ
うなパラメータ設定値をあらかじめ計算し、前述のエデ
ィタによってパラメータ設定操作を9回繰り返し行うと
いう煩雑かつ時間労費の大きい作業から開放される。こ
こでは、9個のショットレイアウトの例をあげたが、シ
ョットレイアウトの数が増加するにつれて節約できる時
間は大きくなる。
【0068】また、計算式の変更も容易に行うことがで
きる。例えば、マスキングブレードの位置を、マイナス
方向ずらしたい場合は、(1)式を、 MBu[sno]=-1.5*(sno-1)+5.0 ...(2) のように変更するだけでよい。(2)式を解釈及び設定
した結果は図11のようになる。
【0069】また、ショット番号に従って設定するので
なく、カラム番号(clm)に従って設定したい場合に
は、例えば、 MBu[?,clm]=1.5*(clm-1)+5.0 ...(3) のように設定すればよい。
【0070】ここでclmは、ショットレイアウトのカ
ラム番号(clm)を示す変数で、本例では1、2、3
の値をとる。
【0071】また、MBu[?,clm]は、Mbuが
ロウ番号(row)とカラム番号(clm)を配列要素
とする2次元の配列であることを表す。?は、ロウ番号
(row)が1、2、3のどの値を取ってもよいことを
表す。(3)式によって設定されたパラメータ値は、図
12のようになる。
【0072】これらのsno、row、clmといった
変数(パラメータ)は、図7の変数テーブル表示ボタン
405により一覧表示することができる。図8はこれら
の変数を変数テーブル表示ボタン405で表示した例で
ある。画面上にある終了ボタン408を押すと、図7の
画面に戻る。
【0073】このように、図7のパラメータを設定する
時は、図8の変数tableで変数を一覧表示しながら
設定できるので、ユーザが変数名とその内容を記憶して
おく必要はない。
【0074】次に、本発明のもう1つの好適な実施形
態、特に、参照によりパラメータ値を定義する実施形態
を示す。
【0075】図13はジョブAのパラメータAの値とし
て、他のジョブであるジョブBのパラメータAの値を参
照する例を示した図である。図13のパラメータ設定用
の編集画面500は図7のパラメータ設定用の編集画面
400と同様の編集画面である。501はジョブAのフ
ァイル内容を示し、502はジョブBのファイル内容を
示す。ジョブAのファイル内容501とジョブBのファ
イル内容502を結ぶ矢印によって、データの参照関係
が模式的に表されている。
【0076】図13のパラメータ設定用の編集画面50
0には、 JOB-B:Parameter-A ...(4) という記述が表示されている。
【0077】"JOB-B:"の記述は、ジョブ名が"B"、す
なわちジョブBを参照することを示す。"Parameter-A"
は、パラメータの名称が"A"、すなわち、パラメータA
を示す。
【0078】ここで、"JOB-A"、"JOB-B"や、"Parameter
-A"といったジョブ名の記述には、予めユニークなID
が割り当てられている。
【0079】ジョブAのファイル内容501のように、
エディタの内部には、ジョブAのパラメータAは、ジョ
ブBのパラメータAを参照することが記憶されている。
さらに、ジョブBのファイル内容502のように、ジョ
ブBのパラメータAの値として"30.0"が設定されて
いる。つまり、ジョブAのパラメータAの値は、ジョブ
BのパラメータAの値と同じであり、ジョブAのパラメ
ータAの値は、参照により"30.0"に設定される。
【0080】このように、複数のジョブ及びレチクルフ
ァイルの間で、参照によりパラメータを設定することに
より、参照されるパラメータの値を編集するだけで、複
数のジョブやレチクルファイルを編集したのと同様の効
果が得られる。
【0081】本実施形態では、ジョブBの設定を変更す
れば、ジョブAにも自動的に反映される。また、本実施
形態では、2つのジョブの参照関係を説明したが、さら
に多くのジョブのパラメータ値を参照により定義するこ
とにより、ジョブやレチクルファイルの編集に費やされ
る時間を大幅に短縮することができる。
【0082】次に、図14において、ジョブパラメータ
がシステムパラメータを参照する例を示す。
【0083】図14では、ジョブCのパラメータC及び
パラメータDの値を、システムパラメータを参照して定
義する例である。パラメータ設定用の編集画面600は
図7のパラメータ設定用の編集画面400と同様の編集
画面である。601はジョブCの記述を示し、602は
システムパラメータの記述を示す。ジョブCの記述60
1とシステムパラメータの記述602を結ぶ矢印によっ
て、データの参照関係が模式的に表されている。
【0084】図14のパラメータ設定用の編集画面60
0のパラメータCには、 SYSP:OFFSET-A+10.0 ...(5) という記述が表示されている。 "SYSP:"の記述は、シ
ステムパラメータを参照することを示す。"OFFSET-A"は
オフセット名が"A"という名称のシステムオフセットパ
ラメータ、すなわち、オフセットAを示す。
【0085】ジョブCの記述601のように、エディタ
の内部には、ジョブCのパラメータCは、システムパラ
メータのオフセットAを参照することが定義されてい
る。
【0086】さらに、システムパラメータの記述602
のように、オフセットAは"15.0"という値が定義さ
れている。つまり、ジョブCのパラメータCは、システ
ムパラメータのオフセットAに10.0を加算した値を
設定していることになり、ジョブCのパラメータCは"
25.0"と設定されることになる。
【0087】また、図14のパラメータ設定用の編集画
面600のパラメータDには、 という記述が表示されている。
【0088】"SYSP:"の記述は、システムパラメータを
参照することを示す。"OPTION-PARA1"は、オプション名
が"PARA−1"という名称のシステムオフセットパラ
メータ、すなわち、オプションパラ−1を示す。
【0089】本実施形態では、オプションパラ−1
は、"Mode1"または"Mode2"の値をとるパラメータであ
る。
【0090】"When"の記述は、"=="の記述と対になり、
オプションパラ−1がMode1の場合は22.0を、Mode2
の場合は30.0を、パラメータDに設定するという条
件分岐を表す。
【0091】ジョブCの記述601のように、エディタ
の内部にはパラメータDの条件式が定義されており、シ
ステムパラメータのオプションパラ−1を参照した後、
その条件によりパラメータDを設定するように定義され
ている。この例では、システムパラメータの記述602
のように、オプションパラ−1にはMode1が設定されて
いる。つまり、ジョブCのパラメータDは、条件分岐に
よって、"22.0"を設定しているのと同じ意味とな
り、ジョブCのパラメータDは、"22.0"と設定され
ることになる。
【0092】このように、ジョブ及びレチクルファイル
とシステムファイルの間で、参照によりパラメータを定
義しておくことにより、半導体露光装置の固有のオフセ
ット値、または、セットアップパラメータに従ってパラ
メータ値を変更する必要がない。すなわち、本実施形態
において、ジョブをまだ作成していない露光装置に、ジ
ョブCをコピーして使用する場合に、使用する露光装置
のシステムパラメータを参照して自動的にパラメータ値
が設定されるので、ユーザが逐一システムパラメータを
確認してジョブ及びレチクルファイルを編集しなおす必
要もなく、編集にかかる時間を短縮できる。また、人間
が設定を行わないので、編集ミスが起こらず、安全であ
る。
【0093】図9は参照パラメータの一覧を表す図であ
る。
【0094】図7の参照可能パラメータ表示ボタン40
6を押すと、図9のような編集画面400が表示され
る。図9のタイトルエリア401には、作業内容を示す
タイトルが表示され、、パラメータ名称表示エリア40
2には、システムパラメータのオフセットパラメータ、
セットアップパラメータ、ジョブパラメータ、レチクル
パラメータ、ジョブ、レチクルファイルの一覧が表示さ
れる。
【0095】パラメータを一覧表示できることにより、
参照可能なユニークな名称を参照し、設定できる。よっ
て、ユーザがパラメータの名称などを記憶しておく必要
はない。
【0096】その他の好適な実施形態においては、露光
量、フォーカスオフセットの設定に本システムを利用す
ることが好ましい。
【0097】一般に、露光量、フォーカスオフセットの
最適な値を決定するためには、各ショット毎に露光量、
フォーカスの設定値を変えて最適な値を探す必要があ
る。
【0098】例えば、図5のようなレイアウトでは、列
方向に露光量を、行方向にフォーカスオフセットを変化
させて露光を行い、最適値を求める。
【0099】 FOFS[?,clm]=1.5*(clm-1)+50 ...(7) また、直交度、倍率といったアライメントのオフセット
の設定では、過去の設定値を変数に保存しておき、過去
のオフセットの平均値からパイロットウエハの条件設定
を行うことも可能となる。
【0100】次に上記の露光装置を利用した半導体デバ
イスの製造プロセスを説明する。図15は半導体デバイ
スの全体的な製造プロセスのフローを示す。ステップ1
(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行なう。
ステップ2(マスク作製)では設計した回路パターンに
基づいてマスクを作製する。一方、ステップ3(ウエハ
製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造す
る。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、
上記のマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技術によ
ってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステップ5
(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作
製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であ
り、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、
パッケージング工程(チップ封入)等の組立て工程を含
む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半導
体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を
行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、
これを出荷(ステップ7)する。
【0101】図16は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁膜
を成膜する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上に電
極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打込
み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジ
スト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステップ16
(露光)では上記の露光装置によって回路パターンをウ
エハに転写する。この際の露光装置の制御は、前述の通
りであり、演算やパラメータの参照を用いてパラメータ
を設定及び編集することよりパラメータ設定にかかる時
間を短縮する。ステップ17(現像)では露光したウエハ
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像したレ
ジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト
剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを
取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことによ
って、ウエハ上に多重に回路パターンを形成する。
【0102】図17は、本発明の好適な実施の形態に係
るパラメータ設定及び露光処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【0103】ステップS1701では、エディターを用
いて計算式と変数を用いた制御パラメータセットの設定
を行う。制御パラメータセットに含まれる複数のパラメ
ータのうち少なくとも2つのパラメータは、例えば、共
通な計算式を用いて設定される。またパラメータ値を他
のジョブを参照する形式で定義することもできる。
【0104】ステップS1702では、ウエハ搬送装置
231によって、ウエハ203が露光装置本体に搬入さ
れる。露光装置本体に搬入されたウエハ203は、ウエ
ハチャック291によってウエハステージ209上に真
空吸着される。
【0105】ステップS1703では、ステップS17
01で設定された各種パラメータの設定値に従って、ス
テップS1702でセットされたウエハを実際に露光す
る。
【0106】ステップS1704では、全てのウエハ処
理が終了したかどうかを判断する。終了していない場合
は、以下、処理すべき残りのウエハについて、ステップ
S1701〜1704を順次繰り返す。処理すべきウエ
ハがもう残っていなければ、一連の処理を終了し、露光
装置を停止させる。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のパラメータの値に従って動作する露光装置におい
て、パラメータ設定に要する時間を短縮する露光装置及
びその制御方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施の形態に係る半導体露光装
置の外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示す半導体露光装置の内部構造の一例を
示す図である。
【図3】図1に示す半導体露光装置の電気回路構成を示
すブロック図である。
【図4】半導体露光装置の制御パラメータの構成を示す
ブロック図である。
【図5】露光ウエハのショットレイアウトを示す図であ
る。
【図6】マスキングブレードの模式図である。
【図7】マスキングブレードの位置設定を計算式と変数
によって設定を行う例を示す図である。
【図8】変数を画面上に一覧表示した図である。
【図9】参照パラメータの一覧を表す図である。
【図10】、
【図11】、
【図12】マスキングブレードのパラメータ設定の例を
示す図である。
【図13】ジョブ間でパラメータを参照する例を示した
図である。
【図14】ジョブパラメータがシステムパラメータのパ
ラメータを参照する例を示した図である。
【図15】半導体デバイスの全体的な製造プロセスのフ
ローを示す図である。
【図16】ウエハプロセスの詳細なフローを示す図であ
る。
【図17】本発明の好適な実施の形態に係るパラメータ
の設定及び露光処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】 101 温調チャンバ 102 EWS用ディスプレイ(ディスプレイ) 103 操作パネル 104 EWS用キーボード 105 モニタ 106 EWS(エンジニアリング・ワーク・ステーシ
ョン)本体 107 ON−OFFスイッチ 108 非常停止スイッチ 109 各種スイッチ 110 ケーブル 111 排気ダクト 112 排気装置 202 レチクル 203 ウエハ 204 光源装置 205 照明光学系 206 投影レンズ 207 レチクルステージ 209 ウエハステージ 210 空調機室 213 フィルターボックス 214 ブース 215 冷却器 216 再熱ヒータ 217 送風機 220 レチクルライブラリ 221 レチクル搬送装置 230 ウエハキャリアエレベータ 231 ウエハ搬送装置 281 レチクル光学系 282 オフアクシス顕微鏡 291 ウエハチャック 321 本体CPU 322 ウエハステージ駆動 323 アライメント検出系 324 レチクルステージ駆動 325 照明系 326 シャッタ駆動 327 フォーカス検出系 328 Z駆動 329 搬送系 330 コンソールユニット 331 コンソールCPU 332 外部メモリ 400 パラメータ設定用の編集画面 401 タイトルエリア 402 パラメータ名称表示エリア 403 パラメータ設定エリア 404 スクロール操作ボタン 405 変数テーブル表示ボタン 406 参照可能パラメータ表示ボタン 407 パラメータリミット表示エリア 408 終了ボタン 500 パラメータ設定用の編集画面 501 ジョブAのファイル内容 502 ジョブBのファイル内容 600 パラメータ設定用の編集画面 601 ジョブCの記述 602 システムパラメータの記述

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパラメータの値に従って動作する
    露光装置であって、 少なくとも2つのパラメータを共通の式によって定義す
    る機能を有するパラメータ編集システムを備えることを
    特徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】 前記式は、数式を含むことを特徴とする
    請求項1に記載の露光装置。
  3. 【請求項3】 前記式は、条件式を含むことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の露光装置。
  4. 【請求項4】 前記パラメータ編集システムは、前記式
    において使用可能な変数の一覧を表示する機能を更に有
    することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    1項に記載の露光装置。
  5. 【請求項5】 前記パラメータ編集システムは、第1の
    パラメータの値を、第2のパラメータの値を参照する形
    式で定義する機能を更に有することを特徴とする請求項
    1乃至請求項4のいずれか1項に記載の露光装置。
  6. 【請求項6】 前記パラメータ編集システムは、前記第
    2のパラメータとして選択可能なパラメータの一覧を表
    示する機能を更に有することを特徴とする請求項5に記
    載の露光装置。
  7. 【請求項7】 複数のパラメータの値に従って動作する
    露光装置であって、前記複数のパラメータのうち第1の
    パラメータの値を、第2のパラメータの値を参照する形
    式で定義する機能を有するパラメータ編集システムを備
    えることを特徴とする露光装置。
  8. 【請求項8】 前記パラメータ編集システムは、前記第
    2のパラメータとして選択可能なパラメータの一覧を表
    示する機能を更に有することを特徴とする請求項7に記
    載の露光装置。
  9. 【請求項9】 露光装置を制御するための複数のパラメ
    ータを含むパラメータセットを編集するためのパラメー
    タ編集システムであって、 少なくとも2つのパラメータを共通の式によって定義す
    る手段を備えることを特徴とするパラメータ編集システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記式は、数式を含むことを特徴とす
    る請求項9に記載のパラメータ編集システム。
  11. 【請求項11】 前記式は、条件式を含むことを特徴と
    する請求項9又は請求項10に記載のパラメータ編集シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 前記パラメータ編集システムは、前記
    式において使用可能な変数の一覧を表示する手段を更に
    備えることを特徴とする請求項9乃至請求項11のいず
    れか1項に記載のパラメータ編集システム。
  13. 【請求項13】 前記パラメータ編集システムは、第1
    のパラメータの値を、第2のパラメータの値を参照する
    形式で定義する手段を更に備えることを特徴とする請求
    項9乃至請求項12のいずれか1項に記載のパラメータ
    編集システム。
  14. 【請求項14】 前記パラメータ編集システムは、前記
    第2のパラメータとして選択可能なパラメータの一覧を
    表示する手段を更に備えることを特徴とする請求項13
    に記載のパラメータ編集システム。
  15. 【請求項15】 露光装置を制御するための複数のパラ
    メータを含むパラメータセットを編集するためのパラメ
    ータ編集システムであって、 前記複数のパラメータのうち第1のパラメータの値を、
    第2のパラメータの値を参照する形式で定義する手段を
    備えることを特徴とするパラメータ編集システム。
  16. 【請求項16】 前記パラメータ編集システムは、前記
    第2のパラメータとして選択可能なパラメータの一覧を
    表示する手段を更に備えることを特徴とする請求項15
    に記載のパラメータ編集システム。
  17. 【請求項17】 露光装置を制御するための複数のパラ
    メータを含むパラメータセットを編集するためのパラメ
    ータ編集方法であって、 少なくとも2つのパラメータを共通の式によって定義す
    る工程を含むことを特徴とするパラメータ編集方法。
  18. 【請求項18】 前記式は、数式を含むことを特徴とす
    る請求項17に記載のパラメータ編集方法。
  19. 【請求項19】 前記式は、条件式を含むことを特徴と
    する請求項17又は請求項18に記載のパラメータ編集
    方法。
  20. 【請求項20】 前記パラメータ編集システムは、前記
    式において使用可能な変数の一覧を表示する工程を更に
    含むことを特徴とする請求項17乃至請求項19のいず
    れか1項に記載のパラメータ編集方法。
  21. 【請求項21】 前記パラメータ編集システムは、第1
    のパラメータの値を、第2のパラメータの値を参照する
    形式で定義する工程を更に含むことを特徴とする請求項
    17乃至請求項20のいずれか1項に記載のパラメータ
    編集方法。
  22. 【請求項22】 前記パラメータ編集システムは、前記
    第2のパラメータとして選択可能なパラメータの一覧を
    表示する工程を更に含むことを特徴とする請求項21に
    記載のパラメータ編集方法。
  23. 【請求項23】 露光装置を制御するための複数のパラ
    メータを含むパラメータセットを編集するためのパラメ
    ータ編集方法であって、 前記複数のパラメータのうち第1のパラメータの値を、
    第2のパラメータの値を参照する形式で定義する工程を
    含むことを特徴とするパラメータ編集方法。
  24. 【請求項24】 前記パラメータ編集システムは、前記
    第2のパラメータとして選択可能なパラメータの一覧を
    表示する工程を更に含むことを特徴とする請求項23に
    記載のパラメータ編集方法。
  25. 【請求項25】 露光装置を制御するための複数のパラ
    メータを含むパラメータセットを編集するためのプログ
    ラムであって、 少なくとも2つのパラメータを共通の式によって定義す
    る工程を有することを特徴とするプログラム。
  26. 【請求項26】 露光装置を制御するための複数のパラ
    メータを含むパラメータセットを編集するためのプログ
    ラムであって、 前記複数のパラメータのうち第1のパラメータの値を、
    第2のパラメータの値を参照する形式で定義する工程を
    有することを特徴とするプログラム。
  27. 【請求項27】 露光装置を制御するための複数のパラ
    メータを含むパラメータセットを編集するためのプログ
    ラムのコードが格納されたコンピュータ可読メモリであ
    って、 該プログラムは少なくとも2つのパラメータを共通の式
    によって定義する工程を有することを特徴とするコンピ
    ュータ可読メモリ。
  28. 【請求項28】 露光装置を制御するための複数のパラ
    メータを含むパラメータセットを編集するためのプログ
    ラムのコードが格納されたコンピュータ可読メモリであ
    って、 該プログラムは前記複数のパラメータのうち第1のパラ
    メータの値を、第2のパラメータの値を参照する形式で
    定義する工程を有することを特徴とするコンピュータ可
    読メモリ。
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