JP2003037051A - 露光装置及びその制御方法、並びに半導体デバイスの製造方法 - Google Patents

露光装置及びその制御方法、並びに半導体デバイスの製造方法

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JP2003037051A JP2001224934A JP2001224934A JP2003037051A JP 2003037051 A JP2003037051 A JP 2003037051A JP 2001224934 A JP2001224934 A JP 2001224934A JP 2001224934 A JP2001224934 A JP 2001224934A JP 2003037051 A JP2003037051 A JP 2003037051A
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Osamu Ogawa
修 小川
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70483Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
    • G03F7/70491Information management, e.g. software; Active and passive control, e.g. details of controlling exposure processes or exposure tool monitoring processes
    • G03F7/70525Controlling normal operating mode, e.g. matching different apparatus, remote control or prediction of failure
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/36Nc in input of data, input key till input tape
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
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    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/45Nc applications
    • G05B2219/45031Manufacturing semiconductor wafers

Abstract

(57)【要約】 【課題】他の露光装置用のレシピ(パラメータファイ
ル)を自己(露光装置)に適合したレシピに自動変換す
る。 【解決手段】他の装置等からレシピを取得し(S70
1)、パラメータの増減によりそのレシピ内のパラメー
タ構成を自己(露光装置)に適合したパラメータ構成に
変更し(S702)、コンフィグレーションファイルか
らパラメータとそれの値を取得し(S703)、それに
基づいて変換後のレシピの各パラメータの値を変更し
(S704)、メモリに格納する(S705)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光装置及びその
制御方法、並びに半導体デバイスの製造方法に係り、特
に、群のパラメータを含むパラメータファイルに基づい
て動作する露光装置及びその制御方法、並びに該制御方
法により制御される露光装置により半導体デバイスを製
造する製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体露光装置によってデバイスパター
ンをウエハに投影し露光する場合、露光工程を制御する
ためのレシピ(パラメータファイル)をデバイスパター
ン毎に準備する必要がある。レシピは、レイアウト情
報、アライメント情報、露光に関する情報等、1000
以上にも及ぶパラメータにより構成される。レシピは、
異機種の露光装置の間では当然に異なり、また、同機種
の露光装置間であってもソフトウェアのバージョンに依
存して異なる。
【0003】そこで、ある露光装置用のレシピをそのま
ま他の露光装置用に使用することはできず、当該他の露
光装置の機能等に応じて修正する必要がある。従来は、
ある露光装置用のレシピを他の露光装置で使用する場
合、自動コンバータにより該レシピのパラメータを当該
他の露光装置の機能等に応じて増減させることによりレ
シピを再構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
レシピの自動コンバータは、パラメータを増減させる機
能を有するだけであり、生成された各パラメータの値を
他の露光装置の機能等に適合するように自動修正するも
のではない。したがって、従来は、ある露光装置用のレ
シピ(パラメータファイル)を他の露光装置用のレシピ
に変換する場合、自動コンバータで生成されたレシピの
各パラメータを当該他の露光装置に適合するようにレシ
ピエディタを利用して人手で修正する必要があった。こ
のような人手による修正には膨大な作業時間を必要と
し、また、作業に伴うミスが発生する可能性もある。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、例えば、一群のパラメータを含みパラメー
タファイルに基づいて動作する露光装置及びその制御方
法において、他の装置用のパラメータファイル或いは自
己に適合していないパラメータファイルを自己に適合し
たパラメータファイルに自動変換することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一群のパラメ
ータを含むパラメータファイルに基づいて動作する露光
装置に係り、パラメータファイルを取得する取得手段
と、前記取得手段によって取得したパラメータファイル
を、当該露光装置を制御するために必要なパラメータを
含むパラメータファイルに変換する変換手段と、前記変
換手段によって変換したパラメータファイルに含まれる
パラメータの値を、当該露光装置を制御するためのパラ
メータとその適正な値を記述したコンフィグレーション
ファイルに基づいて変更する変更手段とを備えることを
特徴とする。
【0007】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
変換手段は、前記取得手段によって取得したパラメータ
ファイルに含まれるパラメータの一部を削除し、及び/
又は、前記取得手段によって取得してパラメータファイ
ルにパラメータを追加することにより、当該露光装置を
制御するために必要なパラメータを含むパラメータファ
イルを生成することが好ましい。
【0008】本発明の好適な実施の形態によれば、前記
取得手段は、例えば、外部装置(例えば、他の露光装
置、又は、パラメータファイルを管理する管理装置)か
らパラメータファイルを取得する。或いは、前記取得手
段は、メモリ媒体からパラメータファイルを取得しても
よい。
【0009】本発明の第2の側面は、一群のパラメータ
を含むパラメータファイルに基づいて動作する露光装置
の制御方法に係り、パラメータファイルを取得する取得
工程と、前記取得工程で取得したパラメータファイル
を、前記露光装置を制御するために必要なパラメータを
含むパラメータファイルに変換する変換工程と、前記変
換工程で変換したパラメータファイルに含まれるパラメ
ータの値を、前記露光装置を制御するためのパラメータ
とその適正な値を記述したコンフィグレーションファイ
ルに基づいて変更する変更工程とを有することを特徴と
する。
【0010】本発明は第3の側面は、半導体デバイスの
製造方法に係り、基板に感光材を塗布する塗布工程と、
前記塗布工程で感光材が塗布された基板に請求項7に記
載の制御方法により制御される露光装置を利用してパタ
ーンを転写する露光工程と、前記露光工程でパターンが
転写された基板の感光材を現像する現像工程とを有する
ことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な実施の形態について説明する。
【0012】図1は、本発明の好適な実施の形態に係る
半導体露光装置の外観を示す斜視図である。この半導体
露光装置100は、照明系、投影系、ステージ等により
構成される半導体露光装置本体(不図示)、該装置本体
の環境温度を制御する温調チャンバ101、該装置本体
を制御するEWS(エンジニアリング・ワーク・ステー
ション)本体106、コンソール部120、コンソール
部120が発生する熱を外部に逃がすための排気ダクト
111、チャンバ101内の雰囲気(例えば、空気)を
排気する排気装置112等を備えている。コンソール部
120は、ケーブル110によって接続されたEWS本
体106により制御され、半導体露光装置に関する所定
の情報を表示するディスプレイ装置102、半導体露光
装置本体の撮像ユニットにより得られる画像情報を表示
するモニタ105、半導体露光装置に対してオペレータ
が各種の情報を入力するための操作パネル103、EW
S用キーボード104、ON−OFFスイッチ107、
非常停止スイッチ108、各種スイッチ109等を有す
る。
【0013】EWS用ディスプレイ102としては、例
えば、EL、プラズマ、液晶等の薄型フラットタイプが
好適であり、チャンバ101の前面に納められ、ケーブ
ル110によりEWS本体106と接続される。操作パ
ネル103、キーボード104、モニタ105等もチャ
ンバ101の前面に配置されている。
【0014】図2は、図1に示す半導体露光装置100
の内部構造の一例を示す図である。図2の例では、半導
体露光装置の一例としてのステッパ(ステップ・アンド
・リピート方式の半導体露光装置)が示されている。光
源装置204から出射された光束は、照明光学系205
を通過した後にレチクル202を照明する。照明された
レチクル202のパターンは、投影レンズ206を通し
てウエハ203上の感光層に投影され、これによりウエ
ハ203にパターンが転写される。レチクル202は、
レチクルステージ207によって支持される。ウエハ2
03は、ウエハチャック291により真空吸着された状
態で露光される。ウエハチャック291は、ウエハステ
ージ209により、例えばXYZθの各軸の方向に駆動
される。レチクル202の上側にはレチクル202の位
置ずれ量を検出するためのレチクル光学系281が配置
される。ウエハステージ209の上方には、投影レンズ
206に隣接してオフアクシス顕微鏡282が配置され
ている。オフアクシス顕微鏡282は、主として、内部
の基準マークとウエハ203上のアライメントマークと
の相対位置を検出するために使用される。
【0015】露光装置本体に隣接して、周辺装置である
レチクルライブラリ220やウエハキャリアエレベータ
230が配置され、必要なレチクルやウエハはレチクル
搬送装置221およびウエハ搬送装置231によって露
光装置本体に搬送される。
【0016】チャンバ101は、主に、空気の温度調節
を行う空調機室210、微小異物を捕収し清浄空気の均
一な流れを形成するフィルタボックス213、装置環境
を外部と遮断するブース214で構成されている。チャ
ンバ101内では、空調機室210内にある冷却器21
5および再熱ヒーター216により温度調節された空気
が、送風機217によりエアフィルタgを通してブース
214内に供給される。このブース214に供給された
空気は、リターン口raより空調機室210に取り込ま
れチャンバ101内を循環させられる。通常、チャンバ
101は厳密には完全な循環系ではなく、ブース214
内を常時陽圧に保つために循環空気量の約1割のブース
214外の空気を空調機室210に設けられた外気導入
口oaより送風機を介して導入している。このようにし
てチャンバ101は、半導体露光装置本体が設置されて
いる環境温度を一定に保ち、かつ空気を清浄に保つ。
【0017】光源装置204には、超高圧水銀灯の冷却
やレーザ異常時の有毒ガス発生に備えて吸気口eaが設
けられ、ブース214内の空気の一部が光源装置204
を経由して、空調機室210に備えられた専用の排気フ
ァンを介して工場設備に強制排気される。また、空気中
の化学物質を除去するための化学吸着フィルタcfが、
空調機室210の外気導入口oaおよびリターン口ra
にそれぞれ接続して備えてられている。
【0018】図3は、図1に示す半導体露光装置100
の電気回路構成を示すブロック図である。図3におい
て、321は装置全体の制御を司るEWS本体106に
内蔵された本体CPUであり、マイクロコンピュータま
たはミニコンピュータ等の中央演算処理装置からなる。
322はウエハステージ駆動装置、323はオフアクシ
ス顕微鏡282を含むアライメント検出系、324はレ
チクルステージ駆動装置、325は光源装置204を含
む照明系、326はシャッタ駆動装置、327はフォー
カス検出系、328はZ駆動装置であり、これらは本体
CPU321により制御される。329はレチクル搬送
装置221及びウエハ搬送装置231等を含む搬送系で
ある。120は、ディスプレイ102及びキーボード1
04等を有するコンソールユニットであり、オペレータ
が本体CPU321に露光装置の動作に関する各種のコ
マンドやパラメータを与えるために使用される。331
はコンソールCPU、332はレシピ(パラメータファ
イル)等を記憶するメモリである。333はネットワー
クインターフェースであり、通信のプロトコルとしては
TCP/IP等の標準的ネットワークプロトコルが使用
されうる。
【0019】ここで、図4及び図5を参照しながら本発
明が解決すべき課題について再度説明する。図4に示す
ように、A装置内のレシピを外部メディア(例えば、フ
ロッピー(登録商標)ディスク、MO等)、または、ネ
ットワークを経由してB装置にコピーし、これをB装置
において利用する場合、B装置のサポートする機能や構
成ユニット等に応じて、コピー後のレシピ内のパラメー
タ値を修正(変更)する必要がある。
【0020】これを簡単化した具体例を挙げて説明する
と、A装置のレシピは図5の501のようにパラメータ
1〜4で構成されており、501に示すような値が設定
されている。このレシピをB装置にコピーした場合、B
装置のソフトウェアバージョン等に対応して、502に
示すようにパラメータの削除/追加(増減)が自動的に
行われる。502では、パラメータ4が削除され、パラ
メータ5が追加されている。追加されたパラメータ5に
はdefault値が与えられる。その後、レシピエディタ5
03等を使用し、人手により、504に示すように、パ
ラメータ1〜3の値を書き換える。パラメータの書き換
えは、例えば、パラメータ1がある機能のON/OFF
を切り換るスイッチであり、A装置ではOFF設定で運
用されるが、B装置では必ずON設定で運用する必要が
ある場合などにおいて必須となる。
【0021】図6は、本発明の好適な実施の形態に係る
半導体露光装置におけるレシピの変換機能を説明する図
である。図6を参照して説明すると、この実施の形態で
は、外部メディア又はネットワーク等を介して半導体露
光装置100(前述のB装置に相当)にレシピ(パラメ
ータファイル)をコピーする際に、自動変換ツール32
1により、半導体露光装置100に適合するように元の
レシピに対してパラメータを追加/削除(増減)するこ
とによりパラメータ構成を変換し、その後、コンフィグ
レーションファイル602に基づいて自動的に変更(修
正)しメモリ332に格納する。図6に示すコンフィグ
レーションファイル602では、パラメータ1を"O
N"、パラメータ2を"OFF"、パラメータ3を"20
0"に修正することが記述されている。自動変換ツール
321がコンフィグレーションファイル602に基づい
て、元のレシピ(転送されたレシピ)を自動変換するこ
とにより、図5の504に示すような完全なレシピ(す
なわち、B装置としての半導体露光装置100に適合し
たレシピ)が生成される。自動変換ツール601は、例
えば、ハードディスク等のメモリ321Mに格納された
ソフトウエアとしての自動変換ツールプログラム601
a(図3参照)を本体CPU321上で動作させること
により構築されうる。また、コンフィグレーションファ
イル602は、例えばメモリ321Mに予め格納され
る。ただし、自動変換ツール601は、ハードウエアに
より構築されてもよい。また、自動変換ツール601及
びコンフィグレーションファイル602の全部又は一部
は、外部装置によって提供されてもよい。
【0022】図7は、自動変換ツール601における処
理の流れを示す図である。自動変換ツール601は、ス
テップS701において、外部メディア又はネットワー
ク等を介して、他の露光装置用のレシピ又は自己(露光
装置100)に適合していないレシピを取得する。次い
で、自動変換ツール601は、ステップS702におい
て、ステップS701で取得したレシピに対してパラメ
ータを追加/削除(増減)し、自己(露光装置100)
に適合したパラメータ構成に変換する。この変換によ
り、パラメータの種類や個数に関しては自己(露光装置
100)に適合したパラメータ構成を有するレシピが生
成されるが、各パラメータの値は必ずしも自己(露光装
置100)に適合していない。そこで、自動変換ツール
601は、ステップS703で、コンフィグレーション
ファイル602を参照し、自己(露光装置100)につ
いてのパラメータとその値を取得し、ステップS704
で、その取得したパラメータ及びその値に基づいて、ス
テップS702で生成した中間的なレシピ内の該当する
パラメータの値を変更(修正)し、自己(露光装置10
0)に完全に適合したレシピを生成する。ステップS7
05では、自動変換ツール601は、ステップS704
で完成させたレシピをメモリ332に格納する。このよ
うにしてメモリ332に格納されたレシピは、露光動作
の際に該露光動作を制御するために参照される。
【0023】なお、自動変換ツール601をハードウェ
アで構成する場合は、自動変換ツール601は、例え
ば、レシピ(パラメータファイル)を外部装置やメディ
アから取得するレシピ取得ユニット(例えば、ネットワ
ークインターフェース、メディアリーダ等)(ステップ
S701に相当)、レシピ内のパラメータ構成をパラメ
ータの追加/削除により変換する変換ユニット(ステッ
プS702に相当)、コンフィグレーションファイル6
02からパラメータとそれに対応する値を取得する修正
用パラメータ値取得ユニット(ステップS703に相
当)、変換ユニットにより変換されたレシピの各パラメ
ータの値を修正用パラメータ値取得ユニットで取得した
パラメータの値に基づいて変更してレシピを完成させる
変更ユニット(ステップS704に相当)、完成したレ
シピを外部メモリに格納する格納ユニット(ステップS
705に相当)を備えればよい。ここで、これらのユニ
ットの全部又は一部は、ソフトウェアと協働して構成さ
れてもよい。
【0024】レシピ(パラメータファイル)は、一般的
に、露光に関するもの、レチクルに関するもの、システ
ム制御に関するものなどに分類して管理されうるが、本
発明では、あらゆるレシピの変換に適用することができ
る。
【0025】また、上記の実施の形態では、他の露光装
置から外部メディア又はネットワーク等を介してレシピ
を取得してそれを自己(露光装置)に適合したレシピに
変換するが、転送元の装置は、露光装置に限られず、レ
シピを管理するファイルサーバ(ファイル管理装置)な
どであってもよい。
【0026】次に上記の露光装置を利用した半導体デバ
イスの製造プロセスを説明する。図8は、半導体デバイ
スの全体的な製造プロセスのフローを示す図である。ス
テップ1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を
行なう。ステップ2(マスク作製)では設計した回路パ
ターンに基づいてマスクを作製する。一方、ステップ3
(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを
製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼
ばれ、上記のマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技
術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステ
ップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によっ
て作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程で
あり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディン
グ)、パッケージング工程(チップ封入)等の組立て工
程を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製され
た半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の
検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完
成し、これを出荷(ステップ7)する。
【0027】図9は、上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す図である。ステップ11(酸化)ではウエハの表
面を酸化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面
に絶縁膜を成膜する。ステップ13(電極形成)ではウエ
ハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオ
ン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記の露光装置によって回路パター
ンをウエハに転写する。ステップ17(現像)では露光し
たウエハを現像する。ステップ18(エッチング)では現
像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19
(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要となった
レジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行な
うことによって、ウエハ上に多重に回路パターンを形成
する。
【0028】
【発明の効果】本発明の露光装置及びその制御方法によ
れば、他の装置用のパラメータファイル或いは自己に適
合していないパラメータファイルを自己に適合したパラ
メータファイルに自動変換することができる。これによ
り、パラメータファイルの編集の負担が劇的に軽減され
るとともに人手による編集作業に起因する誤りを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施の形態に係る半導体露光装
置の外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示す半導体露光装置の内部構造の一例を
示す図である。
【図3】図1に示す半導体露光装置の電気回路構成を示
すブロック図である。
【図4】本発明が解決すべき課題を説明する図である。
【図5】従来のレシピの変換の流れを説明する図であ
る。
【図6】本発明の好適な実施の形態に係る半導体露光装
置におけるレシピの変換機能を説明する図である。
【図7】本発明の好適な実施の形態に係るレシピの自動
変換ツールにおける処理の流れを示す図である。
【図8】半導体デバイスの全体的な製造プロセスのフロ
ーを示す図である。
【図9】図8におけるウエハプロセスの詳細なフローを
示す図である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一群のパラメータを含むパラメータファ
    イルに基づいて動作する露光装置であって、 パラメータファイルを取得する取得手段と、 前記取得手段によって取得したパラメータファイルを、
    当該露光装置を制御するために必要なパラメータを含む
    パラメータファイルに変換する変換手段と、 前記変換手段によって変換したパラメータファイルに含
    まれるパラメータの値を、当該露光装置を制御するため
    のパラメータとその適正な値を記述したコンフィグレー
    ションファイルに基づいて変更する変更手段と、 を備えることを特徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】 前記変換手段は、前記取得手段によって
    取得したパラメータファイルに含まれるパラメータの一
    部を削除し、及び/又は、前記取得手段によって取得し
    てパラメータファイルにパラメータを追加することによ
    り、当該露光装置を制御するために必要なパラメータを
    含むパラメータファイルを生成することを特徴とする請
    求項1に記載の露光装置。
  3. 【請求項3】 前記取得手段は、外部装置からパラメー
    タファイルを取得することを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の露光装置。
  4. 【請求項4】 前記外部装置は、他の露光装置であるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の露光装置。
  5. 【請求項5】 前記外部装置は、パラメータファイルを
    管理する管理装置であることを特徴とする請求項3に記
    載の露光装置。
  6. 【請求項6】 前記取得手段は、メモリ媒体からパラメ
    ータファイルを取得することを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の半導体露光装置。
  7. 【請求項7】 一群のパラメータを含むパラメータファ
    イルに基づいて動作する露光装置の制御方法であって、 パラメータファイルを取得する取得工程と、 前記取得工程で取得したパラメータファイルを、前記露
    光装置を制御するために必要なパラメータを含むパラメ
    ータファイルに変換する変換工程と、 前記変換工程で変換したパラメータファイルに含まれる
    パラメータの値を、前記露光装置を制御するためのパラ
    メータとその適正な値を記述したコンフィグレーション
    ファイルに基づいて変更する変更工程と、 を有することを特徴とする露光装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 半導体デバイスの製造方法であって、 基板に感光材を塗布する塗布工程と、 前記塗布工程で感光材が塗布された基板に請求項7に記
    載の制御方法により制御される露光装置を利用してパタ
    ーンを転写する露光工程と、 前記露光工程でパターンが転写された基板の感光材を現
    像する現像工程と、 を有することを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
JP2001224934A 2001-07-25 2001-07-25 露光装置及びその制御方法、並びに半導体デバイスの製造方法 Withdrawn JP2003037051A (ja)

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