JPH08153536A - 密閉型非水二次電池 - Google Patents

密閉型非水二次電池

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JPH08153536A
JPH08153536A JP6294611A JP29461194A JPH08153536A JP H08153536 A JPH08153536 A JP H08153536A JP 6294611 A JP6294611 A JP 6294611A JP 29461194 A JP29461194 A JP 29461194A JP H08153536 A JPH08153536 A JP H08153536A
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修 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】過充電や短絡等の異常が発生しても、電池内圧
が上昇した初期において電池内部の導通を完全に遮断す
ることができる密閉型非水二次電池を提供する。 【構成】封口体が、電池内圧の上昇に伴って電極群側と
は反対側に変形する防爆弁体と、防爆弁体の電極群側と
は反対側に配置された排気孔付き端子キャップと、防爆
弁体と端子キャップとの間に配置される電流遮断スイッ
チを具備し、防爆弁体が、外周部近傍から電極群側へ突
出する突出平坦部を有する皿状体で、突出平坦部に溝状
の肉薄部を有すると共に中央部に電極群側とは反対側へ
突出する突起部を一体的に有するものであり、電池内圧
上昇時に防爆弁体の中央部突起部が電流遮断スイッチに
作用して、端子キャップと正極あるいは負極との電気的
接続を遮断し、さらなる電池内圧上昇時に防爆弁体の溝
状肉薄部が破壊してガスを放出する密閉型非水二次電
池。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池内圧が上昇した時
に電池内部の導通を遮断することができる密閉型非水二
次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の高性能化、小型化、ポ
ータブル化により、その電源として使用される電池に、
従来のニッケルカドミウム電池や鉛蓄電池等に代わる高
エネルギー密度な二次電池が要求されるようになってい
る。そこで、最近では負極に水素吸蔵合金を用いたニッ
ケル水素電池や、軽金属を挿入放出可能な物質を正極及
び負極に用いた非水二次電池の研究開発が行われ、一部
の電子機器に使用されるようになった。特にリチウムの
挿入放出を応用した密閉型非水二次電池は電池電圧が
3.6Vと高く、高エネルギー密度を有するため、電池
の小型軽量化が可能であり、また自己放電も少なくサイ
クル特性にも優れていることから、今後ポータブル機器
用の電源として広く使用されることが期待されている。
一般に密閉型の二次電池では、短絡や過充電時に電池自
身の温度が上昇し、内蔵する電解液が気化して電池内圧
が上昇する。したがってこの状態が続くと、電池内圧が
上昇し続け、最後には電池が破裂し、周辺機器に対して
も損傷を与えてしまう。そこで、この種の電池は、所定
の電池内圧に達すると電池内部のガスを外部へ放出する
ことができる防爆弁体を備えている。密閉型非水二次電
池の場合も同様に防爆弁体を備えているが、最近になっ
て、特に過充電時、所定の電池内圧で防爆弁体が作動し
て電池内部のガスを放出したにも拘らず、なおも電池温
度が上昇し、ついには電池が破裂することもあることが
わかった。これは、ガス放出後も電流が流れ続けている
ため、電池温度と共に電池電圧も上昇し続け、ついには
電解質や活物質の急速な分解といった異常反応が起こ
り、電池温度が急速に上昇してしまうためであると推測
されている。したがって、上記現象を防止するには、電
池内圧あるいは電池温度を検知して充電電流を完全に遮
断するのが効果的であり、既にいくつかの提案がなされ
ている。
【0003】特開平2−112151号公報による電池
は、図12に示すように、その封口部において、中心部
に電極群側へ突出した突起部を有する防爆弁体と、中心
部に防爆弁体の突起部が挿通される挿通孔を有し、防爆
弁体の下面に接触して配置される絶縁性ストリッパー
と、電極群の一極板より導き出され、ストリッパーの下
面と防爆弁体の突起の下面とを橋渡しするように上記突
起の下面に溶接されるリード板とが配置されている。こ
の場合、過充電や短絡等により電池内圧が上昇し始める
と、防爆弁体が電極群側とは反対側へ変形すると共に、
防爆弁体の突起部に溶接されているリード板が防爆弁体
の変形に伴ってその接続部分において剥離あるいは/及
び破断し、電流経路が遮断されて電池の破裂といった最
悪事態が未然に防止される。なお、樹脂製の中間嵌合体
を用いて上記ストリッパーを凹凸嵌合で前記防爆弁体に
取り付けるようにして組立作業性を向上させたもの(特
開平2−288063号公報、米国特許4943497
号)、上記ストリッパーに複数の孔を設け且つ上記防爆
弁体の表面に溝状の肉薄部を設けて安全性を向上させた
もの(実開平4−24262号公報)、上記防爆弁体の
突起下面と上記リード板との間に金属薄板を介在させた
もの、また上記ストリッパーの代わりにガス貫通孔を有
する金属ディスクを用い樹脂製のディスクホルダーで防
爆弁体にこれを固定し、上記防爆弁体の突起下面を金属
ディスクに溶接すると共に上記リードを金属ディスクの
電極群側に接続させて安全性を向上させたもの(共に特
開平5−343043号公報、図13)等の改良案も提
案されている。
【0004】しかし上記公報による場合は、電流経路を
遮断する精度は、溶接部の破断あるいは剥離強度と防爆
弁体の引張応力との相関性で決まり、その溶接強度に大
きく左右される。したがって、溶接部の表面形状や表面
酸化状態等に違いがあるとその溶接強度が変わり、電流
遮断時の電池内圧が一定とならない。また、溶接後、リ
ード板を折り曲げて封口体全体を電池外装缶開口部に挿
入する際、リード板に生じた折り曲げ応力が溶接部へ引
張あるいは押圧力となって作用し、溶接強度を低下さ
せ、電流遮断時の電池内圧を変動させたりあるいは振動
や落下等により溶接部が外れてしまったりすることがあ
る。さらに、溶接部が電池内雰囲気に晒されているの
で、有機溶媒を電解液に用いる非水電池の場合は、溶接
部が破断あるいは剥離して電流経路を遮断する時のスパ
ークが有機溶媒蒸気に引火し、電池が破裂してしまうこ
ともある。
【0005】上記の問題に鑑み、電池内雰囲気に晒され
ない防爆弁体の電極群側とは反対側に電流遮断部位を設
けたものが提案されている。特開平6−215760号
公報による電池は、図14に示すように、その封口部に
おいて、中央部に貫通孔を有する内部蓋体と、内部蓋体
上に、防爆弁体、中央部に貫通孔を有する内側絶縁パッ
キング、端子キャップが順に配置されて、内部蓋体周縁
部及び上記パッキングの周縁部がそれぞれ内側に折り曲
げられて防爆弁体及び端子キャップ等が挟持されてい
る。さらに、一端が上記内部蓋体と上記パッキングの間
に挟持され、他端が上記パッキングの貫通孔を通して上
記パッキングと上記端子キャップの間に延出して挟持さ
れた電流遮断リードが配置されている。この場合、電池
内圧が上昇し始めると、防爆弁体が電極群側とは反対側
へ変形すると共に防爆弁体上の電流遮断リードも同方向
へ押し上げられ、リードが応力限界を越えると、リード
が破断し電流経路が遮断される。
【0006】しかし上記公報による場合は、防爆弁体上
に電流遮断リードの一端を押しつけ挟持しているため、
組立時または電池内圧上昇時の防爆弁体変形時に、電流
遮断リードの端部で防爆弁体の一部に亀裂が発生するこ
とがある。この場合、過充電時に、電流経路が遮断され
る前に防爆弁体の破損部より電池内部ガスが排出してし
まい、電流遮断リードを押し上げることができず、電池
が破裂してしまう危険性がある。また、電流遮断機構が
正常に作動したとしても、破断した電流遮断リードが浮
遊状態となることから、破断したリード片同士が再び接
触して電流経路が復活してしまうこともある。
【0007】また、電池内圧ではなく、電池温度を検知
して電流経路を遮断するものも提案されている。特開平
5−205727号公報による電池は、図15に示すよ
うに、その封口部において、正極または負極の端子を兼
ねるキャップの外周縁に取り付けられたバイメタルと、
通常状態にて上記バイメタルと電気的に接続されている
封口板と、電極群の一極板から導き出され、上記封口板
の電極群側に接続されたリード板とが配置されている。
この場合、短絡等により電池温度が上昇し始めると、バ
イメタルが作動して封口板との電流経路が遮断され電池
の異常な過熱が防止される。また電池温度が正常状態に
戻れば、バイメタルが復帰し電流経路が復帰され、電池
は再び正常に使用可能となる。
【0008】上記公報の場合、短絡による電池温度上昇
時には安全であるが、過充電時には必ずしも安全である
とは言い難い。つまり、復帰型であるため、バイメタル
が作動・復帰を繰り返しているうちに電池電圧が徐々に
上昇し続けてしまうからで、この場合は、上述したよう
に電池が破裂してしまうことがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの事
情に鑑みてなされたもので、過充電や短絡等の異常が発
生しても、電池内圧が上昇した初期において電池内部の
導通を完全に遮断することができる密閉型非水二次電池
を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、軽金属を挿入
放出可能な正極及び負極と、セパレータとで構成された
電極群が、非水電解液と共に有底電池外装缶内に収納さ
れ、外装缶開口部の内周に設けられた絶縁性ガスケット
とガスケットに嵌入支持された正極または負極の端子を
兼ねる封口体とにより、該外装缶開口部が閉塞されてな
る密閉型非水二次電池において、封口体が、電池内圧の
上昇に伴って電極群側とは反対側に変形する防爆弁体
と、該防爆弁体の電極群側とは反対側に配置された排気
孔付き端子キャップと、該防爆弁体と端子キャップとの
間に配置される電流遮断体を具備し、該防爆弁体が、外
周部近傍から電極群側へ突出する突出平坦部を有する皿
状体で、該突出平坦部に溝状の肉薄部を有すると共に中
央部に電極群側とは反対側へ突出する突起部を一体的に
有することを特徴とする密閉型非水二次電池により達成
された。更に詳しくは、電池内圧上昇時に防爆弁体の中
央部突起部が電流遮断体に作用して、端子キャップと正
極あるいは負極との電気的接続を遮断し、さらなる電池
内圧上昇時に防爆弁体の溝状肉薄部が破壊して内部ガス
を放出する密閉型非水二次電池とするものである。
【0011】本発明で使用できる防爆弁体は、材質とし
て、ステンレス鋼、アルミニウムまたはその合金が好ま
しく、特に、封口体が正極端子を兼ねる場合は、JIS
規格1000番系、3000番系、または5000番系
のアルミニウムが好ましく、さらに、その厚みが0.2
〜1mm、特に外周部及び突出平坦部の厚みが0.2〜
0.5mmであるものが好ましい。また、突出平坦部の
突出量及び突出外径は電池サイズのよって異なるが、突
出外径に対する突出量の比が、0.03〜0.3である
ことが好ましく、特に0.05〜0.15であることが
好ましい。また、突出平坦部の中央部の突起部は、その
高さが、突出平坦部の突出量に対して0.5〜1.2の
比であり、さらに好ましくは0.7〜1であること、ま
たその外径が1〜4mmであり、さらに好ましくは1.
5〜2.5mmであることが好ましい。
【0012】本発明で使用できる防爆弁体は、内圧上昇
に対して、その変位量変化特性曲線が略S字形を示すも
のであることが好ましい。特に、内圧上昇の初期におい
て、その傾きが0.005〜0.05mm/(kgf/
cm2)であることが好ましく、特に0.01〜0.03
mm/(kgf/cm2)であることが好ましい。また、
上記の変形に次いで内圧上昇に対してその変位量が大き
くなる領域においては、その傾きが1mm/(kgf/
cm2)以上であることが好ましく、特に2mm/(kg
f/cm2)以上であることが好ましい。また、上記の変
形に次いでその傾きが小さくなる領域においては、その
傾きが0.02〜0.15mm/(kgf/cm2)であ
ることが好ましく、特に0.03〜0.08mm/(k
gf/cm2)であることが好ましい。また、突出平坦部
に形成される肉薄部の厚みは、最小で0.05mm,最
大で突出平坦部の厚みの2/3であることが好ましく、
特に最大で突出部平坦部の厚みの1/2であることが好
ましい。また、その幅は2mm以下であることが好まし
く、特に0.5mm以下であることが好ましい。さら
に、溝状肉薄部が少なくとも円周状に形成されているこ
とが好ましく、この場合、その溝幅の中心円周径が、突
出平坦部外径の1/10〜2/3であることが好まし
く、特に1/5〜1/2であることが好ましい。
【0013】本発明で使用できる防爆弁体は、皿状弁体
の外周部と突出平坦部の間の段差部側壁が変形しにくい
状態に加工されていることが好ましく、特に、段差部側
壁の断面形状が略Z字形に加工されていること、または
鍛造加工により段差部側壁の厚みが外周部及び突出平坦
部の厚みより大きくなるように加工されていることが好
ましい。また、上記の鍛造加工による場合は、段差部側
壁の厚みが突出平坦部の厚みの1.5倍以上であること
が好ましい。
【0014】本発明で使用できる電流遮断体は、通常状
態において物理的に接続して導通しており、作動状態に
おいて物理的に離脱することにより電気的接続が遮断し
且つ元の接続状態に戻り得ないものであれば良いが、具
体的には導通形態として接触式のもので作動時に接触部
が離れるもの、また導通形態として溶接式によるもので
作動時に溶接部が破断あるいは剥離するもの、また導通
形態としてカシメ式によるもので作動時にカシメ部が破
壊するもの、また導通部が板状体あるいは棒状体あるい
は線状体であり作動時に導通部が破断するものがあげら
れる。特に板バネあるいはスプリングバネによる圧接触
式のもの、また板バネの一部で溶接あるいはカシメによ
り接続した、溶接式あるいはカシメ式のもの、また肉薄
で構成された導通部が切断するものが好ましい。また、
上記したものと共に、正温度抵抗係数素子(以後PTC
素子と略す)を積層配置することが好ましい。
【0015】本発明で言う軽金属とは、周期律表第1a
族(水素を除く)及び第2a族に属する元素であり、好
ましくはリチウム、ナトリウム、カリウムであり、特に
リチウムであることが好ましい。
【0016】本発明で使用できる正極中の活物質は、軽
金属を挿入放出できるものであれば良いが、好ましくは
リチウム含有遷移金属酸化物であり、さらに好ましくは
Li x CoO2 、Lix NiO2 、Lix Coa Ni
1-a 2 、Lix Cob 1-bz 、Lix Cob Fe
1-b z 、Lix Mn2 4 、Lix MnO2 、LiM
2 3 、Lix Mnb Co2- bz 、Lix Mnb
2-b z 、Lix Mn b 2-b z 、Lix Mnb
1-b z (ここでx=0.05〜1.2、a=0.1
〜0.9、b=0.8〜0.98、z=1.5〜5)で
ある。
【0017】本発明で使用できる負極中の活物質は、軽
金属を挿入放出できるものであれば良いが、好ましくは
黒鉛(天然黒鉛、人造黒鉛、気相成長黒鉛)、コークス
(石炭または石油系)、有機ポリマー焼成物(ポリアク
リロニトリルの樹脂または繊維、フラン樹脂、クレゾー
ル樹脂、フェノール樹脂)、メゾフェースピッチ焼成
物、金属酸化物、リチウム含有遷移金属酸化物であり、
さらに好ましくはGeO、GeO2 、SnO、Sn
2 、SnSiO3 、PbO、PbO2 、Pb2 3
Pb3 4 、Sb2 3 、Sb2 4 、Sb2 5 、B
2 3 、Bi2 4、Bi2 5 、Li2 SiO3
Li4 Si2 7 、Li2 Si3 7 、Li2Si2
5 、LiSiO6 、Li6 Si2 7 、Li2 Ge
3 、Li4 GeO 4 、Li8 GeO6 、Li2 SnO
3 、Li8 SnO6 、LiPbO3 、Li2PbO3
Li4 PbO4 、LiBiO2 、Li3 BiO4 、Li
5 BiO5 、LiSbO4 、Li3 SbO4 、Li2
nO2 、Li3 InO3 、Li2 ZnSn2 6 、Li
0.1 SnO2.05、Li0.5 SnO2.25、Li4 Sn
4 、Li 6 SnO5 、Li8 SnO6 、Li2 SnO
2 、Li0.1 SnO1.05、Li0.5SnO1.25、LiS
nO2.5 、Li4 SnO4 、Li8 SnO5、LiMg
Sn2 7 、Li2 MgSn2 5 、SnSi0.01
1.02、SnP0.011.03、SnB0.3 1.45、SnSi
0.7 0.3 2.75、SnSi0.7 Ge0.1
0.2 3.1、SnSi0.3 Al0.1 0.3 3.1 、Sn
Si0.3 Al0.1 0.2 0.3 3. 2 である。
【0018】本発明で使用できる正極及び負極中の導電
剤は、グラファイト、アセチレンブラック、カーボンブ
ラック、ケッチェンブラック、炭素繊維や金属粉、金属
繊維やポリフェニレン誘導体であり、特にグラファイ
ト、アセチレンブラックが好ましい。本発明で使用でき
る正極及び負極中の結着剤は、ポリアクリル酸、カルボ
キシメチルセルロース、ポリテトラフルオロエチレン、
ポリフッ化ビニリデン、ポリビニルアルコール、澱粉、
再生セルロース、ジアセチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、ポリビニルクロリド、ポリビニルピ
ロリドン、ポリエチレン、ポリプロピレン、SBR,E
PDM、スルホン化EPDM、フッ素ゴム、ポリブタジ
エン、ポリエチレンオキシドであり、特にポリアクリル
酸、カルボキシメチルセルロース、ポリテトラフルオロ
エチレン、ポリフッ化ビニリデンが好ましい。
【0019】本発明で使用できる正極及び負極の支持体
は、材質として、正極にはアルミニウム、ステンレス
鋼、ニッケル、チタン、またはこれらの合金であり、負
極には銅、ステンレス鋼、ニッケル、チタン、またはこ
れらの合金であり、形態としては、箔、エキスパンドメ
タル、パンチングメタル、金網である。特に、正極には
アルミニウム箔、負極には銅箔が好ましい。本発明で使
用できるセパレータは、イオン透過度が大きく、所定の
機械的強度を持ち、絶縁性の薄膜であれば良く、材質と
して、オレフィン系ポリマー、フッ素系ポリマー、セル
ロース系ポリマー、ポリイミド、ナイロン、ガラス繊
維、アルミナ繊維が用いられ、形態として、不織布、織
布、微孔性フィルムが用いられる。特に、材質として、
ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリプロピレンとポリ
エチレンの混合体、ポリプロピレンとテフロンの混合
体、ポリエチレンとテフロンの混合体が好ましく、形態
として微孔性フィルムであるものが好ましい。特に、孔
径が0.01〜1μm、厚みが5〜50μmの微孔性フ
ィルムが好ましい。
【0020】本発明で使用できる電解液は、有機溶媒と
してプロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、
ブチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチ
ルカーボネート、1,2−ジメトキシエタン、γ−ブチ
ロラクトン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒ
ドロフラン、ジメチルスフォキシド、ジオキソラン、
1,3−ジオキソラン、ホルムアミド、ジメチルホルム
アミド、ニトロメタン、アセトニトリル、蟻酸メチル、
酢酸メチル、プロピオン酸メチル、燐酸トリエステル、
トリメトキシメタン、ジオキソラン誘導体、スルホラ
ン、3−メチル−2−オキサゾリジノン、プロピレンカ
ーボネート誘導体、テトラヒドロ誘導体、ジエチルエー
テル、1,3−プロパンサルトンの少なくとも1種以上
を混合したもの、また電解質として、LiClO4 、L
iBF4 、LiPF6 、LiCF3 SO3 、LiCF3
CO2 、LiAsF6 、LiSbF6 、LiB10
10、低級脂肪族カルボン酸リチウム、LiAlC
4 、LiCl、LiBr、LiI、クロロボランリチ
ウム、四フェニルホウ酸リチウムの1種以上の塩を溶解
したものが好ましい。特にプロピレンカーボネートある
いはエチレンカーボネートと1、2−ジメトキシエタン
及び/あるいはジエチルカーボネートとの混合溶媒にL
iCF3 SO3 、LiClO4 、LiBF4 、及び/あ
るいはLiPF6 を溶解したものが好ましく、特に、少
なくともエチレンカーボネートとLiPF6 を含むこと
が好ましい。
【0021】本発明で使用できる有底電池外装缶は、材
質として、ニッケルメッキを施した鉄鋼板、ステンレス
鋼板(SUS304、SUS304L,SUS304
N、SUS316、SUS316L、SUS430、S
US444等)、ニッケルメッキを施したステンレス鋼
板(同上)、アルミニウムまたはその合金、ニッケル、
チタン、銅であり、形状として、真円形筒状、楕円形筒
状、正方形筒状、長方形筒状である。特に、外装缶が負
極端子を兼ねる場合は、ステンレス鋼板、ニッケルメッ
キを施した鉄鋼板が好ましく、外装缶が正極端子を兼ね
る場合は、ステンレス鋼板、アルミニウムまたはその合
金が好ましい。本発明で使用できるガスケットは、材質
として、オレフィン系ポリマー、フッ素系ポリマー、セ
ルロース系ポリマー、ポリイミド、ポリアミドであり、
耐有機溶媒性及び低水分透過性から、オレフィン系ポリ
マーが好ましく、特にプロピレン主体のポリマーが好ま
しい。さらに、プロピレンとエチレンのブロック共重合
ポリマーであることが好ましい。
【0022】本発明の電池は必要に応じて外装材で被覆
される。外装材としては、熱収縮チューブ、粘着テー
プ、金属フィルム、紙、布、塗料、プラスチックケース
等がある。また、外装の少なくとも一部に熱で変色する
部分を設け、使用中の熱履歴がわかるようにしても良
い。本発明の電池は必要に応じて複数本を直列及び/ま
たは並列に組み電池パックに収納される。電池パックに
は正温度係数抵抗体、温度ヒューズ、ヒューズ及び/ま
たは電流遮断素子等の安全素子の他、安全回路(各電池
及び/または組電池全体の電圧、温度、電流等をモニタ
ーし、必要なら電流を遮断する機能を有す回路)を設け
ても良い。また電池パックには、組電池全体の正極及び
負極端子以外に、各電池の正極及び負極端子、組電池全
体及び各電池の温度検出端子、組電池全体の電流検出端
子等を外部端子として設けることもできる。また電池パ
ックには、電圧変換回路(DC−DCコンバータ等)を
内蔵しても良い。また各電池の接続は、リード板を溶接
することで固定しても良いし、ソケット等で容易に着脱
できるように固定しても良い。さらには、電池パックに
電池残存容量、充電の有無、使用回数等の表示機能を設
けても良い。
【0023】本発明の電池は様々な機器に使用される。
特に、ビデオムービー、モニター内蔵携帯型ビデオデッ
キ、モニター内蔵ムービーカメラ、コンパクトカメラ、
一眼レフカメラ、使い捨てカメラ、レンズ付きフィル
ム、ノート型パソコン、ノート型ワープロ、電子手帳、
携帯電話、コードレス電話、ヒゲソリ、電動工具、電動
ミキサー、自動車等に使用されることが好ましい。
【0024】上述したように、非水二次電池の場合、過
充電や短絡等の異常が発生すると発熱して電池温度が上
昇する。したがって、密閉型の場合、過充電や短絡状態
が継続すると、電解液が気化し始めて電池内圧が上昇す
る。特に、過充電状態の場合は、電池電圧が高いことか
ら電解質あるいは活物質の分解等がある時点から急速に
起こり、電池が破裂してしまうことがある。本発明の密
閉型非水二次電池は、過充電状態においても電池の破裂
という最悪事態を未然に防止するために、電池内圧上昇
時の初期において、電流経路を完全にしかも精度良く遮
断できる構成をなしている。つまり、電流遮断体を防爆
弁体の電極群側とは反対側に配置しているので、遮断部
において、電解液蒸気への引火を原因とする電池の破裂
が防止される。また、電極群の正極または負極から導き
出されるリード板が電流遮断時に破断や剥離したりしな
いため、浮遊状態となって電池外装缶の内壁に接触して
内部短絡することもない。また、防爆弁体が薄膜構成で
はなく、さらに電流遮断体を作動させるための突起部が
防爆弁体に一体的に形成されているために、部品点数も
少なく、組立作業性も向上すると共に、組立時または電
池内圧上昇時に防爆弁体に亀裂等の損傷が発生すること
もない。したがって、過充電や短絡等の異常が発生して
も極めて安全な密閉型非水二次電池とすることができ
る。
【0025】特に防爆弁体において、溝状の肉薄部が円
周状に形成されている場合は、図18に示すように、電
池内圧が低い時の弾性変形領域から、さらに電池内圧が
高くなった時の塑性変形領域に移行する際に、僅かな内
圧上昇で急激に変形する領域が存在する。したがって、
電流遮断体を作動させるタイミングを、上述した防爆弁
体の急激変形領域での挙動に合わせることにより、電池
内圧上昇時の電流遮断精度を高めることができる。ま
た、防爆弁体の、外周部と突出平坦部の間の段差部側壁
の断面形状が略Z字形に形成されている場合は、電池内
圧上昇時の変形の際、段差部側壁部は変形しにくいた
め、突出平坦部の変位挙動が安定し電流遮断時の電池内
圧ばらつきを小さくすることができると共に、小さな変
形量でもって溝状肉薄部が破壊することが可能となると
ため、外周部近傍から電極群側へ突出する突出平坦部の
突出量を小さくすることができ、しいては封口体全体の
厚みを小さくすることができる。鍛造加工により、上記
段差部側壁の厚みが上記外周部及び上記突出平坦部の厚
みより大きくなるように成形された場合も、上記の場合
と同様の効果があるが、段差部側壁の形状及び寸法が上
記の場合より安定するため、電流遮断時の電池内圧ばら
つきをさらに小さくすることができる。
【0026】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を詳しく説明す
るが、本発明の主旨を逸脱しない限り、以下の実施例に
限定されるものではない。密閉型非水二次電池は、図1
に示すように、正極集電体に正極活物質を含む正極合剤
を塗布してなる正極と、負極集電体に負極活物質を含む
負極合剤を塗布してなる負極とを、セパレータを介して
巻回し構成した電極群を、その上下に絶縁体を配置した
状態で電池外装缶に収納し、さらに、外装缶開口部に絶
縁性ガスケットを介して封口体を配置して密封すること
により構成した。この時、封口体を正極より導き出され
たリード板に接続し、また負極より導き出されたリード
板を電池外装缶に電気的に接続し、封口体及び電池外装
缶がそれぞれ正極あるいは負極の端子として機能するよ
うに構成した。
【0027】正極は、活物質としてLiCoO2 (87
重量部)を用い、導電剤としてグラファイト(9重量
部)を、結着剤としてポリアクリル酸ナトリウム(1重
量部)とポリテトラフルオロエチレン(3重量部)を用
いてこれらを混合し、水を媒体として混練して得られた
スラリーをアルミニウム箔(集電体:厚さ20μm)の
両面に塗布した。この塗布物を乾燥した後、カレンダー
プレス機により圧縮成形して帯状の正極(厚さ250μ
m)を作成した。負極は、活物質としてSnSiO
3 (86重量部)を用い、導電剤としてアセチレンブラ
ック(3重量部)とグラファイト(6重量部)を、結着
剤としてポリフッ化ビニリデン(4重量部)とカルボキ
シメチルセルロース(1重量部)を用いてこれらを混合
し、水を媒体として混練して得られたスラリーを銅箔
(集電体:厚さ10μm)の両面に塗布した。この塗布
物を乾燥した後、カレンダープレス機により圧縮成形し
て帯状の負極(厚さ80μm)を作成した。
【0028】低湿度雰囲気中(露点:−50℃)で、上
記で得られた正極と負極を脱水乾燥(遠赤外線ヒータ
ー、150℃、2時間)した後所定の寸法に裁断し、正
極及び負極のそれぞれの端部にアルミニウム及びニッケ
ル製のリード板を取り付け、正極と負極をポリプロピレ
ン製微孔性フィルムセパレータ(セルガード#240
0:ヘキストセラニーズ社製)を介して巻回し電極群を
構成した。さらにこの電極群を、エチレンカーボネート
とジエチルカーボネートの2対8容積比混合溶媒に0.
9mol/リットルのLiPF6 と0.1mol/リッ
トルのLiBF4 を溶解した電解液と共に真円形筒状有
底電池外装缶(ニッケルメッキを施した鉄鋼板製)に収
納して、プロピレンとエチレンの共重合ポリマーからな
るガスケットと共に後述する封口体を用いて封口し、直
径18mm、高さ65mmの円筒型電池を構成した。
【0029】(電池1)図1に示すように、封口体は、
電池外側から、排気孔付き端子キャップ、電流遮断体、
防爆弁体で構成する。まず電流遮断体としては、排気孔
付き端子キャップ側から、リング状のPTC素子、中央
貫通孔を有すると共に外周部から貫通孔中心部に向かっ
て突出部を有するリング状の第1導通体、リング状の絶
縁板、リング状の第2導通体からなり、上記第1導通体
の突出部を上記絶縁板の中央貫通孔を通して上記第2導
通体の一部に溶接接続したものを用いた。また、防爆弁
体としては、外周部近傍から電極群側へ突出する突出平
坦部を有する皿状体で、突出平坦部に円周状及びこれに
交差する4本の直線状の溝状肉薄部を有すると共に中央
部に電極群側とは反対側へ突出する突起部を一体的に有
するものを用いた。このように構成した封口体を用いた
電池を電池1とした。なお、上記電流遮断体において、
第1導通体は、第2導通体との溶接接続が破壊した後に
突出部が端子キャップ側へ跳ね上がるように前加工した
ものとし、また電池内圧上昇により防爆弁体が変形する
時、防爆弁体の中央部突起部の先端が、第2導通体及び
絶縁板の中央貫通孔を通って第1導通体の突出部の下面
に接触するように構成した。また上記PTC素子にはレ
イケム社製の商品名「ポリスイッチ」、上記第1導通体
には厚み0.15mmの燐青銅板、上記第2導通体には
厚み0.3mmの燐青銅板、上記絶縁板には厚み0.1
25mmのポリエステルフィルムを用い、さらに、上記
防爆弁体には純アルミニウム(JIS規格A1100P
−H24)材で、厚み0.3mmのものを用い、突出平
坦部の外径が12mm突出量が1.3mm、溝状肉薄部
の厚みが0.1mm幅が0.5mm、円周状肉薄部の外
径が5mm、中央部突起部の外径が2mm高さが1mm
として、電流遮断時の電池内圧が12kgf/cm2
なるようにした。
【0030】(電池2)図2に示すように、上記防爆弁
体として、外周部と突出平坦部の間の段差部側壁の断面
形状が略Z字形で、突出平坦部の突出量が1mm、中央
部突起部の高さが0.8mm外径が2mmであるものを
用いた以外は、電池1と同じように構成した電池を電池
2とした。なお、上記防爆弁体は図3に示すようにして
製作した。まず、板状体からプレス加工により皿状体を
形成する。次に、突出部の内径部及び外径部に寸法規制
体を配置した上で皿状体の突出部を潰し加工する。これ
により、外周部と突出平坦部の間の段差部側壁の断面形
状が略Z字形に形成される。次に、上記突出平坦部の下
面側からプレス加工により突起部を形成し、さらに、突
出平坦部の上面側からプレス加工により溝状の肉薄部を
形成する。なお上述において、図4に示すように、皿状
体の突出部の潰し加工の前に、突出部の外周側からその
付け根部分の外径を縮径する加工を追加することも可能
である。
【0031】(電池3)図5に示すように、上記防爆弁
体として、外周部と突出平坦部の間の段差部側壁の断面
の厚みが0.5mm、上記外周部及び上記突出平坦部の
厚みが0.3mmであり、且つ上記段差部側壁が上記外
周部とほぼ90度の角度をなすように、鍛造加工により
成形したもの(材質は電池1と同様のもの)を用いた以
外は、電池2と同じように構成した電池を電池3とし
た。
【0032】(電池4、電池5)上記防爆弁体の材質が
次に示すものを用いた以外は電池1と同じように構成し
た。まず、アルミニウムとマンガンの合金(JIS規格
A3003P−H24)材を用いたものを電池4とし、
アルミニウムとマグネシウムの合金(JIS規格A50
52P−H34)材を用いたものを電池5とした。
【0033】(電池6、電池7)上記防爆弁体の材質が
次に示すものを用いた以外は電池2と同じように構成し
た。まず、アルミニウムとマンガンの合金(JIS規格
A3003P−H24)材を用いたものを電池6とし、
アルミニウムとマグネシウムの合金(JIS規格A50
52P−H34)材を用いたものを電池7とした。
【0034】(電池8、電池9)上記防爆弁体の材質が
次に示すものを用いた以外は電池3と同じように構成し
た。まず、アルミニウムとマンガンの合金(JIS規格
A3003P−H24)材を用いたものを電池8とし、
アルミニウムとマグネシウムの合金(JIS規格A50
52P−H34)材を用いたものを電池9とした。
【0035】(電池10、電池11、電池12、電池1
3)上記防爆弁体の外周部と突出平坦部の間の段差部側
壁の厚みが次に示すものを用いた以外は電池3と同じよ
うに構成した。まず、段差部側壁厚が0.3mmのもの
を電池10とし、同厚が0.4mmのものを電池11と
し、同厚が0.6mmのものを電池12とし、同厚が
0.7mmのものを電池13とした。
【0036】(電池14)上記防爆弁体の肉薄部におい
て、図6に示すように、リング状に形成された肉薄部を
突出平坦部に設けた以外は、電池2と同じように構成し
た電池を電池14とした。なお、肉薄部の厚みは0.0
8mm、幅は2mmとした。
【0037】(電池15)上記防爆弁体の肉薄部におい
て、図7に示すように、中央部から放射状に形成された
複数本の溝状肉薄部を突出平坦部に設けた以外は、電池
2と同じように構成した電池を電池15とした。なお、
肉薄部の厚みは0.1mm、幅は0.5mm、長さは
2.5mmとした。
【0038】(電池16)上記防爆弁体の肉薄部におい
て、図8に示すように、円周状に形成された溝状肉薄部
を突出平坦部に設けた以外は、電池2と同じように構成
した電池を電池15とした。なお、肉薄部の厚みは0.
1mm、幅は0.5mm、円周外径は5mmとした。
【0039】(電池17、電池18)図13、図14に
示すように、上記封口体として、特開平5−34304
3号公報記載によるものを用いた電池を電池17、特開
平6−215760号公報記載によるものを用いた電池
を電池18とした。なお、他の実施例電池と比較するた
めに、本電池においても電流遮断時の電池内圧が電池1
の場合と同等になるように設定した。
【0040】(電池19、電池20)図16、図17に
示すように、電池17及び電池18の防爆弁体として、
電池3に用いたように鍛造加工により成形したものを用
いた電池を電池19及び電池20とした。なお、材質は
JIS規格A1100P−H24のアルミニウム、突出
平坦部の厚みは0.3mm、突出量は1mm、段差部側
壁の厚みは0.5mm、肉薄部は電池1と同様、電池2
0においては、中央部突起部の高さが1mm、外径が2
mmとした。
【0041】上述のように構成した本発明による実施例
及び従来例の電池に対し、高さ1mからコンクリート上
への落下試験を5回行い、次いで室温において3A(ア
ンペア)の電流で連続充電する試験を行った(落下試験
数は200個、連続充電試験数は50個とした)。落下
試験での電池内断線数、及び連続充電試験で破裂に至っ
た電池数、電流遮断機構が正常に作動した電池の電流遮
断時電池内圧を表1に示す。
【0042】 表1 断線数 破裂数 電池内圧(変動幅) 電池1 0 0 9〜15(6) 電池2 0 0 10〜14(4) 電池3 0 0 11〜13(2) 電池4 0 0 9〜15(6) 電池5 0 0 8〜14(6) 電池6 0 0 9〜14(5) 電池7 0 0 10〜14(4) 電池8 0 0 11〜14(3) 電池9 0 0 11〜13(2) 電池10 0 0 9〜14(5) 電池11 0 0 10〜14(4) 電池12 0 0 11〜13(2) 電池13 0 0 11〜13(2) 電池14 0 0 10〜16(6) 電池15 0 0 10〜15(5) 電池16 0 0 10〜14(4) 電池17 4 5 11〜13(2) 電池18 0 3 10〜15(5) 電池19 0 0 11〜13(2) 電池20 0 0 11〜13(2) (kgf/cm2)
【0043】上記結果表において、電池17の破裂は、
3個は防爆弁体に亀裂があって電池内圧が上昇しなかっ
たためであり、2個は電流遮断時のスパーク発生が電解
液蒸気への引火を招いたと推測できる。また、電池18
の破裂は、電池内圧が設定値まで上昇しなかったことか
ら、いずれも防爆弁体の亀裂が原因だと推測できる。一
方、本発明による他の電池においては、いずれも電流遮
断体が正常且つ確実に作動し、電池の破裂はなかった。
また、防爆弁体に円周状の溝状肉薄部を有するもの、防
爆弁体の段差部側壁の断面形状が略Z字形であるもの、
防爆弁体の段差部側壁の厚みが突出平坦部の厚みより大
きくなるように鍛造加工されたものは、電流遮断時の電
池内圧ばらつきが小さく、精度の高い電流遮断機能を有
している。特に、鍛造加工されたものは、電極群から導
き出されたリード板を、肉厚化された中央部突起部の下
面に溶接接続できるため、溶接時の亀裂の発生の問題が
なく、安全性及び信頼性の高い電池とすることができ
る。
【0044】また、電池19及び電池20のように、電
流遮断機構が防爆弁体の一定の変形によってなる場合に
おいて、本発明の鍛造加工による防爆弁体を使用する
と、安全性及び信頼性の高い電池とすることができる。
【0045】また、本発明の実施例の電池において、電
流遮断体は、第1導通体と第2導通体の溶接接続部が破
壊するものを用いたが、図9に示すように、該接続部に
おいて、第2導通体に突起部を設け、この突起部を第1
導通体の対応部に設けた小孔に通し、小孔より突出した
部分を潰してカシメ固定したものを用いても、その効果
は同様で変わりはなかった。
【0046】
【発明の効果】本発明による密閉型非水二次電池におい
ては、防爆弁体と端子キャップの間に電流遮断体を設け
ており、また防爆弁体自身に電流遮断体を作動させるた
めの突起部を一体的に有しているため、過充電や短絡等
の異常が発生した場合、電池内圧が上昇した初期におい
て電池内部の導通を確実にしかも安全に遮断することが
可能である。また、電流遮断体は防爆弁体とは別に単独
で構成することが可能なため、電池に組み込む前に電流
遮断機能を確認することもでき、信頼性及び安全性の高
い密閉型非水二次電池を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の密閉型非水二次電池の実施例(電池
1)を示す概略縦断面図
【図2】本発明の密閉型非水二次電池の実施例(電池
2)の封口部を示す概略縦断面図
【図3】図2における防爆弁体の製作工程説明図
【図4】図2における防爆弁体の他の製作工程説明図
【図5】本発明の密閉型非水二次電池の実施例(電池
3)の封口部を示す概略縦断面図
【図6】本発明の密閉型非水二次電池の実施例(電池1
4)の防爆弁体を示す平面図
【図7】本発明の密閉型非水二次電池の実施例(電池1
5)の防爆弁体を示す平面図
【図8】本発明の密閉型非水二次電池の実施例(電池1
6)の防爆弁体を示す平面図
【図9】本発明の密閉型非水二次電池の電流遮断スイッ
チの他の一例の説明図
【図10】図1における電流遮断スイッチの第1導通体
を示す平面図
【図11】図1における防爆弁体を示す平面図
【図12】従来の密閉型電池の一例の封口部を示す概略
縦断面図
【図13】従来の密閉型電池の一例の封口部を示す概略
縦断面図
【図14】従来の密閉型電池の一例の封口部を示す概略
縦断面図
【図15】従来の密閉型電池の一例の封口部を示す概略
縦断面図
【図16】本発明の密閉型非水二次電池の実施例(電池
19)の封口部を示す概略縦断面図
【図17】本発明の密閉型非水二次電池の実施例(電池
20)の封口部を示す概略縦断面図
【図18】本発明の密閉型非水二次電池の実施例(電池
2)の防爆弁体の、圧力に対する変位量変化特性曲線図
【符号の説明】
1 外装缶 2 電極群 3 正極 4 負極 5 セパレータ 6 上部絶縁板 7 下部絶縁板 8 リード板 9 ガスケット 10 封口体 11 防爆弁体 12 電流遮断体 13 端子キャップ 14 正温度係数抵抗素子(PTC素子) 15 第1導通体 16 突出部 17 リング状絶縁板 18 第2導通体 19 溶接接続部 20 排気孔 21 突出平坦部 22 中央突起部 23 肉薄部 24 ストリッパー 25 金属ディスク 26 ディスクホルダー 27 内側絶縁パッキング 28 内部蓋体 29 電流遮断リード 30 バイメタル 31 カシメ接続部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽金属を挿入放出可能な正極及び負極
    と、セパレータとで構成された電極群が、非水電解液と
    共に有底電池外装缶内に収納され、該外装缶開口部の内
    周に設けられた絶縁性ガスケットと該ガスケットに嵌入
    支持された正極または負極の端子を兼ねる封口体とによ
    り、該外装缶開口部が閉塞されてなる密閉型非水二次電
    池において、該封口体が、電池内圧の上昇に伴って電極
    群側とは反対側に変形する防爆弁体と、該防爆弁体の電
    極群側とは反対側に配置された排気孔付き端子キャップ
    と、該防爆弁体と該端子キャップとの間に配置される電
    流遮断体を具備し、該防爆弁体が、外周部近傍から電極
    群側へ突出する突出平坦部を有する皿状体で、該突出平
    坦部に溝状の肉薄部を有すると共に中央部に電極群側と
    は反対側へ突出する突起部を一体的に有することを特徴
    とする密閉型非水二次電池。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の該防爆弁体において、
    内圧上昇に対して変位量変化の経緯を示す特性曲線が略
    S字形であることを特徴とする密閉型非水二次電池。
  3. 【請求項3】 請求項1及び2に記載の該防爆弁体が、
    アルミニウムまたはその合金からなり、且つ該防爆弁体
    の該溝状肉薄部の一部が少なくとも円周状に形成されて
    いることを特徴とする密閉型非水二次電池。
  4. 【請求項4】 請求項1から3に記載の該防爆弁体にお
    いて、該外周部と該突出平坦部の間の段差部側壁の断面
    形状が略Z字形をなしていることを特徴とする密閉型非
    水二次電池。
  5. 【請求項5】 外周部近傍から電極群側へ突出する突出
    平坦部を有する皿状体で、該突出平坦部に溝状の肉薄部
    を有する防爆弁体を具備する密閉型非水二次電池の該防
    爆弁体及び、請求項1から3に記載の該防爆弁体が、鍛
    造加工により成形されると共に、該外周部と該突出平坦
    部の段差部側壁の厚みが、該突出平坦部の厚みより大き
    いことを特徴とする密閉型非水二次電池。
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