JP2010129546A - キャップ組立体及びこれを備える二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャップ組立体及びこれを備える二次電池を提供する。
【解決手段】キャップ組立体を含む二次電池において、前記キャップ組立体は、電極組立体に電気的に接続されるサブプレートと、前記電極組立体に電気的に接続するために前記サブプレートに電気的に接続される突出部を含むベントとを含み、前記ベントは、円形の第1ノッチ部及び円形の第2ノッチ部を含み、前記円形の第1ノッチ部及び前記円形の第2ノッチ部を横切る十字状の第3ノッチ部を含み、前記円形の第1ノッチ部及び前記円形の第2ノッチ部は前記突出部のまわりに沿って形成され、前記十字状の第3ノッチ部は前記円形の第1ノッチ部から前記円形の第2ノッチ部を介して外側に延長され、前記十字状の第3ノッチ部は前記円形の第2ノッチ部を横切って前記円形の第2ノッチ部の外側に延長されることを特徴とする電極組立体及びこれを備える二次電池に関する。
【選択図】図1A

Description

本発明は、キャップ組立体及びこれを備える二次電池に関する。
近年、携帯電話、ノートパソコン、カムコーダなどのコンパクトで、かつ軽量化したポータブル電子/電気機器が多く開発及び生産されていて、このようなポータブル電子/電気機器は別途電源のない場所でも使用できるように、二次電池を用いる。このような二次電池は、一度放電されたら再使用できない乾電池とは異なって、充放電ができ、繰り返し使用が可能な電池である。また、二次電池は大容量化が可能であって、ポータブル電子機器とともに、ハイブリッド自動車、電動工具などの高出力製品にも用いられる。
二次電池としては、例えば、ニッケル−カドミウム電池、ニッケル−水素電池、ニッケル−亜鉛電池、リチウムイオン二次電池、リチウムポリマー二次電池などがあり、その中でもリチウム二次電池は、作動電圧が高く、単位重量当たりのエネルギー密度が高いため、多く用いられる。
一方、リチウム二次電池は、外装材に電極組立体及び電解液を収容した後、外装材を密封して形成されるが、リチウム二次電池は、外装材の形状によって缶状またはパウチ状に区分することができ、缶状は円筒形と角形に区分することができる。また、円筒形二次電池は、正極板、セパレーター及び陰極板を積層した後、巻回して形成した電極組立体と電解液とを円筒形の缶に収容した後、キャップ組立体で円筒形の缶を密封することによって形成される。
二次電池が過充電されると、電解液が蒸発して抵抗が増えて熱が発生し、電池内部の温度上昇とともに、電極組立体から発生したガスで電池の内部圧力が増える。
このような問題を解決するために円筒形二次電池の場合には、電池の内部圧力があるレベル以上になれば、電流の流れを遮断するための安全装置を備えている。
過充電されると電池内部に所定量のガスが発生することになるが、このガスにより電池の内部圧力があるレベル以上になると、電流の遮断手段が動作して電流が遮断される。これで電池の安全性が確保される。
大韓民国特許公報第10−0734758号明細書
しかしながら、従来のベントは、作動圧が9Kgf/cm以上に比較的に高く設定されている。これは電池の内部圧力がそれ以下では電流の流れを遮断することができないことを意味するもので、電池内部の圧力が低い場合は電池の安全性が確保されないということを意味する。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、破断圧力が低い場合でも電流破断を可能とし、安全性を向上させたベントを含むキャップ組立体及びこれを備える二次電池を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、電極組立体に電気的に接続されるサブプレートと、上記電極組立体に電気的に接続するために上記サブプレートに電気的に接続される突出部を有するベントと、を含み、上記ベントは、円形の第1ノッチ部及び円形の第2ノッチ部を含み、上記円形の第1ノッチ部及び上記円形の第2ノッチ部を横切る十字状の第3ノッチ部を含み、上記円形の第1ノッチ部及び上記円形の第2ノッチ部は、上記突出部のまわりに沿って形成され、上記十字状の第3ノッチ部は、上記円形の第1ノッチ部から上記円形の第2ノッチ部を介して外側に延長され、上記十字状の第3ノッチ部は、上記円形の第2ノッチ部を横切って上記円形の第2ノッチ部の外側に延長されることを特徴とする、キャップ組立体が提供される。
上記十字状の第3ノッチ部の深さは、上記円形の第1ノッチ部及び上記円形の第2ノッチ部の深さよりも深くてもよい。
上記円形の第1ノッチ部の直径は、2.5〜3.0mmであってもよく、上記円形の第2ノッチ部の直径は、5.0〜7.0mmであってもよい。
上記円形の第1ノッチ部及び上記円形の第2ノッチ部の幅は、0.1〜0.2mmであり、上記十字状の第3ノッチ部の幅は、0.05〜0.15mmであってもよい。
上記円形の第1ノッチ部の深さは、0.14〜0.20mmであってもよく、上記円形の第2ノッチ部の深さは、0.18〜0.19mmであってもよい。
上記円形の第2ノッチ部は、バッテリ内の圧力が破綻圧を超えた場合に破綻してもよい。
上記円形の第2ノッチ部は、所定領域がノッチされない断絶領域を含んでいてもよい。
上記キャップ組立体は、キャップアップ及びキャップダウンをさらに含み、上記ベントは、上記キャップアップと上記キャップダウンとの間に位置してもよい。
上記ベントは、上記突出部から延長されるフレンジ部と、上記フレンジ部と上記突出部との間に形成される連結部と、を含んでいてもよい。
上記円形の第1ノッチ部、上記円形の第2ノッチ部、及び上記十字状の第3ノッチ部は、上記突出部に隣接するように形成され、上記フレンジ部と上記突出部の間に位置してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、キャップ組立体を含む二次電池において、上記キャップ組立体は、電極組立体に電気的に接続されるサブプレートと、上記電極組立体に電気的に接続するため、上記サブプレートに電気的に接続される突出部を含むベントと、を含み、上記ベントは、円形の第1ノッチ部及び円形の第2ノッチ部を含み、上記円形の第1ノッチ部及び上記円形の第2ノッチ部を横切る十字状の第3ノッチ部を含み、上記円形の第1ノッチ部及び上記円形の第2ノッチ部は、上記突出部のまわりに沿って形成され、上記十字状の第3ノッチ部は上記円形の第1ノッチ部から上記円形の第2ノッチ部を介して外側に延長され、上記十字状の第3ノッチ部は、上記円形の第2ノッチ部を横切って上記円形の第2ノッチ部の外側に延長されることを特徴とする、二次電池が提供される。
上記十字状の第3ノッチ部の深さは、上記円形の第1ノッチ部及び上記円形の第2ノッチ部の深さよりも深くてもよい。
上記円形の第1ノッチ部の直径は、2.5〜3.0mmであってもよく、上記円形の第2ノッチ部の直径は、5.0〜7.0mmであってもよい。
上記円形の第1ノッチ部及び上記円形の第2ノッチ部の幅は、0.1〜0.2mmであり、上記十字状の第3ノッチ部の幅は、0.05〜0.15mmであってもよい。
上記円形の第1ノッチ部の深さは、0.14〜0.20mmであってもよく、上記円形の第2ノッチ部の深さは、0.18〜0.19mmであってもよい。
上記円形の第2ノッチ部は、バッテリ内の圧力が破綻圧を超えた場合に破綻してもよい。
上記円形の第2ノッチ部は、所定領域がノッチされない断絶領域を含んでいてもよい。
上記キャップ組立体は、キャップアップ及びキャップダウンをさらに含み、上記ベントは、上記キャップアップと上記キャップダウンとの間に位置してもよい。
上記ベントは、上記突出部から延長されるフレンジ部と、上記フレンジ部と上記突出部との間に形成される連結部と、を含んでいてもよい。
上記円形の第1ノッチ部、上記円形の第2ノッチ部、及び上記十字状の第3ノッチ部は、上記突出部に隣接するように形成され、上記フレンジ部と上記突出部の間に位置してもよい。
以上説明したように、本発明によれば、電池の内部圧力が低い場合でも電池の安全性を向上させることができる。
また、本発明によれば、ベント作動圧を低下させることにより、電池の内部圧力が低い場合でも電流経路を遮断することができる二次電池を提供することができる。
本発明の実施形態に係る二次電池の分離斜視図である。 図1Aにおける二次電池の結合断面図である。 本発明に係るベントの形状を示す平面図である。 図2AのI−I切断線による断面図である。 本発明の実施形態に係るベントの他の形状を示す平面図である。 本発明の実施例の比較例に係るベントの形状を示す平面図である。 同実施例の比較例に係るベントの他の形状を示す平面図である。 同実施例の比較例に係るベントのまた他の形状を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るベントの他の形状を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るベント作動圧によるスウェリング高さを示すグラフである。 本発明の実施形態に係るベント作動圧によるスウェリング高さを示すグラフである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本発明の目的、技術的構成及びその作用効果については、本発明の好適な実施形態を示す図面を参照しながら、以下の詳細な説明によりさらに明確に理解することができる。なお、説明の都合上、図面において、層及び領域の厚みは便宜のために誇張されており、明細書の全体において同一の参照番号は、同一の構成要素を示す。
本発明は、キャップ組立体及びこれを備える二次電池に関し、特に電池内部に発生する内部圧力が低くても電流遮断が可能な、電池の安全性を向上させたベントを含むキャップ組立体及びこれを備える二次電池(Cap assembly and secondary battery using the same)に関する。
図1Aは本発明に係る二次電池の分離斜視図であり、図1Bは図1Aの二次電池の結合断面図である。図1A及び図1Bに示すように、二次電池1は、電極組立体10、上記電極組立体を収容する缶20及び上記缶20を密封するキャップ組立体70を含む。また、上記二次電池は、下部絶縁板30、上部絶縁板40、センターピン50及び絶縁ガスキット60をさらに含むことができる。
上記電極組立体10は長方形の板状に形成される第1電極板11及び第2電極板13を積層及び巻回したゼリーロール状に形成することができる。したがって、上記電極組立体10は円筒形の形状を有し、電極組立体10の中心は空いて中孔を形成する。
第1電極板11及び第2電極板13は互いに異なる極性を有し、セパレーター15が第1電極板11と第2電極板13との間に介在されて二つの電極板11、13の短絡を防止する。
第1電極板11及び第2電極板13は、アルミニウムや銅からなる集電体に正極活物質スラリーまたは陰極活物質スラリーを塗布して形成する。第1電極板11及び第2電極板13は、スラリーが塗布されない無地部を含み、第1電極タップ17及び第2電極タップ19が無地部にそれぞれ通電可能に付着される。すなわち、第1電極タップ17が第1電極板11に形成される無地部に付着し、第2電極タップ19が第2電極板13に形成される無地部に付着される。よって、第1電極タップ17及び第2電極タップ19はそれぞれ第1電極板11及び第2電極板13と同一の極性を有する。
第1電極タップ17は缶20の開口部方向である電極組立体10の上部面に引き出される上向き電極タップであり、第2電極タップ19は電極組立体10の下部面に引き出される下向き電極タップとすることができる。逆に、第1電極タップ17が電極組立体10の下部面に引き出され、第2電極タップ19が電極組立体10の上部面に引き出されるようにすることもできる。
勿論、電池の形成過程によって、2つの電極タップ17、19が互いに同一方向に引き出されることもできる。上記缶20は、アルミニウム、ステンレス鋼などの金属から形成され、円筒形などの多様な形状を有する。また、缶20は一面が開放された開口部を含む。上記電極組立体10は開口部から缶20の内部に挿入され、上記下部絶縁板30は電極組立体10の下部面に位置することになる。電極組立体10が缶20に挿入される前に、第2電極タップ19は電極組立体10の中心部に向う底面に対して並行に折り曲げられる。折り曲げられた第2電極タップ19の一部は電極組立体10の中孔を横切るように形成される。また、下部絶縁板30を設ける場合は、下部絶縁板30には電極組立体10の中孔に対応されるように形成された通孔を有する。これで、折り曲げられた第2電極タップ19の一部は下部絶縁板30の通孔を横切ることになる。
下部絶縁板30には多数のホール31が設けられており、下部絶縁板30により減少される空間を少なめにし、注入電解液が減少されることを最小化する。このように形成した状態で、電極組立体10の中孔及び下部絶縁板30の通孔に溶接棒を挿入し、第2電極タップ19を缶20の底面に熔接させる。これで、缶20は第2電極タップ19と同一極性を有し、缶20自体が電極端子の役割をする。
缶20に挿入された電極組立体10の上部には上部絶縁板40が位置し、電極組立体10の中心部の中孔にはセンターピン50が挿入される。上記上部絶縁板40は、電解液が電極組立体10内によく浸透されるように形成された多数の第1ホール41を含むことができる。また、上部絶縁板40には、第1電極タップ17を外部に引き出すために形成された第2ホール43を含むことができる。
上記センターピン50は、外部力により電極組立体10が変形されることを防止し、中心部が空いている場合は電極組立体10から発生するガスの移動通路となる。センターピン50は、電解液の含浸をよくし、電極組立体10から発生するガスを円滑に外部に排出できるように、側面に形成された多数のホール51を含むことができる。缶20は、上部絶縁板40の上端レベルに合わせて缶の側面を缶20の内側に曲げて形成するビード21を含む。
ビード21は、缶20の内部に挿入された電極組立体10の上下移動を防止する。
絶縁ガスキット60が缶20の開口部に挿入され、キャップ組立体70が絶縁ガスキット60内に結合されて缶20を密封させる。上記絶縁ガスキット60は絶縁性の弾性を有する物質であって、キャップ組立体70の外面を覆う形態に形成される。絶縁ガスキット60は、互いに違う極性を有する缶20及びキャップ組立体70を絶縁させながら、缶20を密封することになる。
上記キャップ組立体70は、電極端子の役割をするキャップアップ71及び上記キャップアップ71の下部に位置する下部部品からなる。上記キャップ組立体70は、予め全部品を結合した形態で一度に絶縁ガスキット60内に挿入するか、あるいは各部品を順に絶縁ガスキット60内に積層することで形成される。
上記下部部品は、キャップアップ71の下部に順に位置するPTC(Positive Temperature coefficient)サーミスタ72、ベント73、キャップダウン74、サブプレート75を含む。
詳述すれば、PTCサーミスタ72の下部には、ベント73が位置し、ベント73の下部には中孔を有するキャップダウン74が絶縁材76を間に置いて位置し、絶縁材76によりベント73とキャップダウン74とが絶縁される。キャップダウン74は、電池内に圧力が増加した場合に、圧力がベント73の下部面に作用するように、通路を提供する通孔をさらに備えている。キャップダウン74の下部には、キャップダウン74に形成した中孔を横切るようにサブプレート75が位置する。サブプレート75は、中孔を介して露出されるベント73の突出部737と溶接などの方法で接続される。
よって、上記突出部737はキャップ組立体70の下部方向、すなわち缶20に収容された電極組立体10方向にふっくらと突出された形状を有する。電極組立体10から上向きに引き出される第1電極タップ17は溶接などの方法でキャップダウン74の下面またはサブプレート75の下面に接続される。キャップダウン74とサブプレート75はレーザ溶接などで接続することができ、ベント73の突出部737とサブプレート75は超音波溶接などで接続される。
続いて、本発明に係る二次電池の特徴を説明する。
本発明に係る二次電池は、上記ベント73にノッチ部を含むことを特徴とする。上記ノッチ部は、二次電池の内部圧力が増えると、電流の流れを遮断するためにベントの一部領域が容易に曲げられるか、または破綻されるように形成される。上記ノッチ部は、突出部737のまわりに沿って形成される円形の第1ノッチ部734、上記第1ノッチ部734から延長して十字状に形成された第2ノッチ部736、及び上記十字状の第2ノッチ部と交差して上記第1ノッチ部の外側に形成される円形の第3ノッチ部735を含んで構成されている。
すなわち、本発明において、上記ノッチ部は円形の第1ノッチ部及び第3ノッチ部、十字状の第2ノッチ部からなり、上記第3ノッチ部と第2ノッチ部が交差される交差部738aを含み、上記第2ノッチ部は上記第3ノッチ部と交差した後に延長される延長部738bを含んで構成されている。
ただし、図2Aに示すように、第2ノッチ部736は第1ノッチ部734から延長されていて、全体形状が確実な十字状ではないが、第2ノッチ部を第1ノッチ部の内側まで延ばして仮想線を引いた場合に十字状となる。よって、本発明では、図2Aの第2ノッチ部の形態を十字状として定義することにする。
図2Aは本発明に係るベントの形状を示す平面図であり、図2Bは図2Aの切断線I−Iによる断面図である。図2A及び図2Bに示すように、本発明に係る二次電池のベント73は、本体部731、フレンジ部733、上記本体部と上記フレンジ部とを連結する連結部732及び突出部737で構成され、上記本体部731にノッチ部が形成されている。
上記ノッチ部は、上述したように、突出部737のまわりに沿って形成される円形の第1ノッチ部734、上記第1ノッチ部734から延長されて十字状に形成される第2ノッチ部736及び上記十字状の第2ノッチ部と交差して上記第1ノッチ部の外側に形成される円形の第3ノッチ部735を含んで形成される。また、上記第3ノッチ部と第2ノッチ部が交差される交差部738a及び上記第2ノッチ部が上記第3ノッチ部と交差した後に延長して形成される延長部738bを含む。
このとき、上記円形の第1ノッチ部734の直径は2.5〜3mmにあり、上記第3ノッチ部735の直径は5.0〜7.0mmにある。また、上記第1ノッチ部の幅W3及び第3ノッチ部の幅W2は0.1〜0.2であり、上記第2ノッチ部の幅W1は0.05〜0.15mmである。
また、上記第1ノッチ部734から延長されて十字状に形成される第2ノッチ部736において、横または縦の全体的な長さL1は8.08〜8.18mmに形成され、よって、上記第2ノッチ部が上記第3ノッチ部と交差した後に延長して形成される延長部738bの長さL2は、上記第3ノッチ部の直径の大きさによって変わる。
また、上記第1ノッチ部の深さ(d3)は0.14〜0.20mmであり、上記第3ノッチ部の深さ(d2)は最小0.16mm以上であり、0.18〜0.19mmである方が好ましい。また、上記第2ノッチ部の深さ(d1)は最小0.17mm以上であり、上記第3ノッチ部の深さ(d2)よりも大きい方が好ましい。
このとき、上記第2ノッチ部の厚さ(t1)、第3ノッチ部の厚さ(t2)及び第1ノッチ部の厚さ(t3)は、ベントの本体部731の厚さからそれぞれ第2ノッチ部の深さ(d1)、第3ノッチ部の深さ(d2)及び第1ノッチ部の深さ(d3)を差し引いた値に相当する。
また、上記連結部732の厚さ(t4)は0.18mm以上の方が望ましく、上記連結部732の厚さ(t4)が0.18mm未満の場合は連結部にクラック(crack)が発生するので好ましくない。
一方、二次電池は様々な要因、例えば、電池の過充電により電池内部に所定量のガスが発生し、上記ガスの発生により電池内部の圧力が増えることになる。このとき、上記ベント73には、中央下部に突出した突出部737が形成されていて、上記突出部737が上記サブプレート75の上面に溶接されて電気的に接続されているが、上記増加した内部圧力により突出部が上部方向に移動することになる。また、このような移動によって上記突出部737と上記サブプレート75との溶接部分が切り離されるか、サブプレートの所定領域が切断されて、結局電池の電気的流れを遮断する。
本発明では、突出部とサブプレートの溶接された部分が切り離されるか、サブプレートの所定領域が切断されることによって電池の電気的流れが遮断される時の電池内部の圧力を電流遮断の作動圧とする。また、本発明では、内部圧力により変形が起こって作動圧を調節するのは、主に十字状の第2ノッチ部736である。
すなわち、電池内部の増加した内部圧力により上記第2ノッチ部の部分から変形が起き、突出部が上部方向に移動することになり、このような第2ノッチ部の変形及び突出部の移動によって、上記突出部と上記サブプレートの溶接された部分が切り離されるか、サブプレートの所定領域が切断されて、結局電池の電気的流れを遮断する。
また、上述の突出部とサブプレートの溶接された部分が切り離されるか、サブプレートの所定領域が切断されることにより、電池の電気的流れは遮断されて充電は中止したが、内部的な要因によりガスが引き続き発生して電池内部の圧力が増加したり、または外部的な要因によって電池内部の圧力がさらに増加したりする。
このように増加した内部圧力によって上記ベント73自体が破綻されることになる。すなわち、電池内部の圧力が引き続き増加することになるが、これを防止するために所定圧力以上になった際に、ベントを破綻させてガスを外部に放出し、内部圧力を減少させる。
本実施形態では、ベントが破綻されたときの電池内部の圧力を破綻圧と称する。また、本発明において、内部圧力によりベントが破綻される部分は、上記十字状の第2ノッチ部に交差し、上記第1ノッチ部の外側に形成される円形の第3ノッチ部735となる。すなわち、電池内部に増加した内部圧力によって上記円形の第3ノッチ部が破綻され、破綻した第3ノッチ部を通してガスが外部に放出され、内部圧力を減少させることができる。
一方、上述のように、第2ノッチ部の深さ(d1)は、上記第3ノッチ部の深さ(d2)よりも大きいことが好ましい。すなわち、上述のように、本発明では、内部圧力によって変形が起こって作動圧を調節することになる部分が十字状に形成された第2ノッチ部736であり、また、内部圧力によってベントが破綻される部分は円形の第3ノッチ部735であるが、一般的に破綻圧は作動圧よりも高いため、第2ノッチ部の深さ(d1)を上記第3ノッチ部の深さ(d2)よりも深くすることで、作動圧では第2ノッチ部のみが影響を受け、相対的に厚さが厚い第3ノッチ部は影響を受けなくなる。その後、作動圧よりもさらに大きい圧力である破綻圧によって第3ノッチ部が破綻されることになる。
また、上記円形の第3ノッチ部の厚さ(t2)を調節するで、破綻圧の調節が可能である。例えば、第3ノッチ部の厚さを厚くするほど、破綻圧は高くなる。
図2Cは、本発明に係るベントの他の形状を示す平面図である。図2Cのベント形状は、後述以外は図2Aに示すベントの形状と等しい。図2Cに示すように、本発明に係る二次電池のベント73は、本体部731、フレンジ部733、上記本体部と上記フレンジ部とを連結する連結部(図示せず)及び突出部737で構成され、上記本体部731にノッチ部が形成されている。
上記ノッチ部は、上述のように、突出部737のまわりに沿って形成される円形の第1ノッチ部734、上記第1ノッチ部734から延長されて十字状に形成された第2ノッチ部736及び上記十字状の第2ノッチ部に交差し、上記第1ノッチ部の外側に形成される円形の第3ノッチ部735’を含み成り立っているし、も、上記第3ノッチ部と第2ノッチ部が交差される交差部738a及び上記第2ノッチ部は上記第3ノッチ部と交差後ずっと延長されて形成される延長部738bを含む。
このとき、上記第3ノッチ部735’はノッチ領域735aと所定領域がノッチされない断絶領域735bとを含む。上述のように、円形の第3ノッチ部に破綻があって、破綻された第3ノッチ部によりガスが外部に放出させることで、内部圧力を減少させることになるが、このとき、第3ノッチ部が所定領域のノッチされない断絶領域735bを含まない場合は、第3ノッチ部の全体に破綻が起きて、第3ノッチ部内に形成された突出部を含むベントの一部がキャップアップと衝突したり、または電池内部で動いて遮断された電流流れを再開させたりする恐れがある。
よって、第3ノッチ部の全体が破綻しないように、断絶領域735bを形成することで、断絶領域を介してベントと第3ノッチ部内に形成された突出部を含むベントの一部が分離しないようにすることができる。次いで、本発明に係るベントを備える二次電池の作動圧及び破綻圧を測定した。
(実施例1)
まず、実施例1の場合、本発明に係る二次電池のベントは、図2Bに示すように、本体部、フレンジ部、上記本体部と上記フレンジ部を連結する連結部及び突出部で構成され、上記本体部にノッチ部が形成されている。
このとき、ベントのノッチ部は、図2Aに示すように、突出部のまわりに沿って形成される円形の第1ノッチ部、上記第1ノッチ部から延長されて十字状に形成された第2ノッチ部及び上記十字状の第2ノッチ部と交差して上記第1ノッチ部の外側に形成される円形の第3ノッチ部を含んで構成されている。また、上記第3ノッチ部と第2ノッチ部とが交差する交差部及び上記第2ノッチ部が上記第3ノッチ部と交差した後に延長して形成された延長部を含んで構成されている。
上記本体部の厚さは0.30mmとし、上記連結部の厚さ(t4)は0.20mmとした。また、上記第1ノッチ部の直径は2.5mmとし、上記第3ノッチ部の直径は5mmとした。また、上記第1ノッチ部の幅W3及び第3ノッチ部の幅W2は0.15mmとし、上記第2ノッチ部W1の幅は0.1mmとした。また、第1ノッチ部の深さ(d3)は0.17mmとし、第3ノッチ部の深さ(d2)は0.18mmとし、第2ノッチ部の深さ(d1)は0.20mmとした。また、十字状に形成された第2ノッチ部の横または縦の全体的な長さL1は8.13mmとした。
このとき、上記ノッチ部を形成する場合、第1金型により第2ノッチ部を形成した後、第2金型により第3ノッチ部を形成した。上記実施例1の二次電池の作動圧及び破綻圧を測定して下記の表1に示した。
Figure 2010129546
表1に示すように、実施例1による本発明の二次電池はベントの平均作動圧が7.56Kgf/cmであることがわかる。すなわち、これは従来のベント作動圧が9Kgf/cm以上であった場合と比べて低い作動圧でも実現することができるため、電池の内部圧力が低くても電流経路は遮断されることができ、よって、電池の安全性が高くなったことがわかった。
また、作動圧の短期工程能力(Cpk)が2.31であって、量産性も向上された。また、破綻圧の短期工程能力(Cpk)は、4.48であった。一般的に短期工程能力(Cpk)が1.33以上であれば量産性に問題がないことを意味する。
(実施例2)
次に、実施例2の場合、上記第1ノッチ部の直径を3.0mmとし、第3ノッチ部の直径を6mmとしたことを除いて実施例1と同様に実施した。上記実施例2の二次電池の作動圧及び破綻圧を測定して下記の表2に示した。
Figure 2010129546
表2に示すように、実施例2による本発明の二次電池はベントの平均作動圧は8.15Kgf/cmであることがわかる。すなわち、これは従来のベント作動圧が9Kgf/cm以上であった場合と比べて低い作動圧を実現することができ、これは電池の内部圧力が低くても電流の経路を遮断することができることを意味し、よって、電池の安全性はさらに高くなる。また、破綻圧の短期工程能力(Cpk)は、4.66であった。また、作動圧の短期工程能力(Cpk)は、2.62であって、量産性も向上する。
(実施例3)
次に、実施例3の場合、上記第3ノッチ部の直径を6mmとしたことを除いて実施例1と同様に実施した。上記実施例3の二次電池の作動圧及び破綻圧を測定して下記の表3に示した。
Figure 2010129546
表3に示すように、実施例3による本発明の二次電池はベントの平均作動圧が8.15Kgf/cmであることをわかる。すなわち、これは従来のベント作動圧が9Kgf/cm以上であったことと比べて低い作動圧でも実現することができ、電池の内部圧力が低くても電流経路を遮断することができることを意味し、よって、電池の安全性はさらに高くなる。また、破綻圧の短期工程能力(Cpk)は、6.16であった。また、作動圧の短期工程能力(Cpk)も3.21であって、量産性も向上する。
(実施例4)
次に、実施例4の場合、上記第3ノッチ部の直径を7mmとしたことを除いて実施例1と同様に実施した。上記実施例4の二次電池の作動圧及び破綻圧を測定して下記の表4に示した。
Figure 2010129546
表4に示すように、実施例4による本発明の二次電池はベントの平均作動圧が8.03Kgf/cmであることがわかる。すなわち、これは従来のベント作動圧が9Kgf/cm以上であったことと比べて低い作動圧でも実現することができ、電池の内部圧力が低くても電流経路を遮断することができることを意味し、よって、電池の安全性はさらに高くなる。また、破綻圧の短期工程能力(Cpk)は、3.61であった。また、作動圧の短期工程能力(Cpk)も3.62であって、量産性も向上する。
(実施例5)
次に、実施例5の場合、上記第1ノッチ部の直径を3.0mmとし、第3ノッチ部の直径を6mmとしたことを除いて実施例1と同様に実施した。また、上記第2ノッチ部及び第3ノッチ部を形成する際に、実施例1の場合は別途の金型で第2ノッチ部を形成した後に第3ノッチ部を形成したが、実施例5の場合は1つの金型で、第2ノッチ部及び第3ノッチ部を同時に形成した。上記実施例5の二次電池の作動圧及び破綻圧を測定して下記の表5に示した。
Figure 2010129546
Figure 2010129546
表5及び表6に示すように、実施例5による本発明の二次電池はベントの平均作動圧が7.58Kgf/cmであることがわかる、すなわち、これは従来のベント作動圧が9Kgf/cm以上であったことと比べて低い作動圧でも実現することができ、電池の内部圧力が低くても電流経路を遮断することができることを意味し、よって、電池の安全性はさらに高くなる。
また、破綻圧の短期工程能力(Cpk)は、6.13であった。また、作動圧の短期工程能力(Cpk)も2.73であって、量産性も向上する。また、第2ノッチ部及び第3ノッチ部を同時に形成しても、ベント作動圧を9Kgf/cm未満に調節することができた。さらに、第2ノッチ部及び第3ノッチ部をそれぞれ別途に形成する実施例2と比べて、工程時間を短縮することができる。次に、本発明の比較例に係るベントを具備する二次電池の作動圧及び破綻圧を測定した。
(比較例1)
図3Aは、本発明の比較例に係るベントの形状を示す平面図である。まず、比較例1の場合、本発明の比較例に係る二次電池のベント73は、図3Aに示すように、本体部731、フレンジ部733、上記本体部と上記フレンジ部を連結する連結部(図示せず)及び突出部737で構成され、上記本体部にノッチ部が形成されている。
このとき、ベントのノッチ部は突出部のまわりに沿って形成される円形の第1ノッチ部734及び上記第1ノッチ部から延長されて十字状に形成された第2ノッチ部836を含んで形成される。
上記本体部の厚さは0.30mmとし、上記連結部の厚さ(t4)は0.20mmとした。また、上記第1ノッチ部の直径は2.5mmとし、上記第1ノッチ部の幅は0.15mmとした。また、第1ノッチ部の深さは0.17mmとし、第2ノッチ部の深さ(d1)は0.20mmとした。また、十字状に形成された第2ノッチ部の横または縦の全体的な長さは8.13mmとした。上記比較例1の二次電池の作動圧及び破綻圧を測定して下記の表6に示した。
Figure 2010129546
表7に示すように、比較例1による二次電池はベントの平均作動圧が9.01Kgf/cmであり、これは従来のベント作動圧が9Kgf/cm以上であったことに比べるとその差がほとんどないことがわかった。これは電池の内部圧力が上記の値にならないと電流経路が遮断されないということを意味し、よって、電池の安全性を確保することができない。なお、ベント作動圧が9.0Kgf/cm以下の場合が一部あったが、実質的にベント作動圧は9.0Kgf/cmに近接していて作動圧が低くなったとはいえない。
(比較例2)
図3Bは、本発明の比較例に係るベントの他の形状を示す平面図である。比較例2の場合、本発明の比較例に係る二次電池のベント73は図3Bに示すように、本体部731、フレンジ部733、上記本体部と上記フレンジ部とを連結する連結部(図示せず)及び突出部737で構成され、また上記本体部にノッチ部が形成されている。
このとき、ベントのノッチ部は、突出部のまわりに沿って形成される円形の第1ノッチ部734及び上記第1ノッチ部の外側に形成される円形の第2ノッチ部835を含んで構成されている。
上記本体部の厚さは0.30mmとし、上記連結部の厚さは0.20mmとした。また、上記第1ノッチ部の直径は3mmとし、上記第2ノッチ部の直径は7mmとした。また、上記第1ノッチ部の幅及び第2ノッチ部の幅は0.15mmとし、また、第1ノッチ部の深さは0.17mmとし、第2ノッチ部の深さは0.18mmとした。上記比較例2の二次電池の作動圧及び破綻圧を測定して下記の表7に示した。
Figure 2010129546
表8に示すように、比較例2による二次電池はベントの平均作動圧が9.68Kgf/cmであることがわかる。すなわち、これは従来のベント作動圧が9Kgf/cm以上であることに比べると作動圧はより高く、これは電池の内部圧力がそのくらい高くないと電流経路を遮断することができないということを意味し、したがって、電池の安全性確保はより困難となる。
また、短期工程能力(Cpk)も0.68であり、量産性にも問題があることをわかる。一般的に短期工程能力(Cpk)は1.33未満の場合、量産性に問題があるものとする。
(比較例3)
図3Cは、本発明の比較例に係るベントのまた他の1つの形状を示す平面図である。比較例3の場合、本発明の比較例に係る二次電池のベント73は、図3Cに示すように、本体部731、フレンジ部733、上記本体部と上記フレンジ部とを連結する連結部(図示せず)及び突出部737で構成され、上記本体部にノッチ部が形成されている。
このとき、ベントのノッチ部は、突出部のまわりに沿って形成される円形の第1ノッチ部734、上記第1ノッチ部から延長されて十字状に形成された第2ノッチ部836’及び上記十字状の第2ノッチ部と交差して上記第1ノッチ部の外側に形成される円形の第3ノッチ部835を含んで形成される。ただし、前述の本発明に係るノッチ部とは異なって、上記第3ノッチ部と第2ノッチ部とが連結されるだけであって、上記第3ノッチ部と第2ノッチ部とが交差する交差部及び上記第2ノッチ部が上記第3ノッチ部と交差した後に延長して形成される延長部は含まれない。
上記本体部の厚さは0.30mmとし、上記連結部の厚さは0.20mmとした。また、上記第1ノッチ部の直径は3.0mmとし、上記第3ノッチ部の直径は7mmとした。また、上記第1ノッチ部の幅及び第3ノッチ部の幅は0.15mmとし、上記第2ノッチ部W1の幅は0.5mmとした。また、第1ノッチ部の深さは0.17mmとし、第3ノッチ部の深さは0.18mmとし、第2ノッチ部の深さは0.20mmとした。このとき、上記ノッチ部の形成において、第1金型により第2ノッチ部を形成した後に第2金型により第3ノッチ部を形成した。上記比較例3の二次電池の作動圧及び破綻圧を測定して下記の表8に示した。
Figure 2010129546
表9に示すように、比較例3に係る二次電池はベントの平均作動圧が9.28Kgf/cmであることがわかる、すなわち、これは従来のベント作動圧が9Kgf/cm以上であることに比べてその差は大きくないことがわかる。これは電池の内部圧力がそのくらい大きくないと電流経路を遮断することができないということを意味し、したがって、電池の安全性確保はより困難となる。
以上のように、ベントのノッチ部が突出部のまわりに沿って形成される円形の第1ノッチ部及び上記第1ノッチ部から延長されて十字状に形成される第2ノッチ部836を含んで形成される比較例1、また、突出部のまわりに沿って形成される円形の第1ノッチ部及び上記第1ノッチ部の外側に形成される円形の第2ノッチ部を含んで形成される比較例2、また、突出部のまわりに沿って形成される円形の第1ノッチ部、上記第1ノッチ部から延長されて十字状に形成される第2ノッチ部及び上記十字状の第2ノッチ部と交差して上記第1ノッチ部の外側に形成される円形の第3ノッチ部を含んで形成されるが、第3ノッチ部と第2ノッチ部が交差される交差部及び上記第2ノッチ部が上記第3ノッチ部と交差した後に延長して形成される延長部を含まない比較例3の場合、実質的にベント作動圧を9Kgf/cm未満に低下させることは困難であって、電池内部で発生する圧力が低い場合には電池の安全性を確保することが困難であることがわかった。
しかし、本発明に係るベントのノッチ部は、突出部のまわりに沿って形成される円形の第1ノッチ部、上記第1ノッチ部から延長されて十字状に形成される第2ノッチ部及び上記十字状の第2ノッチ部と交差して上記第1ノッチ部の外側に形成される円形の第3ノッチ部を含み、また、上記第3ノッチ部と第2ノッチ部が交差される交差部及び上記第2ノッチ部が上記第3ノッチ部と交差した後に延長して形成される延長部を含むことで、ベント作動圧が9Kgf/cm未満、具体的にはベント作動圧が8Kgf/cmに近づけるように作動圧を低下させることができ、これは電池の内部圧力が大きくない場合にも電流経路を遮断することができるということを意味し、よって、電池の安全性をさらに向上させることができる効果があることがわかった。
図4は、本発明に係るベントのまた他の1つの形状を示す平面図である。図4のベントの形状は、以下の記載を除いて図2Aのベントの形状と等しい。図4に示すように、本発明に係る二次電池のベント73は、本体部731、フレンジ部733、上記本体部と上記フレンジ部とを連結する連結部(図示せず)及び突出部737で構成され、上記本体部731にノッチ部が形成されている。
上記ノッチ部は、上述のように、突出部737のまわりに沿って形成される円形の第1ノッチ部734、十字状に形成される第2ノッチ部736及び上記十字状の第2ノッチ部と交差して上記第1ノッチ部の外側に形成される円形の第3ノッチ部735’を含んで形成され、また、上記第3ノッチ部と第2ノッチ部とが交差される交差部738a及び上記第2ノッチ部は上記第3ノッチ部と交差した後に延長して形成される延長部738bを含む。
このとき、図4によるベントの形状は図2Aに示すベントの形状とは異なり、上記十字状の第2ノッチ部736は、上記円形の第1ノッチ部734と交差する。すなわち、上記第1ノッチ部と第2ノッチ部が交差される交差部739a及び上記第2ノッチ部は上記第1ノッチ部と交差した後に延長して形成される延長部739bを含む。
図5及び図6は、本発明に係るベント作動圧によるスウェリング高さ(Swelling Height)を示すグラフである。まず、図5は、上述のような実施例3に係るベント作動圧によるスウェリング高さを示すグラフである。このとき、グラフXは実際に金型によりベントを製作して実験した結果であって、グラフXはシミュレーション結果である。
上述のように、実施例3の場合のベント平均作動圧は8.15Kgf/cmであり、すなわち、これは従来のベント作動圧が9Kgf/cm以上であったことに比べると低い作動圧を実現することができた。また、上記グラフX及びグラフXを観察したら、実際金型によりベントを製作して実験した結果とシミュレーション結果とに大きな差が見られない。
ただ、図5は金型によりベントを製作して実験した結果とシミュレーション結果とに大きな差がないことを示す図面であるが、図5の意味を簡単に解釈してみると、作動圧の基準をどの値にするのかによって異なるが、例えば作動圧の基準を8Kgf/cmとした場合には、作動圧5Kgf/cmでスウェリング高さが0.05mm以下でなければならなく、作動圧8Kgf/cmでスウェリング高さが0.45mm以上でなければならない。
すなわち、5Kgf/cmにおいて、スウェリング高さが0.05mmを超える場合、あまり低い内部圧力でベント作動圧が形成されて、電池の電気的流れを遮断してします問題があって、作動圧8Kgf/cmでスウェリング高さ
が0.45mm未満の場合には、ベント作動圧を8Kgf/cm程度に形成することが困難である。
上述のように、この条件は作動圧の基準をどの値にするかによって変わるものであって、本発明の第3実施例ではグラフX及びグラフXが両方とも作動圧5Kgf/cmでスウェリング高さが0.05mm以下であり、作動圧8Kgf/cmでスウェリング高さが0.45mm以上となることがわかった。
図6は、上記図4によるベント効果を示すグラフである。このとき、グラフXは実施例3に係るベントを実際に金型でベントを製作して実験した結果で、図5のグラフXに等しく、グラフYは図4によるベントのシミュレーション結果であって、図4によるベントの場合は実際に製作なしにシミュレーション結果によってその効果を判断したものである。
図6に示すように、実施例3の場合はベントの平均作動圧が8.15Kgf/cmであり、すなわち、これは従来のベント作動圧が9Kgf/cm以上であったことに比べると低い作動圧を実現したことになっており、また、上記グラフX及びグラフYを観察しても、あまり差が見られないことがわかった。
すなわち、本発明の図4によるベントの場合も、本発明の他の実施例と同様に、ベント作動圧は9Kgf/cm未満、より詳しくはベント作動圧が8Kgf/cmに近づけられるように作動圧を低下させることができ、これは電池の内部圧力が低い場合においても電流経路を遮断することができることを意味し、よって、電池の安全性をさらに向上させることができる効果があることがわかった。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10 電極組立体
11 第1電極板
13 第2電極板
15 セパレーター
17 第1電極タップ
19 第2電極タップ
20 缶
21 ビード
30 下部絶縁板
31 ホール
40 上部絶縁板
41 第1ホール
43 第2ホール
50 センターピン
60 絶縁ガスキット
70 キャップ組立体
71 キャップアップ
72 PTCサーミスタ
73 ベント
74 キャップダウン
75 サブプレート
76 絶縁材
734 第1ノッチ部
735 第2ノッチ部
736 第3ノッチ部
737 突出部

Claims (20)

  1. 電極組立体に電気的に接続されるサブプレートと、
    前記電極組立体に電気的に接続するために前記サブプレートに電気的に接続される突出部を有するベントと、
    を含み、
    前記ベントは、円形の第1ノッチ部及び円形の第2ノッチ部を含み、前記円形の第1ノッチ部及び前記円形の第2ノッチ部を横切る十字状の第3ノッチ部を含み、
    前記円形の第1ノッチ部及び前記円形の第2ノッチ部は、前記突出部のまわりに沿って形成され、
    前記十字状の第3ノッチ部は、前記円形の第1ノッチ部から前記円形の第2ノッチ部を介して外側に延長され、
    前記十字状の第3ノッチ部は、前記円形の第2ノッチ部を横切って前記円形の第2ノッチ部の外側に延長されることを特徴とする、キャップ組立体。
  2. 前記十字状の第3ノッチ部の深さは、前記円形の第1ノッチ部及び前記円形の第2ノッチ部の深さよりも深いことを特徴とする、請求項1に記載のキャップ組立体。
  3. 前記円形の第1ノッチ部の直径は、2.5〜3.0mmであり、
    前記円形の第2ノッチ部の直径は、5.0〜7.0mmであることを特徴とする、請求項1又は2に記載のキャップ組立体。
  4. 前記円形の第1ノッチ部及び前記円形の第2ノッチ部の幅は、0.1〜0.2mmであり、
    前記十字状の第3ノッチ部の幅は、0.05〜0.15mmであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のキャップ組立体。
  5. 前記円形の第1ノッチ部の深さは、0.14〜0.20mmであり、
    前記円形の第2ノッチ部の深さは、0.18〜0.19mmであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のキャップ組立体。
  6. 前記円形の第2ノッチ部は、バッテリ内の圧力が破綻圧を超えた場合に破綻することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のキャップ組立体。
  7. 前記円形の第2ノッチ部は、所定領域がノッチされない断絶領域を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のキャップ組立体。
  8. 前記キャップ組立体は、キャップアップ及びキャップダウンをさらに含み、
    前記ベントは、前記キャップアップと前記キャップダウンとの間に位置することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のキャップ組立体。
  9. 前記ベントは、
    前記突出部から延長されるフレンジ部と、
    前記フレンジ部と前記突出部との間に形成される連結部と、
    を含むことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のキャップ組立体。
  10. 前記円形の第1ノッチ部、前記円形の第2ノッチ部、及び前記十字状の第3ノッチ部は、前記突出部に隣接するように形成され、前記フレンジ部と前記突出部の間に位置することを特徴とする、請求項9に記載のキャップ組立体。
  11. キャップ組立体を含む二次電池において、
    前記キャップ組立体は、
    電極組立体に電気的に接続されるサブプレートと、
    前記電極組立体に電気的に接続するため、前記サブプレートに電気的に接続される突出部を含むベントと、
    を含み、
    前記ベントは、円形の第1ノッチ部及び円形の第2ノッチ部を含み、前記円形の第1ノッチ部及び前記円形の第2ノッチ部を横切る十字状の第3ノッチ部を含み、
    前記円形の第1ノッチ部及び前記円形の第2ノッチ部は、前記突出部のまわりに沿って形成され、前記十字状の第3ノッチ部は前記円形の第1ノッチ部から前記円形の第2ノッチ部を介して外側に延長され、
    前記十字状の第3ノッチ部は、前記円形の第2ノッチ部を横切って前記円形の第2ノッチ部の外側に延長されることを特徴とする、二次電池。
  12. 前記十字状の第3ノッチ部の深さは、前記円形の第1ノッチ部及び前記円形の第2ノッチ部の深さよりも深いことを特徴とする、請求項11に記載の二次電池。
  13. 前記円形の第1ノッチ部の直径は、2.5〜3.0mmであり、
    前記円形の第2ノッチ部の直径は、5.0〜7.0mmであることを特徴とする、請求項11又は12に記載の二次電池。
  14. 前記円形の第1ノッチ部及び前記円形の第2ノッチ部の幅は、0.1〜0.2mmであり、
    前記十字状の第3ノッチ部の幅は、0.05〜0.15mmであることを特徴とする、請求項11〜13のいずれか1項に記載の二次電池。
  15. 前記円形の第1ノッチ部の深さは、0.14〜0.20mmであり、
    前記円形の第2ノッチ部の深さは、0.18〜0.19mmであることを特徴とする、請求項11に記載の二次電池。
  16. 前記円形の第2ノッチ部は、バッテリ内の圧力が破綻圧を超えた場合に破綻することを特徴とする、請求項11〜15のいずれか1項に記載の二次電池。
  17. 前記円形の第2ノッチ部は、所定領域がノッチされない断絶領域を含むことを特徴とする、請求項11〜16のいずれか1項に記載の二次電池。
  18. 前記キャップ組立体は、キャップアップ及びキャップダウンをさらに含み、
    前記ベントは、前記キャップアップと前記キャップダウンとの間に位置することを特徴とする、請求項11〜17のいずれか1項に記載の二次電池。
  19. 前記ベントは、前記突出部から延長されるフレンジ部と、前記フレンジ部と前記突出部との間に形成される連結部とを含むことを特徴とする、請求項11〜18のいずれか1項に記載の二次電池。
  20. 前記円形の第1ノッチ部、前記円形の第2ノッチ部及び前記十字状の第3ノッチ部は、前記突出部に隣接するように形成され、前記フレンジ部と前記突出部との間に位置することを特徴とする、請求項19に記載の二次電池。
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