JP2018125109A - 二次電池および組電池 - Google Patents

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匡 内藤
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Abstract

【課題】本発明ではガス排出弁が設けられた面側からの圧壊時であっても、ガスを排出でき、安全性を向上させたリチウムイオン二次電池を提供することを課題とする。【解決手段】上記課題を解決するために、本発明のリチウムイオン二次電池は、ガス排出弁が配置された第一面と、第一面と対向する第二面と、第二面と第一面とをつなぐ側面部を備え、かつ電極群を収納する電池容器を有し、前記側面部にはさらにガス排出弁が設けられることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、二次電池および本二次電池を用いた組電池の構造に関する。
近年、車載用の二次電池は高出力化に伴い、安全性の確保が求められている。例えば、リチウムイオン二次電池では、圧壊といった不安全事象が起きた際、内部で短絡が起き、電池内圧が急激に上昇する。その際、電池容器の破裂を防ぐ目的で既定の圧力に到達することで開裂し、電池容器内のガスをスムーズに排出するための弁が、電池蓋に設けられている。このような角形のリチウムイオン二次電池は例えば特許文献1に記載されている。
特開2013−54821号公報
しかし、特許文献1に記載のリチウムイオン二次電池では、ガス排出弁方向からの圧力壊時にガス排出弁が塞がれ、発生したガスをスムーズに排出できない恐れがある。特に、これから求められる高容量な電池では、ガス排出弁が設けられた面からの圧壊時であっても確実にガスを排出出来る機構を備えることでさらに安全性を確保することができる
上記事情に鑑み、本発明ではガス排出弁が設けられた面側からの圧壊時であっても、ガスを排出でき、安全性を向上させたリチウムイオン二次電池を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明のリチウムイオン二次電池は、ガス排出弁が配置された第一面と、第一面と対向する第二面と、第二面と第一面とをつなぐ側面部を備え、かつ電極群を収納する電池容器を有し、 前記側面部にはさらにガス排出弁が設けられることを特徴とする。
本発明を用いることによって、一方方向の圧力がガス排出弁設置面に加わったとしても確実にガスを排出でき、安全性を向上させたリチウムイオン二次電池を提供することが出来る。
第一の実施形態の角形リチウムイオン二次電池の概観斜視図。 角形リチウムイオン二次電池の分解斜視図。 電極群の展開斜視図。 第二の実施形態の角形リチウムイオン二次電池斜視図。 第一の実施形態における角形組電池の外観斜視図。 第二の実施形態における角形組電池の外観斜視図。 円筒形リチウムイオン二次電池の拡大断面図。 第一の実施形態における円筒形リチウムイオン二次電池の分解斜視図。
以下、実施例について図面を用いて説明する。
本実施例では、第一の実施形態として3方向からの変形に対してガス排出が可能な安全性の高い角形二次電池200の例を説明する。
図1は蓄電素子の一実施の形態としての角形リチウムイオン二次電池200の外観斜視図であり、図2は角形リチウムイオン二次電池200の構成を示す分解斜視図である。
図1に示すように、角形二次電池200は、電池缶101と電池蓋106とからなる電池容器を備えている。電池缶101および電池蓋106の材質は、アルミニウムまたはアルミニウム合金などである。電池缶1は、深絞り加工を施すことによって、一面が開口された扁平な矩形箱状に形成されている。電池缶101は、矩形平板状の底面101dと、底面101dの一対の長辺部のそれぞれで連続する一対の幅広側面101bと、底面101dの一対の短辺部のそれぞれで連続する一対の幅狭側面101cとを有している。
電池蓋106は、矩形平板状であって、電池缶101の開口を塞いでレーザ溶接されている。つまり、電池蓋106は、電池缶101の開口を封止している。また電池蓋106は、捲回群103の正極電極134(図3参照)と電気的に接続された正極側端子構成部160と、捲回群103の負極電極132(図3参照)と電気的に接続された負極側端子構成部170を備えている。
正極側端子構成部160は、正極ボルト114、正極接続端子162、正極外部端子163、正極側外部絶縁体124および電池缶101の内部に配置されるガスケット(図示せず)、正極集電体280から構成される。正極ボルト114、正極外部端子163、正極接続端子162、ガスケットおよび正極集電体280は、一体的に固定され、電池蓋106に取り付けられている。この状態において、正極集電体280、正極接続端子162、正極外部端子163は、電気的に接続されている。また、正極集電体280、正極接続端子162、正極外部端子163は、正極側外部絶縁体124およびガスケットにより電池蓋106から絶縁されている。正極集電体180はダイアフラム164を介して正極外部端子163に接続されており、電池の内圧上昇により規定の圧力でダイアフラムが変位し、正極集電体と正極外部端子間の電気的な接続が切れることにより充電あるいは放電が停止するようになっている。
一方負極側端子構成部170は、負極ボルト112、負極接続端子172、負極外部端子173、負極側外部絶縁体122および電池缶101の内部に配置されるガスケット(図示せず)、負極集電体290から構成される。負極側端子構成部170は、正極側端子構成部160と同様な構造であり、負極ボルト112、負極外部端子173、負極接続端子172および負極集電体290は、一体的に固定され、電池蓋106に取り付けられている。この状態において、負極集電体290、負極接続端子172、負極外部端子173は、電気的に接続されている。また、負極集電体290、負極接続端子172、負極外部端子173は、負極側外部絶縁体122およびガスケットにより電池蓋106から絶縁されている。
なお、正極ボルト114及び負極ボルト112は、それぞれ電池蓋106の外部に突出しており、さらにねじ構造を有している。そのため組電池を作成する場合には、穴または切り欠きが設けられたバスバー(図示せず)に正極ボルト114又は負極ボルト112を挿通させ、ナットで組みつける構造となる。これにより、正極外部端子163または負極外部端子173とバスバーが電気的に接続される。
また電池蓋106には、ガス排出弁110が設けられている。ガス排出弁110は、プレス加工によって電池蓋106を部分的に薄肉化することで形成されている。なお、薄膜部材を電池蓋106の開口にレーザ溶接等により取り付けて、薄肉部分をガス排出弁としてもよい。ガス排出弁110は、角形二次電池200が過充電等の異常により発熱してガスが発生し、電池容器内の圧力が上昇して所定圧力に達したときに開裂して、内部からガスを排出することで電池容器内の圧力を低減させる。
電池缶101の幅広側面101bにはガス排出弁201が設けられている。ガス排出弁201の深さは例えば缶の厚みに対し、半分とする。電池蓋を押さえる形の圧壊時等に、ガス排出弁110が動作することは困難であるが、電池容器内の圧力が上昇して所定の圧力に達したときあるいは、電池缶の変形時にガス排出弁201が開裂して、内部からガスを排出することで電池容器内の圧力を低減させる。ガス排出弁201は電池缶の幅広側面101bに設けられており、幅狭側面101cに設ける場合に比べ電池缶101が変形した際の開裂が容易であるという特徴を有する。ガス排出弁201の作製方法としては、電池缶101の深絞り加工中に溝を加工する方法や電池缶101を製作後レーザ、切削加工する方法が挙げられるが、これに限定されるものではない。図1においてガス排出弁の形状は十字を例として挙げたが、直線、バツ印など種々の形状の切込みを使用することが出来る。また溝の深さ、溝の形状によりガス排出弁の作動圧力を調整することが出来る。
さらに電池蓋106には、電池容器内に電解液を注入するための注液孔(図示せず)が穿設されている。注液孔は、電解液注入後に注液栓111によって封止される。電解液としては、たとえば、エチレンカーボネート等の炭酸エステル系の有機溶媒に6フッ化リン酸リチウム(LiPF)等のリチウム塩が溶解された非水電解液を用いることができる。
続いて図2を用いて電池缶101の内部構造について説明する。図2に示すように、電池缶101には蓋組立体207に保持された捲回群103(図3参照)が収容されている。捲回群103の正極電極134(図3参照)に接合される正極集電体280および捲回群103の負極電極132(図3参照)に接合される負極集電体290ならびに捲回群103は、絶縁ケース208に覆われた状態で電池缶101に収容されている。
絶縁ケース208の材質は、ポリプロピレン等の絶縁性を有する樹脂であり、電池缶101と、捲回群103とは電気的に絶縁されている。なお、本実施形態では絶縁ケース208は捲回群103の幅広面を覆う絶縁ケース幅広部208aと、捲回群103の側面部を覆う2つの絶縁ケース側面部208bから構成されるが、絶縁ケース幅広部208aと絶縁ケース側面部208bを一体とする構造であっても良い。
また、ここで言う蓋組立体207は、正極集電体280、正極接続端子162、正極外部端子163、正極ボルト114、正極側外部絶縁体124、負極集電体290、負極接続端子172、負極外部端子173、負極ボルト112、負極側外部絶縁体122、ガスケット及び電池蓋106を一体に組み立てたものである。
正極外部端子163は正極集電体180を介して捲回群103の正極電極134(図3参照)に電気的に接続され、負極外部端子173は負極集電体290を介して捲回群103の負極電極132(図3参照)に電気的に接続されている。このため、正極外部端子163および負極外部端子173を介して外部機器に電力が供給され、あるいは、正極外部端子163および負極外部端子173を介して外部発電電力が捲回群103に供給されて充電される。
正極集電体280は、アルミニウムまたはアルミニウム合金により形成されている。正極集電体280は、電池蓋106の下面に沿って取り付けられる平板状の座面部281と、座面部281の幅方向両端部でそれぞれ下方にほぼ90°に折曲された一対の平面部282と、これら一対の平面部282の先端にそれぞれ形成された平坦状の接合平面部283を有する。各接合平面部283は、捲回群103に超音波溶接により接合される。接合平面部283は、それぞれ、平面部282に対して傾斜した角度に折曲されている。一対の接合平面部283は、電池蓋106の長辺方向中央側から外側に向かって移行するにしたがって電池蓋106の短辺方向に互いに離反するように傾斜しており、傾斜方向は相互に逆方向であるが中心面に対して同一の角度であり、線対称となっている。一対の接合平面部283は、その間に捲回群103の正極箔露出部134bが挿入され、捲回群103の正極箔露出部134bをハの字状に開いた状態で、正極箔露出部134bに超音波溶接により接合される。
負極集電体290は、銅または銅合金により形成されているが、正極集電体280と同じ構造を有している。負極集電体290は、電池蓋106の下面に沿って取り付けられる平板状の座面部291と、座面部291の幅方向両端部でそれぞれ下方にほぼ90°に折曲された一対の平面部292と、これら一対の平面部292の先端にそれぞれ形成された平坦状の接合平面部293を有する。各接合平面部293は、捲回群103に超音波溶接により接合される。接合平面部293は、それぞれ、平面部292に対して傾斜した角度に折曲されている。一対の接合平面部292は、電池蓋106の長辺方向中央側から外側に向かって移行するにしたがって電池蓋106の短辺方向に互いに離反するように傾斜しており、傾斜方向は相互に逆方向であるが中心面に対して同一の角度であり、線対称となっている。一対の接合平面部293は、その間に捲回群103の負極箔露出部132bが挿入され、捲回群103の負極箔露出部132bをハの字状に開いた状態で、負極箔露出部132bに超音波溶接により接合される。
図3を参照して、捲回群103について説明する。図3は捲回群103を示す斜視図であり、捲回群103の巻き終り側を展開した状態を示している。発電要素である捲回群103は、長尺状の正極電極134および負極電極132をセパレータ133、135を介在させて捲回中心軸W周りに扁平形状に捲回することで積層構造とされている。
正極電極134は、正極集電体である正極箔の両面に正極活物質合剤を塗布した正極合剤層134aを有し、正極箔の幅方向一方側の端部には、正極活物質合剤を塗布しない正極箔露出部134bが設けられている。
負極電極132は、負極集電体である負極箔の両面に負極活物質合剤を塗布した負極合剤層132aを有し、負極箔の幅方向他方側の端部には、負極活物質合剤を塗布しない負極箔露出部132bが設けられている。正極箔露出部134bと負極箔露出部132bは、電極箔の金属面が露出した領域であり、捲回中心軸W方向(図3の幅方向)の一方側と他方側の位置に配置されるように捲回される。
負極電極132に関しては、負極活物質として非晶質炭素粉末100重量部に対して、結着剤として10重量部のポリフッ化ビニリデン(以下、PVDFという。)を添加し、これに分散溶媒としてN−メチルピロリドン(以下、NMPという。)を添加、混練した負極合剤を作製した。この負極合剤を厚さ10μmの銅箔(負極箔)の両面に溶接部(負極箔露出部132b)を残して塗布した。その後、乾燥、プレス、裁断工程を経て、銅箔を含まない負極活物質塗布部厚さ70μmの負極電極132を得た。
尚、本実施形態では、負極活物質に非晶質炭素を用いる場合について例示したが、これに限定されるものではなく、リチウムイオンを挿入、脱離可能な天然黒鉛や、人造の各種黒鉛材、コークスなどの炭素質材料やSiやSnなどの化合物(例えば、SiO、TiSi2等)、またはそれの複合材料でもよく、その粒子形状においても、鱗片状、球状、繊維状、塊状等、特に制限されるものではない。
正極電極134に関しては、正極活物質としてマンガン酸リチウム(化学式LiMn2O4)100重量部に対し、導電材として10重量部の鱗片状黒鉛と結着剤として10重量部のPVDFとを添加し、これに分散溶媒としてNMPを添加、混練した正極合剤を作製した。この正極合剤を厚さ20μmのアルミニウム箔(正極箔)の両面に溶接部(正極箔露出部134b)を残して塗布した。その後、乾燥、プレス、裁断工程を経て、アルミニウム箔を含まない正極活物質塗布部厚さ90μmの正極電極134を得た。
また、本実施形態では、正極活物質にマンガン酸リチウムを用いる場合について例示したが、スピネル結晶構造を有する他のマンガン酸リチウムや一部を金属元素で置換又はドープしたリチウムマンガン複合酸化物や層状結晶構造を有すコバルト酸リチウムやチタン酸リチウムやこれらの一部を金属元素で置換またはドープしたリチウム-金属複合酸化物を用いるようにしてもよい。
また、本実施形態では、正極電極134、負極電極132における合剤層塗布部の結着材としてPVDFを用いる場合について例示したが、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリブタジエン、ブチルゴム、ニトリルゴム、スチレンブタジエンゴム、多硫化ゴム、ニトロセルロース、シアノエチルセルロース、各種ラテックス、アクリロニトリル、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、フッ化プロピレン、フッ化クロロプレン、アクリル系樹脂などの重合体およびこれらの混合体などを用いることができる。
捲回群103の幅方向、すなわち捲回方向に直交する捲回中心軸Wの方向の両端部は、一方が正極電極134の積層部とされ、他方が負極電極132の積層部とされている。一端に設けられる正極電極134の積層部は、正極合剤層134aが形成されていない正極箔露出部134bが積層されたものである。他端に設けられる負極電極32の積層部は、負極合剤層132aが形成されていない負極箔露出部132bが積層されたものである。正極箔露出部134bの積層部および負極箔露出部132bの積層部は、それぞれ予め押し潰され、上述したようにそれぞれ蓋組立体207の正極集電体280および負極集電体290に超音波接合により接続され、電極群組立体が形成される。
再度本発明の特徴点について説明する。本発明では、図1に示す通り、電池間101の幅広側面101bにガス排出弁201を設けた。言い換えると、ガス排出弁110が設けられた軸上と直行する軸方向にガス排出弁201が設けられている。このような構成にすることによって、何らかの事情でガス排出弁110が押圧されて開かない状態になったとしても、押圧されないガス排出弁201から確実にガス排出が可能となり、安全性が向上する。
なお、本実施形態では蓋106と電池缶101の幅広側面101bの両方にガス排出弁を設けることとしたが、底面101dと幅広側面101cの2面に設けてもよく、電池蓋106と底面101dや幅広側面101c同士や幅狭側面同士といったある一定方向に圧縮された際に対向する2面同士でなければ任意の2面以上にガス排出弁があれば良い。電池蓋106と幅狭側面101bにガス排出弁を設けた場合を実施例2で説明する。尚、本実施形態では、電池缶蓋をガス排出弁が配置された第一面として用いる場合について例示したが、これに限定されるものではなく、第一面は電池缶の幅広側面101b、幅狭側面101cであってもよい。
続いて実施例2について説明する。本実施例が実施例1と異なる点は、ガス排出弁201の位置が電池缶101の幅狭側面101cとなった点である。なお、本実施例を用いることによって捲回電極群101内から発生するガスの排出路とガス放出弁138との距離が近くなり、ガス放出をスムーズに行うことができる。
図4は、実施例2における電池の外観斜視図である。
電池缶101の幅狭側面101cにガス排出弁201が設けられている。ガス排出弁110が動作することが困難な圧壊時等に、異常による電池容器内の圧力が上昇して所定の圧力に達したときあるいは、電池缶の変形時に開裂して、内部からガスを排出することで電池容器内の圧力を低減させる。ガス排出弁201は電池缶の幅狭側面101cに設けられており、幅広側面101bに設ける場合に比べ、捲回群103内から発生するガスの排出路とガス排出弁201との距離が近くなり、ガス放出をスムーズに行うことができるという特徴を有する。
加えて例えば過充電のような、ガス排出機構を妨げず内圧が上昇した場合の安全機構として、電流遮断機構が最も早く作動し、次にガス排出弁110、最後にガス排出弁201が動作することを特徴とする。電流遮断機構が無い場合は、最初にガス排出弁110、次にガス排出弁201が動作する。これはガス排出弁201はあくまで緊急の解放手段であるため、確実にガスダクト等が配置されるガス排出弁110の方が先に開裂するのが好ましいためである。これにより電流遮断のみで過充電のような不安全事象が停止する場合は、外部へのガス排出を防止できる。またガス排出弁110はガス排出弁201に比べ、製造上、薄肉加工が容易であるため、小さい内圧上昇での開裂に適している。
図4においてガス排出弁の形状はバツ印を例として挙げたが、実施例1と同様にガス排出弁201の作製方法、形状についてはこれに限定されるものではない。また正極ボルト114側の幅狭側面、負極ボルト112側の幅狭側面、電池蓋の3か所にガス排出弁を設けてもよい。
続いて実施例3について説明する。本実施例は、第二の実施形態の電池を用いた組電池の例を説明する。図5は第一の実施形態における角形組電池400の外観斜視図である。角形電池200は負極ボルト112側の幅狭側面にガス排出弁201を有する。正極ボルトと負極ボルトが近いため、直列時の接続用ブスバが短くて良いという特徴を有する。異常が発生した際のガス排出時に備えてガス排出ダクト(図示せず)は電池蓋部と電池の幅狭両側面に設けることが好ましい。
以上、本実施例について簡単にまとめる。本実施例では、実施例2に記載の二次電池を用いたうえで、組電池401の両幅狭側面にガス排出ダクトを配置する構成とした。このような構成にすることによって、ガス排出弁201がに対応してガスダクトが配置されるため、ガスが外部に漏れることを確実に防止することができる。なお、後述する実施例4と比較して、作成する二次電池の種類を1種類とできる点が利点である。
続いて実施例4について説明する。本実施例が実施例3と異なる点は、組電池に用いる二次電池を、正極外部端子側側面にガス排出弁201が設けられた二次電池と、負極外部端子側側面にガス排出弁201が設けられた二次電池を交互に積層させ、組電池の一方側にガス排出弁201を集合させた点である。
図6は本実施例における角形組電池401の外観斜視図である。角形電池200aは負極ボルト112側の幅狭側面にガス排出弁201を有する。角形電池200bは正極ボルト114側の幅狭側面にガス排出弁201を有する。この角形電池200aと角形電池200bを交互に積層させることによって、電池缶の幅狭側面100cのガス排出弁201が一方向に揃えることが可能となる。そのため実施例3に比べ、ガス排出ダクトは電池蓋部と電池の片方の幅狭側面の2か所に設ければ良い。また並列に接続する場合や、ブスバが長くて良い直列接続の場合においても、実施例4と同様に電池缶の幅狭側面のガス排出弁が一方向に揃えることが可能で、ガス排出ダクトは電池蓋部と電池の片方の幅狭側面に設ければ良い。
続いて、実施例5について説明する。本実施例は、3方向からの変形に対してガス排出が可能な安全性の高い円筒形二次電池の例を説明するものである。図7は円筒形二次電池の拡大断面図である。
円筒形二次電池1は、底部を有し、上部が開口された円筒形の電池缶2および電池缶2の上部を封口するハット型の電池蓋3で構成される電池容器4を有する。電池缶2は切削加工によってガス排出弁201(図8参照)、深絞り加工のよってガス排出弁203(図8参照)を有し、電池容器4の内部には、以下に説明する発電用の各構成部材が収容され、非水電解液5が注入されている。例えばガス排出弁201の深さは缶の厚みの半分、ガス排出弁203の深さは缶の厚みの4分の3とする。
円筒形の電池缶2には、上端側に設けられた開口部2b側に電池缶2の内側に突き出した溝2aが形成されている。
電池缶2の内部には、発電要素10が配置されている。発電要素10は、軸方向に沿う中空部を有する細長い円筒形の軸芯15と、軸芯15の周囲に捲回された正極電極および負極電極とを備える。円筒形状の軸芯15の中空部は、軸方向(図面の上下方向)で軸方向に垂直な面の断面形状が異なる。中空部の上方での断面形状は平行部と曲線部で形成されるトラック形状をしている。中空部の下方での断面形状は上方の平行部の幅よりも小さい径の円形である。この上方の中空部15aに円筒状の正極集電リング27が圧入されている。正極集電リング板27は、円盤状の基部27aと、この基部27aの内周部において軸芯15側に向かって突出し、軸芯15の内面に圧入される下部筒部27bと、外周縁において電池蓋3側に突き出す上部筒部27cとを有する。正極集電リング27はこの下部筒部27bにより軸芯15の上端部に固定、支持されている。
正極電極の正極タブ16は、正極集電リング27の上部筒部27cに溶接されている。正極集電リング27は例えばアルミニウム系金属により形成され、上部筒部27cの外周には、正極電極の正極タブ16および押え部材28が溶接されている。多数の正極タブ16は、正極集電リング27の上部筒部27cの外周に密着させておき、正極タブ16の外周に押え部材28をリング状に巻き付けて仮固定し、この状態で超音波溶接により接合される。
軸芯15の下端部の外周には、外径が径小とされた段部15bが形成され、この段部15bに負極集電リング21が圧入されて固定されている。負極集電リング21は、例えば、銅系金属により形成され、円盤状の基部21aに軸芯15の段部15bに圧入される開口部21bが形成され、外周縁に、電池缶2の底部側に向かって突き出す外周筒部21cが形成されている。負極集電リング21の基部21aには、軸芯15の中空軸に注液された非水電解液5を発電要素10に浸透させるための開口部21d(図8参照)が形成されている。
負極電極の負極タブ17は、負極集電リング21の外周筒部21cに接合される。
負極集電リング21の外周筒部21cの外周には、負極電極の負極タブ17および押え部材22が溶接されている。多数の負極タブ17を、負極集電板21の外周筒部21cの外周に密着させておき、負極タブ17の外周に押え部材22をリング状に巻き付けて仮固定し、この状態で溶接される。負極集電リング21の基部21aには、接続リード板50が、抵抗溶接、或いはレーザ溶接等により接合されている。
多数の正極タブ16は、正極集電リング27に溶接され、多数の負極タブ17が負極集電リング21に溶接されることにより、正極集電リング27、負極集電リング21および発電要素10が一体的にユニット化された発電ユニット20が構成される。電池缶2の内部には、非水電解液5が所定量注入されている。非水電解液5の一例として、リチウム塩がカーボネート系溶媒に溶解した溶液が上げられる。
図8は本実施例における円筒形二次電池の分解斜視図である。
円筒形状の軸芯15の中空部の上方には、円筒状の正極集電リング27が圧入されている。正極集電リング27は、例えば、アルミニウム系金属により形成されている。正極集電リング27の基部27aには、電池内部で発生するガスを放出するための開口部27dが形成されている。正極集電リング27に形成された開口部27eは、接続リード板50を電池缶2に溶接するための電極棒(図示せず)を挿通するためのものである。電極棒を正極集電リング27に形成された開口部27eから軸芯15の中空部に差し込み、その先端部で接続リード板50を電池缶2の底部2cの内面に押し付けて抵抗溶接を行う。これにより発電ユニット20は電池缶2の底部2cに固定される。また、負極集電リング21に接続されている電池缶2の底面は一方の出力端子として作用し、発電要素10に蓄電された電力を電池缶2から取り出すことができる。正極集電リング27の基部27aの上面には、複数のアルミニウム箔が積層されて構成されたフレキシブルな接続部材33が、その一端部を溶接されて接合されている。
正極集電リング27の上部筒部27c上には、電池蓋ユニット30が配置されている。電池蓋ユニット30は、リング形状をした絶縁板34、絶縁板34に設けられた開口部34aに嵌入された接続板35、接続板35に溶接されたダイアフラム37およびダイアフラム37に、かしめと溶接により固定された電池蓋3により構成される。
絶縁板34は、円形の開口部34aを有する絶縁性樹脂材料からなるリング形状を有し、正極集電リング27の上部筒部27c上に載置されている。
絶縁板34は、開口部34aおよび下方に突出する側部34bを有している。絶縁板34の開口部34a内には接続板35が嵌合されている。接続板35の下面には、接続部材33の他端部が溶接されて接合されている。
接続板35は、アルミニウム系金属で形成され、中央部を除くほぼ全体が均一でかつ、中央側が少々低い位置に撓んだ、ほぼ皿形状を有している。接続板35の中心には、薄肉でドーム形状に形成された突起部35aが形成されており、突起部35aの周囲には、複数の開口部35bが形成されている。開口部35bは、電池内部に発生するガスを放出する機能を有している。接続板35の突起部35aはダイアフラム37の中央部の底面に抵抗溶接または摩擦攪拌接合により接合されている。ダイアフラム37はアルミニウム系金属で形成され、ダイアフラム37の中心部を中心とする円形の切込み37aを有する。切込み37aはプレスにより上面側をV字形状に押し潰して、残部を薄肉にしたものである。ダイアフラム37は、電池の安全性確保のために設けられており、電池の内圧が上昇すると、切込み37aにおいて開裂し、内部のガスを放出する機能を有する。
ダイアフラム37は周縁部において電池蓋3の周縁部を固定している。ダイアフラム37は図2に図示されるように、当初、周縁部に電池蓋3側に向かって垂直に起立する側壁37bを有している。この側壁37b内に電池蓋3を収容し、かしめ加工により、側壁37bを電池蓋3の上面側に屈曲して固定する。
電池蓋3は、炭素鋼等の鉄で形成され、表裏両面にニッケルめっきが施されており、ダイアフラム37に接触する円盤状の周縁部3aと、この周縁部3aから上方に突出す筒部3bを有するハット型を有する。筒部3bには開口部3cが形成されている。この開口部3cは、電池内部に発生するガス圧によりダイアフラム37が開裂した際、ガスを電池外部に放出するためのものである。電池蓋3は一方の電力出力端として作用し、電池蓋3から蓄電された電力を取り出すことができる。
ダイアフラム37と電池蓋3とのかしめ部を覆う絶縁部材からなるガスケット43が設けられている。ガスケット43は、ゴムで形成されており、限定する意図ではないが、1つの好ましい材料の例として、フッ素系樹脂をあげることができる。
ガスケット43は、リング状の基部43aの周側縁に、上部方向に向けてほぼ垂直に起立して形成された外周壁部43bを有する形状を有している。
そして、プレス等により、電池缶2と共にガスケット43の外周壁部43bを屈曲して基部43aと外周壁部43bにより、ダイアフラム37と電池蓋3を軸方向に圧接するようにかしめ加工される。これにより、電池蓋3、ダイアフラム37、絶縁板34および接続板35が一体に形成された電池蓋ユニット30がガスケット43を介して電池缶2に固定されると共に、絶縁板34が発電ユニット20の正極集電リング27に当接し、発電ユニット20を電池缶2の缶底側に押しつけている。
また、以下が本実施例の特徴点となる。電池缶2の底面202にはガス排出弁203が設けられており、電池の内圧が上昇し所定圧に達すると、破断し、破断した溝部を介して電池の内圧が開放される。さらに本実施例では、電池缶1の缶側面にはガス排出弁201が設けられている。ガス排出弁201の深さは例えば缶の厚みに対し、半分とする。電池蓋を押さえる形の圧壊時等に、切込み37aが動作することは困難であるが、電池容器内の圧力が上昇して所定の圧力に達したときあるいは、電池缶の変形時にガス排出弁201が開裂して、内部からガスを排出することで電池容器内の圧力を低減させる。
ガス排出弁10が正常に動作する場合は、ガス排出弁10が他のガス排出弁である201および203よりも先に動作する。これにより3方向からの変形に対してガス排出が可能となる。加えて例えば過充電のような、ガス排出機構を妨げず内圧が上昇した場合の安全機構として、ダイアフラム37が最も早く作動し、次に切込み37a、その後にガス排出弁201またはガス排出弁203が動作することを特徴とする。これにより電流遮断のみで過充電のような不安全事象が停止する場合は、外部へのガス排出を防止できる。また切込み37aはガス排出弁201に比べ、製造上、薄肉加工が容易であるため、小さい内圧上昇での開裂に適している。図8においてガス排出弁の形状は一本線を例として挙げたが、実施例1と同様にガス排出弁201、203の作製方法、形状についてはこれに限定されるものではない。
以上、本発明についてまとめる。本発明に記載の二次電池は、ガス排出弁(たとえば110)が配置された第一面(たとえば電池蓋106や電池蓋3)と、第一面と対向する第二面と、第二面と第一面とをつなぐ側面部(たとえば電池缶101の幅広側面101bまたは幅狭側面101c)を備えて電極群を収納する電池容器(101、2)を有し、側面部にはさらにガス排出弁(201)が設けられることを特徴とする。何らかの事情でガス排出弁110が押圧されて開かない状態になったとしても、押圧されないガス排出弁201から確実にガス排出が可能となり、安全性が向上する。
また、本発明に記載の二次電池は、電極群は扁平捲回電極群(103)であり、第一面は電池蓋(106)であり、電池容器(101)の側面部は、一対の幅広面(101b)と、扁平捲回電極群(103)の捲回軸と対向する一対の幅狭面(101c)とによって形成され、幅狭面(101c)にガス排出弁(201)が設けられる。このような構成にすることによって、組電池にした場合の積層面とは異なる面にガス排出弁201を設けることが可能となる。そのため、二次電池に押圧があった場合でも確実にガス排出が可能となる。
また、本発明に記載の二次電池は、幅狭面(101c)に設けられたガス排出弁(201)の開裂圧は、電池蓋(106)に設けられたガス排出弁(110)の開裂圧よりも高くなっている。このような構成にすることによって、確実にガスダクト等が配置されるガス排出弁110の方を先に開裂させることが可能となるため、安全性が向上する。
また、本発明に記載の二次電池は、電池容器(101)内には電流遮断機構が設けられ、電流遮断機構の開裂圧は蓋(106)に設けられたガス排出弁(110)よりも開裂圧が低くなっている。
また、本発明に記載の二次電池(200a、200b)の幅広面(101b)を対向させ、複数個積層させた組電池(401)は、それぞれの電池容器(101)の幅狭面側(101c)に設けられたガス排出弁(201)が、組電池(401)の一側面側に配置されように二次電池が積層される。このような構成にすることによって、ガスに対する密閉性を確保しようとした場合に、ガス排出弁110に対応するガスダクトとガス排出弁201に対応するガスダクトの2つを設ければよいので、ガス排出弁201が組電池の左右に交互に配置されるものよりも部品点数削減及び小型になる。
また、本発明に記載の二次電池は、電極群が円筒捲回電極群(10)であり、電池容器(2)は円筒形状である。このように円筒形状の二次電池にも適評可能である。以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、前記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。さらに、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1 円筒形二次電池
2 円筒形電池缶
2a 溝
2b 開口部
3 電池蓋
3a 周縁部
3b 筒部
3c 開口部
4 電池容器
5 非水電解液
10 発電要素
11 正極電極
11a 正極金属箔
11b 正極合剤層
11c 正極箔露出部
12 負極電極
12a 負極金属箔
12b 負極合剤層
12c 負極箔露出部
13 第1のセパレータ
14 第2のセパレータ
15 軸芯
15a 上方の中空部
15b 段部
16 正極タブ
17 負極タブ
19 接着テープ
20 発電ユニット
21 負極集電板
21a 基部
21b 開口部
21c 外周筒部
21d 開口部
22 押え部材
27 正極集電板
27a 基部
27b 下部筒部
27c 上部筒部
27d 開口部
27e 開口部
28 押え部材
30 電池蓋ユニット
33 接続部材
34 絶縁板
34a 開口部
34b 側部
35 接続板
35a 突起部
35b 開口部
37 ダイアフラム
37a 切込み
37b 側壁
43 ガスケット
43a 基部
43b 外周壁部
50 接続リード板
101 角形電池缶
101b幅広側面
101c幅狭側面
101d底面
103捲回群
106電池蓋
110ガス排出弁
111注液栓
112負極ボルト
114正極ボルト
122負極側外部絶縁体
124正極側外部絶縁体
132負極電極
132a負極合剤層
132b負極箔露出部
134正極電極
134a正極合剤層
134b正極箔露出部
160正極側端子構成部
162正極接続端子
163正極外部端子
164ダイアフラム
170負極側端子構成部
172負極接続端子
173負極外部端子
200角形二次電池
200a負極ボルト側の幅狭側面にガス排出弁を有する角形電池
200b正極ボルト側の幅狭側面にガス排出弁を有する角形電池
201ガス排出弁
207蓋組立体
208絶縁ケース
208a絶縁ケース幅広部
208b絶縁ケース側面部
280正極集電体
281正極集電体の座面部
282正極集電体の平面部
283正極集電体の接合平面部
290負極集電体
291負極集電体の座面部
292負極集電体の平面部
293負極集電体の接合平面部

Claims (8)

  1. ガス排出弁が配置された第一面と、第一面と対向する第二面と、第二面と第一面とをつなぐ側面部を備えて電極群を収納する電池容器を有し、
    前記側面部にはさらにガス排出弁が設けられることを特徴とする二次電池。
  2. 請求項1に記載の二次電池において、
    前記電極群は扁平捲回電極群であり、
    前記第一面は電池蓋であり、
    前記電池容器の側面部は、一対の幅広面と、前記扁平捲回電極群の捲回軸と
    対向する一対の幅狭面とによって形成され、
    前記幅狭面に前記ガス排出弁が設けられることを特徴とする二次電池。
  3. 請求項2に記載の二次電池において、
    前記幅狭面に設けられたガス排出弁の開裂圧は、前記電池蓋に設けられたガス排出弁の開裂圧よりも高いことを特徴とする二次電池。
  4. 請求項3に記載の二次電池において、
    前記電池容器内には電流遮断機構が設けられ、
    前記電流遮断機構の開裂圧は前記蓋に設けられたガス排出弁よりも開裂圧が低いことを特徴とする二次電池。
  5. 請求項2に記載の二次電池の幅広面を対向させ、複数個積層させた組電池において、
    それぞれの前記電池容器の幅狭面側に設けられたガス排出弁が、前記組電池の一側面側に配置されように前記二次電池が積層されることを特徴とする組電池。
  6. 請求項1に記載の二次電池において、
    前記電極群は円筒捲回電極群であり、
    前記電池容器は円筒形状であることを特徴とする二次電池。
  7. 請求項6に記載の二次電池において、
    前記第二面は底面であり、当該底面にはさらにガス排出弁が設けられることを特徴とする二次電池。
  8. 請求項7に記載の二次電池において、
    前記電池容器内には電流遮断機構を有し、当該電流遮断機構は何れのガス排出弁よりも開裂圧が低いことを特徴とする二次電池。
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