JPH08153518A - 非水リチウム二次電池用正極活物質およびリチウム二次電池 - Google Patents

非水リチウム二次電池用正極活物質およびリチウム二次電池

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JPH08153518A JP6315983A JP31598394A JPH08153518A JP H08153518 A JPH08153518 A JP H08153518A JP 6315983 A JP6315983 A JP 6315983A JP 31598394 A JP31598394 A JP 31598394A JP H08153518 A JPH08153518 A JP H08153518A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 LiNiO2 を正極活物質として用いる非水
リチウム二次電池において、保存中の容量低下を抑制す
ることにより初期容量の再現化が改善された製品とする
こと。 【構成】 水酸化リチウムと水酸化ニッケルとの混合粉
末を300℃で乾燥させ、乾燥物を10kg/cm2の圧力で
成形し、酸素気流中で焼成した後粉砕することにより細
孔容積0.01ml/g未満のLiNiO2 粒子を得る。こ
れを正極活物質として用い、導電材および結着材と混練
して円盤状に加圧成形したものを図1に示す試験セル内
の正極成形体2として用い負極4には黒鉛粉にPVDF
5%を加えて混合後成形したものを用いる。試験セルの
1は正極缶、3セパレーター、5は負極缶、6は絶縁パ
ッキンである。この試験セルによる試験で細孔容積を調
節したLiNiO2 の使用により高温保存後の容量低下
抑制効果を改善できることが確認された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非水リチウム二次電池
の正極活物質として有効なLiNiO2 粒子と、該粒子
を主成分とする正極板を用いて充放電を高容量化した二
次電池の保存性を向上させることに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LiNiO2 を製造する代表的な
技術としては、リチウム化合物とニッケル化合物との混
合物を750℃程度の温度で15時間酸素気流中で焼成
を行って所望のLiNiO2 を合成し、Liインターカ
レーション型の結晶構造を発達させ、リチウムイオンの
移動を容易にして電池容量を高める方法が知られてい
た。
【0003】しかしながらこのような従来の技術にあっ
ては、初期の高容量化のための結晶構造を得る条件(例
えば出発原料や焼成条件)の検討はなされていたが、二
次電池として保存中の容量低下を抑制する有効な対策は
なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
製造法によって得られた正極活物質には、得られた物質
の初期容量の再現性が悪い等の問題があり、LiNiO
2 を正極活物質として用いる非水リチウム二次電池にお
いて、保存中の容量低下を抑制することが望まれてい
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は斯かる課題
を解決するために鋭意研究した結果、従来公知のLiN
iO2 粉末であっても、細孔容積がある特定範囲のもの
であれば容量が高く、保存中の容量低下も抑制すること
ができることを見いだし、本発明を提供することができ
た。
【0006】すなわち、本発明の第一は、細孔容積が
0.01ml/g未満であるLiNiO2粒子からなること
を特徴とする非水リチウム二次電池用正極活物質であ
り、第二は、前記のLiNiO2 粒子を導電剤および結
着剤と混練して成形した成形体を正極板として用いたこ
とを特徴とするリチウム二次電池である。
【0007】
【作用】電池内のリチウムの移動をモデル的に見ると、
非水系の二次電池の場合は、充電時に正極活物質からリ
チウムが抜け出て電解液または電解質を通って負極に析
出する。放電時にはこの逆の変化が生じるが、これらの
時、リチウムはイオンあるいは錯体などの化合物の状態
で移動すると考えられている。
【0008】LiNiO2 活物質粉末は一次粒子の集ま
った二次粒子の構造を有し、その一次粒子は不完全では
あるが1個のLiNiO2 結晶粒子であると考えられて
おり、充放電にともない一次粒子内のリチウムは結晶格
子のインターカレーションした層をイオンの状態で固体
拡散により移動する。
【0009】この場合、一次粒子間には多少とも空間が
あり電解液か電解質が保持されるので液を満たした細孔
と考えられている。
【0010】保存中の容量低下の原因としては、自己放
電、電解液の自発的な分解、電解液と極材との反応、不
純物や二次相の影響が想起されるが、本発明者は、電解
液および電解質と活物質との関係に注目し、保存特性の
改良には二次粒子内の電解液の染み込むべき空間、つま
り細孔についての適正範囲を確認すべきであると考え
た。
【0011】この場合、反応を抑制するためには電解液
の染み込みを無くすことが効果的であるが、実際のとこ
ろ、移動に関わる前述のモデルから推定しても、またL
iNiO2 が二次粒子であることからも細孔容積はゼロ
とはならないと考えられる。従ってこれらのことから、
細孔容積の適正な上限を求めることにした。
【0012】この場合、細孔容積は、ガス吸着法の吸着
・脱離等温線によって求めることが望ましく、従来の水
銀圧入式では、測定時に粉末間の空間も測定されてしま
うので粉粒子内の正確な測定と評価が困難である。
【0013】本発明の製造法について、従来法と対比し
ながら説明する。一般にLiNiO2 の製造において、
リチウム原料成分とニッケル原料成分とを混合し、加熱
により反応を行うが、必要によって粉砕を行う。この場
合、ニッケル原料としては水酸化物、塩基性炭酸塩、オ
キシ水酸化物、酸化物が使用可能とされており、リチウ
ム原料としては水酸化物が代表的である。
【0014】更に焼成時の反応性を高め、結果として得
られるLiNiO2 粉末を電池用活物質として良好な結
晶相とするため、ニッケルとリチウムの成分が相互に微
細かつ均質に分散することが望ましいと考えられてい
る。
【0015】従って、従来法においては、ニッケル原料
とリチウム原料とを有機溶剤中で微粉砕・混合すること
によって、平均粒径が1μm前後の混合原料を得、これ
を乾燥した後、500℃程度の温度で仮焼し、圧密成形
するが、LiNiO2 の焼成温度を750℃前後とする
ことが多い。
【0016】この場合、Ni原料を母胎としてLiがL
iNiO2 となるようであるが、このようなLiNiO
2 を用いた二次電池は、保存特性が劣るため容量低下が
大きく実用レベルとは言えなかった。
【0017】本発明法において使用するリチウム原料は
公知の塩でよいが、水酸化リチウムで充分であり、Li
NiO2 は焼成によりニッケル原料を母胎として成長す
る。従って細孔を制御するには、Ni原料の特性が重要
である。
【0018】この場合、水酸化ニッケルの使用であれ
ば、比表面積100m2/g以下の範囲のもので重質な30
μm以下の平均粒径で用いることが効果的である。
【0019】焼成条件として650〜800℃の温度お
よび20時間以下程度で、酸化雰囲気、好ましくは酸素
気流中で熱処理するが、電池容量が満足され細孔容積が
0.01ml/g未満となるようにするには、場合によって
はこれ以外の条件を用いても構わない。 原料中のリチ
ウムは、焼成によりその0.5%程度が揮発するので、
必要ならば、前もってこの分を多く計量するとよい。焼
成後の外観は黒色塊状となるが、正極活物質として使用
するにはこの塊を解砕して分級する。
【0020】一般に電池用の正極活物質粉末としては、
その成形方式や条件から、また短絡や保存中の放電を防
ぐ理由から、経験的に、その粒径が1μm以上100μ
m以下の範囲内のものが適切であるとされている。尚、
上記塊の解砕と分級には一般的な装置を使用できる。
【0021】リチウム原料とニッケル原料の成分比が、
モル比においてLi/Ni=1/1でなくても、Li/
Ni=1±0.05/1の範囲内であれば、電池容量に
おいて同程度の結果が得られるが、保存性はLi不足の
方がすぐれていることが判明すると共に、電池特性を改
良するために添加物を用いる場合であっても本発明の効
果と同様であれば本発明の範囲に含まれる。
【0022】このようにして得られたLiNiO2 を正
極活物質として用い、これに導電剤としてケッチェンブ
ラック、結着剤としてポリテトラフルオロエチレン(P
TFE)を重量比で87:8:5の割合で加えて混練
し、2ton/cm2 の圧力で直径18mmの円盤状に加圧成形
を行った。
【0023】この加圧成形体を図1に示す試験セル内の
正極2として用い、負極4には微粉末の黒鉛にポリフッ
化ビニリデン(PVDF)を加えて成形したものを用い
た。図中のセパレーター3にはポリプロピレンのフィル
ムを切り抜いたものを使用し、電解液には、プロピレン
カーボネート(PC)とジエトキシカーボネート(DE
C)の体積比1:1の混合液に6フッ化リン酸リチウム
(LiPF6 )を1mol/l 濃度溶解させたものを用い
た。この場合、電解液には上記プロピレンカーボネート
(PC)の一部以上をエチレンカーボネート(EC)
に、またはジエトキシカーボネート(DEC)の一部以
上を他の溶剤に代えてもよい。容器としてはコイン型を
用いた。実際の電池では導電材や成形方法が異なってい
る場合があるが、正極活物質の特性が与える影響は以上
の条件で相対評価ができる。従って以上の条件が本発明
の権利を制限するものではない。
【0024】本発明リチウム二次電池における保存性に
ついては、以下の条件で評価し保存中の放電容量の低下
を相対評価した。
【0025】先ず、0.5mA/cm2にて4.2Vまで充電
し、その後に2.7Vまで放電することを3回繰り返
し、3回目の放電容量を保存前の容量とし、60℃で2
週間保持した後に保存前と同一条件にて充放電を3回繰
返し、3回目の放電容量を保存後の容量とした。この場
合、当然ながらこの高温保持の前後の放電容量差が0に
近いほうが良いと言える。
【0026】以下、実施例をもって本発明を詳細に説明
するが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではな
い。
【0027】
【実施例1】原料として2μmの水酸化リチウムと表1
に示すような平均粒径の丸味のある形状の水酸化ニッケ
ルをモル比でLi/Ni=1.005/1となるように
秤量し、これらの粉末を混合して300℃で乾燥させ
た。
【0028】
【表1】
【0029】次いで、この乾燥物を10kg/cm2の圧力で
成形し、酸素気流中770℃において8時間熱処理を行
って焼成物を得、更に該焼成物を乳鉢にて粉砕すること
によってLiNiO2 の粉末と成したものを分級したと
ころ、表1に示す細孔容積を有することが判明した。
【0030】得られたこれらの粉末をXRD測定したと
ころ、従来報告されているLiNiO2 と同形のパター
ンを得ると共に、LiNiO2 以外の相は確認されず
(図示せず)、二次的な相は確認されなかった。
【0031】このようにして得られたLiNiO2 を正
極活物質として用い、これに導電剤としてケッチェンブ
ラック、結着剤としてポリテトラフルオロエチレンを重
量比で87:8:5の割合で混練して、2ton/cm2 の圧
力で直径18mmの円盤状に加圧成形を行った。
【0032】この加圧成形体を図1に示す試験セル内の
正極として用い、負極4には黒鉛粉にPVDFを5%加
えて混合後成形したものを用いた他、セパレーター3に
は、ポリプロピレンのフィルムを切り抜いたものを、電
解液には、プロピレンカーボネート(PC)と1,2−
ジメトキシエタン(DME)の体積比1:1の混合液に
6フッ化リン酸リチウム(LiPF6 )を1.0mol/l
の濃度に溶解させたものを用いた。
【0033】表1に示すLiNiO2 粉末を用いて、そ
れぞれ別個の正極体を作成して図1の試験セルに組み入
れ、初期放電容量と高温保存後60℃で2週間保持して
保存後の容量を求めた。
【0034】尚、この場合、水酸化ニッケルのタップ密
度は、平均径24μmのもの(No.1)で1.82g/
ccであり、11μmのもの(No.3)で1.28g/cc
であった。
【0035】表1の結果から、No.1〜No.4の試
料はいずれも細孔容積が0.01ml/g以下であり、高温
保存後の容量低下はいずれも20.0%未満であった。
【0036】
【実施例2】実施例1で用いたNo.1とNo.3の原
料を用い、酸素気流中の熱処理温度を表2に示すように
変化させた他は、実施例1に示すと同様な手段でLiN
iO2 粉末を得、それらを用いて高温保存後の容量を求
めた。
【0037】
【表2】
【0038】この結果、細孔容積が0.01ml/g以上の
No.10、No.11は高温保持後の容量低下が4
6.6%と38.4%と大幅に下がった。
【0039】
【実施例3】原料として水酸化リチウムと表3に示す平
均粒径を変えた球状水酸化ニッケルNi(OH)2 とを
用いて、モル比がLi/Ni=1.01/1となるよう
に秤量し、これらの粉末を水中に投入した後にクエン酸
を水酸化ニッケルに対して45重量%加え60℃で攪拌
しながら乾燥した。なお、粒径18μmの水酸化ニッケ
ルの場合は、タップ密度1.76g/ccであった。
【0040】
【表3】
【0041】次いで、この乾燥物を2cm程の塊にし、酸
素気流中780℃において9時間熱処理を行って焼成物
を得た後、更に該焼成物を乳鉢にて粉砕することによっ
てLiNiO2 の粉末と成したものを分級したところ、
表3に示す細孔容積を有することが判明した。
【0042】得られたこれらの粉末をXRD測定したと
ころ、従来報告されているLiNiO2 と同形のパター
ンを得た(図示せず)。
【0043】これらの結果からNo.12〜No.14
はいずれも細孔容積が0.01ml/g以下であり、高温保
存後の容量低下はいずれも20%未満であった。
【0044】
【実施例4】原料として水酸化リチウム−水和物(Li
OH・H2 O)と水酸化ニッケルを300℃で熱処理し
て得た酸化ニッケル(NiO)をモル比においてLi/
Ni=0.97/1およびLi/Ni=1.04/1と
なるように秤量しクエン酸をリチウムとニッケルの合量
に対して60重量%添加して、水中にて90℃4時間混
合した後に冷却した。
【0045】次いで攪拌容器から混合粉末を取り出して
解砕し、充分に乾燥させた後、酸素気流中で740℃で
15時間熱処理を行った。この場合の酸化ニッケルの平
均粒径は15μmであり、得られたLiNiO2 は平均
粒径13μmであった。
【0046】熱処理後のLiNiO2 粉末をXRD測定
したところ、実施例1と同様に従来報告されているLi
NiO2 と同形のパターンを得た(図示せず)。
【0047】高温保存前の放電容量はLi/Ni=0.
97/1およびLi/Ni=1.04/1において、各
々168mAh/g と182mAh/g となり、これはLi/L
i=1/1と同程度の容量であった。尚、この場合、細
孔容積はどちらも0.007ml/g程度であり、高温保存
による容量低下は15.9%と23.6%であった。
【0048】
【実施例5】原料として水酸化ニッケル中のニッケル分
を6%と10%Coとした複合水酸化ニッケルを用いた
他は実施例1と同様の条件で処理して、水酸化ニッケル
の粒径として18μm、タップ密度は1.7g/cc程度の
粉末を得、これらを基に得たLiNiO2 の粒径は16
μmであった。
【0049】このLiNiO2 粉末を用いて作成した正
極体を図1に示す試験セルに組み入れ、初期放電容量と
高温保持後の容量を求めたところ、初期放電容量はCo
6%入りが172mAh/g で、Co10%入りが164mA
h/g であり、高温保存後の容量減少率は各々17.2%
と15.3%であった。尚、この場合の細孔容積はどち
らも0.005ml/g程度であった。
【0050】
【実施例6】原料として水酸化リチウムと水酸化ニッケ
ルを用い、また、水酸化リチウムとNi成分のうち7%
をMnで置換した水酸化ニッケルとを出発原料として、
溶媒中で混合し造粒機にて粒径は31μm、タップ密度
は1.3g/cc程度の顆粒と成し、780℃で5時間焼成
した。
【0051】上記から得られたLiNiO2 粉末を実施
例1と同様な方法で作成した正極体を試験セルに組み入
れ、初期放電容量と高温保持後の容量を求めたところ、
初期放電容量は186mAh/g と178mAh/g であり、高
温保存後の容量減少率は18.3%と14.8%で実施
例1と同様に20%未満の範囲であった。尚、これらの
細孔容積は共に0.008ml/gであった。
【0052】
【比較例1】実施例1と同様にLiOH・H2 OとNi
(OH)2 とをモル比でLi/Ni=1/1となるよう
に秤量し、これらの粉末をエタノール中で50時間粉砕
・混合し、乾燥後酸素気流中715℃において10時間
熱処理を行って焼成物を得た。
【0053】該焼成物を実施例1と同様な処理法で目的
とするLiNiO2 粉末を得たが、該粉末のXRD測定
では、二次的な相は確認されず、また、電池セル内に組
み入れての初期放電容量は152mAh/g であったが、高
温保存後の容量は48.7%も低下していた。この時の
細孔容積は0.0235ml/gであった。
【0054】
【比較例2】原料として300メッシュパスのLiOH
・H2 Oとかさ密度1.55g/ccで平均径23μmのN
i(OH)2 とをモル比でLi/Ni=1/1となるよ
うに秤量し、これらの粉末を1時間混合した後乾燥し
て、1ton/cm2 の圧力で成形し、酸素気流中710℃に
おいて10時間熱処理を行った。
【0055】得られた焼成物を実施例1と同様な手順で
処理してLiNiO2 粉末を得、図1に示す試験セルに
組み入れて測定したところ、初期放電容量は157mAh/
g が得られたが、高温保持後では容量が44.3%低下
していた。この場合の最高容積は0.0183ml/gであ
り、本発明範囲の0.01ml/g未満を超えていた。
【0056】
【発明の効果】上記の通り本発明に従って細孔容積が
0.01ml/g未満であるLiNiO2 粒子からなる正極
活物質を使用することにより、保存中の容量低下抑制効
果が大幅に改善された非水リチウム二次電池が製造でき
るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例および比較例において作製した試験セル
の断面概略図である。
【符号の説明】
1 正極缶 2 正極成形体 3 セパレーター 4 負極成形体 5 負極缶 6 絶縁パッキン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡部 勝明 東京都千代田区丸の内1丁目8番2号 同 和鉱業株式会社内 (72)発明者 飯川 明伸 東京都千代田区丸の内1丁目8番2号 同 和鉱業株式会社内 (72)発明者 小林 高 東京都千代田区丸の内1丁目8番2号 同 和鉱業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細孔容積が0.01ml/g未満であるLi
    NiO2 粒子からなることを特徴とする非水リチウム二
    次電池用正極活物質。
  2. 【請求項2】 細孔容積が0.01ml/g未満であるLi
    NiO2 粒子を導電剤および結着剤と混練して成形した
    成形体を正極板として用いてなることを特徴とするリチ
    ウム二次電池。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002020124A (ja) * 2000-06-30 2002-01-23 Dowa Mining Co Ltd リチウム複合酸化物の製造方法並びに正極活物質
JP2002203552A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Toshiba Corp 非水電解質電池

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