JP3506860B2 - 非水溶媒二次電池の製造方法 - Google Patents

非水溶媒二次電池の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、負極を改良した非
水溶媒二次電池及び非水溶媒二次電池の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】リチウムイオンを吸蔵・放出する炭素質
材料を含む非水溶媒二次電池用負極の製造方法として
は、従来から数種類の方法が考案されており、これらは
主に3つの方法に大別される。以下にその3つの方法と
その問題点を説明する。
【0003】(1)乾式混練法 炭素質材料粉末に粉末状のバインダー(例えば、ポリテ
トラフルオロエチレン、ポリエチレン)を添加し、乳鉢
や混練機で混練することにより炭素質材料及びバインダ
ーからなる負極合剤粉末を作製する。得られた合剤粉末
を例えば加圧成形によりペレット状にすることによりペ
レット状の負極を作製する。
【0004】しかしながら、この乾式混練法によると、
混練むらが多いため、得られた合剤粉末における炭素質
材料に対するバインダーの分散性が不十分になる。しか
も、前記合剤粉末は粒子形状が不揃いであるため、流動
性が劣る。前記合剤粉末の流動性が劣ると、加圧成形の
際に成形金型に秤量される合剤粉末量にばらつきが生
じ、負極ペレットの充填密度がばらつくため、電池特性
にばらつきが生じる。また、前記負極は、充填密度が低
く、そのうえバインダーの分布が不均一であるため、脆
く、割れや、欠けが発生し、二次電池の放電容量及びサ
イクル寿命の低下を招く。
【0005】(2)湿式混練法 前記バインダー粉末か、あるいはスチレン−ブタジエン
共重合体や、エチレン−プロピレン共重合体などのゴム
を水や有機溶剤に分散、もしくは溶解させ、これと炭素
質材料粉末を図3に示すような万能式混合練合機で混練
し、粘度状に練り上げる。
【0006】すなわち、図3に示すように、前記混合練
合機は、有底円筒状容器31と、前記容器31内に前記
容器31の中心から偏心して配置された2つの回転自在
なフック32a、32bを備える。このような練合機の
容器31内に前述したバインダーや、ゴムの溶液および
炭素質材料粉末を収容し、前記2つのフック32a、3
2bをそれぞれ回転させ、この回転しているフック32
a、32bを前記容器31の内周面に沿って移動させる
ことにより混合粉末に圧縮応力および引っ張り応力を付
加し、混合粉末を練り込むように混練し、粘度状の混合
物を得る。これを乾燥し、破砕することにより炭素質材
料及びバインダーからなる負極合剤粉末を作製する。得
られた合剤粉末から前述したのと同様にしてペレット状
の負極を作製する。
【0007】しかしながら、このように粘度状の混合物
を乾燥させ、粉砕することにより合剤粉末を作製する
と、鋭利な角をもった粒子になり、粒子形状が不揃いで
あるため、流動性が劣る。また、炭素質材料は、粉砕に
伴う微粉の発生が多いため、活物質担持体として炭素質
材料を用いた場合には合剤粉末の流動性は更に悪化す
る。その結果、負極の充填密度の低下を招き、負極に欠
け、割れが生じ、二次電池の放電容量及びサイクル寿命
が低下する。また、電池特性にばらつきが生じる。更
に、作業性の面において、粉体の出し入れが多いために
操作が繁雑であるという問題点を有する。そのうえ、破
砕工程を含むために多量の粉塵が発生し、環境上も好ま
しくない。
【0008】(3)スラリー塗布法 前述した湿式混練法に比べて分散剤である水や、有機溶
剤の量を増やし、ボールミル等により混合してスラリー
を調製し、このスラリーを金属基板に塗布し、乾燥後、
所定の寸法に打ち抜き、もしくは裁断することにより負
極を作製する。
【0009】スラリー塗布法においては、充填密度にば
らつきが生じないものの、充填密度が低く、基板による
体積ロスもあり、電池中の活物質担持体量が不足する。
このため、放電容量が低いという問題点がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ペレ
ット状の負極を改良することにより高容量で、かつ長寿
命な非水溶媒二次電池を提供することである。また、本
発明の目的は、ペレット状の負極製造工程における作業
性が向上され、高容量で、長寿命で、かつ特性のばらつ
きが低減された非水溶媒二次電池の製造方法を提供する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る非水溶媒二
次電池の製造方法は、ペレット状の正極と、ペレット状
の負極と、非水電解液とを具備した非水溶媒二次電池の
製造方法であって、容器と、前記容器内の下方に配置さ
れた水平回転羽根と、前記容器の内周面に配置された垂
直回転羽根とを備える混合攪拌型造粒機を用い、前記造
粒機の前記容器内にバインダーの液状物とリチウムイオ
ンを吸蔵・放出する炭素質材料粉末とを収容し、前記水
平回転羽根及び前記垂直回転羽根を回転させることによ
り、前記炭素質材料と前記バインダーを含む複合粒子を
得る工程と、前記複合粒子を充填密度が1.1〜1.3
g/cm 3 のペレット状に成形する工程とを具備する方
法により前記負極を作製することを特徴とするものであ
る。
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る非水溶媒二次
電池(コイン形非水溶媒二次電池)を図1を参照して説
明する。図1は組み立て後、エージング前の非水溶媒二
次電池を示す。例えばステンレス鋼からなる正極缶1に
は、正極集電体2を介してペレット状の正極3が収納さ
れている。セパレータ4は、前記正極3上に配置されて
いる。ペレット状の負極5は、前記セパレータ4上に配
置されている。金属リチウム箔6は、前記負極5に圧着
されている。負極集電体7(例えば、ニッケル製エキス
パンドメタルなど)は、後述する負極缶の内面に取り付
けられている。例えばステンレス鋼からなる負極缶8
は、前記正極缶1の開口部に絶縁パッキング9を介して
取り付けられている。非水電解液は、前記正極3,前記
負極5及び前記セパレータ4に含浸されている。なお、
このような二次電池においては、貯蔵エージング後、前
記金属リチウム箔6はリチウムイオンとして前記負極5
に吸蔵される。
【0014】次に、前記正極3、前記負極5,前記セパ
レータ4及び前記非水電解液について説明する。 1)ペレット状正極3 この正極3は、例えば、活物質,導電性材料及び結着剤
を混練し、これを加圧成形でペレット状にすることによ
り作製される。
【0015】前記活物質としては、種々の酸化物{例え
ば、リチウムマンガン複合酸化物(例えばLiMn2
4 、LiMnO2 )、二酸化マンガン、リチウム含有ニ
ッケル酸化物(例えばLiNiO2 )、リチウム含有コ
バルト酸化物(例えばLiCoO2 )、リチウム含有ニ
ッケルコバルト酸化物、五酸化バナジウム(V25
など}や、カルコゲン化合物(例えば、二硫化チタン、
二硫化モリブテンなど)等を挙げることができる。
【0016】前記導電性材料としては、例えば、人造黒
鉛、カーボンブラック(例えばアセチレンブラックな
ど)、ニッケル粉末等を挙げることができる。前記結着
剤としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリル酸、ポリメ
タアクリル酸、ポリアクリル酸塩、ポリメタアクリル酸
塩、ポリアクリル酸エステル、ポリメタアクリル酸エス
テル、アクリル酸又はメタアクリル酸のいずれか一方と
アクリル酸エステル又はメタアクリル酸エステルのいず
れか一方との共重合体、アクリル酸エステル又はメタア
クリル酸エステルのいずれか一方と他のモノマーとの共
重合体等を挙げることができる。 2)ペレット状負極5 この負極5は、リチウムを吸蔵・放出する炭素質材料及
びバインダーを含み、かつ充填密度が1.10g/cm
3 以上である。
【0017】前記充填密度を前記範囲に限定するのは次
のような理由によるものである。前記充填密度を1.1
0g/cm3 未満にすると、割れ・欠けの発生頻度が高
くなり、放電容量が低下し、充放電サイクル寿命が短く
なる。一方、前記充填密度が1.30g/cm3 を越え
ると、負極における電解液の吸液性が低下して電池の内
部抵抗が上昇する恐れがある。このため、充填密度の上
限値は1.30g/cm3 にすることが好ましい。特
に、二次電池の放電容量を飛躍的に向上させる観点か
ら、充填密度は1.20g/cm3 以上にすることがよ
り好ましい。
【0018】前記炭素質材料としては、例えば、有機高
分子化合物(例えば、フェノール樹脂、ポリアクリロニ
トリル、セルロース、ノボラック樹脂等)を焼成するこ
とにより得られるもの、コークスや、ピッチを焼成する
ことにより得られるもの、人造グラファイト、天然グラ
ファイト等に代表される炭素質材料を挙げることができ
る。中でも、アルゴンガス、窒素ガス等の不活性ガス雰
囲気中において、500℃〜3000℃の温度で、常圧
または減圧下にて前記有機高分子化合物を焼成して得ら
れる炭素質材料を用いるのが好ましい。
【0019】前記バインダーとしては、例えば、ポリテ
トラフルオロエチレンや、ポリエチレンなどの樹脂、ス
チレン−ブタジエン共重合体や、エチレン−プロピレン
共重合体、あるいはメタアクリル酸アルキルエステル−
ブタジエン共重合体などのゴム、セルロース等を挙げる
ことができる。前記バインダーとしては、前述した種類
の中から選ばれる1種または2種以上を用いることがで
きる。
【0020】前記負極ペレット5は、例えば、以下に説
明する方法によって作製することができる。容器と、前
記容器内の下方に配置された水平回転羽根と、前記容器
の内周面に配置された垂直回転羽根とを有する混合攪拌
型造粒機を用い、前記造粒機の前記容器内に活物質担持
体粉末と、粉末状もしくは液状のバインダーを収容し、
前記水平回転羽根及び前記垂直回転羽根を回転させるこ
とにより合剤粉末を作製した後、前記粉末をペレット状
に成型することにより前記負極ペレットを作製する。
【0021】前記活物質としては、例えば、リチウム、
リチウムを主体とするアルカリ金属等を挙げることがで
きる。前記活物質担持体としては、例えば、リチウムイ
オンを吸蔵・放出する炭素質材料を挙げることができ
る。
【0022】前記液状のバインダーは、バインダー粉末
を水または有機溶剤(例えば、エタノール、トルエン)
に分散もしくは溶解させることによって調製することが
できる。
【0023】前記水平回転羽根は、前記活物質担持体粉
末と前記粉末状もしくは液状のバインダーとを混合して
活物質担持体及びバインダーからなる合剤粒子を形成
し、前記合剤粒子を転動させることにより球状にする作
用をなす。前記水平回転羽根は前記容器内の底面に配置
されていると良い。前記水平回転羽根の回転数は、15
〜1500rpmの範囲にすることが好ましい。これは
次のような理由によるものである。前記回転数を15r
pm未満にすると、前記合剤粒子の転動が起こり難いた
め、前記合剤粒子の形状を球状にすることが困難になる
恐れがある。一方、前記回転数が1500rpmを越え
ると、合剤粒子同士の衝突や、合剤粒子と回転羽根、容
器の側壁との衝突により合剤粒子が粉砕され、微粉末が
生成する恐れがある。より好ましい回転数は、150〜
450rpmの範囲である。
【0024】前記垂直回転羽根は、凝集した合剤粒子を
粉砕する作用をなす。前記垂直回転羽根は、前記容器内
に収容される活物質担持体粉末と粉末状もしくは液状の
バインダーからなる混合物の高さの1/2に相当する高
さ付近に配置すると良い。前記垂直回転羽根の回転数
は、400〜4500rpmの範囲にすることが好まし
い。これは次のような理由によるものである。前記回転
数を400rpm未満にすると、合剤粒子の解砕が不十
分になり、粗大粒子が生成する恐れがある。一方、前記
回転数が4500rpmを越えると、合剤粒子の解砕が
進み過ぎ、合剤粒子の粒径が小さくなり過ぎて微粉末と
なり、合剤粒子の流動性が低下する恐れがある。より好
ましい回転数は、2500〜3500rpmの範囲であ
る。 3)セパレータ4 このセパレータ4としては、例えば、ポリオレフィン繊
維製不織布や、ポリオレフィン繊維製多孔膜などを挙げ
ることができる。前記ポリオレフィン繊維としては、例
えば、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維などを挙
げることができる。 4)非水電解液 この電解液は、非水溶媒に電解質を溶解することにより
調製される。
【0025】前記非水溶媒としては、エチレンカーボネ
ート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、ブチ
レンカーボネート(BC)、ジメチルカーボネート(D
MC)、ジエチルカーボネート(DEC)、エチルメチ
ルカーボネート(EMC)、γ−ブチロラクトン(γ−
BL)、スルホラン、アセトニトリル、1,2−ジメト
キシメタン(DME)、1,3−ジメトキシプロパン、
ジメチルエーテル、テトラヒドロフラン(THF)、2
−メチルテトラヒドロフラン等を挙げることができる。
前記非水溶媒は、単独で使用しても、2種以上混合して
使用しても良い。
【0026】前記電解質としては、例えば、過塩素酸リ
チウム(LiClO4 )、六フッ化リン酸リチウム(L
iPF6 )、ホウフッ化リチウム(LiBF4 )、六フ
ッ化砒素リチウム(LiAsF6 )、トリフルオロメタ
ンスルホン酸リチウム(LiCF3 SO3 )等のリチウ
ム塩を挙げることができる。
【0027】前記電解質の前記非水溶媒に対する溶解量
は、0.5mol/l〜1.5mol/lとすることが
望ましい。なお、前記二次電池において前記非水電解液
と前記セパレータ4を用いる代りにセパレータ兼ねるリ
チウムイオン伝導性固体電解質を用いることができる。
かかる固体電解質としては、例えば、リチウム塩を複合
化させた高分子化合物からなる高分子固体電解質(ポリ
マー)等を挙げることができる。
【0028】以上詳述した本発明に係る非水溶媒二次電
池は、リチウムイオンを吸蔵・放出する炭素質材料及び
バインダーを含み、充填密度が1.10g/cm3 以上
のペレット状負極を備える。このような負極は、強度を
高めることができるため、欠けや、割れの発生率を低減
することができる。その結果、二次電池の放電容量を飛
躍的に向上することができ、充放電サイクル寿命を改善
することができる。
【0029】本発明に係る非水溶媒二次電池の製造方法
によれば、容器と、前記容器内の下方に配置された水平
回転羽根と、前記容器の内周面に配置された垂直回転羽
根とを有する混合攪拌型造粒機を用い、前記造粒機の前
記容器内に活物質担持体粉末と、粉末状もしくは液状の
バインダーを収容し、前記水平回転羽根及び前記垂直回
転羽根を回転させることにより合剤粉末を作製する。前
記水平回転羽根の回転により前記活物質担持体粉末に対
して前記バインダーを均一に分散させることができると
共に、合剤粒子を転動させて球状ないしほぼ球状にする
ことができる。また、得られた粒子は、垂直回転羽根に
より解砕されるため、粒子の凝集を防止することができ
る。その結果、活物質担持体及びバインダーからなり、
球状ないしほぼ球状の粒子で構成され、粒度分布の単分
散性が高い合剤粉末を作製することができる。また、粉
砕をする必要がないため、粒子形成の際の微粉末の発生
を防止することができる。その結果、前記粉末は流動性
を飛躍的に向上することができるため、ペレット状に加
圧成形する際に、前記粉末を成形金型に密に充填するこ
とができ、充填密度が高いペレット状負極を作製するこ
とができる。特に、活物質担持体粉末としてリチウムイ
オンを吸蔵・放出する炭素質材料を用いる場合、充填密
度を1.10g/cm3 以上に向上することができる。
また、前記合剤粉末から作製された負極は、活物質担持
体に対するバインダーの分散性を向上することができ
る。その結果、前記負極は、強度を大幅に改善すること
ができ、欠けや、割れの発生を防止することができるた
め、放電容量及び充放電サイクル寿命が向上された非水
溶媒二次電池を提供することができる。さらに、前記合
剤粉末からペレット状負極を作製すると、成形金型に秤
量される粉末量のばらつきを低減することができるた
め、負極の充填密度のばらつきを抑制することができ、
前記二次電池の性能の安定化を図ることができる。ま
た、合剤粒子作製工程において粉塵が発生しないため、
作業性を改善することができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照
して詳細に説明する。まず、本発明の実施例において用
いられる図2に示す混合攪拌型造粒機について説明す
る。容量が10lの有底円筒状容器21内の底部には、
3枚羽根構造の回転自在な水平回転羽根22が配置され
ている。前記容器21の内周面のうち、前記容器21内
に収容される合剤粉末原料の高さの1/2に相当する高
さに回転自在な垂直回転羽根23が取り付けられてい
る。前記垂直回転羽根23は、前記容器21内周面に対
してほぼ垂直である2枚の回転羽根を備える。 実施例1 <負極ペレットの作製>まず、ノボラック樹脂を窒素雰
囲気中で、950℃で焼成した後、更に2000℃で加
熱することにより炭素化し、それを平均粒径が10μm
となるように粉砕し、活物質担持体としての炭素質材料
粉末を作製した。また、メタアクリル酸アルキルエステ
ル−ブタジエン共重合体の水性ラテックスを水で希釈
し、液状バインダーを調製した。
【0031】次いで、前記混合攪拌型造粒機の前記容器
21内に前記炭素質材料粉末を収容し、密閉した後、前
記液状バインダーを注入し、前記水平回転羽根21の回
転数を100rpmに、前記垂直回転羽根23の回転数
を3000rpmに設定し、前記水平回転羽根21およ
び前記垂直回転羽根23を同時に約3分間回転させるこ
とにより、炭素質材料及びメタアクリル酸アルキルエス
テル−ブタジエン共重合体からなる球状粒子を得た。こ
れを乾燥し、整粒し、平均粒径が330μmの球状をな
す合剤粒子を作製した。このような混合攪拌型造粒機を
用いて合剤粒子の合成を行うと、密閉容器内においてバ
インダーの注入、混合、攪拌、造粒を行うことができる
ため、外部に粉塵が漏れず、かつ粉砕工程が必要なく、
作業性を改善することができる。
【0032】得られた合剤粒子を成形機によりペレット
状にし、充填密度が1.10g/cm3 のペレット状負
極を作製した。 <正極ペレットの作製>V25 粉末90重量部と導電
性材料としての人造黒鉛10重量部を混合した後、得ら
れた混合粉末に結着剤としてのポリテトラフルオロエチ
レン5重量部を添加し、混合した後、この混合物を加圧
プレス機によりペレット状に成形することにより厚さが
0.9mmの正極を作製した。 <非水電解液の調製>非水溶媒としてのプロピレンカー
ボネートに電解質としての過塩素酸リチウムをその濃度
が0.7mol/lになるように溶解させて非水電解液
を調製した。 <電池の組み立て>厚さが0.25mmのステンレス鋼
製負極缶の内面にニッケル製エキスパンドメタルからな
る負極集電体を溶接した後、この負極缶と環状絶縁パッ
キングを一体化させた。前記負極缶内の前記負極集電体
上にリチウムフォイルを圧着させた後、この負極缶内に
前記負極ペレットを収納した。ポリプロピレン繊維製不
織布からなるセパレータを前記負極缶内の負極ペレット
上に載置した。前記非水電解液を前記負極缶内に収容し
た。前記負極缶内の前記セパレータ上に前記正極ペレッ
トを収納した。厚さが0.25mmのステンレス鋼製正
極缶の内面にステンレス製の正極集電体を取り付けた
後、前記正極缶を前記負極缶に嵌合させ、前記正極缶を
かしめることにより密閉し、前述した図1に示す構造を
有し、外径が20mmで、厚さが2.5mmのコイン形
非水溶媒二次電池を組み立てた。
【0033】得られた二次電池にエージングを施し、こ
のエージングによって前記リチウムフォイルをリチウム
イオンとして前記負極ペレットに吸蔵させ、コイン形非
水溶媒二次電池を製造した。 比較例1 実施例1と同様の炭素質材料粉末と液状バインダーを用
いて、前述した図3に示す万能混合練合機により25分
間混練した後、得られた粘度状混合物を乾燥し、破砕機
で破砕し、合剤粉末を作製した。得られた合剤粉末は、
粒子形状が鋭利な角を持つ矩形柱状であり、破砕時に生
じた、ほぼ原材料である炭素質材料粉末に近い粒度分布
を持った微粉を多く含んでいた。
【0034】得られた合剤粒子を成形機によりペレット
状にし、充填密度が1.0g/cm3 のペレット状負極
を作製した。このようにして得られた負極ペレットを用
い、実施例1と同様にしてコイン形非水溶媒二次電池を
製造した。
【0035】得られた実施例1及び比較例1の二次電池
について、ペレット状負極を作製する際の秤量精度及び
欠け・割れの発生率を測定した。すなわち、秤量精度
は、成形後の負極100個の重量を測定することによっ
て算出した。その際、正確を規すため、欠け、割れの発
生した負極は排除して測定を行った。また、欠け・割れ
の発生率は、負極100個について測定を行った。これ
らの結果を下記表1に示す。
【0036】 表1 秤量精度 欠け発生率 割れ発生率 実施例1 σ=2.5mg 0% 0% 比較例1 σ=4.8mg 3.7% 5.3% 表1から明らかなように、実施例1は、比較例1に比べ
て秤量精度が高く、欠け・割れの発生率が皆無であるこ
とがわかる。これは、合剤粉末の作製の際、水平回転羽
根と垂直回転羽根を備えた造粒機を用い、活物質担持体
粉末と液状バンダーを前記水平回転羽根と前記垂直回転
羽根を同時に回転させることにより負極合剤粒子の作製
を行ったからである。
【0037】これに対し、比較例1においては、合剤粉
末の作製の際、前述した図2に示す練合機を用いるた
め、活物質担持体粉末と液状バンダーを混合する際、解
砕が行われず、粒子が凝集し、粘度状の混合物になる。
これを乾燥して破砕するために、球形にならず、微粉末
を含む合剤粉末が得られる。 実施例2 前述した図2に示す混合攪拌型造粒機の前記容器21内
に実施例1と同様な炭素質材料粉末を収容し、密閉した
後、実施例1と同様な液状バインダーを注入し、前記水
平回転羽根21の回転数を200rpmに、前記垂直回
転羽根23の回転数を3000rpmに設定し、前記水
平回転羽根21および前記垂直回転羽根23を同時に約
3分間回転させることにより、炭素質材料及びメタアク
リル酸アルキルエステル−ブタジエン共重合体からなる
球状粒子を得た。これを乾燥し、整粒し、平均粒径が3
00μmの球状をなす合剤粒子を作製した。
【0038】得られた合剤粒子を成形機によりペレット
状にし、充填密度が1.15g/cm3 のペレット状負
極を作製した。このようにして得られた負極ペレットを
用い、実施例1と同様にしてコイン形非水溶媒二次電池
を製造した。 実施例3 前述した図2に示す混合攪拌型造粒機の前記容器21内
に実施例1と同様な炭素質材料粉末を収容し、密閉した
後、実施例1と同様な液状バインダーを注入し、前記水
平回転羽根21の回転数を300rpmに、前記垂直回
転羽根23の回転数を3000rpmに設定し、前記水
平回転羽根21および前記垂直回転羽根23を同時に約
3分間回転させることにより、炭素質材料及びメタアク
リル酸アルキルエステル−ブタジエン共重合体からなる
球状粒子を得た。これを乾燥し、整粒し、平均粒径が2
70μmの球状をなす合剤粒子を作製した。
【0039】得られた合剤粒子を成形機によりペレット
状にし、充填密度が1.20g/cm3 のペレット状負
極を作製した。このようにして得られた負極ペレットを
用い、実施例1と同様にしてコイン形非水溶媒二次電池
を製造した。 実施例4 前述した図2に示す混合攪拌型造粒機の前記容器21内
に実施例1と同様な炭素質材料粉末を収容し、密閉した
後、実施例1と同様な液状バインダーを注入し、前記水
平回転羽根21の回転数を600rpmに、前記垂直回
転羽根23の回転数を3000rpmに設定し、前記水
平回転羽根21および前記垂直回転羽根23を同時に約
3分間回転させることにより、炭素質材料及びメタアク
リル酸アルキルエステル−ブタジエン共重合体からなる
球状粒子を得た。これを乾燥し、整粒し、平均粒径が2
35μmの球状をなす合剤粒子を作製した。
【0040】得られた合剤粒子を成形機によりペレット
状にし、充填密度が1.30g/cm3 のペレット状負
極を作製した。このようにして得られた負極ペレットを
用い、実施例1と同様にしてコイン形非水溶媒二次電池
を製造した。
【0041】実施例1〜4及び比較例1の二次電池10
0個ずつについて、1kHzの交流インピーダンス法に
より内部抵抗を測定し、平均値とばらつき(σ)を算出
し、その結果を下記表2に示す。
【0042】 表2 内部抵抗の平均値 内部抵抗のばらつき(σ) 実施例1 16.4Ω 1.2Ω 実施例2 16.1Ω 1.3Ω 実施例3 15.9Ω 1.1Ω 実施例4 16.2Ω 1.2Ω 比較例1 19.2Ω 2.7Ω 表2から明らかなように、実施例1〜4の二次電池は、
比較例1の二次電池に比べて内部抵抗が小さく、かつば
らつきも小さいことがわかる。比較例1の二次電池を分
解したところ、内部抵抗が特に大きな電池では負極にク
ラックや、欠けが見られた。このような不良が内部抵抗
の上昇に起因しているものと考えられる。また、実施例
1〜4の二次電池を分解したところ、負極にクラック
や、欠けが存在しなかった。 比較例2 実施例1と同様にして作製された炭素質材料粉末と液状
バインダーを混合し、さらに水で2倍に希釈し、それを
ボールミルで24時間混合することによりスラリーを調
製した。得られたスラリーを厚さが0.05mmのステ
ンレス基板上に塗布し、乾燥することにより厚さが0.
2mmの塗膜を形成した。さらにこの工程を3回繰り返
し、基板を含め厚さ0.85mmの電極を作製した。次
いで、この電極を直径16mmに打ち抜き、充填密度が
0.8g/cm3 の負極を作製した。
【0043】このようにして得られた負極ペレットを用
い、実施例1と同様にしてコイン形非水溶媒二次電池を
製造した。実施例1〜4及び比較例1〜2の二次電池1
00個ずつについて、2mAの定電流で2Vまで放電
し、200Ωの規制抵抗を電池に直列に接続した後、
3.4Vの定電圧で96時間充電を行った。ついで、1
mAの定電流で2Vまで放電した際の放電容量を測定
し、平均値とばらつき(σ)を算出し、その結果を下記
表3に示す。
【0044】 表3 放電容量の平均値 放電容量のばらつき(σ) 実施例1 26.9mAh 1.4mAh 実施例2 27.2mAh 1.3mAh 実施例3 28.0mAh 1.2mAh 実施例4 27.5mAh 1.2mAh 比較例1 24.9mAh 3.9mAh 比較例2 23.4mAh 1.3mAh 表3から明らかなように、実施例1〜4の二次電池は、
比較例1、2の二次電池に比べて放電容量が高く、かつ
そのばらつきが小さいことがわかる。
【0045】比較例1については、放電容量が低く、そ
のばらつきが大きい。これは、負極の充填密度が低く、
かつそのばらつきが大きく、クラックや欠けが生じた負
極が含まれていたからである。また、比較例2について
は、ばらつきは実施例1とほぼ同定度であるものの、放
電容量が著しく低い。これは、負極の充填密度が低く、
基板による体積ロスがあるために電池内の活物質担持体
量が減少し、リチウムの吸蔵量が低下して充電の際のリ
チウムがデンドライト状に析出し、充電が完全に行えな
かったためである。
【0046】なお、前記実施例においては、混合攪拌型
造粒機の水平回転羽根を3枚羽根構造にし、垂直回転羽
根を2枚羽根構造にしたが、羽根の枚数は何枚でも良
い。また、前記実施例においては、垂直回転羽根を1つ
有する混合攪拌型造粒機に適用した例を説明したが、複
数の垂直回転羽根を有する混合攪拌型造粒機にも同様に
適用することができる。複数の垂直回転羽根を有する場
合には、合剤粉末の解砕が進み、合剤粉末の粒径を揃え
ることが容易になる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、割
れ・欠けが防止された強度の高いペレット状負極を備
え、高容量で、かつ長寿命な非水溶媒二次電池を提供す
ることができる。また、本発明によれば、負極合剤の製
造に当たって、水平回転羽根と垂直回転羽根を備えた混
合攪拌型造粒機を用いて、活物質担持体粉末とバインダ
ーを混合・攪拌・造粒することにより、作業性を向上さ
せた上、流動性に富んだ球状ないしほぼ球状の負極合剤
粒子を得ることができ、高容量及び長寿命で、かつその
ばらつきが少ない非水溶媒二次電池の製造方法を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非水溶媒二次電池(コイン形非水
溶媒二次電池)を示す断面図。
【図2】本発明の実施例1〜4の非水溶媒二次電池の製
造方法において使用される混合攪拌型造粒機を示す断面
図。
【図3】比較例1の非水溶媒二次電池の製造方法におい
て使用される万能混合練合機を示す断面図。
【符号の説明】
1…正極缶、3…正極ペレット、4…セパレータ、5…
負極ペレット、8…負極缶、9…絶縁パッキング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−162097(JP,A) 特開 平8−83609(JP,A) 特開 平8−162096(JP,A) 特開 平8−222208(JP,A) 特開 平6−187989(JP,A) 特開 平6−208851(JP,A) 実開 昭60−39329(JP,U) 実開 昭63−46931(JP,U) 実開 平7−37326(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 4/02 - 4/04 H01M 4/38 - 4/62 H01M 10/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペレット状の正極と、ペレット状の負極
    と、非水電解液とを具備した非水溶媒二次電池の製造方
    法であって、 容器と、前記容器内の下方に配置された水平回転羽根
    と、前記容器の内周面に配置された垂直回転羽根とを備
    える混合攪拌型造粒機を用い、前記造粒機の前記容器内
    にバインダーの液状物とリチウムイオンを吸蔵・放出す
    る炭素質材料粉末とを収容し、前記水平回転羽根及び前
    記垂直回転羽根を回転させることにより、前記炭素質材
    料と前記バインダーを含む複合粒子を得る工程と、 前記複合粒子を充填密度が1.1〜1.3g/cm 3
    ペレット状に成形する工程とを具備する方法により前記
    負極を作製することを特徴とする非水溶媒二次電池の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記水平回転羽根の回転数は15〜15
    00rpmの範囲内であり、前記垂直回転羽根の回転数
    は400〜4500rpmの範囲内であることを特徴と
    する請求項1記載の非水溶媒二次電池の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記バインダーは、スチレン−ブタジエ
    ン共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メタアク
    リル酸アルキルエステル−ブタジエン共重合体およびセ
    ルロースよりなる群から選択される1種類以上であるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の非水溶媒二次電
    池の製造方法。
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