JPH08152255A - 箱状構造体の交差部接続構造 - Google Patents

箱状構造体の交差部接続構造

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JPH08152255A
JPH08152255A JP20971195A JP20971195A JPH08152255A JP H08152255 A JPH08152255 A JP H08152255A JP 20971195 A JP20971195 A JP 20971195A JP 20971195 A JP20971195 A JP 20971195A JP H08152255 A JPH08152255 A JP H08152255A
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優 松本
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武伸 曽布川
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光幸 高岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 箱状構造体の本体と仕切体との交差部や仕切
体相互の交差部において、奇麗で安定した外観の接続構
造を提供する。 【解決手段】 箱状構造体の本体11と仕切体13、1
5、17との交差部には、次のようなコーナカバー20
が取りつけられる。コーナカバー20の本体は、L形断
面を持ち、その一端板の裏面には弾性係止部材である弾
性押込係止部材が突出形成されており、更に他端板の裏
面には引掛係止部材が設けられ、これらは、本体11の
化粧枠11a、11bに設けられた角穴と仕切体13、
15、17に設けられた角穴に夫々挿入されて係止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯蔵庫等の箱状構
造体の構造に関し、特に箱状構造体の開口部に設けられ
る仕切体と本体との交差部等の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫等貯蔵庫は、例えば、図22に示
すように構成される。図において、貯蔵庫1の本体3
は、前面に開口を具え、これは、縦仕切体5a、5b
と、横仕切体7a、7bとによって、複数の小開口に仕
切られる。図22は、勿論概念図であり、仕切体の数
は、実際には様々であるが、図に示すように、本体3の
内面と仕切体5b、7a、7bとの交差部や、仕切体5
a、5b、7a、7b相互の交差部に角部9が生じ、図
23に示すようにコーキング9aを設けて、角部9に生
じる隙間を隠している。なお、コーキングをするには、
当該部分にプライマー(液体)を付け、その後にコーキ
ングが施される。又、冷蔵庫等の断熱箱の開口隅部を当
て金式に覆うコーナカバーも提案されている(実開昭6
0−63768号、実開平3−22692号、実開平3
−23785号各公報)。このコーナカバーは、交差す
る化粧枠の表面に接するように、ほぼ90度曲げて成形
された樹脂製板状体で、両側のフランジ部に形成された
内向き突起が化粧枠の両縁に係合されて取り付けられ
る。
【0003】このような従来のコーナカバーを開口隅部
に簡単に取り付けるため、本体側にブレース(留め金
具)をビス又はリベット等で固定することも行われてい
る。これを図24及び図25を参照して説明すると本体
50を形成する外箱51と内箱53とは化粧枠55で連
結されていて、化粧枠55の交差部に空隙部57が形成
されている。この空隙部57内に位置してL形断面のブ
レース(コーナ板)59がビス61により固定されてい
る。ブレース59の前端59aは、コーナカバー63の
係止部とするため外箱51の外側に突出している。コー
ナカバー63が取り付けられると図26に示される状態
となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のコーキングを設
ける従来技術では、作業者によってコーキングがばらつ
き、コーキングの見た目がばらばらだったり、コーキン
グ部に隙間ができたり、更には、輸送時や扉の開閉時に
コーキングがはがれたりするという問題があった。又、
作業時、コーキングを必要としない別の箇所にコーキン
グ材が付着したり、作業者の手、身体の一部に汚れがつ
いたりして、コーキングの周辺があまりきれいでなかっ
た。又、成形された樹脂製コーナカバーを用いる従来技
術では、取付が簡単で、安定した外観の接続部構造が得
られるのであるが、外力等が作用して一旦両端縁の係止
部が外れると、コーナカバーが脱落しやすいものであっ
た。更に又、コーナカバーを取り付けるためブレースを
使用する場合、係止部を確保するためブレースの前端
(外側端)が外面から突出しているので、コーナカバー
の前端もかなり突出せざるを得ない。このため開口部全
体を覆うドアを閉じた場合、コーナカバーが、ドアの一
部例えばパッキンなどに干渉し、異音の発生、気密性の
低下等の問題を生じることがあった。又、前方への突出
も大きく、見栄えが劣るとかドアとの干渉のためにコー
ナカバー自体の脱落が生じ易くなるという問題もあっ
た。更には、断熱性の箱状構造体の本体内に、断熱材等
を発泡充填するに際し、外側に突出したブレーズがある
ため発泡治具の構造が複雑になるという製作上の問題も
あった。従って、本発明は、上述の問題点を解決するた
めになされたもので、装着が簡単で且つ安定した品質と
清潔で見栄えの良い外観が得られ、更には脱落がしにく
いコーナカバーを持つ箱状構造体の交差部接続構造を提
供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するため、本発明による箱状構造体の交差部接続構造
は、次のように構成される。即ち、箱状構造体の交差部
接続構造は、箱状構造体の本体開口部内面とこの内面に
交差して接続される仕切体との角部に取着されるコーナ
カバーを、L形断面の板状本体と同板状本体の端板の少
なくとも一つの裏面に突出して形成された弾性係止部材
とから構成し、前記角部に近接して前記内面又は仕切体
に前記弾性係止部材を受け入れて保持する穴を形成して
いる。この構造では、コーナカバーは、従来の両側端の
フランジ部ではなく、端板の裏面に形成した弾性係止部
材を交差角部を構成する部材の穴に挿入係止して固定さ
れる。好ましい実施形態では、前記弾性係止部材を一対
の係止爪を具備したU字形弾性押込係止部材とし、更に
その板状本体の他端板の裏面に前記係止爪の押込方向に
延びた引掛部が先端に形成された引掛係止部材を形成し
てコーナカバーが構成され、前記箱状構造体の内面と仕
切体の夫々の所要部に、前記2つの係止部材を受入れる
穴が形成している。この実施形態では、U字形弾性押込
係止部材の係止爪がコーナカバーの一端板をしっかりと
保持すると共に、引掛係止部材も他の端板の離脱方向の
動きを阻止する。
【0006】更に、本発明の別の実施形態において、箱
状構造体の交差部接続構造は、箱状構造体の本体開口部
内面又は仕切体と別の仕切体又は本体開口部内面とが交
差する角部に取着されるコーナカバーは、L形断面の板
状本体と、前記仕切体及び内面の側面にそれぞれ対向す
るように前記板状本体の両側端に形成された薄肉のL形
側端覆いと、前記板状本体の一端板の裏面に突出して形
成された弾性係止部材である舌状部材とから構成され
る。この実施形態では、弾性係止部材がコーナカバーを
本体又は仕切体に係止して離脱を阻止するが、側端覆い
が角部の隙間を覆い隠すと共にコーナカバーの横方向の
ずれを防止する。弾性係止部材を受け入れる穴は、本体
や仕切体の構造部材に直接形成したり、あるいは特別に
設けるブレースに形成される。更に、コーナカバーの固
定を確実にするため、弾性係止部材の先端部を本体又は
仕切体内の発泡断熱材で固定してもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施の形態を説明する。図1において、貯蔵庫10
の本体11の前面開口は、垂直な仕切体13と横行きの
仕切体15、17によって四個の小開口に分けられてい
る。仕切体15、17は、それぞれ本体11、仕切体1
3の垂直面に対し接続部15a、15b、17a、17
bで交差接続している。本体11の内面には、例示する
ように、化粧枠11a、11bが張設され、仕切体1
3、17にも化粧枠13a、13b、15c、17cが
張られ、これら化粧枠の接続部(小開口隅部)にコーナ
カバー20が取着されている。
【0008】コーナカバー20の詳細が拡大されて図
2、図3、図4及び図5に示されている。図に示される
ように、コーナカバー20の本体21は、概略L形断面
(特に図5参照)をしており、側板21a、21bを具
えている。このようなコーナカバー20は、図6に示す
ような貯蔵庫本体11と仕切体15、仕切体13と仕切
体17との交差接続部に取着される(図1)のである
が、一方の交差部材の面に隣接する本体21の一端面2
1cの裏面に引掛係止部材23が突設されている。更
に、他方の交差部材の面に隣接する本体21の他端面2
1dの裏面には、押込係止部材25が固定されている。
特に図4に明らかなように、押込係止部材25は、両端
に形成された一対の弾性的な係止爪25a、25bを具
え、これらは中間部25cにより連結されて、U字形
(又は、見る方向によっては逆U字形)をなしている。
これらの係止爪25a、25bは、図6に示す仕切体1
5、17及びその化粧枠15c、17cに設けられた角
穴27に挿入すると、係止爪25a、25bは内側に若
干変形して押し込まれ、爪の後背部で離脱が防止され
る。
【0009】前述の引掛係止部材23は、特に図5に明
示されるように、先端に本体用引掛部23aと仕切体用
引掛部23bとが、押込係止部材25の押込挿入方向に
延びて形成されている。本実施形態において、引掛部2
3a、23bが2個設けられているのは、図6に示す2
箇所に取付けるコーナカバーを1種類のコーナカバー2
0で共用しようとするもので、取付箇所によっては、引
掛部23a、23bの一方が遊ぶことになる。コーナカ
バー20の引掛係止部材23は、本体11の化粧枠11
bの角穴29、仕切体13の角穴31に挿入される。
【0010】図7及び図8に、前述の角穴29、31
が、断面図として示されている。図7に示すように、本
体11の化粧枠11bに角穴29が形成され、その奥に
空間11baが形成されている。角穴29のある部分の
化粧枠11bの厚さcは、引掛係止部材23(図5)の
引掛部23aの突出量aと等しくなっており、取付状態
において、引掛部23a、23bが空間11ba内に位
置する。即ち、図9に示すように引掛係止部材23の引
掛部23aは、化粧枠11aの裏側に位置することにな
る。この状態では、押込係止部材25は、仕切体15に
係合している。一方、図8に示すように、仕切体13の
両側面には、角穴31が作成され、それを覆う化粧枠1
3aの当該部には、切欠き13aaが設けられている。
引掛部23bの突出量f(図5)は、化粧枠13aの厚
さeと仕切体13の厚さdとの和に等しく設定されてお
り、取付状態において、引掛係止部材23の引掛部23
bが仕切体13の内側に位置する。そして引掛部23a
は切欠き13aaの中に収容される。この状態が図10
に示されている。図10において、仕切体13に交差す
る仕切体17にコーナカバー20の押込係止部材25が
弾性的に係合している。このようにして、コーナカバー
20は、図1に示すように、取着される。
【0011】次に、本発明の別の実施形態を説明する。
図11、図12及び図15には、後述するようにL形断
面の板状本体を有するコーナカバー60が、箱状構造体
である貯蔵庫の本体71と仕切体73とが交差する角部
に取り付けられている状態が示されている。勿論、コー
ナカバー60は、貯蔵庫の本体内面同士の交差角部や仕
切体と仕切体の交差角部にも取付け得るものであり、こ
れは以後の説明により容易に理解されるであろう。先
ず、取り付け部の構造を更に詳しく説明するため図11
及び図12を特に参照すると、本体71の内面の表面に
は、化粧枠75が取り付けられており、これは、前述の
化粧枠11b(図7)と外形的には同様のものである。
仕切体73は、コ形断面の前面枠(フロントフレーム)
77に同様にコ形断面の内装枠(インナフレーム)79
が、本体開口部の内側(奥側)から嵌装されて構成され
ている。前面枠77及び内装枠79には、分解斜視図で
ある図15に示されるように角穴77a及び切欠き79
aがそれぞれ形成されていて、後述するようにコーナカ
バー60の取付けに供せられる。いずれの交差角部にも
コーナカバー60が取り付けられるから、角穴77a及
び切欠き79aは、各仕切体73にそれぞれ4個形成さ
れる。
【0012】そして、コーナカバー60自体の形状が、
特に図13及び図14に明示されている。コーナカバー
60は、板状本体61を有し、これは直角に交差する2
枚の端板63,65から形成されている。2枚の端板の
うち一方の端板65の裏面から弾性係止部材である舌状
部材67が一体的に突出して形成されている。舌状部材
67の先端部には、幅方向に延びる係止突起即ち爪67
aが形成され、この爪67aは、図11及び図12に示
されるように、仕切体73の前面枠77の角穴77aを
通り、その裏面に係合して係止される。舌状部材67の
無い端板63の裏面には、微小な突起63bが形成さ
れ、本体71の化粧枠75に接して取り付けたときに、
所謂座りを良くする。尚、図14では必ずしも明確では
無いが、端板63,65の先端63a,65aは、若干
裏面側に湾曲して突起し、図11に示すように貯蔵庫の
角部に取着したとき、化粧枠75、内装枠79に押し付
けられるように接触し、これらとの間に隙間が発生する
ことを防止する。更に、板状本体61の両側端には、端
板63.65と一体的に、薄肉の側端覆い68,69が
形成されている。この側端覆い68,69は、角部に形
成される隙間を側方から覆い隠し、美観を形成すると共
に横方向への変位を防止する。この側端覆い68,69
は、できるだけ薄く製作される。以上のような構造のコ
ーナカバー60の仕切体73への取付け状態を分かりや
すくするため、図15に分解斜視図が示されている。
【0013】上述のように、コーナカバー60の舌状部
材67を受け入れて保持する穴が形成される仕切体73
の前面枠77のような構造部材が無い場合、例えば図1
6に示すように角部の両側が本体71の外箱81と内箱
83及び化粧枠75で構成されているような場合には、
図17に示すように、ブレース90がリべット85で固
定されて使用される。ブレース90は、L字形に折り曲
げられた(L形断面を有する)留め板状の部材で、中央
部に穴91を有する。ブレース90は、一般に製作性や
取り扱い性を考慮して対称形状を有するようになってい
るから、双子状の穴91の一方の小穴に図17に示すよ
うにコーナカバー60の舌状部材67を挿入したとき、
他方の小穴は、遊ぶことになる。そして、図17に明確
に示されるように、ブレース90の幅は、交差部の幅よ
り小さくなっていて、本体の側面より退いた形となって
いる。
【0014】ブレース90の詳細な形状が図18及び図
19に図示されている。中央部に折り曲げ部を跨いで穴
91が形成されており、4隅に近接してリベット穴93
が形成されている。特に図19の断面図で明らかなよう
に、穴91の周縁が裏側に折り曲げられて折り曲げ係止
部95が形成されている。図示はされていないが、コー
ナカバー60を図17に示す要領で取り付けると、舌状
部材67が折り曲げ係止部95に近接して平行に延び、
爪67aがその先端より先に出て引掛けられる。勿論、
舌状部材67は、弾性部材であるから挿入に際し爪67
aが折り曲げ係止部95に接して反った形に変形し、爪
67aが折り曲げ係止部95を越えれば元の形に復帰
し、爪67aが折り曲げ係止部95の先端で係止され
る。
【0015】コーナカバー60の舌状部材67を係止す
る折り曲げ係止部は、前述のように形成しても良いが、
図20及び図21に示すように形成しても良い。即ち、
図20及び図21において、ブレース100は、対称形
であるが、2個の穴101が中心部に形成され、更に4
隅にリベット用穴103が形成されている。そして、折
り曲げ係止部105は、外端で裏側に折り曲げられて形
成され、更に折り曲げられてその先端部105aは、本
体の裏面に沿って延び、穴101に対応する位置で終端
している。そして、コーナカバー60が取り付けられる
と、その舌状部材67の爪67aが、折り曲げ係止部1
05の先端105aに係止される。図13及び図14で
明らかなように、コーナカバー60の爪67aには、先
端が薄くなるような傾斜案内面が形成されており、押し
込みと引掛に便ならしめている。尚、折り曲げ係止部1
05の幅は、取り付けられる貯蔵庫の本体の構造物に干
渉しないものになっている。以上のようなブレース9
0,100における折り曲げ係止部95,105は、本
来的には前述のとおり舌状部材67を係止して保持する
ものであるが、ブレース90,100の剛性を増大し、
捻りに対し大きな抵抗を与えている。
【0016】以上のようなブレース90,100を使用
し、あるいは使用せずにコーナカバー60を取り付けた
後、貯蔵庫本体、及び仕切体の内部には、断熱材が注
入、発泡、充填されるが、コーナカバー60の舌状部材
67は、その断熱材充填空間内に入っており、最終的に
しっかりと碇着される。従って、舌状部材67の爪67
aの長さなどの形状、寸法は、この碇着作用が効果的に
行えるように選定される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コーナカバーは、従来のような端縁部ではなく、箱状構
造体の本体又は仕切体の中心部の穴に弾性係止部材が挿
入保持されるので、離脱の基になる外力も係止保持部に
作用し難く安定して保持され、交差部の隙間を簡単に且
つ美観を呈して覆うことができる。更に、本発明によれ
ば、コーナカバーの弾性係止部材を押込係止部材とし、
これに引掛係止部材を併用し、これにより引掛係止部材
を相手方の角穴に挿入し引掛けた状態で、押込係止部材
を係止爪の弾性変形を利用して固定するので、極めて容
易に取りつけられると共に、しっかりした接続関係を達
成できる。又更に本発明によれば、コーナカバーの弾性
係止部材を先端部に引掛部を有する舌状部材とし、更に
両側端に薄い側端覆いを有するので、ぐらつきも無くし
っかりと保持され、外部への突出も無く箱状構造体の交
差接続部の隙間を簡単且つ奇麗に覆うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の全体構造を示す斜視図で
ある。
【図2】 前記実施形態の要部を示す斜視図である。
【図3】 図2中の矢印IIIの方向からみた平面図であ
る。
【図4】 図2中の矢印IVの方向からみた平面図であ
る。
【図5】 図3中のV−V線に沿う断面図である。
【図6】 前記実施例の要部であるコーナカバーの取着
部を示す部分拡大斜視図である。
【図7】 図6中のVII−VII線に沿う部分断面図であ
る。
【図8】 図6中のVIII−VIII線に沿って切断した部分
断面図である。
【図9】 本体と仕切体との間のコーナカバーの取付状
態を示す部分断面図である。
【図10】 仕切体と仕切体との間のコーナカバーの取
付状態を示す部分断面図である。
【図11】 本発明の別の実施形態の部分側面図であ
る。
【図12】 図11のXII-XII 線に沿った断面図であ
る。
【図13】 図11に示す実施形態の主要部材を示す正
面図である。
【図14】 図13に対応する前記主要部材の断面図で
ある。
【図15】 図11に示した実施形態の分解斜視図であ
る。
【図16】 図11に示す実施形態の変形例の部分断面
図である。
【図17】 前記変形例の分解斜視図である。
【図18】 前記変形例に用いるブレースの斜視図であ
る。
【図19】 図18に対応する前記ブレースの断面図で
ある。
【図20】 前記ブレースの変形例を示す斜視図であ
る。
【図21】 図20に対応する断面図である。
【図22】 従来のものの一例を示す概念斜視図であ
る。
【図23】 図22の部分拡大図である。
【図24】 別の従来例を示す、一部部材が除去されて
いる部分斜視図である。
【図25】 図24に対応する部分断面図である。
【図26】 図24の従来例の外観を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10…貯蔵庫、11…本体、13…仕切体、15…仕切
体、17…仕切体、20…コーナカバー、21…本体、
21c…一端板、21d…他端板、23…引掛係止部
材、23a…引掛部、23b…引掛部、25…押込係止
部材、25a…係止爪、25b…係止爪、27…角穴、
29…角穴、31…角穴、60…コーナカバー、61…
板状本体、63,65…端板、67…舌状部材、67a
…爪、68,69…側端覆い、71…本体、73…仕切
体、77…前方枠、77a…角穴、79…内装枠、90
…ブレース、91…穴、95…折り曲げ係止部、100
…ブレース、101…穴、105…折り曲げ係止部、1
05a…先端。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状構造体の本体開口部内面とこの内面
    に交差して接続される仕切体との角部に取着されるコー
    ナカバーを、L形断面の板状本体と同板状本体の端板の
    少なくとも一つの裏面に突出して形成された弾性係止部
    材とから構成し、前記角部に近接して前記内面又は仕切
    体に前記弾性係止部材を受け入れて保持する穴を形成し
    てなることを特徴とする箱状構造体の交差部接続構造。
  2. 【請求項2】 前記L形断面の板状本体の端板の一の裏
    面に形成される弾性係止部材を一対の係止爪を具備した
    U形弾性押込係止部材とし、更に前記板状本体の他の端
    板の裏面に前記係止爪の押込方向に延びた引掛部を先端
    に有する引掛係止部材を形成し、前記内面と仕切体とに
    前記両係止部材を受け入れる穴を夫々形成してなること
    を特徴とする請求項1記載の箱状構造体の交差部接続構
    造。
  3. 【請求項3】 前記コーナカバーの前記板状本体の両側
    端にそれぞれ薄肉のL形側端覆いを形成し、同板状本体
    の前記端板の一の裏面に突出して形成された弾性係止部
    材を先端に引掛部が形成された舌状部材とし、同コーナ
    カバーを前記本体開口部内面又は仕切体と、別の本体開
    口部内面又は仕切体とが交差する角部に取着することを
    特徴とする請求項1記載の箱状構造体の交差部接続構
    造。
  4. 【請求項4】 前記本体開口部内面又は仕切体と前記別
    の開口部仕切体又は開口部内面との交差部に前記コーナ
    カバーを取り付けるL形断面のブレースを設け、同ブレ
    ースの幅を同交差部の幅より小さくし、同ブレースの中
    央部に前記コーナカバーの弾性係止部材を受け入れて保
    持する係止穴を形成してなることを特徴とする請求項3
    記載の箱状構造体の交差部接続構造。
  5. 【請求項5】 前記ブレースの係止穴の側縁部に裏側に
    突出する折り曲げ部を形成し、前記コーナカバーの弾性
    係止部材が前記折り曲げ部に係止されて同コーナカバー
    が固定されることを特徴とする請求項4記載の箱状構造
    体の交差部接続構造。
  6. 【請求項6】 前記ブレースの外端に裏側に突出する折
    り曲げ部を形成し、前記係止穴の近傍に延びた前記折り
    曲げ部が前記コーナカバーの弾性係止部材を係止し、こ
    れにより同コーナカバーを保持するようにしたことを特
    徴とする請求項4記載の箱状構造体の交差部接続構造。
  7. 【請求項7】 前記仕切体がコ状断面の前面枠と同前面
    枠に嵌装された内装枠とから構成され、前記前面枠の両
    端部に、前記コーナカバーの弾性係止部材を受け入れて
    保持する穴を形成してなることを特徴とする請求項3記
    載の箱状構造体の交差部接続構造。
  8. 【請求項8】 前記コーナカバーの弾性係止部材の先端
    が前記本体又は仕切体の内部の断熱材発泡充填領域内へ
    延出し、前記弾性係止部材が発泡断熱材に碇着されるこ
    とを特徴とする請求項3記載の箱状構造体の交差部接続
    構造。
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