JPH0815181B2 - 磁気浮上搬送装置の仕切弁 - Google Patents

磁気浮上搬送装置の仕切弁

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JPH0815181B2
JPH0815181B2 JP24890191A JP24890191A JPH0815181B2 JP H0815181 B2 JPH0815181 B2 JP H0815181B2 JP 24890191 A JP24890191 A JP 24890191A JP 24890191 A JP24890191 A JP 24890191A JP H0815181 B2 JPH0815181 B2 JP H0815181B2
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JP
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magnetic
sluice valve
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carrier
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JP24890191A
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文雄 近藤
祐司 白尾
陽一 金光
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Ebara Corp
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Ebara Corp
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、隔壁によって包囲され
て外部雰囲気から遮断された搬送路と、対象物を載置し
て搬送路内を浮上移動する搬送台と、隔壁外部に配置さ
れて搬送台に対して磁力を作用する複数の電磁石とを含
み、前記搬送台を隔壁に対して非接触状態に維持しつつ
浮上走行せしめる磁気浮上搬送装置で用いられる仕切弁
に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気浮上搬送装置は、半導体製造設備の
様な精密工学の分野で好適に使用されている。例えば、
クリーンルームの様に粉塵の発生防止が絶対条件となっ
ている環境において、搬送台が軌道に対して接触するこ
となく浮上移動することが出来れば、搬送装置からの粉
塵の発生が防止され非常に好都合である。そのため、搬
送台を軌道上で浮上移動せしめる磁気浮上方式による搬
送装置が従来から種々提案されている。
【0003】一方、半導体製造設備のクリーンルーム内
の搬送装置として用いる場合には、被搬送物としてはウ
エハである場合が多い。そして、搬送中にウエハに粉塵
等の不純物が付着すると歩留まりが悪化するので、それ
を防止するため、搬送台を隔壁内に収容して外部雰囲気
から遮断することも提案されている。
【0004】ここで、搬送台を隔壁内に収容して外部雰
囲気から遮断したタイプの磁気浮上搬送装置において、
必要な搬送路の長さに対応して隔壁を接合する必要があ
る。そして、搬送路の一部分のみを大気圧に戻して、メ
インテナス等を行う為、搬送路の該接合箇所近傍に仕切
弁を設けることが望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の仕切弁に
おいては、搬送路接合箇所近傍の該仕切弁を設置した部
分においては電磁石から構成された磁極を設けることが
出来なかった。そのため、仕切弁設置部分において搬送
台に磁力が作用せず、搬送台が大きく振動してしまう。
そして、搬送台が振動して隔壁等に衝突してしまうと、
粉塵の発生に起因する粒子汚染、被搬送物の変位或いは
脱落、その他の種々の問題を生じてしまう。
【0006】本発明は上記した従来技術の問題点に鑑み
て提案されたもので、磁気浮上搬送装置の搬送路の接合
箇所においても磁極を等間隔に配置することが出来る様
な仕切弁の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、隔壁に
よって包囲されて外部雰囲気から遮断された搬送路と、
対象物を載置して搬送路内を浮上移動する搬送台と、隔
壁外部に配置されて搬送台に対して磁力を作用する複数
の磁極とを含み、前記搬送台を隔壁に対して非接触状態
に維持しつつ浮上走行せしめる磁気浮上搬送装置で用い
られる仕切弁において、該仕切弁は搬送路の接合箇所近
傍に配置され、そして仕切弁のアームに磁極が取付けら
れ、仕切弁が解放されて仕切弁の弁体が搬送路中に存在
しない状態において、アームに取付けられた磁極が前記
の隔壁外部に配置された磁極と当間隔に配置されてい
る。
【0008】ここで本発明の仕切弁は、搬送路を構成す
る隔壁と、該隔壁内に収容されて外部雰囲気から遮断さ
れ且つ非磁性且つ良導体材料から構成されて対象物を載
置する搬送台と、複数のヨーク状磁極から構成された軌
道とを含み、レンツの法則に従う反撥力により該搬送台
は該軌道及び隔壁に対して非接触状態を維持しつつその
上方を浮上走行する磁気浮上搬送装置に適用することが
出来る。或いは、上部隔壁の上方に複数の電磁石(磁
極)を取り付け、励磁された電磁石の磁気的吸引力によ
り搬送台を吊り下げつつ非接触状態にて浮上移動させる
タイプの磁気浮上搬送装置に適用しても良い。
【0009】
【0010】
【作用】上記のように構成された本発明の磁気浮上搬送
装置の仕切弁によれば、弁閉鎖時には搬送路が完全に閉
鎖されて、該閉鎖箇所から下流側のみを真空引きするこ
とが可能である。一方、弁開放時であって弁体が搬送路
内部に存在しない場合には、アームに取り付けられた磁
極(電磁石)が搬送台に対して磁力を作用させるので、
従来の様に仕切弁を設置した箇所では磁力が作用しない
という事態が防止される。そのため、仕切弁設置箇所を
通過する際に搬送台が振動することが無くなり、隔壁と
の衝突、それに伴う粒子汚染の発生、その他の不都合が
防止されるのである。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。
【0012】図1において、隔壁10−1及び10−2
はそれぞれ搬送路R−1、R−2を構成している。そし
て搬送路10−1内には搬送台12が収容されている。
ここで図示の実施例は、搬送路R−1、R−2を構成す
る隔壁10−1、10−2と、該隔壁内に収容されて外
部雰囲気から遮断され且つ非磁性且つ良導体材料から構
成されて対象物を載置する搬送台12と、複数のヨーク
状磁極14から構成された軌道とを含み、レンツの法則
に従う反撥力により該搬送台12は該軌道及び隔壁に対
して非接触状態を維持しつつその上方を浮上走行するタ
イプの磁気浮上搬送装置に、本発明の仕切弁を適用した
場合を示している。
【0013】隔壁10−1、10−2の接合箇所は全体
を符号Jで示されており、該接合部Jに全体を符号20
で示す仕切弁が設けられている。この仕切弁20は、弁
体22と、アーム24と、該アーム上端に取り付けられ
た電磁石から成る磁極26とを含んでいる。そして、弁
体22の座着面側(図1では左側)には、弁座に座着し
た際に気密状態を保持するためのシール部材28、28
が設けられている。なお、弁体22は隔壁10−1の内
周縁部10−1sに座着し、該内周縁部10−1sを弁
座とする。従って、該内周縁部は以下「弁座10−1
s」と表現する。図1で示す仕切弁20の開放状態にお
いては、磁極26は隔壁10−1、10−2外部に設け
られた複数の磁極14…に対して、その上下方向位置は
略々等しく配置されている。より詳細には、搬送台12
が上方を通過するに際して磁極26が励磁される時に該
搬送台12に作用する磁極26からの磁力と、各磁極1
4上を搬送台12が通過する時にそれぞれの磁極14か
ら作用する磁力とが等しくなる様に、仕切弁20の開放
状態における磁極26は磁極14と同じ間隔で配置され
ている。ここで、磁極26は真空中でもガスを発生しな
い真空用電磁石で構成されている。搬送路R−1、R−
2内の汚染を防止するためである。
【0014】アーム24の下部はベローズ32で包囲さ
れており、エアシリンダ34に接続されている。また、
仕切弁20の側壁部38には大気真空コネクタ40が形
成されており、該コネクタ40を介して磁極26を構成
する電磁石の配線42が引き出されている。ここで、該
配線42は、側壁部38の内側で丸められており、図2
で示す様に仕切弁20を閉鎖するに際して配線42の長
さ不足という事態が生じない様になっている。
【0015】図1の仕切弁開放時において、搬送台12
が図示の位置から右方向(矢印R)に移動して仕切弁2
0を通過する際に、アーム24上端の磁極26に電流を
供給して励磁すると、該磁極26からの磁力が搬送台1
2に作用する。換言すると、仕切弁20を通過する際に
も搬送台12には磁力が作用するので、従来の様に大き
く振動してしまうことは無くなるのである。
【0016】図1に示す開放状態から図2で示す閉鎖状
態に移行するに際しては、エアシリンダ34によりアー
ム24が上方(矢印U方向)に伸長される。そして、図
示しない揺動機構により、アーム24は弁体22ごと矢
印CCWに揺動して、弁体22を弁座10−1sに座着
せしめるのである。
【0017】図2の仕切弁閉鎖状態から図1の仕切弁開
放状態に移行する際には、上述したのと逆の操作を行え
ば良い。すなわち、図2の仕切弁閉鎖状態において弁体
22と共にアーム24を矢印CW方向に回動し、そして
エアシリンダ34によりアーム24を下方(矢印D方
向)に縮小すれば、図1の仕切弁開放状態に移行するの
である。
【0018】なお、図示の実施例はあくまでも例示であ
り、本明細書及び図面に示された範囲内において種々の
変更、変形が可能であることを付記する。
【0019】
【発明の効果】以上説明した本発明の仕切弁の作用効果
を以下に列挙する。
【0020】(1) アームに取り付けられた磁極(電
磁石)が搬送台に対して磁力を作用させるので、仕切弁
を設置箇所を搬送台が通過する際に、該搬送台に対して
アームの磁極から磁力が作用する。
【0021】(2) 磁気浮上搬送装置の搬送路の接合
箇所においても磁極を等間隔に配置することが出来る。
【0022】(3) 仕切弁設置箇所を通過する際に搬
送台が振動することが防止される。 (4) 隔壁との衝突、それに伴う粒子汚染の発生、そ
の他の不都合が防止される。
【0023】(5) 弁閉鎖時には搬送路が完全に閉鎖
されて、該閉鎖箇所から下流側のみを真空引きすること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の仕切弁が開放している状態を示す側面
図。
【図2】図1の仕切弁が閉鎖している状態を示す側面
図。。
【符号の説明】
10−1、10−2・・・隔壁 10−1s・・・弁座 12・・・搬送台 14・・・ヨーク状磁極(電磁石) 20・・・仕切弁 22・・・弁体 24・・・アーム 26・・・磁極(電磁石) 28、30・・・シール部材 34・・・エアシリンダ J・・・接合箇所 CCW、CW・・・回動方向 R−1、R−2・・・搬送路 L・・・左方向 R・・・右方向 D・・・下方向 U・・・上方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隔壁によって包囲されて外部雰囲気から
    遮断された搬送路と、対象物を載置して搬送路内を浮上
    移動する搬送台と、隔壁外部に配置されて搬送台に対し
    て磁力を作用する複数の磁極とを含み、前記搬送台を隔
    壁に対して非接触状態に維持しつつ浮上走行せしめる磁
    気浮上搬送装置で用いられる仕切弁において、該仕切弁
    は搬送路の接合箇所近傍に配置され、そして仕切弁のア
    ームに磁極が取付けられ、仕切弁が解放されて仕切弁の
    弁体が搬送路中に存在しない状態において、アームに取
    付けられた磁極が前記の隔壁外部に配置された磁極と当
    間隔に配置されていることを特徴とする磁気浮上搬送装
    置の仕切弁。
JP24890191A 1991-09-27 1991-09-27 磁気浮上搬送装置の仕切弁 Expired - Lifetime JPH0815181B2 (ja)

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TWI440788B (zh) * 2011-03-03 2014-06-11 Nat Univ Tsing Hua 內坎自閉式機台閘閥

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