JPH08151711A - 壁パネルの接合構造 - Google Patents
壁パネルの接合構造Info
- Publication number
- JPH08151711A JPH08151711A JP29289994A JP29289994A JPH08151711A JP H08151711 A JPH08151711 A JP H08151711A JP 29289994 A JP29289994 A JP 29289994A JP 29289994 A JP29289994 A JP 29289994A JP H08151711 A JPH08151711 A JP H08151711A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing material
- wall panel
- wall panels
- back surface
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】壁パネルに力がかかっても、隙間が生じ難い壁
パネルの接合構造を提供する 【構成】化粧板11の背面両側端縁に補強材12が固着さ
れ、補強材12の背面には、先端が根元部より大径となさ
れた突起13が、上下に間隔を置いて連設されて壁パネル
１が形成されており、立設された相隣る壁パネル１、１
の突起13、13に、板状体21に突起13の根元部と略同幅の
切込22が２個並設された接合部材２の切込22が係合され
ている。
パネルの接合構造を提供する 【構成】化粧板11の背面両側端縁に補強材12が固着さ
れ、補強材12の背面には、先端が根元部より大径となさ
れた突起13が、上下に間隔を置いて連設されて壁パネル
１が形成されており、立設された相隣る壁パネル１、１
の突起13、13に、板状体21に突起13の根元部と略同幅の
切込22が２個並設された接合部材２の切込22が係合され
ている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室ユニット等の壁パ
ネルの接合構造に関する。
ネルの接合構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】床パンの外周部に設けた立ち上がり部の
上部に連結される下支持体に設けた嵌合部に壁パネルの
下端の被嵌合部を嵌め込んで支持し、隣り合う壁パネル
の縦枠の上端部に開口した嵌め込み部内に、上連結部材
の嵌め込み脚部を嵌入して壁パネルを接合することは、
例えば、特公平３-48304号公報に示されているように、
公知である。
上部に連結される下支持体に設けた嵌合部に壁パネルの
下端の被嵌合部を嵌め込んで支持し、隣り合う壁パネル
の縦枠の上端部に開口した嵌め込み部内に、上連結部材
の嵌め込み脚部を嵌入して壁パネルを接合することは、
例えば、特公平３-48304号公報に示されているように、
公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな壁パネルの接合構造では、隣り合う壁パネルを上端
と下端の２箇所で接合している為、壁パネルに大きな力
がかかると、壁パネルが撓んで隙間が生ずるという問題
点を有していた。
うな壁パネルの接合構造では、隣り合う壁パネルを上端
と下端の２箇所で接合している為、壁パネルに大きな力
がかかると、壁パネルが撓んで隙間が生ずるという問題
点を有していた。
【０００４】本発明は、上記従来の問題点を解消し、壁
パネルに力がかかっても、隙間が生じ難い壁パネルの接
合構造を提供することを目的とする。
パネルに力がかかっても、隙間が生じ難い壁パネルの接
合構造を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明の壁パネ
ルの接合構造は、化粧板の背面両側端縁に補強材が固着
され、補強材の背面には、先端が根元部より大径となさ
れた突起が、上下に間隔を置いて連設されて壁パネルが
形成されており、立設された相隣る壁パネルの突起に、
板状体に突起の根元部と略同幅の切込が２個並設された
接合部材の切込が係合されていることを特徴とする。
ルの接合構造は、化粧板の背面両側端縁に補強材が固着
され、補強材の背面には、先端が根元部より大径となさ
れた突起が、上下に間隔を置いて連設されて壁パネルが
形成されており、立設された相隣る壁パネルの突起に、
板状体に突起の根元部と略同幅の切込が２個並設された
接合部材の切込が係合されていることを特徴とする。
【０００６】請求項２の発明の壁パネルの接合構造は、
化粧板の背面両側端縁に補強材が固着され、補強材の背
面には、先端が根元部より大径となされた突起が、上下
に間隔を置いて連設されて壁パネルが形成されており、
立設された相隣る壁パネルの突起に、板状体に下部に大
径部を有する略逆鍵孔状透孔が２個並設された接合部材
の略逆鍵孔状透孔が係合されていることを特徴とする。
化粧板の背面両側端縁に補強材が固着され、補強材の背
面には、先端が根元部より大径となされた突起が、上下
に間隔を置いて連設されて壁パネルが形成されており、
立設された相隣る壁パネルの突起に、板状体に下部に大
径部を有する略逆鍵孔状透孔が２個並設された接合部材
の略逆鍵孔状透孔が係合されていることを特徴とする。
【０００７】請求項１乃至２の発明に於いて用いられる
化粧板の材質は、特に限定されず、例えば、表面にメラ
ミン、ジアリルフタレート等の樹脂加工を施した繊維補
強セメント硅酸カルシウム板、天然もしくは人工大理
石、大判タイル、合成樹脂被覆金属板等が挙げられる。
化粧板の材質は、特に限定されず、例えば、表面にメラ
ミン、ジアリルフタレート等の樹脂加工を施した繊維補
強セメント硅酸カルシウム板、天然もしくは人工大理
石、大判タイル、合成樹脂被覆金属板等が挙げられる。
【０００８】請求項１乃至２の発明に於いて用いられる
補強材の材質は、特に限定されず、例えば、アルミニウ
ム、ステンレススチール等の金属製角筒が挙げられる。
補強材の背面に間隔を置いて連設される、先端が根元部
より大径となされた略茸状突起の設置間隔は、特に限定
されないが、通常、15〜50cmとするのが好ましい。50cm
を超えると、撓みを充分に防止出来ず、15cm未満である
と、必要以上にコスト高となるからである。補強材の形
状は、角筒状の他、断面コ字状のものでもよい。
補強材の材質は、特に限定されず、例えば、アルミニウ
ム、ステンレススチール等の金属製角筒が挙げられる。
補強材の背面に間隔を置いて連設される、先端が根元部
より大径となされた略茸状突起の設置間隔は、特に限定
されないが、通常、15〜50cmとするのが好ましい。50cm
を超えると、撓みを充分に防止出来ず、15cm未満である
と、必要以上にコスト高となるからである。補強材の形
状は、角筒状の他、断面コ字状のものでもよい。
【０００９】請求項１乃至２の発明に於いて用いられる
接合部材の材質は、特に限定されず、例えば、アルミニ
ウム、ステンレススチール等の金属の板状体が挙げられ
る。接合部材に並設される２個の切込もしくは略逆鍵孔
状透孔は、平行、又は、係合に伴って壁パネルの密接度
を高めることが出来るよう、僅かに末広がりとなされる
のが好ましい。
接合部材の材質は、特に限定されず、例えば、アルミニ
ウム、ステンレススチール等の金属の板状体が挙げられ
る。接合部材に並設される２個の切込もしくは略逆鍵孔
状透孔は、平行、又は、係合に伴って壁パネルの密接度
を高めることが出来るよう、僅かに末広がりとなされる
のが好ましい。
【００１０】補強材に連設された突起や接合部材の製造
工程に於ける寸法誤差によるがたつき等をなくす為、接
合部材の裏面に、独立気泡性合成樹脂発泡体、合成ゴム
等の弾性体シートを貼着してもよい。
工程に於ける寸法誤差によるがたつき等をなくす為、接
合部材の裏面に、独立気泡性合成樹脂発泡体、合成ゴム
等の弾性体シートを貼着してもよい。
【００１１】
【作用】請求項１の発明は、化粧板の背面両側端縁に補
強材が固着され、補強材の背面には、先端が根元部より
大径となされた突起が、上下に間隔を置いて連設されて
壁パネルが形成されており、立設された相隣る壁パネル
の突起に、板状体に突起の根元部と略同幅の切込が２個
並設された接合部材の切込が係合されているので、壁パ
ネルを容易に短時間で接合することが出来ると共に、壁
パネルに力がかかっても、隙間が生じ難い。
強材が固着され、補強材の背面には、先端が根元部より
大径となされた突起が、上下に間隔を置いて連設されて
壁パネルが形成されており、立設された相隣る壁パネル
の突起に、板状体に突起の根元部と略同幅の切込が２個
並設された接合部材の切込が係合されているので、壁パ
ネルを容易に短時間で接合することが出来ると共に、壁
パネルに力がかかっても、隙間が生じ難い。
【００１２】請求項２の発明は、化粧板の背面両側端縁
に補強材が固着され、補強材の背面には、先端が根元部
より大径となされた突起が、上下に間隔を置いて連設さ
れて壁パネルが形成されており、立設された相隣る壁パ
ネルの突起に、板状体に下部に大径部を有する略逆鍵孔
状透孔が２個並設された接合部材の略逆鍵孔状透孔が係
合されているので、壁パネルを容易に短時間で接合する
ことが出来ると共に、壁パネルに力がかかっても、隙間
が生じ難い。
に補強材が固着され、補強材の背面には、先端が根元部
より大径となされた突起が、上下に間隔を置いて連設さ
れて壁パネルが形成されており、立設された相隣る壁パ
ネルの突起に、板状体に下部に大径部を有する略逆鍵孔
状透孔が２個並設された接合部材の略逆鍵孔状透孔が係
合されているので、壁パネルを容易に短時間で接合する
ことが出来ると共に、壁パネルに力がかかっても、隙間
が生じ難い。
【００１３】
【実施例】以下請求項１乃至２の発明の実施例を図面に
基いて説明する。図１は請求項１の発明の壁パネルの接
合構造の１例を示す要部斜視図、図２は請求項２の発明
の壁パネルの接合構造に用いられる接合部材の１例を示
す斜視図である。
基いて説明する。図１は請求項１の発明の壁パネルの接
合構造の１例を示す要部斜視図、図２は請求項２の発明
の壁パネルの接合構造に用いられる接合部材の１例を示
す斜視図である。
【００１４】図１に示される請求項１の発明に於いて、
１は壁パネルであって、表面にジアリルフタレート樹脂
含浸紙からなる化粧層を設けた鋼板製化粧板11の背面両
側端縁に、角筒状の鋼製補強材12を熔接固着することに
より、形成されている。補強材12の背面には、円柱状の
根元部より大径の円盤に先端がなされた略茸状突起13
が、上下に略等間隔に連設されている。
１は壁パネルであって、表面にジアリルフタレート樹脂
含浸紙からなる化粧層を設けた鋼板製化粧板11の背面両
側端縁に、角筒状の鋼製補強材12を熔接固着することに
より、形成されている。補強材12の背面には、円柱状の
根元部より大径の円盤に先端がなされた略茸状突起13
が、上下に略等間隔に連設されている。
【００１５】２はアルミニウム製板状体21からなる接合
部材であって、その幅は補強材12の幅の２倍弱となされ
ており、突起13の根元部と略同幅の切込22が２個並設さ
れている。
部材であって、その幅は補強材12の幅の２倍弱となされ
ており、突起13の根元部と略同幅の切込22が２個並設さ
れている。
【００１６】請求項１の発明は、複数の壁パネルが横方
向に一直線状に連結される場合のみでなく、直角に連結
される出隅部や入隅部にも、平面視略Ｌ字状に折曲され
た接合部材を用いることによって、適用することが出来
る。
向に一直線状に連結される場合のみでなく、直角に連結
される出隅部や入隅部にも、平面視略Ｌ字状に折曲され
た接合部材を用いることによって、適用することが出来
る。
【００１７】壁パネル１の接合作業を行う際には、複数
の壁パネル１、１を側端を衝合するようにして並設し、
相隣る壁パネル１、１の補強材12の裏面に連設された突
起13に、上方から接合部材２の切込22を嵌入するように
して押し下げ、接合部材２を突起13に順次係合すればよ
い。
の壁パネル１、１を側端を衝合するようにして並設し、
相隣る壁パネル１、１の補強材12の裏面に連設された突
起13に、上方から接合部材２の切込22を嵌入するように
して押し下げ、接合部材２を突起13に順次係合すればよ
い。
【００１８】図２に示される請求項２の発明に於いて
は、接合部材２は、アルミニウム製板状体21に下部に大
径部を有する略逆鍵孔状透孔23を２個並設して形成され
ている。透孔23の大径部は突起13の先端の円盤と略同径
であり、小径部は突起13の根元部と略同幅となされてい
る。
は、接合部材２は、アルミニウム製板状体21に下部に大
径部を有する略逆鍵孔状透孔23を２個並設して形成され
ている。透孔23の大径部は突起13の先端の円盤と略同径
であり、小径部は突起13の根元部と略同幅となされてい
る。
【００１９】壁パネル１の接合作業を行う際には、複数
の壁パネル１、１を側端を衝合するようにして並設し、
相隣る壁パネル１、１の補強材12の裏面に連設された突
起13を、背面方向から接合部材２の透孔23の下部の大径
部に挿嵌して下方に押し下げ、接合部材２を突起13に順
次係合すればよい。
の壁パネル１、１を側端を衝合するようにして並設し、
相隣る壁パネル１、１の補強材12の裏面に連設された突
起13を、背面方向から接合部材２の透孔23の下部の大径
部に挿嵌して下方に押し下げ、接合部材２を突起13に順
次係合すればよい。
【００２０】
【発明の効果】請求項１の発明は、叙上の通り構成され
ているので、壁パネルの接合作業を容易に短時間で行う
ことが出来ると共に、壁パネルに力がかかっても、隙間
が生じ難い。請求項２の発明は、叙上の通り構成されて
いるので、壁パネルの接合作業を容易に短時間で行うこ
とが出来ると共に、壁パネルに力がかかっても、隙間が
生じ難い。
ているので、壁パネルの接合作業を容易に短時間で行う
ことが出来ると共に、壁パネルに力がかかっても、隙間
が生じ難い。請求項２の発明は、叙上の通り構成されて
いるので、壁パネルの接合作業を容易に短時間で行うこ
とが出来ると共に、壁パネルに力がかかっても、隙間が
生じ難い。
【図１】請求項１の発明の壁パネルの接合構造の１例を
示す要部斜視図。
示す要部斜視図。
【図２】請求項２の発明の壁パネルの接合構造に用いら
れる接合部材の１例を示す斜視図。
れる接合部材の１例を示す斜視図。
１ 壁パネル ２ 接合部材 11 化粧板 12 補強材 13 略茸状突起 21 板状体 22 切込 23 略逆鍵孔状透孔
Claims (2)
- 【請求項１】 化粧板の背面両側端縁に補強材が固着さ
れ、補強材の背面には、先端が根元部より大径となされ
た突起が、上下に間隔を置いて連設されて壁パネルが形
成されており、立設された相隣る壁パネルの突起に、板
状体に突起の根元部と略同幅の切込が２個並設された接
合部材の切込が係合されていることを特徴とする壁パネ
ルの接合構造。 - 【請求項２】 化粧板の背面両側端縁に補強材が固着さ
れ、補強材の背面には、先端が根元部より大径となされ
た突起が、上下に間隔を置いて連設されて壁パネルが形
成されており、立設された相隣る壁パネルの突起に、板
状体に下部に大径部を有する略逆鍵孔状透孔が２個並設
された接合部材の略逆鍵孔状透孔が係合されていること
を特徴とする壁パネルの接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29289994A JPH08151711A (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 壁パネルの接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29289994A JPH08151711A (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 壁パネルの接合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08151711A true JPH08151711A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=17787841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29289994A Pending JPH08151711A (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 壁パネルの接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08151711A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2437523A (en) * | 2006-04-24 | 2007-10-31 | Karl Moore | Decorative non-loading bearing panels |
| JP2017115446A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 前田建設工業株式会社 | トンネル支保工の建て込み方法および建て込みシステム |
| JP2019002277A (ja) * | 2018-10-11 | 2019-01-10 | 前田建設工業株式会社 | トンネル支保工の建て込み方法および建て込みシステム |
-
1994
- 1994-11-28 JP JP29289994A patent/JPH08151711A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2437523A (en) * | 2006-04-24 | 2007-10-31 | Karl Moore | Decorative non-loading bearing panels |
| GB2437523B (en) * | 2006-04-24 | 2010-11-10 | Karl Moore | Walls and components thereof |
| JP2017115446A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 前田建設工業株式会社 | トンネル支保工の建て込み方法および建て込みシステム |
| JP2019002277A (ja) * | 2018-10-11 | 2019-01-10 | 前田建設工業株式会社 | トンネル支保工の建て込み方法および建て込みシステム |
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