JPH08151168A - スタッカー装置 - Google Patents

スタッカー装置

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JPH08151168A
JPH08151168A JP32158394A JP32158394A JPH08151168A JP H08151168 A JPH08151168 A JP H08151168A JP 32158394 A JP32158394 A JP 32158394A JP 32158394 A JP32158394 A JP 32158394A JP H08151168 A JPH08151168 A JP H08151168A
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JP
Japan
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rubber sheet
stacker
reciprocating
stacking
speed
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JP32158394A
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JP2796255B2 (ja
Inventor
Mitsuru Kimura
満 木村
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ゴムシートを台上に両端で折返しつつ積上げる
に際して椀状となることなく姿態のよい積重ねを行う。 【構成】カレンダーから押出されかつフェストンにより
冷却されたゴムシートSを、スタッカー下端のゴムシー
ト出口6がこのゴムシートの巾方向と直角な向きに往復
動することによって、台4上に両端で折返ししつつ積上
げるスタッカー装置であって、 前記ゴムシート出口の
往復動の速度又は距離を1サイクル毎に交互に変化させ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺のゴムシートを安
定よく折返し重ね積みができ、積上げ時における形崩れ
を防止できるとともに次工程への運搬及び取出しを容易
とするスタッカー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスタッカー装置にあっては、図6
に示す如くゴムシートsを案内するスタッカー本体a
は、モータm1によって回転するクランクbのロッドd
を連続することにより、首振りの往復動を行いゴムシー
トsを台e上に積重ねる方法が用いられていた。又この
首振り往復動は、スタッカー本体aの上流側に配されゴ
ムシートsをスタッカー本体aに供給するハクドコンベ
ヤfと同期させて運転していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような装置にあっ
ては、従来、スタッカー本体aは、定められた回転数に
固定されたモータm1に係合していたため、常に等速、
等距離の首振り往復動であり、その結果、ゴムシートs
の折返し部rが常に同一位置に重なるため、ゴムシート
sを積重ねた場合には、折返し部における膨らみが同じ
位置で重なり合うこととなり、積上げの進行とともに、
両側の折返し部rのみが丈高となるいわゆる椀状積上げ
となる。その結果、積上げられたゴムシートsの姿勢が
不安定となり積上げ高さに制約を受け作業能率に劣ると
いう問題がある。
【0004】発明者は前記問題点を解決すべく研究を重
ねた結果、スタッカーの本体のゴムシート出口gにおけ
る往復動の速度又は距離を1サイクル毎に交互に変化さ
せることにより両端における折返し部が重畳するのを防
止でき、より平坦な積上げをなしうることを見出し本発
明を完成させたのである。
【0005】本発明は、ゴムシートを安定よく積上げで
きることによって、より多段に積重ねでき、作業能率を
向上しうるスタッカー装置の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、カレンダーか
ら押出されかつフェストンにより冷却されたゴムシート
を、スタッカー下端のゴムシート出口がこのゴムシート
の巾方向と直角な向きに往復動することによって、台上
に両端で折返ししつつ積上げるスタッカー装置であっ
て、 前記ゴムシート出口の往復動の速度又は距離を1
サイクル毎に交互に変化させることを特徴とするスタッ
カー装置である。
【0007】なおゴムシート出口の往復動は速度を1サ
イクル毎に交互に変化させてもよく、又距離を1サイク
ル毎に交互に変化させてもよい。
【0008】
【作用】前記構成を具えることにより、積上げられるゴ
ムシートの折返し部の位置を1サイクル毎に交互にずら
せて積上げることが出来、折返し部において膨らみが生
じるような積上げであっても、両側部が中央部に比べて
極度に高く椀状に積上がるのを防止できる。これによっ
て、積上げ姿態が良好となり、運搬及び次工程における
取出しが容易となり、さらに積上げ高さの増大が可能と
なることによって生産能率を高めうる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図1、2においてスタッカー装置1は、カレンダー
2から押出されかつフェストン3により冷却されたゴム
シートSを台4の上にその両端で折返ししつつ積上げる
ための装置である。本実施例では、フェストン3とスタ
ッカー装置1との間にハクドコンベヤ9を設けている。
【0010】スタッカー装置1は、上端にハクドコンベ
ヤ9から送られるゴムシートSが入るゴムシート入口1
1と、下端にゴムシートSが出るシート出口6とを有す
るスタッカー基体5を具え、該スタッカー基体5は、ゴ
ムシート出口6がゴムシート入口11に比して巾狭とし
て形成することにより漏斗状をなす。
【0011】スタッカー基体5は、図2に示すように、
ゴムシートSの巾方向側板5aから水平に張出す支持ピ
ン12を中心としてゴムシートSの巾方向と直角な向き
に回動可能に枢支される。
【0012】前記スタッカー基体5は、スタッカー電動
機MSによって駆動されるクランク機構13のロッド1
4の先端を、前記支持ピン12と同じ向きに突設された
ロッドピン15に接続する。
【0013】従って、スタッカー基体5は、スタッカー
電動機MSの駆動とともに、支持ピン12を中心として
クランク機構の作動に合わせて首振り回動でき、この首
振り回動によりゴムシート出口6は、ゴムシートSの巾
方向と直角な向きに往復動する。
【0014】又、スタッカー電動機MSは、付設される
スタッカー速度調整器17によってその回転数を、ハク
ドコンベヤ9の搬送速度とは関連することなく多段に変
速される。
【0015】ハクドコンベヤ9によって搬送されたゴム
シートSは、該コンベヤの下流端からフェストン基体5
のゴムシートの入口11を経て該フェストン基体5の内
部に進入し、かつゴムシート出口6を経て台4上に垂下
がる。
【0016】ゴムシート出口6が前記した如くゴムシー
トSの巾方向と直角な向きに往復動することによって、
台4上に垂れ落ちるゴムシートSはその巾方向と直角な
向きに揺動しつつ積上げられる。又スタッカー速度調整
器17を操作することによって、スタッカー電動機MS
の回転数が増減し、この回転数の変化によりゴムシート
出口6における往復動の速度が変化する。さらにスタッ
カー速度調整器17にはゴムシート出口6が1往復す
る、即1サイクル毎にスタッカー電動機MSの回転数が
変化しうるよう回路が設定される。
【0017】然して、ゴムシートSを台4上に積重ねる
に際して、ゴムシートSの先端部が台4に到着したと
き、往復動の速度を高速に切代え、側の折返し端間の距
離が短い初期往復動Aでスタッカー基体5を往復動させ
る。従って初期往復動AにおいてはゴムシートSは台4
の中央部分にのみ積上げられることとなる。
【0018】ゴムシートSが前記初期往復動Aによって
略50kgの重量分積重ねられると、長巾往復動LLと短
巾往復動SLを1サイクル毎に交互に切換わる交番往復
動Bに切換えられ、ゴムシートSはその後端部が積上が
るまで前記交番往復動Bによって積重ねられる。
【0019】なお長巾往復BLと短巾往復動BSとの、
ゴムシート出口6における速度比はと3:4程度である
ことが好ましく、又両往復動BL、BSの速度の平均値
をその上流側に配される前記ハクドコンベヤ9の搬送速
度、即ちゴムシートSの送り出し速度に略等しく設定す
る。又初期往復動Aにおいては、本実施例ではゴムシー
トSの送り出し速度の略1.3倍の速度で往復動させ
る。
【0020】従って、初期往復動Aにおいては、速度往
復動であるため、積上げられるゴムシートSは折返し巾
AHが狭い状態で積重ねられる。ゴム重量が略50kg、
即ち初期往復動状態で一定の高さまで積上げ、然る後交
番往復動Bに切換えることにより、1サイクル毎に長巾
往復動BLと短巾往動BSとを交互に繰返しつつ積重ね
る。
【0021】このような交番往復動Bを行うことによ
り、積重ねられるゴムシートSは、1段毎に折返し端の
位置がずれ、折返し端におけるゴムの膨らみ部が積上げ
ることにより重畳されるのを防止でき、従来生じがちで
あった図6に示すような椀状の積上げとなるのを防止で
き、安定のよい、しかもより多段に積重ねることが出来
る。
【0022】又本実施例のように積上げ初期において高
速での往復動を実施することによって、交番往復動Bに
切換直後であっても、そのときの折返し部は床面から比
較的高位置に所在するため折返し部の床ずれを防止する
ことが出来る。なお往復動時の経時的な速度の変化を図
3のグラフに示す。
【0023】図4にゴムシート出口6は、往復動の距離
を1サイクル毎に交互に変化させた他の実施例を示す。
【0024】本例ではスタッカー基体5Aはゴムシート
Sと巾方向と直角な向きに往復動する例えばチェーン当
の無端紐体21の水平な走行N上で固定されており、ス
タッカー電動機MSの正転、逆転の交番運転により、該
スタッカー基体5Aは往復動する。
【0025】前記スタッカー基体5の往復動の距離W
を、距離WHが小な初期往復動Aののち長巾往復WLと
短巾往復WSとに1ピッチ毎に交互に変化させる交番往
復動Bとすることによって、台4上に積重ねられたゴム
シートSは、折返し部が重なり合うことがないため、姿
態よく積上げることが出来る。なお往復動のときにおけ
る経時的な距離Wの変化を図5のグラフに示す。このよ
うに本発明は、種々な態様のものに変換することが出来
る。
【0026】
【発明の効果】叙上の如く本発明のスタッカー装置は、
スタッカー下端のゴムシート出口における往復動の速度
又は距離を1サイクル毎に交互に変化させることを要旨
とするため、従来の積上げのように両側部が中央部に比
べて高く積上がり椀状に積重なるのを防止でき、これに
よって積上げ姿態が良好となり、運搬及び次工程におけ
る取出しが容易となり、さらに積上げ高さの増大が可能
となるなど生産能率を高めうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の全体配置を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図3】そのゴムシート出口における往復動の速度変化
を経時的に示すグラフである。
【図4】他の実施例を示す正面図である。
【図5】そのゴムシート出口における往復動の距離変化
を経時的に示すグラフである。
【図6】従来技術を示す正面図である。
【符号の説明】
2 カレンダー 3 フェストン 4 台 5、5A スタッカー基体 6 ゴムシート出口 S ゴムシート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カレンダーから押出されかつフェストンに
    より冷却されたゴムシートを、スタッカー下端のゴムシ
    ート出口がこのゴムシートの巾方向と直角な向きに往復
    動することによって、台上に両端で折返ししつつ積上げ
    るスタッカー装置であって、 前記ゴムシート出口の往復動の速度又は距離を1サイク
    ル毎に交互に変化させることを特徴とするスタッカー装
    置。
  2. 【請求項2】前記ゴムシート出口は、往復動の速度を1
    サイクル毎に交互に変化させることを特徴とする請求項
    1記載のスタッカー装置。
  3. 【請求項3】前記ゴムシート出口は、往復動の距離を1
    サイクル毎に交互に変化させることを特徴とする請求項
    1記載のスタッカー装置。
JP6321583A 1994-11-29 1994-11-29 スタッカー装置 Expired - Lifetime JP2796255B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4915774A (ja) * 1972-05-31 1974-02-12
JPS4972086A (ja) * 1972-11-16 1974-07-11

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4915774A (ja) * 1972-05-31 1974-02-12
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