JPH08146979A - 音声制御装置 - Google Patents

音声制御装置

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Publication number
JPH08146979A
JPH08146979A JP6291175A JP29117594A JPH08146979A JP H08146979 A JPH08146979 A JP H08146979A JP 6291175 A JP6291175 A JP 6291175A JP 29117594 A JP29117594 A JP 29117594A JP H08146979 A JPH08146979 A JP H08146979A
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JP
Japan
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voice
audio
amplifying
amplification
music
Prior art date
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Pending
Application number
JP6291175A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Takada
周一 高田
Masataka Ozaka
匡隆 尾坂
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CDなどを音楽ソースとし、歌唱者の音声レ
ベルからソースのボーカル制御を行い、歌唱者へのボー
カルのアシストを行うカラオケシステムを提供するこ
と。 【構成】 記録された音楽データを再生しオーディオ信
号としてステレオ出力する再生装置10と、再生装置10の
出力信号を増幅する音楽増幅装置30と、再生装置10の出
力信号のステレオ成分の差分を取り出力する除去装置20
と、除去装置20の出力信号を増幅する伴奏増幅装置40
と、音声を入力し増幅調整を施しオーディオ信号として
出力する音声入力装置3と、音声入力装置3の出力信号を
増幅する音声増幅装置50と、音声入力装置3の出力信号
から指示された演算により音楽増幅装置30と伴奏増幅装
置40と音声増幅装置50の増幅度を求め制御するボーカル
音量制御装置4と、音楽増幅装置30と伴奏増幅装置40と
音声増幅装置50の出力信号を加算しオーディオ信号とし
て出力する加算装置60とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用オーディオ機器
やカラオケシステム等に適用される音声制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カラオケ装置としては、実開昭5
9−95408や実開昭59−95480など、歌唱者
が自らがカラオケモードかボーカル付きカラオケかの選
択を切替えスイッチ等で行っていた。これに対し自動で
切替えることで操作性を向上させた特開平4−2987
93がある。以下図面を参照しながら、上記した従来の
データ転送装置の一例について説明する。
【0003】図2は従来のカラオケ装置を示すものであ
る。図2において、1はボーカル再生装置、2は伴奏再
生装置、3は音声入力装置、4はボーカル音量制御装置
である。
【0004】ボーカル再生装置1は複数曲のボーカル音
に関するデータを再生し、伴奏再生装置2は複数曲の伴
奏音に関するデータを再生する。音声入力装置3は入力
された歌唱者の音声データを再生する。歌唱者の音声が
途絶えると、ボーカル音量制御装置4はボーカル音量と
伴奏音量と音声音量との演算によりボーカル音量を上げ
る。一方、歌唱者が再び歌い始めるとボーカル音量制御
装置4はボーカル音量と伴奏音量との演算により、ボー
カル音量を下げる。
【0005】ボーカル音量制御装置4での演算は、AD
変換により入力信号をデジタル化することで、デジタル
信号処理される。演算結果はDA変換により再びアナロ
グ信号に戻される。
【0006】以上によって、歌唱者の音声の音量に従っ
てボーカルが自動調整されるカラオケとしての機能が実
現する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、ボーカル音と伴奏音のソースを別々に管
理した専用のカラオケ装置が必要であり既存のCDなど
音楽ソースを利用できないことや、歌唱者の音声の他に
ノイズ音が入力された場合誤作動するなどの問題点を有
していた。
【0008】本発明は上記問題点に鑑み、既存のCDな
どの音楽のソースが利用でき、デジタル処理を行う必要
もない容易な回路で構成できる音声制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の音声制御装置は、記録された音楽データを
再生しオーディオ信号としてステレオ出力する再生装置
と、前記再生装置の出力信号を増幅する音楽増幅装置
と、前記再生装置の出力信号のステレオ成分の差分を取
り出力する除去装置と、前記除去装置の出力信号を増幅
する伴奏増幅装置と、音声を入力し増幅調整を施しオー
ディオ信号として出力する音声入力装置と、前記音声入
力装置の出力信号を増幅する音声増幅装置と、前記音声
入力装置の出力信号から指示された演算により前記音楽
増幅装置と前記伴奏増幅装置と前記音声増幅装置の増幅
度を求め制御するボーカル音量制御装置と、前記音楽増
幅装置と前記伴奏増幅装置と前記音声増幅装置の出力信
号を加算しオーディオ信号として出力する加算装置と、
で構成する。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、音声の音量に
従った調整用の信号を作り出しそのレベルに応じて、音
声の音量と音楽ソースのボーカル音量を調整配合する。
従って、音声の音量だけで自らの音声か音楽ソースのボ
ーカル音かを選択することができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。
【0012】図1は本発明の一実施例の音声制御装置を
示すものである。図1において、10は再生装置、3は
音声入力装置、4はボーカル音量制御装置、20は除去
装置、30は音楽増幅装置、40は伴奏増幅装置、50
は音声増幅装置、60は加算装置である。
【0013】再生装置10はCDなどの音楽ソースをス
テレオのオーディオ信号に再生出力する。除去装置20
はその出力のステレオ成分の差分を取り、ボーカルなど
左右同じ音量でで出てくる信号をカットする。従ってこ
の場合、伴奏だけが抽出出力される。ステレオ成分の差
分方法は図3に示すようにアナログアンプを使うのが一
般的である。
【0014】音声入力装置3はマイクなどからの音声を
オーディオ信号として出力する。ボーカル音量制御装置
4はその出力を入力する。入力した信号の絶対値の単位
時間の平均信号を求め、指定された信号値との差分を求
める。指定された信号値は制御のスレッシュホルドとな
る。この差分に従って、音楽増幅装置30と伴奏増幅装
置40と音声増幅装置50の増幅度を変更する。
【0015】図4にこの動作を詳細に説明する。
【0016】ボーカル音量制御装置4内では音声入力装
置3のマイクからの図4(a)に示す入力は絶対値平均
化された図4(b)に示す信号となる。この波形から予
め指示されているスレッシュホルド信号で差分を取り図
4(c)の信号となる。図4(c)の信号の波形は正で
あるのでマイク入力は十分大きく、除去装置20によっ
てボーカルが除去された図4(e)の信号を0dB以上
に増幅し図4(h)の信号とする。逆に再生装置10の
図4(d)の音楽ソース信号は0dB以下に増幅し図4
(g)の信号とする。最終的に加算装置60で各々の信
号が足され出力される。又、図4(c)の波形が負であ
れば増幅度は反転する。
【0017】これにより、マイク音声の音量が小さけれ
ばボーカル付きの音楽ソースの音量がそれに応じて大き
くなり、マイク音声の音量が大きければ音楽ソースのボ
ーカル音量がそれに応じて消えて行く。また、スレッシ
ュホルド信号を調整することにより好みの音量配分が可
能である。
【0018】音声増幅装置30はこの場合常に1の増幅
度を行うが、上記のボーカル音量のように制御があって
もよい。以上の構成は非常に簡単でかつ安価である。
【0019】次に、マイク音声に雑音が侵入し以上の機
能が誤作動を防ぐ方法を図5と図6を用いて説明する。
図5はマイク音声が通常に入った場合、図6はインパル
ス系の雑音、すなわちマイクが床などに落ちたときなど
の衝撃音が入った場合を示している。まず、図5の場合
を説明する。
【0020】誤作動を防ぐ方法はマイク音声か雑音かを
判定することで行われる。判定には人間の音声の特徴を
見分けるため、ボーカル音量制御装置4内では図5のバ
ンドパスフィルタにより各々の周波数の信号レベルを求
め、各バンドパスフィルタに対応するウェイトをそれぞ
れ掛け、その合計に図4で示した絶対値平均化以降の処
理を行う。ウェイトの決定方法は人間音声の周波数特性
と同じにする。この動作は人間音声と入力音声の相互相
関を取ることと同じであり、人間音声の周波数特性のフ
ィルタを掛けることに等しい。出力結果の相互相関の値
が高い程入力音声が人間音声に近いため、容易に音声と
判断できる。
【0021】一方、図6の雑音入力では出力結果すなわ
ち上記の相互相関の値が低くなり、人間音声でないもの
と判断できる。
【0022】以上の誤作動防止の精度を高めるには、バ
ンドパスフィルタの周波数分割数を増やしたり、予め設
定されているウェイトの値を男女などで使い分けるなど
が考えられる。デジタル信号処理であれば所望のフィル
タ特性が作成できるのでより高精度の誤作動防止装置の
構築が可能である。
【0023】また追加機能として図7に示すように、音
楽増幅装置30、伴奏増幅装置40、音声増幅装置50
のそれぞれにフィルタを入力段に設け、ボーカル音量制
御装置4がこのフィルタ特性をマイク入力に従って変更
することで、マイク入力と音楽ソースのボーカルと伴奏
のミックスを周波数単位で行える。
【0024】この仕組みを使う例を述べる。除去装置2
0の出力となる伴奏音はモノラルであるから、マイク音
声が大きくなった場合、音楽増幅装置30のステレオ出
力は減衰し伴奏増幅装置40のモノラル出力が増幅して
くる。その結果、ステレオ出力からモノラル出力に移行
し、聴き手に違和感を与えるものとなる。上記の仕組み
を用いれば、音楽増幅装置30のステレオ出力を単に減
衰させるだけでなく、不必要な部分、すなわち音声帯域
だけを減衰させることができる。また、逆に伴奏増幅装
置40のモノラル出力を単に増幅させるだけでなく、必
要な部分、すなわち音声帯域だけを増幅させることがで
きる。従って、音声帯域のみステレオ出力からモノラル
出力に移行するだけなので、聴き手の違和感を減少させ
ることができる。上記フィルタは具体的に複数のバンド
パスフィルタで構成できる。
【0025】なお、除去装置20は左右ステレオのボー
カル音量が同じ場合だけでなく、左だけあるいは右だけ
にボーカルが入っている場合にも対応するため、どちら
か片方の音だけを出力するようにしてもよい。
【0026】また、すべての入力信号をAD変換により
デジタル化しデジタル信号処理で行えば、デジタルフィ
ルタなどによって細かい制御が可能である。
【0027】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明によれば、ボーカル音と伴奏音のソースを別々に
管理した専用のカラオケ装置でなく既存のCDなど音楽
ソースが利用でき、音声入力者の他にノイズ音が入力さ
れた場合も誤作動を防止しながら、音声入力者の音量に
従ったボーカル音と伴奏音と音声入力音の制御が平易な
回路構成で実現できる。
【0028】また、ボーカル音と伴奏音と音声入力音の
合成に関しては周波数単位で指定できる。従って、音楽
ソースの音声帯域以外はそのまま出力するなどの操作が
可能となり、CDなど音楽ソースから作った伴奏音がス
テレオからモノラルになることによる違和感を防ぐこと
ができ、より原音に近い伴奏音が出せる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における音声制御装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】従来の音声制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明の実施例における動作説明のための図で
ある。
【図4】同実施例における動作説明のための説明図であ
る。
【図5】同実施例における動作説明のための説明図であ
る。
【図6】同実施例における動作説明のための説明図であ
る。
【図7】同実施例における動作説明のための説明図であ
る。
【符号の説明】
3 音声入力装置 4 ボーカル音声制御装置 10 再生装置 20 除去装置 30 音楽増幅装置 40 伴奏増幅装置 50 音声増幅装置 60 加算装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録された音楽データを再生しオーディオ
    信号としてステレオ出力する再生装置と、 前記再生装置の出力信号を増幅する音楽増幅装置と、 前記再生装置の出力信号のステレオ成分の差分を取り出
    力する除去装置と、 前記除去装置の出力信号を増幅する伴奏増幅装置と、 音声を入力し増幅調整を施しオーディオ信号として出力
    する音声入力装置と、 前記音声入力装置の出力信号を増幅する音声増幅装置
    と、 前記音声入力装置の出力信号から指示された演算により
    前記音楽増幅装置と前記伴奏増幅装置と前記音声増幅装
    置の増幅度を出力するボーカル音量制御装置と、 前記音楽増幅装置と前記伴奏増幅装置と前記音声増幅装
    置の各出力信号を加算しオーディオ信号として出力する
    加算装置と、 を備えたことを特徴とする音声制御装置。
  2. 【請求項2】ボーカル音量制御装置は、前記音声入力装
    置の出力信号を指定された周波数特性のフィルタを掛け
    指示された演算により前記音楽増幅装置と前記伴奏増幅
    装置と前記音声増幅装置の増幅度を出力する請求項1記
    載の音声制御装置。
  3. 【請求項3】ボーカル音量制御装置は、前記音声入力装
    置の出力信号を指定された周波数特性のフィルタを掛け
    指示された演算により前記音楽増幅装置と前記伴奏増幅
    装置と前記音声増幅装置のそれぞれの周波数特性を指定
    し、 前記音楽増幅装置は、前記ボーカル音量制御装置で指定
    された周波数特性のフィルタを掛け出力信号を増幅し、 前記伴奏増幅装置は、前記ボーカル音量制御装置で指定
    された周波数特性のフィルタを掛け出力信号を増幅し、 前記音声増幅装置は、前記ボーカル音量制御装置で指定
    された周波数特性のフィルタを掛け出力信号を増幅する
    請求項1記載の音声制御装置。
  4. 【請求項4】除去装置は、前記再生装置が出力するオー
    ディオ信号のステレオ成分の指示された成分だけ取り出
    し出力する請求項1記載の音声制御装置。
JP6291175A 1994-11-25 1994-11-25 音声制御装置 Pending JPH08146979A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2399727A (en) * 2003-03-06 2004-09-22 Andreas Pavlou Vocal x eliminator
WO2005111997A1 (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Pioneer Corporation オーディオ再生装置
WO2009127086A1 (en) * 2008-04-18 2009-10-22 Zoran Corporation Audio signal amplifier for karaoke player

Cited By (4)

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US8335327B2 (en) 2008-04-18 2012-12-18 Csr Technology Inc. Audio signal amplifier for karaoke player

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