JP3401926B2 - 音声信号再生装置 - Google Patents

音声信号再生装置

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JP3401926B2
JP3401926B2 JP18229494A JP18229494A JP3401926B2 JP 3401926 B2 JP3401926 B2 JP 3401926B2 JP 18229494 A JP18229494 A JP 18229494A JP 18229494 A JP18229494 A JP 18229494A JP 3401926 B2 JP3401926 B2 JP 3401926B2
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sound
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は音声信号再生装置に係
り、特に複数のマイク入力の音声に対し、単一の遅延回
路のみにより音場感のある音声を提供する音声信号再生
装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、カラオケの普及に伴い、一般家庭
でも手軽にカラオケが楽しめるカラオケシステムが多数
開発されている。 【0003】以下に従来の音声信号再生装置について説
明する。図2は従来の音声信号再生装置のブロック図で
ある。 【0004】図2において、1は音声を集音する第1の
マイク、2は第2のマイク、3はマイク1で集音した音
声を増幅する第1のマイクアンプ、4はマイク2で集音
した音声を増幅する第2のマイクアンプ、5はマイクア
ンプ3及び4の出力を加算する第一の加算回路、6は加
算回路5の加算出力を遅延させる遅延回路、7は加算回
路5の加算出力と遅延回路6の遅延出力とを加算する第
2の加算回路、8は伴奏音楽を再生する伴奏再生部、9
は伴奏再生部8の左チャンネル(以下、Lchと記す)
音声出力と加算回路7の遅延音声出力とを加算する第3
の加算回路、10は伴奏再生部8の右チャンネル(以
下、Rchと記す)音声出力と加算回路7の遅延音声出
力とを加算する第4の加算回路、12はLchスピーカ
ー14を駆動する第1の駆動回路、13はRchスピー
カー15を駆動する第2の駆動回路である。 【0005】以上のように構成された従来の技術につい
て、以下にその動作を説明する。マイク1及び2より集
音された音声はマイクアンプ3及び4によって所定の振
幅に増幅され、加算回路5によって加算され、モノラル
の音声に合成される。このモノラル音声は遅延回路6に
よって一定時間遅延され、加算回路7によって遅延前の
モノラル音声と加算され、エコー成分が付加されたモノ
ラル音声(以下エコー付きモノ音声)となる。このエコ
ー付きモノ音声は、伴奏再生部8によって再生された伴
奏音楽のLchの信号と加算回路9で合成され、同様に
Rchの信号と加算回路10で合成される。これらの合
成音声は駆動回路12及び13によりLchスピーカー
14及びRchスピーカー15に出力される。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、第1、第2の2本のマイク1、2で集音
し、第1、第2の2個のスピーカー13、14で出力す
るにも拘らず、2本のマイクで個別に集音した音声は加
算器5で合成され、モノラル音声として各々のスピーカ
ーから出力される。そのため、2人の歌い手が、デュエ
ットした場合でも第1、第2のスピーカーからは合成さ
れたモノラルの歌声が出力され、デュエットの雰囲気が
損なわれるという問題点を有していた。 【0007】また、加算器5を省いて2本のマイクで個
別に集音した音声を合成せずに2つのスピーカーから出
力しようとするならば、エコー成分を付加するための遅
延回路が、マイク1側とマイク2側それぞれに必要とな
り、回路のコストアップにつながるという問題を生じる
ことになる。 【0008】本発明は上記問題点を解決するもので、単
一の遅延回路でありながら違和感のない音場感を得るこ
とができる音声信号再生装置を提供することを目的とす
る。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明はこの目的を達成
するために、少なくとも2つのマイクによって入力され
る音声信号と、伴奏音声を出力する伴奏再生手段から出
力される音声信号とを混合して出力する音声信号再生装
置であって、2つのマイクによって集音された音声を各
々増幅する少なくとも2つのマイク増幅回路と、2つの
マイク増幅回路から出力された信号を混合する第1の混
合手段と、マイク増幅回路から出力された信号か混合手
段から出力された信号かのいずれかを選択して出力する
少なくとも2つの選択手段と、混合手段より混合された
信号を遅延する遅延回路と、選択手段の出力信号と遅延
回路の出力信号と伴奏再生手段の出力信号とを混合する
少なくとも2つの第2の混合手段と、2つの第2の混合
手段で各々混合された音声信号を出力する少なくとも2
つの出力手段とを備えたものである。 【0010】 【作用】本発明は上記の構成によって、マイクの基本音
声を各々、個別のスピーカーから出力すると共に、これ
に共通のエコー成分を付加するため、単一の遅延回路に
よるエコーでありながら、違和感のない音場感を提供す
ることが可能となる。 【0011】 【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。 【0012】図1は本実施例における音声信号再生装置
のブロック図である。図1において、従来と同一の構成
要素には同一番号を付して、その説明を省略する。16
はマイクアンプ3から出力される信号か加算器5から出
力される信号のうちいずれかを選択して出力する第1の
切り替えスイッチ、17はマイクアンプ4から出力され
る信号か加算器5から出力される信号のうちいずれかを
選択して出力する第2の切り替えスイッチである。 【0013】以上のように構成された本実施例につい
て、以下その動作について説明する。まず、マイク1及
び2によっては集音された音声は各々、マイクアンプ3
及び4で所定のレベルに増幅される。マイクアンプ3及
び4の出力は加算回路5によって合成され、遅延回路6
により一定時間遅延され、マイク1及び2共通のエコー
成分の音声となる。この遅延信号は、加算器9で切り替
えスイッチ16の出力信号と伴奏再生部8のLchの出
力信号とを加算される。同様に加算器10でも、切り替
えスイッチ17の出力信号と伴奏再生部8のRchの出
力信号とを加算される。加算器9の出力信号はパワーア
ンプ12を介して、スピーカー14から出力される。ま
た加算器10の出力信号はパワーアンプ13を介して、
スピーカー15から出力される。 【0014】ここで切り替えスイッチ16、17をA側
に接続した場合、マイクアンプ3の音声出力は加算回路
10によって、遅延回路6から出力される遅延信号及び
伴奏再生部8のLch音声信号と合成され、Lch合成
信号となる。同様に、マイクアンプ4の基本音声出力は
加算回路11によって、遅延回路6から出力される遅延
信号及び伴奏再生部8のRch音声信号と合成され、R
ch合成信号となる。このLch及びRch合成音声は
パワーアンプ12、13によってLchスピーカー1
4、Rchスピーカー15に出力される。この場合にお
いては、デュエット演奏においてボーカル音声がモノラ
ルにならず、マイク1からの基本音声信号は遅延信号が
付加されてスピーカー14から出力され、マイク2から
の基本音声信号は遅延信号が付加されてスピーカー15
から出力されるため、音場感のあるデュエット演奏を提
供することができる。 【0015】次に切り替えスイッチ16、17をB側に
接続した場合、マイクアンプ3、4の基本音声出力は加
算回路5によって合成されモノラル信号となる。次に加
算回路10、11によって、遅延回路6の出力信号及び
伴奏再生部8のLch及びRch音声信号と合成され
る。これらの合成音声はパワーアンプ12、13によっ
てスピーカー14、15に出力される。この場合は、従
来と同様に、デュエット演奏において出力されるボーカ
ル音声がモノラルとなる。 【0016】以上のように本実施例によれば、切り替え
スイッチ16、17を設けてマイク1とマイク2の音声
を合成するか否かを切り換え可能にしたことにより、マ
イク1で集音した音声はスピーカー14から出力し、マ
イク2で集音した音声はスピーカー15から出力するこ
とができ、また、各々の音声にエコー成分を付加する遅
延回路が1つだけで済むというものである。 【0017】 【発明の効果】以上のように本発明は、2人の歌い手
が、同時歌唱した場合でも各々の基本音声は個別のスピ
ーカーから出力され、エコー成分のみをモノラル音声と
して両方のスピーカーから出力するため、違和感のない
音場感を提供することが可能となる。 【0018】また、切り替えスイッチを設けることによ
り、上記のような効果を単一の遅延回路で得ることがで
きると共に、必要に応じて基本音声をモノラル音声に切
り替えることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例における音声信号再生装置の
ブロック図 【図2】従来の音声信号再生装置のブロック図 【符号の説明】 1 マイク 2 マイク 3 マイクアンプ 4 マイクアンプ 5 加算器 6 遅延回路 8 伴奏再生部 9 加算器 10 加算器 14 スピーカー 15 スピーカー 16 切り替えスイッチ 17 切り替えスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 15/04 302 G11B 20/02 H04S 1/00 H04R 3/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 少なくとも2つのマイクによって入力さ
    れる音声信号と、伴奏音声を出力する伴奏再生手段から
    出力される音声信号とを混合して出力する音声信号再生
    装置であって、前記2つのマイクによって集音された音
    声を各々増幅する少なくとも2つのマイク増幅回路と、
    前記2つのマイク増幅回路から出力された信号を混合す
    る第1の混合手段と、前記マイク増幅回路から出力され
    た信号か前記混合手段から出力された信号かのいずれか
    を選択して出力する少なくとも2つの選択手段と、前記
    混合手段より混合された信号を遅延する遅延回路と、前
    記選択手段の出力信号と前記遅延回路の出力信号と前記
    伴奏再生手段の出力信号とを混合する少なくとも2つの
    第2の混合手段と、前記2つの第2の混合手段で各々混
    合された音声信号を出力する少なくとも2つの出力手段
    とを備えたことを特徴とする音声信号再生装置。
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