JPH08146846A - 像保持体からの像形成物質除去装置 - Google Patents

像保持体からの像形成物質除去装置

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JPH08146846A
JPH08146846A JP30975294A JP30975294A JPH08146846A JP H08146846 A JPH08146846 A JP H08146846A JP 30975294 A JP30975294 A JP 30975294A JP 30975294 A JP30975294 A JP 30975294A JP H08146846 A JPH08146846 A JP H08146846A
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JP30975294A
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Mitsunori Sakamoto
光紀 阪本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 像形成物質除去のための液体付与手段を有す
る像形成物質除去装置において、蒸気を遮断する仕切り
部材を用いて、装置上部の像保持体積載部の像保持体
に、装置下部の液体付与手段などからの液体蒸気で波打
ち変形等が発生するのを防止する。 【構成】 給紙ユニット100を装置上部に設け、装置
下部に、液付与ユニット200、トナー剥離ユニット3
00、乾燥ユニット400、及び、紙受けユニット50
0を設ける。そして、液付与ユニット200等の液体蒸
気発生源と給紙ユニットとの間に、蒸気を遮断する仕切
り部材600を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター、印刷機等の画像形成装置によって画像
を形成した像保持体から、画像を構成する像形成物質を
除去する像形成物質除去装置に係り、詳しくは表面に像
形成物質が安定して付着している像保持体に、液体を付
与する液付与手段を備え、除去すべき像形成物質が安定
して付着している像保持体の積載部又は、像形成物質が
除去された像保持体の積載部を装置上部に設けた像保持
体からの像形成物質除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録済み像保持体としての用紙か
らトナーなどの像形成物質を除去する例えば像形成物質
除去方法及びその装置としては種々のものが知られてい
る。例えば液体を使用するものとして、特開平1−10
1576号公報には、トナーが付着された用紙をトナー
樹脂の可溶性溶剤中に浸漬させて超音波振動を印加し、
溶剤に溶解したトナーを紙面より遊離させる像形成物質
除去方法が開示されている。また、特開平4−3003
95号公報には、廃紙の印字部分に溶剤を浸漬、噴霧あ
るいは塗布等による方法で付着させてトナーを溶解し、
溶解したトナーを洗浄、エアー吸引、吸着剤接触、機械
剥離あるいは静電気吸着等による方法で除去する像形成
物質除去方法が開示されている。
【0003】また、先に本出願人は、記録済み像保持体
に、不安定化液としての水、界面活性剤を含む水溶液、
水溶性ポリマーを含む水溶液、及び界面活性剤と水溶性
ポリマーとを含む水溶液よりなる群から選ばれた少なく
とも1種の水あるいは水溶液を保持させるとともに、剥
離部材を介在させ、像形成物質を該剥離部材に加熱接着
もしくは加圧接着して像保持体から剥離する像形成物質
除去装置を提案した(例えば、特願平4−255916
号参照)。これによれば、像保持体の紙質を比較的損傷
することなく、像形成物質のみを除去することができ
る。
【0004】ここで、この種の液体を使用した像形成物
質除去装置においては、像形成物質除去処理前や同処理
後の像保持体である紙を積載する給紙部や排紙部などの
像保持体積載部を、装置内レイアウトの制約などから該
装置の上部に設ける必要が出てくる場合が考えられる。
また、積載部における像保持体の収容の確認、除去処理
をしても問題ない書類であるかの確認、あるいは、除去
処理が良好に行われたか否かの確認などをしやすくする
ため積極的に像保持体積載部を装置上部に設けることも
考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、液体を使用
する像形成物質除去装置の上部に紙等の吸液による伸び
が生じる像保持体の積載部を設ける上記の構成によれ
ば、該装置内で発生する液体の蒸気が、積載部の像保持
体に加湿作用を及ぼす。この結果、像保持体が伸びて波
打ち状に変形して搬送不良を起こしたり、波打ち状の変
形が像保持体にしわとして固定されたりするという不具
合が生じる恐れがある。
【0006】例えば、上記特願平4−255916号で
提案の装置においては、像保持体に不安定化液を付与す
る不安定化液付与ユニットと、該不安定化液が付与され
た像保持体上の像形成物質を加熱して像保持体上のトナ
ーを軟化させると同時に剥離部材と接触させ、その後離
間させることにより、該像保持体から像形成物質を剥離
して除去する剥離ユニットとから、液体蒸気が発生す
る。更に、像形成物質除去後の像保持体を加熱して乾燥
させる乾燥ユニットを設ける場合には、これからも液体
蒸気が発生する。
【0007】そして、液体蒸気は、上昇して装置上部に
位置する像保持体積載部としての例えば給紙トレイに至
り、該トレイの隙間から内部に進入し、紙等の像保持体
に加湿作用による上記不具合を生じさせることが判っ
た。
【0008】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、上部に像保持体積載
部を設けた、液体を使用する像形成物質除去装置の該積
載部内の像保持体に及ぶ液体蒸気による加湿作用を軽減
することができ、像保持体の吸湿からくる波打ち変形や
しわ、及び紙詰まり等の発生を回避できる像形成物質除
去装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、表面に像形成物質が安定して
付着している像保持体に、液体を付与する液付与手段を
備え、除去すべき像形成物質が安定して付着している像
保持体の積載部又は、像形成物質が除去された像保持体
の積載部を装置上部に設けた像保持体からの像形成物質
除去装置において、該装置上部に設けた積載部と、該液
付与手段などの液体蒸気の発生源となる装置部分との間
に防水性の高い仕切り部材を設けたことを特徴とするも
のである。
【0010】上記仕切り部材として薄肉の板状部材を用
い、その上面に変形可能な断熱材を設けるように構成し
てもよい。薄肉の板状部材としては、アルミ箔などを使
用でき、変形可能な断熱材としては、フェルトやスポン
ジなどを使用できる。
【0011】
【作用】本発明は、液体蒸気の発生源となる液付与ユニ
ットなどの像保持体積載部の下方に位置する装置部分か
ら上昇し、像保持体積載部内に及ぶ液体蒸気を、その上
昇途中の空間に防水効果のある仕切り部材を設けること
により遮断して、像保持体積載部内の例えば紙等に液体
蒸気による加湿の影響が及ばないようにする。
【0012】
【実施例】以下、本発明を転写型の電子写真複写機によ
って画像が形成された像保持体としての転写紙から、像
形成物質としての熱溶融性トナー(以下、トナーとい
う)を除去するトナー除去装置に適用した実施例につい
て説明する。図1は、本発明が適用可能なトナー除去装
置の一構成例を示す概略構成図である。まず、全体の概
略を説明すると、このトナー除去装置は、積載状態で収
容しているトナー像が形成された転写紙1を一枚づつ分
離給送する像保持体積載部としての給紙ユニット100
と、給紙ユニット100から送られてきた転写紙1に液
付与手段としての不安定化液を付与する液付与ユニット
200と、不安定化液が供給された転写紙1からトナー
を剥離して除去する剥離手段としてのトナー剥離ユニッ
ト300と、トナーが除去された転写紙1を乾燥させる
乾燥ユニット400と、乾燥ユニット400から排出さ
れる転写紙1を受ける紙受けユニット500とを備えて
いる。
【0013】上記給紙ユニット100は、前述のように
装置最上部に位置しており、底板101上に積載された
転写紙1を最上部のものから給紙ローラ102で給紙
し、フィードローラ103及びセパレートローラ104
からなる分離機構で重送紙を分離して一枚の転写紙1の
みを送り出すものである。この給紙ユニット100で送
り出された転写紙1は搬送ローラ対105で搬送され、
レジストローラ対106でタイミング調整及びスキュー
補正が行なわれて次の液付与ユニット200に送られ
る。この給紙ユニット100内の転写紙を目視しやすく
するために、上部の蓋を開閉式にする、透明にする、蓋
に窓を設ける、或いは蓋を設けないなどの構造を採用す
ることができる。なお、上記給紙ユニット100などの
具体的な構成及び動作は電子写真複写機における給紙機
構と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0014】上記液付与ユニット200は、転写紙1と
トナーとの付着状態を不安定状態にする不安定化液2を
所定量満した液容器201、液容器201の不安定化液
2に浸漬した状態で支持ローラに掛け回されて回転駆動
される丸ベルト等からなる液中下搬送部202、液中下
搬送部202に転写紙1を挟んで対向するように設けら
れたブラシローラ等からなる上ガイド部203、液付与
された転写紙1を搬送するように設けられた中間下搬送
部204、中間下搬送部204に転写紙1を挟んで対向
するように設けられたブラシローラ等からなる中間上搬
送部205、転写紙1に付与された不安定化液2の余剰
分を除去する絞りローラ対からなる余剰液除去部20
6、液容器201に不安定化液2を供給する液供給装置
207、装置本体の後側板に取り付けられた歯車等から
なる上記液中下搬送部202等の駆動部(不図示)など
を備えている。
【0015】上記不安定化液2としては、水、水溶性ポ
リマーを含む水溶液、界面活性剤を含む水溶液、及び水
溶性ポリマーと界面活性剤とを含む水溶液よりなる群か
ら選ばれた少なくとも1種の水あるいは水溶液を用いる
ことができる。
【0016】また、上記液供給装置207は、交換自在
の補充液ボトル208、補充液ボトル208から電磁ポ
ンプ209で適宜不安定化液2が補給されるタンク21
0、タンク210に内蔵された羽根ポンプ等の給液ポン
プ211、給液ポンプ211を回転駆動するポンプモー
タ212、給液ポンプ211からの不安定化液2を液容
器201に送るための給液パイプ213、液容器201
の下部に設けられた液排出口から液受けタンク215に
排出された不安定化液2をタンク210内に戻すための
排液パイプ214等で構成されている。ここで、給液ポ
ンプ211で送られた不安定化液2は、給液パイプ21
3内を通って液容器201に供給される。そして、液容
器201の液排出口201bから排出された不安定化液
2は排液パイプ214を通ってタンク210内に戻され
て循環する。このような不安定化液2の定常的な循環動
作時において上記液中ベルト搬送部202が液容器20
1内の不安定化液2に浸漬するように、給液ポンプ21
1による給液量等が設定されている。
【0017】上記トナー剥離ユニット300は、複数の
支持ローラ302,303等に掛け回されたベルト状の
剥離部材としてのトナーオフセット用ベルト(以下、オ
フセットベルトという)301と、オフセットベルト3
01を挟んで互いに圧接し合うように設けられた加熱ラ
ンプ内蔵の加熱ブロック304及び上加熱ローラ305
と、オフセットベルト301に所定の張力を与えるテン
ションローラ306と、オフセットベルト301の表面
に接触しながら回転してトナーを除去するクリーニング
ブラシ307と、クリーニングブラシ307で除去した
トナーを受けるためのトナー受け308を備えている。
【0018】ここで、上記加熱ブロック304及び上加
熱ローラ305は、転写紙1のトナー像面をオフセット
ベルト301に密着させるとともに転写紙1に固着して
いるトナーを加熱して軟化させるものである。
【0019】また、上記オフセットベルト301の少な
くともトナーと接触する側の表面は、軟化したトナーに
対して、転写紙1の表面と該トナーとの付着力より大き
い付着力を有する材料で形成されている。例えば、ベル
ト自体がアルミ系、銅系、ニッケル系など金属材料、又
は酸化チタンを分散させたポリエチレンテレフタレート
(PET)などの高分子系材料で形成されている。ま
た、上記実施例1と同様に、オフセットベルト16を複
数層で構成し、その少なくとも1層を強度及び耐熱性に
優れた耐熱層とし、トナーと接する層をトナーとの付着
性に優れた接着層としてもよい。
【0020】また、上記加熱ブロック304の上加熱ロ
ーラ305との圧接部よりオフセットベルト301の移
動方向の下流側には、所定の曲率半径でオフセットベル
ト301の移動方向を略90度変化させる屈曲部が形成
されており、この屈曲部の回りで、ベルトの移動方向を
急激に変化させて、オフセットベルト301からの転写
紙1の曲率分離を行うようになっている。
【0021】上記乾燥ユニット400は、例えば転写紙
1の液保持量が紙重量の10%以下になるように転写紙
1を乾燥させるものであり、加熱ランプ内蔵の例えばア
ルミからなる加熱ドラム401と、複数の支持ローラに
掛け渡され、該加熱ドラム401の周面に一定角度巻き
ついた状態で無端移動する紙押圧用ベルト402とから
構成されている。上記紙押圧用ベルト402の材質とし
ては、耐熱性や通気性を備えた材質、例えばキャンバス
地、木綿地、テトロン地などの布を用いることができ
る。
【0022】上記紙受けユニット500は、乾燥ユニッ
ト400からの転写紙1を搬送するためのの搬送ローラ
対501、分岐爪502、排出ローラ対503,50
4、内蔵排紙トレイ505、外部排紙トレイ(不図示)
等により構成され、必要に応じて、内蔵排紙トレイ50
5又は外部排紙トレイへの排出が選択できるようになっ
ている。ここで、上記内蔵排紙トレイ505は、装置手
前側に引き出すことができるようにスライド自在に構成
されている。
【0023】以上の構成のトナー除去装置において、給
紙ユニット100から送られた転写紙1は、液付与ユニ
ット200でそのトナー像面(図中の下面)に不安定化
液2が付与され、トナー剥離ユニット300に送られ
る。例えば、A4サイズの転写紙1で2g以上の不安定
化液2が付与される。このトナー剥離ユニット300
で、転写紙1に固着しているトナーが加熱ブロック30
4及び上加熱ローラ305からの加熱で軟化し、オフセ
ットベルト301表面に付着する。そして、加熱ブロッ
ク304の屈曲部の回りで転写紙1とオフセットベルト
301から分離する際に、オフセットベルト301表面
に付着したトナーが転写紙1から剥離し、これにより、
転写紙1からトナーが除去される。トナーが除去された
転写紙1は乾燥ユニット400で乾燥され、排紙ローラ
対503で紙受けユニット500の内蔵排紙トレイ50
5上に排出される。以上のトナー除去処理により、トナ
ーが付着した転写紙1に液を供給して転写紙1のトナー
との界面部に液を浸透させた状態でトナーを剥離させる
ので、紙繊維を傷めることなく、トナーを除去できる。
【0024】以上の構成のトナー除去装置においては、
液付与ユニット200、トナー剥離ユニット300、乾
燥ユニット400などから液体蒸気が発生し、この液体
蒸気が上方にある給紙ユニット100内の転写紙1に加
湿作用を及ぼす。このため、転写紙1が伸びて波打ち状
に変形して搬送不良を起こしたり、波打ち状の変形を生
じた転写紙1が装置内を搬送されていく工程で、該変形
が像保持体にしわとして固定されたりする恐れがある。
そこで、本実施例にかかるトナー除去装置は、上記液体
蒸気がその発生源の上方にある給紙ユニット100に及
ぶまでの間に、蒸気を遮断するための仕切り部材を設
け、該仕切り部材の上方にある給紙ユニット100内の
転写紙1に加湿作用を及ぼさないように構成したもので
ある。
【0025】図2(a)(b)は、本実施例に適用でき
る仕切り部材600である。この仕切り部材600は、
例えば、ステンレスなど防水性及び耐食性のある材質を
用い、防水性によって液体蒸気を遮断すると共に、耐食
性によって液体蒸気による錆びの発生を防止する。こ
の、仕切り部材600を図1に示すように、給紙ユニッ
ト100の下部に設ける。仕切り部材600の形状は、
給紙ユニット100の下部の凹凸即ち、給紙トレイの固
定のための接続ねじにより形成される凹凸及びローラの
駆動装置等により形成される凹凸などをカバーするため
に、中央が窪んだ形にしている。以上の構成の仕切り部
材600をトナー除去装置の前述の位置に設けることに
より、下方で発生した液体蒸気の上昇を仕切り部材60
0で食い止め、この上方にある転写紙1に加湿作用を及
ぼさないようにできる。また、仕切り部材600に用い
る例えばステンレスは耐熱性も有するので、仕切り部材
600下方のトナー剥離ユニット300、乾燥ユニット
400などに設けた加熱装置に起因する該仕切り部材6
00の加熱変形も防ぐことができる。
【0026】また、図3(a)(b)は、上記仕切り部
材の変形例である。この仕切り部材600aは、例えば
フエルト、スポンジなどの変形可能な断熱材602を、
アルミ箔などの薄肉化した防水性、耐食性の高い防水シ
ート601の上面に貼り付けることにより構成してい
る。この構成によれば、仕切り部材600aの上面の縁
に、接着部材として耐水性のある両面テープ603を貼
付し、該両面テープ603で仕切り部材600aと給紙
ユニット100の下部とを接着することにより、容易に
取り付けることができる。また、防水シート601に用
いる例えばアルミ箔などは防水性、耐食性と共に耐熱性
も兼ね備えているので、前記仕切り部材600と同様の
耐熱性による効果も得られる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、表面に像形成
物質が安定して付着している像保持体に、液体を付与す
る液付与手段を備えた像形成物質除去装置の、液体蒸気
の発生源となるユニットと該ユニットの上方に位置する
像保持体積載部との間に防水効果のある仕切り部材を設
け像保持体積載部に液体蒸気が進入しないようにするの
で、液体蒸気が存在することで像保持体積載部内の像保
持体が吸湿して起きる波打ち変形やしわ及び紙詰まり等
の発生を回避できる。
【0028】また、上記仕切り部材をフェルトやスポン
ジなどの変形可能な断熱材を、アルミ箔などの薄肉化し
た耐熱性及び耐食性の高い防水シートの上面に貼り付け
ることにより構成すれば、給紙ユニットの下部の凹凸に
合わせて仕切り部材を容易に変形させて取り付けること
ができ、省スペース化を図れるという効果がある。更
に、フェルトやスポンジ及びアルミ箔など使用する材質
の選択によっては、仕切り部材の低価格化及び、軽量化
が図れると共に、両面テープで接着することにより取り
付けが容易にできるという効果もある。また、仕切り部
材に断熱材を使用しているので該部材が断熱効果を有し
ているため、複数の加熱装置を使用する場合においては
熱が上方に逃げるのを防ぎ、熱エネルギー節約の効果が
ある。更に、本発明の仕切り部材を構成する防水シート
にアルミ箔などの熱反射効果をもつ材質を用いることに
より、省エネルギー化の効率を高めることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るトナー除去装置の概略構成を示す
正面図。
【図2】(a)は同仕切り部材の斜視図。(b)は同仕
切り部材の図2(a)におけるA12の断面図。
【図3】(a)は同仕切り部材の変形例に係る斜視図。
(b)は同仕切り部材の変形例に係る図3(a)におけ
るB12の断面図。
【符号の説明】
100 給紙ユニット 200 液付与ユニット 300 トナー剥離ユニット 400 乾燥ユニット 600 仕切り部材 600a 仕切り部材の変形例 601 防水シート 602 断熱材 603 両面テープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に像形成物質が安定して付着している
    像保持体に、液体を付与する液付与手段を備え、除去す
    べき像形成物質が安定して付着している像保持体の積載
    部又は、像形成物質が除去された像保持体の積載部を装
    置上部に設けた像保持体からの像形成物質除去装置にお
    いて、 該装置上部に設けた積載部と、該液付与手段などの液体
    蒸気の発生源となる装置部分との間に防水性の高い仕切
    り部材を設けたことを特徴とする像保持体からの像形性
    物質除去装置。
JP30975294A 1994-11-18 1994-11-18 像保持体からの像形成物質除去装置 Withdrawn JPH08146846A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11143312A (ja) * 1997-11-04 1999-05-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11143312A (ja) * 1997-11-04 1999-05-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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