JPH08146782A - 転写搬送装置 - Google Patents

転写搬送装置

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JPH08146782A
JPH08146782A JP6291747A JP29174794A JPH08146782A JP H08146782 A JPH08146782 A JP H08146782A JP 6291747 A JP6291747 A JP 6291747A JP 29174794 A JP29174794 A JP 29174794A JP H08146782 A JPH08146782 A JP H08146782A
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roller
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Koichi Ishii
宏一 石井
Satoshi Takano
聡 高野
Akio Kutsuwada
昭夫 轡田
Haruji Mizuishi
治司 水石
Noriyuki Itou
伯志 伊藤
Itaru Matsuda
格 松田
Yuko Harasawa
祐子 原沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、転写材の裏汚れを防止することを
目的とする。 【構成】 この発明は、転写手段25より転写材搬送方
向下流側で、かつ、定着装置47より転写材搬送方向上
流側に配置され転写材38の裏面側をクリーニングする
クリーニング部材51を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、ファクシミリ、
プリンタ等の画像形成装置に用いられる転写搬送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】複写機,ファクシミリ,プリンタなどの
画像形成装置においては、感光体ドラム等からなる像担
持体上にトナー像を形成し、このトナー像を転写装置に
より転写紙などの転写材に転写して転写材を像担持体か
ら分離し、この転写材上のトナー像を定着装置により定
着し、像担持体を転写材分離後にクリーニング装置でク
リーニングしている。転写材の両面に画像を形成する両
面モードでは転写材の表面に上述のようにトナー像を転
写して定着した後に転写材の裏面に同様にトナー像を転
写して定着している。
【0003】転写装置としては、コロナチャージャによ
り転写材の裏面側にコロナ放電を行って電荷を与えるこ
とにより像担持体上のトナー像を転写材に転写するコロ
ナ転写方式や、接触タイプの転写搬送装置などがある。
接触タイプの転写搬送装置は、転写手段として弾性体ベ
ルト上に低摩擦係数の材料をコーティングした転写搬送
ベルトなどが用いられ、例えば図7に示すようにその転
写搬送ベルト11はローラ12,13に張架されて回転
駆動される。転写時には、転写搬送ベルト11は、像担
持体14に接触させられ、給紙装置からの転写材、例え
ば転写紙15を担持して搬送する。この転写紙15は、
ローラ12の所で転写紙15の腰による曲率分離で分離
され、出口ガイド板などを経て定着装置へ送られる。そ
して、転写搬送ベルト11は、転写バイアスが印加され
て像担持体14上のトナー像を転写紙15に転写させる
とともに、転写紙15を搬送し、クリーニングブレード
16やクリーニングブラシなどのクリーニング部材を有
するクリーニング装置によりクリーニングされる。
【0004】接触タイプの転写搬送装置は、コロナ転写
方式に比べて、オゾンの発生量が少なく、電源電圧が少
なくて済み、装置の小型化及び低コスト化を計ることが
できるというメリットがある。また、転写手段として電
気抵抗が中抵抗である材料により形成された転写搬送ベ
ルトを有する転写搬送装置と、定着装置との間に、転写
材を搬送する中間搬送手段を設けた画像形成装置が提案
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した転写手段とし
て転写搬送ベルトを用いた転写搬送装置では、転写搬送
ベルトの成形時に伸びのある弾性体ベルトにどのように
して低摩擦係数の材料、すなわち、硬い材料をコーティ
ングするかが問題となる。低摩擦係数の材料は硬い程摩
擦係数が低くなって本来の性質を発揮するが、弾性体ベ
ルトに低摩擦係数の材料をコーティングすると、転写搬
送ベルトの張力が高くなって伸びなくなる。この状態の
転写搬送ベルトを無理に伸ばそうとすると、転写搬送ベ
ルト表面の被膜層に亀裂が入り、この亀裂部にトナーが
入り込んでしまってクリーニングブレードやクリーニン
グブラシなどでそのトナーを掻き取ることができず、転
写搬送ベルト表面のクリーニング不良が発生するという
問題がある。
【0006】反対に、低摩擦係数の材料として比較的軟
らかい材料を用いて弾性体ベルトにコーティングするこ
とで低摩擦係数の材料を弾性体ベルトに追従させるよう
にすると、転写搬送ベルトの張力がそれほど高くなら
ず、亀裂部の発生は抑えられるものの、転写搬送ベルト
表面の摩擦係数が高くなってトナーの離型性が良くなく
なり、やはり、転写搬送ベルトのクリーニング不良を招
いてしまうという問題がある。このような転写搬送ベル
トのクリーニング不良により転写搬送ベルト上に残留し
たトナーは次の転写材の裏面に付着し、この転写材が定
着装置を通ることにより転写材裏面のトナーが定着され
て裏汚れとなる。
【0007】また、像担持体上の各トナー像の間に地汚
れトナーが多数存在していた場合には、図7に示すよう
にその地汚れトナー17が転写搬送ベルト11に転写さ
れ、その地汚れトナー17の量によっては転写搬送ベル
ト上の地汚れトナーをクリーニング装置でクリーニング
しきれないもの18が出て次の転写紙15の裏面に地汚
れトナー17が付着し、この転写紙15が定着装置を通
ることにより転写紙15裏面のトナーが定着されて裏汚
れとなる。クリーニング装置はクリーニングブレード1
6の摩耗量によってもクリーニング性能が変わって転写
搬送ベルト15上の地汚れトナー17をクリーニングし
きれなくなり、この地汚れトナー17が次の転写紙15
の裏面に付着して転写紙15が定着装置を通ることによ
り転写紙15裏面のトナーが定着されて裏汚れとなる。
【0008】また、転写材の両面に画像を形成する両面
モードでは、上述のように裏汚れが転写紙15の裏面に
発生した場合、転写紙15の裏面に画像を形成する時の
地汚れトナーが転写紙15裏面の裏汚れと重なって転写
紙裏面の汚れが非常に目立ってしまうという問題があ
る。また、出口ガイド板などの搬送経路に堆積したトナ
ーが増えると、転写紙が出口ガイド板を通過するときに
搬送経路上のトナーが転写紙の裏面をこすって転写紙の
裏面に付着し、これが定着装置で定着されて裏汚れが生
ずる場合もある。
【0009】本発明は、上記問題点を改善し、転写材の
裏汚れを防止することができる転写搬送装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、中抵抗を含む抵抗値を有す
る誘電体により構成されて像担持体に接触され該像担持
体上のトナー像を転写材に転写して転写材を搬送する転
写手段と、この転写手段を回転駆動する駆動手段と、前
記転写手段に電荷を供給する電荷供給手段と、前記転写
手段に接触する除電手段とを有し、転写材上のトナーを
定着させる定着装置が転写材搬送方向下流側に配置され
た転写搬送装置において、前記転写手段より転写材搬送
方向下流側で、かつ、前記定着装置より転写材搬送方向
上流側に配置され転写材の裏面側をクリーニングするク
リーニング部材を備えたものである。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の転
写搬送装置において、前記クリーニング部材を2つ以上
有し、この2つ以上のクリーニング部材に極性の異なる
バイアスを印加するバイアス印加手段とを備えたもので
ある。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の転写搬送装置において、前記クリーニング部材を
毛ブラシ状にしたものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、クリーニング部材が
転写手段と定着装置との間で転写材の裏面側をクリーニ
ングする。請求項2記載の発明では、請求項1記載の転
写搬送装置において、バイアス印加手段から2つ以上の
クリーニング部材に極性の異なるバイアスが印加されて
2つ以上のクリーニング部材が転写材の裏面側をクリー
ニングする。請求項3記載の発明では、請求項1または
2記載の転写搬送装置において、毛ブラシ状のクリーニ
ング部材が転写材の裏面側をクリーニングする。
【0014】
【実施例】図2〜図4は本発明の第1実施例を示し、図
1はその一部を示す。この第1実施例は、請求項1記載
の発明の実施例であり、電子写真方式の複写機からなる
画像形成装置における転写搬送装置の例である。この第
1実施例の転写搬送装置21は、複写機本体22に対し
て着脱自在に支持された転写搬送ベルト装置23を有す
る。この転写搬送ベルト装置23は、感光体からなる像
担持体、例えば感光体ドラム24の下方に設置され、中
抵抗を含む抵抗値を有する誘電体により構成された転写
搬送ベルトからなる転写手段25と、この転写搬送ベル
ト25が張架されて転写搬送ベルト25を回転させる駆
動ローラ26及び従動ローラ27と、転写搬送ベルト2
5を感光体ドラム24に対して接離させる接離手段を構
成する接離レバー28及びDCソレノイド29と、転写
搬送ベルト25に転写バイアスを印加するバイアスロー
ラからなる接触電極30と、転写搬送ベルト25の電荷
を除去する接触板からなる除電手段31と、転写搬送ベ
ルト25をクリーニングするクリーニング装置32と、
転写紙からなる転写材の裏面をクリーニングするクリー
ニング装置33と、バイアスローラ30に転写バイアス
を印加する高圧電源34と、この高圧電源34を制御し
て転写バイアスを制御する制御手段としての転写制御板
35とを有する。
【0015】駆動ローラ26は、駆動モータと連結する
歯車26bを有し、駆動モータにより駆動されて転写搬
送ベルト25を感光体ドラム24とは逆の方向に回転さ
せる。したがって、駆動ローラ26及び駆動モータは転
写搬送ベルト25を回転駆動する駆動手段を構成する。
転写搬送ベルト25は、図5に示すように内側層25a
と表面層25bとの2層構造に構成され、JISK69
11に準拠した測定による電気抵抗としてはDC100
V印加時において、表面層25bの表面抵抗率が1×1
9Ω〜1×1012Ω、内側層25aの表面抵抗率が1
×107Ω〜1×109Ωに設定され、体積抵抗率が5×
108Ω・cm〜5×1010Ω・cmに設定されたもの
である。
【0016】駆動ローラ26及び従動ローラ27は図2
に示すように支持体36によって回転可能に支持されて
いる。この支持体36は駆動ローラ26及び従動ローラ
27のうち感光体ドラム24と転写搬送ベルト25との
ニップ部Bより転写紙搬送方向A下流側の駆動ローラ2
6の支持軸aを支点として揺動可能となっており、接離
レバー28はDCソレノイド29に連結されている。
【0017】DCソレノイド29が制御板37によりオ
ン/オフされることで接離レバー28が支持体36を介
して転写搬送ベルト25を図3に示すように感光体ドラ
ム24から離間させたり図4に示すように感光体ドラム
24に当接させたりする。通常はDCソレノイド29が
オフで接離レバー28が支持体36を介して転写搬送ベ
ルト25を感光体ドラム24から離間させている。
【0018】転写紙38は給紙装置からレジストローラ
からなる転写材搬送手段39へ給紙され、レジストロー
ラ39は転写紙38を感光体ドラム24上のトナー像と
先端を整合させて感光体ドラム24と転写搬送ベルト2
5との間に送出する。制御板37は、転写紙38の先端
が感光体ドラム24に接近すると、DCソレノイド29
をオンさせ、DCソレノイド29が接離レバー28を駆
動する。そして、接離レバー28が支持体36を駆動し
て転写搬送ベルト25を感光体ドラム24に圧接させ、
転写搬送ベルト25と感光体ドラム24との対向位置に
転写紙38を搬送できるニップ部Bが形成される。従動
ローラ27は図6に示すように軸方向における両端部2
7aがテーパ状に形成されて転写搬送ベルト25の片寄
りを防止するようになっている。
【0019】駆動ローラ26及び従動ローラ27は、金
属などにより構成された導電性ローラであり、電気的に
は他の導電部材と直接接続されていなくて電気的にフロ
ート状態となっている。駆動ローラ26は転写搬送ベル
ト25を駆動する際に転写搬送ベルト25に対するグリ
ップ力を高めるために、EPDMゴム、クロロプレーン
ゴム、あるいはシリコーンゴムなどの材質で構成されて
いる。バイアスローラ30は転写搬送ベルト25の移動
方向に対して従動ローラ27より下流側にて転写搬送ベ
ルト25の内側に接触している。このバイアスローラ3
0は感光体ドラム24上のトナーの帯電極性とは逆極性
の電圧が高圧電源34から印加される。接触板31は、
転写搬送ベルト25の転写紙搬送面でない下側の内面に
おける従動ローラ27近傍に配置され、ニップ部Bより
上流側において転写紙への電荷注入を抑える。また、接
触板31は、転写搬送ベルト25からアースに流れる帰
還電流を検出するためのものである。
【0020】この転写搬送装置21においては、レジス
トローラ39から転写紙38が送出されるのに合わせて
制御板37がDCソレノイド29を駆動してDCソレノ
イド29が接離レバー28を駆動し、接離レバー28が
支持体36を駆動して転写搬送ベルト25を感光体ドラ
ム24に圧接させることにより、転写搬送ベルト25と
感光体ドラム24との対向位置に転写紙38搬送方向へ
4〜8mm程度の幅を有するニップ部Bが形成される。
【0021】一方、感光体ドラム24は、周知のように
モータにより回転駆動されて帯電手段により−800V
に均一に帯電された後に露光手段による原稿画像の露光
で静電潜像が形成され、図8に示すように現像装置40
により静電潜像が現像剤で現像されてトナー像となる。
現像装置40は、現像バイアス電源から現像バイアス電
圧が印加され、感光体ドラム24に現像剤を与えて正帯
電のトナー41を静電的に吸着させることにより感光体
ドラム24上のトナー像を現像する。
【0022】次に、感光体ドラム24は転写前除電器4
2により除電されて表面電位が低下し、図8ではトナー
の帯電電荷の高さを丸印の大きさによって表わしてあ
る。転写搬送ベルト25は高圧電源34からバイアスロ
ーラ30を介して転写バイアスが印加されることによっ
て電荷が供給され、転写紙38がニップ部Bを通過する
ときに感光体ドラム24上のトナー像を転写紙38に転
写させるとともに、転写紙38を静電的に吸着して感光
体ドラム24から分離して搬送する。
【0023】この場合、転写バイアスは高圧電源34か
らバイアスローラ30に−1.5KV〜−1.6KVの
範囲で印加されるが、転写制御板35による定電流制御
で転写バイアスが可変設定される。すなわち、高圧電源
34から出力される電流をI1とし、転写搬送ベルト2
5から電極板31を介してアースに流れる帰還電流をI
2とすると、転写制御板35は帰還電流I2を検出して I1−I2=Iout が一定値になるように高圧電源34を制御してI1を制
御する。
【0024】これは、温度、湿度等の環境条件の変化や
転写搬送ベルト25の製造品質のバラツキにかかわら
ず、転写紙38上での表面電位Vpを安定させることに
よって転写効率の変化を無くすようにするためである。
つまり、転写搬送ベルト25及び転写紙38を通して感
光体ドラム24側に流れる電流をIoutと見立てること
によって、転写紙38上での表面抵抗Vpの低抵抗化あ
るいは高抵抗化による転写搬送ベルト25への電流の流
れ易さの変化が転写紙38の分離性能や転写性能に影響
してしまうのを防止するためである。本実施例では、I
outは転写紙搬送速度330mm/sec、バイアスロ
ーラ30の有効長310mmでIout=35μA±5μ
Aに設定した場合に良好な転写が行われた。上述のよう
にバイアスローラ30及び高圧電源34は転写搬送ベル
ト25に電荷を供給する電荷供給手段を構成する。
【0025】ところで、感光体ドラム24から転写紙3
8へトナー像が転写されると、転写紙38が帯電する。
従って、転写搬送ベルト25の真電荷と転写紙38側に
発生する分極電荷との関係により、転写紙38が転写搬
送ベルト25上に静電的に吸着されて感光体ドラム24
から分離される。そして、転写紙38の感光体ドラム2
4からの分離は感光体ドラム24の曲率分離を利用した
転写紙38自身の腰の強さによる感光体ドラム24から
の剥離動作で助長される。なお、感光体ドラム24から
分離できなかった転写紙38は分離爪43により感光体
ドラム24から分離される。
【0026】このような転写搬送ベルト25に静電的に
吸着している転写紙38と感光体ドラム24との分離
は、環境条件の変化により高湿度の場合に転写紙38に
電流が流れ易くなるので、うまくいかなくなる。そこ
で、転写搬送ベルト25の表面層25bの表面抵抗を若
干高めに設定しておくことによりニップ部Bでの転写紙
38への真電荷の移行を遅らせ、さらに、バイアスロー
ラ30をニップ部Bより転写紙搬送方向の下流側に位置
させている。これにより、転写搬送ベルト25から転写
紙38への真電荷の移行が遅れて転写紙38と感光体ド
ラム24との間での静電的な吸着関係が回避される。
【0027】この場合、真電荷の移行を遅らせるとは、
転写紙38が感光体ドラム24側のニップ部Bに至るま
では、それより上流側で転写紙38への真電荷移行が発
生しないことを意味している。このことから、転写紙3
8の感光体ドラム24への巻き付きが防止され、また、
感光体ドラム24からの転写紙38の分離不良が防止さ
れることになる。
【0028】また、転写搬送ベルト25も環境変化によ
る抵抗変化が少ないものを選択する方がよく、転写搬送
ベルト25の抵抗を制御する導電材料としてカーボン、
酸化亜鉛などを適量添加し、弾性体ベルトとしてゴムベ
ルトを用いた場合にはクロロプレーンゴム、EPDMゴ
ム、シリコーンゴム、エピクロルヒドリンゴムなどの吸
湿性が少なくて抵抗値が安定した材質を選択することが
望まれる。なお、転写搬送ベルト25から感光体ドラム
24側へ流れる電流Ioutの値は、一義的なものではな
く、転写紙搬送速度が遅い場合には減らすことができ、
反対に転写紙搬送速度が早い場合や転写前除電器42が
用いられない場合には増やすことになる。
【0029】ニップ部Bを通過した転写紙38は、転写
搬送ベルト25に静電吸着されていることにより、転写
搬送ベルト25の移動に合わせて搬送され、駆動ローラ
26の所で曲率分離が行われる。駆動ローラ26の直径
は16mm以下に設定され、上質45K紙(鋼度 横2
1cm3/100)の分離が可能であるという実験結果
が得られている。
【0030】また、転写紙38が転写搬送ベルト25か
ら分離されると、制御板37がDCソレノイド29の励
磁を解除してDCソレノイド29が接離レバー28の駆
動を解除し、支持板36が感光体ドラム24から離間し
て転写搬送ベルト25が感光体ドラム24から離間す
る。そして、転写搬送ベルト25は駆動ローラ26の下
側付近でクリーニング装置32により表面が清掃され
る。クリーニング装置32はクリーニングブレード44
を備えており、このクリーニングブレード44は転写搬
送ベルト25の表面を摺擦することにより、転写搬送ベ
ルト25上の感光体ドラム24から転移したトナーや、
感光体ドラム24から転写紙に転写されずに転写搬送ベ
ルト25の周辺に飛散してきたトナー、転写紙の紙粉を
掻き取る。
【0031】クリーニングブレード44によって摺擦さ
れる転写搬送ベルト25は、摺擦抵抗の増加による駆動
力の増大あるいはクリーニングブレード44のめくれ等
の現象を防止するために、摩擦係数の低いものとしてフ
ッ素系の樹脂材料、例えばポリフッ化ビニリデン、4フ
ッ化エチレンなどが表面に被覆されている。また、クリ
ーニングブレード44によって転写搬送ベルト25から
掻き取られたトナー、紙粉は回収スクリュー45によっ
て複写機本体22から図示しない廃トナー回収容器に回
収される。
【0032】転写搬送ベルト25から分離された転写紙
38は、転写搬送ベルト装置23の出口ガイド板からな
る案内部材46により案内されてクリーニング装置33
により裏面がクリーニングされ、定着装置47の入口ガ
イド板48により案内されて定着装置47の加熱ローラ
49とパッドローラ50との間に搬送される。加熱ロー
ラ49及びパッドローラ50は転写紙38上のトナーを
加熱及び加圧により定着させる。また、感光体ドラム2
4は転写紙分離後にクリーニング装置によりクリーニン
グされて次の複写動作に備える。
【0033】クリーニング装置33は、転写搬送ベルト
装置23の出口ガイド板46と定着装置47の入口ガイ
ド板48との間に配置されたクリーニング用バイアスロ
ーラからなるクリーニング部材51と、このクリーニン
グ用バイアスローラ51に感光体ドラム24上のトナー
の帯電極性とは逆極性(転写バイアスとは同極性)のク
リーニングバイアス電圧を印加するクリーニング用バイ
アス電源からなるバイアス印加手段52と、カウンタに
設置されてクリーニング用バイアスローラ51からトナ
ーを除去するクリーニングブレード53とを有する。ク
リーニング用バイアスローラ51は駆動手段により図示
矢印方向へ回転駆動される。
【0034】クリーニング用バイアスローラ51は、出
口ガイド板46からの転写紙38を入口ガイド板48へ
受渡し、転写紙の搬送をしやすくするという機能も有す
る。クリーニング用バイアス電源52は図9に示すよう
に高圧電源34からバイアスローラ30への転写バイア
ス印加タイミングより若干遅れたタイミングでクリーニ
ング用バイアスローラ51へクリーニングバイアス電圧
を印加する。このクリーニング用バイアス電源52から
クリーニング用バイアスローラ51へ印加するクリーニ
ングバイアス電圧の絶対値は、高圧電源34からバイア
スローラ30へ印加する転写バイアス電圧よりも小さ
く、かつ、転写紙38の表面のトナー像を乱さない程度
に設定される。
【0035】出口ガイド板46からの転写紙38は、ク
リーニング用バイアスローラ51上を通過することで、
裏面に付着したトナー54がクリーニング用バイアスロ
ーラ51により静電的にクリーニングされる。転写紙3
8からクリーニング用バイアスローラ51に付着したト
ナーは、クリーニングブレード53によりクリーニング
され、回収スクリュー45によって複写機本体22から
図示しない廃トナー回収容器に回収される。
【0036】この第1実施例では、中抵抗の誘電体によ
り構成されて像担持体24に接触され該像担持体24上
のトナー像を転写材38に転写して転写材38を搬送す
る転写手段25と、この転写手段25を回転駆動する駆
動手段26と、転写手段25に電荷を供給する電荷供給
手段30,34と、転写手段25に接触する除電手段3
1を有し、転写材38上のトナーを定着させる定着装置
47が転写材搬送方向下流側に配置された転写搬送装置
21において、転写手段25より転写材搬送方向下流側
で、かつ、定着装置47より転写材搬送方向上流側に配
置され転写材38の裏面側を静電的にクリーニングする
クリーニング用バイアスローラからなるクリーニング部
材51を備えたので、定着装置へ搬送される転写材の裏
汚れや地汚れを防止することができ、転写材の裏汚れを
防止することができる。特に、転写材38の裏面に静電
的に付着したトナーに対するクリーニング効果が大き
い。
【0037】図10は本発明の第2実施例を示す。この
第2実施例は請求項2記載の発明の実施例である。第2
実施例では、上記第1実施例において、クリーニング装
置33が図10に示すように構成される。すなわち、ク
リーニング装置33は、転写搬送ベルト装置23の出口
ガイド板46と定着装置47の入口ガイド板48との間
に一列に配置された2つのクリーニング用バイアスロー
ラからなるクリーニング部材511,512と、このク
リーニング用バイアスローラ511に感光体ドラム24
上のトナーの帯電極性とは逆極性(転写バイアスと同極
性)のクリーニングバイアス電圧を印加するクリーニン
グ用バイアス電源からなるバイアス印加手段521と、
クリーニング用バイアスローラ512に感光体ドラム2
4上のトナーの帯電極性と同極性のクリーニングバイア
ス電圧を印加するクリーニング用バイアス電源からなる
バイアス印加手段522と、カウンタに設置されてクリ
ーニング用バイアスローラ511,512からそれぞれ
トナーを除去するクリーニングブレード531,532
とを有する。クリーニング用バイアスローラ511,5
12は駆動手段により図示矢印方向へ回転駆動される。
【0038】クリーニング用バイアスローラ511,5
12は出口ガイド板46からの転写紙38を入口ガイド
板48へ受渡し、クリーニング用バイアス電源521,
522は図11に示すように高圧電源34からバイアス
ローラ30への転写バイアス印加タイミングより若干遅
れたタイミングでクリーニング用バイアスローラ51
1,512へクリーニングバイアス電圧を印加する。こ
のクリーニング用バイアス電源521,522からクリ
ーニング用バイアスローラ511,512へ印加するバ
イアス電圧の絶対値は、高圧電源34からバイアスロー
ラ30への転写バイアス電圧よりも小さく、かつ、転写
時に転写紙38の表面に形成されたトナー像を乱さない
とともに、2つのクリーニング用バイアスローラ51
1,512の電位差が転写時に転写紙38に形成された
トナー像を乱さない程度に設定される。
【0039】出口ガイド板46からの転写紙38は、ク
リーニング用バイアスローラ511上を通過すること
で、裏面に付着した正帯電のトナーがクリーニング用バ
イアスローラ511により静電的にクリーニングされ、
クリーニング用バイアスローラ512上を通過すること
で、裏面に付着した負帯電のトナーがクリーニング用バ
イアスローラ512により静電的にクリーニングされ
る。つまり、転写紙38裏面の正極性のトナーがクリー
ニング用バイアスローラ511により静電的にクリーニ
ングされ、転写紙38裏面の負極性のトナーがクリーニ
ング用バイアスローラ512により静電的にクリーニン
グされる。転写紙38からクリーニング用バイアスロー
ラ511,512に付着したトナーは、それぞれクリー
ニングブレード531,532によりクリーニングさ
れ、回収スクリュー45によって複写機本体22から図
示しない廃トナー回収容器に回収される。
【0040】なお、クリーニング用バイアス電源521
からクリーニング用バイアスローラ511に転写バイア
スと同極性のクリーニングバイアス電圧を印加してクリ
ーニング用バイアス電源522からクリーニング用バイ
アスローラ512に転写バイアスと逆極性のクリーニン
グバイアス電圧を印加したが、クリーニング用バイアス
電源521からクリーニング用バイアスローラ511に
転写バイアスと逆極性のクリーニングバイアス電圧を印
加してクリーニング用バイアス電源522からクリーニ
ング用バイアスローラ512に転写バイアスと同極性の
クリーニングバイアス電圧を印加するようにしてもよ
い。
【0041】感光体ドラム24上の地汚れトナー等が転
写搬送ベルト25に転写されてクリーニング装置32で
クリーニングできなかった場合、転写搬送ベルト25に
付着したトナーは転写バイアスが印加され続けているこ
とにより転写バイアスと同極性に帯電することもある。
本実施例では、転写バイアスが負極性であるため、転写
搬送ベルト25には負に帯電した逆帯電トナーが存在す
ることになる。つまり、転写搬送ベルト25には正帯電
トナーだけでなく極性が逆転した逆帯電トナーが存在す
る。
【0042】この転写搬送ベルト25上の正帯電トナー
及び逆帯電トナーは転写紙38の裏面に付着するが、ク
リーニング用バイアス電源521,522からクリーニ
ング用バイアスローラ511,512に転写バイアスと
同極性のクリーニングバイアス電圧及び転写バイアスと
逆極性のクリーニングバイアス電圧が印加されることに
より、転写紙38裏面の正帯電トナー及び逆帯電トナー
がクリーニング用バイアスローラ511,512により
両方共にクリーニングされる。
【0043】このように第2実施例では、クリーニング
用バイアス電源521,522からクリーニング用バイ
アスローラ511,512に極性の異なるクリーニング
バイアス電圧を印加してクリーニング用バイアスローラ
511,512により転写紙38の裏面をクリーニング
するので、転写紙38の裏面に正帯電トナー及び逆帯電
トナーが付着していてもこれらをクリーニングすること
ができる。なお、第2実施例では、2組のクリーニング
用バイアス電源521,522、クリーニング用バイア
スローラ511,512及びクリーニングブレード53
1,532を設けたが、3組以上のクリーニング用バイ
アス電源、クリーニング用バイアスローラ及びクリーニ
ングブレードを設けてクリーニング用バイアス電源から
クリーニング用バイアスローラへ転写バイアスと同極性
及び逆極性のクリーニングバイアス電圧を印加するよう
にしても同様な効果が得られる。
【0044】図12は本発明の第3実施例の一部を示
す。この第3実施例は、請求項3記載の発明の実施例で
あり、上記第2実施例において、クリーニング用バイア
スローラ511,512の代りに毛ブラシ状のクリーニ
ング用バイアスローラ513,514を用い、かつ、ク
リーニング用バイアスローラ513,514をクリーニ
ングするクリーニング部材としてクリーニングローラ5
33,534及びクリーニングブレード531,532
を用いたものである。クリーニングローラ533,53
4及びクリーニングブレード531,532は駆動手段
により図示矢印方向へ回転駆動される。
【0045】クリーニング用バイアスローラ513,5
14は、それぞれクリーニング用バイアス電源521,
522から極性の異なるクリーニングバイアス電圧が印
加され、出口ガイド板46から入口ガイド板48へ搬送
される転写紙38の裏面をクリーニングして転写紙38
裏面の正帯電トナー及び逆帯電トナーを除去する。クリ
ーニング用バイアスローラ513,514に付着したト
ナーはクリーニングローラ533,534によりクリー
ニングされる。そして、クリーニングローラ533,5
34上のトナーは、それぞれクリーニングブレード53
1,532によりクリーニングされ、回収スクリュー4
5によって複写機本体22から図示しない廃トナー回収
容器に回収される。
【0046】この第3実施例では、毛ブラシ状のクリー
ニング用バイアスローラ513,514を用いたので、
転写紙38の裏面に正帯電トナー及び逆帯電トナーが付
着していてもこれらをクリーニングすることができ、か
つ、転写紙38裏面上のクリーニング用バイアスローラ
511,512ではとりきれない微細なトナーを効果的
にクリーニングできる。さらに、毛ブラシ状のクリーニ
ング用バイアスローラ513,514と転写紙38との
接触面積が少なくなり、クリーニング用バイアスローラ
513,514に堆積した浮遊トナーの転写紙38への
付着を低減できる。
【0047】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、例えば上記第1実施例においてクリーニ
ング用バイアスローラ51を毛ブラシ状に形成してもよ
く、また、複写機以外のファクシミリやプリンタなどの
画像形成装置における転写搬送装置に適用することがで
きる。
【0048】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、中抵抗を含む抵抗値を有する誘電体により構成され
て像担持体に接触され該像担持体上のトナー像を転写材
に転写して転写材を搬送する転写手段と、この転写手段
を回転駆動する駆動手段と、前記転写手段に電荷を供給
する電荷供給手段と、前記転写手段に接触する除電手段
とを有し、転写材上のトナーを定着させる定着装置が転
写材搬送方向下流側に配置された転写搬送装置におい
て、前記転写手段より転写材搬送方向下流側で、かつ、
前記定着装置より転写材搬送方向上流側に配置され転写
材の裏面側をクリーニングするクリーニング部材を備え
たので、定着装置へ搬送される転写材の裏汚れや地汚れ
を防止することができ、転写材の裏汚れを防止すること
ができる。
【0049】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の転写搬送装置において、前記クリーニング部材を2
つ以上有し、この2つ以上のクリーニング部材に極性の
異なるバイアスを印加するバイアス印加手段とを備えた
ので、転写材の裏面に正帯電トナー及び逆帯電トナーが
付着していてもこれらをクリーニングすることができ
る。
【0050】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の転写搬送装置において、前記クリーニング
部材を毛ブラシ状にしたので、転写材裏面上の微細なト
ナーを効果的にクリーニングできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の一部を示す断面図であ
る。
【図2】同第1実施例を示す斜視図である。
【図3】同第1実施例の非通紙状態を示す概略図であ
る。
【図4】同第1実施例の通紙状態を示す概略図である。
【図5】同第1実施例の転写搬送ベルトの一部を示す断
面図である。
【図6】同第1実施例の一部を示す平面図である。
【図7】従来の転写搬送装置を示す概略図である。
【図8】上記第1実施例の一部を示す概略図である。
【図9】上記第1実施例の動作タイミングを示すタイミ
ング図である。
【図10】本発明の第2実施例の一部を示す断面図であ
る。
【図11】同第2実施例の動作タイミングを示すタイミ
ング図である。
【図12】本発明の第3実施例の一部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
21 転写搬送装置 23 転写搬送ベルト装置 24 感光体ドラム 25 転写搬送ベルト 26 駆動ローラ 27 従動ローラ 28 接離レバー 30 バイアスローラ 31 接触板 32,33 クリーニング装置 34 高圧電源 35 転写制御板 47 定着装置 51,511〜514 クリーニング用バイアスロ
ーラ 52,521,522 クリーニング用バイアス電
源 53,531,532 クリーニングブレード 533,534 クリーニングローラ
フロントページの続き (72)発明者 水石 治司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 伊藤 伯志 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 松田 格 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 原沢 祐子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中抵抗を含む抵抗値を有する誘電体により
    構成されて像担持体に接触され該像担持体上のトナー像
    を転写材に転写して転写材を搬送する転写手段と、この
    転写手段を回転駆動する駆動手段と、前記転写手段に電
    荷を供給する電荷供給手段と、前記転写手段に接触する
    除電手段とを有し、転写材上のトナーを定着させる定着
    装置が転写材搬送方向下流側に配置された転写搬送装置
    において、前記転写手段より転写材搬送方向下流側で、
    かつ、前記定着装置より転写材搬送方向上流側に配置さ
    れ転写材の裏面側をクリーニングするクリーニング部材
    を備えたことを特徴とする転写搬送装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の転写搬送装置において、前
    記クリーニング部材を2つ以上有し、この2つ以上のク
    リーニング部材に極性の異なるバイアスを印加するバイ
    アス印加手段を備えたことを特徴とする転写搬送装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の転写搬送装置にお
    いて、前記クリーニング部材を毛ブラシ状にしたことを
    特徴とする転写搬送装置。
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