JPH08146306A - 内視鏡湾曲管とその製造方法 - Google Patents

内視鏡湾曲管とその製造方法

Info

Publication number
JPH08146306A
JPH08146306A JP6284667A JP28466794A JPH08146306A JP H08146306 A JPH08146306 A JP H08146306A JP 6284667 A JP6284667 A JP 6284667A JP 28466794 A JP28466794 A JP 28466794A JP H08146306 A JPH08146306 A JP H08146306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node ring
wire receiver
wire
endoscope
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6284667A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3645597B2 (ja
Inventor
Yoshiteru Ito
義晃 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP28466794A priority Critical patent/JP3645597B2/ja
Publication of JPH08146306A publication Critical patent/JPH08146306A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3645597B2 publication Critical patent/JP3645597B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価でかつ節輪に対して位置決めが容易にで
きるワイヤ受けを使用するとともに、節輪とワイヤ受け
を強固に固着する 【構成】 円筒形状のワイヤ受け1と節輪2とを固着す
る際、節輪の外周面側からレーザ光を照射することによ
り、ワイヤ受け1の外周面と節輪2の内周面間のノッチ
に余盛部7を形成させてワイヤ受け1を節輪2に固着す
る。 【効果】 円筒形状のワイヤ受け1は安価に製作できる
とともに、節輪2に対して容易に位置決めできる。ま
た、ノッチに余盛部7を形成することで、節輪2とワイ
ヤ受け1が強固に接合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡の先端部に設け
た湾曲部に内装される、複数の節輪を回動自在に連結し
てなる内視鏡湾曲管とその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】内視鏡湾曲管を構成する節輪の内周面に
は、内視鏡の湾曲部を湾曲操作するための操作ワイヤを
挿通するワイヤ受けが設けられており、従来、特開昭6
0−102607号公報および特開平5−3852号公
報に開示されている。
【0003】特開昭60−102607号公報にあって
は、図8の節輪の断面図に示すように、節輪2の内周面
に、その内周方向におけるワイヤ受け1の規定位置に円
筒形状のワイヤ受け1を固定した後、ワイヤ受け1と節
輪2の内周面の接触部位にレーザ光を照射し、図9の節
輪2の正面図に示すように、ワイヤ受け1を節輪2の内
周面に一体的に固着してある。そして、内視鏡湾曲管
は、ワイヤ受け1を接合した節輪2同士を、節輪2に設
けた連結部3の穴3aと他の節輪2の連結部4の穴4b
とを位置合わせしつつ両穴3a,4aに連結具を挿入し
て連結することにより、連結具を中心として相対的に回
動可能なように構成されている。そして、ワイヤ受け1
の穴部1aに操作ワイヤを挿通して組立て、この操作ワ
イヤを内視鏡の操作部で操作して所望の湾曲操作を行う
ようになっている。
【0004】上記したように、ワイヤ受け1と節輪2の
接触部位にレーザ光を照射すると、図10に示すよう
に、節輪2の外周面から入ったレーザ光がワイヤ受け1
の節輪2内周面と接している部位を溶融した後、溶融部
5が一体的に凝固して、ワイヤ受け1と節輪2とが一体
的に固着される。
【0005】特開平5−3852号公報にあっては、図
11に示すように、節輪2の内周面に接合するワイヤ受
け15は、ほぼ半円筒状をした薄肉の操作ワイヤ挿通部
15aと操作ワイヤ挿通部15aに一体形成した一対の
足部15bとからなり、足部15bの厚さは操作ワイヤ
挿通部15aの厚さよりも大きく形成されている。そし
て、一対の足部15bの端面をそれぞれ節輪2の内周面
の規定位置に接触させて、ワイヤ受け15を配置した
後、レーザ光を接触部位に照射して節輪2の内周面にワ
イヤ受け15を接合している。
【0006】足部15bと節輪2の接触部位に、節輪2
の外周面から入ったレーザ光が足部15bを溶融するよ
うにレーザ出力を調整してレーザ光を照射すると、足部
15bが操作ワイヤ挿通部15aと比較して厚いため操
作ワイヤ挿通部15aに熱影響を与えることなく、溶融
部5によりワイヤ受け15と節輪2とが一体的に固着さ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開昭6
0−102607号公報にあっては、ワイヤ受け1と節
輪2の接触部位が線であるため、溶接部5の強度が不十
分であるという問題があった。また、溶接部5の強度を
向上させるために接触部位に照射するレーザ光のスポッ
ト径を大きくする手段が考えられるが、スポット径を大
きくすると、図12に示すように、ワイヤ受け1取付側
の節輪2の端面に切り欠き16が発生し、湾曲管を覆う
ブレードを傷つける恐れがあった。
【0008】また、特開平5−3852号公報にあって
は、ワイヤ受け15と節輪2とを一体的にレーザ等によ
り溶着する際に、ワイヤ受け15に生じる溶融部5と溶
融していない部分との境界が位置する断面積が、ワイヤ
受け15の操作ワイヤ挿通部15aの断面積より大きく
なる形状をもつワイヤ受け15を用いると、ワイヤ受け
15の形状が点対称でないため、ワイヤ受け15を節輪
2の内周面に固定する際の位置決めに高い精度が要求さ
れたり、ワイヤ受け15を製作する際の加工コストが割
高であったりした。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたもので、請求項1〜4は、レーザ光を照射して
ワイヤ受けを節輪の内周面に固着する際に、安価でかつ
節輪に対して位置決めが容易にできるワイヤ受けを使用
し、節輪の端面に切り欠きを発生させない強固な溶接部
を有する内視鏡湾曲管とその製造方法を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、内視鏡の湾曲部に内装される節
輪の内周面にワイヤ受けを一体的に固着してなる内視鏡
湾曲管において、前記節輪と前記ワイヤ受けの溶接部に
余盛部を形成してなる節輪を用いて構成した。
【0011】請求項2の発明は、内視鏡の湾曲部に内装
される節輪の内周面にワイヤ受けをレーザにより一体的
に固着してなる内視鏡湾曲管の製造方法において、前記
ワイヤ受けと前記節輪とを固着する際、節輪にレーザ光
を照射することにより、節輪とワイヤ受けの溶接部に余
盛部を形成させてワイヤ受けを節輪に固着するようにし
た。
【0012】請求項3の発明は、前記レーザ光を節輪と
ワイヤ受けとの接触部位だけではなく、接触部位の周囲
にも照射するようにした。
【0013】請求項4の発明は、前記レーザ光を所望の
形状に成形して照射するようにした。
【0014】
【作用】請求項1,2にあっては、余盛部が節輪の内周
面とワイヤ受けの外周面との隙間にできるノッチを無く
し、節輪とワイヤ受けとを強固に接合する。
【0015】請求項3にあっては、節輪の外周側からワ
イヤ受けと節輪の内周面の接触部位だけでなく、接触部
周辺の接触していない部位にもレーザ光を照射すること
により、溶けた節輪の一部がワイヤ受けの外周面と節輪
の内周面との隙間にできるノッチに入り込んで固まるこ
とでノッチを無くし、余盛部が形成される。
【0016】請求項4にあっては、ワイヤ受けを節輪に
固着する位置に応じて照射するレーザ光の形状を任意に
選択でき、節輪に切り欠きを発生させずにワイヤ受けを
接合できる。
【0017】
【実施例1】図1〜図4に本発明の実施例1を示す。図
1はワイヤ受けを2つ取り付けた節輪を示す正面図、図
2(a)はワイヤ受けと節輪の溶接後の溶接部を示す部
分拡大正面図、図2(b)はワイヤ受けと節輪の溶接前
の溶接部を示す部分拡大正面図、図3はワイヤ受けを2
つ取り付けた節輪を示す中央縦断面図、図4は節輪とワ
イヤ受けにレーザ光を照射する際のレーザ光照射位置を
示す概略図であり、以下、図1〜図4を用いて実施例1
を説明する。
【0018】節輪2は、円筒形状からなる短管部の両端
面に各節輪2同士を接続する一対の連結部3,4が短管
の軸方向に沿ってそれぞれ突設されて構成されている。
節輪2の1端面に設けた一対の連結部3は周方向に18
0°の間隔をおいて配置されるとともに、節輪2の外周
径よりも外側に形成されている。一方、他端面の一対の
連結部4は周方向に180°の間隔でかつ上記一対の連
結部3に対し90°ずれた位置に配置されるとともに、
節輪2の外周径よりも内側に形成されている。各連結部
3,4にはリベット等の連結具を挿入するための穴3
a,4aが形成されており、連結部3の穴3aと連結部
4の穴4aを合わせ、各穴3a,4aに連結具を挿入し
て節輪2同士を連結することで、内視鏡湾曲管を構成す
る複数の節輪2同士が回動可能に連結される。
【0019】ワイヤ受け1は薄肉円筒形状に形成され、
その内径は内視鏡の湾曲部を湾曲動作させるための操作
ワイヤが挿通可能な大きさに形成されている。このワイ
ヤ受け1は、その外周面が節輪2の内周面に接合されて
節輪2に固着される。図1および図3では、1個の節輪
2に固着するワイヤ受け1の数が2個の場合を示してい
るが、1個の節輪2に1個または3個以上のワイヤ受け
1を固着してもよい。
【0020】ワイヤ受け1と節輪2を接合する場合は、
ワイヤ受け1の外周面と節輪2の内周面を当接させ、例
えば節輪2に対してワイヤ受け1を図1に示す位置関係
で動かないように、図示を省略した治具を用いて固定し
た後、ワイヤ受け1と節輪2内周面の接触部位および該
接触部位周辺の接触していない部位にレーザ光を節輪2
の外周側から照射して、ワイヤ受け1と節輪2を固着す
る。このとき、レーザ光の照射は3点とし、1点は接触
部位の中央、他の2点は中央から左右に0.3〜0.6
mmずつずらした位置に行う。
【0021】本実施例によれば、図2(a)に示すよう
に、節輪2の外周側からワイヤ受け1と節輪2の接触部
位および該接触部位周辺の接触していない部位にレーザ
光を照射すると、溶接部5の溶接に加えて、溶けた節輪
2の一部がワイヤ受け1の外周面と節輪2の内周面の隙
間にできるノッチ6(図2(b)参照)に入り込んでノ
ッチ6を無くし、余盛部7を形成した状態で再び溶融部
分が凝固する。ワイヤ受け1と節輪2の接合部に余盛部
7が形成されると、ワイヤ受け1と節輪2の溶接部5が
大きくなり、ワイヤ受け1が軸方向または接線方向に力
を受けた際に、溶接部5に生じる応力が分散されて溶接
部強度が向上される。
【0022】例えば、肉厚0.4mm、外周径11.6
mmの節輪2と、外径1.9mm、内径1.0mm、幅
1.0mmのワイヤ受け1との接合を、YAGレーザ光
を用いて行った場合、レーザ条件を出力10〜12J、
パルス幅6〜12msecとし、図4に示すように、溶
接点数を3点とし、1点は節輪2とワイヤ受け1との接
触部位中央、他の2点は接触部位中央から左右に0.5
mmずつずらしてレーザ光を照射して溶接すると、ワイ
ヤ受け1に対する軸方向の引張強度は16〜20kgf
程度が得られた。
【0023】したがって、本実施例によれば、節輪2と
ワイヤ受け1の接合部に余盛部7を形成して節輪2とワ
イヤ受け1を固着すると、従来技術と比較して溶接強度
を確実に向上させることができる。
【0024】
【実施例2】図5〜図7に本発明の実施例2を示す。図
5は節輪の外周面に照射するレーザ光の形状を成形する
方法を示す概念図、図6は節輪に照射するレーザ光の形
状を示す説明図、図7は節輪に取り付けるワイヤ受けの
取付位置を示す断面説明図で以下、図5〜図7を用いて
実施例2を説明する。
【0025】本実施例は、節輪2の外周面に照射するレ
ーザ光の形状を成形して節輪2とワイヤ受け1を溶接す
るもので、アウトプットハウジング8と節輪2の外周面
の間に長方形の孔9aを有するマスク9を配置し、アウ
トプットハウジング8から節輪2の外周面に照射される
レーザ光10がマスク9の孔9aを通過することで、レ
ーザ光が所望する形状に成形されるようになっている。
アウトプットハウジング8はレーザ光10を照射するた
めの装置で、図示を省略したレーザ装置本体とファイバ
11によってつながれている。
【0026】実施例1と同様に、ワイヤ受け1と節輪2
とを図示を省略した治具を用いて規定の位置に固定し、
アウトプットハウジング8からレーザ光10を照射する
と、マスク9の孔9aを通過したレーザ光10は孔9a
の形状に成形され、ワイヤ受け1を固定した節輪2の外
周面に照射される。このとき、出力を高くし、節輪2の
円周方向溶接幅12をワイヤ受け1の長さより大きくな
るようにマスク9の孔9aにより成形したレーザ光10
を節輪2の外周面に照射すると、溶接部5の溶接に加え
て、ワイヤ受け1と節輪2の接触部位の周辺にレーザ光
による熱が伝わり、溶けた節輪2の一部がノッチ6(図
2(b)参照)に入り込んでノッチ6を無くし、溶接部
5に余盛部7(図2(a)参照)を形成した状態で溶融
部分が凝固する。このように、本実施例では、実施例1
と異なり、レーザ光10の照射点数を1点で済ますこと
ができる。
【0027】内視鏡の湾曲部を構成する内視鏡湾曲管に
は様々な種類があるが、これらは一つ一つ湾曲部の湾曲
動作の可動域が異なっている。この湾曲部の可動域はワ
イヤ取付位置、すなわち節輪2の回動中心となる連結部
4の穴4a中心とワイヤ受け1の端面との距離(以下、
ワイヤ取付距離という)14によって決定されるので、
品種が異なるとワイヤ受け取付距離14がそれぞれ異な
る。そのため、ワイヤ受け1を節輪2の端面に近付いた
位置に固着する必要があるときには、図12に示すよう
に、節輪2の端面に切り欠き16が発生する場合がある
が、本実施例では、ワイヤ受け1が節輪2の端面に近付
いた場合でも、マスク9の孔9aによって節輪2の外周
面に照射するレーザ光10を成形し、節輪2の軸方向溶
接幅13を小さくし、円周方向溶接幅12を大きくすれ
ば、ワイヤ受け1に対するレーザ光10の溶け込み深さ
が深くなって溶接部5の強度が向上され、かつレーザ光
10によって節輪2の端面に切り欠き16を発生させる
ことがなくなる。
【0028】上記マスク9の孔9aの形状は、任意に設
定することができ、製品によって最適な形状を選択する
ことができる。すなわち、本実施例では、マスク9によ
りレーザ光10を成形して、節輪2の円周方向溶接幅1
2を大きくし軸方向溶接幅13を小さくした場合を例示
したが、円周方向溶接幅12と軸方向溶接幅13の両方
を小さくし、レーザ光10のエネルギ密度を一定にして
ワイヤ受け1と節輪2を固着してもよい。この場合、実
施例1と同様に、レーザ照射点数を複数点にして余盛部
7を形成することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜4の発
明によれば、ワイヤ受けの形状が点対称であるので、加
工コストが安く原価低減を図ることができる。また、節
輪に対するワイヤ受け1の高精度な組付精度が必要でな
いため、組立工程におけるタクトタイムを短縮すること
ができる。さらに、溶接部に余盛部を形成して節輪とワ
イヤ受けを固着したので、溶接部強度が向上され、内視
鏡を操作中に溶接部が破壊する危険性を減少させること
ができる。そして、余盛部を形成してワイヤ受けと節輪
を固着することにより、レーザ光のスポット径を大きく
して節輪とワイヤ受けとの溶接部の強度を向上させる必
要がなくなる、このため、レーザ光のスポット径を大き
くした際に節輪の端面に生じ易い切り欠きの発生がなく
なるので、切り欠きによって湾曲管を覆うブレードを破
損させることが無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のワイヤ受けを2個取付けた
節輪を示す正面図である。
【図2】本発明の実施例1におけるワイヤ受けと節輪の
溶接部を示し、図2(a)は溶接後の溶接部を示す部分
拡大正面図、図2(b)は溶接前の溶接部を示す部分拡
大図である。
【図3】本発明の実施例1のワイヤ受けを2個取付けた
節輪を示す中央縦断面図である。
【図4】本発明の実施例1の節輪とワイヤ受けを固着す
る際のレーザ光を照射する位置を示す概略図である。
【図5】本発明の実施例2の節輪の外周面に照射するレ
ーザ光の形状を成形する方法を示す説明図である。
【図6】本発明の実施例2の節輪の外周面に照射するレ
ーザ光の形状を示す説明図である。
【図7】本発明の実施例2のワイヤ取付位置を示す断面
説明図である。
【図8】従来技術の節輪を示す中央縦断面図である。
【図9】従来技術の節輪を示す正面図である。
【図10】従来技術のワイヤ受けと節輪の溶接部を示す
部分拡大図である。
【図11】従来技術のワイヤ受けと節輪の溶接部を示す
部分拡大図である。
【図12】ワイヤ受けと節輪の溶接時に発生する切り欠
きを示す説明図である。
【符号の説明】
1 ワイヤ受け 1a ワイヤ受けの穴部 2 節輪 5 溶接部 7 余盛部 8 アウトプットハウジング 9 マスク 9a 孔 10 レーザ光

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の湾曲部に内装される節輪の内周
    面にワイヤ受けを一体的に固着してなる内視鏡湾曲管に
    おいて、前記節輪と前記ワイヤ受けの溶接部に余盛部を
    形成してなる節輪を用いたことを特徴とする内視鏡湾曲
    管。
  2. 【請求項2】 内視鏡の湾曲部に内装される節輪の内周
    面にワイヤ受けをレーザにより一体的に固着してなる内
    視鏡湾曲管の製造方法において、前記ワイヤ受けと前記
    節輪とを固着する際、節輪にレーザ光を照射することに
    より、節輪とワイヤ受けの溶接部に余盛部を形成させて
    ワイヤ受けを節輪に固着することを特徴とする内視鏡湾
    曲管の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記レーザ光は節輪とワイヤ受けとの接
    触部位だけではなく、接触部位の周囲にも照射すること
    を特徴とする請求項2記載の内視鏡湾曲管の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記レーザ光は所望の形状に成形して照
    射することを特徴とする請求項2記載の内視鏡湾曲管の
    製造方法。
JP28466794A 1994-11-18 1994-11-18 内視鏡湾曲管とその製造方法 Expired - Fee Related JP3645597B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28466794A JP3645597B2 (ja) 1994-11-18 1994-11-18 内視鏡湾曲管とその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28466794A JP3645597B2 (ja) 1994-11-18 1994-11-18 内視鏡湾曲管とその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08146306A true JPH08146306A (ja) 1996-06-07
JP3645597B2 JP3645597B2 (ja) 2005-05-11

Family

ID=17681426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28466794A Expired - Fee Related JP3645597B2 (ja) 1994-11-18 1994-11-18 内視鏡湾曲管とその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3645597B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6717092B2 (en) 2000-08-11 2004-04-06 Pentax Corporation Method of manufacturing treatment instrument of endoscope
WO2018128026A1 (ja) * 2017-01-05 2018-07-12 オリンパス株式会社 ワイヤの固定方法およびワイヤの固定構造
CN110300638A (zh) * 2017-04-04 2019-10-01 奥林巴斯株式会社 筒状部件的焊接构造以及弯曲装置
JP2020110350A (ja) * 2019-01-11 2020-07-27 オリンパス株式会社 湾曲管のワイヤ受けの溶接方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6717092B2 (en) 2000-08-11 2004-04-06 Pentax Corporation Method of manufacturing treatment instrument of endoscope
WO2018128026A1 (ja) * 2017-01-05 2018-07-12 オリンパス株式会社 ワイヤの固定方法およびワイヤの固定構造
CN110300638A (zh) * 2017-04-04 2019-10-01 奥林巴斯株式会社 筒状部件的焊接构造以及弯曲装置
US11540705B2 (en) 2017-04-04 2023-01-03 Olympus Corporation Welded structure of tubular member and bending device
JP2020110350A (ja) * 2019-01-11 2020-07-27 オリンパス株式会社 湾曲管のワイヤ受けの溶接方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3645597B2 (ja) 2005-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0365180B1 (en) Method for welding relatively small parts
EP1543914A1 (en) Laser welding method
JP2010207850A (ja) 溶接接合部材及び溶接接合方法
JPH08146306A (ja) 内視鏡湾曲管とその製造方法
JPS59189092A (ja) パイプとフランジのレ−ザ溶接方法
JPH053852A (ja) 内視鏡用湾曲管
JP6225037B2 (ja) 管の製造方法及び管
JPH06323454A (ja) 造形ワークピース製造方法及び装置並びに造形ワークピース
JP3891695B2 (ja) 棒状部材の接合方法
JPS59107786A (ja) 細線の接合方法
JP2010105037A (ja) 中空接合体及びその製造方法並びに接合装置
JPH0947887A (ja) 筒形巻き金具の製造方法
JP2750156B2 (ja) 薄肉プラスチック管の超音波溶着方法
JP3625917B2 (ja) 線状溶接部品
JPH0274231A (ja) 内視鏡用弯曲管
JPH0664240B2 (ja) 内視鏡用湾曲管とその製造方法
JP3798052B2 (ja) 光ファイバの出射端の構造および光ファイバの出射端の形成方法
JPH0757224B2 (ja) 手術用アイレス縫合針の製造方法及びそのアイレス縫合針
JPS6060497A (ja) 二重管板形熱交換器の気密性確保方法
JP2825061B2 (ja) 光デバイスの溶接構造
JPH085934A (ja) スコープ首振部及びその製造方法
JPH02195931A (ja) 内視鏡用アングルリングの形成方法
JP2831477B2 (ja) 高エネルギー密度ビーム溶接法
JPS6141671B2 (ja)
JP2001221007A (ja) ノズルダイアフラムの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040720

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050204

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees