JPH085934A - スコープ首振部及びその製造方法 - Google Patents

スコープ首振部及びその製造方法

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JPH085934A
JPH085934A JP6164704A JP16470494A JPH085934A JP H085934 A JPH085934 A JP H085934A JP 6164704 A JP6164704 A JP 6164704A JP 16470494 A JP16470494 A JP 16470494A JP H085934 A JPH085934 A JP H085934A
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JP
Japan
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spiral tube
tube
peripheral surface
scope
core
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JP6164704A
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English (en)
Inventor
Yasunori Makishi
康典 真喜志
Atsushi Uchiumi
厚 内海
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きな応力に対しても柔軟に対応することが
できると共に、首振用ワイヤが、アウターチューブに摺
接したり、内部のイメージガイド等を傷付けたりするこ
とのないスコープ首振部の提供、及びそのスコープ首振
部を簡単にかつ確実に製造することができるスコープ首
振部製造方法の提供を目的とする。 【構成】 スパイラルチューブ1に、小径の金属チュー
ブ15と、金属チューブ15をスパイラルチューブ1の内周
面1aへ押圧する中子16と、を挿入する。スパイラルチ
ューブ1の外周面1b側からレーザー光を照射してレー
ザー溶接を行なう。中子16を、金属チューブ15が接合さ
れたスパイラルチューブ1から引き抜く。金属チューブ
15のうち、スパイラルチューブ1の隙間19に対応する部
位20を切断・除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスコープ首振部及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスコープ首振部には、帯状体を螺
旋状に巻設してなる弯曲変形可能なスパイラルチューブ
を使用したものがあった。
【0003】即ち、このスコープ首振部のスパイラルチ
ューブの外周面に、長手方向に沿った凹溝を形成し、こ
の凹溝に首振用ワイヤを嵌合させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
のスコープ首振部では、凹溝に嵌合させる首振用ワイヤ
が、このスパイラルチューブを被覆するアウターチュー
ブに摺接し、該アウターチューブが傷む虞れがあった。
【0005】また、スパイラルチューブに凹溝を形成す
ることは極めて面倒であり、さらに、首振用ワイヤを長
手方向に沿って配設される凹溝に嵌合させるも面倒な作
業であった。
【0006】そこで、本発明では、小径でかつ強度的に
も優れたスコープ首振部の提供を一の目的とし、簡単に
小径でかつ強度的にも優れたスコープ首振部を製造する
ことができるスコープ首振部製造方法の提供を他の目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の一の目的を達成す
るために、本発明に係るスコープ首振部は、帯状体を螺
旋状に巻設してなる弯曲変形可能なスパイラルチューブ
と、該スパイラルチューブの帯状体の幅寸法と略等しい
短寸法であって該スパイラルチューブの軸心と平行な所
定数の一直線上に配設されて該スパイラルチューブの内
周面にレーザー溶接にて接合される複数のワイヤ挿通用
短筒体と、一直線上に配設された複数の該ワイヤ挿通用
短筒体に挿通される首振用ワイヤと、を備えたものであ
る。
【0008】また、本発明に係るスコープ首振部製造方
法は、帯状体を螺旋状に巻設してなる弯曲変形可能なス
パイラルチューブと、該スパイラルチューブの帯状体の
幅寸法と略等しい短寸法であって該スパイラルチューブ
の軸心と平行な所定数の一直線上に配設されて該スパイ
ラルチューブの内周面にレーザー溶接にて接合される複
数のワイヤ挿通用短筒体と、を備えたスコープ首振部を
製造する製造方法であって、スパイラルチューブに、小
径の金属チューブと、該金属チューブを該スパイラルチ
ューブの内周面へ押圧する中子と、を挿入し、その後、
該スパイラルチューブの外周面側からレーザー光を照射
してレーザー溶接を行ない、次に、上記中子を、上記金
属チューブが接合されたスパイラルチューブから引き抜
いた後、該金属チューブのうち、該スパイラルチューブ
の隙間に対応する部位を切断・除去するものである。
【0009】この場合、外周面に長手方向凹溝を有する
中子を用いて、金属チューブを該中子の長手方向凹溝に
嵌込んでスパイラルチューブの内周面へ押圧するも好ま
しい。
【0010】
【作用】首振用ワイヤは、スパイラルチューブの内周面
に接合されるワイヤ挿通用短筒体に挿通されるので、首
振操作における首振用ワイヤの前後動の際に、該ワイヤ
が、スパイラルチューブを被覆するアウターチューブに
摺接しない。
【0011】また、首振用ワイヤはスパイラルチューブ
の内部側へ移動しないので、このスパイラルチューブ内
に挿入されるイメージガイドやライトガイドが該ワイヤ
にて干渉を受けない。
【0012】しかして、スパイラルチューブに、金属チ
ューブと中子とを挿入して、スパイラルチューブの外周
面側からレーザー光を照射すれば、(金属チューブは中
子にてスパイラルチューブの内周面へ押圧されているの
で、)金属チューブがスパイラルチューブの内周面へ押
付けられた状態でレーザー光を照射することになり、金
属チューブとスパイラルチューブとは確実にレーザー溶
接にて接合される。
【0013】また、中子はレーザー光照射によるレーザ
ー溶接ではスパイラルチューブに接合されないので、該
中子のみをスパイラルチューブから簡単に引き抜くこと
ができる。そして、金属チューブのうち、スパイラルチ
ューブの隙間に対応する部位を切断・除去すれば、内周
面に長手方向に沿って複数のワイヤ挿通用短筒体が接合
されたスパイラルチューブを形成することができる。即
ち、このスパイラルチューブのワイヤ挿通用短筒体に首
振用ワイヤを挿通することができ、スコープ首振構造部
を形成することができる。
【0014】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
【0015】図6は本発明に係るスコープ首振部を示
し、この首振部は、弯曲変形可能なスパイラルチューブ
1と、該スパイラルチューブ1の内周面1aにレーザー
溶接にて接合される複数のワイヤ挿通用短筒体2…と、
複数のワイヤ挿通用短筒体2…に挿通される首振用ワイ
ヤ3,3と、を備える。
【0016】スパイラルチューブ1は、ステンレス等の
金属製の帯状体を螺旋状に巻設したものであり、その先
端部4が先端部材5に取付けられ、その基端部6が支点
部材7に取付けられる。また、アウターチューブ8に
て、先端部材5、スパイラルチューブ1、及び支点部材
7が被覆されている。
【0017】しかして、ワイヤ挿通用短筒体2…はスパ
イラルチューブ1の帯状体の幅寸法Wと略等しい短寸法
であり、スパイラルチューブ1の軸心に平行な所定数の
一直線上に配設される。この場合、所定数とは2であ
り、図6の図面上において、上方に配設される複数の短
筒体2…からなるイの短筒体群10と、下方に配設される
複数の短筒体2…からなるロの短筒体群10とが形成され
ている。
【0018】また、先端部材5の内周面5aには、相対
面する一対の筒体11,12が固着され、支点部材7には、
首振用ワイヤ3が挿通される貫通孔13,14が形成され
る。なお、先端部材5の基端側外周面には周方向切欠き
部が形成され、これにスパイラルチューブ1の先端部4
が嵌合し、支点部材7の先端側外周面には周方向切欠き
部が形成され、これにスパイラルチューブ1の基端部6
が嵌合している。
【0019】即ち、一方のワイヤ3は、支点部材7の貫
通孔13、イの短筒体群10、及び先端部材5の筒体11に挿
通され、他方のワイヤ3は、支点部材7の貫通孔14、ロ
の短筒体群10、及び先端部材5の筒体12に挿通される。
また、ワイヤ3,3の先端は、夫々、先端部材5の筒体
11,12に挿入固着される。
【0020】ところで、首振用ワイヤ3,3は、支点部
材7の貫通孔13,14を介してこのスコープの基端まで達
し、この基端側で夫々矢印A,Bの如く基端側へ引張ら
れる。即ち、一方の首振用ワイヤ3を基端側や矢印Aの
如く引張れば、先端部材5が支点部材7を支点として矢
印C方向へ弯曲し、他方の首振用ワイヤ3を基端側へ矢
印Bの如く引張れば、先端部材5が支点部材7を支点と
して矢印E方向へ弯曲する。
【0021】なお、先端部材5、スパイラルチューブ
1、及び支点部材7には、図示省略のイメージガイド及
びライトガイド等が挿通される。この場合、イメージガ
イド及びライトガイドは、その先端部が、先端部材5に
接着剤等にて接着一体化されるが、スパイラルチューブ
1及び支点部材7では自由状態に挿通される。
【0022】次に、上述の如く構成されるスコープ首振
部の製造方法を説明する。
【0023】まず、図1の(イ)に示すように、帯状体
を螺旋状に巻設してスパイラルチューブ1を形成すると
共に、図1の(ロ)に示すような、外周面16aに長手方
向凹溝17,17を有する中子16と、この凹溝17,17に嵌合
するステンレス等の金属からなる小径の金属チューブ15
とを製造し、スパイラルチューブ1に中子16と金属チュ
ーブ15,15とを挿入する。
【0024】この場合、中子16の凹溝17内に金属チュー
ブ15が嵌合されるが、金属チューブ15を凹溝17に嵌合さ
せた状態にてスパイラルチューブ1に挿入するも、中子
16をスパイラルチューブ1に挿入した後、金属チューブ
15を中子16の凹溝17に挿入するもどちらでもよい。
【0025】ところで、中子16の凹溝17は、図例では、
図2及び図3に示すように、横断面略半長円形とされる
が、勿論、これに限らず、金属チューブ15が凹溝17に嵌
合された状態にてスパイラルチューブ1に挿入されれ
ば、図2の矢印Fの如く、金属チューブ15が中子16によ
りスパイラルチューブ1の内周面1aへ押圧されるもの
であればよい。
【0026】次に、図2に示すように、金属チューブ15
がスパイラルチューブ1の内周面1aへ押圧された状態
にて、レーザー光Lをスパイラルチューブ1の外周面1
b側から該スパイラルチューブ1に照射する。
【0027】レーザー光Lの照射によりスパイラルチュ
ーブ1の一部乃至金属チューブ15の一部を融解した後、
その融解部を冷却して固化し、図3に示すように接合部
18を形成する。即ち、金属チューブ15とスパイラルチュ
ーブ1とがこの接合部18にて接合される。
【0028】ところで、この場合、レーザー光Lの照射
としては、長手方向に沿って所定ピッチで行なって図1
の(ロ)に示すように、多数の接合部18…をスポット状
に長手方向に沿って所定ピッチで配設するも、長手方向
に連続状に照射して、図5に示すように、接合部18を直
線状とするもどちらでもよい。なお、接合部18が図1に
示すように、スポット状である場合、1つのスポットの
径を、例えば、10μm〜500 μmに設定するのが好まし
い。また、接合部18が図5に示すように直線状のもので
は、その幅寸法を同様に、10μm〜500 μmとするのが
好ましい。
【0029】しかして、中子16としては、レーザー光L
照射によりある程度加熱されるので、耐熱性に優れたも
のが好ましく、中子16は、例えば、PTFE等から形成
するが、熱可塑性樹脂でも可である。
【0030】また、中子16の外周面16aは、図例では、
スパイラルチューブ1の内周面1aに接触していない
が、金属チューブ15が、中子16にてスパイラルチューブ
1の内周面1aへ所定の押圧力で矢印Fの如く押圧され
ると共にレーザー光L照射による加熱により溶けたりせ
ず、さらには、中子16をスパイラルチューブ1から引き
抜くことができれば、中子16の外周面16aとスパイラル
チューブ1の内周面1aとが接触してもよい。
【0031】即ち、中子16としては、耐熱性に優れたP
TFE等の各種のものを使用することができるが、上述
の所定の押圧力が生ずるような寸法としたり、又は、上
述の押圧力を生じる弾性材料とすることができる。
【0032】そして、レーザー光Lとしては、例えば、
YAGレーザー,COレーザー,CO2 レーザー,エキ
シマレーザーを使用し、また、矢印F方向の押圧力とし
ては、内金属チューブ15が内周面1aに接する程度とす
る。また、スパイラルチューブ1及び金属チューブ15と
しては、ステンレス以外、例えば、アルミ合金,銅合
金,炭素鋼,低合金鋼,チタン,金,銀,白金等の金属
を使用することができる。
【0033】次に、レーザー光L照射による接合作業が
終了した後は、中子16はスパイラルチューブ1に接合さ
れていないので、中子16のみをスパイラルチューブ1か
ら引き抜く。この際、金属チューブ15はスパイラルチュ
ーブ1に接合されている。
【0034】その後、金属チューブ15のうち、スパイラ
ルチューブ1の隙間19…に対応する部位20…(図1の
(ハ)参照)を切断・除去すれば、内周面1aにレーザ
ー溶接にて複数のワイヤ挿通用短筒体2…が接合された
スパイラルチューブ1を形成することができる。
【0035】従って、図6に示すように、このスパイラ
ルチューブ1の先端部4に先端部材5を取付けると共
に、該スパイラルチューブ1の基端部6に支点部材7を
取付け、さらに、首振用ワイヤ3,3を支点部材7の貫
通孔13,14、一直線状に配設されるワイヤ挿通用短筒体
2…、及び先端部材5の筒体11,12に挿入して、該ワイ
ヤ3,3の先端を先端部材5の筒体11,12に固着すると
共に、アウターチューブ8にて被覆すれば、スコープ首
振部を形成することができる。
【0036】次に、図7はスコープ首振部の他の先端例
を示し、この場合、イ,ロの短筒体群10,10の他に、
ハ,ニの短筒体群10,10を備えている。即ち、イ,ロ,
ハ,ニの短筒体群10…は、周方向に沿って90°ピッチで
配設される。
【0037】従って、イ,ロ,ハ,ニの各短筒体群10…
に首振用ワイヤ3…を夫々挿通すれば、4方向の首振り
を行なうことができる。
【0038】この場合、その外周面16aに周方向に90°
ピッチにて配設される長手方向凹溝17…を有する中子16
を用いて、4本の金属チューブ15…を該中子16の長手方
向凹溝17…に嵌込んでスパイラルチューブ1の内周面1
aへ押圧し、この状態で、レーザー光Lを照射してレー
ザー溶接を行ない、4本の金属チューブ15をスパイラル
チューブ1に接合し、その後、スパイラルチューブ1の
隙間19…に対応する部位20…を切断・除去すればよい。
【0039】なお、一直線上に複数個のワイヤ挿通用短
筒体2…が配設されてなる短筒体群10の数としては、2
又は4個以外に、3個であってもよい。この場合、中子
16に設けられる長手方向凹溝17の数を3として、この3
つの長手方向凹溝17に夫々金属チューブ15を嵌合させ
て、レーザー溶接を行なって各金属チューブ15の部位20
…を切断・除去すればよい。
【0040】ところで、上述の方法によれば、スパイラ
ルチューブ1は、その外径寸法を1〜5mm程度とし、そ
の内径寸法を 0.7〜4.8mm 程度とし、ワイヤ挿通用短筒
体2は、その外径寸法を 0.2〜0.5mm 程度とし、その内
径寸法を 0.1〜0.4mm 程度とすることができる。
【0041】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0042】 請求項1記載のスコープ首振部によれ
ば、首振用ワイヤ3は、スパイラルチューブ1の内周面
1aに接合される複数のワイヤ挿通用短筒体2…に挿通
されるので、該ワイヤ3による首振操作時に、スパイラ
ルチューブ1を被覆するアウターチューブ8に該ワイヤ
3が摺接せず、該アウターチューブ8が傷まないと共
に、引張り抵抗が大とならず操作しやすく、さらに、ワ
イヤ3がスパイラルチューブ1の内径側に移動せず、内
部のイメージガイドやライトガイドを傷付けたり、首振
操作を邪魔したりすることがない。
【0043】 このスコープ首振部は、スパイラルチ
ューブ1を使用するので、大きな応力に対しても柔軟に
対応し、破壊しにくく、かつ、スパイラルチューブ1と
ワイヤ挿通用短筒体2とはレーザー溶接にて接合される
ので、該スパイラルチューブ1とワイヤ挿通用短筒体2
との接合力が大きく強度的に優れる。
【0044】 このスコープ首振部は、輪切り状の外
金属リングとこの外金属リングの内面に付設される内金
属リングとからなる(従来の)首振節輪と比較すると、
スペーサ用小短筒体が省略でき、かつ、該小短筒体及び
(連結ワイヤ用の)内金属リングに連結ワイヤを串挿状
に挿通する作業を省略することができ、生産性が向上す
る。
【0045】 請求項2記載のスコープ首振部製造方
法によれば、簡単かつ確実に小径でしかも強度的にも優
れたスコープ首振部を製造することができる。
【0046】 このスコープ首振部製造方法によれ
ば、ハンダやロウを使用しないので、フラックス等の処
理剤を使用する必要がなく、処理剤の洗浄不足による金
属腐食の危険性が少なく、このスコープ首振部は医療用
の内視鏡の首振部に好適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスコープ首振部製造方法を示す斜
視図である。
【図2】レーザー光照射状態を示す拡大断面図である。
【図3】要部拡大断面図である。
【図4】スコープ首振部の要部拡大断面図である。
【図5】他のスコープ首振部製造方法を示す斜視図であ
る。
【図6】本発明に係るスコープ首振部の斜視図である。
【図7】他のスコープ首振部の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 スパイラルチューブ 1a 内周面 1b 外周面 2 ワイヤ挿通用短筒体 3 首振用ワイヤ 15 金属チューブ 16 中子 16a 外周面 17 長手方向凹溝 19 隙間 20 部位 L レーザー光 W 幅寸法

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状体を螺旋状に巻設してなる弯曲変形
    可能なスパイラルチューブと、該スパイラルチューブの
    帯状体の幅寸法と略等しい短寸法であって該スパイラル
    チューブの軸心と平行な所定数の一直線上に配設されて
    該スパイラルチューブの内周面にレーザー溶接にて接合
    される複数のワイヤ挿通用短筒体と、一直線上に配設さ
    れた複数の該ワイヤ挿通用短筒体に挿通される首振用ワ
    イヤと、を備えたことを特徴とするスコープ首振部。
  2. 【請求項2】 帯状体を螺旋状に巻設してなる弯曲変形
    可能なスパイラルチューブと、該スパイラルチューブの
    帯状体の幅寸法と略等しい短寸法であって該スパイラル
    チューブの軸心と平行な所定数の一直線上に配設されて
    該スパイラルチューブの内周面にレーザー溶接にて接合
    される複数のワイヤ挿通用短筒体と、を備えたスコープ
    首振部を製造する製造方法であって、スパイラルチュー
    ブに、小径の金属チューブと、該金属チューブを該スパ
    イラルチューブの内周面へ押圧する中子と、を挿入し、
    その後、該スパイラルチューブの外周面側からレーザー
    光を照射してレーザー溶接を行ない、次に、上記中子
    を、上記金属チューブが接合されたスパイラルチューブ
    から引き抜いた後、該金属チューブのうち、該スパイラ
    ルチューブの隙間に対応する部位を切断・除去すること
    を特徴とするスコープ首振部製造方法。
  3. 【請求項3】 外周面に長手方向凹溝を有する中子を用
    いて、金属チューブを該中子の長手方向凹溝に嵌込んで
    スパイラルチューブの内周面へ押圧する請求項2記載の
    スコープ首振部製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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