JP3530011B2 - 首振節輪構造体及び内視鏡 - Google Patents

首振節輪構造体及び内視鏡

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JP3530011B2
JP3530011B2 JP07828898A JP7828898A JP3530011B2 JP 3530011 B2 JP3530011 B2 JP 3530011B2 JP 07828898 A JP07828898 A JP 07828898A JP 7828898 A JP7828898 A JP 7828898A JP 3530011 B2 JP3530011 B2 JP 3530011B2
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康典 真喜志
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は首振節輪構造体及び
内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファイバスコープの首振構造体に
は、短筒体からなる複数個の首振節輪を備えた首振節輪
構造体のものがある。即ち、首振節輪は、図8と図9に
示すように、頂点部aが軸心に関して対称位置となる山
部bを有する基本円環部cと、該基本円環部cの内径側
に突出した一対の首振ワイヤ挿通用膨出部d,dと、を
備え、かつ、該基本円環部cには、連結ワイヤが挿通さ
れるワイヤ挿通孔e,eがその山部bに設けられてい
る。また、膨出部d,dは軸心に関して対称位置に配設
されると共に、ワイヤ挿通孔eは膨出部dに対して約90
°ずれている。
【0003】そして、複数個の首振節輪が軸心方向に沿
って配設され、各首振節輪の膨出部d,dの貫孔f,f
には、首振ワイヤが挿通されると共に、各ワイヤ挿通孔
e,eには、連結ワイヤが挿通される。即ち、首振ワイ
ヤを引っ張ることによって、各首振節輪の山部bの頂点
部aが揺動中心となって各首振節輪が揺動して、この構
造体の首振部が首を振る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の首振構造体では、各首振節輪が連結されていない
ので、全体として捩れ易く、この首振構造体を使用した
内視鏡では、首振操作が安定せず、患部等に挿入しにく
いと共に患部等の観察が難しかった。
【0005】そこで、本発明では、操作中の捩れを確実
に防止することができて、操作し易い首振節輪構造体及
び内視鏡を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る一の首振節輪構造体は、頂点部が軸
心に関して対称位置となって揺動支点となる一対の山部
を備えた基本円環部と、該基本円環部の内径側に突出し
た首振ワイヤ挿通用膨出部と、からなる複数個の首振節
輪を軸心方向に沿って配設した首振節輪構造体であっ
て、構造体全長に渡って直線的又は断続的にレーザー溶
接にて首振節輪の山部を連結したものである。
【0007】また、他の首振節輪構造体は、頂点部が軸
心に関して対称位置となって揺動支点部となる一対の山
部を有する基本円環部と、該基本円環部の内径側に突出
した首振ワイヤ挿通用膨出部と、からなる複数個の首振
節輪を軸心方向に沿って配設した首振節輪構造体であっ
て、少なくとも長手方向両端部の首振節輪を、上記山部
に挿通される連結ワイヤにレーザー溶接にて連結したも
のである
【0008】本発明に係る一の内視鏡は、頂点部が軸心
に関して対称位置となって揺動支点部となる一対の山部
を有する基本円環部と、該基本円環部の内径側に突出し
た首振ワイヤ挿通用膨出部と、からなる複数個の首振節
輪を軸心方向に沿って配設した首振節輪構造体を、備え
た内視鏡であって、首振節輪構造体の全長に渡って直線
的又は断続的にレーザー溶接にて首振節輪の山部を連結
したものである。
【0009】また、他の内視鏡は、頂点部が軸心に関し
て対称位置となって揺動支点部となる一対の山部を有す
る基本円環部と該基本円環部の内径側に突出した首振ワ
イヤ挿通用膨出部とからなる複数個の首振節輪を軸心方
向に沿って配設した首振節輪構造体を、備えた内視鏡で
あって、少なくとも長手方向両端部の首振節輪を、上記
山部に挿通される連結ワイヤにレーザー溶接にて連結し
たものである
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳説する。
【0011】図2は本発明に係る首振節輪構造体を示し
た本発明に係る内視鏡を示し、この内視鏡は、基端グリ
ップ部20と、該基端グリップ部20から突設された体内挿
入部21と、を備え、該体内挿入部21を体内、例えば、血
管等に挿入して、患部等を観察したり、体内の体液等を
吸引したりするものである。
【0012】そして、体内挿入部21の先端首振部22に上
記首振節輪構造体が使用される。この構造体は、図1に
示すように、複数個の首振節輪1…が、軸心方向に沿っ
て配設されてなるものであるが、この首振節輪1には、
2種類がある。即ち、中間部に配設される山形リング1
aと、先端部と基端部に夫々配設される平板リング1b
と、がある。
【0013】一の首振節輪1の山形リング1aは、図3
と図4に示すように、頂点部2が軸心に関して対称位置
となる一対の山部3を有する基本円環部4と、山部3の
頂点部2に対して周方向に90°ずれて配設される首振ワ
イヤ挿通用膨出部5,5と、を備え、この膨出部5に首
振ワイヤ挿通用の貫孔6が貫設されている。また、山部
3には、連結ワイヤ挿通用の貫孔7が軸心方向に沿って
貫設されるが、この場合、山部3の内径側に膨出部8を
設け、この膨出部8に貫孔7を設ける。ところで、山部
3の傾斜角度θとしては、例えば、約45°以下に設定さ
れる。なお、山部3としては、図4に示すような三角形
状であっても、半楕円形状(いわゆるかまぼこ形状)や
台形状等であってもよい。
【0014】また、他の首振節輪1の平板リング1b
は、基本円環部4に山部が設けられていないものであっ
て、その断面形状が山形リング1aと同一とされる。即
ち、この場合の基本円環部4は、全周に渡って幅寸法
(軸心方向寸法)が同一とされ、しかも、貫孔6を有す
る一対の首振ワイヤ挿通用膨出部5,5と、貫孔7を有
する一対の膨出部8,8とを備える。
【0015】ところで、各首振節輪1は、ステンレス等
の金属製板材にレーザー光を照射して打ち抜いて形成す
る。即ち、各首振節輪1が接続部の無い一体もののリン
グ体からなり、強度的に優れる。なお、照射するレーザ
ー光としては、例えば、YAGレーザー、炭酸ガスレー
ザー、エキシマレーザー等のレーザー光を使用すること
ができる。
【0016】しかして、この構造体では、先端側に2個
の平板リング1bを配置し、基端側に4個の平板リング
1bを配置し、他の中間に複数個の山形リング1a…を
配置し、この状態で、全首振節輪1…の一対の膨出部
8,8の貫孔7,7に夫々連結ワイヤW2 ,W2 を挿通
させ、この状態で、図1に示すように、レーザー溶接に
て、全長に渡って直線的に各首振節輪1の山部3を連結
する。即ち、首振節輪1の膨出部8,8に対応する外周
面の一部を連続して直線状に軸心方向と平行にレーザー
光を照射して、各ワイヤW2 ,W2 を各首振節輪1…に
レーザー溶接する。この場合のレーザー光としては、例
えば、YAGレーザー,炭酸ガスレーザー,エキシマレ
ーザー等が使用される。これによって、各首振節輪1…
は連結されて一体化される。なお、図1の10はレーザー
溶接部を示し、このレーザー溶接部10は、首振ワイヤW
1 に対して周方向に90°ずれた位置に2ケ所設けられ
る。また、この構造体には、図示省略のアウターチュー
ブが外嵌される。
【0017】そして、各首振ワイヤ挿通用膨出部5,5
の貫孔6,6に首振ワイヤW1 ,W1 が挿通され、首振
ワイヤW1 ,W1 の先端が最先端の首振節輪1又はこの
首振節輪より先端側に設けられるワイヤ保持体に保持さ
れ、この体内挿入部21を挿通した首振ワイヤの基端W
1 ,W1 が、基端グリップ部20の首振操作レバー23に接
続される。従って、この操作レバー23を、図2に示す中
立状態(先端首振部22が直線状である状態)から矢印の
どちらか一方に揺動させれば、どちらか一方の首振ワイ
ヤW1 が基端グリップ部20側に引っ張られ、図2の仮想
線のように、先端首振部22が直線状態からどちらか一方
側に弯曲して首振状態となり、逆に、首振操作レバー23
を、矢印の他方へ揺動させれば、他方の首振ワイヤW1
が基端グリップ部20側に引っ張られ、仮想線のように、
先端首振部22が他方側に弯曲して首振状態となる。即
ち、これらの首振状態では、各首振節輪1の山部3の頂
点部2の連結部位がヒンジ部となって、各首振節輪1…
の山形リング1aが揺動することによって、首を振る。
【0018】従って、この構造体によれば、各首振節輪
1が固定(連結)される為、捩れが発生せず、しかも、
首振節輪1間の溶接部位はその幅方向が小さく、各首振
節輪1の揺動角度はせいぜい3°〜4°程度であり、弾
性変形で十分この揺動を許容することができ、首振動作
を妨げない。
【0019】また、繰り返しの操作や外力の作用によっ
て溶接部10の一部が外れても、溶接部10全体が外れるこ
とは稀であり、従って、外れた部分で捩れが発生しても
全体として僅少であり、首振操作に影響を与えない。し
かも、溶接が外れた部位は、凹凸の噛み合いとなり、捩
れの発生をこの凹凸の噛み合いにより抑制することがで
きる。さらに、各首振節輪1が固定(連結)される為、
首振ワイヤW1 を挿入しやすく、この構造体、延いては
内視鏡の組み立てが容易である。
【0020】ところで、レーザー溶接する場合、あらか
じめ連結ワイヤW2 にペースト状のフラックス入り銀ロ
ウを塗布した状態で連結ワイヤW2 を各首振節輪1の連
結ワイヤ挿通用の貫孔7に挿通し、この状態で、レーザ
ー光を照射して、その熱で上記フラックス入り銀ロウを
溶解して、連結ワイヤW2 と各首振節輪を連結する銀ロ
ウ溶接を併用しても良い。
【0021】しかして、内視鏡としては、図3に示すよ
うに、イメージガイド12と、ライトガイド13等が挿入さ
れる。即ち、イメージガイド12及びライトガイド13の先
端部はこの構造体の先端部に接着剤等にて接着一体化さ
れ、先端部以外は自由状態で体内挿入部21に挿入され
る。また、イメージガイド12は、その先端には挿入部21
の構造体の先端に内装される対物レンズが連設され、そ
の基端には基端グリップ部20の基端部に内装される接眼
レンズが連設される。また、ライトガイドは、複数本の
ファイバ素線からなり、基端グリップ部20から分岐した
分岐管のライトガイドプラグに挿入される。そして、ラ
イトガイドプラグは図外のランプに接続され、このラン
プからの光を被観察部位等に照射する。なお、図2にお
いて、24はピント調整ダイヤル、25は鉗子やレーザーフ
ァイバ等が挿入される分岐管である。
【0022】なお、連結ワイヤW2 としては、断面円形
のものに限らず、図5に示すような角ワイヤ等であって
もよく、この場合、基本円環部4に膨出部8を設けず
に、切欠部15を設け、この切欠部15にこの角ワイヤW2
を嵌合させて、このワイヤW2 をレーザー溶接にて、首
振節輪1に固着する。このように、基本円環部4の内周
面に切欠部15を設けて、この切欠部15にワイヤW2 を嵌
合させたものでは、構造体の内部を、図3に示すように
膨出部8を設けたものに比べて大きくとることができる
利点があり、しかも、連結ワイヤ挿通孔の貫孔を設ける
必要がなく、各首振節輪1の加工が容易となる。
【0023】ところで、溶接部10としては、図1や図6
の(イ)に示すように、連続した直線状以外に、図6の
(ロ)に示すように一定の長さ寸法の短溶接部位16…が
所定ピッチで配設された断続的なもの、図6の(ハ)に
示すように長さ寸法が相違する短溶接部位16…が所定ピ
ッチで配設された断続的なもの、図6の(ニ)に示すよ
うに所定ピッチで溶接点17…を配設したもの等であって
もよい。この際、短溶接部位16や溶接点17としては、首
振節輪1に対応するものであり、少なくともこの構造体
の長手方向両端部において接続される。
【0024】即ち、図6の(ロ)(ハ)(ニ)に示すよ
うな断続的な溶接部10であっても、図1に示す構造体と
同様、捩じりを発生させない等の作用をなし、しかも、
全長に渡ってレーザー溶接を行う必要がないので、組み
立て時間の短縮等を図ることができる。
【0025】また、レーザー溶接にて首振節輪1の山部
3が連結されるので、ワイヤW2 を省略することも可能
であり、このワイヤW2 を省略すれば、構造体の内部を
大きく確保することができ、より多くのチューブ等を挿
入することができ、内部を有効に使用することができ
る。
【0026】なお、図1に示す構造体では、先端側に2
個の平板リング1bを配置し、基端側に4個の平板リン
グ1bを配置し、他の中間に複数個の山形リング1a…
を配置しているが、勿論、これに限るものではなく、各
平板リング1bと山形リング1aの数の増減は自由であ
り、また、平板リング1bを省略することも可能であ
る。
【0027】次に、図7は首振節輪構造体の参考例を示
し、この場合の構造体は、首振節輪1として平板リング
1b(全周に渡って幅寸法が同一であるリング体)を使
用し、これらの平板リング1bを軸心方向に沿って隙間
を設けて配設されるものであって、各平板リング1b…
は上述の図1の構造体と同様、軸心に関して対称に配設
される一対の連結ワイヤW2 ,W2 にレーザー溶接にて
連結される。この場合、連結ワイヤW2 ,W2 は首振ワ
イヤW1 ,W1 に対して周方向に約90°ずれている。
【0028】なお、平板リング1bとしては、連結ワイ
ヤ挿通用の貫孔7,7を有するものであっても、図5に
示すように、その内周面に、連結ワイヤ嵌合用の切欠部
15,15を有するもの等であってもよい。
【0029】従って、この構造体によっても、首振ワイ
ヤ挿通用の貫孔6に挿通される首振ワイヤW1 を基端側
へ引張れば、各平板リング1bが連結ワイヤW2 との溶
接部10を中心に揺動して、首を振ることになる。しか
も、捩れの発生も有効に防止することができる。そのた
め、この図7に示す構造体を内視鏡に使用することがで
きる。
【0030】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0031】請求項1又はによれば、捩れの発生を有
効に防止することができ、安定した首振操作を行うこと
ができて取扱いやすく、患部等への挿入や患部等の観察
も確実に行うことができる。また、首振ワイヤW1 を挿
入する際に、各首振節輪1…が夫々独立状とならず、極
めて組み立て易い。さらに、各首振節輪1…の揺動中心
がずれず、首振動作が常時安定する。しかも、例え溶接
部10の一部が外れても、その外れた部位は、凹凸に噛み
合いとなって、捩れの発生を抑制することができる。さ
らに、連結ワイヤW2 を省略することができ、部品点数
の減少を図ることができる。
【0032】請求項2又はによれば、請求項1と同様
の効果を奏すると共に、各首振節輪1…に連結ワイヤW
2 が挿通されるので、より安定した首振操作を行うこと
ができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る首振節輪構造体の要部簡略図であ
る。
【図2】本発明に係る内視鏡の全体図である。
【図3】首振節輪の平面図である。
【図4】首振節輪の側面図である。
【図5】他の首振節輪の要部平面図である。
【図6】溶接部の簡略図である。
【図7】首振節輪の参考例を示す簡略図である。
【図8】従来の首振節輪の平面図である。
【図9】従来の首振節輪の側面図である。
【符号の説明】
1 首振節 頂点部 3 山部 4 基本円環部 5 首振ワイヤ挿通用膨出部 W1 首振ワイヤ W2 連結ワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真喜志 康典 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電 線工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 竹内 昌宏 京都府亀岡市吉川町吉田岩ノ上12番の1 号 マルホ発條工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−129137(JP,A) 特開 平8−136823(JP,A) 特開 昭58−130025(JP,A) 実開 平3−98801(JP,U) 実公 昭48−31667(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂点部が軸心に関して対称位置となって
    揺動支点部となる一対の山部を備えた基本円環部と、該
    基本円環部の内径側に突出した首振ワイヤ挿通用膨出部
    と、からなる複数個の首振節輪を軸心方向に沿って配設
    した首振節輪構造体であって、構造体全長に渡って直線
    的又は断続的にレーザー溶接にて首振節輪の山部を連結
    したことを特徴とする首振節輪構造体。
  2. 【請求項2】 頂点部が軸心に関して対称位置となって
    揺動支点部となる一対の山部を有する基本円環部と、該
    基本円環部の内径側に突出した首振ワイヤ挿通用膨出部
    と、からなる複数個の首振節輪を軸心方向に沿って配設
    した首振節輪構造体であって、少なくとも長手方向両端
    部の首振節輪を、上記山部に挿通される連結ワイヤにレ
    ーザー溶接にて連結したことを特徴とする首振節輪構造
    体。
  3. 【請求項3】 頂点部が軸心に関して対称位置となって
    揺動支点部となる一対の山部を有する基本円環部と、該
    基本円環部の内径側に突出した首振ワイヤ挿通用膨出部
    と、からなる複数個の首振節輪を軸心方向に沿って配設
    した首振節輪構造体を、備えた内視鏡であって、首振節
    輪構造体の全長に渡って直線的又は断続的にレーザー溶
    接にて首振節輪の山部を連結したことを特徴とする内視
    鏡。
  4. 【請求項4】 頂点部が軸心に関して対称位置となって
    揺動支点部となる一対の山部を有する基本円環部と該基
    本円環部の内径側に突出した首振ワイヤ挿通用膨出部と
    からなる複数個の首振節輪を軸心方向に沿って配設した
    首振節輪構造体を、備えた内視鏡であって、少なくとも
    長手方向両端部の首振節輪を、上記山部に挿通される連
    結ワイヤにレーザー溶接にて連結したことを特徴とする
    内視鏡。
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