JPH0814591A - 床暖房装置 - Google Patents
床暖房装置Info
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- JPH0814591A JPH0814591A JP15092894A JP15092894A JPH0814591A JP H0814591 A JPH0814591 A JP H0814591A JP 15092894 A JP15092894 A JP 15092894A JP 15092894 A JP15092894 A JP 15092894A JP H0814591 A JPH0814591 A JP H0814591A
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- heating
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- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は電気カーペット等の床暖房装置に関
するもので、他暖房機器と併用して使用する時に、温度
立ち上がりを速くし、かつ操作を簡単にする。 【構成】 ユーザーが任意に温度設定を行える第1温度
設定手段5と、温度の低い低温固定温度設定の第2温度
設定手段6を有し、前記第2温度設定手段6で通電を開
始した場合、一定時間だけ、前記低温固定温度設定より
高い高温固定温度設定で制御し、一定時間以降、あるい
は検出温度が前記高温固定温度設定の温度に達した場合
は、前記低温固定温度設定に復帰する。かつ、前記第2
の温度設定状態から前記第1の温度設定状態に復帰する
場合は、前記第2温度設定手段6の操作、及び前記第1
温度設定手段5の操作により推移する。
するもので、他暖房機器と併用して使用する時に、温度
立ち上がりを速くし、かつ操作を簡単にする。 【構成】 ユーザーが任意に温度設定を行える第1温度
設定手段5と、温度の低い低温固定温度設定の第2温度
設定手段6を有し、前記第2温度設定手段6で通電を開
始した場合、一定時間だけ、前記低温固定温度設定より
高い高温固定温度設定で制御し、一定時間以降、あるい
は検出温度が前記高温固定温度設定の温度に達した場合
は、前記低温固定温度設定に復帰する。かつ、前記第2
の温度設定状態から前記第1の温度設定状態に復帰する
場合は、前記第2温度設定手段6の操作、及び前記第1
温度設定手段5の操作により推移する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気カーペット等の床
暖房装置に関するものである。
暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電気カーペットのブロッ
ク図を図5に示す。
ク図を図5に示す。
【0003】図5において、1はカーペットの本体、2
はその加熱手段、3は加熱駆動手段、4はカーペットの
温度検出手段、5は第1温度設定手段、6は第2温度設
定手段、7は前記第1温度設定手段で設定した温度に制
御する第1温調手段、8は前記第2温度設定手段を操作
した場合に、温度の低い低温固定温度設定で前記加熱手
段2を制御する第2温調手段。9は第1温調手段の制御
温度を前記加熱手段2の通電開始から一定時間だけ高く
する速熱制御手段である。
はその加熱手段、3は加熱駆動手段、4はカーペットの
温度検出手段、5は第1温度設定手段、6は第2温度設
定手段、7は前記第1温度設定手段で設定した温度に制
御する第1温調手段、8は前記第2温度設定手段を操作
した場合に、温度の低い低温固定温度設定で前記加熱手
段2を制御する第2温調手段。9は第1温調手段の制御
温度を前記加熱手段2の通電開始から一定時間だけ高く
する速熱制御手段である。
【0004】上記構成による動作を説明する。まず通電
を開始してから一定時間経過して、安定している時の動
作を説明する。第1温度設定手段5で設定された温度設
定により、第1温調手段7が加熱駆動手段3に通電信号
を送る。加熱駆動手段3は、カーペット本体1は内部に
組み込まれた加熱手段2を通電しカーペット本体1が暖
められる。加熱手段2と同様に内部に組み込まれた温度
検出手段4の温度が第1温度設定手段6の設定温度に達
すると、温度検出手段4の信号により、第1温調手段7
が加熱駆動手段3に停止信号を送る。これにより加熱駆
動手段3は前記加熱手段2の通電を停止する。カーペッ
ト本体1の温度が下がって、温度検出手段4の温度が前
記第1温度設定手段5の設定より1℃〜2℃低くなる
と、第1温調手段7が、加熱駆動手段3に通電信号を送
り、再度加熱手段2の通電を開始しこの動作を繰り返し
カーペット本体1はほぼ設定温度を保つことになる。
を開始してから一定時間経過して、安定している時の動
作を説明する。第1温度設定手段5で設定された温度設
定により、第1温調手段7が加熱駆動手段3に通電信号
を送る。加熱駆動手段3は、カーペット本体1は内部に
組み込まれた加熱手段2を通電しカーペット本体1が暖
められる。加熱手段2と同様に内部に組み込まれた温度
検出手段4の温度が第1温度設定手段6の設定温度に達
すると、温度検出手段4の信号により、第1温調手段7
が加熱駆動手段3に停止信号を送る。これにより加熱駆
動手段3は前記加熱手段2の通電を停止する。カーペッ
ト本体1の温度が下がって、温度検出手段4の温度が前
記第1温度設定手段5の設定より1℃〜2℃低くなる
と、第1温調手段7が、加熱駆動手段3に通電信号を送
り、再度加熱手段2の通電を開始しこの動作を繰り返し
カーペット本体1はほぼ設定温度を保つことになる。
【0005】続いて、通電開始初期について動作を説明
する。ユーザーが第1温度設定手段5で任意の温度設定
を選択した場合は、通電開始から一定の時間だけ第1速
熱手段8が任意の温度設定より高い温度で加熱手段2の
通電を制御する(以下、この動作のことを初期速熱機能
と称する)。一定時間経過後、あるいは、温度検出手段
4の温度が前記任意の温度設定より高くした温度に達し
た場合は、第1速熱手段8は機能を停止し、第1温度設
定手段5で設定された温度設定で加熱手段2の通電を制
御する。
する。ユーザーが第1温度設定手段5で任意の温度設定
を選択した場合は、通電開始から一定の時間だけ第1速
熱手段8が任意の温度設定より高い温度で加熱手段2の
通電を制御する(以下、この動作のことを初期速熱機能
と称する)。一定時間経過後、あるいは、温度検出手段
4の温度が前記任意の温度設定より高くした温度に達し
た場合は、第1速熱手段8は機能を停止し、第1温度設
定手段5で設定された温度設定で加熱手段2の通電を制
御する。
【0006】次に初期から第2温度設定手段6を操作し
た場合について説明する。第2温度設定手段6を操作す
ると、通電開始初期から温度の低い低温固定温度設定で
第2温調手段が加熱手段の通電を制御する。
た場合について説明する。第2温度設定手段6を操作す
ると、通電開始初期から温度の低い低温固定温度設定で
第2温調手段が加熱手段の通電を制御する。
【0007】第2温度設定手段はエアコン等の他の暖房
機器を使用して、室温が暖かい場合に使用する。一般的
にエアコンによる暖房は室内の温度分布の差が大きく、
頭の高さで十分な温度であっても、床面の温度は低く、
足元が寒いという使用感がある。これを防ぐためには、
室温全体を高くするという方法と、足元を電気カーペッ
トや床暖等で暖めるという方法がある。
機器を使用して、室温が暖かい場合に使用する。一般的
にエアコンによる暖房は室内の温度分布の差が大きく、
頭の高さで十分な温度であっても、床面の温度は低く、
足元が寒いという使用感がある。これを防ぐためには、
室温全体を高くするという方法と、足元を電気カーペッ
トや床暖等で暖めるという方法がある。
【0008】室温が高い時に電気カーペットで足元を暖
め時には、温冷感ゼロ、すなわち、暖かくもなく、寒く
もなくという感じになる床面温度があり、その温度は室
温の低い部屋で電気カーペット単独で使用する場合の温
度よりも低くなる。
め時には、温冷感ゼロ、すなわち、暖かくもなく、寒く
もなくという感じになる床面温度があり、その温度は室
温の低い部屋で電気カーペット単独で使用する場合の温
度よりも低くなる。
【0009】第2温度設定手段6はこの温冷感ゼロを狙
った床面温度設定を行うために、低温の固定温度に設定
してある。
った床面温度設定を行うために、低温の固定温度に設定
してある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の構成では以下のような欠点がある。
うな従来の構成では以下のような欠点がある。
【0011】室温が低い場合に、第2温度設定手段6を
操作して通電を開始すると、温度設定は温度の低い低温
固定温度設定になり、カーペット本体1の温度立ち上が
り遅く、通電開始からしばらくの間はぬるく感じるとい
う不具合点を有する。
操作して通電を開始すると、温度設定は温度の低い低温
固定温度設定になり、カーペット本体1の温度立ち上が
り遅く、通電開始からしばらくの間はぬるく感じるとい
う不具合点を有する。
【0012】また、通電開始時に第1温度設定手段5で
通電を開始した場合は、温度設定に関わらず一定時間だ
け温度設定を高く制御するが、カーペット本体1の温度
が十分に高くならない途中に、第2温度設定手段6を操
作すると、初期速熱機能が解除され、て温度の低い低温
固定温度設定で制御され、カーペット本体1の温度が十
分に高くならずにぬるく感じるという不具合点を有す
る。
通電を開始した場合は、温度設定に関わらず一定時間だ
け温度設定を高く制御するが、カーペット本体1の温度
が十分に高くならない途中に、第2温度設定手段6を操
作すると、初期速熱機能が解除され、て温度の低い低温
固定温度設定で制御され、カーペット本体1の温度が十
分に高くならずにぬるく感じるという不具合点を有す
る。
【0013】また、一般的な使用方法として通常は第1
温度設定手段5で任意の温度を設定し(以下この時の状
態を第1の温度設定状態と称する)、エアコン等の他の
暖房機器を併用していて、室温が十分に暖まった場合に
第2温度設定手段6で温度の低い低温固定温度設定(以
下この時の状態を第2の温度設定状態と称する)を選択
する。他の暖房機器を使用していない時は、室温が低
く、カーペット本体1の温度を高くしておかないとぬる
く感じるため、通常は第1温度設定状態5で使用するケ
ースが多い。しかし、この時に間違って第2温度設定手
段6を操作してしまった、或いは無意識に手が触れて第
2温度設定手段6を操作してしまった場合は、任意の温
度で使用したいというユーザーの意思に反して、カーペ
ット本体1の温度が低くなりぬるいという不快感を感じ
る。
温度設定手段5で任意の温度を設定し(以下この時の状
態を第1の温度設定状態と称する)、エアコン等の他の
暖房機器を併用していて、室温が十分に暖まった場合に
第2温度設定手段6で温度の低い低温固定温度設定(以
下この時の状態を第2の温度設定状態と称する)を選択
する。他の暖房機器を使用していない時は、室温が低
く、カーペット本体1の温度を高くしておかないとぬる
く感じるため、通常は第1温度設定状態5で使用するケ
ースが多い。しかし、この時に間違って第2温度設定手
段6を操作してしまった、或いは無意識に手が触れて第
2温度設定手段6を操作してしまった場合は、任意の温
度で使用したいというユーザーの意思に反して、カーペ
ット本体1の温度が低くなりぬるいという不快感を感じ
る。
【0014】この場合、第2温度設定手段6を再操作す
れば、ユーザーが任意に設定する第1温度設定状態に復
帰するが、ユーザーには第2温度設定状態に設定したと
いう意識がないため、第2温度設定手段6を操作をする
ことを思いつかないか、或いはその操作方法が分からな
い可能性もあり、不快な温度設定をなかなか解除できな
いという不具合点を有する。
れば、ユーザーが任意に設定する第1温度設定状態に復
帰するが、ユーザーには第2温度設定状態に設定したと
いう意識がないため、第2温度設定手段6を操作をする
ことを思いつかないか、或いはその操作方法が分からな
い可能性もあり、不快な温度設定をなかなか解除できな
いという不具合点を有する。
【0015】本発明は上記した欠点を解決し、第2の温
度設定手段6を操作して通電を開始した場合にも、第1
の温度設定手段5を操作して通電を開始した場合と同様
の速熱機能をもたせ、カーペット本体1の温度立ち上が
りを速くし、ぬるいという不具合点を改善することを目
的とする。
度設定手段6を操作して通電を開始した場合にも、第1
の温度設定手段5を操作して通電を開始した場合と同様
の速熱機能をもたせ、カーペット本体1の温度立ち上が
りを速くし、ぬるいという不具合点を改善することを目
的とする。
【0016】更に誤操作、無意識の操作でユーザーの意
思に反して温度の低い低温固定温度で制御する第2の温
度設定状態になった場合に、ユーザーが任意に温度設定
を行う第1の温度設定状態に容易に復帰する床暖房装置
を提供することを目的とする。
思に反して温度の低い低温固定温度で制御する第2の温
度設定状態になった場合に、ユーザーが任意に温度設定
を行う第1の温度設定状態に容易に復帰する床暖房装置
を提供することを目的とする。
【0017】
【問題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために加熱手段と、前記加熱手段の通電を行う加熱
駆動手段と、温度検出手段と、ユーザーが任意に温度設
定を行える第1温度設定手段と、温度の低い低温固定温
度設定の第2温度設定手段を有し、前記第2温度設定手
段で通電を開始した場合、一定時間だけ、前記低温固定
温度設定より高い高温固定温度設定で制御し、一定時間
以降、あるいは、前記温度検出手段の検出温度が前記高
温固定温度設定の温度に達した場合は、前記低温固定温
度設定に復帰する制御手段を備えたものである。
するために加熱手段と、前記加熱手段の通電を行う加熱
駆動手段と、温度検出手段と、ユーザーが任意に温度設
定を行える第1温度設定手段と、温度の低い低温固定温
度設定の第2温度設定手段を有し、前記第2温度設定手
段で通電を開始した場合、一定時間だけ、前記低温固定
温度設定より高い高温固定温度設定で制御し、一定時間
以降、あるいは、前記温度検出手段の検出温度が前記高
温固定温度設定の温度に達した場合は、前記低温固定温
度設定に復帰する制御手段を備えたものである。
【0018】さらに加熱手段と、前記加熱手段の通電を
行う加熱駆動手段と、温度検出手段と、ユーザーが任意
に温度設定を行える第1温度設定手段と、温度の低い低
温固定温度設定の第2温度設定手段を有し、前記第2温
度設定手段で通電を開始した場合、一定時間だけ、前記
低温固定温度設定より高い高温固定温度設定で制御し、
一定時間以降、あるいは、前記温度検出手段の検出温度
が前記高温固定温度設定の温度に達した場合は、前記低
温固定温度設定に復帰するし、ユーザーが任意に温度設
定を行える第1の温度設定状態から、温度の低い低温固
定温度設定で制御する第2の温度設定状態には前記第2
温度設定手段の操作により推移し、前記第2の温度設定
状態から前記第1の温度設定状態に復帰する場合は、前
記第2温度設定手段の操作、及び、前記第1温度設定手
段の操作により推移する状態遷移制御手段を備えたもの
である。
行う加熱駆動手段と、温度検出手段と、ユーザーが任意
に温度設定を行える第1温度設定手段と、温度の低い低
温固定温度設定の第2温度設定手段を有し、前記第2温
度設定手段で通電を開始した場合、一定時間だけ、前記
低温固定温度設定より高い高温固定温度設定で制御し、
一定時間以降、あるいは、前記温度検出手段の検出温度
が前記高温固定温度設定の温度に達した場合は、前記低
温固定温度設定に復帰するし、ユーザーが任意に温度設
定を行える第1の温度設定状態から、温度の低い低温固
定温度設定で制御する第2の温度設定状態には前記第2
温度設定手段の操作により推移し、前記第2の温度設定
状態から前記第1の温度設定状態に復帰する場合は、前
記第2温度設定手段の操作、及び、前記第1温度設定手
段の操作により推移する状態遷移制御手段を備えたもの
である。
【0019】
【作用】本発明は上記した構成によって、第2の温度設
定手段で通電を開始した場合、或いは第1の温度設定状
態から、第2の温度設定状態が選択された場合に、温度
設定を一定時間高くすることにより、カーペット本体の
温度たち上げを良くする。
定手段で通電を開始した場合、或いは第1の温度設定状
態から、第2の温度設定状態が選択された場合に、温度
設定を一定時間高くすることにより、カーペット本体の
温度たち上げを良くする。
【0020】さらに、第2の温度設定状態から第1の温
度設定状態に復帰する場合には、第2温度設定手段の再
操作、及び第1温度設定手段の操作でも復帰する。
度設定状態に復帰する場合には、第2温度設定手段の再
操作、及び第1温度設定手段の操作でも復帰する。
【0021】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を説明する。
【0022】図1、図2において、1はカーペット本
体、2は前記カーペット本体1内部に設置された加熱手
段で例としては線状ヒータがある。3は前記加熱手段の
通電を行う加熱駆動手段で例としてはリレー、サイリス
タ等がある。4は前記カーペット本体1内部に設置され
た温度検出手段で例としては線状の温度検知線がある。
5はユーザーが任意に温度設定を行える第1温度設定手
段で例としては「高め」「低め」等の表示のプッシュス
イッチがある。6はエアコン等の他暖房機器を併用し
て、室温が十分に高い時に使用する第2温度設定手段
で、例としては「併用暖房」「併用スイッチ」等のプッ
シュスイツチがある。7は前記第1温度設定手段で設定
した温度に前記カーペット本体1の温度を制御する第1
温調手段、8は温度の低い固定温度で前記カーペット本
体1の温度を制御する第2温調手段、9は第1温調手段
の温度設定を一定時間だけ高くする第1速熱手段、10
は前記温度設定手段を選択した時に状態遷移を制御する
制御手段である。11は前記第2温調手段の温度設定を
一定時間だけ高くする第2速熱手段である。7〜11は
マイコン等の電子回路で構成される。
体、2は前記カーペット本体1内部に設置された加熱手
段で例としては線状ヒータがある。3は前記加熱手段の
通電を行う加熱駆動手段で例としてはリレー、サイリス
タ等がある。4は前記カーペット本体1内部に設置され
た温度検出手段で例としては線状の温度検知線がある。
5はユーザーが任意に温度設定を行える第1温度設定手
段で例としては「高め」「低め」等の表示のプッシュス
イッチがある。6はエアコン等の他暖房機器を併用し
て、室温が十分に高い時に使用する第2温度設定手段
で、例としては「併用暖房」「併用スイッチ」等のプッ
シュスイツチがある。7は前記第1温度設定手段で設定
した温度に前記カーペット本体1の温度を制御する第1
温調手段、8は温度の低い固定温度で前記カーペット本
体1の温度を制御する第2温調手段、9は第1温調手段
の温度設定を一定時間だけ高くする第1速熱手段、10
は前記温度設定手段を選択した時に状態遷移を制御する
制御手段である。11は前記第2温調手段の温度設定を
一定時間だけ高くする第2速熱手段である。7〜11は
マイコン等の電子回路で構成される。
【0023】次に本発明の第1実施例の動作について説
明する。まず通電を開始してから一定時間経過して、安
定している時の動作は従来例と同様である。第1温度設
定手段5で設定された温度設定により、第1温調手段7
が加熱駆動手段3に通電信号を送る。加熱駆動手段3
は、カーペット本体1は内部に組み込まれた加熱手段2
を通電しカーペット本体1が暖められる。加熱手段2と
同様に内部に組み込まれた温度検出手段4の温度が第1
温度設定手段6の設定温度に達すると、温度検出手段4
の信号により、第1温調手段7が加熱駆動手段3に停止
信号を送る。これにより加熱駆動手段3は前記加熱手段
2の通電を停止する。カーペット本体1の温度が下がっ
て、温度検出手段4の温度が前記第1温度設定手段5の
設定より1℃〜2℃低くなると、第1温調手段7が、加
熱駆動手段3に通電信号を送り、再度加熱手段2の通電
を開始しこの動作を繰り返す。カーペット本体1はほぼ
設定温度を保つことになる。
明する。まず通電を開始してから一定時間経過して、安
定している時の動作は従来例と同様である。第1温度設
定手段5で設定された温度設定により、第1温調手段7
が加熱駆動手段3に通電信号を送る。加熱駆動手段3
は、カーペット本体1は内部に組み込まれた加熱手段2
を通電しカーペット本体1が暖められる。加熱手段2と
同様に内部に組み込まれた温度検出手段4の温度が第1
温度設定手段6の設定温度に達すると、温度検出手段4
の信号により、第1温調手段7が加熱駆動手段3に停止
信号を送る。これにより加熱駆動手段3は前記加熱手段
2の通電を停止する。カーペット本体1の温度が下がっ
て、温度検出手段4の温度が前記第1温度設定手段5の
設定より1℃〜2℃低くなると、第1温調手段7が、加
熱駆動手段3に通電信号を送り、再度加熱手段2の通電
を開始しこの動作を繰り返す。カーペット本体1はほぼ
設定温度を保つことになる。
【0024】続いて第1温度設定手段で通電を開始した
場合の動作も従来例と同様である。ユーザーが第1温度
設定手段5で任意の温度設定を選択した場合は、通電開
始から一定の時間だけ第1速熱手段8が任意の温度設定
より高い温度で加熱手段2の通電を制御する。(以下、
この動作のことを初期速熱機能と称する)一定時間経過
後、あるいは、温度検出手段4の温度が前記任意の温度
設定より高くした温度に達した場合は、第1速熱手段8
は機能を停止し、第1温度設定手段5で設定された温度
設定で加熱手段2の通電を制御する。
場合の動作も従来例と同様である。ユーザーが第1温度
設定手段5で任意の温度設定を選択した場合は、通電開
始から一定の時間だけ第1速熱手段8が任意の温度設定
より高い温度で加熱手段2の通電を制御する。(以下、
この動作のことを初期速熱機能と称する)一定時間経過
後、あるいは、温度検出手段4の温度が前記任意の温度
設定より高くした温度に達した場合は、第1速熱手段8
は機能を停止し、第1温度設定手段5で設定された温度
設定で加熱手段2の通電を制御する。
【0025】次に初期から第2温度設定手段を操作した
場合について説明する。ユーザーが第2温度設定手段6
を操作して通電を開始すると、第2速熱手段11が温度
設定を高くする。
場合について説明する。ユーザーが第2温度設定手段6
を操作して通電を開始すると、第2速熱手段11が温度
設定を高くする。
【0026】一定時間経過後、あるいは温度検出手段4
の温度が、前記第2速熱手段11が高くした温度設定に
達した場合は、第2速熱手段11は機能を停止し、第2
温度設定手段6で設定された温度の低い低温固定温度設
定にで加熱手段2の通電を制御する。
の温度が、前記第2速熱手段11が高くした温度設定に
達した場合は、第2速熱手段11は機能を停止し、第2
温度設定手段6で設定された温度の低い低温固定温度設
定にで加熱手段2の通電を制御する。
【0027】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。図3にブロック図、図4にフローチャートを示す。
11までは第1の実施例と同様であり、12は状態遷移
制御手段である。
る。図3にブロック図、図4にフローチャートを示す。
11までは第1の実施例と同様であり、12は状態遷移
制御手段である。
【0028】第2の実施例について動作を説明する。ま
ず第1温度設定手段の動作については第1の実施例と同
様である。ユーザーが第1温度設定手段5で任意の温度
設定を選択した場合は、通電開始から一定の時間だけ第
1速熱手段8が任意の温度設定より高い温度で加熱手段
2の通電を制御する状態になる(以下この状態を第1速
熱状態と称する)。一定時間経過後、あるいは、温度検
出手段4の温度が前記任意の温度設定より高くした温度
に達した場合は、第1速熱手段8は機能を停止し、第1
温度設定手段5で設定された温度設定で加熱手段2の通
電を制御する(前出の第1温度設定状態)。
ず第1温度設定手段の動作については第1の実施例と同
様である。ユーザーが第1温度設定手段5で任意の温度
設定を選択した場合は、通電開始から一定の時間だけ第
1速熱手段8が任意の温度設定より高い温度で加熱手段
2の通電を制御する状態になる(以下この状態を第1速
熱状態と称する)。一定時間経過後、あるいは、温度検
出手段4の温度が前記任意の温度設定より高くした温度
に達した場合は、第1速熱手段8は機能を停止し、第1
温度設定手段5で設定された温度設定で加熱手段2の通
電を制御する(前出の第1温度設定状態)。
【0029】上記、第1速熱状態及び、第1温調状態に
おいて、第2温度設定手段を操作すると、操作から一定
時間だけ、第2速熱手段11が低温の固定温度設定より
高い温度で加熱手段2の通電を制御する(以下この状態
を第2速熱状態と称する)。一定時間経過後、あるい
は、温度検出手段4の温度が高くした温度設定に達した
場合は、第2速熱手段11は機能を停止し、第2温度設
定手段6で設定された温度の低い低温固定温度設定に復
帰する(前出の第2温度設定状態)。
おいて、第2温度設定手段を操作すると、操作から一定
時間だけ、第2速熱手段11が低温の固定温度設定より
高い温度で加熱手段2の通電を制御する(以下この状態
を第2速熱状態と称する)。一定時間経過後、あるい
は、温度検出手段4の温度が高くした温度設定に達した
場合は、第2速熱手段11は機能を停止し、第2温度設
定手段6で設定された温度の低い低温固定温度設定に復
帰する(前出の第2温度設定状態)。
【0030】第2速熱手段11で一定時間だけ温度を高
くしている状態(第2速熱状態)において、第2温度検
出手段の再操作、または第1温度設定手段7の操作をし
た場合、状態遷移制御手段12が、操作から一定の時間
だけ第1速熱手段8が任意の温度設定より高い温度で加
熱手段2の通電を制御する第1速熱状態に状態を遷移す
る。
くしている状態(第2速熱状態)において、第2温度検
出手段の再操作、または第1温度設定手段7の操作をし
た場合、状態遷移制御手段12が、操作から一定の時間
だけ第1速熱手段8が任意の温度設定より高い温度で加
熱手段2の通電を制御する第1速熱状態に状態を遷移す
る。
【0031】第2温度設定手段7の操作から一定時間経
過後、温度設定の低い低温固定温度設定の状態(第2温
度設定状態)において、第2温度検出手段の再操作、ま
たは第1温度設定手段7の操作をすると、状態遷移制御
手段12が、第1温度設定手段6によりユーザーの任意
の温度設定で加熱手段2の通電を制御する第1温度設定
状態に状態遷移する。
過後、温度設定の低い低温固定温度設定の状態(第2温
度設定状態)において、第2温度検出手段の再操作、ま
たは第1温度設定手段7の操作をすると、状態遷移制御
手段12が、第1温度設定手段6によりユーザーの任意
の温度設定で加熱手段2の通電を制御する第1温度設定
状態に状態遷移する。
【0032】第2速熱手段11で一定時間だけ設定温度
を高くしている状態(第2速熱状態)、叉は一定時間経
過後、温度設定の低い低温固定温度設定の状態(第2温
度設定状態)において、第2温度検出手段の再操作、ま
たは第1温度設定手段7の操作をすると、状態遷移制御
手段12がユーザーの任意の温度設定で加熱手段2の通
電を制御する第1温度設定状態に状態を遷移する。
を高くしている状態(第2速熱状態)、叉は一定時間経
過後、温度設定の低い低温固定温度設定の状態(第2温
度設定状態)において、第2温度検出手段の再操作、ま
たは第1温度設定手段7の操作をすると、状態遷移制御
手段12がユーザーの任意の温度設定で加熱手段2の通
電を制御する第1温度設定状態に状態を遷移する。
【0033】第2速熱手段11で一定時間だけ設定温度
を高くしている状態(第2速熱状態)、叉は一定時間経
過後、温度設定の低い低温固定温度設定の状態(第2温
度設定状態)において、第2温度検出手段の再操作、ま
たは第1温度設定手段7の操作をすると、状態遷移制御
手段12が操作から一定の時間だけ第1速熱手段8が任
意の温度設定より高い温度で加熱手段2の通電を制御す
る第1速熱状態に状態を遷移する。
を高くしている状態(第2速熱状態)、叉は一定時間経
過後、温度設定の低い低温固定温度設定の状態(第2温
度設定状態)において、第2温度検出手段の再操作、ま
たは第1温度設定手段7の操作をすると、状態遷移制御
手段12が操作から一定の時間だけ第1速熱手段8が任
意の温度設定より高い温度で加熱手段2の通電を制御す
る第1速熱状態に状態を遷移する。
【0034】
【発明の効果】以上の様に本発明の床暖房装置によれ
ば、次の効果が得られる。
ば、次の効果が得られる。
【0035】第1の実施例では、他暖房機器と併用で使
用する場合で、まだ室温が低い時に、第2温度設定手段
を操作すると、温度設定が低い低温固定温度設定で制御
するためにカーペット本体の温度立ち上がりが遅くぬる
く感じる弊害に対して、前記第2温度設定状態に遷移し
た時に、一定時間、前記低温固定温度設定より高い温度
で加熱手段の制御を行うので、カーペット本体の温度立
ち上がりをが速くなり、ぬるい弊害を排除できる。
用する場合で、まだ室温が低い時に、第2温度設定手段
を操作すると、温度設定が低い低温固定温度設定で制御
するためにカーペット本体の温度立ち上がりが遅くぬる
く感じる弊害に対して、前記第2温度設定状態に遷移し
た時に、一定時間、前記低温固定温度設定より高い温度
で加熱手段の制御を行うので、カーペット本体の温度立
ち上がりをが速くなり、ぬるい弊害を排除できる。
【0036】第2の実施例では使用中に誤操作等で温度
設定の低い低温固定温度設定の第2温度設定状態になる
と、ユーザーの求める温度より低くなり不快感を感じる
可能性がある。しかも誤操作や無意識の操作の場合、任
意に第2温度設定状態を選択した訳では無いので、その
状態に遷移している意識もなければ、復帰方法もわかり
にくい。このような場合に第2温度設定手段の再操作だ
けでなく、通常よく使用する第1温度設定手段の操作で
も第1温度設定状態に復帰するので、ユーザーの不快感
は容易に解消できる。
設定の低い低温固定温度設定の第2温度設定状態になる
と、ユーザーの求める温度より低くなり不快感を感じる
可能性がある。しかも誤操作や無意識の操作の場合、任
意に第2温度設定状態を選択した訳では無いので、その
状態に遷移している意識もなければ、復帰方法もわかり
にくい。このような場合に第2温度設定手段の再操作だ
けでなく、通常よく使用する第1温度設定手段の操作で
も第1温度設定状態に復帰するので、ユーザーの不快感
は容易に解消できる。
【図1】本発明の床暖房装置の第1の実施例のブロック
図
図
【図2】同実施例の構成図
【図3】本発明の床暖房装置の第2の実施例のブロック
図
図
【図4】本発明の床暖房装置の第2の実施例のフローチ
ャート
ャート
【図5】従来の床暖房装置のブロック図
【図6】従来の床暖房装置のフローチャート
1 カーペット本体 2 加熱手段(線状ヒータ) 3 加熱駆動手段(リレー、サイリスタ) 4 温度検出手段(温度検知線) 5 第1温度設定手段 6 第2温度設定手段 7 第1温調手段 8 第2温調手段 9 第1速熱手段 10 第2速熱手段
Claims (2)
- 【請求項1】加熱手段と、前記加熱手段の通電を行う加
熱駆動手段と、温度検出手段と、ユーザーが任意に温度
設定を行える第1温度設定手段と、温度の低い低温固定
温度設定の第2温度設定手段を有し、前記第2温度設定
手段で通電を開始した場合、一定時間だけ、前記低温固
定温度設定より高い高温固定温度設定で制御し、一定時
間以降、あるいは、前記温度検出手段の検出温度が前記
高温固定温度設定の温度に達した場合は、前記低温固定
温度設定に復帰する制御手段を備えたことを特徴とする
床暖房装置。 - 【請求項2】加熱手段と、前記加熱手段の通電を行う加
熱駆動手段と、温度検出手段と、ユーザーが任意に温度
設定を行える第1温度設定手段と、温度の低い低温固定
温度設定の第2温度設定手段を有し、前記第2温度設定
手段で通電を開始した場合、一定時間だけ、前記低温固
定温度設定より高い高温固定温度設定で制御し、一定時
間以降、あるいは、前記温度検出手段の検出温度が前記
高温固定温度設定の温度に達した場合は、前記低温固定
温度設定に復帰するし、ユーザーが任意に温度設定を行
える第1の温度設定状態から、温度の低い低温固定温度
設定で制御する第2の温度設定状態には前記第2温度設
定手段の操作により推移し、前記第2の温度設定状態か
ら前記第1の温度設定状態に復帰する場合は、前記第2
温度設定手段の操作、及び、前記第1温度設定手段の操
作により推移する状態遷移制御手段を備えた請求項1記
載の床暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15092894A JPH0814591A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 床暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15092894A JPH0814591A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 床暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0814591A true JPH0814591A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15507480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15092894A Pending JPH0814591A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 床暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0814591A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015230116A (ja) * | 2014-06-04 | 2015-12-21 | ダイキン工業株式会社 | 暖房装置 |
-
1994
- 1994-07-01 JP JP15092894A patent/JPH0814591A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015230116A (ja) * | 2014-06-04 | 2015-12-21 | ダイキン工業株式会社 | 暖房装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041207 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050405 |