JPH08170837A - システム暖房装置およびその運転制御方法 - Google Patents

システム暖房装置およびその運転制御方法

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JPH08170837A
JPH08170837A JP31387394A JP31387394A JPH08170837A JP H08170837 A JPH08170837 A JP H08170837A JP 31387394 A JP31387394 A JP 31387394A JP 31387394 A JP31387394 A JP 31387394A JP H08170837 A JPH08170837 A JP H08170837A
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JP
Japan
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heating device
air conditioner
floor
floor heating
temperature
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Application number
JP31387394A
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English (en)
Inventor
Toyohiko Baba
豊彦 馬場
Toshiro Ino
利郎 伊能
Mikio Sato
幹男 佐藤
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】床暖房装置および空気調和機を連動運転させる
ことにより、部屋を快適な温度に暖房すること。 【構成】床暖房装置1および空気調和機2の連動運転モ
ードにおいて、空気調和機2の入タイマで、空気調和機
2および床暖房装置1を連動して動作開始させる。入タ
イマ時刻の一定時間前に、空気調和機2側で、外気温と
室温との差に基づき、空気調和機2の動作開始時刻を算
出する。そしてそれよりも一定のオフセット時間前に、
床暖房装置1の運転開始時刻とする。空気調和機2と床
暖房装置1との間で信号の送信を行い、設定された運転
開始時刻に、床暖房装置1および空気調和機2をそれぞ
れ運転開始させる。それにより、入タイマ時刻になる
と、両者による暖房が立上がり、室温が設定温度にな
る。 【効果】床暖房装置1および空気調和機2が効果的に連
動運転され、所望の入タイマ時刻に、部屋が設定温度に
まで温められるる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、床暖房装置および空
気調和機を連動運転させることにより、部屋を快適な温
度に暖房するためのシステム暖房装置ならびにそのシス
テム暖房装置における運転制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】居住空間を快適な温度に保つために、床
暖房装置と空気調和機とを併設することが提案されてい
る。床暖房装置と空気調和機とを併設した場合には、各
装置の温度制御を個別に行うよりも、両装置を連動させ
て温度制御を行う方が、部屋の温度を快適な温度に保ち
やすいし、また、操作も便利である。
【0003】そこで、特開平2−171518号公報に
は、床暖房装置により暖房される床温度が下がるにつれ
て、空気調和機による暖房温度を上げるように制御する
空調システムの制御方法が提案されている。また、特開
平3−156217号公報には、床暖房装置により温め
られる床付近温度を検出し、検出した床付近温度によっ
て空気調和機や石油ファンヒータ等による暖房温度の設
定を変化させる制御方法が教示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術における床暖
房装置と空気調和機との連動運転制御では、床暖房装置
による暖房温度が空気調和機側へ与えられて、空気調和
機では床暖房装置の暖房温度に基づいて、暖房温度を調
整するという制御の仕方がされている。つまり、従来の
床暖房装置と空気調和機との連動制御では、床暖房装置
から空気調和機に対してデータは一方向に与えられる。
そして空気調和機は、その与えられるデータに基づい
て、暖房温度を制御する。したがって、たとえば空気調
和機による暖房温度が高くされたからといって、それに
合わせて床暖房装置による暖房温度が低くされるわけで
はなく、両者の連動制御が不十分であるという問題があ
った。
【0005】また、運転,停止や温度調整等の制御は、
床暖房装置および空気調和機の各操作部から行う必要が
あり、操作性が悪いという欠点もあった。さらに、朝目
覚めた際に既に部屋が温められていることが好ましく、
そのために暖房装置にはいわゆる入タイマが備えられて
いるものが多い。ところが、従来の連動運転では、床暖
房装置および空気調和機それぞれに設けられた入タイマ
を個別にセットする必要があり、両者を連動運転させる
場合に使い勝手が悪い等の問題があった。
【0006】この発明はかかる背景に基づいてなされた
もので、床暖房装置と空気調和機とを相互に連動させ
て、快適な暖房を行うことのできるシステム暖房装置お
よびその運転制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
部屋の床面からの放熱で暖房を行う床暖房装置と、部屋
に温風を供給して暖房を行う空気調和機と、床暖房装置
および空気調和機間を接続する信号伝送手段とを含むシ
ステム暖房装置における運転制御方法であって、床暖房
装置と空気調和機とを連動運転させる連動運転信号が与
えられたことに応答して、床暖房装置の暖房目標温度を
予め定める一定温度に設定して、床暖房装置を運転制御
し、空気調和機による暖房は、設定されている空気調和
機の暖房目標温度に対して所定の温度だけ低い温度にな
るように、空気調和機を運転制御することを特徴とする
ものである。
【0008】請求項2記載の発明は、部屋の床面からの
放熱で暖房を行う床暖房装置と、部屋に温風を供給して
暖房を行う空気調和機と、床暖房装置および空気調和機
間の信号の伝送制御をする連動制御手段とを含むシステ
ム暖房装置であって、操作信号を入力するための操作信
号入力手段、ならびに操作信号入力手段から連動運転信
号が与えられたことに応答して、連動制御手段は、床暖
房装置および空気調和機間で信号の送受を行わせ、両者
を連動運転させることを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載のシ
ステム暖房装置において、前記操作信号入力手段は、床
暖房装置に設けられ、床暖房装置の運転内容を入力設定
するための操作パネルを含むことを特徴とするものであ
る。請求項4記載の発明は、請求項2または3記載のシ
ステム暖房装置において、前記操作信号入力手段は、空
気調和機に対して操作信号を送信するためのワイヤレス
リモコンを含み、連動運転信号が与えられた状態では、
ワイヤレスリモコンから空気調和機に対して操作信号を
送信することに応答して、連動制御手段は、床暖房装置
に運転制御信号を送ることを特徴とするものである。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項2ないし4
のいずれかに記載のシステム暖房装置において、床暖房
装置は、放熱を行う床面領域を少なくとも2つに切換え
可能であり、空気調和機は、放熱を行う床面領域に対応
させて、該床面領域を含む室内空間へ向けて温風を吹き
出すための少なくとも2つの温風吹出口を備え、空気調
和機において、温風を吹き出すべき温風吹出口が設定さ
れると、連動制御手段は、床暖房装置に対して、温風が
吹き出される温風吹出口に対応した床面領域が放熱を行
うようにすべき信号を与えることを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項2ないし5
のいずれかに記載のシステム暖房装置において、操作信
号入力手段は、生活モード特定信号を入力する手段を備
え、生活モード特定信号が与えられると、連動制御手段
は、与えられた生活モードに応じて、空気調和機優先ま
たは床暖房装置優先の連動運転を行わせることを特徴と
するものである。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項6記載のシ
ステム暖房装置において、生活モード特定信号は、和室
モード信号および洋室信号モードを含み、連動制御手段
は、和室モード信号に応答して、床暖房装置優先の連動
運転を行わせ、洋室モード信号に応答して、空気調和機
優先の連動運転を行わせることを特徴とするものであ
る。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項5記載のシ
ステム暖房装置において、部屋の中にいる人の位置を検
知する人検知センサをさらに備え、人検知センサの出力
に基づいて、空気調和機は、人がいる位置に対応した温
風供吹出を設定することを特徴とするものである。請求
項9記載の発明は、部屋の床面からの放熱で暖房を行う
床暖房装置と、室温を検出する室温検出手段と、部屋に
温風を供給して暖房を行うための室内機および室内機と
連結され、部屋の外に配置された外気温検出手段を有す
る室外機を含む空気調和機と、床暖房装置および空気調
和機間の信号の伝送制御を行う連動制御手段とを含むシ
ステム暖房装置であって、任意の時刻を設定でき、設定
された時刻になるとシステム暖房装置に暖房を行わせる
ための入タイマ手段を備え、入タイマ手段は、設定され
た時刻の所定時間前に、室温検出手段の検出する室温お
よび空気調和機の室外機に備えられた外気温検出手段に
よって検出される外気温を読取る手段と、読取られた室
温および外気温に基づいて、設定された時刻には、シス
テム暖房装置により部屋が所定温度に温められた状態に
するために、空気調和機および床暖房装置の運転を開始
すべき各時刻を算出する手段と、算出された各時刻に、
空気調和機および床暖房装置の運転を開始させる手段と
を含むことを特徴とするものである。
【0014】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
システム暖房装置において、運転開始時刻算出手段は、
空気調和機の運転開始時刻を算出した後、その時刻より
一定時間前の時刻を床暖房装置の運転開始時刻とするこ
とを特徴とするものである。
【0015】
【作用】請求項1記載の運転制御方法によれば、連動運
転時には、床暖房装置による暖房目標温度が予め定める
一定温度に設定される。一方、空気調和機による暖房温
度は、通常設定されている暖房目標温度よりも所定温
度、たとえば3degだけ低い温度になるように制御さ
れる。このように、床暖房装置と空気調和機との連動運
転時に、床暖房装置の暖房目標温度を一定にし、かつ、
空気調和機は、通常の制御よりも所定温度だけ低い温度
に制御するという単純な制御で、床暖房装置と空気調和
機とを連動させて、両者により快適な暖房を行うことが
できる。
【0016】また、空気調和機による温度制御を、従来
のように、床暖房装置による暖房温度に基づいて複雑に
制御する必要がないから、制御が容易で、かつ良好に床
暖房装置と空気調和機とを連動運転させることができ
る。請求項2記載のシステム暖房装置では、床暖房装置
および空気調和機間で信号の送受を行わせて両者を連動
運転させるので、一方の装置による暖房温度の変化は他
方の装置に伝えられ、両者が互いに連動して、所望の暖
房温度が得られる。
【0017】請求項3または4記載のシステム暖房装置
では、床暖房装置に設けられた操作パネルまたは空気調
和機に付属のワイヤレスリモコンにより連動運転を行わ
せることができる。したがって操作が便利である。特
に、空気調和機に付属のワイヤレスリモコンを用いて、
空気調和機の運転,停止,タイマ運転,温度調整等のみ
ならず、床暖房装置の運転,停止,タイマ運転,暖房領
域の切換え等も行えるから、操作性が良好である。
【0018】請求項5記載のシステム暖房装置では、空
気調和機の温風吹出口が設定されると、床暖房装置によ
り暖房される床面領域も自動的に切換えられて、空気調
和機が温風を吹き出す空間の床面領域が暖房される。こ
のように空気調和機による暖房領域を指定することで、
自動的に床暖房装置による暖房領域も切換えられるか
ら、両者により快適な暖房が行える。なお、空気調和機
の温風吹出口は、一体的に構成されたたとえば天井や壁
面埋め込み型の空気調和機に、2以上の温風吹出口が備
えられたものでもよいし、空気調和機自体が別体で構成
された2台以上の空気調和機を含み、運転すべき空気調
和機が切換えられることによって、それらの各温風吹出
口が切換えられるようにしてもよい。
【0019】請求項6または7記載のシステム暖房装置
では、生活モードに応じて、空気調和機優先または床暖
房装置優先の連動制御が行えるから、様々な生活モード
に対応した快適な暖房が行える。特に請求項7記載のシ
ステム暖房装置では、和室を中心とする和風の生活様式
または机,椅子を中心とする洋風の生活様式に合わせ
て、快適な温度になるように暖房運転が連動される。
【0020】請求項8記載のシステム暖房装置では、人
検知センサにより、人がいる位置に対応した領域が暖房
される。よっていわゆる省エネ効果が高く、しかも快適
な暖房が実現できる。請求項9または10記載のシステ
ム暖房装置では、タイマによりシステム暖房装置に電源
を投入して、所望の時刻になると部屋が快適な温度に暖
房されているようにすることができる。床暖房装置と空
気調和機とでは、快適な暖房温度に達するまでのいわゆ
る立上がり時間に差がある。この立上がり時間の差を考
慮して、設定時刻の所定時間前から、空気調和機および
床暖房装置をそれぞれ運転開始させるので、設定時刻に
なると、各装置が快適な温度を発生し、部屋の温度は快
適な温度になっている。
【0021】
【実施例】以下には、図面を参照して、この発明の一実
施例について詳細に説明をする。図1は、この発明の一
実施例にかかるシステム暖房装置の概要を示す図解図で
ある。図1を参照して説明すると、システム暖房装置に
は、部屋の床面からの放熱で暖房を行う床暖房装置1
と、部屋に温風を供給して暖房を行う空気調和機(いわ
ゆる「エアコン」)2とが含まれている。
【0022】床暖房装置1にはゾーンAを暖房するため
の放熱パネル3およびゾーンBを暖房するための放熱パ
ネル4が備えられている。放熱パネル3および4は共に
床暖コントローラ5に接続されており、床暖コントロー
ラ5からの制御信号により、放熱パネル3および/また
は放熱パネル4は放熱を行う。床暖コントローラ5には
伝送ライン6により床暖リモコン7が接続されている。
床暖リモコン7は、放熱パネル3,4の切換え、暖房温
度の調節、タイマ運転のための時刻設定等の操作信号お
よび床暖房装置1と空気調和機2とを連動運転させるべ
き連動運転信号を入力するためのものである。床暖リモ
コン7を床暖コントローラ5と一体的にせず、床暖コン
トローラ5に対して伝送ライン6を介して別体の構造に
すると、床暖コントローラ5はたとえば床下や押入れ内
等の部屋の邪魔にならない場所に配置することができ、
床暖リモコン7は部屋の中の操作しやすい場所に配置す
ることができる。
【0023】空気調和機2は、この実施例では、たとえ
ば天井埋め込み型のいわゆるハウジングエアコンと称さ
れる形式のものが用いられている。空気調和機2には、
たとえば2つの温風吹出口8,9が備えられている。温
風吹出口8は、たとえば床暖房装置1の放熱パネル3で
暖房されるゾーンAの領域に温風を供給するように配置
されている。また、温風吹出口9は、放熱パネル4で温
められるゾーンBの領域に温風を吹き出すように設定さ
れている。空気調和機2では、ワイヤレスリモコン10
から与えられる操作信号に基づいて、暖房温度を調節し
たり、温風吹出口8,9を切換えたり、吹き出す温風の
風量を調節したりする。
【0024】なお、このような空気調和機に代え、複数
台の空気調和機を連動させることによって、温風吹出口
を切換える構成としてもよい。さらに、この実施例で
は、空気調和機2と床暖房装置1の床暖コントローラ5
とは伝送ライン11で接続されている。そしてワイヤレ
スリモコン10から空気調和機2に対して操作信号が与
えられると、空気調和機2は伝送ライン11を介して床
暖コントローラ5に制御信号を送り、床暖コントローラ
5はその制御信号に応じた制御を実行する。このように
空気調和機2のためのワイヤレスリモコン10により、
空気調和機2および床暖房装置1の双方を制御できる。
【0025】具体的には、ワイヤレスリモコン10によ
って、一括で空気調和機2および床暖房装置1の運転,
停止,タイマ運転,暖房ゾーンの切換え等ができる。ま
た、この実施例にかかるシステム暖房装置では、ワイヤ
レスリモコン10によって空気調和機2の温風吹出口
8,9が切換えられると、その信号が床暖房装置1へ伝
えられ、床暖コントローラ5によって、放熱する放熱パ
ネル3,5が切換えられる。具体的には、空気調和機2
において、温風吹出口8から温風が吹き出され、温風吹
出口9からは温風が吹き出されないようにされたとす
る。これはワイヤレスリモコン10からの信号で行われ
る。そうすると、この信号が伝送ライン11を介して床
暖コントローラ5へ伝えられる。そして床暖コントロー
ラ5は、放熱パネル3には通電をするが、放熱パネル4
へは通電をしない。つまり、温風吹出口8により暖房さ
れる空間の床面に設けられた放熱パネル3にのみ通電が
される。逆に、温風吹出口9から温風が吹き出されるよ
うにされると、放熱パネル4のみに通電がされる。
【0026】もし両方の温風吹出口8,9から温風が吹
き出される場合には、両方の放熱パネル3,4が通電さ
れる。このように、空気調和機2のワイヤレスリモコン
10によって、温風吹出口が切換えられると、それに連
動して床暖房装置1により暖房される領域が切換えられ
る。
【0027】また、部屋の中にいる人の位置を検知する
人検知センサを設け、人検知センサの出力に応答して、
空気調和機2の温風吹出口8,9および床暖房装置1の
放熱パネル3,4が切換えられ、人の存在する空間のみ
が温められるようにしてもよい。人検知センサは、たと
えば赤外線センサ等で構成することができる。図2は、
この発明の一実施例にかかるシステム暖房装置の構成例
を示すブロック図である。システム暖房装置には、前述
したように床暖房装置1および空気調和機2が含まれて
いる。
【0028】図2を参照して、床暖房装置1は、床暖コ
ントローラ5と床暖コントローラ5により制御されるた
とえば2つの放熱パネル3,4を含む。床暖コントロー
ラ5には床暖制御回路51およびエアコン・リモコン間
伝送回路52が設けられている。床暖制御回路51は放
熱パネル3に含まれるヒータ31を発熱させて放熱パネ
ル3に放熱を行わせる。また、放熱パネル3に関連して
設けられた床温センサ32によりゾーンAの床温を検出
し、その検出温度に基づいてヒータ31への通電を制御
する。同様に、床暖制御回路51には放熱パネル4に備
えられたヒータ41および床温センサ42が接続されて
いる。
【0029】床暖制御回路51に接続されたエアコン・
リモコン間伝送回路52は、床暖制御回路51と空気調
和機2および床暖リモコン7との間の信号伝送を制御す
るための回路である。エアコン・リモコン間伝送回路5
2には伝送ライン6を介して床暖リモコン7が接続され
ている。床暖リモコン7には、空気調和機2と床暖コン
トローラ5との間の信号伝送を制御するためのエアコン
・リモコン間伝送回路71、エアコン・リモコン間伝送
回路71に接続された床暖リモコン制御回路72、床暖
リモコン制御回路72にそれぞれ接続された表示部7
3、室内温度センサ74および操作スイッチ75が備え
られている。表示部73は、床暖房装置1が空気調和機
2と連動運転しているか否か、床暖房装置1のタイマ運
転時刻、暖房運転ゾーン(放熱パネル3,4のいずれが
放熱しているか)、暖房目標温度その他の情報を視覚的
に確認できるように表示するためのものである。室内温
度センサ74は、床暖房装置1により暖房運転が行われ
る結果、床温度ではなく室内温度がどの程度になったか
を検知するための温度センサである。操作スイッチ75
は、床暖房装置の入/切信号、暖房ゾーンの切換え信
号,暖房目標温度設定/変更信号,タイマ運転時刻設定
信号その他の信号を入力するとともに、床暖房装置1と
空気調和機2との連動運転信号を入力するためのもので
ある。
【0030】床暖コントローラ5のエアコン・リモコン
間伝送回路52は、さらに、伝送ライン11を介して空
気調和機2の室内機2Aと接続されている。具体的に
は、室内機2Aに備えられた床暖間伝送回路21と接続
されている。したがって、床暖間伝送回路21と床暖コ
ントローラ5のエアコン・リモコン間伝送回路52と床
暖リモコン7のエアコン・リモコン間伝送回路71と
は、伝送ライン6,11によって相互に信号の送受が可
能なように接続されている。
【0031】空気調和機2の室内機2Aには、上述の床
暖間伝送回路21の他に、該伝送回路21に接続された
室内機制御部22、室内機制御部22にそれぞれ接続さ
れた室内温度センサ23、ゾーン吹出制御装置24およ
び室内外伝送回路25が設けられている。さらに、床暖
間伝送回路21および室内機制御部22に接続された受
光部29が備えられている。
【0032】受光部29は、前述したワイヤレスリモコ
ン10(図1参照)からの操作信号を受光し、この信号
を室内機制御部22および床暖間伝送回路21に与え
る。室内機制御部22では、受光部29から与えられる
信号に基づき、空気調和機2の運転の入/切、暖房目標
温度の変更、風量変更等の制御を行う。また、ゾーン吹
出制御装置24を制御して、温風が温風吹出口8または
9のいずれかから吹き出されるように制御したり、両方
から吹き出されるように制御する。ゾーン吹出制御装置
24としては、たとえば各温風吹出口8,9にそれぞれ
設けられたファンおよびファンモータを含むものでもよ
いし、共通のファンおよびファンモータと、温風を温風
吹出口8へ導くか温風吹出口9へ導くかを切換える切換
えダンパを備えた構成としてもよい。
【0033】床暖間伝送回路21では、また、受光部2
1を介して操作信号が与えられると、該操作信号を伝送
ライン11を通して床暖コントローラ5のエアコン・リ
モコン間伝送回路52へ与える。そしてエアコン・リモ
コン間伝送回路52から床暖制御回路51へ信号が与え
られて、放熱パネル3,4が制御される。さらに、エア
コン・リモコン間伝送回路52から伝送ライン6を介し
て床暖リモコン7へも信号が送られ、タイマ運転時刻等
の設定がされる。
【0034】空気調和機2の室内機2Aでは、室内外伝
送回路25を介して室外機2Bの室内外伝送回路26へ
信号を送る。そして室内外伝送回路26に接続された室
外機制御部27に制御信号が与えられる。室外機制御部
27には室外温度センサ28が接続されている。室外温
度センサ28で検出された室外温度は、室外機制御部2
7,室内外伝送回路26,25を介して室外機制御部2
2へ与えられる。
【0035】図3は、この実施例にかるシステム暖房装
置の温度制御の仕方の一例を説明するためのグラフであ
る。図3において、横軸は床温センサ32,42(図2
参照)によって検出される床面温度を表わし、縦軸の1
つのスケールは、空気調和機2の室内温度センサ23
(図2参照)により検出される室内温度を表わしてい
る。さらに縦軸の他のスケールは、このシステム暖房装
置の消費電力を表わしている。
【0036】システム暖房装置により快適な暖房を行う
場合には、床面温度が低い程室内温度を高くするように
制御すればよい。また、床面温度と室内温度との関係
は、生活様式が変わることによっても変化する。たとえ
ば和室の場合、床面(畳上)に座っている時間が長く、
人が存在する空間は部屋の下方空間が主である。また、
床面(畳上)に直座りすることが多く、床面からの暖房
が効率良く人に伝わる。かかる場合、床面からの暖房が
心地好く、床暖房装置1による暖房を優先させるのが好
ましい。
【0037】一方、椅子やソファーが配置された洋間の
場合、部屋の中に人が存在する空間は、床面から浮き上
がった中間空間が主体である。それゆえ床面温度および
室内温度共に、和室に比べて少し高く設定しなければ、
人は快適な暖かさを感じにくい。図3は、このような事
情を考慮した床面温度と室内温度との関係を示してお
り、快適制御ライン(和風設定)は、和室における快適
な暖房を行うための床面温度と室内温度との関係を示す
制御ラインである。同様に、快適制御ライン(洋風設
定)は、洋間における快適な暖房を行うための制御ライ
ンである。
【0038】さらに、各快適制御ラインに沿った暖房運
転時に必要な消費電力が、それぞれ示されている。この
実施例にかかるシステム暖房装置では、図3に示すグラ
フを考慮して、床暖房装置1と空気調和機2とを次のよ
うに連動運転させる。床暖リモコン7により連動運転信
号が与えられると、床暖コントローラ5は、放熱パネル
3,4による暖房目標温度をたとえば24℃に設定す
る。つまり床面暖房目標温度を、連動運転時の消費電力
が最も少ない24℃に初期設定する。そして床面の暖房
目標温度をこの温度に固定する。
【0039】次いで、空気調和機2による暖房目標温度
を、空気調和機2に予め設定されている暖房目標温度か
ら一定温度Δt(たとえばΔt=3deg)低下させる
ように制御する。より具体的に説明すると、空気調和機
2は、通常、暖房目標温度が設定されている。この暖房
目標温度は、空気調和機2単独の場合は、たとえば23
℃を中心温度として、22〜24℃が推奨暖房目標温度
とされていることが多い。それゆえ、連動運転前には、
通常、空気調和機2の暖房目標温度は、22〜24℃の
範囲内に設定されている。この実施例では、連動運転信
号が与えられたことに応答して、床暖房装置1は暖房目
標温度を24℃として暖房運転を開始し、同時に、空気
調和機2は設定されている温度22〜24℃よりもたと
えば3deg低い19〜21℃を暖房目標温度として暖
房運転がされる。
【0040】このように床暖房装置1と空気調和機2と
の連動運転時に、床暖房装置の暖房目標温度を固定温度
とし、空気調和機2の暖房目標温度を設定値よりも一定
値Δt低い温度になるように制御するという単純な制御
により、快適な暖房を行うことができる。上述の連動運
転制御は、和風設定の場合も、洋風設定の場合も、床暖
房装置1による暖房目標温度をたとえば24℃に初期設
定して固定する。一方、空気調和機2の暖房目標温度
は、設定温度よりも一定温度Δtだけ低くする。和室で
は空気調和機2の設定温度は相対的に低く設定されてお
り、洋間では空気調和機2の設定温度は相対的に高く設
定されていると推測できる。それゆえ、連動運転時に、
空気調和機2の設定温度を特に設定し直さなくても、快
適な連動運転による暖房が行える。
【0041】また、連動運転時に、消費電力が最も少な
くなるような運転を行える。上述の制御の仕方では、和
風設定の場合も洋風設定の場合も、床暖房装置1による
暖房目標温度は24℃と同じ温度にしたが、洋風設定と
和風設定とで、床暖房装置1による暖房目標温度を変え
てもよい。また、和風設定では、床暖房装置1による暖
房が優先されるようにし、洋風設定では、空気調和機2
による暖房が優先されるように制御をしてもよい。
【0042】このように生活様式(生活モード)や生活
シーンに適合した制御内容を予め設定しておき、生活様
式を選択することにより、所望の暖房制御内容が設定で
きるようにすると、操作性が向上する。図4は、この実
施例にかかるシステム暖房装置における入タイマ動作の
一例を示す図である。
【0043】図4において、Aは時間の経過を示し、B
は空気調和機2の運転開始時刻を示し、Cは床暖房装置
の運転開始時刻を示し、Dはシステム暖房装置により温
められる室内温度の変化を示している。連動運転モード
で、入タイマ運転される場合、以下のように運転が行わ
れる。一例として、入タイマ時刻(すなわちシステム暖
房装置による暖房開始時刻)が午前7時に設定されたと
する。この設定は、たとえばワイヤレスリモコン10
で、空気調和機2の入タイマ時刻を設定するだけでよ
い。この場合、空気調和機2では、入タイマ時刻のたと
えば1時間前の午前6時に、室外機2Bに備えられてい
る室外温度センサ28で検出される外気温および室温セ
ンサ23で検出される室内温度を読取る。そして読取っ
た外気温および室内温度の温度差に基づいて、空気調和
機2の運転を開始させるべき時刻および床暖房装置1の
運転を開始させるべき時刻を算出する。
【0044】より具体的には、入タイマにより設定され
た時刻、たとえば午前7時に、空気調和機2および床暖
房装置1により部屋が設定温度に温められた状態になる
ように、入タイマ時刻よりも前に空気調和機2および床
暖房装置1の運転を開始させる。この場合において、空
気調和機2の立上がりに要する時間と、床暖房装置1の
立上がりに要する時間とは異なる。通常、床暖房装置1
による立上がりに要する時間の方が長くかかる。
【0045】そこで、この実施例では、空気調和機2に
よる運転開始時刻を、室内温度と外気温との温度差に基
づいて推測した後、空気調和機2の運転開始時刻よりも
一定のオフセット時間だけ前に、床暖房装置1の運転を
開始させることにした。これによって、空気調和機2お
よび床暖房装置1による立上がり運転によって、入タイ
マ時刻には、部屋の温度が設定温度にまで温められる。
【0046】たとえば、図2および図4Dを参照して、
連動運転モードのときには、空気調和機2のたとえば室
内機制御部22において、空気調和機2による立上がり
運転および床暖房装置1による立上がり運転の双方に基
づく温度上昇を考慮して、空気調和機2の運転開始時刻
が推測される。図4Dに破線で示すように、空気調和機
2だけでは、部屋の温度を設定温度まで温めるのに要す
る時間は相対的に長くかかる。同様に、床暖房装置1だ
けでは、部屋の温度を設定温度まで温めるのに要する時
間は長くかかる。連動運転時には、両方の暖房装置によ
り部屋の温度が設定温度にまで温められるから、これを
考慮して空気調和機2の運転開始温度が決められる。ま
た、それより一定時間前に、立上がり時間の長くかかる
床暖房装置1の運転が開始される。
【0047】なお、上述のように、床暖房装置1の運転
開始時刻を、空気調和機2の運転開始時刻よりも一定の
オフセット時間前にするのではなく、床暖房装置1独自
の運転開始時刻を算出するようにしてもよい。以上の説
明は、この実施例にかかるシステム暖房装置の制御動作
の一例であり、以上説明したほか、この発明のシステム
暖房装置は、請求の範囲に記載のように、種々の動作を
行わせることができる。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、単純な制
御内容で、床暖房装置と空気調和機とを連動運転させ
て、両者により快適な暖房を行うことができる。請求項
2記載の発明では、床暖房装置および空気調和機間で信
号の送受が行われて、一方の装置による運転内容の変化
が他方の装置に伝えられ、両者が互いに連動して、所望
の暖房が実現できる。それゆえ連動運転の操作がしやす
く、使い勝手の良いシステム暖房装置とすることができ
る。
【0049】請求項3または4記載の発明では、床暖房
装置に設けられた操作パネルまたは空気調和機に付属の
ワイヤレスリモコンによって連動運転を行わせることが
できる。したがって操作が便利なシステム暖房装置とす
ることができ、各装置の操作を一方の装置の操作パネル
やワイヤレスリモコンで制御できて、使い勝手がよい。
【0050】請求項4記載の発明では、空気調和機の温
風吹出口を切換えると、床暖房装置による暖房領域も切
換えられるから、無駄がなく快適な暖房が行える。請求
項6または7記載の発明では、生活モードに応じて制御
内容を設定できる使いやすいシステム暖房装置とするこ
とができる。請求項8記載の発明では、人が自動的に検
知されて人がいる場所が暖房されるので、いわゆる省エ
ネ効果の高いシステム暖房装置とすることができる。
【0051】請求項9または10記載の発明では、タイ
マ運転によりシステム暖房装置を運転させる場合に、設
定時刻に快適な温度に部屋が温められる装置とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるシステム暖房装置
の構成概要図である。
【図2】この発明の一実施例にかかるシステム暖房装置
の構成ブロック図である。
【図3】この発明の一実施例にかかるシステム暖房装置
の制御動作の一例を示すグラフである。
【図4】この発明の一実施例にかかるシステム暖房装置
における入タイマ動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 床暖房装置 2 空気調和機 3,4 放熱パネル 5 床暖コントローラ 6,11 伝送ライン 7 床暖リモコン 8,9 温風吹出口 10 ワイヤレスリモコン 23,74 室内温度センサ 32,42 床温センサ 28 室外温度センサ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部屋の床面からの放熱で暖房を行う床暖房
    装置(1)と、部屋に温風を供給して暖房を行う空気調
    和機(2)と、床暖房装置(1)および空気調和機
    (2)間を接続する信号伝送手段(11)とを含むシス
    テム暖房装置における運転制御方法であって、 床暖房装置(1)と空気調和機(2)とを連動運転させ
    る連動運転信号が与えられたことに応答して、床暖房装
    置(1)の暖房目標温度を予め定める一定温度に設定し
    て、床暖房装置(1)を運転制御し、 空気調和機(2)による暖房は、設定されている空気調
    和機(2)の暖房目標温度に対して所定の温度だけ低い
    温度になるように、空気調和機(2)を運転制御するこ
    とを特徴とする、システム暖房装置における運転制御方
    法。
  2. 【請求項2】部屋の床面からの放熱で暖房を行う床暖房
    装置(1)と、部屋に温風を供給して暖房を行う空気調
    和機(2)と、床暖房装置(1)および空気調和機
    (2)間の信号の伝送制御をする連動制御手段(11,
    6)とを含むシステム暖房装置であって、 操作信号を入力するための操作信号入力手段(7,1
    0)、ならびに操作信号入力手段(7,10)から連動
    運転信号が与えられたことに応答して、連動制御手段
    (11,6)は、床暖房装置(1)および空気調和機
    (2)間で信号の送受を行わせ、両者を連動運転させる
    ことを特徴とする、システム暖房装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のシステム暖房装置におい
    て、 前記操作信号入力手段(7,10)は、床暖房装置
    (1)に設けられ、床暖房装置(1)の運転内容を入力
    設定するための操作パネル(7)を含むことを特徴とす
    る、システム暖房装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載のシステム暖房装置
    において、 前記操作信号入力手段(7,10)は、空気調和機
    (2)に対して操作信号を送信するためのワイヤレスリ
    モコン(10)を含み、 連動運転信号が与えられた状態では、ワイヤレスリモコ
    ン(10)から空気調和機(2)に対して操作信号を送
    信することに応答して、連動制御手段(11,6)は、
    床暖房装置(1)に運転制御信号を送ることを特徴とす
    る、システム暖房装置。
  5. 【請求項5】請求項2ないし4のいずれかに記載のシス
    テム暖房装置において、 床暖房装置(1)は、放熱を行う床面領域を少なくとも
    2つに切換え可能であり、 空気調和機(2)は、放熱を行う床面領域に対応させ
    て、該床面領域を含む室内空間へ向けて温風を吹き出す
    ための少なくとも2つの温風吹出口(8,9)を備え、 空気調和機(2)において、温風を吹き出すべき温風吹
    出口(8,9)が設定されると、連動制御手段(11,
    6)は、床暖房装置(1)に対して、温風が吹き出され
    る温風吹出口(8,9)に対応した床面領域が放熱を行
    うようにすべき信号を与えることを特徴とする、システ
    ム暖房装置。
  6. 【請求項6】請求項2ないし5のいずれかに記載のシス
    テム暖房装置において、 操作信号入力手段(7,10)は、生活モード特定信号
    を入力する手段を備え、 生活モード特定信号が与えられると、連動制御手段(1
    1,6)は、与えられた生活モードに応じて、空気調和
    機優先または床暖房装置優先の連動運転を行わせること
    を特徴とする、システム暖房装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載のシステム暖房装置におい
    て、 生活モード特定信号は、和室モード信号および洋室信号
    モードを含み、 連動制御手段(11,6)は、和室モード信号に応答し
    て、床暖房装置優先の連動運転を行わせ、洋室モード信
    号に応答して、空気調和機優先の連動運転を行わせるこ
    とを特徴とする、システム暖房装置。
  8. 【請求項8】請求項5記載のシステム暖房装置におい
    て、 部屋の中にいる人の位置を検知する人検知センサをさら
    に備え、 人検知センサの出力に基づいて、空気調和機は、人がい
    る位置に対応した温風供吹出を設定することを特徴とす
    る、システム暖房装置。
  9. 【請求項9】部屋の床面からの放熱で暖房を行う床暖房
    装置(1)と、 室温を検出する室温検出手段(23)と、 部屋に温風を供給して暖房を行うための室内機(2A)
    および室内機(2A)と連結され、部屋の外に配置され
    た外気温検出手段(28)を有する室外機(2B)を含
    む空気調和機(2)と、 床暖房装置(1)および空気調和機(2)間の信号の伝
    送制御を行う連動制御手段(11,6)とを含むシステ
    ム暖房装置であって、 任意の時刻を設定でき、設定された時刻になるとシステ
    ム暖房装置に暖房を行わせるための入タイマ手段(1
    0,29,22)を備え、 入タイマ手段(10,29,22)は、 設定された時刻の所定時間前に、室温検出手段の検出す
    る室温および空気調和機の室外機に備えられた外気温検
    出手段によって検出される外気温を読取る手段と、 読取られた室温および外気温に基づいて、設定された時
    刻には、システム暖房装置により部屋が所定温度に温め
    られた状態にするために、空気調和機および床暖房装置
    の運転を開始すべき各時刻を算出する手段と、 算出された各時刻に、空気調和機および床暖房装置の運
    転を開始させる手段とを含むことを特徴とする、システ
    ム暖房装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載のシステム暖房装置におい
    て、 運転開始時刻算出手段は、空気調和機の運転開始時刻を
    算出した後、その時刻より一定時間前の時刻を床暖房装
    置の運転開始時刻とすることを特徴とする、システム暖
    房装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013204985A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Panahome Corp 室内温度制御システム及びそれを具えた建物
JP2016205672A (ja) * 2015-04-20 2016-12-08 リンナイ株式会社 空調床暖房システム
JP2017227415A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 株式会社ノーリツ 暖房システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016205672A (ja) * 2015-04-20 2016-12-08 リンナイ株式会社 空調床暖房システム
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