JPH081454B2 - 特性測定方法 - Google Patents

特性測定方法

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JPH081454B2
JPH081454B2 JP4331393A JP4331393A JPH081454B2 JP H081454 B2 JPH081454 B2 JP H081454B2 JP 4331393 A JP4331393 A JP 4331393A JP 4331393 A JP4331393 A JP 4331393A JP H081454 B2 JPH081454 B2 JP H081454B2
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JP4331393A
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Inventor
安彦 三木
Original Assignee
ソニー・テクトロニクス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微小電流から大電流に
至るまでの広範囲な電流域で、正確に素子の特性を測定
することができる特性測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】被測定素子の特性を測定するとき、被測
定素子に供給される電圧又は電流波形は通常図6に示す
ような、ステップ状の波形30又は図7に示すようなパ
ルス状の波形32が用いられる。そして各々の供給電圧
又は供給電流における電流値又は電圧値を測定する。一
回の測定で供給される電圧波形又は電流波形はステップ
状波形(階段波)30又はパルス状波形32のどちらか
一方のみである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ダイオードの
特性測定を例にとると、ステップ状の波形30を用いて
測定が大電流域になった場合、被測定素子が発熱し測定
が正確に行えない。また、パルス状の波形32を用いた
場合、大電流域での熱的影響は減るが、微小電流域で図
8に示すような等価並列容量36への充電電流の影響が
顕著となるので、同様に正確な測定を行うことができな
い。なお、この等価並列容量36への充電電流は、大電
流域の測定では、相対的にダイオード34への電流が大
きくなるので無視できる。故に従来は、ステップ状の波
形30による測定と、パルス状の波形32による測定を
行い、後にふたつの測定結果を合成して解析しなければ
ならないという煩わしさがあった。図9はV−I特性の
一例である。特性曲線38はステップモードによる測定
結果、特性曲線40はパルスモードよる測定結果であ
る。パルス状電圧波形32による測定時は、等価並列容
量への充電電流による誤差により、微小電流域で測定さ
れた電流が大きい方へシフトしている。また、ステップ
状波形電圧30による測定では、大電流域で測定された
電流が熱的影響により大きい方へシフトしている。
【0004】よって本発明の目的は、一回の測定で微小
電流から大電流までの広い電流領域の測定を迅速かつ正
確に行うことができる特性測定方法を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明では、上
記のような課題を解決するために、予めキーボード等の
入力装置又はCPU等によって任意の電流値又は電圧値
を予め定めておき、その予め定められた値より小さな領
域ではステップ状の電圧又は電流を出力し、その予め定
めた値を越えた領域ではパルス状の電圧又は電流を出力
することにより、一回の測定で広い電流範囲での測定を
正確に行うことができる。
【0006】
【実施例】まず図3を参照して本発明の特性測定方法を
利用する特性測定装置を説明する。CPU10はホスト
・コンピュータ又はキーボード等(図中には示されてい
ない)へ接続されている。メモリ12には測定を行うた
めのプログラムが格納されている。入出力コントロール
14は、電圧源16、電流測定部18、レンジ設定部2
0に夫々接続されている。電圧源16は、被測定素子2
2と直列に接続され、被測定素子22に供給する電圧を
発生する。電流測定部18は被測定素子22と直列に接
続され、被測定素子22に流れる電流を測定する。レン
ジ設定部20は、電流測定部の電流レンジを設定する。
【0007】図1は本発明を説明する流れ図である。各
ステップはメモリ12に格納されているプログラムに従
ってCPU10が制御するか又は処理を行う。以下図1
と共に図3を参照して説明すると、ステップ50では、
CPU10はホスト・コンピュータ又はキーボード等か
らの命令を受け、メモリ12に格納されているプログラ
ムに従って出力をステップ状電圧モードに設定する。ス
テップ51では、電圧振幅が増加させられ、入出力コン
トロール14を通じて電圧源16よりステップ状電圧の
出力を開始する。ステップ52では電流測定部18から
被測定素子に流れる電流値がCPUに送られてくる。ス
テップ54では測定電流値又は供給電圧値が、予めCP
Uで計算された値やキーボードから入力された値以下で
あるか又はそれを越えるかを判断し、越えない場合はス
テップ51に戻り電圧源16からの出力電圧波形は図6
に示すようなステップ状の波形となり、越える場合は、
ステップ56に進み、出力がパルス状電圧モードに設定
される。ステップ57では電圧振幅が増加させられ、電
圧源16から図7に示すようなパルス状の波形32が出
力される。ステップ58では、電流測定部16が被測定
素子に流れる電流を測定する。ステップ59では、供給
電圧値又は測定電流値が測定範囲を越えるか否かが判断
され、越えない場合はステップ57に戻り、越える場合
は測定を終了する。従って電圧源16の出力波形全体
は、図5に示すような予め定められた供給電圧値又は測
定電流値以下ではステップ状で、予め定められた供給電
圧値又は測定電流値以上ではパルス状の連続波形42と
なる。
【0008】図4は、本発明の特性測定方法の電流出力
・電圧測定の構成ブロック図である。同一部分には同じ
参照番号を符してある。以下図2の本発明を説明する流
れ図と共に動作を説明すると、ステップ60では、出力
がステップ状電流モードに設定される。ステップ61で
は電流振幅が増加させられ、電流源26はステップ状の
電流波形30の出力を開始する。ステップ62では電圧
測定部28により電圧値を測定する。ステップ64で
は、電流源26の出力電流値又は測定部28による測定
電圧値が予め定められた値以下のときは、再びステップ
61に戻り、図6のようなステップ状の電流波形30を
出力し、出力電流値又は測定電圧値が予め定められた値
を越えるときはステップ66に進み、パルス状電流モー
ドに設定する。ステップ67では電圧振幅が増加させら
れ、図7に示すようなパルス状の出力電流波形32を出
力する。ステップ69では供給電流値又は測定電圧値が
測定範囲を越えるか否かが判断され、越えない場合はス
テップ67に戻り、越えた場合は測定が終了する。従っ
て電流源26の出力波形全体は、図5に示すような予め
定められた出力電流値又は測定電圧値以下ではステップ
状で、予め定められた出力電流値又は測定電圧値以上で
はパルス状の連続波形42となる。
【0009】なお上記実施例において、制御を行うの
は、CPU10ではなくてハードウェア・シーケンサで
行ってもよい。被測定素子は受動素子でも、能動素子で
もよい。また、いうまでもなく、大電流から微小電流又
は大電圧から微小電圧への測定では、供給波形がパルス
状波形からステップ状波形になることは明らかである。
【0010】以上本発明の好適実施例について説明した
が、本発明はここに説明した実施例のみに限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱することなく必要に応
じて種々の変形及び変更を実施し得ることは当業者には
明らかである。
【0011】
【発明の効果】本発明の特性測定方法によれば、被測定
素子への供給波形をステップ状波形(階段波)からパル
ス状波形に切り替えるようにしたので、微小電流(微小
電圧)から大電流(大電圧)まで広い領域での測定を迅
速かつ正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による流れ図。
【図2】本発明による流れ図。
【図3】本発明の特性測定方法を利用した特性測定装置
の一実施例を示す構成ブロック図である。
【図4】本発明の特性測定方法を利用した特性測定装置
の他の実施例の構成ブロック図である。
【図5】本発明の特性測定方法による電圧源又は電流源
の出力波形図である。
【図6】ステップ状波形の波形図である。
【図7】パルス状波形の波形図である。
【図8】被測定素子例のダイオードの等価回路図であ
る。
【図9】ステップ波形による測定結果と、パルス波形に
よる測定結果の例を示す図である。
【符号の説明】
10 CPU 12 メモリ 14 入出力コントロール 16 電圧源 18 電流測定部 20 レンジ設定部 22 被測定素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧を被測定素子に供給し、該被測定素
    子に流れる電流を測定する特性測定方法において、上記
    被測定素子に供給する電圧又は上記被測定素子に流れる
    電流が、予め定められた値以下の時には階段波の電圧を
    供給し、上記予め定められた値を越えた時にはパルス状
    の電圧を供給することを特徴とする特性測定方法。
  2. 【請求項2】 電流を被測定素子に供給し、該被測定素
    子に生じる電圧を測定する特性測定方法において、上記
    被測定素子に供給する電流又は上記被測定素子の両端間
    に生じる電圧が、予め定められた値以下の時には階段波
    の電流を供給し、上記予め定められた値を越えた時には
    パルス状の電流を供給することを特徴とする特性測定方
    法。
JP4331393A 1993-02-08 1993-02-08 特性測定方法 Expired - Lifetime JPH081454B2 (ja)

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JPH06235752A JPH06235752A (ja) 1994-08-23
JPH081454B2 true JPH081454B2 (ja) 1996-01-10

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CN102193036A (zh) * 2010-03-12 2011-09-21 华东电力试验研究院有限公司 一种故障电流限制器响应时间的测定装置及方法
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