JPH08142876A - キャブオーバ型車両のキャブメンバ構造 - Google Patents
キャブオーバ型車両のキャブメンバ構造Info
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- JPH08142876A JPH08142876A JP6280493A JP28049394A JPH08142876A JP H08142876 A JPH08142876 A JP H08142876A JP 6280493 A JP6280493 A JP 6280493A JP 28049394 A JP28049394 A JP 28049394A JP H08142876 A JPH08142876 A JP H08142876A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】車両が衝突したとき、運転者の前方に配設され
る機器を運転者から退避させることにより安全性を確保
する。 【構成】キャブ2の内部の前側に堅固なキャブフロント
メンバ13と、後側にインパネメンバ14が設けられ、ステ
イ15により連結され、先端48がシャシフレーム40の先端
40aより突出してインパクタ47が保持され、ステイ15の
略中央部15aと前記インパクタ47の後端49との間に、ク
ロスメンバ43に設けた貫通孔45に沿ってまたフロアパネ
ル20を貫通してワイヤ50が張設される。
る機器を運転者から退避させることにより安全性を確保
する。 【構成】キャブ2の内部の前側に堅固なキャブフロント
メンバ13と、後側にインパネメンバ14が設けられ、ステ
イ15により連結され、先端48がシャシフレーム40の先端
40aより突出してインパクタ47が保持され、ステイ15の
略中央部15aと前記インパクタ47の後端49との間に、ク
ロスメンバ43に設けた貫通孔45に沿ってまたフロアパネ
ル20を貫通してワイヤ50が張設される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャブオーバ型車両に
おける、衝突時におけるステアリングホイール等の運転
者への衝突を回避することを可能としたキャブメンバ構
造に関する。
おける、衝突時におけるステアリングホイール等の運転
者への衝突を回避することを可能としたキャブメンバ構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両はステアリング装置により操舵され
る。ここで、ステアリング装置は舵取りを行うため旋回
操作されるステアリングホイールがステアリングシャフ
トを中心に回転可能に保持されており、このステアリン
グシャフトがステアリングコラムに回転可能に軸支連結
されている。
る。ここで、ステアリング装置は舵取りを行うため旋回
操作されるステアリングホイールがステアリングシャフ
トを中心に回転可能に保持されており、このステアリン
グシャフトがステアリングコラムに回転可能に軸支連結
されている。
【0003】一方、キャブオーバ型車両90にあっては、
図6に示すように、前記ステアリング装置91が運転席92
の前方部位にインパネ93等に隣接して取付けられてお
り、運転者94は運転席92のシートクッション95に着座す
ることにより、ステアリングホイール96を旋回操作して
舵取りを行う。このようなステアリング装置91を取付け
たキャブオーバ型車両90が正面衝突してフロント部分が
衝撃で著しく押し潰された場合、ステアリングホイール
96が後退して、運転席92のシートクッション95との間隔
が狭くなる。ところが、シートバックがロックされてお
り、後方にリクライニングあるいは移動することができ
ないため、ステアリングホイール96と運転者94との間隔
が小さくなる不具合が考えられる。
図6に示すように、前記ステアリング装置91が運転席92
の前方部位にインパネ93等に隣接して取付けられてお
り、運転者94は運転席92のシートクッション95に着座す
ることにより、ステアリングホイール96を旋回操作して
舵取りを行う。このようなステアリング装置91を取付け
たキャブオーバ型車両90が正面衝突してフロント部分が
衝撃で著しく押し潰された場合、ステアリングホイール
96が後退して、運転席92のシートクッション95との間隔
が狭くなる。ところが、シートバックがロックされてお
り、後方にリクライニングあるいは移動することができ
ないため、ステアリングホイール96と運転者94との間隔
が小さくなる不具合が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】該不具合を解消するた
めに、実開平4−125977号公報には、車両衝突時
の衝撃を検出するセンサを設け、該センサの信号により
ステアリングコラムを運転者から退避させる方向に離脱
する技術が開示されている。しかしながら、センサを用
いた技術であるので、該センサが誤動作した場合には、
正常時であるにも拘らずステアリングコラムが離脱して
しまう惧れがあり、充分に確実な技術ではない。
めに、実開平4−125977号公報には、車両衝突時
の衝撃を検出するセンサを設け、該センサの信号により
ステアリングコラムを運転者から退避させる方向に離脱
する技術が開示されている。しかしながら、センサを用
いた技術であるので、該センサが誤動作した場合には、
正常時であるにも拘らずステアリングコラムが離脱して
しまう惧れがあり、充分に確実な技術ではない。
【0005】また、ステアリングコラムのみを運転者か
ら退避させても、該ステアリングコラムに隣接してイン
パネ等が取付けられているので、該インパネ等も同時に
運転者から退避させる方向に離脱することが必要であ
る。また一般的にキャブオーバ型車両にあっては、キャ
ブはフレームに搭載されており、車両衝突時にあって
は、該衝突の衝撃はまずフレームに伝達される。
ら退避させても、該ステアリングコラムに隣接してイン
パネ等が取付けられているので、該インパネ等も同時に
運転者から退避させる方向に離脱することが必要であ
る。また一般的にキャブオーバ型車両にあっては、キャ
ブはフレームに搭載されており、車両衝突時にあって
は、該衝突の衝撃はまずフレームに伝達される。
【0006】本発明は上記実情に鑑みなされたものであ
り、車両が衝突事故を起こした場合、ステアリングコラ
ム、インパネ等の運転者の前方に配設される機器を運転
者から退避させることにより、安全性を確保することが
可能となる車両のキャブメンバ構造を提供することを目
的とする。
り、車両が衝突事故を起こした場合、ステアリングコラ
ム、インパネ等の運転者の前方に配設される機器を運転
者から退避させることにより、安全性を確保することが
可能となる車両のキャブメンバ構造を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明では、車両のシャシフレームの上にキャブが搭載
されるキャブオーバ型車両において、キャブ内部の前側
に車両横方向に配設された堅固なキャブフロントメンバ
と、前記キャブフロントメンバの後側に車両横方向に配
設されて、少なくともステアリングコラム及びインパネ
を含む運転者の前方に配設される機器を固着するインパ
ネメンバと、前記キャブフロントメンバと前記インパネ
メンバとを連結するステイと、シャシフレームに車両後
方に移動可能に保持されて、先端がキャブ前端部より突
出している衝突時接触部材と、前記ステイと前記衝突時
接触部材との間に張設されたワイヤ部材と、前記衝突時
接触部材が車両後方に移動したときに前記ワイヤ部材に
下向きの張力を付加させる張力付加装置と、を備えて構
成した。
の発明では、車両のシャシフレームの上にキャブが搭載
されるキャブオーバ型車両において、キャブ内部の前側
に車両横方向に配設された堅固なキャブフロントメンバ
と、前記キャブフロントメンバの後側に車両横方向に配
設されて、少なくともステアリングコラム及びインパネ
を含む運転者の前方に配設される機器を固着するインパ
ネメンバと、前記キャブフロントメンバと前記インパネ
メンバとを連結するステイと、シャシフレームに車両後
方に移動可能に保持されて、先端がキャブ前端部より突
出している衝突時接触部材と、前記ステイと前記衝突時
接触部材との間に張設されたワイヤ部材と、前記衝突時
接触部材が車両後方に移動したときに前記ワイヤ部材に
下向きの張力を付加させる張力付加装置と、を備えて構
成した。
【0008】また、ワイヤ部材の中間部に該ワイヤ部材
の張設方向を偏向する偏向装置を設け、前記張力付加装
置を当該偏向装置を含んで構成してもよい。また、前記
衝突時接触部材の後方延長線上に該衝突時接触部材が押
圧したときに前記ワイヤ部材に下向きの張力を付加する
ように該ワイヤ部材が係止される楔部材を設け、前記張
力付加装置を当該楔部材を含んで構成してもよい。
の張設方向を偏向する偏向装置を設け、前記張力付加装
置を当該偏向装置を含んで構成してもよい。また、前記
衝突時接触部材の後方延長線上に該衝突時接触部材が押
圧したときに前記ワイヤ部材に下向きの張力を付加する
ように該ワイヤ部材が係止される楔部材を設け、前記張
力付加装置を当該楔部材を含んで構成してもよい。
【0009】また、前記衝突時接触部材を回動部材とし
て、該回動部材の後端に前記ワイヤ部材を係止し、該衝
突時接触部材が衝突したときに前記ワイヤ部材に下向き
の張力を付加するように、該回動部材を張力付加装置と
してもよい。
て、該回動部材の後端に前記ワイヤ部材を係止し、該衝
突時接触部材が衝突したときに前記ワイヤ部材に下向き
の張力を付加するように、該回動部材を張力付加装置と
してもよい。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、キャブ内部に
は、前側に堅固なキャブフロントメンバが配設され、該
キャブフロントメンバの後側に運転者の前方に配設され
る機器を固着したインパネメンバが配設される。さらに
前記キャブフロントメンバと前記インパネメンバとがス
テイにより連結されている。
は、前側に堅固なキャブフロントメンバが配設され、該
キャブフロントメンバの後側に運転者の前方に配設され
る機器を固着したインパネメンバが配設される。さらに
前記キャブフロントメンバと前記インパネメンバとがス
テイにより連結されている。
【0011】一方、車両が衝突事故を起こした場合、衝
突時接触部材の先端がキャブ前端部より突出して設けら
れているので、該衝突時接触部材が被衝突物に接触す
る。さらに、該衝突時接触部材はシャシフレームに車両
後方に移動可能に保持されいるので、衝突時には該衝突
時接触部材が車両後方に移動する。ここで、衝突時接触
部材が車両後方に移動すると、張力付加装置により、前
記ステイと前記衝突時接触部材との間に張設されたワイ
ヤ部材に下向きの張力が付加される。
突時接触部材の先端がキャブ前端部より突出して設けら
れているので、該衝突時接触部材が被衝突物に接触す
る。さらに、該衝突時接触部材はシャシフレームに車両
後方に移動可能に保持されいるので、衝突時には該衝突
時接触部材が車両後方に移動する。ここで、衝突時接触
部材が車両後方に移動すると、張力付加装置により、前
記ステイと前記衝突時接触部材との間に張設されたワイ
ヤ部材に下向きの張力が付加される。
【0012】従って、車両が衝突事故を起こした場合に
はキャブフロントメンバと前記インパネメンバとを連結
するステイが下方に引っ張られるが、キャブフロントメ
ンバは堅固であるため、インパネメンバが前方、即ち運
転者の身体との退避方向に引っ張られることとなり、衝
突時にステアリングコラム及びインパネを含む運転者の
前方に配設される機器が運転者を圧迫することがなく、
安全性を確保することが可能となる。
はキャブフロントメンバと前記インパネメンバとを連結
するステイが下方に引っ張られるが、キャブフロントメ
ンバは堅固であるため、インパネメンバが前方、即ち運
転者の身体との退避方向に引っ張られることとなり、衝
突時にステアリングコラム及びインパネを含む運転者の
前方に配設される機器が運転者を圧迫することがなく、
安全性を確保することが可能となる。
【0013】請求項2に記載の発明に係る作用として、
ワイヤ部材の中間部に該ワイヤ部材の張設方向を偏向す
る偏向装置を設けると、衝突時に前記衝突時接触部材が
車両後方に移動することによりワイヤ部材に発生する車
両後方への張設力が、ワイヤ部材に発生する下向きの張
力として偏向される。請求項3に記載の発明に係る作用
として、前記衝突時接触部材の後方延長線上に該衝突時
接触部材が押圧したときに前記ワイヤ部材に下向きの張
力を付加するように該ワイヤ部材が係止される楔部材を
設けると、衝突時に前記衝突時接触部材が車両後方に移
動することにより楔部材が押圧され、該楔部材がワイヤ
部材に下向きの張力を付加する。
ワイヤ部材の中間部に該ワイヤ部材の張設方向を偏向す
る偏向装置を設けると、衝突時に前記衝突時接触部材が
車両後方に移動することによりワイヤ部材に発生する車
両後方への張設力が、ワイヤ部材に発生する下向きの張
力として偏向される。請求項3に記載の発明に係る作用
として、前記衝突時接触部材の後方延長線上に該衝突時
接触部材が押圧したときに前記ワイヤ部材に下向きの張
力を付加するように該ワイヤ部材が係止される楔部材を
設けると、衝突時に前記衝突時接触部材が車両後方に移
動することにより楔部材が押圧され、該楔部材がワイヤ
部材に下向きの張力を付加する。
【0014】請求項4に記載の発明に係る作用として、
前記衝突時接触部材を回動部材として、該回動部材の後
端に前記ワイヤ部材を係止することにより、該衝突時接
触部材即ち回動部材が衝突したときに該回動部材が回動
してワイヤ部材に下向きの張力を付加する。
前記衝突時接触部材を回動部材として、該回動部材の後
端に前記ワイヤ部材を係止することにより、該衝突時接
触部材即ち回動部材が衝突したときに該回動部材が回動
してワイヤ部材に下向きの張力を付加する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は本発明の請求項1、2に記載のキャブオー
バ型車両のキャブメンバ構造に係る第1実施例を示して
いる。即ち、キャブオーバ型車両1にあっては、車両の
シャシフレーム40の上にキャブ2が搭載される。
する。図1は本発明の請求項1、2に記載のキャブオー
バ型車両のキャブメンバ構造に係る第1実施例を示して
いる。即ち、キャブオーバ型車両1にあっては、車両の
シャシフレーム40の上にキャブ2が搭載される。
【0016】キャブ2にはステアリング装置3が運転席
5の前方部位にインパネ6に隣接して、キャブフロアメ
ンバ7に取付けられている。ここで、ステアリング装置
3は舵取りを行うため旋回操作されるステアリングホイ
ール8と、該ステアリングホイール8を回動可能に支持
するステアリングシャフト9と、該ステアリングシャフ
ト9を回転可能に支持するステアリングコラム10とを含
んで構成される。
5の前方部位にインパネ6に隣接して、キャブフロアメ
ンバ7に取付けられている。ここで、ステアリング装置
3は舵取りを行うため旋回操作されるステアリングホイ
ール8と、該ステアリングホイール8を回動可能に支持
するステアリングシャフト9と、該ステアリングシャフ
ト9を回転可能に支持するステアリングコラム10とを含
んで構成される。
【0017】そして、運転者11は運転席5に着座するこ
とにより、ステアリングホイール8を旋回操作して舵取
りを行う。ここで、本第1実施例では、キャブ2の内部
の前側に車両横方向に配設された断面がコ字状の堅固な
キャブフロントメンバ13と、前記キャブフロントメンバ
13の後側に車両横方向に配設されて、前記ステアリング
コラム10及びインパネ6を固着するインパネメンバ14と
が設けられている。ここで、インパネメンバ14も断面が
コ字状となっているが、その板厚t14がキャブフロント
メンバ13の板厚t13より薄く、もってインパネメンバ14
はキャブフロントメンバ13より横方向の引張力に対して
より弱い部材となっている。
とにより、ステアリングホイール8を旋回操作して舵取
りを行う。ここで、本第1実施例では、キャブ2の内部
の前側に車両横方向に配設された断面がコ字状の堅固な
キャブフロントメンバ13と、前記キャブフロントメンバ
13の後側に車両横方向に配設されて、前記ステアリング
コラム10及びインパネ6を固着するインパネメンバ14と
が設けられている。ここで、インパネメンバ14も断面が
コ字状となっているが、その板厚t14がキャブフロント
メンバ13の板厚t13より薄く、もってインパネメンバ14
はキャブフロントメンバ13より横方向の引張力に対して
より弱い部材となっている。
【0018】さらに、前記キャブフロントメンバ13と前
記インパネメンバ14とは車両前後方向に配設されるステ
イ15にリベット16,17等により連結されている。一方、
シャシフレーム40は車両前後方向に配設されるサイドレ
ール41を複数のクロスメンバにより結合することにより
構成されているが、本第1実施例においては、車両先端
のクロスメンバ42及び略ステアリング装置3の下方に設
けられるクロスメンバ43に各々貫通孔44、45が設けら
れ、該貫通孔44、45にインパクタ47が車両後方に移動可
能に遊嵌保持されている。インパクタ47は強固な部材よ
りなっており、先端48はキャブ2の先端2aより突出す
るようにシャシフレーム40の先端40aより突出して、ま
た後端49はクロスメンバ43より後方に突出して保持され
る。
記インパネメンバ14とは車両前後方向に配設されるステ
イ15にリベット16,17等により連結されている。一方、
シャシフレーム40は車両前後方向に配設されるサイドレ
ール41を複数のクロスメンバにより結合することにより
構成されているが、本第1実施例においては、車両先端
のクロスメンバ42及び略ステアリング装置3の下方に設
けられるクロスメンバ43に各々貫通孔44、45が設けら
れ、該貫通孔44、45にインパクタ47が車両後方に移動可
能に遊嵌保持されている。インパクタ47は強固な部材よ
りなっており、先端48はキャブ2の先端2aより突出す
るようにシャシフレーム40の先端40aより突出して、ま
た後端49はクロスメンバ43より後方に突出して保持され
る。
【0019】即ち、インパクタ47は衝突時接触部材であ
る。さらに、前記ステイ15の略中央部15aには、一端50
aが前記インパクタ47の後端49に係合され、クロスメン
バ43に設けた貫通孔45に沿ってまたフロアパネル20を貫
通して張設されるワイヤ50の他端50bが係止される。次
に本第1実施例に係る作用を説明する。
る。さらに、前記ステイ15の略中央部15aには、一端50
aが前記インパクタ47の後端49に係合され、クロスメン
バ43に設けた貫通孔45に沿ってまたフロアパネル20を貫
通して張設されるワイヤ50の他端50bが係止される。次
に本第1実施例に係る作用を説明する。
【0020】本第1実施例の構成によれば、キャブ2の
内部には、前側にキャブフロントメンバ13が配設され、
該キャブフロントメンバ13の後側にインパネメンバ14が
配設されるが、インパネメンバ14の板厚t14がキャブフ
ロントメンバ13の板厚t13より薄く、もってインパネメ
ンバ14はキャブフロントメンバ13より横方向の引張力に
対してより弱い部材となっているので、従って、前側に
堅固なキャブフロントメンバ13が配設され、該キャブフ
ロントメンバ13の後側にステアリングコラム10及びイン
パネ6が固着されるインパネメンバ14が配設される構成
となる。
内部には、前側にキャブフロントメンバ13が配設され、
該キャブフロントメンバ13の後側にインパネメンバ14が
配設されるが、インパネメンバ14の板厚t14がキャブフ
ロントメンバ13の板厚t13より薄く、もってインパネメ
ンバ14はキャブフロントメンバ13より横方向の引張力に
対してより弱い部材となっているので、従って、前側に
堅固なキャブフロントメンバ13が配設され、該キャブフ
ロントメンバ13の後側にステアリングコラム10及びイン
パネ6が固着されるインパネメンバ14が配設される構成
となる。
【0021】一方、車両が衝突事故を起こした場合、図
2に示すように、インパクタ47の先端48がキャブ2の先
端2aより突出するように、さらに、シャシフレーム40
の先端40aより突出して設けられているので、該衝突時
にはインパクタ47が被衝突物に接触する。さらに、イン
パクタ47はクロスメンバ42及び43に設けた貫通孔44、45
に車両後方に移動可能に遊嵌保持され、またインパクタ
47は強固な部材よりなっているので、該衝突時にはイン
パクタ47がシャシフレーム40の後方に移動する。
2に示すように、インパクタ47の先端48がキャブ2の先
端2aより突出するように、さらに、シャシフレーム40
の先端40aより突出して設けられているので、該衝突時
にはインパクタ47が被衝突物に接触する。さらに、イン
パクタ47はクロスメンバ42及び43に設けた貫通孔44、45
に車両後方に移動可能に遊嵌保持され、またインパクタ
47は強固な部材よりなっているので、該衝突時にはイン
パクタ47がシャシフレーム40の後方に移動する。
【0022】ここで、前記ステイ15の略中央部15aと前
記インパクタ47の後端49との間にはワイヤ50が張設さ
れ、さらに該ワイヤ50はクロスメンバ43に設けた貫通孔
45に沿って張設されている。もって、インパクタ47がシ
ャシフレーム40の後方に移動すると、インパクタ47の後
端49と貫通孔45との距離が拡大し、さらにワイヤ50が該
貫通孔45に沿って張設されているので、インパクタ47の
後端49と貫通孔45との距離の拡大に応じて、ワイヤ50の
他端50bに発生した車両後方に向く張力は、該貫通孔45
により向きを変えられ、ワイヤ50の一端50aに下向きに
引っ張る張力を付加することとなる。
記インパクタ47の後端49との間にはワイヤ50が張設さ
れ、さらに該ワイヤ50はクロスメンバ43に設けた貫通孔
45に沿って張設されている。もって、インパクタ47がシ
ャシフレーム40の後方に移動すると、インパクタ47の後
端49と貫通孔45との距離が拡大し、さらにワイヤ50が該
貫通孔45に沿って張設されているので、インパクタ47の
後端49と貫通孔45との距離の拡大に応じて、ワイヤ50の
他端50bに発生した車両後方に向く張力は、該貫通孔45
により向きを変えられ、ワイヤ50の一端50aに下向きに
引っ張る張力を付加することとなる。
【0023】即ち、該貫通孔45により張力付加装置の作
用が奏される。従って、車両が衝突事故を起こした場合
にはキャブフロントメンバ13と前記インパネメンバ14と
を連結するステイ15がワイヤ50の一端50aにより下方に
引っ張られることとなる。ここで、前述の如く、キャブ
フロントメンバ13は堅固であるため、ワイヤ50の一端50
aが下方に引っ張られると、インパネメンバ14がキャブ
フロントメンバ13の方に、即ち運転者11の身体との退避
方向に引っ張られることとなり、もって衝突時にステア
リングコラム10及びインパネ6が運転者11を圧迫するこ
とがなく、安全性を確保することが可能となる。
用が奏される。従って、車両が衝突事故を起こした場合
にはキャブフロントメンバ13と前記インパネメンバ14と
を連結するステイ15がワイヤ50の一端50aにより下方に
引っ張られることとなる。ここで、前述の如く、キャブ
フロントメンバ13は堅固であるため、ワイヤ50の一端50
aが下方に引っ張られると、インパネメンバ14がキャブ
フロントメンバ13の方に、即ち運転者11の身体との退避
方向に引っ張られることとなり、もって衝突時にステア
リングコラム10及びインパネ6が運転者11を圧迫するこ
とがなく、安全性を確保することが可能となる。
【0024】なお、インパネ6周囲に他の機器が搭載さ
れる場合にも該機器はインパネメンバ14に固定されるこ
ととなるので、これら他の機器が搭載されている場合に
も、本第1実施例と同様な効果が奏されるものである。
次に本発明の請求項3に記載のキャブオーバ型車両のキ
ャブメンバ構造に係る第2実施例について、図3、図4
を参照しつつ、説明する。なお、第1実施例とキャブ2
内における構成、作用は同一であるので、説明を省略す
る。
れる場合にも該機器はインパネメンバ14に固定されるこ
ととなるので、これら他の機器が搭載されている場合に
も、本第1実施例と同様な効果が奏されるものである。
次に本発明の請求項3に記載のキャブオーバ型車両のキ
ャブメンバ構造に係る第2実施例について、図3、図4
を参照しつつ、説明する。なお、第1実施例とキャブ2
内における構成、作用は同一であるので、説明を省略す
る。
【0025】本第2実施例に係る構成として、サイドレ
ール41の車両先端部において、インパクタ60が車両後方
に移動可能にサポート板61により遊嵌保持されている。
インパクタ60は強固な部材よりなっており、先端62はキ
ャブ2の先端2aより突出するようにシャシフレーム40
の先端40aより突出して形成され、また後端には傾斜部
63が構成されている。
ール41の車両先端部において、インパクタ60が車両後方
に移動可能にサポート板61により遊嵌保持されている。
インパクタ60は強固な部材よりなっており、先端62はキ
ャブ2の先端2aより突出するようにシャシフレーム40
の先端40aより突出して形成され、また後端には傾斜部
63が構成されている。
【0026】さらに、該インパクタ60とクロスメンバ65
との間には、前記傾斜部63に係合する楔部材66が設けら
れており、該楔部材66の上方67には、ワイヤ50の他端50
bが係止される。次に本第2実施例に係る作用を説明す
る。車両が衝突事故を起こした場合、インパクタ60の先
端62がキャブ2の先端2aより突出するように、さら
に、シャシフレーム40の先端40aより突出して設けられ
ているので、該衝突時にはインパクタ60が被衝突物に接
触する。さらに、インパクタ60は車両後方に移動可能に
サポート板61により遊嵌保持されているので、該衝突時
にはインパクタ60がシャシフレーム40の後方に移動す
る。
との間には、前記傾斜部63に係合する楔部材66が設けら
れており、該楔部材66の上方67には、ワイヤ50の他端50
bが係止される。次に本第2実施例に係る作用を説明す
る。車両が衝突事故を起こした場合、インパクタ60の先
端62がキャブ2の先端2aより突出するように、さら
に、シャシフレーム40の先端40aより突出して設けられ
ているので、該衝突時にはインパクタ60が被衝突物に接
触する。さらに、インパクタ60は車両後方に移動可能に
サポート板61により遊嵌保持されているので、該衝突時
にはインパクタ60がシャシフレーム40の後方に移動す
る。
【0027】さらに、インパクタ60がシャシフレーム40
の後方に移動すると、インパクタ60とクロスメンバ65と
の間に傾斜部63に係合する楔部材66が設けられているの
で、該楔部材66が下方に移動する。そして、楔部材66の
上方67には、ワイヤ50の他端50bが係止されているの
で、ワイヤ50の他端50bが下方に引っ張られることとな
る。もって、インパクタ60がシャシフレーム40の後方に
移動すると、ワイヤ50の一端50aに下向きに引っ張る張
力を付加することとなる。
の後方に移動すると、インパクタ60とクロスメンバ65と
の間に傾斜部63に係合する楔部材66が設けられているの
で、該楔部材66が下方に移動する。そして、楔部材66の
上方67には、ワイヤ50の他端50bが係止されているの
で、ワイヤ50の他端50bが下方に引っ張られることとな
る。もって、インパクタ60がシャシフレーム40の後方に
移動すると、ワイヤ50の一端50aに下向きに引っ張る張
力を付加することとなる。
【0028】即ち、インパクタ60及び楔部材66により張
力付加装置の作用が奏される。従って、前述の第1実施
例と同様な作用・効果が奏されることとなる。次に本発
明の請求項4に記載のキャブオーバ型車両のキャブメン
バ構造に係る第3実施例について、図5を参照しつつ、
説明する。なお、第1実施例とキャブ2内における構
成、作用は同一であるので、説明を省略する。
力付加装置の作用が奏される。従って、前述の第1実施
例と同様な作用・効果が奏されることとなる。次に本発
明の請求項4に記載のキャブオーバ型車両のキャブメン
バ構造に係る第3実施例について、図5を参照しつつ、
説明する。なお、第1実施例とキャブ2内における構
成、作用は同一であるので、説明を省略する。
【0029】本第3実施例に係る構成として、サイドレ
ール41の車両先端部において、インパクタ70がピン71を
回動中心として回動可能に設けられている。インパクタ
70は強固な部材よりなっており、先端72は前記ピン71よ
り上方に位置し、キャブ2の先端2aより突出するよう
にシャシフレーム40の先端40aより突出して形成され、
また後端の前記ピン71より下方に位置する孔73にはワイ
ヤ50の他端50bが係止される。
ール41の車両先端部において、インパクタ70がピン71を
回動中心として回動可能に設けられている。インパクタ
70は強固な部材よりなっており、先端72は前記ピン71よ
り上方に位置し、キャブ2の先端2aより突出するよう
にシャシフレーム40の先端40aより突出して形成され、
また後端の前記ピン71より下方に位置する孔73にはワイ
ヤ50の他端50bが係止される。
【0030】次に本第3実施例に係る作用を説明する。
車両が衝突事故を起こした場合、インパクタ70の先端72
がキャブ2の先端2aより突出するように、さらに、シ
ャシフレーム40の先端40aより突出して設けられている
ので、該衝突時にはインパクタ70が被衝突物に接触す
る。さらに、インパクタ70がピン71を回動中心として回
動可能に設けられているので、該衝突時にはインパクタ
70はピン71を回動中心として図5において、時計方向に
回動する。さらに、後端の前記ピン71より下方に位置す
る孔73にはワイヤ50の他端50bが係止されるので、イン
パクタ70が時計方向に回動すると、ワイヤ50の他端50b
が下方に引っ張られることとなる。もって、インパクタ
70が回動すると、ワイヤ50の一端50aに下向きに引っ張
る張力を付加することとなる。
車両が衝突事故を起こした場合、インパクタ70の先端72
がキャブ2の先端2aより突出するように、さらに、シ
ャシフレーム40の先端40aより突出して設けられている
ので、該衝突時にはインパクタ70が被衝突物に接触す
る。さらに、インパクタ70がピン71を回動中心として回
動可能に設けられているので、該衝突時にはインパクタ
70はピン71を回動中心として図5において、時計方向に
回動する。さらに、後端の前記ピン71より下方に位置す
る孔73にはワイヤ50の他端50bが係止されるので、イン
パクタ70が時計方向に回動すると、ワイヤ50の他端50b
が下方に引っ張られることとなる。もって、インパクタ
70が回動すると、ワイヤ50の一端50aに下向きに引っ張
る張力を付加することとなる。
【0031】即ち、インパクタ70は張力付加装置の作用
を奏している。従って、前述の第1実施例と同様な作用
・効果が奏されることとなる。
を奏している。従って、前述の第1実施例と同様な作用
・効果が奏されることとなる。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、車両が衝突事
故を起こした場合にはキャブフロントメンバと前記イン
パネメンバとを連結するステイが下方に引っ張られ、イ
ンパネメンバが前方、即ち運転者の身体との退避方向に
引っ張られることとなり、衝突時にステアリングコラム
及びインパネを含む運転者の前方に配設される機器が運
転者を圧迫することがなく、安全性を確保することが可
能となるという効果がある。
故を起こした場合にはキャブフロントメンバと前記イン
パネメンバとを連結するステイが下方に引っ張られ、イ
ンパネメンバが前方、即ち運転者の身体との退避方向に
引っ張られることとなり、衝突時にステアリングコラム
及びインパネを含む運転者の前方に配設される機器が運
転者を圧迫することがなく、安全性を確保することが可
能となるという効果がある。
【0033】請求項2記載の発明では、ワイヤ部材の中
間部に該ワイヤ部材の張設方向を偏向する偏向装置を設
けることにより、請求項1に記載の発明と同様な効果が
奏される。請求項3記載の発明では、衝突時接触部材の
後方延長線上に該衝突時接触部材が押圧したときに前記
ワイヤ部材に下向きの張力を付加するように該ワイヤ部
材が係止される楔部材を設けることにより、請求項1に
記載の発明と同様な効果が奏される。
間部に該ワイヤ部材の張設方向を偏向する偏向装置を設
けることにより、請求項1に記載の発明と同様な効果が
奏される。請求項3記載の発明では、衝突時接触部材の
後方延長線上に該衝突時接触部材が押圧したときに前記
ワイヤ部材に下向きの張力を付加するように該ワイヤ部
材が係止される楔部材を設けることにより、請求項1に
記載の発明と同様な効果が奏される。
【0034】請求項4記載の発明では、前記衝突時接触
部材を回動部材として、該回動部材の後端に前記ワイヤ
部材を係止することにより、請求項1に記載の発明と同
様な効果が奏される。
部材を回動部材として、該回動部材の後端に前記ワイヤ
部材を係止することにより、請求項1に記載の発明と同
様な効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係るキャブオーバ型車
両のキャブメンバ構造を示す概略断面図
両のキャブメンバ構造を示す概略断面図
【図2】 同上第1実施例の作用を説明するキャブオー
バ型車両のキャブメンバ構造を示す概略断面図
バ型車両のキャブメンバ構造を示す概略断面図
【図3】 本発明の第2実施例に係るキャブオーバ型車
両のキャブメンバ構造を示す要部断面図
両のキャブメンバ構造を示す要部断面図
【図4】 同上第2実施例に係るキャブオーバ型車両の
キャブメンバ構造を示す概略斜視図
キャブメンバ構造を示す概略斜視図
【図5】 本発明の第3実施例に係るキャブオーバ型車
両のキャブメンバ構造を示す要部断面図
両のキャブメンバ構造を示す要部断面図
【図6】 キャブオーバ型車両におけるステアリング装
置取付状態を示す概略図
置取付状態を示す概略図
2 キャブ 3 ステアリング装置 6 インパネ 13 キャブフロントメンバ 14 インパネメンバ 15 ステイ 40 シャシフレーム 43 クロスメンバ 45 貫通孔 47 インパクタ 50 ワイヤ 60 インパクタ 66 楔部材 70 インパクタ
Claims (4)
- 【請求項1】車両のシャシフレームの上にキャブが搭載
されるキャブオーバ型車両において、 キャブ内部の前側に車両横方向に配設された堅固なキャ
ブフロントメンバと、前記キャブフロントメンバの後側
に車両横方向に配設されて、少なくともステアリングコ
ラム及びインパネを含む運転者の前方に配設される機器
を固着するインパネメンバと、前記キャブフロントメン
バと前記インパネメンバとを連結するステイと、シャシ
フレームに車両後方に移動可能に保持されて、先端がキ
ャブ前端部より突出している衝突時接触部材と、前記ス
テイと前記衝突時接触部材との間に張設されたワイヤ部
材と、前記衝突時接触部材が車両後方に移動したときに
前記ワイヤ部材に下向きの張力を付加させる張力付加装
置と、を備えたことを特徴とするキャブオーバ型車両の
キャブメンバ構造。 - 【請求項2】ワイヤ部材の中間部に該ワイヤ部材の張設
方向を偏向する偏向装置を設け、前記張力付加装置が当
該偏向装置を含んで構成されることを特徴とする請求項
1に記載のキャブオーバ型車両のキャブメンバ構造。 - 【請求項3】前記衝突時接触部材の後方延長線上に該衝
突時接触部材が押圧したときに前記ワイヤ部材に下向き
の張力を付加するように該ワイヤ部材が係止される楔部
材を設け、前記張力付加装置が当該楔部材を含んで構成
されることを特徴とする請求項1に記載のキャブオーバ
型車両のキャブメンバ構造。 - 【請求項4】前記衝突時接触部材が回動部材であり、該
回動部材の後端に前記ワイヤ部材が係止され、該衝突時
接触部材が衝突したときに前記ワイヤ部材に下向きの張
力を付加するように該回動部材が回動して、前記張力付
加装置が当該回動部材であることを特徴とする請求項1
に記載のキャブオーバ型車両のキャブメンバ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28049394A JP3439548B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | キャブオーバ型車両のキャブメンバ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28049394A JP3439548B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | キャブオーバ型車両のキャブメンバ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08142876A true JPH08142876A (ja) | 1996-06-04 |
JP3439548B2 JP3439548B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=17625855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28049394A Expired - Fee Related JP3439548B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | キャブオーバ型車両のキャブメンバ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3439548B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000017035A1 (en) * | 1998-09-18 | 2000-03-30 | Volvo Personvagnar Ab | Arrangement for a vehicle dashboard |
CN1081144C (zh) * | 1997-10-29 | 2002-03-20 | 日野自动车工业株式会社 | 转向保持结构 |
WO2006025436A1 (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-09 | Nissan Motor Light Truck Co., Ltd. | ステアリングコラムの支持構造 |
WO2008081218A1 (en) * | 2006-12-29 | 2008-07-10 | Renault Trucks | Truck with mechanical actuator to move the steering wheel to a safety position |
JP2009248818A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Honda Motor Co Ltd | 車体前部構造 |
CN109552396A (zh) * | 2017-09-25 | 2019-04-02 | 郑州宇通客车股份有限公司 | 防撞转向管柱支架结构 |
-
1994
- 1994-11-15 JP JP28049394A patent/JP3439548B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1081144C (zh) * | 1997-10-29 | 2002-03-20 | 日野自动车工业株式会社 | 转向保持结构 |
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JP2006069400A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Nissan Motor Light Truck Co Ltd | ステアリングコラムの支持構造 |
JP4621458B2 (ja) * | 2004-09-02 | 2011-01-26 | 日産ライトトラック株式会社 | ステアリングコラムの支持構造 |
WO2008081218A1 (en) * | 2006-12-29 | 2008-07-10 | Renault Trucks | Truck with mechanical actuator to move the steering wheel to a safety position |
JP2010514619A (ja) * | 2006-12-29 | 2010-05-06 | ルノー・トラックス | ステアリング・ホイールを安全位置まで移動させるための機械式アクチュエータを備える貨物自動車 |
JP2009248818A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Honda Motor Co Ltd | 車体前部構造 |
CN109552396A (zh) * | 2017-09-25 | 2019-04-02 | 郑州宇通客车股份有限公司 | 防撞转向管柱支架结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3439548B2 (ja) | 2003-08-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |