JPH08142736A - 運搬車 - Google Patents

運搬車

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JPH08142736A
JPH08142736A JP30808194A JP30808194A JPH08142736A JP H08142736 A JPH08142736 A JP H08142736A JP 30808194 A JP30808194 A JP 30808194A JP 30808194 A JP30808194 A JP 30808194A JP H08142736 A JPH08142736 A JP H08142736A
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Takuzo Sasaki
卓蔵 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車両本体の右側または左側へ荷卸しする構造が
簡単で製造コストが安い。荷卸しが容易で使い勝手が良
好である。 【構成】車両本体11の上部には、運搬物の収容部12
が設けられている。車両本体11は、上部に支持部2
6,27を有している。収容部12は上部が開放してい
る。収容部12は、動力により両方向に回転可能に支持
部26,27に設けられている。収容部12は、その開
放端の右側または左側が収容部12で最も低くなるまで
回転可能である。収容部12の回転中心は車両本体11
の縦中心線に沿って収容部12の内側を通っている。収
容部12の回転中心より底部側の部分は回転中心からほ
ぼ等距離に位置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両本体の上部に運搬
物の収容部が設けられ、例えば木材を積載、運搬するた
めに用いられる運搬車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の運搬車としては、例えば、特開平
6−32168号公報に示すものがある。すなわち、車
両本体上の荷台をシリンダーで持ち上げ、車両本体の右
側または左側の支軸を中心として荷台を右側または左側
に傾斜させて、砂利等の積載物の荷卸しを容易にするよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
運搬車では、荷台を右側または左側へ傾斜させて荷卸し
するための構造が複雑で製造コストが嵩み、また、荷卸
しするには、係止ピンを外したり、横扉を開いたりする
操作が必要で、使い勝手が悪いという問題点があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、車両本体の右側または左側へ荷卸
しする構造が簡単で製造コストが安く、また、荷卸しが
容易で使い勝手が良好な運搬車を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明に係る運搬車は、車両本体の上部
に運搬物の収容部が設けられた運搬車であって、前記車
両本体は前記収容部の支持部を有し、前記収容部は上部
が開放しており、前記収容部はその開放端の一部が前記
収容部で最も低くなるまで動力により両方向に回転可能
に前記支持部に設けられ、その回転中心は前記車両本体
の縦中心線に沿って前記収容部の内側を通ること、を特
徴とする。
【0006】収容部を回転させる動力は、油圧であって
も、電力であってもよく、その他、いかなる動力であっ
てもよい。収容部は、その中に運搬物を収容することが
できれば、フレーム状、箱状、その他、いかなる構造か
らなっていてもよい。
【0007】請求項2の本発明に係る運搬車は、請求項
1の運搬車において、前記収容部の前記回転中心より底
部側の部分は前記回転中心からほぼ等距離に位置するこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1の本発明に係る運搬車では、収容部内
に上部から例えば木材などの運搬物を積載し、運搬する
ことができる。荷卸しの際には、収容部を動力により右
または左方向に回転させ傾斜させて、開放した上部を下
げ、その上部から運搬物を外へ出すことができる。収容
部の回転中心は収容部の内側を通るため、収容部の下側
に回転中心がある場合に比べて、収容部の底部を低い位
置に設定しても収容部を回転させることができる。収容
部を低い位置に設定することにより、重心を低くし、安
定した走行が可能となる。
【0009】請求項2の本発明に係る運搬車では、収容
部の回転中心より底部側の部分は回転中心からほぼ等距
離に位置するため、収容部の底部を低い位置に設定する
とともに収容部の容量を大きくして、収容部を回転させ
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例につい
て説明する。図1および図2は、本発明の一実施例を示
している。図1および図2に示すように、運搬車10
は、車両本体11と、収容部12と、クレーン13とを
有している。
【0011】車両本体11は、無限軌道車(キャリアダ
ンプ)であり、山道を走行しやすくなっている。車両本
体11は、その上の前部にキャビン21を有している。
キャビン21には、車両本体11の運転席が設けられて
いる。収容部12は、車両本体11の前後方向に並列に
並んだ複数のU字状のフレーム22,22,…の底部お
よび側部に、その前後方向に延びる複数の梁23,2
3,…を固定し、前部および後部を扇形の板24,25
で塞いで構成されている。収容部12は、フレーム2
2,22,…と梁23,23,…と板24,25とによ
り構成されるため、軽量である。収容部12は、車両本
体11の上部に設けられている。収容部12は、上部が
開放しており、上部から木材を積載するようになってい
る。
【0012】図2に示すように、車両本体11は、その
上部に、収容部12を支持するための1対の支持部2
6,27を有している。一方の支持部26はキャビン2
1のフレームから成り、他方の支持部27は車両本体1
1の後部に設けられている。支持部27は、支柱から成
り、車両本体11の上部に垂直に設けられている。
【0013】収容部12は、支持部26,27に回転可
能に取り付けられている。板24,25にはそれぞれギ
ヤ28,29が固定され、ギヤ28,29はそれぞれ支
持部26,27に回転軸により回転可能に取り付けられ
ている。図1(A),(B)に示すように、収容部12
の回転中心Aは、車両本体11の縦中心線に沿って収容
部12の内側を通っている。収容部12はU字状のフレ
ーム22,22,…から構成されるため、収容部12の
回転中心Aより底部側の部分は回転中心Aからほぼ等距
離に位置している。収容部12の底部と車両本体11と
の間には、互いに擦らないよう間隔があけられている。
【0014】支持部26には、油圧モータ30が取り付
けられている。油圧モータ30の駆動軸にはギヤ31が
固定されており、ギヤ31はギヤ28と噛合している。
これにより、収容部12は、上部の開放端12aの右側
または左側が収容部12で最も低くなるまで両方向に回
転可能となっている。収容部12の回転操作部は、キャ
ビン21内に設けられている。クレーン13は、車両本
体11の上部の最後尾に設けられている。
【0015】次に、作用を説明する。運搬車10では、
図1(A)に示す状態で、クレーン13を用いて、収容
部12内に上部から木材などの運搬物を積載し、運搬す
ることができる。荷卸しの際には、回転操作部を操作し
て油圧モータ30を駆動し、図1(B)に示すように、
荷卸しの位置に応じて収容部12を右または左方向に回
転させ傾斜させて、開放した上部を下げる。これによ
り、収容部12内の木材を外へ転がり落とし、荷卸しす
ることができる。収容部12内の木材は、U字状のフレ
ーム22,22,…の上に載っているため、転がり出や
すくなっている。
【0016】従来の運搬車では、荷卸しの際、荷台の横
扉を開く必要があり面倒であったが、運搬車10では、
その必要がなく荷卸しが容易で使い勝手が良好である。
また、運搬車10は、収容部12がその内側を通る回転
中心Aにより両方向に回転可能に設けられ、上部の開放
端12aの右側または左側が収容部12で最も低くなる
まで回転して荷卸しするようになっているので、荷卸し
する構造が簡単で製造コストを安くすることができる。
【0017】運搬車10では、収容部12の回転中心A
は収容部12の内側を通るため、収容部12の下側に回
転中心がある場合に比べて、収容部12の底部を低い位
置に設定しても車両本体11に当たらずに収容部12を
回転させることができる。また、収容部12の回転中心
Aより底部側の部分は回転中心Aからほぼ等距離に位置
するため、収容部12の底部を低い位置に設定するとと
もに収容部12の容量を大きくして、収容部12を回転
させることができる。収容部12を低い位置に設定する
ことにより、重心を低くし、安定した走行を可能にする
ことができる。
【0018】なお、前記実施例では、木材を運搬するた
めの運搬車について例示したが、収容部の構造を適宜変
えることにより、砂利、廃材、その他のものを積載、運
搬するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る運搬車によれば、収容部が
その内側を通る回転中心により両方向に回転可能に設け
られ、上部の開放端の一部が収容部で最も低くなるまで
回転して荷卸しするようになっているので、車両本体の
右側または左側へ荷卸しする構造が簡単で製造コストを
安くすることができ、また、荷卸しが容易で使い勝手が
良好である。
【0020】特に、請求項2の本発明に係る運搬車で
は、収容部の底部側の部分が回転中心からほぼ等距離に
位置するので、収容部の底部を低い位置に設定して重心
を低くし安定した走行を可能にするとともに収容部の容
量を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の運搬車の(A)収容部の運
搬物を積載する状態を示す説明図、(B)収容部の荷卸
しする状態を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施例の運搬車の側面図である。
【符号の説明】
10 運搬車 11 車両本体 12 収容部 13 クレーン 26,27 支持部 30 油圧モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両本体の上部に運搬物の収容部が設けら
    れた運搬車であって、 前記車両本体は前記収容部の支持部を有し、 前記収容部は上部が開放しており、前記収容部はその開
    放端の一部が前記収容部で最も低くなるまで動力により
    両方向に回転可能に前記支持部に設けられ、その回転中
    心は前記車両本体の縦中心線に沿って前記収容部の内側
    を通ること、 を特徴とする運搬車。
  2. 【請求項2】前記収容部の前記回転中心より底部側の部
    分は前記回転中心からほぼ等距離に位置することを特徴
    とする請求項1記載の運搬車。
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JP2018025068A (ja) * 2016-08-12 2018-02-15 日本エイキ株式会社 生コンクリート運搬用台車
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JP2863787B2 (ja) 1999-03-03

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